JP6396674B2 - 波力発電装置 - Google Patents

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Description

本発明は波力発電装置に関するものである。
特許文献1は従来の波力発電装置を開示している。この波力発電装置は、スリット部を有する壁体、回転軸部と回転翼部とを有して回転軸部を中心に回転する水車、及び水車の回転エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機を備えている。スリット部は、両端開口が鉛直方向に長い長方形状に開口しており、大部分が水中に配置されている。水車は、壁体の正面視において、スリット部の両端開口の夫々における長手方向に延びる中心線に重なるように回転軸が配置されている。この波力発電装置は、波がスリット部を通過する際に増速されるため、弱い波でも水車を回転させ、発電することができる。
特開2013−181428号公報
しかし、特許文献1の波力発電装置は、回転軸部が、壁体の正面視において、スリット部の両端開口の夫々における長手方向に延びる中心線に重なるように配置されている。このため、この波力発電装置は、スリット部を通過した波が水車の回転中心に対して左右の領域で回転翼部に衝突する。このため、例えば、回転中心より左側の領域で波が回転翼部に衝突して水車が一方向に回転する一方、回転中心より右側の領域でも波が回転翼部に衝突し、水車が一方向に回転する抵抗になる。よって、この波力発電装置は波のエネルギーを水車の回転エネルギーに充分に変換することができない。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、波のエネルギーを水車の回転エネルギーに効率よく変換し、発電効率を高めることができる波力発電装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の波力発電装置は、
波力を利用して発電を行う波力発電装置であって、
少なくとも一部が水中に配置される壁体に設けられたスリット部の長方形状に開口した両端開口の夫々における長手方向に延びる中心線の2本を含んで広がる仮想第1平面をはさんで、前記各中心線に平行に延びた一対の回転軸部、及び回転翼部を有し、前記各回転軸部を中心にして回転する方向が異なる一対の水車と、
これら水車の回転エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機と
前記スリット部、前記水車の順に通過する第1方向の波、又は前記水車、前記スリット部の順に通過する第2方向の波を整流する整流部材と、
を備えており、
前記整流部材は、前記一対の水車における各水車の回転中心の両外側の外側領域で、前記各水車の回転中心を含む仮想第2平面よりも前記スリット部側において、前記仮想第1平面の対称位置に配置された第2整流部材である
ことを特徴とする。
この波力発電装置は、回転軸部を中心にして回転する方向が異なる一対の水車を備えている。これら水車の回転軸部は、スリット部の両端開口の夫々における長手方向に延びる中心線の2本を含んで広がる仮想第1平面をはさんだ位置において、中心線に平行に延びている。このため、この波力発電装置は、スリット部を通過して水車側へ移動する波のほとんどが、各水車の回転中心に対して左右一方側の領域を通過し、その領域で回転翼部に衝突する。例えば、この波力発電装置は、スリット部を通過した波のほとんどが、一対の水車における各水車の回転中心の間の中間領域を通過するようにして、この中間領域で各水車の回転翼部に衝突させることができる。このため、この波力発電装置は、波のエネルギーのほとんどを各水車が夫々の回転方向に回転するように利用することができる。
したがって、本発明の波力発電装置は、波のエネルギーを水車の回転エネルギーに効率よく変換し、発電効率を高めることができる。
参考例の波力発電装置を示す正面図である。 参考例の波力発電装置を示す断面図である。 参考例の水車周辺を示す断面図である。 実施例の水車周辺を示す断面図である。 実施例の水車周辺を示す断面図である。 実施例の水車周辺を示す断面図である。
本発明の波力発電装置を具体化した実施例1〜について、図面を参照しつつ説明する。
参考例
参考例の波力発電装置は、図1〜図3に示すように、複数のスリット部10Aを有する壁体10、一対の水車30、及び発電機50を備えている。壁体10は、所定の厚みを有し、上下高さよりも左右幅が大きい長方形状である。各スリット部10Aは両端開口1,2が同一の長方形状に開口している。各スリット部10Aは両端開口1,2の長辺が上下方向に延びるように設けられている。各スリット部10Aは壁体10の左右方向に等間隔で並んでいる。
