JP6398868B2 - クランプ付車載部材 - Google Patents

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Description

本発明は、車載部材とクランプとを有するクランプ付車載部材に関する。
車載部材を相手材に取り付けるための締結構造の1種として、クランプを有するものが知られている。具体的には、この種の締結構造においては、車載部材に筒状の締結部を設けるとともに、締結部に対応する形状を有する相手側締結部を相手材に設ける。そして、車載部材の締結部に相手材の相手側締結部を挿入するとともに、締結部および相手側締結部を径方向外側からクランプで締結する。
この種の締結構造における車載部材は、締結部にクランプを仮取付した状態、つまり、未締結状態のクランプを締結部に装着した状態で出荷されるのが一般的である。このように締結部にクランプを仮取付した状態であれば、車載部材を相手材に容易に取り付けることができ、車両に車載部材を配設する組立作業者に与える負担を軽減できる利点がある。
ところで、車載部材の締結部に未締結状態のクランプが仮取り付けされている場合には、車載部材とクランプとの一体品(本明細書においてはクランプ付車載部材と呼ぶ)を輸送する際に、締結部からクランプが脱落することがあった。この場合、組立作業者は新たなクランプを準備し、締結部にクランプを取り付ける必要がある。このため、このような場合には組立作業者に繁雑な作業が要求される問題があった。或いは、クランプが脱落したクランプ付車載部材が不良品として返品されると、クランプ付車載部材の製造業者に繁雑な作業が要求され、その結果、クランプ付車載部材の製造コストが高くなる問題もあった。
クランプを締結状態にすれば、締結部からのクランプの脱離を抑止し得ると考えられるが、この場合には、組立作業者は、クランプ付車載部材を相手材に取り付ける際にクランプを一旦緩める必要がある。したがって、この場合にも組立作業者は煩雑な作業を要求され、組立作業者が被る負担は軽減されない。
特許文献1には、回り止め係合部を有するクランプと、当該回り止め係合部と係合する保持係合部を有する車載部材と、を併用するホースクランプの保持構造が紹介されている。引用文献1には締結部とクランプとを仮取付する技術は開示されていないものの、これらを仮取付した場合には、回り止め係合部と保持係合部とが係合することで、締結部の周方向に向けたクランプの位置変化が抑制される可能性がある。
しかしこのような技術によっても、締結部の軸方向に向けたクランプの位置変化を抑止するのは困難である。したがって、この種のホースクランプの保持構造において仮取付をおこなった場合にも、締結部からのクランプの脱離を抑止し難い問題は依然として解決しない。更にいえば、特許文献1に紹介されているホースクランプの保持構造は、特殊形状のクランプと特殊形状の車載部材とを併用するものであるため、汎用性を欠き、当該ホースクランプの保持構造に要する製造コストを低減し難い問題もある。
特開2006−234022号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、締結部にクランプを安定して仮取付する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明のクランプ付車載部材は、
車載部材と、前記車載部材とは別体であり前記車載部材に仮取り付けされているクランプと、で構成されるクランプ付車載部材であって、
前記クランプは、周方向に状態変化し拡縮径可能な有端環状をなすバンド部材と、前記バンド部材に取り付けられて前記バンド部材を縮径状態で固定する固定部材と、を有し、
前記バンド部材は、前記バンド部材における周方向の一部を構成する第1取付部と、前記バンド部材における周方向の他の一部を構成する第2取付部と、を有し、
前記固定部材は、ボルト部と、前記ボルト部に螺合するとともに前記第1取付部に固定される第1座部と、前記ボルト部に固定されるとともに前記第2取付部に当接する第2座部と、を有し、
前記車載部材は、本体部と、筒状をなし前記本体部に一体的に設けられている締結部と、を有し、
前記締結部は、筒状をなす一般部と、前記一般部の外周面よりも径方向外側にまで突出する規制部と、を有し、
