JP6397804B2 - 半導体装置、半導体装置の製造方法、および電力変換装置 - Google Patents

半導体装置、半導体装置の製造方法、および電力変換装置 Download PDF

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Description

本発明は、半導体装置に関する。
絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(Insulated Gate Bipolar Transistor、以下適宜、「IGBT」と称す)は、ゲート電極に電圧を印加することでコレクタ−エミッタ間に流れる電流を制御するスイッチング素子である。IGBTが制御できる電力は数十ワットから数十万ワットと広範囲におよび、IGBTのスイッチング周波数も数十ヘルツから百キロヘルツ超と幅広い。そのため、IGBTは、エアーコンディショナー等の小電力機器から鉄道や製鉄所等の大電力機器まで使用される。
IGBTは、電流を流すアクティブ領域とターミネーション領域を含み、ターミネーション領域の構造によりチップ終端部の電界強度を緩和し、高いアバランシェ降伏(絶縁破壊)電圧を保持する。ガードリングやフィールドプレートなどを採用したターミネーション領域の幅(ターミネーション幅)は、一般的に高耐圧素子ほど広い。例えば、6.5kV耐圧素子のターミネーション幅は3.3kV素子と比較して約2倍長い2.5mmとなることが示されている。このため、高耐圧素子ほどターミネーション幅縮小によるチップコストの低減が求められる。LNFLR(Linearly-narrowed Field Limiting Ring、以下適宜、「LNFLR」と称す)構造により、例えばターミネーション幅を50%低減できることが示されている。
保持電圧を変えずにターミネーション幅を縮小した場合、チップ表面の電界強度が増大するため、沿面放電のリスクが高くなる。パッシェンの法則によると、平等電界中の火花放電電圧は、気体の圧力とギャップ長の積の関数で与えられる。ターミネーション領域表面は、平等電界より火花放電電圧が低い不平等電界として構成されることが多いため、ターミネーション幅縮小(ギャップ長の縮小)による放電リスクが更に高まる。
また、IGBTのチップを1枚のウェハから切り出す際に発生する微小な削り屑や金属粉などの導電性異物がターミネーション領域上に乗った場合、異物の端部で電界強度が更に強まる。このため、異物による放電発生が懸念される。
沿面放電の抑制に関連して、特許文献1には、ターミネーション構造(図23)が開示されており、半導体基板1に設けられた高耐圧半導体素子及び終端領域と、該接合終端領域を覆って前記半導体基板の外周部に設けられた絶縁性フレーム35とを具備することを特徴とする半導体装置が記載されている。このような構造とすることで、前述の絶縁性フレーム35がチップ端より外側に突き出るため、チップ端部と主電極との間の沿面距離が伸び放電耐量を上げることができる。また、絶縁性フレーム35上に導電性の異物が付着したとしても、絶縁性フレーム35がない素子と比較してチップ表面における異物端の電界強度を低減できるため、放電に対する信頼性を向上させることができる。
特開2000−183282号公報
しかしながら、特許文献1のようにチップの端部を上面から側面にかけて囲む絶縁性フレーム35は、機械強度があるため、チップを絶縁性フレーム35にはめ込む際の位置ズレによりチップと接触した際、シリコン欠け(チッピング)による耐圧劣化を発生させる懸念がある。
さらに、チップの上面と側面に接する絶縁性フレーム35の機械公差により、絶縁性フレーム35とターミネーション構造との間の接着層34に隙間やボイドが発生する懸念がある。ボイドは、部分放電による絶縁劣化の原因となるため、検査によるボイドの排除が必要である。しかし、機械強度を確保した絶縁性フレーム35は厚く、光を透過しないため、実体顕微鏡を用いた目視によるボイドの外観検査が困難となる。
上記課題を解決するために、本発明の一態様である半導体装置は、主表面上に、アクティブ領域と、前記アクティブ領域を囲むターミネーション領域とを含む半導体基板と、少なくとも前記ターミネーション領域を覆う、熱硬化性の接着層と、前記接着層を介して前記ターミネーション領域に接着される平板状の絶縁性フィルムと、を備え、前記接着層は、前記主表面の外側まで延びており、前記半導体基板の側面の少なくとも一部を覆う。
