JP6400766B2 - 液処理方法、液処理装置および記憶媒体 - Google Patents

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本発明は、リンス処理後の基板上のリンス液を乾燥用液体で置換した後に基板を乾燥させる液処理技術に関する。
半導体装置の製造においては、半導体ウェハ等の基板に対して、薬液を用いた洗浄処理が施される。洗浄処理においては、例えば、基板を回転させながら、薬液を供給して基板に所定の薬液処理を施す薬液処理工程、DIW(純水)を供給して基板上に残存する薬液、残渣等を除去するリンス工程、及び、基板を乾燥させる乾燥工程が順次行われる。ウオーターマークの発生防止等の目的で、乾燥工程に先立ち、或いは乾燥工程の初期に、リンス工程において用いられて基板表面に残存するDIWをIPA(イソプロピルアルコール)等の乾燥用液体により置換する。その後、乾燥用液体を基板表面から除去することによって、基板の乾燥が行われる(例えば特許文献1を参照)。IPA置換を行う際には、基板を回転させながらIPAが基板の中心部に供給される。IPAの供給位置をずっと中心部のまま維持する場合と、IPAの供給位置を中心部から周縁部に向けて移動させてゆく場合があるが、いずれの場合も、最初にIPAは基板の中心部に供給される。
基板の表面の疎水性が強い場合、基板の中心部に供給されるIPAの流量が少ないと、IPAの供給後直ちに基板の中心部から周縁部まで連続するIPAの液膜が基板表面に形成されない場合がある。この場合、基板の周縁部で基板の周縁部に残存するDIWが塊になり、これが乾燥してウオーターマークができてしまうことがある。この事象の発生を回避するためにはIPAを大流量で供給する必要があるが、その一方でIPA使用量の削減が求められている。
特開2010−045389号公報
本発明は、基板上でリンス液から乾燥用液体への置換が開始されてから乾燥用液体を基板上から除去する前までに、基板表面の必要な領域の全てが確実に乾燥用液体の液膜で覆われるようにしつつ、乾燥用液体の総使用量を削減することができる技術を提供すること目的としている。
好適な一実施形態において本発明は、基板を回転させながらリンス液を基板に供給して、前記基板にリンス処理を施すリンス工程と、前記リンス工程の後に、前記基板を回転させながら、前記リンス液よりも表面張力が低くかつ揮発性が高い乾燥用液体を前記基板に供給して、前記基板の上にある前記リンス液を前記乾燥用液体で置換する乾燥用液体供給工程と、前記基板を回転させながら、前記乾燥用液体供給工程において供給された乾燥用液体を除去する乾燥工程と、を備え、前記乾燥用液体供給工程において、前記乾燥用液体を前記基板の中心部に第1の流量で供給した後に、前記第1の流量よりも小さい第2の流量で前記乾燥用液体を前記基板に供給することを特徴とする、液処理方法を提供する。
他の好適な一実施形態において本発明は、基板を水平に保持して回転させる基板保持機構と、前記基板保持機構により保持された基板にリンス液を供給するリンス液供給部と、少なくとも、第1の流量と、前記第1の流量より小さい第2の流量で、前記基板保持機構により保持された基板に乾燥用液体を供給する乾燥用液体供給部と、を備え、前記基板保持機構により保持されて回転する基板に、前記リンス液供給部によりリンス液を供給した後に、前記乾燥用液体供給部により前記第1の流量で乾燥用液体を供給し、その後、前記第2の流量で乾燥用液体を供給する、液処理装置を提供する。
