JP6398161B2 - 印刷制御装置、印刷制御方法及び印刷制御プログラム - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御方法及び印刷制御プログラム Download PDF

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本発明は、複数のプリンタに印刷ジョブを振り分ける技術に関する。
印刷枚数が多い印刷ジョブを1台のプリンタで印刷すると、印刷終了までに長い時間を要する。そのような印刷ジョブの投入から印刷終了までの時間を短縮するためには、その印刷ジョブの互いに異なる部分を、同時に複数のプリンタに印刷させる、分散印刷が有効である。そのような、一つの印刷ジョブを複数の部分に分割し、分割された印刷ジョブ各部分を複数のプリンタに振り分けて印刷させる、分散印刷の一例が、例えば特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載されている印刷システムは、各印刷装置による、各印刷装置に割り付けた、分割された印刷データの印刷完了が同時刻になるように、印刷データの分割と分割された印刷データの各印刷装置への割り付けを行う。その際、この印刷システムは、印刷される文書データのデータ属性と、各印刷装置の、データ属性毎の、印刷速度とデータ量の関係を表す印刷性能曲線に基づいて、印刷に必要な印刷時間を推定する。なお、データ属性は、例えば、文字、図形、イメージである。
特許文献2には、データタイプ毎の単位データ当たりの印刷所要時間に基づき、印刷データのページプリンタによる印刷所要時間を予測する、印刷所要時間予測システムが記載されている。特許文献2におけるデータタイプは、例えば、テキスト、図形、イメージである。
特開平11−194911号公報 特開平8−166861号公報
プリンタが単位時間当たりに印刷可能なページ数などで表される印刷速度は、一般に、印刷設定によって変動する。印刷設定は、例えば、出力用紙サイズ、用紙の種類、原稿の向き、片面印刷又は両面印刷の指定、ページレイアウト、カラーモード、印刷品質の設定である。
特許文献1の印刷システムは、印刷設定によらず、データ属性毎の各印刷装置の印刷速度に基づき、印刷ジョブの分割と分割された印刷ジョブの各印刷装置への割付を行う。従って、特許文献1の技術では、印刷ジョブに設定された印刷設定によっては、推定された印刷時間の誤差が大きくなる。その場合、印刷ジョブが割り付けられた各印刷装置の、印刷終了時刻が乖離する。
特許文献2の技術は、データタイプに応じたページプリンタの印刷速度に基づき、印刷データの印刷所要時間を予測する技術である。従って、印刷ジョブに設定された印刷設定によっては、推定された印刷時間の誤差が大きくなる。
本発明の目的の一つは、様々な印刷設定がなされる環境において、印刷ジョブに基づく印刷がより早く終了するように、印刷ジョブをプリンタに割り当てる精度を向上させることができる印刷制御装置を提供することにある。
本発明の印刷制御装置は、印刷方法を指示する印刷設定と印刷速度とを関連付けて記憶する印刷性能記憶手段と、複数のプリンタに対して、当該プリンタが新たな印刷データを印刷可能になるまでに要する時間である準備時間を記憶する準備時間記憶手段と、前記複数のプリンタのうち、印刷データが割り当てられる少なくとも1台の割当プリンタを、前記印刷データに関する前記印刷設定に関連付けられた前記印刷速度に基づき推定される、前記割当プリンタが当該割当プリンタに割り当てられた前記印刷データを印刷する印刷時間と、前記割当プリンタの前記準備時間との和が、所定の基準を満たすように決定する印刷割り当て手段とを備える。
本発明の印刷制御方法は、印刷方法を指示する印刷設定と印刷速度とを関連付けて印刷性能記憶手段に記憶し、複数のプリンタに対して、当該プリンタが新たな印刷データを印刷可能になるまでに要する時間である準備時間を準備時間記憶手段に記憶し、前記複数のプリンタのうち、印刷データが割り当てられる少なくとも1台の割当プリンタを、前記印刷データに関する前記印刷設定に関連付けられた前記印刷速度に基づき推定される、前記割当プリンタが当該割当プリンタに割り当てられた前記印刷データを印刷する印刷時間と、前記割当プリンタの前記準備時間との和が、所定の基準を満たすように決定する。
本発明の印刷制御プログラムは、コンピュータを、印刷方法を指示する印刷設定と印刷速度とを関連付けて記憶する印刷性能記憶手段と、複数のプリンタに対して、当該プリンタが新たな印刷データを印刷可能になるまでに要する時間である準備時間を記憶する準備時間記憶手段と、前記複数のプリンタのうち、印刷データが割り当てられる少なくとも1台の割当プリンタを、前記印刷データに関する前記印刷設定に関連付けられた前記印刷速度に基づき推定される、前記割当プリンタが当該割当プリンタに割り当てられた前記印刷データを印刷する印刷時間と、前記割当プリンタの前記準備時間との和が、所定の基準を満たすように決定する印刷割り当て手段として動作させる。
本発明には、様々な印刷設定がなされる環境において、印刷ジョブに基づく印刷がより早く終了するように、印刷ジョブをプリンタに割り当てる精度を向上させることができるという効果がある。
図1は、第1の実施形態の印刷制御装置1Aの構成を表す図である。 図2は、第1の実施形態の印刷システム10の構成を表す図である。 図3は、第1の実施形態の印刷システム10の全体構成を表す図である。 図4は、第1の実施形態の印刷システム10の他の構成を表す図である。 図5は、第1の実施形態の印刷制御装置1の、印刷ジョブ受信時における動作を表すフローチャートである。 図6は、抽出された印刷設定の一例を概念的に表す図である。 図5は、印刷性能記憶部103が記憶する、印刷性能の例を概念的に表す図である。 図6は、プリンタ情報記憶部105が記憶するプリンタ情報の例を概念的に表す図である。 図9は、第1の実施形態の印刷制御装置1の、印刷性能更新時における動作を表すフローチャートである。 図10は、印刷履歴から導出された平均データ量と印刷速度の組み合わせの分布と、その分布から一次近似によって導出された一次関数の一例を表す図である。 図11は、準備時間記憶部104が記憶する準備時間の例を表す概念的に図である。 図12は、印刷制御装置1、印刷制御装置1A、及び印刷制御装置1Bを実現するために使用される、コンピュータ1000の構成の一例を表す図である。
次に、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本実施形態の印刷システム10の構成を表す図である。
図2を参照すると、印刷システム10は、印刷制御装置1と、複数のプリンタ3を含む。印刷制御装置1には、端末装置2が接続されている。印刷システム10は、複数の端末装置2を含んでいてもよい。印刷制御装置1と端末装置2は、互いに接続されており、互いに通信することができる。印刷制御装置1とプリンタ3は、互いに接続されており、互いに通信することができる。印刷制御装置1と、端末装置2と、プリンタ3は、同じ通信ネットワークに接続されていてもよい。
図3は、本実施形態の印刷システム10の全体構成を表す図である。図3には、2台の端末装置2が、端末装置2Aと端末装置2Bとして描かれている。また、図3には、3台のプリンタ3が、プリンタ3A、プリンタ3B、プリンタ3Cとして描かれている。そして、印刷制御装置1と、端末装置2Aと、端末装置2Bと、プリンタ3Aと、プリンタ3Bと、プリンタ3Cは、通信ネットワーク4を介して接続されている。なお、端末装置2Aと、端末装置2Bが接続される通信ネットワークと、プリンタ3Aと、プリンタ3Bと、プリンタ3Cが接続される通信ネットワークは、別の通信ネットワークであってもよい。その場合、印刷制御装置1は、それらの双方のネットワークに接続される。
図2を参照すると、印刷制御装置1は、印刷要求受付部101と、印刷ジョブ分析部102と、印刷性能記憶部103と、プリンタ情報記憶部105と、印刷割り当て部106と、印刷指示部107と、電源等入部108と、プリンタ状態受信部109と、印刷履歴収集部110と、印刷履歴記憶部111と、更新設定部112と、印刷性能分析部113と、印刷性能更新部114を含む。図2に示す例では、印刷ジョブ分析部102は、印刷要求受付部101に含まれている。また、印刷性能更新部114は、印刷性能分析部113に含まれている。しかし、印刷ジョブ分析部102は、印刷要求受付部101に含まれていなくてもよい。また、印刷性能更新部114は、印刷性能分析部113に含まれていなくてもよい。
