JP6397324B2 - 防火性を付与した建具用タイト材 - Google Patents

防火性を付与した建具用タイト材 Download PDF

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Description

本発明は、建具の開口部又は間隙の密封及び防火に使用される建具用タイト材と、かかる建具用タイト材を設けた建具の密封及び防火構造とに関する。
窓、障子、扉(すなわちドア)、戸、ふすま、及び欄間等の建具の枠と障子等の可動部との間、又は可動部同士の間の開口部又は間隙には、建具の気密性又は水密性を改善するためのタイト材やシール材等の気密材が設けられている。
建具における上記開口部又は間隙には、火災時に火が侵入することから、防火性能を高めることも課題となっている。特許文献1は、枠体と障子とを備えており、枠体及び障子を形成する枠材や框の樹脂サッシ用形材形成部の任意の箇所に、熱膨張耐火成分を含有する熱膨張耐火成分含有部を一体成形してあることを特徴とする樹脂製サッシについて記載している。特許文献2は、サッシの枠体や障子に取り付けられるサッシ用気密材において、サッシのホルダーに嵌合される基部と、基部からホルダー外に突出する突出部とを備えており、基部は、耐摩耗性や弾性を有する気密材成形樹脂からなり、突出部は、気密材成形樹脂に熱膨張耐火成分を含有したものからなり、基部と突出部は一体成形してあることを特徴とするサッシ用気密材について記載している。
特開2012-202186 特開2012-202190
しかしながら、特許文献1の樹脂製サッシでは、サッシそのものに熱膨張耐火成分を含有させているため、特別なサッシを製造しなければならず、汎用のサッシに簡便に耐火性を付与することができない。特許文献2はサッシ用気密材の先端部である突出部が熱膨張耐火成分を含有しており、先端部は開閉により外力がかかり摩耗する恐れがある。その場合、長期使用後、かかる先端部では気密性が損なわれ火災に対する性能を発揮できない。また、熱膨張耐火成分は灰黒をしており、かかる突出部が露出した状態で観察者に視認されると、見栄えが悪く意匠性を損ねる。
本発明の目的は、密封性及び耐火性に優れ、かつ意匠性をも高めた建具用タイト材と、かかる建具用タイト材を設けた建具の密封構造とを提供することにある。
本発明者らは、熱膨張材を、加熱に伴う熱膨張材の膨張を許容する被覆部材で覆うことで、上記の目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下の通りである。
[1]可動部材と該可動部材を包囲する枠とを備えた建具用のタイト材であって、
非熱膨張性耐火材から構成された先端部と、
前記先端部より基端側の熱膨張性耐火材から構成された熱膨張性部分と、
前記建具の前記可動部材又は前記枠に取り付けられる非熱膨張性耐火材、膨張性耐火材、又は非熱膨張性耐火材と膨張性耐火材の両方から構成された基端部と
を備えたタイト材。
[2]前記基端部が可動部材に取り付けられて、前記タイト材が、該可動部材と別の可動部材との間の開口部又は可動部材と枠との間の開口部に配置されるか、前記基端部が枠に取り付けられて、前記タイト材が、可動部材と枠との間の開口部に配置される項1に記載のタイト材。
[3]前記熱膨張性耐火材から構成された熱膨張性部分は、前記先端部に接続され、幅方向における長さが前記先端部の幅方向における長さ以下である第1部分と、前記第1部分から前記基端部に接続するように延びる第2部分とを備える項1又は2に記載のタイト材。
[4]前記基端部は前記熱膨張性耐火材から構成された熱膨張性部分の第2部分の長手方向における2つの位置からタイト材の幅方向の両側に延びる2対の延出部を備え、前記2対の延出部のうちの基端側の1対の延出部が前記建具の前記可動部材又は前記枠の溝に嵌合することにより前記可動部材又は前記枠に取り付けられる項1〜3のいずれか一項に記載のタイト材。
[5]前記非熱膨張性耐火材が、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、エラストマー、ゴム、又はこれらの組み合わせからなる項1に記載のタイト材。
[6]可動部材と該可動部材を包囲する枠とを備えた建具の密封及び防火構造であって、 可動部材と該可動部材を包囲する枠とを備えた建具と、
前記建具の前記可動部材又は前記枠に取り付けられた項1〜5のいずれか一項に記載のタイト材と
