JP6401048B2 - 熱収縮チューブ取付装置及び熱収縮チューブ取付方法 - Google Patents

熱収縮チューブ取付装置及び熱収縮チューブ取付方法 Download PDF

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Description

本発明は、熱収縮チューブ取付装置及び熱収縮チューブ取付方法に関するものである。
従来より、搬送手段により熱収縮チューブ及びコア部材を搬送して、ガイドブロックのガイド孔に挿入することにより、自動で熱収縮チューブ内にコア部材を挿入するチューブ挿入装置が考えられている(特許文献1〜7)。また、コア部材を通した熱収縮チューブを加熱することにより、熱収縮させてコア部材に取り付ける加熱装置も提案されている(特許文献8)。
しかしながら、上述した従来のチューブ挿入装置は、熱収縮チューブにコア部材を挿入するまで自動的にできるが、その後、加熱装置により加熱するまで自動的に行うことが考えられていなかった。
特開2009−45699号公報 特開平9−138317号公報 特開平7−264742号公報 特開2011−255451号公報 特開平8−11026号公報 特開2003−189439号公報 特開平8−148197号公報 特開2008−118749号公報
そこで、本発明は、熱収縮チューブのコア部材の挿入から加熱まで自動的に行うことができる熱収縮チューブ取付装置及び熱収縮チューブ取付方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1記載の発明は、熱収縮チューブ内にコア部材を挿入するためのガイド孔が設けられたガイドブロックと、前記熱収縮チューブを搬送して前記ガイド孔に挿入させる第1の搬送手段と、前記コア部材が挿入された前記熱収縮チューブを加熱して収縮させる加熱手段と、前記ガイドブロックにより前記コア部材が挿入された前記熱収縮チューブを前記加熱手段に搬送する第2の搬送手段と、を備え、前記加熱手段が、前記熱収縮チューブを加熱させるための熱源と、前記熱収縮チューブを把持するチューブ把持手段と、先端側で前記熱収縮チューブから露出した前記コア部材を把持するコア把持手段と、を有し、加熱中、前記チューブ把持手段が、前記熱収縮チューブの先端を前記コア把持手段に突き当てて荷重をかけるように前記熱収縮チューブを把持していることを特徴とする熱収縮チューブ取付装置に存する。
請求項2記載の発明は、熱収縮チューブ内にコア部材を挿入するためのガイド孔が設けられたガイドブロックと、前記熱収縮チューブを搬送して前記ガイド孔に挿入させる第1の搬送手段と、前記コア部材が挿入された前記熱収縮チューブを加熱して収縮させる加熱手段と、前記ガイドブロックにより前記コア部材が挿入された前記熱収縮チューブを前記加熱手段に搬送する第2の搬送手段と、を備え、前記第1の搬送手段と前記ガイドブロックとの間に配置され、前記第1の搬送手段から搬送される前記チューブを通すチューブ孔が設けられたチューブガイドを備え、前記チューブガイドのチューブ孔の大きさが可変に設けられたことを特徴とする熱収縮チューブ取付装置に存する。
請求項3記載の発明は、熱収縮チューブ内にコア部材を挿入するためのガイド孔が設けられたガイドブロックと、前記熱収縮チューブを搬送して前記ガイド孔に挿入させる第1の搬送手段と、前記コア部材が挿入された前記熱収縮チューブを加熱して収縮させる加熱手段と、前記ガイドブロックにより前記コア部材が挿入された前記熱収縮チューブを前記加熱手段に搬送する第2の搬送手段と、を備え、前記ガイド孔は、前記ガイドブロックを貫通して設けられ、前記ガイド孔の内側面には、貫通方向両端部に中心に向かうに従って前記ガイド孔が小さくなるようなテーパ面がそれぞれ設けられることを特徴とする熱収縮チューブ取付装置に存する。
請求項4記載の発明は、前記熱収縮チューブが前記ガイド孔に挿入された後、前記ガイドブロックを略90°回転させる回転駆動手段、を備え、前記ガイドブロック及び前記加熱手段が、前記第1の搬送手段の搬送方向に沿って並べて設けられていることを特徴とする請求項1〜3何れか1項に記載の熱収縮チューブ取付装置に存する。
請求項5記載の発明は、第1の搬送手段により搬送された熱収縮チューブをガイドブロックに設けたガイド孔の一方の開口から挿入させるチューブ挿入工程と、前記熱収縮チューブが挿入された前記ガイドブロックを略90°回転させる回転工程と、回転後、前記ガイド孔の他方の開口からコア部材を通して、前記熱収縮チューブ内に前記コア部材を挿入するコア挿入工程と、前記ガイドブロックから前記熱収縮チューブ内に挿入された前記コア部材を取り出す取出工程と、第2の搬送手段により前記ガイドブロックから取り出した前記熱収縮チューブ内に挿入されたコア部材を、前記第1の搬送手段と同一方向に搬送させて、加熱手段まで搬送する搬送工程と、前記加熱手段により前記熱収縮チューブを加熱して収縮させる加熱工程と、を備えたことを特徴とする熱収縮チューブ取付方法に存する。