図4は、第1の実施形態の変形例である印刷システム10Aの構成を表す図である。印刷システム10Aは、端末装置2が接続された印刷制御装置1Aと、複数のプリンタ3を含む。印刷制御装置1Aと図2に示す印刷制御装置1の相違は、印刷ジョブ分析部102が印刷要求受付部101に含まれず、印刷性能更新部114が印刷性能分析部113に含まれないことである。他の点では、印刷システム10は印刷システム10Aと同じである。
図2を参照すると、端末装置2は、印刷要求部201と、更新設定送信部202を含む。
また、プリンタ3は、電源投入実行部301と、印刷部302と、プリンタ状態送信部303を含む。
印刷要求部201は、印刷されるデータである印刷データと、印刷方法の指示を表す印刷設定を、印刷制御装置1の印刷要求受付部101に送信する。印刷要求部201は、例えば、印刷データと印刷設定を含む印刷ジョブを生成する。そして、印刷要求部201は、生成された印刷ジョブを、印刷制御装置1の印刷要求受付部101に送信する。本実施形態の説明では、印刷ジョブは、印刷データと印刷設定を含むデータである。印刷設定は、例えば、出力用紙サイズ、用紙の種類、原稿の向き、片面印刷又は両面印刷の指定、ページレイアウト、カラーモード、印刷品質の設定である。印刷設定は、これらに限られない。印刷ジョブに含まれる印刷設定は、その印刷ジョブに含まれる印刷データを、その印刷設定が表す設定で印刷する指示を表す。すなわち、印刷ジョブに含まれる印刷設定は、その印刷ジョブに含まれる印刷データを印刷する印刷方法の指示を表す。
印刷要求受付部101は、印刷データと、印刷設定を、例えば印刷ジョブの形で受信する。以下では、印刷要求受付部101が受信した印刷設定を、受信印刷設定と表記する。
印刷ジョブ分析部102は、印刷要求受付部101が受信した印刷ジョブから、印刷データと印刷設定を抽出する。
印刷性能記憶部103は、異なる複数の印刷設定の各々に対して、その印刷設定に関連付けて印刷性能を記憶する。印刷性能は、例えば、ファーストプリント時間と、連続印刷速度と、速度補正値である。ファーストプリント時間は、例えば、印刷データをすぐに処理できるレディ状態にあるプリンタ3が、印刷ジョブのデータを受信し始めてから、その印刷ジョブに含まれる印刷データの1ページ目が印刷された用紙がプリンタ3から排出されるまでの時間である。連続印刷速度は、2枚目以降の印刷された用紙が排出される速度である。連続印刷速度は、例えば、プリンタ3が単位時間当たりに排出する、印刷された用紙の枚数により表される。一般に、連続印刷速度は、印刷データの1ページ当たりのデータ量すなわちサイズに応じて変化する。そして、印刷される印刷データの1ページ当たりのサイズが大きいほど、連続印刷速度は遅くなる傾向がある。速度補正値は、印刷データの1ページ当たりのサイズの違いによる連続印刷速度の変化を表す値である。本実施形態における速度補正値は、印刷データの1ページ当たりのサイズが単位サイズ増加したときの連続印刷速度の減少量を表す。本発明の各実施形態において、連続印刷速度は、単に、印刷速度とも表記される。
プリンタ3によって印刷性能が異なる場合、印刷性能記憶部103は、プリンタ3毎に、異なる複数の印刷設定の各々に対して、その印刷設定に関連付けて印刷性能を記憶する。また、ファーストプリント時間が、2枚目以降の用紙の出力間隔と同じかほぼ同じである場合、印刷性能記憶部103は、ファーストプリント時間を記憶していなくてもよい。また、印刷データのサイズの違いによる連続印刷速度の変化が無いかほぼ無い場合、印刷性能記憶部103は、速度補正値を記憶していなくてもよい。
プリンタ情報記憶部105は、プリンタ3毎に、プリンタ状態を記憶する。プリンタ状態は、例えば、印刷中、レディ状態、スリープ状態、電源オフ状態である。印刷中は、プリンタ3が印刷データを印刷中であることを表す。レディ状態は、プリンタ3が、印刷中ではないが、ウォームアップやスリープ状態からの復帰処理を行うことなく、印刷を始められる状態であることを表す。スリープ状態は、プリンタ3が、すぐには印刷を始められない省消費電力状態であることを表す。電源オフ状態は、プリンタ3の電源が切られていることを表す。
プリンタ情報記憶部105は、さらに、プリンタ3毎に、プリンタ3の状態がスリープ状態からレディ状態に遷移するのに要する時間であるリカバリ時間を記憶する。プリンタ情報記憶部105は、さらに、プリンタ3毎に、プリンタ3の状態が電源オフ状態からレディ状態に遷移するのに要する時間であるウォームアップ時間を記憶するプリンタ情報記憶部105は、さらに、印刷中であるプリンタ3に対して、印刷が終了する予想時刻である印刷終了予想時刻を記憶する。以下では、プリンタ情報記憶部105が記憶する、プリンタ状態と、リカバリ時間と、ウォームアップ時間と、印刷終了予測時間を、プリンタ情報と表記する。プリンタ情報は、他の値を含んでいてもよい。
準備時間記憶部104は、複数のプリンタ3の各々に対して、そのプリンタ3が新たな印刷データを印刷可能になるまでに要する時間である準備時間を記憶する。
印刷割り当て部106は、プリンタ情報記憶部105が記憶するプリンタ情報に基づき、各プリンタ3に対して、上述の準備時間を導出する。印刷割り当て部106は、導出した各プリンタ3の準備時間を準備時間記憶部104に格納する。
さらに、印刷割り当て部106は、印刷要求受付部101が受信した印刷データの全ての部分がプリンタ3のいずれかに割り当てられるように、プリンタ3とそのプリンタ3に割り当てられるその印刷データの少なくとも一部の組み合わせを決定する。以下の説明において、印刷データの少なくとも一部を、部分印刷データと表記する。また、部分印刷データが割り当てられるプリンタ3を、割当プリンタと表記する。部分印刷データは、例えば、印刷要求受付部101が受信した印刷データが分割された印刷データであればよい。割当プリンタと部分印刷データの組み合わせの決定は、割当プリンタの選択と、各割当プリンタに割り当てられる部分印刷データのサイズの決定とを含む。
部分印刷データと受信印刷設定が割当プリンタに送信されると、その割当プリンタは、受信時からその割当プリンタの準備時間が経過した後、受信印刷設定に従って部分印刷データを印刷する。印刷要求受付部101が受信した印刷データは、端末装置2のユーザの印刷要求を行った印刷データである。印刷要求を行ったユーザが、送信された印刷データが印刷された印刷物をできるだけ早く受け取るためには、それぞれの割当プリンタが部分印刷データの印刷を完了する印刷終了予想時刻が同時であることが望ましい。そのため、印刷割り当て部106は、それぞれの割当プリンタが部分印刷データの印刷を完了する印刷終了予想時刻の差が小さくなるように、割当プリンタと部分印刷データの組み合わせを決定する。なお、以上の説明において、各割当プリンタが部分印刷データの印刷を完了する印刷終了予想時刻の差は、最も早い印刷終了予想時刻と元も遅い印刷終了予想時刻の差を表す。印刷割り当て部106は、例えば、それぞれの割当プリンタが部分印刷データの印刷を完了する印刷終了予想時刻が近さの基準を満たす、割当プリンタと部分印刷データの組み合わせを導出する。
割当プリンタが部分印刷データの印刷を完了する印刷終了予想時刻は、部分印刷データと受信印刷設定を送信する時刻から、その割当プリンタの準備時間と、その割当プリンタが受信印刷設定に従って部分印刷データを印刷する推定印刷時間が経過した時刻である。推定印刷時間は、割当プリンタがその割当プリンタに割り当てられた部分印刷データを、受信印刷設定に従って印刷するのに要する時間の推定値である。印刷割り当て部106によって、印刷性能記憶部103に格納されている、受信印刷設定に関連付けられた印刷性能に基づき、推定印刷時間を推定される。また、準備時間記憶部104が、各プリンタ3の準備時間を記憶している。各割当プリンタにほぼ同時に部分印刷データと受信印刷設定を送信する場合、各割当プリンタが部分印刷データの印刷を完了する印刷終了予想時刻の差は、各割当プリンタの準備時間と推定印刷時間を足した時間の差と見なすことができる。
従って、印刷割り当て部106は、例えば、各割当プリンタの準備時間と割り当てられた部分印刷データの印刷に要する推定印刷時間を足した時間が、所定の基準を満たす、割当プリンタと部分印刷データの組み合わせを導出すればよい。例えば、印刷割り当て部106は、割当プリンタの準備時間と推定印刷時間を足した時間の最大値と最小値の差が最も小さくなる、割当プリンタと部分印刷データの組み合わせを導出すればよい。あるいは、印刷割り当て部106は、割当プリンタの準備時間と推定印刷時間を足した時間の最大値と最小値の差が所定のしきい値以下である、割当プリンタと部分印刷データの組み合わせを導出してもよい。