前記バンド部材は前記一般部の外周面に配置され、
前記締結部は、前記規制部によって前記クランプの一部を挟持し、前記締結部の軸方向および径方向に向けた前記第1座部の位置変化を規制するものである。
本発明のクランプ付車載部材によると、締結部にクランプを安定して仮取付することが可能である。
実施例1のクランプ付車載部材を模式的に表す分解斜視図である。 実施例1のクランプ付車載部材を締結部の軸方向端部から見た様子を模式的に表す端面図である。 実施例1のクランプ付車載部材を締結部の軸方向端部から見た様子を模式的に表す端面図である。 実施例1のクランプ付車載部材における締結部を外周側から見た様子を模式的に表す要部拡大側面図である。 実施例2のクランプ付車載部材を締結部の軸方向端部から見た様子を模式的に表す端面図である。 実施例3のクランプ付車載部材における締結部を外周側から見た様子を模式的に表す要部拡大側面図である。 実施例4のクランプ付車載部材における締結部を外周側から見た様子を模式的に表す要部拡大側面図である。
以下、具体例を挙げて本発明のクランプ付車載部材を説明する。
(実施例1)
図1は実施例1のクランプ付車載部材を模式的に表す分解斜視図である。図2は実施例1のクランプ付車載部材を締結部の軸方向端部から見た様子を模式的に表す端面図である。図3は実施例1のクランプ付車載部材を締結部の軸方向端部から見た様子を模式的に表す端面図である。図4は実施例1のクランプ付車載部材における締結部を外周側から見た様子を模式的に表す要部拡大側面図である。
図1に示すように、実施例1のクランプ付車載部材は、車載部材1とクランプ2とを有する。実施例1のクランプ付車載部材における車載部材1は、具体的には、相手材たるエアクリーナケース(図略)に取付けられる蛇腹ホースである。
車載部材1は、ゴム製であり、直筒状をなす締結部10と、湾曲した蛇腹状をなす本体部19と、直筒状をなす接続筒部18と、を有する。締結部10は本体部19の軸方向の一端部に一体に設けられ、車載部材1における軸方向の一端部を構成する。接続筒部18は本体部19の軸方向の他端部に一体に設けられ、車載部材1における軸方向の他端部を構成する。締結部10は相手材たるエアクリーナケース(図略)に接続される。締結部10にはクランプ2が仮取付される。なお、図示しないが、接続筒部18は第2の相手材に接続される。接続筒部18にはクランプ2は仮取付されない。したがって接続筒部18は本発明のクランプ付車載部材における締結部10には相当しない。なお、本明細書では接続筒部18と第2の相手材との接続機構についてはどのような態様であっても良く、その説明は割愛する。
締結部10は、一般部13と規制部14とを有する。一般部13は筒状をなし、規制部14は略リング状をなす二つの立壁(第1立壁11、第2立壁12)で構成されている。第1立壁11および第2立壁12は一般部13の軸方向の両端に各々設けられている。換言すると、第1立壁11および第2立壁12は一般部13を挟んで締結部10の軸方向に対向している。第1立壁11は締結部10の軸方向先端側に配置され、第2立壁12は締結部10の軸方向基端側に配置されている。換言すると、第2立壁12は締結部10における本体部19側の部分を構成している。
第1立壁11は、一般部13よりも締結部10の径方向外方に突出している第1一般立壁部50と、第1一般立壁部50よりも径方向外方に向けた突出高さの最大値がさらに大きな第1長壁部51とを有する。つまり、第1一般立壁部50の突出高さは一般部13の肉厚(つまり径方向突出高さ)よりもやや大きく、第1長壁部51の径方向外方に向けた突出高さの最大値は第1一般立壁部50の径方向外方に向けた突出高さよりも遙かに大きい。
第1長壁部51は第1立壁11における周方向の一部を構成し、第1一般立壁部50は第1立壁11における周方向の他の一部(第1長壁部51を構成する当該一部以外の残部)を構成している。第1長壁部51における周方向の略中央部には、径方向に延びる第1スリット52が設けられている。つまり第1長壁部51は、第1スリット52と、第1スリット52に対して対称に配置された二つの第1長壁分体53と、を有する。第2立壁12は第1立壁11と略同形状であり、第2長壁部54と第2一般立壁部55とを有し、第2長壁部54には第2スリット56が設けられている。