以上説明したように請求項1〜3記載の発明によれば、熱収縮チューブ内へのコア部材の挿入から熱収縮チューブの加熱までを自動的に行うことができる。
請求項記載の発明によれば、加熱中、チューブ把持手段が、熱収縮チューブの先端をコア把持手段に突き当てて荷重をかけるように熱収縮チューブを把持しているので、熱収縮チューブの先端がコア把持手段との突き当て位置で収縮されることになり、熱収縮チューブの位置決めを行うことができる。
請求項記載の発明によれば、チューブガイドのチューブ孔の大きさが可変に設けられているので、チューブ孔に熱収縮チューブを挿入した後、チューブ孔の大きさを小さくすれば、第1の搬送手段により搬送された熱収縮チューブの先端をガイド孔に向けて矯正することができる。
請求項記載の発明によれば、回転駆動手段が、熱収縮チューブがガイド孔に挿入された後、ガイドブロックを略90°回転させるので、第1の搬送手段の搬送方向と略90°の方向からコア部材をガイド孔に挿入することができる。これにより、コア部材を第1の搬送手段の搬送方向と逆側に搬送して、ガイド孔に挿入する必要がなくなり、ガイドブロック及び加熱手段を第1の搬送手段の搬送方向に沿って並べることができる。これにより、第2の搬送手段としては、第1の搬送手段と同じ搬送方向に搬送するだけでよく、搬送経路が簡単となり、簡素化を図ることができる。
請求項5記載の発明によれば、熱収縮チューブがガイド孔に挿入された後、ガイドブロックを略90°回転させた後、コア部材をガイド孔に挿入している。これにより、コア部材を第1の搬送手段の搬送方向と逆側に搬送して、ガイド孔に挿入する必要がなくなり、ガイドブロック及び加熱手段を第1の搬送手段の搬送方向に沿って並べることができる。これにより、第2の搬送手段としては、第1の搬送手段と同じ搬送方向に搬送するだけでよく、搬送経路が簡単となり、簡素化を図ることができる。
本発明の熱収縮チューブ取付装置の一実施形態を示す図である。 (A)〜(D)は、図1に示すチューブガイドにより熱収縮チューブがまっすぐに矯正されて、ガイドブロックのガイド孔に挿入される様子を示す図である。 (A)は、図2(A)のときのチューブガイドの正面図であり、(B)は、図2(B)のときのチューブガイドの正面図である。 (A)〜(C)は図1に示すガイドブロックに設けられたガイド孔について説明するための図である。 (A)〜(C)は図1に示す加熱ユニットのチューブ保持チャック及びドレイン線保持チャックの詳細を説明するための図である。 熱収縮チューブをガイドブロックに向けて搬送しているときの図1に示す熱収縮チューブ取付装置を示す図である。 搬送された熱収縮チューブをガイドブロックのガイド孔に挿入したときの図1に示す熱収縮チューブ取付装置を示す図である。 ガイドブロックのガイド孔に挿入された熱収縮チューブを切断したときの図1に示す熱収縮チューブ取付装置を示す図である。 熱収縮チューブを切断した後、ガイドブロックを略90°回転させたときの図1に示す熱収縮チューブ取付装置を示す図である。 90°回転させたガイドブロックのガイド孔にドレイン線を挿入したときの図1に示す熱収縮チューブ取付装置を示す図である。 ガイドブロックを解放して熱収縮チューブが外装されたドレイン線を取り出したときの図1に示す熱収縮チューブ取付装置を示す図である。 熱収縮チューブが外装されたドレイン線を加熱ユニットに搬送したときの図1に示す熱収縮チューブ取付装置を示す図である。 熱収縮チューブが外装されたドレイン線を加熱ユニットにセットした状態を示す図である。 加熱収縮された熱収縮チューブが外装されたドレイン線を受け部に向けて搬送したときの図1に示す熱収縮チューブ取付装置を示す図である。 搬送されたドレイン線を受け部に収容したときの図1に示す熱収縮チューブ取付装置を示す図である。
以下、本発明の熱収縮チューブ取付装置について図1〜図15を参照して説明する。同図に示す熱収縮チューブ取付装置は、熱収縮チューブ(以下、単に「チューブ」と略記する)内に例えばシールド線12を構成するドレイン線12bを挿入した後、チューブを加熱して収縮させるまでを自動的に行う装置である。シールド線12は、図10などに示すように、複数の被覆電線12a及びコア部材としてのドレイン線12bを束ね、一括して周知の金属箔シールドにより覆い、さらにその外側を絶縁性のシース12cで覆って構成している。ドレイン線12bは金属箔シールドに接続されている。
図1などに示すように、熱収縮チューブ取付装置1は、チューブ供給ロール2と、第1の搬送手段としての第1の搬送部3と、切断部4と、チューブガイド5と、ガイドユニット6と、第2の搬送手段としての第2の搬送部7と、加熱手段としての加熱ユニット8と、第3の搬送部9と、受け部10と、を備えている。上述したチューブ供給ロール2、第1の搬送部3、及び、加熱ユニット8は、フロア上に置かれた基台11上に第1の搬送部3の搬送方向Y1に沿って並べて配置されている。本実施形態では搬送方向Y1は水平方向である。