さらに他の好適な一実施形態において本発明は、基板を水平に保持して回転させる基板保持機構と、前記基板保持機構により保持された基板にリンス液を供給するリンス液供給部と、少なくとも、第1の流量と、前記第1の流量より小さい第2の流量で、前記基板保持機構により保持された基板に乾燥用液体を供給する乾燥用液体供給部と、前記基板保持機構、前記リンス液供給部および前記乾燥用液体供給部の動作を制御するコンピュータからなる制御部と、を備えた基板処理装置の動作を制御するためのプログラムが格納された記憶媒体であって、前記コンピュータからなる制御部により実行されることにより、前記基板処理装置が、基板を回転させながらリンス液を基板に供給して、前記基板にリンス処理を施すリンス工程と、前記リンス工程の後に、前記基板を回転させながら、前記リンス液よりも表面張力が低くかつ揮発性が高い乾燥用液体を前記基板に供給して、前記基板の上にある前記リンス液を前記乾燥用液体で置換する乾燥用液体供給工程と、前記基板を回転させながら、前記乾燥用液体供給工程において供給された乾燥用液体を除去する乾燥工程と、を備え、前記乾燥用液体供給工程において、前記乾燥用液体を前記基板の中心部に第1の流量で供給した後に、前記第1の流量よりも小さい第2の流量で前記乾燥用液体を前記基板に供給する液処理方法を実行する、記憶媒体を提供する。
基板上に残存するリンス液と乾燥用液体との置換が所定の程度進行する前に比較的大流量で乾燥用液体を供給することにより、基板の表面の全域を確実に乾燥用液体の液膜で覆うことができる。また、置換が所定の程度進行した後においては、乾燥用液体の供給流量を減少させても基板の表面のうちの必要な領域を確実に乾燥用液体の液膜で覆うことができる。従って、本発明によれば、基板上でリンス液から乾燥用液体への置換が開始されてから乾燥用液体を基板上から除去する前までに、基板表面の必要な領域の全てが確実に乾燥用液体の液膜で覆われるようにしつつ、乾燥用液体の総使用量を削減することができる。
基板処理システムの概略構成を示す図。 処理ユニットの概略構成を示す図。 第1実施形態に係る液供給部、流量調整部及び処理液供給源の構成を示す図。 第1実施形態の作用を説明する図。 IPA流量切替えを説明するためのウェハの概略平面図。 第2実施形態に係る液供給部、流量調整部及び処理液供給源の構成を示す図。 第2実施形態の作用を説明する図。 第1実施形態の変形例を説明する図。 第2実施形態の変形例を説明する図。
図1は、本実施形態に係る基板処理システムの概略構成を示す図である。以下では、位置関係を明確にするために、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする。
図1に示すように、基板処理システム1は、搬入出ステーション2と、処理ステーション3とを備える。搬入出ステーション2と処理ステーション3とは隣接して設けられる。
搬入出ステーション2は、キャリア載置部11と、搬送部12とを備える。キャリア載置部11には、複数枚のウェハWを水平状態で収容する複数のキャリアCが載置される。
搬送部12は、キャリア載置部11に隣接して設けられ、内部に基板搬送装置13と、受渡部14とを備える。基板搬送装置13は、ウェハWを保持する基板保持機構を備える。また、基板搬送装置13は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、基板保持機構を用いてキャリアCと受渡部14との間でウェハWの搬送を行う。
処理ステーション3は、搬送部12に隣接して設けられる。処理ステーション3は、搬送部15と、複数の処理ユニット16とを備える。複数の処理ユニット16は、搬送部15の両側に並べて設けられる。
搬送部15は、内部に基板搬送装置17を備える。基板搬送装置17は、ウェハWを保持する基板保持機構を備える。また、基板搬送装置17は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、基板保持機構を用いて受渡部14と処理ユニット16との間でウェハWの搬送を行う。
処理ユニット16は、基板搬送装置17によって搬送されるウェハWに対して所定の基板処理を行う。
また、基板処理システム1は、制御装置4を備える。制御装置4は、たとえばコンピュータであり、制御部18と記憶部19とを備える。記憶部19には、基板処理システム1において実行される各種の処理を制御するプログラムが格納される。制御部18は、記憶部19に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって基板処理システム1の動作を制御する。