クランプ2は車載部材1とは別体の部材である。実施例1のクランプ付車載部材におけるクランプ2は、アルミニウム製である。クランプ2は、バンド部材3と固定部材4とで構成されている。
バンド部材3は2重に折り返されたアルミニウム線が略C字状に撓められてなる有端環状をなす。バンド部材3は略C字状をなす2重のアルミニウム線で構成された一般バンド部39と、アルミニウム線の二端部で構成されるとともに一般バンド部39の一端部に連続する第1取付部31と、U字に折り返された2重のアルミニウム線で構成されるとともに一般バンド部39の他端部に連続する第2取付部32と、で構成されている。第1取付部31はバンド部材3の一端部を構成し、第2取付部32はバンド部材3の他端部を構成する。第1取付部31および第2取付部32は、それぞれ、一般バンド部39の径方向外方に突出している。第1取付部31は一般バンド部39から二段階に屈曲する略L字状をなし、第2取付部32は一般バンド部39から一段階で屈曲する略I字状をなす。一般バンド部39のなかで一方のアルミニウム線で構成される部分を第1線部33と呼び、他方のアルミニウム線で構成される部分を第2線部34と呼ぶ。クランプ2を車載部材1に取付けると、図4に示すように、第1線部33は締結部10の先端側に配置され、第2線部34は締結部10の基端側に配置される。
バンド部材3は全体として有端環状をなすため、縮拡径可能である。つまり、第1取付部31および第2取付部32は、各々、バンド部材3の周方向において相対的に位置変化可能である。そして、第1取付部31および第2取付部32の相対的な位置変化に伴って、有端環状をなす一般バンド部39の重なり量もまた変化する。一般バンド部39の重なり量が大きくなればバンド部材3は縮径するし、一般バンド部39の重なり量が小さくなればバンド部材3は拡径する。このように、バンド部材3は、一般バンド部39、第1取付部31および第2取付部32が周方向に状態変化することで拡縮径する。
図2に示すように、固定部材4は、ボルト部49と、略板状の第1座部41と、ワッシャー状の第2座部45と、を有する。図4に示すように、第1座部41は、ボルト部49が螺合する第1螺合穴42と、第1螺合穴42を挟んで略対称に配置されている二つの貫通穴43と、を有する。ワッシャー状の第2座部45もまた、ボルト部49が螺合する第2螺合穴46を有する。つまり、第1座部41および第2座部45は、各々、ボルト部49に螺合可能である。
実施例1のクランプ付車載部材では、クランプ2における第1座部41の二つの貫通穴43には、バンド部材3を構成するアルミニウム線の二端部、つまり二つの第1取付部31がそれぞれ挿通されている。したがって、バンド部材3の第1取付部31は第1座部41に固定されている。図2に示すように、一般バンド部39の二端部は、バンド部材3の拡径状態においても一部重なり合っている。第2座部45は第2取付部32と第1座部41との間に配置されている。ボルト部49は、第1座部41の第1螺合穴42→第2座部45の第2螺合穴46の順に螺合し、ボルト部49の先端部は第2螺合穴46およびその先側にある第2取付部32のU字内部を通り抜けて、第2取付部32の先側に露出している。
実施例1のクランプ付車載部材において、車載部材1にクランプ2を仮取付する際には、先ず、クランプ2を図2に示す拡径状態にする。そして、バンド部材3における一般バンド部39の内部に第1長壁部51を差し込み、バンド部材3が第1長壁部51を乗り越えるようにする。
第1立壁11は突出高さの高い第1長壁部51を有するため、第1立壁11の最大外径は仮取付時におけるバンド部材3の内径よりも大きいが、第1立壁11における第1長壁部51以外の部分、つまり、第1一般立壁部50の突出高さはさほど高くない。このため、第1長壁部51を乗り越えたバンド部材3は、比較的容易に第1立壁11の全体を乗り越える。第1立壁11を乗り越えたバンド部材3は、図4に示すように、第1立壁11と第2立壁12との間において一般部13の外周面に配置される。
図4に示すように、バンド部材3を一般部13の外周面に配置し、第1立壁11の第1スリット52および第2立壁12の第2スリット56に第1座部41を挟持することで、車載部材1にクランプ2が仮取付された実施例1のクランプ付車載部材を得ることができる。