チューブ供給ロール2は、チューブTが巻き付けられたリール21から構成されている。チューブ供給ロール2は、リール21から引き出されたチューブTの長手方向が搬送方向Y1に沿うように配置されている。
第1の搬送部3は、チューブ供給ロール2から供給されたチューブTを後述するガイドブロック61に搬送する。第1の搬送部3は、チューブ供給チャック31と、チューブ供給チャック31を支持する支持部32と、を備えている。チューブ供給チャック31は、図示しない駆動源によりチューブ供給ロール2から引き出されたチューブTを着脱自在に把持する周知のチャックである。
支持部32は、基台11に対して搬送方向Y1に沿ってスライド自在に取り付けられている。第1の搬送部3は、図示しない駆動源により、チューブ供給チャック31によりチューブTを把持するチューブ把持位置(図4(A)の点線、図6)と、把持したチューブTをガイドブロック61に挿入するチューブ挿入位置(図4(A)の実線、図7)と、の間で搬送方向Y1に沿ってスライドされる。
切断部4は、ガイドブロック61に挿入されたチューブTを切断する。切断部4は、切断刃41を有し、図示しない駆動源により、その切断刃41を鉛直方向Y2にスライドできるように設けられている。切断刃41は、その先端がチューブTよりも基台11から離れた側に位置づけられる待機位置(図7)と、その先端がチューブTよりも基台11側に位置し、チューブTを切断する切断位置(図8)と、の間で鉛直方向Y2に沿ってスライドされる。
チューブガイド5は、第1の搬送部3によって搬送されたチューブTを搬送方向Y1に沿ってまっすぐに矯正するためのガイドである。チューブガイド5は、第1の搬送部3及びガイドユニット6との間に配置されている。チューブガイド5は、図2及び図3に示すように、一対のガイド板51を有している。一対のガイド板51はそれぞれ、搬送方向Y1に垂直に設けられ、図示しない駆動源により搬送方向Y1及び鉛直方向Y2の双方に直交する直交方向Y3(図3)にスライド自在に設けられている。
また、一対のガイド板51にはそれぞれ、図3に示すように、V字状の凹部51aが設けられている。一対のガイド板51は、互いに近づく方向にスライドさせると、図2(B)や図3(B)などに示すように、一部が搬送方向Y1に重なり、凹部51aによってチューブTを通すチューブ孔52が形成される。このチューブ孔52は、一対のガイド板51を互いに近づけるほど、小さくなる。すなわち、チューブ孔52はその大きさが可変に設けられている。
このチューブ孔52の中心と、後述するガイドブロック61のガイド孔61aの中心と、が搬送方向Y1に沿った同軸上に配置される。これにより、図2(A)及び図3(A)に示すように、リール21に巻かれているため、チューブTの先端が曲がっていたとしてもチューブ孔52を大きくすれば、チューブ孔52にチューブTの先端を簡単に挿入することができる。その後、図2(B)及び図3(B)に示すように、一対のガイド板51を互いに近づけ、チューブ孔52を小さくすると、チューブTの先端部を搬送方向Y1に沿ってまっすぐに矯正することができる。
ガイドユニット6は、チューブT内にドレイン線12bを挿入して、ドレイン線12bにチューブTを外装する。ガイドユニット6は、ガイドブロック61と、チューブ保持チャック62と、ドレイン線突き当てプレート63と、を有している。ガイドブロック61には、チューブT内にドレイン線12bを挿入するためのガイド孔61aが設けられている。ガイド孔61aは、ガイドブロック61を貫通して設けられ、図4に示すように、一方の開口61a1からチューブTが挿入され、他方の開口61a2からドレイン線12bが挿入される。
ガイド孔61aの開口61a1は、上記チューブTの外径よりも大きい。そして、ガイド孔61aの内側面には、開口61a1から開口61a2側に向かうに従ってガイド孔61aが小さくなるように傾斜したテーパ面61a3と、テーパ面61a3よりも開口61a2側に設けられ、ガイド孔61aがチューブTの外径とほぼ同じで一定になるストレート面61a4と、が貫通方向に連続して設けられている。
ガイド孔61aの開口61a2は、上記ドレイン線12bの外径よりも大きい。そして、ガイド孔61aの内側面には、開口61a2から開口61a1側に向かうに従ってガイド孔61aが小さくなるように傾斜したテーパ面61a5と、テーパ面61a5よりも開口61a1側に設けられ、ガイド孔61aがドレイン線12bの外径とほぼ同じで一定になるストレート面61a6と、が貫通方向に連続して設けられている。上記ストレート面61a4及び61a6間には段差面が形成され、この段差面がチューブTの先端と当接する当接面61a7となる。
また、ガイドブロック61は、図示しない回転駆動源(=回転駆動手段)により、図6〜図8に示すように、ガイド孔61aの貫通方向を搬送方向Y1に沿わせてチューブTを挿入するチューブ挿入位置と、図9及び図10に示すように、ガイド孔61aの貫通方向を鉛直方向Y2に沿わせてドレイン線12bを挿入するドレイン線挿入位置と、の間で回転自在に設けられている。