壁体10は、上下左右の各端部に連続した上壁体11、下壁体12、左壁体(図示せず)、右壁体(図示せず)、及びこれら各壁体の後端部に連続して壁体10に対向する後壁体13とともに内部に消波用空間Sを形成した中空の直方体形状の箱体を構成している。
この箱体は、スリット部10Aの長手方向が鉛直方向に延びるように、海、川又は湖に配置される。詳しくは、後壁体13が海、川又は湖の岸の側面Kに接し、下壁体12が海、川又は湖の底Bに接するように配置される。また、箱体の上部(壁体10の上部、左壁体の上部、右壁体の上部、及び上壁体11)が水面より上方に露出し、各スリット部10Aの上部も水面より上方に開口するように配置される。このように各スリット部10Aは上部を除いて水中に配置される。
波力発電装置は、図1及び図3に示すように、一つのスリット部10Aに対して一対の水車30が箱体内(消波用空間S)のスリット部10Aの近傍に配置されている。つまり、各水車30A,30Bが壁体10の消波用空間S側の側面に近接した状態で配置されている。各水車30A,30Bは、図2に示すように、上回転軸部31、下回転軸部32、上支持板部33、下支持板部34、及び回転翼部35を有している。上回転軸部31と下回転軸部32とは同軸上に延びている。
更に詳しくは、各水車30A,30Bは、図1及び図3に示すように、回転軸部31,32が、スリット部10Aの両端開口1,2の夫々における長手方向に延びる中心線X1,X2の2本を含んで広がる仮想第1平面Yをはさんでおり、仮想第1平面Yの対称位置で、中心線X1,X2に平行に延びている。また、各水車30A,30Bは夫々の回転中心を含む仮想第2平面Wが壁体10の消波用空間S側の側面と平行になるように配置されている。
上回転軸部31は、図1及び図2に示すように、上壁体11に貫設された貫通孔11Aを挿通し、貫通孔11Aの下部に配置されたスラスト軸受36A及びラジアル軸受36Bに支持されている。上回転軸部31は上壁体11上に配置された発電機50の回転軸に上端部が連結している。このように、発電機50は各水車30A,30B毎に設けられている。
上回転軸部31は円盤状の上支持板部33の中央部に下端部を連結している。上支持板部33はスリット部10Aの上縁よりも上方に位置している。下回転軸部32は下壁体12の上面に固定された振れ止め具37の上方に開口した凹部に下端部が差し込まれている。また、下回転軸部32は円盤状の下支持板部34の中央部に上端部を連結している。下支持板部34はスリット部10Aの下縁よりも下方に位置している。回転翼部35は、図3に示すように、2個の半円筒部材で構成されている。これら半円筒部材は、回転軸部31,32の中心軸を対称にして配置され、上端部を上支持板部33に連結し、下端部を下支持板部34に連結している。このように、各水車30A,30Bはサポニウス型水車である。
回転翼部35は、一対の水車30の各水車30A,30Bが回転する方向を異ならせるように、取り付けられている。つまり、一対の水車30の内、スリット部10Aから見て左側(図3において上側)に位置する一方の第1水車30Aは、上方から見た水平面視において、反時計方向に回転するように、回転軸部31,32に対して時計方向に半円筒状の回転翼部35が開口して取り付けられている。また、一対の水車30の内、スリット部10Aから見て右側(図3において下側)に位置する他方の第2水車30Bは、上方から見た水平面視において、時計方向に回転するように、回転軸部31,32に対して反時計方向に半円筒状の回転翼部35が開口して取り付けられている。
また、一対の水車30における第1水車30Aの回転軸部31,32と、第2水車30Bの回転軸部31,32とは、スリット部10Aの両端開口1,2の短手方向(左右方向)の幅よりも間隔を広く取り付けられている。また、一対の水車30における第1水車30Aと第2水車30Bとは僅かな隙間を有した状態で併設されている。このように、各水車30A,30Bは直径がスリット部10Aの両端開口1,2の短手方向の幅よりも大きく形成されている。
この波力発電装置は、スリット部10Aを通過して消波用空間Sに流入する(水車30A,30B側へ移動する)波のほとんどが、一対の水車30における第1水車30Aの回転中心と、第2水車30Bの回転中心との間の中間領域を通過し、この中間領域で各水車30A,30Bの回転翼部35に衝突する。これによって、一対の水車30の一方の第1水車30Aは、上方から見た水平面視において、反時計方向に回転し、他方の第2水車30Bは、上方から見た水平面視において、時計方向に回転する。