なお、かかるプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御装置4の記憶部19にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
上記のように構成された基板処理システム1では、まず、搬入出ステーション2の基板搬送装置13が、キャリア載置部11に載置されたキャリアCからウェハWを取り出し、取り出したウェハWを受渡部14に載置する。受渡部14に載置されたウェハWは、処理ステーション3の基板搬送装置17によって受渡部14から取り出されて、処理ユニット16へ搬入される。
処理ユニット16へ搬入されたウェハWは、処理ユニット16によって処理された後、基板搬送装置17によって処理ユニット16から搬出されて、受渡部14に載置される。
そして、受渡部14に載置された処理済のウェハWは、基板搬送装置13によってキャリア載置部11のキャリアCへ戻される。
次に、処理ユニット16の概略構成について図2を参照して説明する。図2は、処理ユニット16の概略構成を示す図である。
図2に示すように、処理ユニット16は、チャンバ20と、基板保持機構30と、処理流体供給部40と、回収カップ50とを備える。
チャンバ20は、基板保持機構30と処理流体供給部40と回収カップ50とを収容する。チャンバ20の天井部には、FFU(Fan Filter Unit)21が設けられる。FFU21は、チャンバ20内にダウンフローを形成する。
基板保持機構30は、保持部31と、支柱部32と、駆動部33とを備える。保持部31は、ウェハWを水平に保持する。支柱部32は、鉛直方向に延在する部材であり、基端部が駆動部33によって回転可能に支持され、先端部において保持部31を水平に支持する。駆動部33は、支柱部32を鉛直軸まわりに回転させる。かかる基板保持機構30は、駆動部33を用いて支柱部32を回転させることによって支柱部32に支持された保持部31を回転させ、これにより、保持部31に保持されたウェハWを回転させる。
処理流体供給部40は、ウェハWに対して処理流体を供給する。処理流体供給部40は、処理流体供給源70に接続される。
回収カップ50は、保持部31を取り囲むように配置され、保持部31の回転によってウェハWから飛散する処理液を捕集する。回収カップ50の底部には、排液口51が形成されており、回収カップ50によって捕集された処理液は、かかる排液口51から処理ユニット16の外部へ排出される。また、回収カップ50の底部には、FFU21から供給される気体を処理ユニット16の外部へ排出する排気口52が形成される。
次に、図3を参照して、第1実施形態に係る処理流体供給部40及び処理流体供給源70の詳細について説明する。
処理流体供給部40は、薬液ノズル401と、リンスノズル402と、第1乾燥用液体ノズル403と、第2乾燥用液体ノズル404と、乾燥用ガスノズル405とを有している。
これらのノズル401〜405はノズル移動機構により移動させることができる。本実施形態では、ノズル移動機構は、ノズルアーム40aと、ガイドレール40bと、図示しない駆動部により構成されている。上記のノズル401〜405は、ノズルアーム40aの先端部のノズル保持部に取り付けられている。ノズルアーム40aは、ガイドレール40bに沿って並進運動することができ、これにより、各ノズル(401〜405)を基板保持機構30により保持されたウェハWの中心部の真上に位置させることができ、また、各ノズル(401〜405)をウェハWの周縁部に向けてウェハWの半径方向に移動させることができる。ノズル401〜405は、この順にウェハWの半径方向に沿って並んでいる。なお、全てのノズル401〜405が1つのノズルアーム40aに保持されている必要はなく、複数のノズルアームにより保持されていてもよい。また、ノズルアーム40aは、並進運動するものに限定されず、各ノズル(401〜405)をウェハWの中心部上方及び周縁部上方に移動させることができるものであればよい。