また、ガイドブロック61は、図4(C)に示すように、直交方向Y3に2分割した一対のブロック体61bから構成される。一対のブロック体61bは、図示しない駆動源により、互いに近づいてガイド孔61aを形成する挿入位置と、互いに離れてガイド孔61aに挿入されたドレイン線12b及びチューブTを取り出すための解放位置と、の間で直交方向Y3に沿って移動できるように設けられている。
チューブ保持チャック62は、図1に示すように、ガイドブロック61よりも基台11側に設けられ、図示しない駆動源により、ドレイン線挿入位置にあるガイドブロック61から突出しているチューブTを着脱可能に把持する周知のチャックである。チューブ保持チャック62は、図示しない駆動源により、一対のブロック体61bの何れか一方と共に直交方向Y3にスライド自在に設けられる。
即ち、チューブ保持チャック62は、一対のブロック体61bが挿入位置にあるときは、チューブTに近づいて搬送方向Y1両側から把持できる位置に位置付けられる。一方、チューブ保持チャック62は、一対のブロック体61bが解放位置にあるときは、チューブTから離れてチューブTを外装したドレイン線12bを搬送方向Y1に搬送できる位置に位置付けられる。
ドレイン線突き当てプレート63は、ガイドブロック61及びチューブ保持チャック62よりも基台11側に設けられ、ドレイン線挿入位置にあるガイドブロック61から突出しているドレイン線12bの先端に突き当てられる。ドレイン線突き当てプレート63は、鉛直方向Y2と直交するように設けられている。
第2の搬送部7は、チューブTが外装されたドレイン線12bを加熱ユニット8まで搬送する。第2の搬送部7は、ドレイン線チャック71と、電線チャック72と、を有している。ドレイン線チャック71は、チューブ保持チャック62よりも基台11側に設けられ、図11に示すように、図示しない駆動源により、先端側でチューブTから露出したドレイン線12bを着脱自在に把持する周知のチャックである。
ドレイン線チャック71は、ドレイン線12bの搬送方向Y1両側を挟んで、ドレイン線12bを把持する一対のチャック体71aから構成される。一対のチャック体72aは、図示しない駆動源により、例えば直交方向Y3一端部を互いに近づけてドレイン線12bを把持する把持位置と、一端部を互いに離してドレイン線12bの把持を解除する解除位置との間で、直交方向Y3の他端部を中心に回転自在に設けられている。このように直交方向Y3の他端部を中心として回転自在に設けることにより、一対のチャック体71aを解除位置にすれば、ドレイン線12bに搬送方向Y1にスライドさせることができる。
また、ドレイン線チャック71が、先端側でチューブTから露出したドレイン線12bを把持することにより、チューブTがドレイン線チャック71に当接してドレイン線12bから抜け落ちることがない。
電線チャック72は、シールド線12のシース12cを着脱自在に把持する周知のチャックである。電線チャック72は、シース12cの搬送方向Y1両側を挟んで、シース12cを把持する一対のチャック体72aから構成される。一対のチャック体72aは、図示しない駆動源により、鉛直方向Y2一端部(本実施形態では上部)を互いに近づけてシース12cを把持する把持位置(図11)と、一端部を互いに離してシース12cの把持を解除する解除位置(図1)との間で、他端が回転自在に設けられている。ドレイン線チャック71及び電線チャック72は、図示しない駆動源により、搬送方向Y1に沿ってスライド自在に設けられ、チューブTが外装されたドレイン線12bをガイドユニット6から加熱ユニット8まで搬送する。
加熱ユニット8は、第2の搬送部7により搬送されたドレイン線12bに外装されたチューブTを加熱して収縮させる。加熱ユニット8は、熱源であるヒータ81と、電線チャック82と、チューブ把持手段としてのチューブ保持チャック83と、コア把持手段としてのドレイン線保持チャック84と、を有している。
ヒータ81は、ドレイン線12bに外装されたチューブTに熱風を当ててチューブTを加熱収縮させる。電線チャック82は、第2の搬送部7により加熱ユニット8に搬送されたシールド線12のシース12cを着脱自在に把持する周知のチャックである。電線チャック82は、シース12cの搬送方向Y1両側を挟んで、シース12cを把持する一対のチャック体82aから構成される。一対のチャック体82aは、図示しない駆動源により、鉛直方向Y2一端部(本実施形態では下部)を互いに近づけてシース12cを把持する把持位置(図13)と、一端部を互いに離してシース12cを解除する解除位置(図12)との間で、他端部が回転自在に設けられている。
チューブ保持チャック83は、ドレイン線12bに外装されたチューブTを着脱自在に把持する周知のチャックである。チューブ保持チャック83は、図5に示すように、チューブTの搬送方向Y1両側を挟んで、チューブTを把持する一対のチャック体83aと、一対のチャック体83aを支持する支持部83bと、から構成されている。