この際、この波力発電装置は、各水車30A,30Bが、夫々の回転軸部31,32をスリット部10Aの両端開口1,2の短手方向の幅よりも間隔を広く取り付けられているため、スリット部10Aを通過した波は中間領域を確実に通過する。また、各水車30A,30Bの直径がスリット部10Aの両端開口1,2の短手方向の幅よりも大きく形成されているため、中間領域を通過する波のエネルギーを確実に各水車30A,30Bの回転エネルギーに変換することができる。
このように、この波力発電装置は、スリット部10Aを通過して消波用空間Sに流入した波のエネルギーのほとんどが各水車30A,30Bの夫々の回転方向に回転するように利用することができる。そして、各水車30A,30Bが回転することによって、各水車30A,30Bの上回転軸部31に連結された各発電機50の回転軸が回転し、発電を行うことができる。
したがって、参考例の波力発電装置は、波のエネルギーを各水車30A,30Bの回転エネルギーに効率よく変換し、発電効率を高めることができる。
<実施例
実施例の波力発電装置は、図4に示すように、第1水車30Aと第2水車30Bの夫々の回転方向に波が効率的に回転力を付与することができるように、スリット部10A、各水車30A,30Bの順に通過する第1方向の波F1、又は各水車30A,30B、スリット部10Aの順に通過する第2方向の波F2を整流する整流部材20,40を備えている点が参考例と相違する。他の構成は参考例と同様であり、同一の構成は同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
この波力発電装置は、整流部材である第1整流部材20と第2整流部材40とを備えている。第1整流部材20は一対の水車30に対してスリット部10Aとは反対側の消波用空間S内に配置されている。第1整流部材20は、水平断面形状が正方形である四角柱形状であり、仮想第1平面Y上に対角線上の二つの角部21,22が位置している。また、第1整流部材20は、仮想第1平面Y上で一対の水車30側に位置する角部21が、一対の水車30の間に形成された隙間に入り込んでいる。
第2整流部材40は、一対の水車30における各水車30A,30Bの回転中心の両外側の外側領域で、仮想第2平面Wよりもスリット部10A側において、仮想第1平面Yの対称位置の2か所で壁体10の消波用空間S側の側面から突出している。第2整流部材40は、水平断面形状が三角形であって、壁体10の側面から突出した先端部41が約90度に尖っている。第2整流部材40は先端部41から壁体10に延びる2つの側面42が同一幅を有している。
この波力発電装置は、第1方向の波F1が一対の水車30における第1水車30Aの回転中心と、第2水車30Bの回転中心との間の中間領域で各水車30A,30Bの回転翼部35に衝突する。これによって、第1水車30Aは、上方から見た水平面視において、反時計方向に回転し、第2水車30Bは、上方から見た水平面視において、時計方向に回転する。一対の水車30を通過した第1方向の波F1は第1整流部材20の壁体10側の側面23によって左右方向(図4において上下方向)に分流される。
分流された第1方向の波F1は消波用空間S内を後壁体13に向かって移動し、後壁体13の内側面13Aに衝突して、移動方向が壁体10に向かう方向に変化する。つまり、一対の水車30、スリット部10Aの順に通過する第2方向の波F2となる。
第2方向の波F2は、第1整流部材20の後壁体13側の側面24によって左右方向(図4において上下方向)に分流される。このため、第2方向の波F2は中間領域を通過せず、一対の水車30における各水車30A,30Bの回転中心の両外側の外側領域に向けて移動し、外側領域で各水車30A,30Bの回転翼部35に衝突する。このように、第2方向の波F2によっても、第1水車30Aは、上方から見た水平面視において、反時計方向に回転し、第2水車30Bは、上方から見た水平面視において、時計方向に回転する。そして、各水車30A,30Bの回転翼部35に衝突した第2方向の波F2は、第2整流部材40の側面42によって、スリット部10Aに向けて移動し、スリット部10Aを通過する。
このように、この波力発電装置は、第1方向の波F1が各水車30A,30Bを回転させる方向と、第2方向の波F2が各水車30A,30Bを回転させる方向とが同じである。つまり、第1方向の波F1及び第2方向の波F2が各水車30A,30Bの回転の抵抗にならない。このため、第1方向の波F1及び第2方向の波F2のエネルギーのほとんどを各水車30A,30Bが夫々の回転方向に回転するように利用することができる。そして、各水車30A,30Bが回転することによって、各水車30A,30Bの上回転軸部31に連結された各発電機50の回転軸が回転し、発電を行うことができる。