半導体装置のチッピングによる耐圧劣化を抑えると共に、ボイドの検査を可能にする。
実施の形態1に係るダイオードの平面図である。 実施の形態1に係るダイオードの断面図である。 絶縁体で覆われている場合のターミネーション領域の電界計算モデルを示す。 絶縁体で覆われていない場合のターミネーション領域の電界計算モデルを示す。 絶縁体で覆われている場合と絶縁体で覆われていない場合との計算結果を示す。 異物の大きさと耐圧の関係の実測結果を示す。 製造プロセス中の状態S1を示す断面図である。 製造プロセス中の状態S2を示す断面図である。 製造プロセス中の状態S3を示す断面図である。 製造プロセス中の状態S4を示す断面図である。 製造プロセス中の状態S5を示す断面図である。 製造プロセス中の状態S6を示す断面図である。 製造プロセス中の状態S7を示す断面図である。 製造プロセス中の状態S8を示す断面図である。 製造プロセス中の状態S9を示す断面図である。 製造プロセス中の状態S10を示す断面図である。 実施の形態2に係るダイオードの断面図である。 実施の形態3に係るダイオードの断面図である。 実施の形態4に係るIGBTの断面図である。 実施の形態5に係るMMCの回路構成を示す。 実施の形態5に係る単位セルの回路構成を示す。 実施の形態6に係るインバータ回路の回路構成を示す。 特許文献1に係るターミネーション構造の断面図である。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係るダイオードの平面図である。図2は、実施の形態1に係るダイオードの断面図である。この断面図は、図1におけるII−II矢視断面を示す。
本実施の形態のダイオードは、半導体基板1に設けられたアクティブ領域101と、アクティブ領域101を囲むように形成されたターミネーション領域102とを含む。アクティブ領域101の主表面(パターン面、アノード側表面)は、アノード電極3に覆われている。ターミネーション領域102の主表面には、熱硬化性の接着層10を介して絶縁性フィルム9が設けられている。更に、熱硬化性の接着層10は、半導体基板1の外形(Siチップ端部13)より外側に形成されている。更に、熱硬化性の接着層10は、ターミネーション領域102の外周端部(側面上部)を単独で覆うと共に、半導体基板1の外形より外側まで延びている。ターミネーション領域102は、複数のガードリング4と、それらの間に設けられた複数の絶縁膜7と、複数のガードリング4の上に夫々設けられている複数のフィールドプレート電極6と、それらを覆うパッシベーション膜8とを含む。
本実施の形態では、熱により硬化した接着層10がターミネーション領域102の終端部(外周端部)を覆っているため、チッピングによる耐圧劣化が抑制される。即ち、ターミネーション領域102の終端部が欠けることによる耐圧劣化と、欠けた断片がターミネーション領域102上に載ることによる耐圧劣化とを防ぐことができる。また、半導体基板1の側面に関しては、熱硬化性の接着層10が単独でターミネーション領域を単独で覆っており、接着層10は光を透過するため、側面のボイド検査が目視により可能となる。
ターミネーション領域102を覆う絶縁体が薄すぎると、フィールドプレート電極6の間の電界強度が局所的に強くなる。絶縁性フィルム9を熱硬化性の接着層10を介してターミネーション領域102上に設けることで、絶縁体の膜厚を増加させ、異物に対する放電リスクを低減している。
また、半導体基板1の下面から側面までは同電位であるため、接着層10が、ターミネーション領域102から半導体基板1の側面の上部までを覆うことにより、沿面距離を延ばすことができ、沿面放電を抑えることができる。
異物に対する放電リスクについては下記で詳細を述べる。
図3は、絶縁体で覆われている場合のターミネーション領域の電界計算モデルを示す。図4は、絶縁体で覆われていない場合のターミネーション領域の電界計算モデルを示す。
ターミネーション領域AA’は、ガードリング4とフィールドプレート電極6、パッシベーション膜8とを含む。絶縁体で覆われている場合のターミネーション領域AA’の電界計算モデルは、絶縁体の膜として、熱硬化性の接着層10と絶縁性フィルム9の合計膜厚を100μmとした構造の上に、幅200μmの導電性異物33を載せた表面BB’の電界強度を評価した。絶縁体で覆われていない場合のターミネーション領域AA’の電界計算モデルは、絶縁体で覆われている場合の電界計算モデルから、絶縁性フィルム9と熱硬化性の接着層10を取り除いた構造の上に、幅200μmの導電性異物33を載せた表面CC’の電界強度を評価した。