第1乾燥用液体ノズル403は比較的大流量での乾燥用液体の吐出を行うのに適した大口径のノズルであり、第2乾燥用液体ノズル404は第1乾燥用液体ノズル403から吐出される乾燥用液体の流量よりも小さい比較的小流量での乾燥用液体の吐出を行うのに適した小口径のノズルである。
薬液ノズル401は、開閉弁411及び流量調整弁412が介設された管路410を介して薬液供給源701に接続されている。本例では、薬液としてDHF(希フッ酸)が用いられる。薬液ノズル401、弁411,412が介設された管路410等により薬液供給部が構成される。
リンスノズル402は、開閉弁421及び流量調整弁422が介設された管路420を介してリンス液供給源702に接続されている。本例では、リンス液としてDIW(純水)が用いられる。リンスノズル402、弁421,422が介設された管路420等によりリンス液供給部が構成される。
第1乾燥用液体ノズル403は、開閉弁431及び流量調整弁432が介設された管路430を介して乾燥用液体供給源703に接続されている。乾燥用液体としては、リンス液(純水)と混和性(相溶性)があり、リンス液よりも表面張力が低く、かつ、リンス液よりも揮発性が高い任意の有機溶剤を用いることができる。本実施形態では、乾燥用液体としてIPA(イソプロピルアルコール)が用いられる。
第2乾燥用液体ノズル404は、開閉弁441及び流量調整弁442が介設された管路440を介して乾燥用液体供給源703に接続されている。管路440は管路430から分岐している。第1、第2乾燥用液体ノズル403,404、弁431,432が介設された管路430、並びに弁441,442が介設された管路440等により乾燥用液体供給部が構成される。
乾燥用ガスノズル405は、開閉弁451及び流量調整弁452が介設された管路450を介して乾燥用ガス供給源705に接続されている。本例では、乾燥用ガスとして、低湿度低酸素濃度の清浄ガスである窒素(N)ガスが用いられる。乾燥用ガスとして、窒素ガスに代えてクリーンドライエアと呼ばれる低湿度清浄空気を用いることができる。乾燥用ガスノズル405、弁451,452が介設された管路450等により乾燥用ガス供給部が構成される。
上記の構成により、各ノズル401〜405は、制御された流量で、処理流体をウェハWに向けて供給(吐出)することができる。なお、薬液供給源701、リンス液供給源702、乾燥用液体供給源703及び乾燥用ガス供給源705は、図1に示した処理流体供給源70に対応する。
次に、図4を参照して液処理装置の作用について説明する。まず、ウェハWが基板搬送装置17により処理ユニット16内に搬入され、基板保持機構30により保持される。次に、駆動部33を動作させることによりウェハWが回転を開始する。ウェハWは、後述の乾燥処理が終了するまで、ずっと回転し続ける。
[薬液処理]
まず、ウェハWの中心部の真上に薬液ノズル401が位置し、薬液ノズル401からウェハWの表面の中心部にDHFが所定時間にわたって供給される(図4(a)を参照)。
供給されたDHFは遠心力により広がりウェハWの外方に向けて流れる。このとき、ウェハWの表面の全域はDHFの液膜により覆われる。ウェハWの表面に存在する不要な自然酸化膜またはシリコン酸化膜が、DHFにより除去される。
[リンス処理]
次に、DHFの供給を停止するとともに、ウェハWの中心部の真上にリンスノズル402が位置し、リンスノズル402からウェハWの表面の中心部にDIWが所定時間にわたって供給される(図4(b)を参照)。供給されたDIWは遠心力により広がりウェハWの外方に向けて流れる。このとき、ウェハWの表面の全域はDIWの液膜により覆われる。これによりウェハWの表面上に残存する薬液(DHF)および薬液処理時の反応生成物が、DIWにより洗い流されてウェハW表面から除去される。遅くともこのリンス処理の終了時点において、ウェハWの表面は疎水性になっている。
[乾燥処理]
リンス処理が終了したら、乾燥処理を実行する。この乾燥処理は、乾燥用液体としてのIPAをウェハWに供給してウェハW表面上に残存するDIWをIPAで置換する段階(乾燥用液体供給工程)と、IPAを振り切るかあるいは蒸発させてウェハW上からIPAを除去することによってウェハWを乾燥させる段階(乾燥工程)との2つの段階に大別される。
