JP6402760B2 - 圧延機における形状制御方法および装置 - Google Patents
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Description
前記検出値と前記アクチュエータの操作量との相関に基づいて、前記アクチュエータ動作に対する伸び率分布変化の相関係数が最小となるむだ時間を同定し、同定したむだ時間に基づいて形状影響係数を同定し、同定した形状影響係数に基づいて制御ゲインを変更することを特徴とする圧延機における形状制御方法。
前記検出値と前記アクチュエータの操作量との相関に基づいて、前記アクチュエータ動作に対する伸び率分布変化の相関係数が最小となるむだ時間を同定し、同定したむだ時間に基づいて形状影響係数を同定し、同定した形状影響係数に基づいて制御ゲインを変更する形状影響係数同定装置を具備することを特徴とする圧延機における形状制御装置。
前記検出値と前記アクチュエータの操作量との相関に基づいて、前記アクチュエータ動作に対する伸び率分布変化の相関係数が最小となるむだ時間を同定し、同定したむだ時間に基づいて形状影響係数を同定し、
同定した形状影響係数に対して、前記相関係数、前記アクチュエータ動作量、前記伸び率分布変化、および前記同定したむだ時間のいずれかまたはそれらの組合せのそれぞれに閾値を設けるフィルタ処理を行い、該フィルタ処理によって得た形状影響係数を蓄積し、蓄積した形状影響係数のヒストグラムにおける所定の統計値からの形状影響係数に基づいて制御ゲインを変更することを特徴とする圧延機における形状制御方法。
前記検出値と前記アクチュエータの操作量との相関に基づいて、前記アクチュエータ動作に対する伸び率分布変化の相関係数が最小となるむだ時間を同定し、同定したむだ時間に基づいて形状影響係数を同定し、
同定した形状影響係数に対して、前記相関係数、前記アクチュエータ動作量、前記伸び率分布変化、および前記同定したむだ時間のいずれかまたはそれらの組合せのそれぞれに閾値を設けるフィルタ処理を行い、該フィルタ処理によって得た形状影響係数を蓄積し、蓄積した形状影響係数のヒストグラムにおける所定の統計値からの形状影響係数に基づいて制御ゲインを変更する形状影響係数同定装置を具備することを特徴とする圧延機における形状制御装置。
(1)同定したデータの相関があるかを判断するための相関係数
(2)ベンダー動作が十分かを判断するためのベンダー圧力
(3)形状変化(伸び率分布変化)が十分かを判断するための形状2次成分
(4)物理的に妥当なむだ時間かを判断するためのベンダーむだ時間
図7は、フィルタ処理して得た影響係数の一例を示す図である。横軸に60分にわたる時間推移をとり、上図に圧延速度を下図に影響係数をそれぞれ示している。
(11)相関係数 > 0.7
(21)1kgf/cm2 < ベンダー圧力標準偏差 < 5kgf/cm2
(31)1×10-5< 形状2次成分標準偏差 < 5×10-5
(41)圧延速度によるむだ時間計算値-0.2sec < むだ時間同定値 < 圧延速度によるむだ時間計算値+0.2sec
図7の下図にみるように、フィルタ処理前の影響係数(実線で示す)は大きくばらついているものの、上記フィルタ処理を行って外乱の影響を除去したため、黒抜き○で示す影響係数のばらつきは大幅に低減しコイルあたり数個の影響係数が安定して得られている。さらに、事前の実験値(-0.63)と比較しても大きく乖離しておらず値の確からしさも見て取れる。
2 圧延スタンド
3 形状検出器
4 形状制御装置
5 形状制御アクチュエータ
6 形状影響係数同定装置
Claims (5)
- 圧延スタンド出側での圧延材の幅方向伸び率分布を検出し、この検出値と予め設定される目標伸び率分布とから形状制御アクチュエータを操作する、圧延機における形状制御方法において、
前記検出値と前記アクチュエータの操作量との相関に基づいて、前記アクチュエータ動作に対する伸び率分布変化の相関係数が最小となるむだ時間を同定し、同定したむだ時間に基づいて形状影響係数を同定し、
同定した形状影響係数に対して、前記相関係数、前記アクチュエータ動作量、前記伸び率分布変化、および前記同定したむだ時間のいずれかまたはそれらの組合せのそれぞれに閾値を設けるフィルタ処理を行い、フィルタ処理して得た形状影響係数に基づいて制御ゲインを変更することを特徴とする圧延機における形状制御方法。 - 圧延スタンド出側で形状検出器により圧延材の幅方向伸び率分布を検出し、この検出値と予め設定される目標伸び率分布とから形状制御アクチュエータを操作する、圧延機における形状制御装置において、
前記検出値と前記アクチュエータの操作量との相関に基づいて、前記アクチュエータ動作に対する伸び率分布変化の相関係数が最小となるむだ時間を同定し、同定したむだ時間に基づいて形状影響係数を同定し、同定した形状影響係数に対して、前記相関係数、前記アクチュエータ動作量、前記伸び率分布変化、および前記同定したむだ時間のいずれかまたはそれらの組合せのそれぞれに閾値を設けるフィルタ処理を行い、フィルタ処理して得た形状影響係数に基づいて制御ゲインを変更する形状影響係数同定装置を具備することを特徴とする圧延機における形状制御装置。 - 圧延スタンド出側での圧延材の幅方向伸び率分布を検出し、この検出値と予め設定される目標伸び率分布とから形状制御アクチュエータを操作する、圧延機における形状制御方法において、
前記検出値と前記アクチュエータの操作量との相関に基づいて、前記アクチュエータ動作に対する伸び率分布変化の相関係数が最小となるむだ時間を同定し、同定したむだ時間に基づいて形状影響係数を同定し、
同定した形状影響係数に対して、前記相関係数、前記アクチュエータ動作量、前記伸び率分布変化、および前記同定したむだ時間のいずれかまたはそれらの組合せのそれぞれに閾値を設けるフィルタ処理を行い、該フィルタ処理によって得た形状影響係数を蓄積し、蓄積した形状影響係数のヒストグラムにおける所定の統計値からの形状影響係数に基づいて制御ゲインを変更することを特徴とする圧延機における形状制御方法。 - 圧延スタンド出側で形状検出器により圧延材の幅方向伸び率分布を検出し、この検出値と予め設定される目標伸び率分布とから形状制御アクチュエータを操作する、圧延機における形状制御装置において、
前記検出値と前記アクチュエータの操作量との相関に基づいて、前記アクチュエータ動作に対する伸び率分布変化の相関係数が最小となるむだ時間を同定し、同定したむだ時間に基づいて形状影響係数を同定し、
同定した形状影響係数に対して、前記相関係数、前記アクチュエータ動作量、前記伸び率分布変化、および前記同定したむだ時間のいずれかまたはそれらの組合せのそれぞれに閾値を設けるフィルタ処理を行い、該フィルタ処理によって得た形状影響係数を蓄積し、蓄積した形状影響係数のヒストグラムにおける所定の統計値からの形状影響係数に基づいて制御ゲインを変更する形状影響係数同定装置を具備することを特徴とする圧延機における形状制御装置。 - 請求項1または3に記載の圧延機における形状制御方法を用いて、鋼板を製造することを特徴とする鋼板の製造方法。
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