電源投入部108は、プリンタ状態が電源オフ状態である割当プリンタの電源投入実行部301に対して、電源投入指示を送信する。プリンタ状態が電源オフ状態である割当プリンタが存在する場合、印刷指示部107が、プリンタ状態が電源オフ状態である割当プリンタの識別子を、電源投入部108に送信すればよい。そして、電源投入部108は、識別子を受信したプリンタ3の電源投入実行部301に対して、電源投入指示を送信すればよい。
電源投入指示を受信した電源投入実行部301は、その電源投入実行部301を備えるプリンタ3の電源を投入する。電源投入実行部301は、プリンタ3の電源がオフの状態であっても動作するよう、ネットワークを介して電源を投入する既存の任意の技術に基づき、設計されていればよい。電源投入実行部301によって電源が投入されたプリンタ3は、ウォームアップ時間が経過した後、レディ状態になる。
印刷指示部107は、各割当プリンタの印刷部302に対して、その割当プリンタに割り当てられた部分印刷データと、受信印刷設定を送信する。印刷指示部107は、割当プリンタに割り当てられた部分印刷データと受信印刷設定とを含む印刷ジョブを生成すればよい。そして、印刷指示部107は、生成した印刷ジョブをその割当プリンタの印刷部302に送信すればよい。
印刷データと印刷設定とを受信した印刷部302は、準備時間が経過した後、その受信した印刷設定に従って、その受信した印刷データを印刷する。
印刷指示部107は、割当プリンタに印刷データと印刷設定を送信すると、その割当プリンタの識別子と、印刷データのサイズと、印刷設定とを、印刷履歴収集部110に送信する。
印刷履歴収集部110は、受信した、印刷データのサイズ及び印刷設定を、受信した割当プリンタの識別子に関連付けて、印刷履歴記憶部111に格納する。
プリンタ状態送信部303は、そのプリンタ状態送信部303が備わるプリンタ3のプリンタ状態が変化する際、プリンタ状態受信部109に対して、変化後のプリンタ状態を、そのプリンタ状態が状態を表すプリンタ3の識別子に関連付けて通知する。プリンタ状態送信部303は、プリンタ状態受信部109からの要求に応じて、プリンタ状態送信部303が備わるプリンタ3のプリンタ状態を送信してもよい。
プリンタ状態受信部109は、プリンタ状態送信部303から、プリンタ3のプリンタ状態を受信する。プリンタ状態受信部109は、受信したプリンタ状態を、プリンタ3の識別子に関連付けて、プリンタ情報記憶部105に格納する。また、プリンタ状態受信部109は、電源オフ状態であったプリンタが他の状態になった場合、印刷指示部107にそのプリンタ3のプリンタ状態と識別子を通知してもよい。
端末装置2の更新設定送信部202は、印刷性能記憶部103に格納される印刷性能を更新する時期を表す更新設定を、印刷制御装置1の更新設定部112に対して送信する。更新設定は、例えば、更新を行う時刻であってもよい。更新設定は、更新を開始する時刻と、更新を行う周期の組み合わせであってもよい。更新設定は、1個以上の時刻を特定できる他の値であってもよい。
更新設定を受信した更新設定部112は、印刷性能分析部113が、更新設定に従った時刻に、印刷設定毎の印刷性能を推定する設定を行う。更新設定部112は、例えば、更新設定に基づきタイマを設定する。
印刷性能分析部113は、例えば設定されたタイマに従って、更新設定に従った時刻に、印刷設定毎の印刷性能を推定する。
そして、印刷性能分析部113に含まれる印刷性能更新部114が、推定された印刷性能を、印刷設定に関連付けて、印刷性能記憶部103に格納する。
次に、本実施形態の印刷制御装置1の動作について、図面を参照して詳細に説明する。
図5は、本実施形態の印刷制御装置1の、印刷ジョブ受信時における動作を表すフローチャートである。
端末装置2のユーザが、端末装置2において、例えば文書を印刷する操作を行うと、印刷要求部201は、印刷データと印刷設定を含む印刷ジョブを生成する。印刷ジョブは、例えば、印刷制御装置1が解釈可能な言語で記述されていればよい。印刷ジョブは、例えば、印刷制御装置1と各プリンタ3が解釈可能な言語で記述されていてもよい。印刷要求部201は、生成した印刷ジョブを、印刷制御装置1の印刷要求受付部101に送信する。
すると、まず、印刷要求受付部101が、印刷データと印刷設定を含む印刷ジョブを受信する(ステップS101)。
次に、印刷ジョブ分析部102が、受信した印刷ジョブから、印刷データと印刷設定を抽出する(ステップS102)。
図6は、抽出された印刷設定の一例を概念的に表す図である。印刷設定は、設定項目に関連付けられた、その設定項目の値を含む。図6の例のように、印刷設定は、例えば印刷データ量や印刷枚数のように、印刷データの特徴を表す値を、設定項目の値として含んでいてもよい。図6の例では、設定項目は、用紙サイズ、用紙の種類、用紙の向き、両面/製本、ページレイアウト、カラーモード、印刷モードである。印刷設定は、例えば、これらの設定項目の値を、例えばスラッシュで区切るなどして、あらかじめ決められた順に並べた値であってもよい。この場合、図6の例では、印刷設定は「A4/普通紙/縦/片面/1in1/モノクロ/標準」である。
次に、印刷割り当て部106が、印刷性能記憶部103から、抽出された印刷設定に関連付けられた、印刷速度を含む、各プリンタ3の印刷性能を読み出す(ステップS103)。本実施形態では、印刷性能は、ファーストプリント時間と、連続印刷速度と、速度補正値である。
図7は、印刷性能記憶部103が記憶する、印刷性能の例を概念的に表す図である。図7に示す例において、ファーストプリント時間は、秒単位で表されている。また、図7における連続印刷速度の単位は、1分当たりの印刷ページ数であるppm(page per minute)である。速度補正値の単位は、ppm/KB(kilo bytes)である。図7の例では、これらの印刷性能が、印刷設定である「A4/普通紙/縦/片面/1in1/モノクロ/標準」に関連付けられている。図7には、一つの印刷設定に対する印刷性能が記載されているが、印刷性能記憶部103は、複数の印刷設定に対する印刷性能を記憶していてよい。
受信印刷設定に関連付けられた印刷性能が存在しない場合、印刷割り当て部106は、受信印刷設定に最も近い印刷設定に関連付けられた印刷性能を読み出す。例えば印刷制御システム1の設計者が、印刷設定同士の近さを印刷割り当て部106が評価する基準を、適宜決めておけばよい。
例えば、印刷制御システム1の設計者は、印刷速度に及ぼす影響の大きさ表す評価値を、設定項目毎に実験的に求めておけばよい。その場合の評価値は、設計者が定めた任意の評価値でよい。あるいは、印刷性能分析部113が、印刷履歴記憶部111に格納されている印刷履歴を使用して、設定項目の値の違いが印刷速度に与える影響の大きさを、設定項目毎に導出してもよい。その場合、印刷性能分析部113は、例えば、ある設定項目の値だけが異なる印刷設定で印刷された印刷履歴から、印刷速度を導出してもよい。そして、印刷性能分析部113は、導出された印刷速度のばらつきの大きさを表す、例えば分散などの値を、その設定項目が印刷速度に与える影響の大きさの評価値にしてもよい。
そして、印刷制御システム1の設計者は、各設定項目に、印刷速度に及ぼす影響の大きさに応じた重みを付与しておけばよい。重みは、例えば、上述の評価値であってもよい。重みは、評価値の大きさに応じて導出された他の値であってもよい。そして、印刷割り当て部106は、2つの印刷設定で値が異なる設定項目に付与された重みの和を、近さの評価値にすることができる。例えば、印刷速度に及ぼす影響の大きさが大きいほど重みが大きい場合、印刷割り当て部106は、2つの印刷設定で値が異なる設定項目に付与された重みの和が小さいほど、それらの2つの印刷設定は近いと判定すればよい。
次に、印刷割り当て部106は、プリンタ情報記憶部105から、各プリンタ3のプリンタ情報を読み出す(ステップS104)。本実施形態では、プリンタ情報は、例えば、プリンタ状態と、リカバリ時間と、ウォームアップ時間を含む。プリンタ状態が印刷中であるプリンタ3のプリンタ情報は、さらに、印刷終了予測時間を含む。本実施形態の説明においては、プリンタ状態は、上述の、電源オフ状態と、スリープ状態と、レディ状態と、印刷中のいずれかである。
図8は、プリンタ情報記憶部105が記憶するプリンタ情報の例を概念的に表す図である。図8の例において、プリンタ300a、プリンタ300b、プリンタ300cは、それぞれ、プリンタ3の識別子である。前述のように、プリンタ情報は、プリンタ状態と、リカバリ時間と、ウォームアップ時間と、印刷終了予測時間を含む。プリンタ情報記憶部105は、図8の例のように、さらに、用紙残量や他の情報を記憶していてもよい。