<乾燥用液体供給工程>
リンス処理の終期から引き続き説明を行う。リンスノズル402からウェハWに所定時間DIWを供給した後、DIWの供給を停止する。そして、ウェハWの中心部の真上に第1乾燥用液体ノズル403が位置し、第1乾燥用液体ノズル403からウェハWの表面の中心部にIPAが、ウェハWの表面全域にIPAの液膜を形成するのに十分な大流量(第1の流量)で、第1の所定時間にわたって供給される(図4(c)を参照)。供給されたIPAは遠心力により広がりウェハWの外方に向けて流れる。このとき、ウェハWの表面の全域はIPAの液膜により覆われる。これによりウェハWの表面上に残存するDIWが、IPAに置換されてゆく。
リンスノズル402がDIWを供給している状態から、第1乾燥用液体ノズル403がIPAを供給している状態へ移行させる場合、リンスノズル402がDIWを供給している期間の終期と、第1乾燥用液体ノズル403がIPAを供給している期間の始期が時間的にオーバーラップしていてもよい。具体的には、例えば、リンスノズル402がウェハWの中心部の真上に位置してDIWをウェハWの中心部に供給しているときに、ウェハWの中心部のやや外側に位置する第1乾燥用液体ノズル403からIPAの吐出を開始し、その後、ノズルアーム40aを移動させて第1乾燥用液体ノズル403がウェハWの中心部の真上に位置したときにリンスノズル402からのDIWの供給を停止してもよい。
第1の所定時間の経過後、第1乾燥用液体ノズル403からのIPAの供給を停止するとともに、ウェハWの中心部の真上に第2乾燥用液体ノズル404が位置し、第2乾燥用液体ノズル404からウェハWの表面の中心部にIPAが小流量(上記第1の流量よりも小さい第2の流量)で第2の所定時間にわたって供給される(図4(d)を参照)。このときも、ウェハWの表面の全域はIPAの液膜により覆われる。これによりウェハWの表面上に残存するDIWがさらにIPAに置換されてゆく(第1の所定時間の終了時点でIPA置換が終了していない場合)。第1乾燥用液体ノズル403から第2乾燥用液体ノズル404への切り替えのタイミングについては後述する。
第1乾燥用液体ノズル403がIPAを供給している状態から、第2乾燥用液体ノズル404がIPAを供給している状態へと移行させる場合、第1乾燥用液体ノズル403がIPAを供給している期間の終期と、第2乾燥用液体ノズル404がIPAを供給している期間の始期が時間的にオーバーラップしていてもよい。具体的には、例えば、第1乾燥用液体ノズル403がウェハWの中心部の真上に位置してIPAをウェハWの中心部に供給しているときに、ウェハWの中心部のやや外側に位置する第2乾燥用液体ノズル404からIPAの吐出を開始し、その後、ノズルアーム40aを移動させて第2乾燥用液体ノズル404がウェハWの中心部の真上に位置したときに第1乾燥用液体ノズル403からのIPAの供給を停止してもよい。
前述した第2の所定時間の途中の時点から、第2乾燥用液体ノズル404からの小流量でのIPAの吐出を継続しながら、ノズルアーム40aを移動させ、第2乾燥用液体ノズル404をウェハWの周縁部に向けて移動させる。乾燥用ガスノズル405がウェハWの中心部の真上に位置した時点あるいは当該時点からやや前か後の時点に、乾燥用ガスノズル405から窒素ガスがウェハWの表面に向けて吐出される(図4(e)を参照)。この状態を維持しながら、乾燥用ガスノズル405がウェハWの周縁のほぼ真上の位置に到達するまで、ノズルアーム40aを移動させる(図4(f)(g)を参照)。第2乾燥用液体ノズル404からのIPAの吐出は、第2乾燥用液体ノズル404がウェハWの周縁のほぼ真上の位置に到達した時点で終了する(第2の所定時間の終了)。