一対のチャック体83aは、図5に示すように、鉛直方向Y2に直交する平板状に設けられ、それぞれに凹部83c(図5(C))が形成されている。一対のチャック体83aは、図示しない駆動源により、直交方向Y3一端部を互いに近づけて凹部83c間にチューブTを把持する把持位置と、一端部を互いに離してチューブTを解除する解除位置との間で、他端部が回転自在に支持部83bに支持されている。
また、図5(A)に示すように、チューブ保持チャック83は、ドレイン線保持チャック84に対して接離する方向(本実施形態では鉛直方向Y2)に沿ってスライド自在に設けられている。チューブ保持チャック83は、図示しない駆動源により、第2の搬送部7により搬送されたチューブTを把持する位置(図5(A)の点線)と、把持した後、ドレイン線保持チャック84に近づけてチューブTの先端をドレイン線保持チャック84に突き当てて荷重をかける位置(図5(A)の実線)と、の間で一対のチャック体83aを鉛直方向Y2にスライドさせる。
なお、図5(C)に示すように、把持位置における凹部83c間の搬送方向Y1のチャック間距離L1は、ドレイン線12bの径よりも大きく、チューブTの径よりも小さく設けられている。これにより、チューブ保持チャック83が、チューブTのみを把持してスライドさせ、ドレイン線12bを引っ張らないようにする。
ドレイン線保持チャック84は、先端側でチューブTから露出したドレイン線12bを把持するチャックである。ドレイン線保持チャック84は、図5に示すように、ドレイン線12bは把持する一対のチャック体84aから構成されている。一対のチャック体84aは、図示しない駆動源により、直交方向Y3に互いに接離自在に設けられている。
一対のチャック体84aにはそれぞれ、ドレイン線12bを把持する把持溝(図示せず)が直交方向Y3に沿って設けられ、把持溝は一対のチャック体84aの互いに対向する端部まで延在している。一対のチャック体84aを互いに近づけると、それぞれに設けられた把持溝にドレイン線12bが挿入されてチャックされる。
第3の搬送部9は、加熱ユニット8によりチューブTが加熱されたシールド線12を受け部10まで搬送する。第3の搬送部9は、第1の電線チャック91と、第2の電線チャック92と、を備える。第1の電線チャック91は、加熱ユニット8により加熱が終了した後、シールド線12のシース12cを把持して、後述する第2の電線チャック92に搬送する周知のチャックであり、図示しない駆動源により、搬送方向Y1に沿ってスライド自在に設けられている。
第1の電線チャック91は、シース12cの搬送方向Y1両側を挟んで、シース12cを把持する一対のチャック体91aから構成される。一対のチャック体91aは、図示しない駆動源により、鉛直方向Y2一端部(本実施形態では上部)を互いに近づけてシース12cを把持する把持位置(図13)と、一端部を互いに離してシース12cを解除する解除位置(図12)との間で、他端部が回転自在に設けられている。
第1の電線チャック91は、第2の搬送部7の電線チャック72と連動している。詳しく説明すると、電線チャック72がガイドブロック61に挿入されたシールド線12のシース12cを把持すると、第1の電線チャック91は、加熱ユニット8で加熱されたシールド線12のシース12cを把持する。その後、図12に示すように、電線チャック72がガイドブロック61から加熱ユニット8にスライドすると、第1の電線チャック91も加熱ユニット8から第2の電線チャック92に向けてスライドする。次に、図13に示すように、電線チャック72がシース12cの把持を解除した後、ガイドユニット6に戻ると、第1の電線チャック91もシース12cの把持を解除して、加熱ユニット8に戻る。
第2の電線チャック92は、第1の電線チャック91により搬送されたシールド線12のシース12cを把持して、後述する受け部10まで搬送する周知のチャックであり、図示しない駆動源により、鉛直方向Y2に沿ってスライド自在に設けられている。
第2の電線チャック92は、シース12cの搬送方向Y1両側を挟んで、シース12cを把持する一対のチャック体92aから構成される。一対のチャック体92aは、鉛直方向Y2一端部(本実施形態では下部)を互いに近づけてシース12cを把持する把持位置(図14)と、一端部を互いに離してシース12cを解除する解除位置(図15)との間で、他端部が回転自在に設けられている。また、第2の電線チャック92は、図示しない駆動源により、第1の電線チャック91により搬送されたシールド線12のシース12cを把持できる位置(図14)と、受け部10に近づいてシース12cの把持を解除して受け部10内にシールド線12を収容する位置(図15)と、の間でスライド自在に設けられている。