次に、印刷割り当て部106は、各プリンタ3の準備時間を導出する(ステップS105)。
プリンタ3のプリンタ状態が電源オフ状態である場合、印刷割り当て部106は、ウォームアップ時間をそのプリンタ3の準備時間にする。図8の例において、プリンタ300bが電源オフ状態である。印刷割り当て部106は、プリンタ300bのウォームアップ時間である25秒を、プリンタ300aの準備時間にする。
プリンタ3のプリンタ状態がスリープ状態である場合、印刷割り当て部106は、リカバリ時間をそのプリンタ3の準備時間にする。図8の例において、プリンタ300aがスリープ状態である。印刷割り当て部106は、プリンタ300aのリカバリ時間である10秒を、プリンタ300aの準備時間にする。
プリンタ3のプリンタ状態がレディ状態である場合、印刷割り当て部106は、0をそのプリンタ3の準備時間にする。
プリンタ3のプリンタ状態が印刷中である場合、印刷割り当て部106は、例えば図示されない印刷制御装置1のクロックから取得したステップS105を実行した時刻と、読み出された印刷終了予測時刻の差を、そのプリンタ3の準備時間にする。そして、印刷割り当て部106は、各プリンタ3の準備時間を、準備時間記憶部104に格納する。例えば、図8の例において、取得された時刻が10:00:00(10時00分00秒)であれば、プリンタ300cの印刷終了予想時刻は10:00:15であるので、プリンタ300cの準備時間は15秒である。
図11は、準備時間記憶部104が記憶する準備時間の例を概念的に表す図である。図11の準備時間は、印刷割り当て部106が、図8のプリンタ状態に基づき導出した準備時間である。
なお、準備時間が、受信した印刷データの印刷に要する時間より十分大きいプリンタ3が存在する場合、印刷割り当て部106は、そのプリンタ3を、割当プリンタから除外してもよい。印刷割り当て部106は、例えば、プリンタ3の準備時間と、そのプリンタ3で印刷データ全体を印刷した場合に印刷に要する時間を比較することにより、準備時間が、受信した印刷データの印刷に要する時間より十分大きいか否かを判定すればよい。印刷制御装置1の設計者が、その判定の基準を、適宜定めればよい。
次に、印刷割り当て部106は、受信印刷設定における各プリンタ3の印刷性能と、各プリンタ3の準備時間に基づき、割当プリンタと、各割当プリンタに割り当てる部分印刷データとを決定する(ステップS106)。
印刷割り当て部106は、例えば、受信印刷設定に従って印刷データを印刷した場合に出力される用紙の途中で分割されないように、各割当プリンタに割り当てる印刷データのページ数を決定すればよい。例えば、受信印刷設定が、1枚の用紙に1ページが印刷される1in1で片面印刷の設定である場合、印刷割り当て部106は、各割当プリンタに印刷データをページ単位で割り当てればよい。また、例えば、受信印刷設定が、1枚の用紙に2ページが印刷される1in1で両面印刷の設定であれば、印刷割り当て部106は、各割当プリンタに、印刷データを2ページ単位で割り当てればよい。
印刷割り当て部106は、例えば以下のように、各割当プリンタに割り当てるページ数を決定する。
印刷割り当て部106は、受信した印刷データのサイズ及びページ数と、受信印刷設定に関連付けられている連続印刷速度及び速度補正値に基づき、受信した印刷データを印刷する際の印刷速度である、補正連続印刷速度を、プリンタ3毎に導出する。あるプリンタ3の連続印刷速度がS1(ppm)であり、受信した印刷データの1ページ当たりのサイズがD(KB/page)であり、速度補正値がΔS(ppm/KB)である場合、補正連続印刷速度S2は、式S2=S1−ΔS*Dによって導出される。なお、「*」は掛け算を表す演算子である。
例えば、図6に示す例のように、印刷データのサイズが15,000KBであり、印刷データのページ数が200ページである場合、印刷データの1ページ当たりのサイズは、15,000/200=75(KB/page)である。さらに、プリンタ3の印刷性能は図7に示される印刷性能である場合、ファーストプリント時間は25秒であり、連続印刷速度は30ppmであり、速度補正値は、0.01ppm/KBである。従って、印刷割り当て部106が導出する補正連続速度S2は、30−0.01*75=29.25ppmである。
また、補正印刷速度がS2であるプリンタ3が、前述の印刷データのうちPページを印刷する場合、そのプリンタ3に送信してから、印刷が完了するまでの予想時間である予想印刷終了時間T4は、T4=T1+T2+P/S2によって表される。ただし、T1はそのプリンタ3の準備時間であり、T2はそのプリンタ3のファーストプリント時間である。
印刷割り当て部106は、各プリンタ3の予想印刷終了時間T4が、等しく又はほぼ等しくなるように、各プリンタ3の印刷枚数を決定する。
例えば、印刷データのページ数が200ページ、プリンタ3の台数が3台であるとする。そして、3台のプリンタ3の準備時間を、それぞれ、T1a、T1b、T1cとおく。また、3台のプリンタ3のファーストプリント時間を、それぞれ、T2a、T2b、T2cとおく。さらに、3台のプリンタ3の補正連続印刷速度を、それぞれ、Sa、Sb、Scとおく。この場合、印刷割り当て部106は、T1a+T2a+X/Sa=T1b+T2b+Y/Sb=T1c+T2c+Z/ScかつX+Y+Z=200を満たすように、各プリンタ3に割り当てる印刷枚数X、Y、Zを導出する。印刷割り当て部106が各プリンタ3に割り当てる印刷枚数を導出する方法は、既存の任意の方法でよい。印刷割り当て部106は、例えば次のように、各プリンタ3に割り当てる印刷枚数を導出してもよい。
印刷割り当て部106は、プリンタ3から、T1+T2が最も小さいプリンタ3を選択する。前述のようにT1+T2は、準備時間とファーストプリント時間の和である。そして、印刷割り当て部106は、次に小さいT1+T2を特定する。印刷割り当て部106は、次に小さいT1+T2と最も小さいT1+T2の差で表される時間に、最初に選択されたプリンタ3が印刷できるページ数を、最初に選択されたプリンタ3に割り当てる。そして、次に小さいT1+T2を持つプリンタ3を選択する。そして、印刷割り当て部106は、その次に小さいT1+T2を特定する。印刷割り当て部106は、選択されている各プリンタ3に対して、プリンタ3が、最後に特定したT1+T2と、その直前に特定したT1+T2の差で表される時間に、印刷することができるページ数を算出する。割り当て済みのページ数と新たに算出されたページ数の和が、印刷データのページ数未満である場合、印刷割り当て部106は、選択された各プリンタ3に対して新たに算出されたページ数を、そのプリンタ3に割り当てる。
割り当て済みのページ数と新たに算出されたページ数の和が、印刷データのページ数以上である場合、印刷割り当て部106は、選択されている各プリンタ3に新たに割り当てるページ数を、割り当てられたページの印刷時間が同じ又はほぼ同じになるよう決定する。印刷割り当て部106は、印刷データの未割り当てのページ数を、選択されている各プリンタ3の補正連続印刷速度の和で割ることにより、未割り当てのページを印刷するのに必要な時間を導出する。そして、印刷割り当て部106は、各プリンタ3の補正連続印刷速度に、導出された時間を掛けることにより、各プリンタ3が印刷するページ数を算出する。算出されるページ数に端数が生じる場合、印刷割り当て部106は、各プリンタ3に割り当てるページ数からその端数を切り捨てる。そして、印刷割り当て部106は、印刷データの総ページ数と各プリンタ3に割り当てられたページ数の和との差を算出する。印刷割り当て部106は、算出された差と等しいページ数を、例えば、切り捨てた端数が最も大きかったプリンタ3から順に、割り当てられていないページ数がなくなるまで割り当てる。
なお、用紙1枚に印刷されるページ数が2以上である場合、印刷割り当て部106は、用紙1枚に印刷されるページ単位で、各プリンタ3にページ数を割り当てる。
さらに、印刷割り当て部106は、各割当プリンタに対して、プリンタ情報記憶部105に格納されているプリンタ3の印刷終了時刻に、そのプリンタ3に対して導出された上述の予想印刷終了時間T4を加算する。プリンタ情報記憶部105に割当プリンタであるプリンタ3の印刷終了時刻が格納されていない場合、印刷割り当て部106は、例えば印刷制御装置1のクロックから時刻を取得し、取得された時刻に、そのプリンタ3に対して導出された上述の予想印刷終了時間T4を加算する。そして、印刷割り当て部106は、そのプリンタ3の予想印刷終了時刻T4が加算された、取得された時刻を、そのプリンタ3の印刷終了時刻として、プリンタ情報記憶部105に格納する。