上述したように、IPAの供給位置をウェハWの中心部から周縁部に移動させてゆく過程において、IPAが供給された半径方向位置よりも外側にあるウェハW表面の全領域、すなわちリング状の領域がIPAの液膜に覆われ、このリング状の領域の内径はIPAの供給位置の移動に伴い徐々に大きくなる。当該リングよりも内側のIPAの液膜に覆われていない領域では遠心力によるIPAの外側への移動及びIPAの蒸発が生じるので、当該領域は乾燥してゆく。すなわち、本実施形態では、ウェハW全体として見れば、乾燥用液体供給工程と乾燥工程とが同時に行われていることになる。但し、ウェハW表面の個々の領域毎で見れば、乾燥用液体供給工程の後に乾燥工程が行われていることになる。
本実施形態においては、窒素ガスの供給位置をIPAの供給位置よりもウェハW半径方向内側に維持しつつウェハWの中心部から周縁部に移動させているので、まさに乾燥しようとしているIPAの周辺が低湿度低酸素濃度の雰囲気となり、ウオーターマークが非常に生じ難くなる。
図4(g)の状態になった後、乾燥用ガスノズル405から窒素ガスの吐出を停止して、ウェハWを引き続き(好ましくはより高速で)回転させることにより乾燥工程を継続して行ってもよい。
上記のように乾燥用液体供給工程及び乾燥工程からなる乾燥処理が終了したら、ウェハWの回転を停止する。これによりウェハWに対する一連の処理が終了したことになる。その後、ウェハWが基板搬送装置17により処理ユニット16から搬出される。
次に、第1乾燥用液体ノズル403から第2乾燥用液体ノズル404への切り替えのタイミングについて説明する。DIWの供給が終了してIPAのウェハW中心部への吐出が開始されてからDIWからIPAへの置換が完了するまでの間、ウェハW上には、リンス処理で用いられてウェハW上に残存するDIWと、新たに供給されたIPAとの混合液(以下、「DIW/IPA混合液」と記述する)が存在する。DIWの供給が終了してIPAのウェハW中心部への吐出が開始された直後においてIPAの供給流量が小さいと、遠心力によってウェハW周縁に向けて広がるときにDIW/IPA混合液はウェハ表面全域にわたって膜の状態を維持することができず、図5に示すように筋状に枝分かれする現象が生じる。このような現象が生じた場合、ウェハWの周縁領域には、図5に概略的に示したようにDIWの塊または低IPA濃度のDIW/IPA混合液の塊が生じ、これらが個別に乾燥すると、乾燥むらが生じ、ウオーターマークが生じることがある。
このような現象を生じさせないためには、IPAの供給流量を大きくしなければならない。そうすれば、DIW/IPA混合液の総量が多くなり、DIW/IPA混合液の液膜がウェハW表面の全域にわたって連続的に(途切れなく)形成されるようになる。
しかし、IPAの供給流量を大きくすると、当然のことながら、1枚のウェハWを処理するためにIPAが多量に必要となる。この問題を解決するため、本実施形態では、乾燥用液体供給工程の初期においては、ウェハWの表面の全域にわたってDIW/IPA混合液の液膜が途切れなく形成される流量でIPAを供給し、その後、IPAの供給流量を乾燥用液体供給工程の途中で減少させることとした。IPAの供給時間の経過とともにDIW/IPA混合液中のIPA濃度が高くなり、DIW/IPA混合液の表面張力が低くなってゆく。表面張力が低くなれば、IPAの供給流量を小さくしても、その低くなった表面張力を有するDIW/IPA混合液の液膜がウェハW表面の全域に途切れなく形成されることがわかった。
大流量のIPA供給から小流量のIPA供給への適切な切り替えタイミングは、実験により求めることができる。考慮すべき要素として、ウェハ表面の状態(疎水性の度合い、表面凹凸)、ウェハ回転数、小流量時のIPA供給流量等がある。
上記の実施形態によれば、ウェハW表面の必要な領域の全体がIPAの液膜で覆われることを保証しつつ、IPAの使用量を削減することができる。
また、上記の実施形態よれば、IPAの供給流量を途中で減少させるため、ウェハWから外方に飛散して回収カップ50に衝突することによりミスト化されてウェハWの周囲に浮遊するIPAミストの量を減少させることができる。このため、このようなミストが、ウェハW表面の既に乾燥した部分に再付着することを防止または抑制することができる。