したがって、実施例の波力発電装置も、波のエネルギーを各水車30A,30Bの回転エネルギーに効率よく変換し、発電効率を高めることができる。
<実施例
実施例の波力発電装置は、図5に示すように、整流部材120,140の形態が実施例と相違する。他の構成は実施例と同様であり、同一の構成は同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
この波力発電装置は、整流部材である第1整流部材120と第2整流部材140とを備えている。第1整流部材120は一対の水車30に対してスリット部10Aとは反対側の消波用空間S内に配置されている。第1整流部材120は、水平断面形状が変形四角柱形状であり、仮想第1平面Y上に対角線上の二つの角部121,122が位置している。角部121から左右方向(図5において上下方向)に延びる壁体10側の側面123は、第1水車30A、第2水車30Bの上下支持板部33,34の外周に沿って湾曲した凹面である。この側面123の左右両端と角部122との間に形成された後壁体13側の側面124は平面である。また、第1整流部材120は、仮想第1平面Y上で一対の水車30側に位置する角部121が、一対の水車30の間に形成された隙間に入り込んでいる。
第2整流部材140は、一対の水車30における各水車30A,30Bの回転中心の両外側の外側領域で、仮想第2平面Wよりもスリット部10A側において、仮想第1平面Yの対称位置の2か所で壁体10の消波用空間S側の側面から突出している。第2整流部材140は、上方から見た水平断面視において、壁体10の側面から突出した先端部141から第1水車30A又は第2水車30Bの上下支持板部33,34の外周に沿って湾曲した凹面である第1側面142と、先端部141から壁体10に向けて直線状に延びて壁体10に直交する第2側面143を有している。
この波力発電装置は、第1方向の波F1が一対の水車30における第1水車30Aの回転中心と、第2水車30Bの回転中心との間の中間領域で各水車30A,30Bの回転翼部35に衝突する。これによって、第1水車30Aは、上方から見た水平面視において、反時計方向に回転し、第2水車30Bは、上方から見た水平面視において、時計方向に回転する。一対の水車30を通過した第1方向の波F1は第1整流部材120の湾曲した側面123によって左右方向(図5において上下方向)に分流される。側面123が湾曲しているため、第1方向の波F1は後壁体13に向かってスムーズに消波用空間S内を移動することができる。
また、第2方向の波F2は、第1整流部材120の側面124によって左右方向(図5において上下方向)に分流される。このため、第2方向の波F2は中間領域を通過せず、一対の水車30における各水車30A,30Bの回転中心の両外側の外側領域に向けて移動し、外側領域で各水車30A,30Bの回転翼部35に衝突する。このように、第2方向の波F2によっても、第1水車30Aは、上方から見た水平面視において、反時計方向に回転し、第2水車30Bは、上方から見た水平面視において、時計方向に回転する。そして、各水車30A,30Bの回転翼部35に衝突した第2方向の波F2は、第2整流部材140の湾曲した第1側面142によって、スリット部10Aに向けて移動し、スリット部10Aを通過する。第1側面142が湾曲しているため、第2方向の波F2はスリット部10Aに向けてスムーズに移動することができる。
このように、この波力発電装置も、第1方向の波F1が各水車30A,30Bを回転させる方向と、第2方向の波F2が各水車30A,30Bを回転させる方向とが同じである。つまり、第1方向の波F1及び第2方向の波F2が各水車30A,30Bの回転の抵抗にならない。このため、第1方向の波F1及び第2方向の波F2のエネルギーのほとんどを各水車30A,30Bが夫々の回転方向に回転するように利用することができる。そして、各水車30A,30Bが回転することによって、各水車30A,30Bの上回転軸部31に連結された各発電機50の回転軸が回転し、発電を行うことができる。
したがって、実施例の波力発電装置も、波のエネルギーを各水車30A,30Bの回転エネルギーに効率よく変換し、発電効率を高めることができる。
<実施例
実施例の波力発電装置は、図6に示すように、一対の水車130の各水車130A、130Bの回転方向と配置位置等、及び整流部材60、80の配置位置等が実施例と相違する。他の構成は実施例1及び2と同様であり、同一の構成は同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
この波力発電装置は、スリット部10Aを有する壁体10から後壁体13に向けて、第3整流部材60、一対の水車130、及び第4整流部材80の順に配置されている。つまり、一対の水車130は、壁体10の消波用空間S側の側面から離れて配置され、スリット部10Aと一対の水車130との間に第3整流部材60が配置されている。