印刷割り当て部106は、各割当プリンタの識別子と、各割当プリンタに割り当てられているページ数と、印刷設定と、印刷データとを、印刷指示部107に送信する。
次に、印刷指示部107は、割当プリンタに、電源がオフである状態のプリンタ3が含まれるか否かを判定する(ステップS107)。
割当プリンタに、電源がオフである状態のプリンタ3が含まれない場合(ステップS108においてNo)、印刷制御装置1の動作は、ステップS110に進む。
割当プリンタに、電源がオフである状態のプリンタ3が含まれる場合(ステップS108においてYes)、印刷指示部107は、電源がオフである状態のプリンタ3の識別子を、電源投入部108に送信する。電源投入部108は、識別子を受信したプリンタ3の電源投入実行部301に対して、電源投入指示を送信する(ステップS109)。
電源投入指示を受信した電源投入実行部301は、その電源投入実行部301が含まれるプリンタ3の電源を投入する。
次に、印刷指示部107は、例えば受信した印刷データを分割することにより、その印刷データから、各割当プリンタに対して割り当てられたページ数の部分印刷データを生成する。印刷指示部107による、印刷データの分割方法は、印刷制御装置1の設計者が適宜定めた方法でよい。例えば、印刷指示部107は、各割当プリンタに、あらかじめ決められた方法によって順位を付与すればよい。そして、印刷指示部107は、順位が高い順に、一つずつ割当プリンタを選択し、選択された割当プリンタに割り当てられているページ数のデータを、受信した印刷データの先頭から順に、切り出されたデータが重複しないように、切り出せばよい。印刷指示部107は、選択された割当プリンタに対して切り出されたデータを、部分印刷データとして、その割当プリンタに割り当てればよい。
そして、印刷指示部107は、各割当プリンタに対して、割り当てられた部分印刷データを送信する(ステップS110)。印刷指示部107は、各部分分割データに対して、部分分割データと受信印刷設定を含む印刷ジョブを生成すればよい。そして、それぞれの印刷ジョブを、印刷ジョブに含まれる部分分割データが割当られた割当プリンタに送信すればよい。
ところで、プリンタ3の状態が電源オフ状態から他の状態に変化した場合、そのプリンタ3からプリンタ状態受信部109に対して、プリンタ状態が通知される。割当プリンタに電源オフ状態であるプリンタ3が含まれる場合、印刷指示部107は、電源オフ状態であった割当プリンタのプリンタ状態が他の状態に変化したことを通知されてから、その割当プリンタに印刷ジョブを送信してもよい。あるいは、この場合、印刷指示部107は、プリンタ情報記憶部105に格納されている、電源オフ状態であった割当プリンタのプリンタ状態が他の状態に変化してから、その割当プリンタに印刷ジョブを送信してもよい。
なお、印刷指示部107ではなく、印刷割り当て部106が印刷ジョブを生成してもよい。その場合、印刷割り当て部106は、印刷ジョブを、その印刷ジョブが割り当てられた割当プリンタに関連付けて、印刷指示部107に送信すればよい。
印刷ジョブを受信した割当プリンタは、その印刷ジョブの印刷が終了すると、例えば印刷指示部107に印刷完了の通知を送信する。
そして、印刷指示部107は、割当プリンタに送信した印刷ジョブの情報を、印刷履歴収集部110に送信する。印刷ジョブの情報は、例えば、その印刷ジョブが送信された割当プリンタの識別子と、印刷ジョブに含まれる部分印刷データのサイズと、ページ数と、印刷時間と、印刷設定とを含む。印刷指示部107は、印刷ジョブを送信してから、印刷完了の通知を受信するまでの時間を、印刷時間として印刷履歴収集部110に送信すればよい。
印刷履歴収集部110は、受信した部分印刷データのサイズと、ページ数と、印刷時間と、印刷設定とを、印刷履歴として、割当プリンタの識別子に関連付けて印刷履歴記憶部111に格納する。この印刷設定は、例えば、用紙サイズ、用紙の種類、用紙の向き、両面/製本、ページレイアウト、カラーモード、印刷モードである。印刷設定はこれらに限られない。ただし、この印刷設定には、印刷データ量すなわち印刷データのサイズと、印刷ページ数は、設定項目として含まれない。
ステップS110の後、印刷制御装置1の動作は、ステップS101に戻る。
次に、本実施形態の印刷制御装置1の、印刷性能更新時における動作について、図面を参照して詳細に説明する。
図9は、本実施形態の印刷制御装置1の、印刷性能更新時における動作を表すフローチャートである。
図9を参照すると、例えば端末装置2のユーザによる操作に基づき、更新設定送信部202が、各プリンタ3の印刷性能を更新するタイミングを表す更新設定を、更新設定部112に送信する。更新設定は、例えば、各プリンタ3の印刷性能の更新を最初に行う時刻と、その時刻以降に、各プリンタ3の印刷性能の更新を行う時間間隔である。
まず、更新設定部112は、更新設定送信部202から更新設定を受信する(ステップS201)。
更新設定を受信した更新設定部112は、例えば、印刷性能分析部113が、印刷性能を更新を始めるタイミングを指定するタイマを、受信した更新設定に基づき設定する(ステップS202)。
印刷性能分析部113は、時刻が設定されたタイマに基づいた更新時刻ではない場合(ステップS203においてNo)、設定されたタイマに基づいた更新時刻になるまで待機する(ステップS202)。
時刻が設定されたタイマに基づいた更新時刻になった場合(ステップS203においてYes)、印刷性能分析部113は、印刷履歴記憶部111から、印刷履歴を読み出す(ステップS204)。印刷性能分析部113は、印刷履歴記憶部111に格納されている全ての印刷履歴を読み出せばよい。印刷性能分析部113は、あらかじめ決められた基準に従って選択された一部の印刷履歴を、印刷履歴記憶部111から読み出してもよい。
印刷性能分析部113は、読み出した印刷履歴を、その印刷履歴の印刷設定に基づき、グループ化する(ステップS205)。印刷性能分析部113は、印刷設定が同じ印刷履歴が一つのグループになるよう、グループ化を行えばよい。印刷履歴記憶部111に格納されている印刷履歴の印刷設定は、例えば、用紙サイズ、用紙の種類、用紙の向き、両面/製本、ページレイアウト、カラーモード、印刷モードである。
印刷性能分析部113は、まず、未選択の更新履歴のグループから、一つのグループを選択する(ステップS206)。
印刷性能分析部113は、選択されたグループに含まれる更新履歴に基づき、選択されたグループの印刷設定における速度パラメータを導出する(ステップS207)。速度パラメータは、例えば、連続印刷速度と、速度補正値である。
印刷性能分析部113は、まず、各印刷履歴に含まれる印刷データのデータ量すなわち印刷データのサイズと、印刷データのページ数とに基づき、1ページ当たりの平均データ量(KB/page)を算出する。以下の説明において、1ページ当たりの平均データ量を、単に、平均データ量と表記する。印刷性能分析部113は、さらに、印刷時間と印刷枚数に基づき、印刷速度(ppm)を算出する。
そして、印刷性能分析部113は、算出された平均データ量と印刷速度との組み合わせのデータ分布から、一次近似によって、連続印刷速度(ppm)と速度補正値(ppm/KB)とを導出する。印刷性能分析部113は、例えば最小二乗法によって、選択されたグループに含まれる更新履歴から算出された平均データ量と印刷速度とによって表されるデータ点に対する二乗平均誤差が最小となる、平均データ量と印刷速度との一次関数を導出すればよい。最小二乗法の解法は、既存の任意の方法でよい。そして、印刷性能分析部113は、導出された一次関数において、平均データ量が0である場合の印刷速度を、連続印刷速度にする。また、印刷性能分析部113は、印刷データ量の増加量に対する印刷速度の増加量を、速度補正値にする。なお、一般に、印刷データ量が増加すると、印刷速度は減少する。すなわち、印刷データ量の増加量に対する印刷速度の増加量は、負の値である。速度補正値は、印刷データ量の増加量に対する印刷速度の増加量に対して、プラスとマイナスを逆にした値によって表されていてもよい。例えば、図7に示す速度補正値は、印刷データ量の増加量に対する印刷速度の増加量に対して、プラスとマイナスを逆にした値によって表されている。
図10は、印刷履歴から導出された平均データ量と印刷速度の組み合わせの分布と、その分布から一次近似によって導出された一次関数の一例を表す図である。
全てのグループが選択されていない場合(ステップS208においてNo)、印刷制御装置1の動作は、ステップS206に戻る。