また、ノズル(第2乾燥用液体ノズル404)がウェハW半径方向外側に移動しながらIPAを吐出する際に、IPAの吐出流量が小さければ、吐出したIPAがウェハWの表面で跳ね返ることによって生じた液滴がウェハW表面の既に乾燥した部分に再付着することを防止または抑制することができる。なお、ウェハW表面の既に乾燥した部分にIPAが再付着するとパーティクル発生の原因となり得る。
上記の第1実施形態では、大径の第1乾燥用液体ノズル403と、小径の第2乾燥用液体ノズル404を用いたが、これに限定されるものではない。すなわち、第2実施形態として、図6に示すように、小径の第2乾燥用液体ノズル404を廃止することができる。
この場合、大径の第1乾燥用液体ノズル403に対応する流量制御弁432の開度を調節することにより、第1乾燥用液体ノズル403から吐出されるIPAの流量を変化させることができる。なお、第2実施形態は、第2乾燥用液体ノズル404およびこれに対応する構成要素440,441,442が廃止されている点を除き第1実施形態と同じであることは図6より明らかであり、第2実施形態において第1実施形態と同じ構成要素の重複説明は省略する。
この第2実施形態では、大流量でIPAがウェハW表面の中心部に供給されている状態(図7(c)を参照)から、小流量でIPAがウェハW表面の中心部に供給されている状態(図7(d)を参照)に切り替える時に、第1実施形態のように第1及び第2の乾燥用液体ノズル403,404を移動させる必要がないため、切替えをスムースに行うことができるという利点がある。一方で、前述した第1実施形態では、吐出流量に適合した吐出口径を有するノズルを使い分けるため、最適な条件でIPAの吐出を行うことができるという利点がある。なお、大径の第1の乾燥用液体ノズル403は小径の第2の乾燥用液体ノズル404と比較して液を吐出していないときに液だれが生じやすい傾向にあるため、第2の乾燥用液体ノズル404がスキャン吐出を行う際に(図4(e),(f)等を参照)第1の乾燥用液体ノズル403が第2の乾燥用液体ノズル404よりもウェハWの半径方向外側に位置していることが望ましい。
第2実施形態の作用は、上述した点を除き第1実施形態と同じであることは図7より明らかであり、第2実施形態において第1実施形態と同じ作用の重複説明は省略する。
上記第1及び第2実施形態においては、ウェハWの中心部に小流量でIPAを所定時間供給した後に、IPAの供給位置の半径方向外側への移動(ノズルのスキャン動作)を開始したが、これに限定されるものではなく、IPAの供給流量を大流量から小流量へと切り替えた直後に、IPAの供給位置の半径方向外側への移動を開始してもよい。IPAの供給位置の半径方向外側への移動を開始した直後にIPAの供給流量を大流量から小流量へと切り替えてもよい。
また、上記第1及び第2実施形態においては、IPAの供給位置の半径方向外側への移動(ノズルのスキャン動作)を行ったが、この操作を省略することができる。すなわち、図8(d)及び図9(d)に示すように、IPAの供給位置を常にウェハ表面の中心部に固定し、IPAの供給を停止した後にIPAを振り切って除去してもよい。さらに、図8(e)及び図9(e)に示すように窒素ガスを供給する場合は、窒素ガスの供給位置をウェハ表面の中心部に固定したまま行ってもよいし、窒素ガスの供給位置を半径方向外側に移動させながら(ノズルのスキャン動作)行ってもよい。上記の点以外は、図8及び図9に示す作用は図4及び図7に示す作用とそれぞれ同一である。
なお、上述した全ての実施形態では、ノズルアーム40aに取り付けられたノズル405からウェハWに窒素ガスを供給したが、これに限定されるものではなく、他の手段例えばウェハWの上方に設けた雰囲気調整手段によりウェハWの周辺に乾燥に好適な雰囲気(低湿度雰囲気または低湿度低酸素濃度雰囲気)が確立されるならば、ノズル405を設けなくてもよい。
また、上述した全ての実施形態では、IPAの供給流量は、第1の流量と第2の流量の2段階であったがこれに限定されるものではなく、3段階以上に流量を変化させてもよい。また、第1の流量(大流量)及び第2の流量(小流量)は一定の固定された流量である必要はなく、所定の範囲内で変化する流量であってもよい。