なお第1スリット52および第2スリット56は、何れも、突出端側から基端側に向けて、スリット幅の狭まる略V字状をなしている。また、本実施例においては、ボルト部49の軸方向における第1座部41の厚みは、突出端側における第1スリット52および第2スリット56のスリット幅よりも狭く、基端側における第1スリット52および第2スリット56のスリット幅よりも広い。
したがって、図2に示すように、第1スリット52における突出端部側−基端側方向の略中央部で、第1座部41は第1立壁11の第1スリット52に安定して挟持される。第2座部45についても同様である。
第1長壁部51の第1スリット52および第2長壁部54の第2スリット56が第1座部41を挟持することで、締結部10の周方向および軸方向に向けた第1座部41の位置変化を規制でき、ひいては、締結部10の周方向および軸方向に向けたクランプ2全体の位置変化を規制できる。したがって、実施例1のクランプ付車載部材は、クランプ2と車載部材1とを安定して仮取付し得る。
さらに、第1立壁11の最大外径および第2立壁12の最大外径は、仮取付時におけるバンド部材3の内径よりも大きいため、第1立壁11および第2立壁12は締結部10の軸方向に向けたバンド部材3の位置変化を信頼性高く規制できる。これらの協働により、実施例1のクランプ付車載部材は、クランプ2と車載部材1とを安定して仮取付でき、車載部材1からのクランプ2の脱落を抑制できる。
なお、図2および図4に示す仮取付時において、第1座部41は第1スリット52および第2スリット56における先端側(第1長壁部51および第2長壁部54の突出端側)の部分に配置される。そして、図2に示すように、第1スリット52における基端側の部分には隙間があいている。第2スリット56についても同様である。
クランプ2が仮取付された車載部材1を相手材に取り付ける際には、図3に示すように、車載部材1の締結部10に相手材の相手側締結部110(図3中二点鎖線で示す)を挿入し、次いでボルト部49をさらに締結すれば良い。すると、ボルト部49が第1座部41の第1螺合穴42に大きく入り込む。このときボルト部49の先端に螺合している第2座部45はボルト部49とともに空転するとともに、第2取付部32に当接し、第2取付部32をボルト部49の進行方向の先側に向けて押圧する。第1座部41には第1取付部31が固定されているため、このとき第1取付部31と第2取付部32とは相対的に互いに離れる方向に押圧され、バンド部材3における一般バンド部39の重なり量は大きくなり、バンド部材3は縮径する。つまり、固定部材4は、バンド部材3を縮径させるとともに縮径状態で固定する。そして、バンド部材3が縮径することで、クランプ2は締結部10および相手側締結部110をその外周側から締結する。
上記したように、図2に示す仮取付時において、締結部10における一般部13の外周面13aとバンド部材3における一般バンド部39の内周面との間には周方向の大部分において隙間があり、第1座部41は第1スリット52および第2スリット56における先端側の部分に配置される。これに対して、図3に示す締結時には、一般部13の外周面13aと一般バンド部39の内周面とは周方向の全体で当接し、これに伴って第1座部41もまた一般部13の外周面13a側に引き寄せられる。したがって第1座部41は第1スリット52および第2スリット56に入り込み、第1スリット52および第2スリット56もおける基端側の部分の隙間は小さくなる。このため、取付作業者は、クランプ2が車載部材1に対して仮取付されているだけなのか、締結されているのかを容易に見分けることができる。したがって、実施例1のクランプ付車載部材によると取付作業者の作業をより容易にできる利点がある。
実施例1のクランプ付車載部材においては、締結部10の軸方向に離間した第1立壁11および第2立壁12によって第1座部41を挟持しているため、締結部10に対する第1座部41の位置を略一定にできる。換言すると、実施例1のクランプ付車載部材においては、一般部13の外周面13aに対する第1座部41の距離は、締結部10の軸方向において略一定である。
一般部13の外周面13aに対する第1座部41の距離を、締結部10の軸方向において略一定にできれば、クランプ2のバンド部材3を締結部10に対してまっすぐに取付けることができ、締結部10からのクランプ2の脱離をより信頼性高く抑制できる。