を備えた建具の密封及び防火構造。
本発明によれば、非熱膨張性耐火材から構成された先端部により建具における開口部又は間隙を気密及び/又は水密可能であると共に、熱膨張性耐火材から構成された熱膨張性部分により火災時には開口部又は間隙を閉塞でき、各々の性能が向上する。さらに、非熱膨張性耐火材としては種々の外観の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、エラストマー、ゴム、又はこれらの組み合わせを用いることができるため、意匠性も向上する。
本発明のタイト材の第1実施形態を示す縦断面図。 本発明における防火戸の例を示す略図。 図2の3−3線における要部縦断面図。 本発明のタイト材の別の実施形態を示す縦断面図。 本発明のタイト材の別の実施形態を示す縦断面図。 本発明のタイト材の別の実施形態を示す縦断面図。 本発明のタイト材の別の実施形態を示す縦断面図。 本発明のタイト材の別の実施形態を示す縦断面図。
以下、本発明の建具用タイト材と、かかる建具用タイト材を設けた建具の密封及び防火構造とを、図面を参照しながら説明する。本明細書において、「建具」には窓(引き違い窓、開き窓、上げ下げ窓等を含む)、障子、扉(すなわちドア)、戸、ふすま、及び欄間等が含まれる。「タイト材」とは、非熱膨張性耐火材から構成された先端部と、建具の前記可動部材又は前記枠に取り付けられる非熱膨張性耐火材から構成された基端部とを備え、先端部において、基端部が取り付けられた箇所とは異なる該建具の位置に接触し、先端部と基端部との間の建具における開口部又は間隙を密封状態に維持するためのものである。ここで「密封」とは100%完全に密封されていなくとも、タイト材を設けない場合と比較して流体の侵入が有意に防止できればよいことを指す。また「間隙」とは開口部の中でも向かい合う2つの部材又は部分間に生じる開口部を指す。
図1を参照すると、本発明の建具用のタイト材1は、非熱膨張性耐火材から構成された先端部2と、先端部2より基端側の熱膨張性耐火材から構成された熱膨張性部分4と、非熱膨張性耐火材、膨張性耐火材、又は非熱膨張性耐火材と膨張性耐火材の両方から構成された基端部6とを備えている。基端部6が非熱膨張性耐火材と膨張性耐火材の両方から構成されている場合は、非熱膨張性耐火材と膨張性耐火材の2層が同じ大きさで積層されていてもよいし、膨張性耐火材層とその両側を挟む非熱膨張性耐火材層とから構成されてもよいし、膨張性耐火材を芯材として、膨張性耐火材が観察者に視認されないよう膨張性耐火材の周囲が非熱膨張性耐火材により包囲された構成でもよい。
タイト材1の寸法は特に限定されないが、例えばタイト材1の幅方向の長さL1は5mm〜50mm、長手方向の長さL2は5mm〜50mmであり、幅方向及び長手方向と垂直な紙面垂直方向の長さは、タイト材1の基端部6が取り付けられる建具の取り付け部(特には溝)の長さに対応する種々の長さであってもよい。例えば850mm幅のドアの、幅方向に沿って延びる溝にタイト材1が取り付けられる場合、タイト材1の幅方向及び長手方向と垂直な紙面垂直方向の長さは800mm〜850mm程度となる。
先端部2は断面の外形が略半円形であり、密封が必要な建具の位置に接触される頂点の先端2aと、熱膨張性部分4と接続する基端2bとを有する。先端部2は本実施形態では中空であり、先端部2の内部に空間2cを備えることにより弾性が増大するため、建具、特には建具の可動部材が当接したときの衝撃が緩和され得る。また、先端部2を軽量化できる。先端部2を構成する非熱膨張性耐火材は、例えば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、エラストマー、ゴム、又はこれらの組み合わせから構成され、熱可塑性樹脂の例としては、フッ素樹脂、ポリフェニレンエーテル、変性ポリフェニレンエーテル、ポリフェニレンスルフィド、ポリカーボネート、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリアリレート、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリブタジエン、ポリイミド、アクリル樹脂、ポリアセタール、ポリアミド、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリスチレン、ポリフェニレンサルファイド、ポリブチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ABS樹脂、及びAS樹脂等が挙げられ、熱硬化性樹脂の例としてはエポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ポリウレタン、熱硬化性ポリイミド等が挙げられ、エラストマーの例としてはオレフィン系エラストマー、スチレン系エラストマー、エステル系エラストマー、アミド系エラストマー、及び塩化ビニル系エラストマー等が挙げられ、ゴムの例の例としては、天然ゴム、シリコーンゴム、スチレン・ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、アクリロニトリル・ブタジエンゴム、ニトリルブタジエンゴム、ブチルゴム、エチレン・プロピレンゴム、エチレン・プロピレン・ジエンゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、及びフッ素ゴム等が挙げられる。非熱膨張性耐火材は好ましくはエラストマー、ゴム、又はこれらの組み合わせから構成され、これにより先端部2に弾性が付与され、建具の密封性が増大する。
熱膨張性部分4は本実施形態ではT字形をなし、先端部2の基端2bに接続され、基端2bの幅方向の長さ(L1に等しい)とほぼ同じ幅方向の長さL3を有する第1部分4aと、第1部分4aの中心から垂直に基端部6に接続するように延びる第2部分4bとを備えている。第2部分4bの幅方向の長さL4は第1部分4aの幅方向の長さL3よりも小さい。なお、第1部分4aの幅方向の長さL3は基端2bの幅方向の長さよりも小さくてもよい。
図1の矢印の方向から見たとき、観察者には熱膨張性部分4が見えない。先端部2は化粧部材としても機能し、先端部2の外観は任意のものとしてよく、色や模様は目的に応じて決定し得る。例えば、先端部2をタイト材1が取り付けられる建具と同系色とし得る。例えば、アルミ製の枠にタイト材1が取り付けられる場合、先端部2の色もアルミ色とし得る。同系色とは、色の特性で表される3要素、すなわち色相、明度、彩度の内、色相が同一又は近いもののことを意味する。また、先端部2には木目調として視覚的に暖かみを演出する等、任意の模様を施して意匠性を付与することができる。このように、黒灰色の熱膨張材4を先端部2で被覆することにより意匠性を高めることが可能である。
熱膨張性部分4を構成する熱膨張材料は、膨張性黒鉛を混練した合成樹脂等の、加熱により膨張する材料である。熱膨張性材料を構成する樹脂は熱可塑性樹脂であっても熱硬化性樹脂であってもよい。熱膨張材料を構成する耐火性樹脂組成物は通常、熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂と、熱膨張性黒鉛と、無機充填剤とを含み、これらの成分の割合は特に限定されないが、例えば熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂100重量部に対して熱膨張性黒鉛が10〜300重量部、無機充填剤が30〜500重量部である。このような熱膨張材料を構成する耐火性樹脂組成物は種々のものが公知であり、例えば熱可塑性樹脂に、リン化合物、中和処理された熱膨張性黒鉛、及び無機充填剤を含有し、それぞれの含有量が、前記熱可塑性樹脂100重量部に対して、リン化合物と中和処理された熱膨張性黒鉛との合計量が20〜200重量部、無機充填剤が50〜500重量部であり、中和処理された熱膨張性黒鉛:リン化合物の重量比が、9:1〜1:100であることを特徴とする耐火性樹脂組成物(特開平9-227716);エポキシ樹脂100重量部、中和処理された熱膨張性黒鉛10〜300重量部及び無機充填剤50〜500重量部からなることを特徴とする耐火性樹脂(特開2000-143941);エポキシ樹脂100重量部、中和処理された熱膨張性黒鉛15〜150重量部及び無機充填剤30〜500重量部からなる厚み0.3〜6mmのシート中に、1m2 