図5は、絶縁体で覆われている場合と絶縁体で覆われていない場合との計算結果を示す。
この図において、横軸はターミネーション領域AA’における水平位置[μm]を表し、縦軸は電界強度[kV/cm]を表す。ここでは、水平位置200〜400μmの間に導電性異物33を設けている。絶縁体で覆われている場合の電界強度モデル(絶縁体あり)の電界強度分布においては導電性異物33の端部で電界強度が強いものの、絶縁体で覆われていない場合(絶縁体なし)の電界強度モデルの電界強度と比較して1/10以下に抑制されている。
図6は、異物の大きさと耐圧の関係の実測結果を示す。
この図において、横軸は異物の大きさ(任意単位)を表し、縦軸はダイオードの耐圧(任意単位)を表す。また、この図は、絶縁体で覆われている場合のダイオードと、絶縁体で覆われていない場合のダイオードとの夫々の実測結果を示す。異物の大きさがある値を超えると、絶縁体で覆われていない場合のダイオードの耐圧は低下し始める。しかし、絶縁体で覆われている場合のダイオードでは耐圧劣化が発生せず、異物に依らず一定の耐圧を保持する。
つぎに、実施の形態1のダイオードの製造プロセスについて説明する。
図7は、製造プロセス中の状態S1を示す断面図である。
半導体基板1は、n形半導体基板である。まず、この製造プロセスは、半導体基板1の裏面であるカソード側表面(パターン無し面)に、厚さが例えば20μmのn形カソード層11を形成する。その後、この製造プロセスは、フォトリソグラフィーおよびエッチング処理により、アノード側表面(主表面)に、熱酸化により形成した酸化膜である絶縁膜7を形成する(S1)。
図8は、製造プロセス中の状態S2を示す断面図である。
つづいて、この製造プロセスは、主表面にレジストを塗布し、これをパターニングしてチャネルストッパ形成領域上にレジストマスク14aを形成する。レジストマスク14aを形成後、この製造プロセスは、アノード側より例えばボロンをドーズ量5×1012〜1×1015cm−2でイオンインプランテーション15aする(S2)。
図9は、製造プロセス中の状態S3を示す断面図である。
次に、この製造プロセスは、レジストマスク14aを除去した後、再び半導体基板1表面にレジストを塗布し、これをパターンニングして、チャネルストッパ形成領域上に開口部を有するレジストマスク14bを形成する。そして、この製造プロセスは、例えばリンをドーズ量1×1015cm−2でイオンインプランテーション15bする(S3)。
図10は、製造プロセス中の状態S4を示す断面図である。
次に、この製造プロセスは、レジストマスク14bを除去した後、アニール処理することにより、イオンインプランテーション15a、15bした不純物を活性化させることで、p形拡散層2とガードリング4、チャネルストッパ層5を形成する(S4)。
図11は、製造プロセス中の状態S5を示す断面図である。
ついで、この製造プロセスは、半導体基板1のアノード側表面に、例えばAlSi電極16をスパッタリング法で形成する(S5)。
図12は、製造プロセス中の状態S6を示す断面図である。
次に、この製造プロセスは、AlSi電極16に対するフォトリソグラフィーおよびエッチング処理によりアノード電極3とフィールドプレート電極6を形成する(S6)。
図13は、製造プロセス中の状態S7を示す断面図である。
アノード電極3を形成した後、この製造プロセスは、アノード電極3とフィールドプレート電極6の主表面にパッシベーション膜8を厚さ1μ〜10μmで全面に形成する(S7)。
図14は、製造プロセス中の状態S8を示す断面図である。
次に、この製造プロセスは、主表面にフォトレジストを塗布し、これをパターンニングして、アノード電極3上に開口部を有するレジストマスク14を形成する(S8)。
図15は、製造プロセス中の状態S9を示す断面図である。
そして、この製造プロセスは、例えばウェットエッチング処理を施すことで、アノード電極3の一部を露出させる。そして、この製造プロセスは、裏面にカソード電極12を製膜した後、硬化前の接着剤10aを、液体定量吐出装置でパッシベーション膜8上の所定位置に所定量だけ吐出する(S9)。接着剤10aは例えば、シリコーンを含む。
図16は、製造プロセス中の状態S10を示す断面図である。