実施例1のクランプ付車載部材における第2座部45はワッシャー状をなしボルト部49に対して脱離可能に固定されているが、これに限らず、例えば第2座部45はボルト部49に固着されても良い。
さらに、場合によっては、第2座部45はボルト部49の一部で構成されても良い。例えば、第2取付部32のU字内部に形成される空間がボルト部49の外径よりも小さい場合、ボルト部49における進行方向の先端部で第2取付部32を押圧可能である。従ってこの場合には、第2座部45とボルト部49とは一体であり、ボルト部49における進行方向の先端部で構成される。
実施例1のクランプ付車載部材においては、第1立壁11を第1一般立壁部50と第1長壁部51とで構成したが、規制部14は第1座部の周方向および軸方向における位置変化を規制し、ひいてはクランプ2の周方向および軸方向の位置変化を規制できれば良く、第1立壁11および第2立壁12の形状やその周方向長さ、突出高さは特に限定されない。例えば、第1立壁11が締結部10における周方向の一部のみに設けられても良いし、第1立壁11が第1長壁部51のみで構成されても良い。
第1立壁11が第1長壁部51のみで構成される場合にも、第1長壁部51における締結部10の外径がバンド部材3の内径よりも大きければ、第1長壁部51つまり規制部14がストッパとなり、バンド部材3は車載部材1の締結部10から脱落し難い。第2立壁12に関しても同様である。
実施例1における車載部材1は全体として筒状をなすとともにその全体が弾性材で構成されているが、本発明のクランプ付車載部材における車載部材1はこれに限定されず用途に応じた種々の形状をとり得る。つまり、車載部材1は筒状をなす締結部10を有すれば良く、車載部材1の全体が中空である必要は無い。また、締結部10は、相手材に対してクランプ締結する必要上、変形可能である必要があるが、締結部10の変形の程度は特に問わない。さらに、車載部材1は、締結部10のみが変形可能であるとともに他の部分が変形しなくても構わない。なお締結部10は、バンド部材3の一部を挟持する部分であるため、挟持の強度を考慮すると、弾性変形可能な材料、つまり、弾性材で構成されるのが好ましい。
なお、クランプ2の材料としては、例えば金属等の剛性および可撓性を有する材料を用いるのが好ましい。
本発明のクランプ付車載部材は、実施例のクランプ付車載部材と同様に締結部10を一つのみ備えても良いし、或いは二以上の締結部10を備えても良い。二以上の締結部10を備える本発明のクランプ付車載部材は、締結部10と同数のクランプ2を備えれば良い。
第2座部45と第2取付部32とは少なくともクランプ締結時に当接すれば良い。つまり、第2座部45と第2取付部32とは常に当接していても良いし、クランプ締結時に当接しクランプ2を緩めたときには離間しても良い。
(実施例2)
図5は実施例2のクランプ付車載部材を締結部の軸方向端部から見た様子を模式的に表す端面図である。
図5に示すように、実施例2のクランプ付車載部材は、車載部材1における締結部10の形状以外は実施例1と実質的に同じものである。具体的には、実施例2のクランプ付車載部材における第1長壁部51の二つの第1長壁分体53は、第1スリット52を挟んで対称ではない。具体的には、ボルト部49の進行方向の後側に位置する第1長壁分体53bの周方向長さは他方の第1長壁分体53aの周方向長さより大きい。なお、ここでいう周方向長さとは、締結部10の周方向における長さを指す。図示しないが、第2長壁部54に関しても同様である。
実施例2のクランプ付車載部材において、第1長壁部51は第1座部41を挟持しているため、ボルト部49の進行方向の後側に位置する第1長壁分体53bには、ボルト締結時に、周方向に向けた比較的大きな力が作用する。第1長壁分体53bの周方向長さを大きくすることで、第1長壁分体53bの周方向に向けた耐荷重性を向上させることができ、ボルト締結時における第1長壁分体53bの変形を抑制でき、ひいては第1長壁部51によって第1座部41を信頼性高く挟持し得る利点がある。第2長壁部54についても同様に、ボルト部49の進行方向の後側に位置する第2長壁分体(図略)の周方向長さを大きくすることで、第2長壁部54によって第1座部41を信頼性高く挟持し得る。したがって、実施例2のクランプ付車載部材は、クランプ2と車載部材1とを安定して仮取付し得るだけでなく、相手部材に取付ける際にも車載部材1からのクランプ2の脱落を抑制できるため、車両に車載部材1を配設する組立作業者に与える負担をより一層軽減できる利点がある。