当たりの重量が25〜2000gの不燃性繊維状材料からなるネット又はマットが含浸されてなることを特徴とする耐火シート組成物(特開2002-12678);非架橋ゴム及び/又は部分架橋ゴムからなるゴム成分(A)に、熱膨張性無機物(特には、中和処理された熱膨張性黒鉛)(B)、無機充填材(C)及び平均分子量2000〜4000の液状樹脂(D)を配合してなることを特徴とする粘着性耐火性ゴム組成物(特開2003-192840);ブチルゴムを主成分とする樹脂100重量部に対して、リン化合物及び熱膨張性黒鉛の合計量が20〜300重量部、及び無機充填剤が30〜500重量部であることを特徴とする樹脂組成物;ポリ塩化ビニル系樹脂に熱膨張性黒鉛を含有させた耐火性樹脂組成物であって、配合比がポリ塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、熱膨張性黒鉛が1〜10重量部である耐火性樹脂組成物(特開2008-180068);塩素化塩化ビニル樹脂100重量部、熱膨張性黒鉛3〜300重量部、無機充填剤3〜200重量部、及び可塑剤20〜200重量部からなり、リン化合物(燐酸エステル可塑剤を除く)を含有しないことを特徴とする塩素化塩化ビニル樹脂組成物(WO2013/080563)等が挙げられる。
非熱膨張性耐火材、膨張性耐火材、又は非熱膨張性耐火材と膨張性耐火材の両方から構成された基端部6は、熱膨張性部分4の第1部分4aから離間して第2部分4bの長手方向における2つの位置から延びる2対の延出部、すなわち第2部分4bからタイト材1の幅方向に延びる一対の延出部6a,6bと、延出部6a,6bよりも基端側で延出部6a,6bから離間して延出部6a,6bと平行に延びる一対の延出部6c,6dとを備えている。本実施形態では、延出部6a,6bの端から端までの長さと延出部6c,6dの端から端までの長さは同じL5であり、基端2bの幅方向の長さ及び第1部分4aの幅方向の長さL3よりも小さいが、延出部6a,6bの端から端までの長さと延出部6c,6dの端から端までの長さは異なっていてもよく、また、延出部6a,6b,6c,6dの長さは、基端2bの幅方向の長さ及び第1部分4aの幅方向の長さL3と同じであってもよい。
本実施形態では第2部分4bと延出部6c,6dは基端において面一となっている。基端部6が非熱膨張性耐火材から構成される場合、基端部6を構成する非熱膨張性耐火材は、先端部2を構成する上述の非熱膨張性耐火材と同じであっても異なっていてもよく、基端部6を構成する非熱膨張性耐火材の例は先端部2について上述した構成されたものと同じである。また、基端部6が熱膨張性耐火材から構成される場合、基端部6を構成する熱膨張性耐火材は、熱膨張性部分4を構成する熱膨張材料と同じであっても異なっていてもよく、基端部6を構成する熱膨張性耐火材の例は熱膨張性部分4について上述した構成されたものと同じである。
図2は、図1の本発明のタイト材1を取り付けた防火戸の例を示す略図である。防火戸10は、取っ手14を有する可動部材としてのドア12と、ドア12を包囲する四方に延びる枠20とを備える。枠20は上枠21、下枠22、右枠23、及び左枠24から構成され、左枠24の長手方向に沿って左枠24とドア12を接続する複数(図面では3個)のヒンジ30が設けられることで、取っ手14を半時計周り(左回り)に回すとヒンジ30を中心にドア12が開くよう構成されている。本発明のタイト材1は、後で詳述するように延出部6c,6dが上枠21、下枠22、右枠23、及び左枠24に設けられた溝に嵌合されることにより、枠20に沿って四角環状に防火戸10に取り付けられている。
図3を参照すると、ドア12と、枠20の下枠22に溝26が形成され、溝26はドア12と枠20の間の開口部又は間隙と連続する第1溝部26aと、ドア12と枠20の間の該開口部又は間隙とは反対側に第1溝部26aから連続して第1溝部26aよりも図面上下に広い空間に延びる第2溝部26bとを備えている。第1溝部26a及び第2溝部26bは下枠22の長手方向のほぼ全長に沿って延びている。下枠22は断面L字形で、垂直方向延出部分22aと水平方向延出部分22bとからなる。タイト材1は、一対の延出部6c,6dが第1溝部26aを区画形成する下枠22の縁部22cを通過して第2溝部26bに嵌合されることにより、枠20に取り付けられている。また、下枠22の縁部22cは延出部6aと6cの間及び延出部6bと延出部6dの間に挟まれているため、タイト材1は枠20に対し抜け出しにくいよう堅固に固定される。つまり本実施形態では、第1溝部26aの上下方向の長さS1が第2溝部26bの上下方向の長さS2よりも短く、第2溝部26bの上下方向の長さS2が延出部6c,6dの端から端までの長さかそれよりも大きく、第2溝部26bは延出部6c,6dを収容するのに十分な寸法を有し、延出部6a,6bの端から端までの長さは第1溝部26aの上下方向の長さS1よりも大きく、かつ延出部6a,6bと延出部6c,6dとの間の距離は、下枠22の縁部22cの厚みS3と同じかそれよりも大きい。