一対の水車130の各回転軸部31、32は、仮想第1平面Yをはさんでおり、仮想第1平面Yの対称位置において、スリット部10Aの両端開口1,2の夫々における長手方向に延びる中心線X1,X2に平行に延びている。一対の水車130の内、スリット部10Aから見て左側(図6において上側)に位置する一方の第1水車130Aは、上方から見た水平面視において、時計方向に回転するように、回転軸部31、32に対して反時計方向に半円筒状の回転翼部35が開口して取り付けられている。また、一対の水車130の内、スリット部10Aから見て右側(図6において下側)に位置する他方の第2水車130Bは、上方から見た水平面視において、半時計方向に回転するように、回転軸部31、32に対して時計方向に半円筒状の回転翼部35が開口して取り付けられている。
一対の水車130における第1水車130Aの回転軸部31、32と、第2水車130Bの回転軸部31、32とは、スリット部10Aの両端開口1,2の短手方向の幅よりも間隔を広く取り付けられている。また、一対の水車130における第1水車130Aと第2水車130Bとは隙間を有した状態で併設されている。つまり、各水車130A,130Bは夫々の回転中心を含む仮想第2平面Wが壁体10の消波用空間S側の側面と平行になるように配置されている。また、各水車130A、130Bは直径がスリット部10Aの両端開口1,2の短手方向の幅よりも大きく形成されている。
第3整流部材60は、水平断面形状が正方形である四角柱形状であり、仮想第1平面Y上に対角線上の二つの角部61、62が位置している。また、第3整流部材60は、仮想第1平面Y上でスリット部10A側に位置する角部61が、壁体10の消波用空間S側の側面の近傍に配置されている。また、第3整流部材60は、一対の水車130側に位置する角部62が、一対の水車130の間に形成された隙間に入り込んでいる。
第4整流部材80は、水平断面形状が正方形である四角柱形状であり、一対の水車130における各水車130A、130Bの回転中心の両外側の外側領域であって、各回転中心よりもスリット部10Aから離れて仮想第1平面Yの対称位置の2か所に配置されている。また、第4整流部材80は、仮想第1平面Yと平行な仮想第3平面Z上に対角線上の二つの角部が位置している。第4整流部材80は、仮想第3平面Z上で一対の水車130側に位置する角部81が、隣接する一対の水車130の間に形成された隙間に入り込んでいる。
この波力発電装置は、第1方向の波F1がスリット部10Aを通過して消波用空間Sに移動すると、第3整流部材60の壁体10側の側面63によって左右方向(図6において上下方向)に分流される。分流された第1方向の波F1は一対の水車130の外側領域に向けて移動し、外側領域で各水車130A、130Bの回転翼部35に衝突する。このように、第1方向の波F1によって、第1水車130Aは、上方から見た水平面視において、時計方向に回転し、第2水車130Bは、上方から見た水平面視において、反時計方向に回転する。
一対の水車130を通過した第1方向の波F1は、消波用の空間S内を後壁体13に向かって移動し、後壁体13の内側面13Aに衝突して、移動方向が壁体10に向かう方向に変化する。つまり、一対の水車130、スリット部10Aの順に追加する第2方向の波F2となる。
第2方向の波F2は、第4整流部材80の後壁体13側の側面84によって一対の水車130における第1水車130Aの回転中心と、第2水車130Bの回転中心との間の中間領域に向けて移動し、中間領域で各水車130A、130Bの回転翼部35に衝突する。これによって、第1水車130Aは、上方から見た水平面視において、時計方向に回転し、第2水車130Bは、上方から見た水平面視において、反時計方向に回転する。
このように、この波力発電装置は、第1方向の波F1が各水車130A、130Bを回転させる方向と、第2方向の波F2が各水車130A、130Bを回転させる方向とが同じである。つまり、第1方向の波F1及び第2方向の波F2が各水車130A、130Bの回転の抵抗にならない。このため、第1方向の波F1及び第2方向の波F2のエネルギーのほとんどを各水車130A、130Bが夫々の回転方向に回転するように利用することができる。そして、各水車130A、130Bが回転することによって、各水車130A、130Bの上回転軸部31に連結された各発電機50の回転軸が回転し、発電を行うことができる。