(実施例3)
図6は実施例3のクランプ付車載部材における締結部10を外周側から見た様子を模式的に表す要部拡大側面図である。実施例3のクランプ付車載部材は、第2立壁12を有さないこと以外は実施例1のクランプ付車載部材と概略同じである。
図6に示すように、実施例3のクランプ付車載部材は第2立壁12を有さない。第1立壁11は、実施例1のクランプ付車載部材における第1立壁11と同様の第1長壁部51を有する。第1長壁部51の第1スリット52には、第1座部41が挟持されている。
実施例3のクランプ付車載部材における規制部14は、第1立壁11のみで構成されている。しかし、第1立壁11における規制部14の最大外径は仮取付時におけるバンド部材3の内径よりも大きいため、第1立壁11は締結部10の軸方向先端側に向けたバンド部材3の位置変化を規制する。また、第1立壁11は第1座部41を挟持しているため、締結部10の周方向に向けたバンド部材3の位置変化をも規制する。したがって、実施例3のクランプ付車載部材における第1立壁11もまた、軸方向および周方向に向けたバンド部材3の位置変化を規制する。よって、実施例3のクランプ付車載部材もまた、クランプ2と車載部材1とを安定して仮取付し得る。
(実施例4)
図7は実施例4のクランプ付車載部材における締結部10を外周側から見た様子を模式的に表す要部拡大側面図である。実施例4のクランプ付車載部材は、第1立壁11および第2立壁12を有さず、4対の挟持突起部61〜64を有すること以外は実施例1のクランプ付車載部材と概略同じである。
図7に示すように、実施例4のクランプ付車載部材は第1立壁11および第2立壁12を有さない。代わりに、凸状をなし一般バンド部39を挟持する4対の挟持突起部(第1挟持突起部61、第2挟持突起部62、第3挟持突起部63、第4挟持突起部64)を有する。締結部10のなかでこの4対の挟持突起部61〜64のある部分は、実施例4のクランプ付車載部材における規制部14を構成している。
第1挟持突起部61〜第4挟持突起部64は、各々、一般部13の外周面13aから締結部10の径方向に向けて突起する二つの突起で構成されている。第1挟持突起部61と第2挟持突起部62とは締結部10の周方向において略同位置に配置され、締結部10の軸方向に離間している。第3挟持突起部63と第4挟持突起部64とは締結部10の周方向において略同位置に配置され、締結部10の軸方向に離間している。第1挟持突起部61と第3挟持突起部63とは締結部10の軸方向において略同位置に配置され、締結部10の周方向に離間している。第2挟持突起部62と第4挟持突起部64とは締結部10の軸方向において略同位置に配置され、締結部10の周方向に離間している。
第1挟持突起部61は、一般バンド部39の第1線部33のなかで二つの第1取付部31の一方31aに隣接する部分を挟持する。第2挟持突起部62は、一般バンド部39の第2線部34のなかで二つの第1取付部31の他方31bに隣接する部分を挟持する。第3挟持突起部63は、一般バンド部39の第1線部33のなかで第2取付部32に隣接する部分を挟持する。第4挟持突起部64は、一般バンド部39の第2線部34のなかで第2取付部32に隣接する部分を挟持する。換言すると、第1挟持突起部61と第3挟持突起部63とは、第1座部41を挟んだ略対称な位置で一般バンド部39を挟持し、第2挟持突起部62と第4挟持突起部64ともまた、第1座部41を挟んだ略対称な位置で一般バンド部39を挟持する、とも言える。このように、実施例4のクランプ付車載部材における規制部14は、第1挟持突起部61〜第4挟持突起部64によって一般バンド部39を挟持することで、第1座部41の周方向および軸方向の位置変化を規制し得る。したがって、実施例4のクランプ付車載部材もまた、クランプ2と車載部材1とを安定して仮取付し得る。
(その他)
本発明は、上記し且つ図面に示した実施形態にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できる。また、実施形態に示した各構成要素は、それぞれ任意に抽出し組み合わせて実施できる。