なお、印刷履歴が1つだけのグループが存在する場合、印刷性能分析部113は、そのグループに対する連続印刷速度を、印刷データのサイズを印刷データのページ数で割った値にしてもよい。そして、印刷性能分析部113は、そのグループに対する速度補正値を、0にしてもよい。印刷性能分析部113は、そのグループに対して、連続印刷速度及び速度補正値の算出を行わなくてもよい。
全てのグループが選択されると(ステップS208においてYes)、印刷が行われた全ての印刷設定に対して、連続印刷速度と速度補正値の算出が行われたことになる。印刷性能更新部114は、算出された速度パラメータである連続印刷速度及び速度補正値を、印刷設定に関連付けて印刷性能記憶部103に格納する(ステップS209)。
ステップS209において、格納しようとしている連続印刷速度と速度補正値と同じ印刷設定に関連付けられている連続印刷速度と速度補正値が既に格納されている場合、印刷性能更新部114は、その連続印刷速度と速度補正値を置き換える。
以上で説明した本実施形態には、様々な印刷設定がなされる環境において、印刷ジョブに基づく印刷がより早く終了するように、印刷ジョブをプリンタ3に割り当てる精度を向上させることができるという第1の効果がある。
その理由は、印刷割り当て部106が、受信した印刷設定における印刷速度に基づき、印刷データを割り当てるプリンタ3を決定するからである。一般に、同じ印刷データを印刷する場合であっても、印刷設定に応じてその印刷データを印刷する印刷速度は異なる。印刷割り当て部106が、印刷設定に応じた印刷速度で印刷データの印刷がなされた場合に、各プリンタ3における印刷が同時あるいはほぼ同時に終了するように、印刷データを分割した部分印刷データを割り当てるプリンタ3を決定する。
また、本実施形態には、印刷ジョブの印刷を、さらに早く終わらせることができるという第2の効果がある。
その理由は、印刷割り当て部106が、プリンタ状態がスリープ状態や電源オフ状態であるプリンタ3に対しても、それらのプリンタ3が印刷ジョブの印刷を新たに開始するまでの時間である準備時間に応じて、印刷ジョブを割り当てるからである。そして、電源投入部108が、印刷ジョブが割り当てられたプリンタ3のプリンタ状態が電源オフ状態である場合、そのプリンタ3に対して、電源投入指示を送信するからである。電源投入指示を受信した、電源オフ状態のプリンタ3は、起動して、印刷ジョブの印刷をできる状態になる。
次に、本発明の第2の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態の印刷制御装置1Bの構成を表す図である。
図1を参照すると、本実施形態の印刷制御装置1Bは、印刷方法を指示する印刷設定と印刷速度とを関連付けて記憶する印刷性能記憶部103と、複数のプリンタ3に対して、当該プリンタ3が新たな印刷データを印刷可能になるまでに要する時間である準備時間を記憶する準備時間記憶部104と、前記複数のプリンタ3のうち、印刷データが割り当てられる少なくとも1台の割当プリンタを、前記印刷データに関する前記印刷設定に関連付けられた前記印刷速度に基づき推定される、前記割当プリンタが当該割当プリンタに割り当てられた前記印刷データを印刷する印刷時間と、前記割当プリンタの前記準備時間との和が、所定の基準を満たすように決定する印刷割り当て部106とを備える。
以上で説明した本実施形態には、本発明の第1の実施形態の第1の効果と同じ効果がある。その理由は、本発明の第1の実施形態の第1の効果の理由と同じである。
印刷制御装置1、印刷制御装置1A、及び印刷制御装置1Bは、それぞれ、コンピュータ及びコンピュータを制御するプログラム、専用のハードウェア、又は、コンピュータ及びコンピュータを制御するプログラムと専用のハードウェアの組合せにより実現することができる。
図12は、印刷制御装置1、印刷制御装置1A、及び印刷制御装置1Bを実現するために使用される、コンピュータ1000の構成の一例を表す図である。図12を参照すると、コンピュータ1000は、プロセッサ1001と、メモリ1002と、記憶装置1003と、I/O(Input/Output)インタフェース1004とを含む。また、コンピュータ1000は、記録媒体1005にアクセスすることができる。メモリ1002と記憶装置1003は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクなどの記憶装置である。記録媒体1005は、例えば、RAM、ハードディスクなどの記憶装置、ROM(Read Only Memory)、可搬記録媒体である。記憶装置1003が記録媒体1005であってもよい。プロセッサ1001は、メモリ1002と、記憶装置1003に対して、データやプログラムの読み出しと書き込みを行うことができる。プロセッサ1001は、I/Oインタフェース1004を介して、例えば、プリンタ3にアクセスすることができる。プロセッサ1001は、記録媒体1005にアクセスすることができる。記録媒体1005には、コンピュータ1000を印刷制御装置1、印刷制御装置1A、又は印刷制御装置1Bとして動作させるプログラムが格納されている。
プロセッサ1001は、記録媒体1005に格納されている、コンピュータ1000を印刷制御装置1、印刷制御装置1A、又は印刷制御装置1Bとして動作させるプログラムを、メモリ1002にロードする。そして、プロセッサ1001が、メモリ1002にロードされたプログラムを実行することにより、コンピュータ1000は印刷制御装置1、印刷制御装置1A、又は印刷制御装置1Bとして動作する。
印刷要求受付部101、印刷ジョブ分析部102、印刷割り当て部106、印刷指示部107、電源投入部108、プリンタ状態受信部109、印刷履歴収集部110、更新設定部112、印刷性能分析部113、印刷性能更新部114は、例えば、プログラムを記憶する記録媒体1005からメモリ1002に読み込まれた、各部の機能を実現するための専用のプログラムと、そのプログラムを実行するプロセッサ1001により実現することができる。また、印刷性能記憶部103、準備時間記憶部104、プリンタ情報記憶部105、印刷履歴記憶部111は、コンピュータが含むメモリ1002やハードディスク装置等の記憶装置1003により実現することができる。あるいは、印刷要求受付部101、印刷ジョブ分析部102、印刷性能記憶部103、準備時間記憶部104、プリンタ情報記憶部105、印刷割り当て部106、印刷指示部107、電源投入部108、プリンタ状態受信部109、印刷履歴収集部110、印刷履歴記憶部111、更新設定部112、印刷性能分析部113、印刷性能更新部114の一部又は全部を、各部の機能を実現する専用の回路によって実現することもできる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
印刷方法を指示する印刷設定と印刷速度とを関連付けて記憶する印刷性能記憶手段と、
複数のプリンタに対して、当該プリンタが新たな印刷データを印刷可能になるまでに要する時間である準備時間を記憶する準備時間記憶手段と、
前記複数のプリンタのうち、印刷データが割り当てられる少なくとも1台の割当プリンタを、前記印刷データに関する前記印刷設定に関連付けられた前記印刷速度に基づき推定される、前記割当プリンタが当該割当プリンタに割り当てられた前記印刷データを印刷する印刷時間と、前記割当プリンタの前記準備時間との和が、所定の基準を満たすように決定する印刷割り当て手段と
を備える印刷制御装置。
(付記2)
前記印刷割り当て手段は、前記印刷データの少なくとも一部である部分印刷データが割り当てられる前記割当プリンタが、割り当てられた前記部分印刷データを印刷する推定印刷時間と、前記割当プリンタの前記準備時間との和が、前記所定の基準を満たし、さらに、前記前記印刷データの全ての部分がいずれかの前記割当プリンタに割り当てられるように、前記割当プリンタ及び当該割当プリンタに割り当てられる前記部分印刷データを決定する
付記1に記載の印刷制御装置。
(付記3)
前記印刷性能記憶手段は、前記印刷設定の各々に対して、1ページ当たりの印刷データのサイズに基づく前記印刷速度の変化量と前記印刷速度とを含む印刷性能を、前記プリンタ毎に記憶しており、
前記印刷割り当て手段は、前記割当プリンタに割り当てられた前記印刷データのサイズ及びページ数と、前記印刷性能とに基づき、前記推定印刷時間を推定し、当該推定印刷時間に基づき、前記割当プリンタを決定する
付記1又は2に記載の印刷制御装置。
(付記4)
前記プリンタが前記印刷データを印刷し始めてから印刷し終わるまでの時間である印刷時間を計測し、計測された前記印刷時間及び前記印刷データのサイズ及びページ数を、前記印刷速度が計測された印刷における前記印刷設定に関連付けて、印刷履歴記憶手段に格納する印刷履歴収集手段と、