下冶具17bの上面には、その中央に絶縁性フィルム9をはめ込むための上段凹部が形成され、上段凹部の底面の一部に、半導体基板1をはめ込むための下段凹部が形成されている。上段凹部の開口のサイズは、絶縁性フィルム9がはめ込まれるサイズである。下段凹部の開口のサイズは、半導体基板1がはめ込まれるサイズである。つまり、下冶具17bにより、半導体基板1と絶縁性フィルム9との相対的な位置が決まる。この製造プロセスは、半導体基板1と絶縁性フィルム9との位置合わせのため、位置合わせ用の下冶具17bの下段凹部に半導体基板1をセットし、上段凹部に絶縁性フィルム9をセットする。
半導体基板1と絶縁性フィルム9を下冶具17bにセットした後、この製造プロセスは、上冶具17aを下冶具17bに載せる。上冶具17aの下面には水平方向の大きさが上段凹部より小さい凸部が設けられ、この凸部の高さに応じて、凸部により押し潰される硬化前の接着剤10aの膜厚が決定される。もし、接着剤10aがカソード電極12に到達していると、ダイオードが完成した後にカソード電極12を半田により基板上のパターンに接続する際、カソード電極12とパターンの間の接触不良が発生する場合がある。そこで、半導体基板1の外周部に食み出した接着剤10aをカソード電極12に到達させないことで、その後の半田接続における歩留り低下を抑制できる。また、接着剤10aのアクティブ領域101側の側面は、絶縁性フィルム9のアクティブ領域101側の側面と面一、又はその側面より外側に位置する(S10)。このような接着剤10aの状態は、状態S9の液体定量吐出装置による吐出の位置と量を調整することにより実現できる。
なお、他の冶具を用いて、ターミネーション領域102と絶縁性フィルム9で接着剤10aを挟むことで、接着剤10aの一部を半導体基板1の主表面の外側へ押し出してもよい。
その後、この製造プロセスは、上冶具17aをセットした後、150℃程度の硬化炉にセットした冶具を1時間ほど入れ、接着剤10aを硬化させることで、実施の形態1のダイオードが完成する。
上述した本実施の形態1のダイオードによれば、硬化した接着層10がターミネーション領域終端部を覆い保護するため、チッピングによる耐圧劣化が抑制される。また、製造工程中において絶縁性フィルム9の位置ズレが発生しても半導体基板1に接触するリスクが低いため、製造工程中のチッピング発生を抑制することができる。さらに、半導体基板1の側面に関しては、熱硬化性の接着層10が単独でターミネーション領域を単独で覆っているため、目視によるボイド検査が可能となる。
加えて、接着層10の膜厚201と絶縁性フィルム9の膜厚202との合計を、少なくとも100μm以上とすることで、異物によるチップ表面の電界強度の増大を抑制でき、放電リスクを低減することができる。
また、本実施の形態のダイオードの平面図で示されたように、半導体基板1の主表面に平行な方向において、絶縁性フィルム9の外形は、半導体基板1の外形より大きくてもよく、熱硬化性の接着層10の外形より大きくてもよい。このような構造とすることで、半導体基板1の端部とアノード電極3との間の沿面距離を更に延長することができ、沿面放電をより抑制することができる。
また、絶縁性フィルム9は、可撓性を有する。これにより、製造プロセス中に絶縁性フィルム9が半導体基板1に接触しても、チッピングを抑えることができる。
また、絶縁性フィルム9は、光を透過するポリイミド系の樹脂であってもよい。このような構造とすることで、パッシベーション膜8と絶縁性フィルム9との間にある熱硬化性の接着層10にあるボイドを目視で検査することが可能となり、検査を容易にすると共に、最終製品の信頼性を向上させることができる。
(実施の形態2)
図17は、実施の形態2に係るダイオードの断面図である。
実施の形態2のダイオードは、実施の形態1と同様、アクティブ領域101と、アクティブ領域101を囲むように形成されたターミネーション領域102とを含む。更に、半導体基板1の裏面に設けられたカソード電極12は、半田層18を介して絶縁基板20上の配線パターン19に接続されている。更に、ターミネーション領域102の主表面には絶縁性フィルム9が熱硬化性の接着層10を介して設けられている。更に、熱硬化性の接着層10は半導体基板1の側面全体を単独で覆うと共に、半導体基板1の外形より外側まで延びている。
実施の形態2の製造プロセスは、カソード電極12を、半田層18を介して絶縁基板上20の配線パターン19に接続した後、接着剤10aと絶縁性フィルム9を載せ、絶縁性フィルム9と半導体基板10で接着剤10aを挟むことにより、接着剤10を半導体基板1の側面にはみ出させる。このとき、裏面は絶縁基板20で覆われているため、接着剤10が半導体基板10の側面から裏面に回り込むことはなく、カソード電極12に影響を与えない。