したがって、実施例の波力発電装置も、波のエネルギーを水車の回転エネルギーに効率よく変換し、発電効率を高めることができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例1〜に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施例1〜では、各水車の上回転軸部の上端部に発電機の回転軸を連結し、各水車の回転によって直接的に発電機を回転して発電を行ったが、各水車の上回転軸部の上端部に流体圧ポンプを連結し、各流体圧ポンプを流体回路に連結して流体回路中に設けた流体圧モータを回転駆動し、流体圧モータの回転駆動によって発電する発電機を備えて発電を行ってもよい。
(2)実施例1〜では、サポニウス型水車を利用したが、他の形態の水車であってもよい。
(3)実施例1〜では、スリット部の長手方向が鉛直方向に延びていたが、水平方向等の他の方向に延びるようにスリット部を配置してもよい。
(4)実施例1〜では、複数のスリット部が等間隔で並んでいるが、各スリット部を等間隔に配置しなくてもよい。また、並んで配置しなくてもよい。
(5)実施例1〜では、壁体は消波用空間を形成する中空の直方体形状の箱体を構成しているが、壁体のみを海、川又は湖に配置してもよい。
1,2…両端開口
10…壁体
10A…スリット部
30…一対の水車
30A,30B,130A,130B…水車(30A、130A…第1水車、30B,130B…第2水車)
31,32…回転軸部(31…上回転軸部、32…下回転軸部)
35…回転翼部
50…発電機
20,40,60,80,120,140…整流部材(20、120…第1整流部材、40,140…第2整流部材、60…第3整流部材、80…第4整流部材)
F1…第1方向の波
F2…第2方向の波
X1,X2…(両端開口の長手方向に延びる)中心線
Y…仮想第1平面
W…仮想第2平面

Claims (5)

  1. 波力を利用して発電を行う波力発電装置であって、
    少なくとも一部が水中に配置される壁体に設けられたスリット部の長方形状に開口した両端開口の夫々における長手方向に延びる中心線の2本を含んで広がる仮想第1平面をはさんで、前記各中心線に平行に延びた一対の回転軸部、及び回転翼部を有し、前記各回転軸部を中心にして回転する方向が異なる一対の水車と、
    これら水車の回転エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機と
    前記スリット部、前記水車の順に通過する第1方向の波、又は前記水車、前記スリット部の順に通過する第2方向の波を整流する整流部材と、
    を備えており、
    前記整流部材は、前記一対の水車における各水車の回転中心の両外側の外側領域で、前記各水車の回転中心を含む仮想第2平面よりも前記スリット部側において、前記仮想第1平面の対称位置に配置された第2整流部材である
    ことを特徴とする波力発電装置。
  2. 波力を利用して発電を行う波力発電装置であって、
    少なくとも一部が水中に配置される壁体に設けられたスリット部の長方形状に開口した両端開口の夫々における長手方向に延びる中心線の2本を含んで広がる仮想第1平面をはさんで、前記各中心線に平行に延びた一対の回転軸部、及び回転翼部を有し、前記各回転軸部を中心にして回転する方向が異なる一対の水車と、
    これら水車の回転エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機と、
    前記スリット部、前記水車の順に通過する第1方向の波、又は前記水車、前記スリット部の順に通過する第2方向の波を整流する整流部材と、
    を備えており、
    前記整流部材は前記スリット部と前記一対の水車との間に配置された第3整流部材である
    ことを特徴とする波力発電装置。
  3. 前記一対の水車に対して前記スリット部とは反対側に配置されており、前記第1方向の波又は前記第2方向の波を整流する第1整流部材と、
    前記第2整流部材と、
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の波力発電装置。
  4. 前記第3整流部材と、
    前記外側領域において前記仮想第2平面よりも前記スリット部から離れており、前記仮想第1平面の対称位置に配置され、前記第1方向の波又は前記第2方向の波を整流する第4整流部材と、
    を備えていることを特徴とする請求項記載の波力発電装置。
  5. 前記水車の直径は前記スリット部の両端開口の短手方向の幅よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の波力発電装置。
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