JP6396384B2 - オイル供給構造 - Google Patents

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本発明は、オイル供給構造に関する。
たとえば、車両に搭載される自動変速機として、無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)や有段式の自動変速機(AT:Automatic Transmission)などが広く知られている。
自動変速機では、回転要素を制動するためのブレーキや回転要素と別の回転要素とを連結するためのクラッチなどが多く使用されている。クラッチやブレーキは、回転要素間の差回転を吸収しなければならず、その差回転の吸収による焼き付きなどを防止するために、潤滑のためのオイルの供給を必要とする。また、自動変速機では、自動変速機を収容するケースに回転要素を回転可能に保持させるため、ベアリングが使用される。このベアリングは、ケースと回転要素との間の差回転を吸収しなければならず、その差回転の吸収による焼き付きなどを防止するために、潤滑のためのオイルの供給を必要とする。
たとえば、図3に示される構成では、第1回転軸301から第2回転軸302に動力を伝達するために、遊星歯車機構303が設けられている。
遊星歯車機構303のキャリア304は、キャリア304の回転を制動/許容するブレーキ305のブレーキハブ306と一体回転可能に設けられている。キャリア304には、複数のピニオンギヤ307が回転可能に保持されている。各ピニオンギヤ307は、遊星歯車機構303のサンギヤ308と噛合している。サンギヤ308は、第1回転軸301に外嵌されて、第1回転軸301とスプライン結合している。遊星歯車機構303のリングギヤ309は、複数のピニオンギヤ307を一括して取り囲み、各ピニオンギヤ307と噛合している。
また、遊星歯車機構303のサンギヤ308とリングギヤ309とを直結/分離するため、クラッチ311が設けられている。クラッチ311では、第2回転軸302に固定されたクラッチドラム312とサンギヤ308に相対回転不能に支持されたクラッチハブ313との間に、複数のクラッチプレート314およびクラッチディスク315が交互に配置されている。リングギヤ309は、クラッチドラム312に相対回転不能に保持されている。各クラッチプレート314は、クラッチドラム312に支持され、各クラッチディスク315は、クラッチハブ313に支持されている。クラッチドラム312の内側には、クラッチピストン316が軸線方向に移動自在に配置され、クラッチドラム312とクラッチピストン316との間には、ピストン室317が形成されている。また、クラッチピストン316を挟んでピストン室317と反対側には、キャンセラ318が配置されており、クラッチピストン316とキャンセラ318との間には、キャンセラ室319が形成されている。また、クラッチピストン316とキャンセラ318との間には、それらを互いに離間する方向に付勢するリターンスプリング320が介裝されている。
第2回転軸302の第1回転軸301側(図2における左側。以下、「左側」という。)の端部には、軸心油路321が形成されている。第2回転軸302には、キャンセラ室319と軸心油路321とを連通させるキャンセラ排出油路322が形成されている。さらに、第2回転軸302には、軸心油路321と連通する連通油路323が形成されている。連通油路323は、第1回転軸301と第2回転軸302との間に介在されるベアリング324に対する第2回転軸302側(図2における右側。以下、「右側」という。)の位置において、第2回転軸302の外周面で開放されている。
オイルの供給により、ピストン室317内の油圧が高まると、クラッチピストン316が油圧を受けて移動し、クラッチピストン316がクラッチプレート314を押圧する。この押圧により、クラッチプレート314とクラッチディスク315とが圧接(クラッチ71が係合)し、サンギヤ308とリングギヤ309とが一体となって回転する直結状態となる。
一方、キャンセラ室319には、オイルが常に供給されている。これにより、キャンセラ室319、キャンセラ排出油路322および軸心油路321をオイルが流通する。軸心油路321を流通するオイルの一部は、連通油路323を流れて、ベアリング324の右側の位置に流出し、その残りのオイルは、第1回転軸301と第2回転軸302との間に生じている空間に流出する。