上述した構造とすることで、半導体基板1の側面が熱硬化性の接着層10により完全保護されるため、チッピングのリスクを更に低減することができる。
(実施の形態3)
図18は、実施の形態3に係るダイオードの断面図である。
本実施の形態のダイオードは、実施の形態1と同様、半導体基板1に設けられたアクティブ領域101と、アクティブ領域101を囲むように形成されたターミネーション領域102とを含む。更に、ターミネーション領域102の主表面には、熱硬化性の接着層10を介して絶縁性フィルム9が設けられている。更に、熱硬化性の接着層10はターミネーション領域102の外周端部を単独で覆うと共に、半導体基板1の外形より外側まで延びている。更に、ターミネーション領域102の主表面のうち、電界強度が最大となる位置は、半導体基板1の外周端部ではなく、半導体基板1の外周端部より内側である。
上述した構造とすることで、絶縁性フィルム9で覆われていない領域301における電界強度の増大を抑制できるため、放電のリスクを低減することができる。
前述の各実施の形態のダイオードは、特許文献1のような絶縁性フレームによるチッピングを防止するため、半導体基板1の側面(領域301)を絶縁性フィルム9で覆わない構造としている。このため、前述の各実施の形態のダイオードの構造は、絶縁性フレームで覆う構造と比較して、領域301で電界が集中する場合に放電が発生し易くなる。
ターミネーション領域102の電界分布は構造により制御できる。電界強度が最大となる位置を半導体基板1の外周端部から内側へ離すことで、絶縁性フィルム9により覆われていない領域301の電界強度を低減することができる。例えば、ターミネーション領域102が、アクティブ領域101に形成されたp形拡散層2と距離を隔て且つp形拡散層2を取り囲むように形成されたガードリング4と、ガードリング4と距離を隔て且つガードリング4およびp形拡散層2を取り囲むように半導体基板1の端部に形成されたチャネルストッパ層5と、ガードリング4およびチャネルストッパ層5に接続されたフィールドプレート電極6とを含むことにより、電界強度を制御できる。
ターミネーション領域102の主表面の空乏層を延ばすために、ガードリング4の間隔は、アクティブ領域101に近いほど短い。ガードリング4の間隔が短いほど電界強度は弱くなる。このため、間隔の変更前のターミネーション領域102において、アクティブ領域101に近づくほど電界強度は小さく、半導体基板1の端部に近づくほど電界強度は大きくなる。
本実施例においては、このような複数のガードリング4の間隔を変更することにより、電界強度を制御する。ターミネーション領域102内の等電位線は、複数のフィールドプレート電極6が配置されることにより、隣り合うガードリング4(フィールドプレート電極6)の間に集まる。等電位線の密度が高いほど電界強度は高くなる。そこで、アクティブ領域101に近いほどガードリング4の間隔を短くする、且つフィールドプレート電極6の間隔を一定に保つという条件の下で、変更前のガードリング4の間隔に対し、アクティブ領域101に近いガードリング4の間隔を長くし、ターミネーション領域102の端部に近いガードリング4の間隔を短くする。このようなガードリング4の間隔の変更により、電界強度が最大となる位置を半導体基板1の内側へ移動させることができる。例えば、間隔の変更により、電界強度が最大となる位置をチャネルストッパ層5より内側へ移動させることができる。これにより、半導体基板1の端部における電界強度を低減し、放電を抑えることができる。
(実施の形態4)
図19は、実施の形態4に係るIGBTの断面図である。