次に、上述した構成の熱収縮チューブ取付装置1の動作について図6〜図15を参照して説明する。なお、図6〜図15においては、説明に必要のない部分については省略されている。まず、図6に示すように、ガイドブロック61は、ガイド孔61aの貫通方向を搬送方向Y1に沿わせたチューブ挿入位置に位置づけられている。また、チューブ供給チャック31は、チューブ把持位置に位置付けられている。
図6に示すように、チューブ供給チャック31がチューブ供給ロール2から供給されるチューブTの先端から少し離れた部分を把持する。次に、チューブ供給チャック31を搬送方向Y1にスライドさせて、図7に示すように、チューブ挿入位置に位置付ける(チューブ挿入工程)。これにより、チューブTの先端が開口61a1からガイド孔61aに進入し、当接面61a7に当接する。なお、チューブ供給チャック31のチューブ挿入位置は、切断部4よりも搬送方向Y1側である。
また、チューブ供給チャック31をチューブ把持位置からチューブ挿入位置にスライドさせている間に、図2(A)及び(B)、図3に示すように、チューブガイド5のチューブ孔52の大きさを徐々に小さくする。これにより、チューブTの先端部をまっすぐに矯正でき、チューブTの先端がガイド孔61aに挿入しやすくなる。そして、図2(C)に示すように、チューブTの先端がガイド孔61aに挿入されると、図2(D)に示すように、一対のガイド板51が互いに離れる。チューブ供給チャック31は、互いに離れた一対のガイド板51間を通ってチューブ挿入位置に進む。
チューブ供給チャック31をチューブ挿入位置に位置付けた後、切断刃41を待機位置(図7)から切断位置(図8)にスライドさせて、チューブTを切断する。切断後、切断刃41は再び待機位置に戻される(図9)。また、切断後、チューブ供給チャック31の把持を解除する。そして、図9に示すように、ガイドブロック61を略90°回転させてガイド孔61aの貫通方向を鉛直方向Y1に沿わせたドレイン線挿入位置に位置付ける(回転工程)。このとき、開口61a1が下側、開口61a2が上側になるようにガイドブロック61を略90°回転させる。その後、チューブ保持チャック62によりガイドブロック61から突出しているチューブTを把持する。このチューブ保持チャック62の把持により、チューブTをまっすぐに矯正できる。
また、図9に示すように、チューブ供給チャック31の把持を解除した後、ガイドブロック61をドレイン挿入位置に位置付け、チューブ保持チャック62によりチューブTを把持するまでの間に、チューブ供給チャック31をチューブ把持位置に戻す。
上述したチューブ挿入工程から回転工程までは図示しない駆動源をマイコンなどの制御手段によって制御することにより、自動で行う。回転工程が終わった後、熱収縮チューブ取付装置1の動きはいったん停止される。
その後、図10に示すように、人手によりガイドブロック61の開口61a2からガイド孔61a内にシールド線12のドレイン線12bを挿入する(ドレイン線挿入工程=コア挿入工程)。ガイドブロック61の開口61a2から挿入されたドレイン線12bは、チューブT内に挿入され、開口61a1からガイドブロック61外に突出される。そして、突出した先端がドレイン線突き当てプレート63に突き当てられる。
なお、シールド線12は、予め先端のシース12cを除去して、複数の被覆電線12a及びドレイン線12bの先端を露出させておく。そして、ドレイン線12bを複数の被覆電線12aに対して略90°に折り曲げた状態で、ガイドブロック61に挿入する。よって、ドレイン線12bは鉛直方向Y2に沿っているが、シース12cにより覆われた部分は直交方向Y3に沿った状態となる。
ガイドブロック61にドレイン線12bを挿入した後、作業員が図示しない操作ボタン(=操作手段)を操作すると、再び熱収縮チューブ取付装置1の動作を開始する。
操作ボタンが操作されると、図11に示すように、第2の搬送部7のドレイン線チャック71及び電線チャック72が、ドレイン線12bの先端及びシース12cを把持する。その後、チューブ保持チャック62によるチューブTの把持を解除すると共に、ガイドブロック61の一対のガイド体61b、61cを互いに離して、挿入位置から解放位置にスライドさせて、ドレイン線12bをガイドブロック61から取り出す(取出工程)。
その後、図12に示すように、ドレイン線チャック71及び電線チャック72に把持されたシールド線12を加熱ユニット8に向けてスライドさせる(搬送工程)。このとき、ドレイン線12bは互いに離れた一対のガイド体61b、61c間を通って加熱ユニット8に搬送される。
加熱ユニット8に搬送された後、図13に示すように、電線チャック82によりシース12cを把持させ、チューブ保持チャック83によりドレイン線12bに外装されたチューブTを把持させ、ドレイン線保持チャック84によりドレイン線12bを把持させる。その後、チューブ保持チャック83をドレイン線保持チャック84に近づけて、チューブTの先端をドレイン線保持チャック84に突き当てて荷重をかける。そして、荷重をかけた状態で、ヒータ81によりチューブTに熱風をかけてチューブTを収縮させる(加熱工程)。