サンギヤ308とリングギヤ309とが一体となって回転している状態では、キャンセラ室319内のオイルに遠心力が作用し、キャンセラ室319に遠心油圧が発生する。この遠心油圧により、ピストン室317内に発生する遠心油圧をキャンセル(相殺)することができる。そのため、ピストン室317へのオイル(油圧)の供給が停止されると、リターンスプリング320の付勢力により、クラッチピストン316が右側にスムーズに移動する。
連通油路323からベアリング324の右側の位置に流出するオイルの一部は、クラッチハブ313とキャンセラ318との間を流れて、クラッチプレート314およびクラッチディスク315などに供給される。
また、連通油路323から流出するオイルの一部は、第1回転軸301とサンギヤ308との間を流れる。サンギヤ308の内周面には、図4に示されるように、スプライン331の一部を回転軸線方向の全長にわたって欠落(欠歯)させることにより、オイルが流通可能な欠歯部332が形成されている。これにより、第1回転軸301とサンギヤ308との間でのオイルの管路抵抗が下がり、第1回転軸301とサンギヤ308との間(主として欠歯部332)を通して、サンギヤ308の左側にオイルが良好に供給される。そして、そのオイルは、サンギヤ308の左側に配置されているロックナット333とサンギヤ308との間を流れて、ピニオンギヤ307およびその左側に配置されたベアリング334などに供給される。
さらに、サンギヤ308には、欠歯部332と周方向に同じ位置に、横穴335が回転径方向に貫通して形成されている。これにより、欠歯部332を流れるオイルの一部は、横穴335を流れて、ピニオンギヤ307の右側に供給される。
特開2015−145682号公報
ところが、かかる構成では、横穴335と欠歯部332との周方向における位置を一致させる必要があるため、横穴335の加工が難しく、サンギヤ308の製造コストの増大を招いてしまう。
本発明の目的は、回転体とスプライン結合する第1ギヤにおける横穴の加工(形成)を簡単にすることができる、オイル供給構造を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係るオイル供給構造は、回転体と回転体に外嵌される第1ギヤとがスプライン結合されており、第1ギヤには、スプラインの一部を回転軸線方向の全長にわたって欠落させることによる欠歯部と、内周面と外周面との間を貫通する横穴とが形成され、回転体と第1ギヤとの間から欠歯部を通して第1ギヤと噛合する第2ギヤの回転軸線方向の一方側にオイルが供給され、回転体と第1ギヤとの間から横穴を通して第2ギヤの回転軸線方向の他方側にオイルが供給され、回転体と第1ギヤとの間において、横穴と回転径方向に対向する部分には、第1ギヤのスプラインを全周にわたって欠落させることによる油溜まりスペースが形成されている。
この構成によれば、第1ギヤは、回転体に外嵌されて、回転体とスプライン結合している。第1ギヤには、スプラインの一部を回転軸線方向の全長にわたって欠落させることによる欠歯部が形成されている。第1ギヤと噛合する第2ギヤの回転軸線方向の一方側には、オイルが回転体と第1ギヤとの間から欠歯部を通して供給される。また、第1ギヤには、第2ギヤの回転軸線方向の他方側の空間と連通する横穴が内周面と外周面との間を貫通して形成されている。第2ギヤの回転軸線方向の他方側には、オイルが回転体と第1ギヤとの間から横穴を通して供給される。
そして、回転体と第1ギヤとの間における横穴と回転径方向に対向する部分には、第1ギヤのスプラインを全周にわたって欠落させることにより、油溜まりスペースが形成されている。そのため、油溜まりスペースから横穴にオイルを供給することができる。よって、横穴と欠歯部との周方向の位置を一致させる必要をなくすことができ、第1ギヤにおける横穴の加工が簡単になる。その結果、第1ギヤの製造コストを低減させることができる。
なお、油溜まりスペースでは、第1ギヤのスプラインだけでなく、回転体のスプラインも全周にわたって欠落されていてもよい。
本発明によれば、横穴と欠歯部との周方向の位置を一致させる必要をなくすことができ、第1ギヤにおける横穴の加工が簡単になるので、第1ギヤの製造コストを低減させることができる。
本発明の一実施形態に係るオイル供給構造が採用された変速機の一部を示す断面図である。 サンギヤの一部を示す断面図であり、サンギヤの回転軸線と直交して横穴を通る平面でサンギヤを切断したときの断面を示す。 従来のオイル供給構造を示す断面図である。 従来のサンギヤの一部を示す断面図であり、サンギヤの回転軸線と直交して横穴を通る平面でサンギヤを切断したときの断面を示す。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<変速機>