前記印刷履歴記憶手段が記憶する前記印刷時間及び前記印刷データのサイズに基づき、前記印刷設定の各々に対して、当該印刷設定における前記印刷性能を導出し、当該印刷性能を前記印刷設定に関連付けて前記印刷性能記憶手段に格納する印刷性能分析手段と、
をさらに備える付記3に記載の印刷制御装置。
(付記5)
前記複数のプリンタを対象として、さらに、当該プリンタのプリンタ状態を記憶するプリンタ情報記憶手段と、
前記割当プリンタのプリンタ状態が電源オフを表す場合、前記割当プリンタに対して、電源投入指示を送信する電源投入手段と
をさらに備え、
前記準備時間記憶手段は、前記プリンタ状態が電源オフを表し、前記電源投入指示を受信すると電源がオンになる前記プリンタの前記準備時間として、前記電源投入指示を受信してから印刷可能な状態であるレディ状態になるまでの時間を記憶する
付記1乃至4のいずれかに記載の印刷制御装置。
(付記6)
前記印刷データと前記印刷設定とを受信する印刷要求受付手段と、
印刷データと印刷設定とを受信すると当該印刷設定に基づき受信した前記印刷データを印刷する前記割当プリンタの各々に対して、当該割当プリンタに割り当てられた前記印刷データと前記印刷要求受付手段が受信した前記印刷設定とを送信する印刷指示手段と
を含む付記1乃至5のいずれかに記載の印刷制御装置。
(付記7)
前記複数のプリンタと、
付記1乃至5のいずれかに記載の印刷制御装置と
を含む印刷システム。
(付記8)
印刷方法を指示する印刷設定と印刷速度とを関連付けて印刷性能記憶手段に記憶し、
複数のプリンタに対して、当該プリンタが新たな印刷データを印刷可能になるまでに要する時間である準備時間を準備時間記憶手段に記憶し、
前記複数のプリンタのうち、印刷データが割り当てられる少なくとも1台の割当プリンタを、前記印刷データに関する前記印刷設定に関連付けられた前記印刷速度に基づき推定される、前記割当プリンタが当該割当プリンタに割り当てられた前記印刷データを印刷する印刷時間と、前記割当プリンタの前記準備時間との和が、所定の基準を満たすように決定する
印刷制御方法。
(付記9)
前記印刷データの少なくとも一部である部分印刷データが割り当てられる前記割当プリンタが、割り当てられた前記部分印刷データを印刷する推定印刷時間と、前記割当プリンタの前記準備時間との和が、前記所定の基準を満たし、さらに、前記前記印刷データの全ての部分がいずれかの前記割当プリンタに割り当てられるように、前記割当プリンタ及び当該割当プリンタに割り当てられる前記部分印刷データを決定する
付記8に記載の印刷制御方法。
(付記10)
前記印刷設定の各々に対して、1ページ当たりの印刷データのサイズに基づく前記印刷速度の変化量と前記印刷速度とを含む印刷性能を、前記プリンタ毎に前記印刷性能記憶手段に記憶し、
前記割当プリンタに割り当てられた前記印刷データのサイズ及びページ数と、前記印刷性能とに基づき、前記推定印刷時間を推定し、当該推定印刷時間に基づき、前記割当プリンタを決定する
付記8又は9に記載の印刷制御方法。
(付記11)
前記プリンタが前記印刷データを印刷し始めてから印刷し終わるまでの時間である印刷時間を計測し、計測された前記印刷時間及び前記印刷データのサイズ及びページ数を、前記印刷速度が計測された印刷における前記印刷設定に関連付けて、印刷履歴記憶手段に格納し、
前記印刷履歴記憶手段が記憶する前記印刷時間及び前記印刷データのサイズに基づき、前記印刷設定の各々に対して、当該印刷設定における前記印刷性能を導出し、当該印刷性能を前記印刷設定に関連付けて前記印刷性能記憶手段に格納する
付記10に記載の印刷制御方法。
(付記12)
前記複数のプリンタを対象として、さらに、当該プリンタのプリンタ状態をプリンタ情報記憶手段に記憶し、
前記プリンタ状態が電源オフを表し、電源投入指示を受信すると電源がオンになる前記プリンタの前記準備時間として、前記電源投入指示を受信してから印刷可能な状態であるレディ状態になるまでの時間を前記準備時間記憶手段に記憶し、
前記割当プリンタのプリンタ状態が電源オフを表す場合、前記割当プリンタに対して、前記電源投入指示を送信する
付記8乃至11のいずれかに記載の印刷制御方法。
(付記13)
前記印刷データと前記印刷設定とを受信し、
印刷データと印刷設定とを受信すると当該印刷設定に基づき受信した前記印刷データを印刷する前記割当プリンタの各々に対して、当該割当プリンタに割り当てられた前記印刷データと受信した前記印刷設定とを送信する
付記8乃至12のいずれかに記載の印刷制御方法。
(付記14)
コンピュータを、
印刷方法を指示する印刷設定と印刷速度とを関連付けて記憶する印刷性能記憶手段と、
複数のプリンタに対して、当該プリンタが新たな印刷データを印刷可能になるまでに要する時間である準備時間を記憶する準備時間記憶手段と、
前記複数のプリンタのうち、印刷データが割り当てられる少なくとも1台の割当プリンタを、前記印刷データに関する前記印刷設定に関連付けられた前記印刷速度に基づき推定される、前記割当プリンタが当該割当プリンタに割り当てられた前記印刷データを印刷する印刷時間と、前記割当プリンタの前記準備時間との和が、所定の基準を満たすように決定する印刷割り当て手段と
して動作させる印刷制御プログラム。
(付記15)
コンピュータを、
前記印刷データの少なくとも一部である部分印刷データが割り当てられる前記割当プリンタが、割り当てられた前記部分印刷データを印刷する推定印刷時間と、前記割当プリンタの前記準備時間との和が、前記所定の基準を満たし、さらに、前記前記印刷データの全ての部分がいずれかの前記割当プリンタに割り当てられるように、前記割当プリンタ及び当該割当プリンタに割り当てられる前記部分印刷データを決定する前記印刷割り当て手段と
して動作させる付記14に記載の印刷制御プログラム。
(付記16)
コンピュータを、
前記印刷設定の各々に対して、1ページ当たりの印刷データのサイズに基づく前記印刷速度の変化量と前記印刷速度とを含む印刷性能を、前記プリンタ毎に記憶する前記印刷性能記憶手段と、
前記割当プリンタに割り当てられた前記印刷データのサイズ及びページ数と、前記印刷性能とに基づき、前記推定印刷時間を推定し、当該推定印刷時間に基づき、前記割当プリンタを決定する前記印刷割り当て手段と
して動作させる付記14又は15に記載の印刷制御プログラム。
(付記17)
コンピュータを、
前記プリンタが前記印刷データを印刷し始めてから印刷し終わるまでの時間である印刷時間を計測し、計測された前記印刷時間及び前記印刷データのサイズ及びページ数を、前記印刷速度が計測された印刷における前記印刷設定に関連付けて、印刷履歴記憶手段に格納する印刷履歴収集手段と、
前記印刷履歴記憶手段が記憶する前記印刷時間及び前記印刷データのサイズに基づき、前記印刷設定の各々に対して、当該印刷設定における前記印刷性能を導出し、当該印刷性能を前記印刷設定に関連付けて前記印刷性能記憶手段に格納する印刷性能分析手段と、
して動作させる付記16に記載の印刷制御プログラム。
(付記18)
コンピュータを、
前記複数のプリンタを対象として、さらに、当該プリンタのプリンタ状態を記憶するプリンタ情報記憶手段と、
前記割当プリンタのプリンタ状態が電源オフを表す場合、前記割当プリンタに対して、電源投入指示を送信する電源投入手段と、
前記プリンタ状態が電源オフを表し、前記電源投入指示を受信すると電源がオンになる前記プリンタの前記準備時間として、前記電源投入指示を受信してから印刷可能な状態であるレディ状態になるまでの時間を記憶する前記準備時間記憶手段と
して動作させる付記14乃至17のいずれかに記載の印刷制御プログラム。
(付記19)
コンピュータを、
前記印刷データと前記印刷設定とを受信する印刷要求受付手段と、
印刷データと印刷設定とを受信すると当該印刷設定に基づき受信した前記印刷データを印刷する前記割当プリンタの各々に対して、当該割当プリンタに割り当てられた前記印刷データと前記印刷要求受付手段が受信した前記印刷設定とを送信する印刷指示手段と
して動作させる付記14乃至18のいずれかに記載の印刷制御プログラム。
1、1A、1B 印刷制御装置
2、2A、2B 端末装置
3、3A、3B、3C プリンタ
4 通信ネットワーク
10、10A 印刷システム
101 印刷要求受付部
102 印刷ジョブ分析部
103 印刷性能記憶部
104 準備時間記憶部
105 プリンタ情報記憶部
106 印刷割り当て部
107 印刷指示部
108 電源投入部
109 プリンタ状態受信部
110 印刷履歴収集部
111 印刷履歴記憶部
112 更新設定部
113 印刷性能分析部
114 印刷性能更新部
201 印刷要求部
202 更新設定送信部