本実施の形態のIGBTは、アクティブ領域101と、アクティブ領域101を囲むように形成されたターミネーション領域102とを含む。更に、アクティブ領域101は、半導体基板1の主表面に選択的に形成されたp形ベース層21と、p形ベース層21の表面に形成されたn形ソース層22と、p形ベース層21及びn形ソース層22に電気的に接続され且つn形ソース層22の表面に形成されたエミッタ電極25と、半導体基板1及びn形ソース層22に挟まれたp形ベース層21の表面にゲート酸化膜23を介して形成されたゲート電極24と、半導体基板1に対してp形ベース層21の反対側に形成されたn形バッファ層26と、n形バッファ層26の表面の一部に形成されたp形エミッタ層27と、蒸着等によりp形エミッタ層27に接するように形成されたコレクタ電極28とを含む。更に、ターミネーション領域はp形ベース層21と距離を隔て且つp形ベース層21を取り囲むように形成されたガードリング4と、ガードリング4と距離を隔て且つガードリング4およびp形ベース層21を取り囲むようにチップ端部に形成されたチャネルストッパ層5と、ガードリング4およびチャネルストッパ層5に接続されたフィールドプレート電極6と、フィールドプレート電極6の主表面に形成されたパッシベーション膜8とを含む。更に、ターミネーション領域102の主表面には熱硬化性の接着層10を介して絶縁性フィルム9が設けられている。更に、熱硬化性の接着層10はターミネーション領域102の外周端部を単独で覆うと共に、半導体基板1の外形より外側まで延びている。
このような構造とすることで、IGBTにおいても、硬化した接着層10がターミネーション領域102の終端部を覆い保護するため、チッピングによる耐圧劣化が抑制される。また、熱硬化性の接着層10がターミネーション領域102の側面を単独で覆っているため、目視によるボイド検査が可能となる。さらに、シリコンの絶縁破壊の電界強度に基づくと、熱硬化性の接着層の膜厚201と絶縁性フィルムの膜厚202との合計を100μm以上とすることで、異物によるチップ表面の電界強度の増大が抑制でき、放電リスクを低減することができる。
以上の各実施の形態における半導体装置は、以下の構成を備えることが望ましい。
(1)電界強度の最大値が半導体基板1の外周端部に位置しないこと。
(2)絶縁性フィルム9の外形は半導体基板1の外形より大きいこと。
(3)接着層10の膜厚と絶縁性フィルム9の膜厚との合計は100μm以上であること。
(4)絶縁性フィルム9は光の透過性に優れたポリイミド系の樹脂であること。
(実施の形態5)
次に、前述した実施の形態のIGBT及びダイオードの少なくとも一つを採用した電力変換装置について説明する。
図20は、実施の形態5に係るMMCの回路構成を示す。
MMC(Modular Multilevel Converter)29は、複数の単位セル806を直列に接続したU相レッグ801と、V相レッグ802と、W相レッグ803とを含む。
U相レッグ801、V相レッグ802、W相レッグ803のそれぞれの中間点に位置する端子(交流端子)804U、804V、804Wにおいては、三相交流電力(電圧)が入力、もしくは出力される。また、U相レッグ801、V相レッグ802、W相レッグ803の一方の端子は共通に端子(直流端子)805Pに接続され、他方の端子は共通に端子(直流端子)805Nに接続されている。端子805Pと端子805Nにおいては、直流電力(電圧)が出力、もしくは入力される。
MMC29は、U相レッグ801、V相レッグ802、W相レッグ803の各単位セル806を適切に制御することにより、交流電力(電圧)から直流電力(電圧)に変換することも、直流電力(電圧)から交流電力(電圧)に変換することもできる電力変換装置である。
図21は、実施の形態5に係る単位セルの回路構成を示す。
単位セル806は、直列接続された2個のIGBT808と、その直列回路の両端に接続されたコンデンサ810とを含む。また、各IGBT808のエミッタ−コレクタ間には、還流ダイオード809がそれぞれ逆並列に接続されている。
また、直列接続された2個のIGBT808の中点が端子811Aに取り出され、コンデンサ810の一端が端子811Bに取り出されている。なお、この2本の端子811A、811Bにおいて、電力(電気エネルギー、電圧)が入出力される。
また、各IGBT808のゲート端子は、制御部(不図示)からの制御信号を受けた各ゲート駆動回路807によって、オン・オフ(ON−OFF)を制御される。制御部は、MMC29内の複数個の単位セル806の各IGBTのオン・オフ(ON−OFF)を、それぞれの動作に適合するように、統一して制御する。MMC29は、複数の単位セル806を直列に接続することにより、単位セル806の耐圧より大きい耐圧を有する。
ダイオード809及びIGBT808の少なくとも一つに、前述の実施の形態の何れかを適用することにより、MMC29である電力変換装置の高信頼化を実現出来る。
(実施の形態6)
次に、前述した実施の形態のIGBT及びダイオードの少なくとも一つを採用した電力変換装置の他の回路例について説明する。