なお、電線チャック82、チューブ保持チャック83及びドレイン線保持チャック84によりシース12c、チューブT及びドレイン線12bを把持させた後、第2の搬送部7を構成するドレイン線チャック71の一対のチャック体71a及び電線チャック72の一対のチャック体72aを解除位置にして、ドレイン線12b及びシース12cの把持を解除させた後、ガイドユニット6に戻す。
加熱した後、第1の電線チャック91によりシース12cを把持させると共に、電線チャック82、チューブ保持チャック83及びドレイン線保持チャック84によるシース12c、チューブT及びドレイン線12bの把持を解除する。その後、第1の電線チャック91を第2の電線チャック92に向けてスライドさせる。第1の電線チャック91によりシールド線12が第2の電線チャック92まで搬送させると、図14に示すように、第2の電線チャック92がシース12cを把持すると共に、第1の電線チャック91がシース12cの把持を解除して、加熱ユニット8に戻る。その後、図15に示すように、第2の電線チャック92は鉛直下側にスライドして、シース12cの把持を解除して受け部10にチューブTを加熱収縮したシールド線12を収容する。
上述した工程の一部を並列して行い、サイクルタイムを短くするために、図9に示すように、チューブ供給チャック31はチューブTの把持を解除した後、再びチューブ把持位置に戻り、チューブ供給ロール2から供給されるチューブTを把持する。また、図12に示すように、第2の搬送部7によりシールド線12がガイドユニット6から加熱ユニット8に搬送されると、再びガイドブロック61を略90°回転させてチューブ挿入位置に回転させて、ガイドブロック61にチューブTを挿入する。
さらに、第2の搬送部7によるシールド線12のガイドブロック61から加熱ユニット8までの搬送に並列して、第1の電線チャック91によるシールド線12の加熱ユニット8から第2の電線チャック92までの搬送を行っている。
なお、本実施形態では、ドレイン線12bを挿入する作業は手作業で行う。このため、上述した熱収縮チューブ取付装置1の各部の動きは、図示しない駆動源により自動でおこなわれるが、ガイドブロック61が図9や図13に示すように、ドレイン線挿入位置に位置付けられると、熱収縮チューブ取付装置1の動きが停止する。その後、作業員がガイド孔61aにドレイン線12bを挿入した後、操作ボタンが押されると熱収縮チューブ取付装置1は動きを再開する。
上述した実施形態によれば、第1の搬送部3がガイドユニット6にチューブTを搬送し、第2の搬送部7が、ガイドユニット6から加熱ユニット8にチューブTが外装されたドレイン線12bを搬送する。これにより、チューブT内へのドレイン線12bの挿入からチューブTの加熱までを自動的に行うことができる。
また、上述した実施形態によれば、加熱中、チューブ保持チャック83が、チューブTの先端をドレイン線保持チャック84に突き当てて荷重をかけるようにチューブTを把持しているので、チューブTの先端がドレイン線保持チャック84との突き当て位置で収縮されることになり、チューブTの位置決めを行うことができる。
また、上述した実施形態によれば、図示しない回転駆動手段により、チューブTがガイド孔61aに挿入された後、ガイドブロック61を略90°回転させるので、第1の搬送部3の搬送方向Y1と略90°の方向からドレイン線12bをガイド孔61aに挿入することができる。これにより、ドレイン線12bを第1の搬送部3の搬送方向Y1と逆側に搬送して、ガイド孔61aに挿入する必要がなくなり、ガイドブロック61及び加熱ユニット8を第1の搬送部3の搬送方向Y1に沿って並べることができる。これにより、第2の搬送部7としては、第1の搬送部3と同じ搬送方向Y1に搬送するだけでよく、搬送経路が簡単となり、簡素化を図ることができる。
また、上述した実施形態によれば、チューブガイド5のチューブ孔の大きさが可変に設けられているので、チューブ孔にチューブTを挿入した後、チューブ孔の大きさを小さくすれば、第1の搬送部3により搬送されたチューブTの先端をガイド孔61aに向けて矯正することができる。
なお、上述した実施形態によれば、コア部材としてシールド線12を構成するドレイン線12bを用いていたが、これに限ったものではない。ツイスト線やキャプタイヤケーブルなどの心線をコア部材としてもよいし、コイルなどをコア部材としてもよい。
また、上述した実施形態によれば、ドレイン線12bのガイドブロック61への挿入は人手によって行っていたが、これに限ったものではない。チューブTと同様に自動でガイドブロック61に挿入できるようにしてもよい。
また、上述した実施形態によれば、加熱中、チューブ保持チャック83が、チューブTの先端をドレイン線保持チャック84に突き当てて荷重をかけるようにチューブTを把持していたが、これに限ったものではない。加熱中にドレイン線12bやチューブTが把持されていればよく、荷重はかけなくてもよい。