本発明のクランプ付車載部材は、自動車等の各種車両に搭載されクランプにより他部材に取付けられる各種の車載部材として利用できる。
本発明のクランプ付車載部材は、以下のように表現できる。
(1)車載部材1と、前記車載部材1とは別体であり前記車載部材1に仮取付されているクランプ2と、で構成されるクランプ付車載部材であって、
前記クランプ2は、周方向に状態変化し拡縮径可能な有端環状をなすバンド部材3と、前記バンド部材3に取り付けられて前記バンド部材3を縮径状態で固定可能な固定部材4と、を有し、
前記バンド部材3は、前記バンド部材3における周方向の一部を構成する第1取付部31と、前記バンド部材3における周方向の他の一部を構成する第2取付部32と、を有し、
前記固定部材4は、ボルト部49と、前記ボルト部49に螺合するとともに前記第1取付部31に固定される第1座部41と、前記ボルト部49に固定されるとともに前記第2取付部32に当接する第2座部45と、を有し、
前記車載部材1は、本体部19と、筒状をなし前記本体部19に一体的に設けられている締結部10と、を有し、
前記締結部10は、筒状をなす一般部13と、前記一般部13の外周面13aよりも径方向外側にまで突出する規制部14と、を有し、
前記バンド部材3は前記一般部13の外周面13aに配置され、
前記締結部10は、前記規制部14によって前記クランプ2の一部を挟持し、前記締結部10の軸方向および径方向に向けた前記第1座部41の位置変化を規制する、クランプ付車載部材。
(2)前記規制部14は、前記締結部10の周方向に延び前記締結部10の軸方向先端側に配置される第1立壁11を有し、
前記一般部13は前記締結部10の軸方向基端側に配置され、
前記第1立壁11における前記締結部10の最大外径は、前記仮取付時における前記バンド部材3の内径よりも大きく、
前記第1立壁11は前記クランプ2の一部を挟持する、(1)に記載のクランプ付車載部材。
(3)前記第1立壁11は、前記第1座部41を挟持する、(2)に記載のクランプ付車載部材。
(4)前記第1立壁11は、周方向の一部からなり周方向の他の部分よりも突出高さの大きい長壁部51、54を有し、
前記長壁部51、54は前記第1座部41を挟持するスリット52、56を有し、
前記第1座部41は前記スリット52、56における先端側の部分に配置されるとともに、前記スリット52、56における基端側の部分には隙間があいている、(3)に記載のクランプ付車載部材。
(5)前記規制部14は、前記締結部10の周方向に延び前記一般部13を挟み前記締結部10の軸方向において互いに離間する第1立壁11および第2立壁12を有し、
前記第1立壁11は前記締結部10の軸方向先端側に配置され、前記第2立壁12は前記締結部10の軸方向基端側に配置され、
前記第1立壁11における前記締結部10の最大外径および前記第2立壁12における前記締結部10の最大外径は、それぞれ、前記仮取付時における前記バンド部材3の内径よりも大きく、
前記第1立壁11および/または前記第2立壁12は前記クランプ2の一部を挟持する、(1)に記載のクランプ付車載部材。
(6)前記第1立壁11および/または前記第2立壁12は、前記第1座部41を挟持する、(5)に記載のクランプ付車載部材。
(7)前記第1立壁11および/または前記第2立壁12のうち前記第1座部41を挟持するものは、周方向の一部からなり周方向の他の部分よりも最大突出高さの大きい長壁部51、54を有し、
前記長壁部51、54は前記第1座部41を挟持するスリット52、56を有し、
前記第1座部41は前記スリット52、56における先端側の部分に配置されるとともに、前記スリット52、56における基端側の部分には隙間があいている、(6)に記載のクランプ付車載部材。
1:車載部材 2:クランプ 3:バンド部材
4:固定部材 10:締結部 11:第1立壁
12:第2立壁 13:一般部 13a:一般部の外周面
14:規制部 19:本体部 31:第1取付部
32:第2取付部 41:第1座部 45:第2座部
49:ボルト部 51、54:長壁部 52、56:スリット

Claims (6)

  1. 車載部材と、前記車載部材とは別体であり前記車載部材に仮取付されているクランプと、で構成されるクランプ付車載部材であって、