図22は、実施の形態6に係るインバータ回路の回路構成を示す。
インバータ回路30は、夫々が直列接続された2個のIGBT908を含むU相、V相、W相レッグを含む。U相、V相、W相レッグの夫々は、直流端子904P、904Nの間に接続されている。U相、V相、W相レッグにおける2個のIGBT908の中間から三相交流電力(電圧)の端子905U、905V、905Wを夫々取り出している。
また、各IGBT908のエミッタ−コレクタ間には、還流ダイオード909がそれぞれ逆並列に接続されている。
また、各IGBT908のゲート端子は、制御部(不図示)からの制御信号を受けた各ゲート駆動回路907によって、オン・オフ(ON−OFF)を制御される。制御部は、インバータ回路30内の複数個のIGBT908のオン・オフ(ON−OFF)を、インバータ回路30としての動作に適合するように、統一して制御する。
ダイオード909及びIGBT908の少なくとも一つに、前述の実施の形態の何れかを適用することにより、インバータ回路30である電力変換装置の高信頼化を実現出来る。
以上の各実施の形態における電力変換装置は、一対の入力端子(直流端子)と、入力端子間に接続された複数の直列接続回路(レッグ)と、複数の直列接続回路の各直列接続点に接続される複数の出力端子(交流端子)とを含む。なお、直列接続回路の数は、一つであってもよい。各直列接続回路は、直列接続された複数の半導体スイッチング素子(例えばIGBT)を含む。複数の半導体スイッチング素子が制御されオン・オフすることにより電力を変換する。複数の半導体スイッチング素子の各々は、実施の形態1〜4で示された構成を有する半導体装置である。
以上、本発明を、発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、実施の形態4において、エミッタ側のゲート形状はプレーナ型ではなくトレンチ型としてもよく、そのゲートはストライプ状やメッシュ状に配置されてもよい。
実施の形態1においてはダイオードに、実施の形態4においてはIGBTに本発明を適用することを説明したが、本発明を適用したダイオードとIGBTを同一チップ内に配置してもよい。
半導体基板1の半導体材料としては、シリコンでもシリコンカーバイドでもよい。また、半導体基板1はn形(n−形)で説明したがp形(p−形)の基板でもよい。p形(p−形)の基板を用いた場合には、関連する半導体の部材の材質のp形とn形を逆にして用いるものとする。
半導体に拡散する不純物元素として、p形半導体にはボロン、n形半導体にはリンを例として示したが、ボロンの代わりに3価の他の元素、リンの代わりには5価の他の元素を用いてもよい。
以上の各実施の形態のIGBT及びダイオードの少なくとも何れかである半導体チップを、他の実装方法で実装しても、放電発生のリスクを低減する効果がある。他の実装方法は例えば、半導体チップを絶縁基板に半田付けし、ワイヤーボンディングで電気的に接続し、ゲル封じしたモジュールや、半導体チップの上下に圧力を掛けることで電気的に接続し、絶縁ガスを封じした圧接パッケージ等である。このようなモジュールに、以上の各実施の形態に示した構造を適用することで、ゲルを削除することができる。ゲルを削除することにより、ゲルの膨張や爆発等を防ぐことができる。
実施の形態5のMMC29に、あるいは実施の形態6のインバータ回路30に、他の実施の形態の半導体装置(ダイオード、IGBT)を用いる場合を説明したが、本発明を適用した半導体装置を、コンバータやチョッパ等、その他の電力変換装置に用いる場合にも同様の効果が得られる。
1:半導体基板、 2:p形拡散層、 3:アノード電極、 4:ガードリング、 5:チャネルストッパ層、 6:フィールドプレート電極、 7:絶縁膜、 8:パッシベーション膜、 9:絶縁性フィルム、 10:熱硬化性の接着層、 10a:硬化前の接着剤、 11:n形カソード層、 12:カソード電極、 13:Siチップ端部、 14:レジストマスク 15:イオンインプランテーション、 16:AlSi電極、 17a:上冶具、 17b:下冶具、 18:半田層、 19:配線パターン、 20:絶縁基板、 21:p形ベース層、 22:n形ソース層、 23:ゲート酸化膜、 24:ゲート電極、 25:エミッタ電極、 26:n形バッファ層、 27:p形エミッタ層、 28:コレクタ電極、 29:MMC、 30:インバータ回路、 33:異物、34:接着層、 35:絶縁性フレーム、 101:アクティブ領域、 102:ターミネーション領域、 201:熱硬化性接着層の膜厚、 202:絶縁性フィルムの膜厚、 301:絶縁性フィルムで覆われていない領域、 801:U相レッグ、 802:V相レッグ、 803:W相レッグ、 804U、804V、804W、905U、905V、905W:交流端子、 805N、805P、904N、904P 直流端子、 806:単位セル、 807、907:ゲート駆動回路、 808、908:IGBT、 809、909:ダイオード、 810:コンデンサ