タイト材1の先端部2の先端2aはドア12を閉めた状態ではドア12と接触し、ドア12と枠20の間の該開口部又は間隙の密封が可能となっている。先端部2の先端2aは曲線状に丸められているため、ドア12と当接した場合の衝撃が分散され、ドア12を繰り返し開閉した場合の衝撃に対する耐久性に優れている。また、タイト材1の先端部2と熱膨張性部分4は下枠22の水平方向延出部分22bで接触しており、タイト材1は枠20に対してより安定に固定され、ドア12と枠20の間の該開口部又は間隙の密封性も高められる。
タイト材1は上枠21にも取り付けられているが、タイト材1の上枠21への取り付け構造は下枠22への取り付け構造と同一のため省略する。
防火戸10は任意の公知の扉の構成であってよく、例えば、建設省告示第1369号の基準を持たすドアとしては(1)骨組みを鉄製としドアの両面に厚さが0.5mm以上の鉄板を張ったもの、又は(2)鉄製で厚さが1.5mm以上のもののいずれかであり、上記告示に適合しないもののとしては、たとえばドア芯材をハニカム形状の紙製の芯材等で構成する場合がある。
理論に束縛されることを好まないが、火災時、ドアは加熱面と非加熱面との線膨張の違いから、加熱面側へ大きく反るが、本発明のタイト材1を用いた場合、火災時に熱膨張性部分4が熱で膨張し、ドア12と枠20の間の開口部又は間隙を閉塞しつつ火災時のドアの変形又は反りに熱膨張性部分4が追従するため、ドアの変形又は反りが小さく抑えられると考えられる。よって、ドアの高さを大きくしたり、及び/又はドアの厚みを小さくしたりすることが可能である。例えば、ドアの高さは通常2,200mm程度であるが、これを2,300mm以上、さらには2,400mm以上とすることが可能である。また、ドアの厚さは通常40mm程度であるが、これを35mm以下、さらには30mm以下とすることが可能である。このようなドアの仕様にしても、良好な耐火性が維持される。また、ドアの変形又は反りが小さく抑えられるため、ドアに対するヒンジの取り付け数も減少させる(例えば3箇所から2箇所に)ことが可能である。
本発明のタイト材1の製造方法は特に限定されず、例えば、共押出成形により非熱膨張性耐火材から構成された先端部2、熱膨張性部分4、及び非熱膨張性耐火材から構成された基端部6を一体として成形することによって製造させてもよい。先端部2と基端部6が同じ非熱膨張性耐火材料から構成される場合、二色成形により構成され得る。共押出成形の場合、先端部2、熱膨張性部分4、及び基端部6の各々の材料である組成物の溶剤を各タンクに充填し、各タンクから送り出した該溶剤を共押出し成形機の型で一体成形し、冷却し、加工機で切断加工し、押出し成形物としてタイト材1を得る。別の実施形態として、本発明のタイト材1は、先端部2、熱膨張性部分4、及び基端部6の各々を別々に製造し、接着等により組み合わせることで製造することも可能である。
本発明は、可動部材と該可動部材を包囲する枠とを備えた建具の密封及び防火構造であって、可動部材と該可動部材を包囲する枠とを備えた建具と、建具の可動部材又は枠に取り付けられた上記の本発明のタイト材とを備えた建具の密封及び防火構造も包含する。
ここまで、本発明を第1を例にとって説明してきたが、本発明はこれに限られず、以下のような種々の変形が可能である。
・上記第1実施形態では、タイト材1の延出部6c,6dが枠20に設けられた溝26の第2溝部26bに嵌合されているが、図4に示されるように、タイト材の延出部6a,6bもさらに溝26に嵌合されてもよい。この場合、例えばタイト材の延出部6a,6b及び延出部6c,6dの2対の延出部がいずれも溝26の第2溝部26bに嵌合し、タイト材1の延出部6a,6bが先端側で第1溝部26aを区画形成する下枠22の縁部22cの基端に当接し、熱膨張性部分4の第1部分4aが下枠22の縁部22cの先端に当接することにより、タイト材1は下枠22に対して堅固に固定される。なお、このタイト材1の下枠22への取り付けは、上枠21、右枠23、及び左枠24にも適用可能である。
・タイト材1の延出部6a−6dの数は二対に特に限定されず、一対又は複数の対の 延出部であってもよい。
