JP6403327B2 - 信号処理装置、水中探知装置、及びレーダ装置 - Google Patents
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Description
図1は、水中探知装置1の構成を示すブロック図である。水中探知装置1は、図1に示すように、トランスデューサ10(送信部、受信部)と、送信機11と、送受切替部15と、受信機20と、操作・表示装置40とを備えている。
信号処理部30は、受信信号を処理して到来波の到来方向および強度を推定する処理を行う。信号処理部30は、詳しくは後述するが、到来波の到来方向を推定する際に用いられる受信信号ベクトルのうち、所定の条件を満たす受信信号ベクトルを選択する。そして、信号処理部30は、当該受信信号ベクトルを用いて到来波の到来方向を推定することにより、物標の方位を正確に導出することができる。以下、信号処理部30について詳細に説明する。
上述のように、対象相関行列選択部35では、各相関行列の微分のノルムが閾値dRmax以下の相関行列を、対象相関行列RSJTnとして選択する。言い換えれば、対象相関行列選択部35において選択されない相関行列は、上述したノルムが閾値を超える相関行列である。このような相関行列は、到来波の波面の立ち上がり部分(又は立ち下がり部分)における相関行列であり、例えば図2の場合では、t2〜t4の範囲内の各時刻における受信信号ベクトルに基づいて生成された相関行列R2〜R4である。このような相関行列が、到来方向を推定するために用いられる対象相関行列から除外される理由を、以下で説明する。
以上のように、本実施形態に係る水中探知装置1の信号処理部30では、複数の受信信号ベクトルの中から、物標の方位を推定するために用いられる対象受信信号ベクトルが選択される。こうすると、物標の方位分解能が劣化する要因となる受信信号ベクトルを除外し、残りの受信信号ベクトルで物標の方位を推定することが可能になる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
X=USVH ・・・(1)
図9に示すように、レーダ装置1cは、アンテナ10a(送信部、受信部)と、送信機11と、送受切替部15と、受信機20と、操作・表示装置40とを備えている。
1c レーダ装置(探知装置)
30,30a〜30c 信号処理部(信号処理装置)
30d 信号処理装置
31 信号ベクトル生成部
34,39 対象信号ベクトル選択部
37,37a 到来波演算部(物標方位推定部)
37b 物標方位推定部
Aj 超音波振動子(受信素子)
Bj アンテナ素子(受信素子)
Claims (13)
- 複数の受信素子のそれぞれで受波された受信波から得られる受信信号に基づいて受信信号ベクトルを生成する信号ベクトル生成部と、
異なるタイミングで生成された複数の前記受信信号ベクトルの中から対象受信信号ベクトルを選択する対象信号ベクトル選択部と、
複数の前記対象受信信号ベクトルに基づいて、前記受信波が到来した方位を推定する物標方位推定部と、
を備えていることを特徴とする、信号処理装置。 - 請求項1に記載の信号処理装置において、
前記対象信号ベクトル選択部は、前記受信信号ベクトルに含まれる複数の前記受信信号の強度のばらつき度合いに基づいて、前記対象受信信号ベクトルを選択することを特徴とする、信号処理装置。 - 請求項2に記載の信号処理装置において、
前記ばらつき度合いは、標準偏差、最大値と最小値との差としての範囲、又は分散であることを特徴とする、信号処理装置。 - 請求項2又は請求項3に記載の信号処理装置において、
前記対象信号ベクトル選択部は、前記ばらつき度合いに基づく値が閾値以下となる前記受信信号ベクトルを前記対象受信信号ベクトルとして選択することを特徴とする、信号処理装置。 - 請求項1に記載の信号処理装置において、
前記対象信号ベクトル選択部は、各前記受信信号ベクトルの相関行列を生成する相関行列生成部を有し、該相関行列生成部で生成された複数の前記相関行列の中から対象相関行列を選択することにより、前記対象受信信号ベクトルを選択することを特徴とする、信号処理装置。 - 請求項5に記載の信号処理装置において、
前記対象信号ベクトル選択部は、複数の前記相関行列のそれぞれの時間的変化に基づいて、前記対象相関行列を選択することを特徴とする、信号処理装置。 - 請求項6に記載の信号処理装置において、
前記時間的変化は、各前記相関行列の微分値であることを特徴とする、信号処理装置。 - 請求項7に記載の信号処理装置において、
前記対象信号ベクトル選択部は、前記微分値に基づく値が閾値以下となる前記相関行列を前記対象相関行列として選択することを特徴とする、信号処理装置。 - 請求項4又は請求項8に記載の信号処理装置において、
前記閾値は、所定値として設定され、又は、ノイズレベルに応じて設定されることを特徴とする、信号処理装置。 - 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の信号処理装置において、
前記物標方位推定部は、ビームフォーミング法又は適応ビームフォーミング法を用いて前記受信波が到来した方位を推定することを特徴とする、信号処理装置。 - 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の信号処理装置において、
前記複数の受信素子は、送信部から送信された送信波が物標で反射して帰来する反射波を、前記受信波として受波し、
前記信号ベクトル生成部は、前記反射波から得られる前記受信信号に基づいて前記受信信号ベクトルを生成することを特徴とする、信号処理装置。 - 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の信号処理装置を備えた、水中探知装置。
- 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の信号処理装置を備えた、レーダ装置。
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JP2015002332A JP6403327B2 (ja) | 2015-01-08 | 2015-01-08 | 信号処理装置、水中探知装置、及びレーダ装置 |
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