Claims (11)

  1. 主表面上に、アクティブ領域と、前記アクティブ領域を囲むターミネーション領域とを含む半導体基板と、
    少なくとも前記ターミネーション領域を覆う、熱硬化性の接着層と、
    前記接着層を介して前記ターミネーション領域に接着される平板状の絶縁性フィルムと、
    を備え、
    前記接着層は、前記主表面の外側まで延びており、前記半導体基板の側面の少なくとも一部を覆う、
    半導体装置。
  2. 前記半導体基板の主表面に平行な方向において、前記絶縁性フィルムの外形は、前記半導体基板の主表面の外形より大きい、
    請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記接着層の膜厚と前記絶縁性フィルムの膜厚との合計は、100μm以上である、
    請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記絶縁性フィルムは、可撓性を有する、
    請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記絶縁性フィルムは、ポリイミド系の樹脂であり、光を透過する、
    請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記半導体基板は、第1導電型を有し、
    前記アクティブ領域内に、第2導電型拡散層が形成され、
    前記ターミネーション領域は、
    前記第2導電型拡散層を囲み前記第2導電型拡散層から離れている複数のガードリングと、
    前記半導体基板の端部に位置し前記複数のガードリングから離れている前記複数のガードリングを囲むチャネルストッパと、
    前記複数のガードリング及び前記チャネルストッパに夫々接続される複数のフィールドプレート電極と、
    を含む、
    請求項1に記載の半導体装置。
  7. 前記ターミネーション領域のうち電界強度が最大となる位置は、前記チャネルストッパより内側である、
    請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記接着層は、前記半導体基板の裏面から離れている、
    請求項1乃至7の何れか一項に記載の半導体装置。
  9. 前記半導体基板の裏面は、半田層を介して絶縁基板上の配線パターンに接続され、
    前記接着層は、前記半導体基板の側面を覆う、
    請求項1乃至7の何れか一項に記載の半導体装置。
  10. 半導体装置の製造方法であって、
    主表面上に、アクティブ領域と、前記アクティブ領域を囲むターミネーション領域とを含む半導体基板に対し、熱硬化性の接着剤を前記ターミネーション領域上に載せ、
    平板状の絶縁性フィルムと前記ターミネーション領域で前記接着剤を挟むことで、前記接着剤の一部を前記主表面の外側へ押し出し、
    熱により前記接着剤を硬化させる、
    ことを含む製造方法。
  11. 一対の直流端子と、
    前記一対の直流端子の間に接続され、直列接続された複数の半導体スイッチング素子を含む直列接続回路と、
    前記直列接続回路内の二つの半導体スイッチング素子の間に接続される交流端子と、
    を備え、
    前記半導体スイッチング素子は、
    主表面上に、アクティブ領域と、前記アクティブ領域を囲むターミネーション領域とを含む半導体基板と、
    少なくとも前記ターミネーション領域を覆う、熱硬化性の接着層と、
    前記接着層を介して前記ターミネーション領域に接着される平板状の絶縁性フィルムと、
    を含み、
    前記接着層は、前記主表面の外側まで延びており、前記半導体基板の側面の少なくとも一部を覆う、
    電力変換装置。
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