    前記クランプは、周方向に状態変化し拡縮径可能な有端環状をなすバンド部材と、前記バンド部材に取り付けられて前記バンド部材を縮径状態で固定可能な固定部材と、を有し、
    前記バンド部材は、前記バンド部材における周方向の一部を構成する第1取付部と、前記バンド部材における周方向の他の一部を構成する第2取付部と、を有し、
    前記固定部材は、ボルト部と、前記ボルト部に螺合するとともに前記第1取付部に固定される第1座部と、前記ボルト部に固定されるとともに前記第2取付部に当接する第2座部と、を有し、
    前記車載部材は、本体部と、筒状をなし前記本体部に一体的に設けられている締結部と、を有し、
    前記締結部は、筒状をなす一般部と、前記一般部の外周面よりも径方向外側にまで突出する規制部と、を有し、
    前記バンド部材は前記一般部の外周面に配置され、
    前記締結部は、前記規制部によって前記クランプの一部を挟持し、前記締結部の軸方向および径方向に向けた前記第1座部の位置変化を規制し、
    前記規制部は、前記締結部の周方向に延び前記締結部の軸方向先端側に配置される第1立壁を有し、
    前記一般部は前記締結部の軸方向基端側に配置され、
    前記第1立壁における前記締結部の最大外径は、前記仮取付時における前記バンド部材の内径よりも大きく、
    前記第1立壁は前記クランプの一部を挟持する、クランプ付車載部材。
  2. 前記第1立壁は、前記第1座部を挟持する、請求項1に記載のクランプ付車載部材。
  3. 前記第1立壁は、周方向の一部からなり周方向の他の部分よりも最大突出高さの大きい長壁部を有し、
    前記長壁部は前記第1座部を挟持するスリットを有し、
    前記第1座部は前記スリットにおける先端側の部分に配置されるとともに、前記スリットにおける基端側の部分には隙間があいている、請求項2に記載のクランプ付車載部材。
  4. 車載部材と、前記車載部材とは別体であり前記車載部材に仮取付されているクランプと、で構成されるクランプ付車載部材であって、
    前記クランプは、周方向に状態変化し拡縮径可能な有端環状をなすバンド部材と、前記バンド部材に取り付けられて前記バンド部材を縮径状態で固定可能な固定部材と、を有し、
    前記バンド部材は、前記バンド部材における周方向の一部を構成する第1取付部と、前記バンド部材における周方向の他の一部を構成する第2取付部と、を有し、
    前記固定部材は、ボルト部と、前記ボルト部に螺合するとともに前記第1取付部に固定される第1座部と、前記ボルト部に固定されるとともに前記第2取付部に当接する第2座部と、を有し、
    前記車載部材は、本体部と、筒状をなし前記本体部に一体的に設けられている締結部と、を有し、
    前記締結部は、筒状をなす一般部と、前記一般部の外周面よりも径方向外側にまで突出する規制部と、を有し、
    前記バンド部材は前記一般部の外周面に配置され、
    前記締結部は、前記規制部によって前記クランプの一部を挟持し、前記締結部の軸方向および径方向に向けた前記第1座部の位置変化を規制し、
    前記規制部は、前記締結部の周方向に延び前記一般部を挟み前記締結部の軸方向において互いに離間する第1立壁および第2立壁を有し、
    前記第1立壁は前記締結部の軸方向先端側に配置され、前記第2立壁は前記締結部の軸方向基端側に配置され、
    前記第1立壁における前記締結部の最大外径および前記第2立壁における前記締結部の最大外径は、それぞれ、前記仮取付時における前記バンド部材の内径よりも大きく、
    前記第1立壁および/または前記第2立壁は前記クランプの一部を挟持する、クランプ付車載部材。
  5. 前記第1立壁および/または前記第2立壁は、前記第1座部を挟持する、請求項4に記載のクランプ付車載部材。
  6. 前記第1立壁および/または前記第2立壁のうち前記第1座部を挟持するものは、周方向の一部からなり周方向の他の部分よりも最大突出高さの大きい長壁部を有し、
    前記長壁部は前記第1座部を挟持するスリットを有し、
    前記第1座部は前記スリットにおける先端側の部分に配置されるとともに、前記スリットにおける基端側の部分には隙間があいている、請求項5に記載のクランプ付車載部材。
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