また、上述した実施形態によれば、ガイドブロック61を略90°回転させていたが、これに限ったものではない。ガイドブロック61を回転させず、加熱ユニット8及びガイドユニット6を直交方向Y3に並べて設け、第2の搬送部7を直交方向Y3にスライド自在に設けることも考えられる。
また、上述した実施形態によれば、チューブTとしては、チューブ供給ロール2に巻かれたものを用いていたが、これに限ったものではない。コスト的に問題がなければ、予め切断された短いチューブTを搬送するようにしてもよい。このため、切断部4は必須ではない。また、リール21によるチューブTの反りもなくなるため、チューブガイド5も必須ではない。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 熱収縮チューブ取付装置
3 第1の搬送部(第1の搬送手段)
5 チューブガイド
7 第2の搬送部(第2の搬送手段)
8 加熱ユニット(加熱手段)
81 ヒータ(熱源)
83 チューブ保持チャック(チューブ把持手段)
84 ドレイン線保持チャック(コア把持手段)
12b ドレイン線(コア部材)
52 チューブ孔
61 ガイドブロック
61a ガイド孔
T 熱収縮チューブ
Y1 搬送方向

Claims (5)

  1. 熱収縮チューブ内にコア部材を挿入するためのガイド孔が設けられたガイドブロックと、
    前記熱収縮チューブを搬送して前記ガイド孔に挿入させる第1の搬送手段と、
    前記コア部材が挿入された前記熱収縮チューブを加熱して収縮させる加熱手段と、
    前記ガイドブロックにより前記コア部材が挿入された前記熱収縮チューブを前記加熱手段に搬送する第2の搬送手段と、を備え、
    前記加熱手段が、前記熱収縮チューブを加熱させるための熱源と、前記熱収縮チューブを把持するチューブ把持手段と、先端側で前記熱収縮チューブから露出した前記コア部材を把持するコア把持手段と、を有し、
    加熱中、前記チューブ把持手段が、前記熱収縮チューブの先端を前記コア把持手段に突き当てて荷重をかけるように前記熱収縮チューブを把持している
    ことを特徴とする熱収縮チューブ取付装置。
  2. 熱収縮チューブ内にコア部材を挿入するためのガイド孔が設けられたガイドブロックと、
    前記熱収縮チューブを搬送して前記ガイド孔に挿入させる第1の搬送手段と、
    前記コア部材が挿入された前記熱収縮チューブを加熱して収縮させる加熱手段と、
    前記ガイドブロックにより前記コア部材が挿入された前記熱収縮チューブを前記加熱手段に搬送する第2の搬送手段と、を備え、
    前記第1の搬送手段と前記ガイドブロックとの間に配置され、前記第1の搬送手段から搬送される前記チューブを通すチューブ孔が設けられたチューブガイドを備え、
    前記チューブガイドのチューブ孔の大きさが可変に設けられた
    ことを特徴とする熱収縮チューブ取付装置。
  3. 熱収縮チューブ内にコア部材を挿入するためのガイド孔が設けられたガイドブロックと、
    前記熱収縮チューブを搬送して前記ガイド孔に挿入させる第1の搬送手段と、
    前記コア部材が挿入された前記熱収縮チューブを加熱して収縮させる加熱手段と、
    前記ガイドブロックにより前記コア部材が挿入された前記熱収縮チューブを前記加熱手段に搬送する第2の搬送手段と、を備え、
    前記ガイド孔は、前記ガイドブロックを貫通して設けられ、
    前記ガイド孔の内側面には、貫通方向両端部に中心に向かうに従って前記ガイド孔が小さくなるようなテーパ面がそれぞれ設けられることを特徴とする熱収縮チューブ取付装置。
  4. 前記熱収縮チューブが前記ガイド孔に挿入された後、前記ガイドブロックを略90°回転させる回転駆動手段、を備え、
    前記ガイドブロック及び前記加熱手段が、前記第1の搬送手段の搬送方向に沿って並べて設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3何れか1項に記載の熱収縮チューブ取付装置。
  5. 第1の搬送手段により搬送された熱収縮チューブをガイドブロックに設けたガイド孔の一方の開口から挿入させるチューブ挿入工程と、
    前記熱収縮チューブが挿入された前記ガイドブロックを略90°回転させる回転工程と、
    回転後、前記ガイド孔の他方の開口からコア部材を通して、前記熱収縮チューブ内に前記コア部材を挿入するコア挿入工程と、
    前記ガイドブロックから前記熱収縮チューブ内に挿入された前記コア部材を取り出す取出工程と、
    第2の搬送手段により前記ガイドブロックから取り出した前記熱収縮チューブ内に挿入されたコア部材を、前記第1の搬送手段と同一方向に搬送させて、加熱手段まで搬送する搬送工程と、
    前記加熱手段により前記熱収縮チューブを加熱して収縮させる加熱工程と、
    を備えたことを特徴とする熱収縮チューブ取付方法。
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