301 電源投入実行部
302 印刷部
303 プリンタ状態送信部
1000 コンピュータ
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 記憶装置
1004 I/Oインタフェース
1005 記録媒体

Claims (9)

  1. 印刷方法を指示する印刷設定と印刷速度とを関連付けて記憶する印刷性能記憶手段と、
    複数のプリンタに対して、当該プリンタが新たな印刷データを印刷可能になるまでに要する時間である準備時間を記憶する準備時間記憶手段と、
    前記複数のプリンタのうち、印刷データが割り当てられる少なくとも1台の割当プリンタを、前記印刷データに関する前記印刷設定に関連付けられた前記印刷速度に基づき推定される、前記割当プリンタが当該割当プリンタに割り当てられた前記印刷データを印刷する印刷時間と、前記割当プリンタの前記準備時間との和が、所定の基準を満たすように決定する印刷割り当て手段と、を備え、
    前記印刷割り当て手段は、前記印刷データの少なくとも一部である部分印刷データが割り当てられる前記割当プリンタが、割り当てられた前記部分印刷データを印刷する推定印刷時間と、前記割当プリンタの前記準備時間との和が、前記所定の基準を満たし、さらに、前記印刷データの全ての部分がいずれかの前記割当プリンタに割り当てられるように、前記割当プリンタ及び当該割当プリンタに割り当てられる前記部分印刷データを決定し、
    前記印刷性能記憶手段は、前記印刷設定の各々に対して、1ページ当たりの印刷データのデータサイズに基づく前記印刷速度の変化量と前記印刷速度とを含む印刷性能を、前記プリンタ毎に記憶しており、
    前記印刷割り当て手段は、前記割当プリンタに割り当てられた前記印刷データのデータサイズ及びページ数と、前記印刷性能とに基づき、前記推定印刷時間を推定し、当該推定印刷時間に基づき、前記割当プリンタを決定する、
    印刷制御装置。
  2. 前記プリンタが前記印刷データを印刷し始めてから印刷し終わるまでの時間である印刷時間を計測し、計測された前記印刷時間及び前記印刷データのデータサイズ及びページ数を、前記印刷速度が計測された印刷における前記印刷設定に関連付けて、印刷履歴記憶手段に格納する印刷履歴収集手段と、
    前記印刷履歴記憶手段が記憶する前記印刷時間及び前記印刷データのデータサイズに基づき、前記印刷設定の各々に対して、当該印刷設定における前記印刷性能を導出し、当該印刷性能を前記印刷設定に関連付けて前記印刷性能記憶手段に格納する印刷性能分析手段と、
    をさらに備える請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 前記複数のプリンタを対象として、さらに、当該プリンタのプリンタ状態を記憶するプリンタ情報記憶手段と、
    前記割当プリンタのプリンタ状態が電源オフを表す場合、前記割当プリンタに対して、電源投入指示を送信する電源投入手段と
    をさらに備え、
    前記準備時間記憶手段は、前記プリンタ状態が電源オフを表し、前記電源投入指示を受信すると電源がオンになる前記プリンタの前記準備時間として、前記電源投入指示を受信してから印刷可能な状態であるレディ状態になるまでの時間を記憶する
    請求項1又は2に記載の印刷制御装置。
  4. 前記印刷データと前記印刷設定とを受信する印刷要求受付手段と、
    印刷データと印刷設定とを受信すると当該印刷設定に基づき受信した前記印刷データを印刷する前記割当プリンタの各々に対して、当該割当プリンタに割り当てられた前記印刷データと前記印刷要求受付手段が受信した前記印刷設定とを送信する印刷指示手段と
    をさらに備える請求項1乃至のいずれかに記載の印刷制御装置。
  5. 前記複数のプリンタと、
    請求項1乃至のいずれかに記載の印刷制御装置と
    を含む印刷システム。
  6. 印刷方法を指示する印刷設定と印刷速度とを関連付けて印刷性能記憶手段に記憶し、
    複数のプリンタに対して、当該プリンタが新たな印刷データを印刷可能になるまでに要する時間である準備時間を準備時間記憶手段に記憶し、
    前記複数のプリンタのうち、印刷データが割り当てられる少なくとも1台の割当プリンタを、前記印刷データに関する前記印刷設定に関連付けられた前記印刷速度に基づき推定される、前記割当プリンタが当該割当プリンタに割り当てられた前記印刷データを印刷する印刷時間と、前記割当プリンタの前記準備時間との和が、所定の基準を満たすように決定し、
    前記割当プリンタを決定する際、前記印刷データの少なくとも一部である部分印刷データが割り当てられる前記割当プリンタが、割り当てられた前記部分印刷データを印刷する推定印刷時間と、前記割当プリンタの前記準備時間との和が、前記所定の基準を満たし、さらに、前記印刷データの全ての部分がいずれかの前記割当プリンタに割り当てられるように、前記割当プリンタ及び当該割当プリンタに割り当てられる前記部分印刷データを決定し、
    前記印刷設定の各々に対して、1ページ当たりの印刷データのデータサイズに基づく前記印刷速度の変化量と前記印刷速度とを含む印刷性能を、前記プリンタ毎に、前記印刷性能記憶手段に記憶し、
    前記割当プリンタを決定する際、前記割当プリンタに割り当てられた前記印刷データのデータサイズ及びページ数と、前記印刷性能とに基づき、前記推定印刷時間を推定し、当該推定印刷時間に基づき、前記割当プリンタを決定する、
    印刷制御方法。
  7. 前記プリンタが前記印刷データを印刷し始めてから印刷し終わるまでの時間である印刷時間を計測し、計測された前記印刷時間及び前記印刷データのデータサイズ及びページ数を、前記印刷速度が計測された印刷における前記印刷設定に関連付けて、印刷履歴記憶手段に記憶し、
    前記印刷履歴記憶手段が記憶する前記印刷時間及び前記印刷データのデータサイズに基づき、前記印刷設定の各々に対して、当該印刷設定における前記印刷性能を導出し、当該印刷性能を前記印刷設定に関連付けて前記印刷性能記憶手段に記憶する、
    請求項6に記載の印刷制御方法。
  8. コンピュータを、
    印刷方法を指示する印刷設定と印刷速度とを関連付けて記憶する印刷性能記憶手段と、
    複数のプリンタに対して、当該プリンタが新たな印刷データを印刷可能になるまでに要する時間である準備時間を記憶する準備時間記憶手段と、
    前記複数のプリンタのうち、印刷データが割り当てられる少なくとも1台の割当プリンタを、前記印刷データに関する前記印刷設定に関連付けられた前記印刷速度に基づき推定される、前記割当プリンタが当該割当プリンタに割り当てられた前記印刷データを印刷する印刷時間と、前記割当プリンタの前記準備時間との和が、所定の基準を満たすように決定する印刷割り当て手段と、して動作させ、
    前記印刷割り当て手段は、前記印刷データの少なくとも一部である部分印刷データが割り当てられる前記割当プリンタが、割り当てられた前記部分印刷データを印刷する推定印刷時間と、前記割当プリンタの前記準備時間との和が、前記所定の基準を満たし、さらに、前記印刷データの全ての部分がいずれかの前記割当プリンタに割り当てられるように、前記割当プリンタ及び当該割当プリンタに割り当てられる前記部分印刷データを決定し、
    前記印刷性能記憶手段は、前記印刷設定の各々に対して、1ページ当たりの印刷データのデータサイズに基づく前記印刷速度の変化量と前記印刷速度とを含む印刷性能を、前記プリンタ毎に記憶しており、
    前記印刷割り当て手段は、前記割当プリンタに割り当てられた前記印刷データのデータサイズ及びページ数と、前記印刷性能とに基づき、前記推定印刷時間を推定し、当該推定印刷時間に基づき、前記割当プリンタを決定する、
    印刷制御プログラム。
  9. 前記コンピュータを、さらに、
    前記プリンタが前記印刷データを印刷し始めてから印刷し終わるまでの時間である印刷時間を計測し、計測された前記印刷時間及び前記印刷データのデータサイズ及びページ数を、前記印刷速度が計測された印刷における前記印刷設定に関連付けて、印刷履歴記憶手段に格納する印刷履歴収集手段と、
    前記印刷履歴記憶手段が記憶する前記印刷時間及び前記印刷データのデータサイズに基づき、前記印刷設定の各々に対して、当該印刷設定における前記印刷性能を導出し、当該印刷性能を前記印刷設定に関連付けて前記印刷性能記憶手段に格納する印刷性能分析手段と、
    して動作させる、請求項8に記載の印刷制御プログラム。
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