上記の実施形態は、リンス処理後に表面が疎水性になっているウェハWの乾燥に特に効果を発揮するが、処理対象のウェハWの表面が疎水性でなくても構わない。なお、「リンス処理後に表面が疎水性になっている」というのは、薬液処理によりウェハWの表面が疎水性に変質する場合、薬液処理によりウェハWの表面を覆う親水層が除去されて疎水性表面が露出する場合、薬液処理前から疎水性であったが薬液処理後も疎水性である場合等(これらに限定されるものではない)、さまざまな場合が含まれる。
また、処理対象の基板は、半導体ウェハに限定されるものではなく、セラミック基板、ガラス基板等の他の材料からなる基板であってもよい。
W 基板
30 基板保持機構
40a、40b ノズル移動機構(ノズルアーム、ガイドレール)
402,420,421,422 リンス液供給部
403,430,431,432,404,440,441,442 乾燥用液体供給部
402 リンスノズル
403 乾燥用液体ノズル

Claims (5)

  1. 基板を回転させながらリンス液をリンスノズルから基板に供給して、前記基板にリンス処理を施すリンス工程と、
    前記リンス工程の後に、前記基板を回転させながら、前記リンス液よりも表面張力が低くかつ揮発性が高い乾燥用液体を乾燥用液体ノズルから前記基板に供給して、前記基板の上にある前記リンス液を前記乾燥用液体で置換する乾燥用液体供給工程と、
    前記基板を回転させながら、前記乾燥用液体供給工程において供給された乾燥用液体を除去する乾燥工程と、を備え、
    前記リンス工程の終期と前記乾燥用液体供給工程の始期とが時間的にオーバーラップしており、このオーバーラップ期間において、前記リンスノズルおよび前記乾燥用液体ノズルは前記リンス液および前記乾燥用液体を同時に供給し、このとき、前記リンスノズルは回転している前記基板の中心部に前記リンス液を供給し、前記乾燥用液体ノズルは、前記基板の半径方向に関して、回転している前記基板の中心部のやや外側の位置に前記乾燥用液体を供給し、
    前記オーバーラップ期間において、前記リンスノズルは前記基板の中心部の真上に位置し、前記乾燥用液体ノズルは、前記基板の半径方向に関して、前記リンスノズルのやや外側に位置し、
    前記オーバーラップ期間中に、前記乾燥用液体ノズルを前記基板の中心部の真上の位置に向けて移動させ、前記乾燥用液体ノズルが前記基板の中心部の真上に位置したときに、前記リンスノズルからの前記リンス液の供給を停止する、
    液処理方法。
  2. 前記オーバーラップ期間中に前記乾燥用液体ノズルを前記基板の中心部の真上の位置に向けて移動させることは、前記リンスノズルを前記基板の中心部の真上の位置から移動させながら行われる、請求項記載の液処理方法。
  3. 共通のノズルアームによって保持された前記リンスノズル及び前記乾燥用液体ノズルを用いて行われる、請求項1または2記載の液処理方法。
  4. 液処理装置の動作を制御するためのコンピュータにより実行されたときに、前記コンピュータが前記液処理装置を制御して請求項1からのうちのいずれか一項に記載の液処理方法を実行させるプログラムが記録された記憶媒体。
  5. 基板を水平に保持して回転させる基板保持機構と、
    前記基板保持機構により保持された基板にリンス液を供給するリンスノズルを含むリンス液供給部と、
    前記基板保持機構により保持された基板に前記リンス液よりも表面張力が低くかつ揮発性が高い乾燥用液体を供給する乾燥用液体ノズルを含む乾燥用液体供給部と、
    前記リンスノズル及び乾燥用液体ノズルを移動させるノズル移動機構と、
    前記リンス液供給部、乾燥用液体供給部及び前記ノズル移動機構を制御して、請求項1からのうちのいずれか一項に記載の液処理方法を実行させる制御部と、を備えた液処理装置。
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