・上記第1実施形態では、タイト材の中心に熱膨張性部分4が配置されていたが、図5に示されるように、第1実施形態の熱膨張性部分4を、先端部2と同じ非熱膨張性耐火材から、先端部2と一体的に形成し、熱膨張性部分4を基端部6の基端側に設けてもよい。この場合も、熱膨張性部分4は溝26に嵌合されるため、観察者から見たタイト材1が意匠性を損なうことはなく、タイト材1が可動部材と別の可動部材との間の開口部又は可動部材と枠との間の開口部に配置されて密封及び防火構造を構成し得る。
・上記第1実施形態では、熱膨張性部分4が配置されていたが、第1部分4aと、第1部分4aの中心から垂直に基端部6に接続するように延びる第2部分4bとを備えていたが、図6に示すように、第1部分4aを先端部2と同じ非熱膨張性耐火材から先端部2と一体的に形成し、熱膨張性部分4をタイト材2の長手方向に延びる第2部分4bから構成されるようにしてもよい。
・図7及び図8に示されるように、第1実施形態の熱膨張性部分4の部分を、先端部2と同じ非熱膨張性耐火材から先端部2と一体的に形成し、代わりに熱膨張性部分4を基端部6の幅方向の片側又は両側から延びるようにしてもよい。この場合も、熱膨張性部分4は溝26に嵌合されるため、観察者から見たタイト材1が意匠性を損なうことはなく、タイト材1が可動部材と別の可動部材との間の開口部又は可動部材と枠との間の開口部に配置されて密封及び防火構造を構成し得る。
・上記第1実施形態では、タイト材1の先端部2の断面が略半円形であるが、建具の開口部又は間隙の密封性及び防火性を付与できれば先端部2は任意の他の形状であってもよい。また、図8に示されるように、先端部2は内部に空間を有さず、中実であってもよい。
・タイト材1の基端部6が、建具の可動部材に取り付けられて、タイト材1が、該可動部材と別の可動部材との間の開口部又は可動部材と枠との間の開口部に配置されてもよいし、基端部6が建具の枠に取り付けられて、タイト材1が、可動部材と枠との間の開口部に配置されてもよい。建具は、防火戸10に限られず窓、障子、扉(すなわちドア)、戸、ふすま、及び欄間等を初めとする任意の建具であってもよい。
例えば本発明のタイト材を、内障子及び外障子と、それに対する枠とを備えた引違い窓に適用する場合、タイト材を内障子及び外障子の召し合わせ框に設けられた溝や、内障子及び/又は外障子の枠に対向する部分に設けられた溝と枠に設けられた溝に取り付けて、内障子及び外障子同士の隙間や、内障子及び/又は外障子と枠との間の開口部又は隙間の気密性を高め、また、火災時に内障子及び外障子同士の隙間や、内障子及び/又は外障子と枠との間の開口部又は隙間への火災や煙の侵入を低減又は防止することが可能である。
本明細書中に引用されているすべての特許出願および文献の開示は、それらの全体が参照により本明細書に組み込まれるものとする。
以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されない。
評価方法1
実施例1
鉄製扉(高さ2500mm×幅850mm、扉厚さ40mm、扉芯材 紙製ハニカム構造(1.2kg/m2)、芯材の両面の鉄板の厚さ各0.6mm)に、本発明の第1実施形態のタイト材1と同一形状のタイト材を扉の枠に取り付けた。タイト材の幅方向の長さL1は20mm、長手方向の長さL2は25mmとし、膨張性部分4の第1部分4aのタイト材長手方向における厚みを3mmとした。非膨張性の先端部2及び基端部6は軟質塩化ビニル、膨張性部分4は熱膨張性黒鉛含有軟質塩化ビニルより共押出成形により形成した。
実施例2
鉄製扉(高さ2400mm×幅850mm、扉厚さ30mm、扉芯材 紙製ハニカム構造(1.2kg/m2)、芯材の両面の鉄板の厚さ各0.6mm)に、実施例1と同じタイト材を取り付けた。
比較例1
鉄製扉(高さ2500mm×幅850mm、扉厚さ40mm、扉芯材 紙製ハニカム構造(1.2kg/m2)、芯材の両面の鉄板の厚さ各0.6mm)に、本発明の第1実施形態のタイト材1と同一形状及び寸法であって、タイト材全体がクロロプレンゴムから形成されたタイト材を扉の枠に取り付けた。
比較例2
鉄製扉(高さ2400mm×幅850mm、扉厚さ30mm、扉芯材 紙製ハニカム構造(1.2kg/m2)、芯材の両面の鉄板の厚さ各0.6mm)に、比較例1と同じタイト材を取り付けた。
耐火試験
実施例1,2及び比較例1,2のタイト材を取り付けた扉の両面において、ISO834曲線に準拠した60分間の加熱試験をそれぞれ実施した。60分間で下記の1.〜3.の3つすべての判定に適合したものを○(合格)とした。
1.加熱裏面側において10秒以上の継続した発炎がない
2.加熱裏面側へ10秒以上の継続した火炎の噴出がない
3.亀裂あるいは損傷、隙間などが発生しない
結果は以下に示す通りである。実施例1,2では扉の屋外側及び屋内側のいずれの加熱試験でも60分間後に扉は耐火合格基準を満たした。比較例1では屋外側及び屋内側のいずれの試験でも途中で火炎が噴出し、比較例2では屋内側の試験で火炎が噴出し、耐火合格基準を満たさなかった。
評価方法2
高さ1100mm×幅1700mmのアルミニウム製引き違い窓を用いた。引き違い窓の各窓ガラスは、屋外側に厚さ6.8mmの網入り板ガラス及び屋内側に厚4ミリのフロート板ガラスからなり、両板ガラスの間に9ミリの空気層が存在する複層ガラスから構成され、その枠および障子に市販の非防火の気密用タイト材が挿入されている。市販の気密用のタイト材を、全周あるいは一部、本発明の第1実施形態のタイト材に置き換えた。
実施例3
本発明の一体押出成型したタイト材を全周、非防火の気密用タイト材が挿入されている部分に用いた。
実施例4
本発明の一体押出成型したタイト材を枠と障子の縦の部分の非防火の気密用タイト材が挿入されている部分に用いた。
耐火試験
上記の引き違い窓にてISO834に準拠した20分間の加熱試験を実施し、20分間で下記判定1.〜3.のすべてに適合したものを○(合格)とした。
1.加熱裏面側において10秒以上の継続した発炎がない
2.加熱裏面側へ10秒以上の継続した火炎の噴出がない
3.亀裂あるいは損傷、隙間などが発生しない
結果は以下に示す通りである。実施例3,4ではいずれの加熱験でも試験結果は良好であった。
1,1a,1b,1c,1d,1e・・・タイト材、2・・・先端部、4・・・熱膨張性部分、4a・・・熱膨張性部分の第1部分、4b・・・熱膨張性部分の第2部分、6・・・基端部、6a,6b,6c,6d・・・延出部、10・・・建具としての防火戸、12・・・可動部材としてのドア、20・・・枠。

Claims (5)

  1. 可動部材と該可動部材を包囲する枠とを備えた建具用のタイト材であって、
    非熱膨張性耐火材から構成された先端部と、
    前記建具の前記可動部材又は前記枠に取り付けられる非熱膨張性耐火材、膨張性耐火材、又は非熱膨張性耐火材と膨張性耐火材の両方から構成された基端部と、
    先端部に接するように配置され、幅方向における長さが前記先端部の幅方向における長さ以下である第1部分と、
    第1部分に接するように配置され、幅方向における長さが前記第1部分の幅方向における長さよりも短く、且つ前記第1部分から前記基端部と接するように延びる第2部分と、
    を備え、
    前記第1部分は非熱膨張性耐火材から構成され、前記第2部分は膨張性耐火材、又は非熱膨張性耐火材と膨張性耐火材の両方から構成されているタイト材。
  2. 前記基端部が可動部材に取り付けられて、前記タイト材が、該可動部材と別の可動部材との間の開口部又は可動部材と枠との間の開口部に配置されるか、前記基端部が枠に取り付けられて、前記タイト材が、可動部材と枠との間の開口部に配置される請求項1に記載のタイト材。
  3. 前記基端部は第2部分の長手方向における2つの位置からタイト材の幅方向の両側に延びる2対の延出部を備え、前記2対の延出部のうちの基端側の1対の延出部が前記建具の前記可動部材又は前記枠の溝に嵌合することにより前記可動部材又は前記枠に取り付けられる請求項1又は2に記載のタイト材。
  4. 前記非熱膨張性耐火材が、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、エラストマー、ゴム、又はこれらの組み合わせからなる請求項1に記載のタイト材。
  5. 可動部材と該可動部材を包囲する枠とを備えた建具の密封及び防火構造であって、
    可動部材と該可動部材を包囲する枠とを備えた建具と、
    前記建具の前記可動部材又は前記枠に取り付けられた請求項1〜のいずれか一項に記載のタイト材とを備えた建具の密封及び防火構造。
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