図1は、本発明の一実施形態に係るオイル供給構造が採用された変速機1の一部を示す断面図である。図1では、断面を表すハッチングの付与が省略されている。
図1には、車両に搭載される変速機1の一部が示されている。具体的には、変速機1は、プライマリプーリとセカンダリプーリとにベルトが巻き掛けられた無段変速機の構成を備えており、図1には、変速機1のセカンダリ軸2とアウトプット軸3との接続部分の構成が示されている。セカンダリ軸2とアウトプット軸3とは、同軸上に並べて、それぞれ回転可能に設けられている。
なお、以下の説明では、セカンダリ軸2に対するアウトプット軸3側を「右側」といい、アウトプット軸3に対するセカンダリ軸2側を「左側」という。
セカンダリ軸2の右端部11には、端面で開放される凹部12が形成されている。凹部12は、セカンダリ軸2の回転軸線を中心とする円筒状の内周面を有している。
アウトプット軸3の左側の端部は、セカンダリ軸2の凹部12の内径よりも小さい外径を有する円柱状に形成されており、凹部12に挿入されている。凹部12の内周面とアウトプット軸3との間には、ベアリング13が介在されており、セカンダリ軸2とアウトプット軸3とは、ベアリング13を介して、相対回転可能に連結されている。
セカンダリ軸2とアウトプット軸3との間で動力を伝達するため、変速機1には、遊星歯車機構21が設けられている。遊星歯車機構21は、サンギヤ22、キャリア23およびリングギヤ24を備えている。サンギヤ22は、セカンダリ軸2の右端部11に外嵌されて、セカンダリ軸2とスプライン結合している。キャリア23は、キャリア23の回転を制動/許容するブレーキB1のブレーキハブ25と一体回転可能に設けられている。キャリア23には、複数のピニオンギヤ26が回転可能に保持されている。各ピニオンギヤ26は、サンギヤ22と噛合している。リングギヤ24は、複数のピニオンギヤ26を一括して取り囲む略円筒状を有し、各ピニオンギヤ26に回転径方向の外側から噛合している。
サンギヤ22とリングギヤ24とを直結/分離するため、変速機1には、クラッチC1が設けられている。クラッチC1では、アウトプット軸3に固定されたクラッチドラム32とサンギヤ22に相対回転不能に支持されたクラッチハブ33との間に、複数のクラッチプレート34およびクラッチディスク35が交互に配置されている。リングギヤ24は、クラッチドラム32に相対回転不能に保持されている。各クラッチプレート34は、クラッチドラム32に支持され、各クラッチディスク35は、クラッチハブ33に支持されている。クラッチドラム32の内側には、クラッチピストン36が軸線方向に移動自在に配置され、クラッチドラム32とクラッチピストン36との間には、ピストン室37が形成されている。また、クラッチピストン36を挟んでピストン室37と反対側には、キャンセラ38が配置されており、クラッチピストン36とキャンセラ38との間には、キャンセラ室39が形成されている。また、クラッチピストン36とキャンセラ38との間には、それらを互いに離間する方向に付勢するリターンスプリング40が介裝されている。
<オイル供給構造>
アウトプット軸3の左端部には、軸心油路51が形成されている。軸心油路51は、アウトプット軸3の回転軸線上をアウトプット軸3の左端面まで延び、その左端面で開放され、セカンダリ軸2の凹部12内でセカンダリ軸2とアウトプット軸3の左端面との間に生じている空間と連通している。
また、アウトプット軸3には、キャンセラ室39と軸心油路51とを連通させるキャンセラ排出油路52が形成されている。さらに、アウトプット軸3には、軸心油路51と連通する連通油路53が形成されている。連通油路53は、ベアリング13の右側の位置において、アウトプット軸3の外周面で開放されている。
オイルの供給により、ピストン室37内の油圧が高まると、クラッチピストン36が油圧を受けて移動し、クラッチピストン36がクラッチプレート34を押圧する。この押圧により、クラッチプレート34とクラッチディスク35とが圧接(クラッチC1が係合)し、サンギヤ22とリングギヤ24とが一体となって回転する直結状態となる。
一方、キャンセラ室39には、オイルが常に供給されている。これにより、キャンセラ室39、キャンセラ排出油路52および軸心油路51をオイルが流通する。軸心油路51を流通するオイルの一部は、連通油路53を流れて、ベアリング13の右側の位置に流出する。
サンギヤ22とリングギヤ24とが一体となって回転している状態では、キャンセラ室39内のオイルに遠心力が作用し、キャンセラ室39に遠心油圧が発生する。この遠心油圧により、ピストン室37内に発生する遠心油圧をキャンセル(相殺)することができる。そのため、ピストン室37へのオイル(油圧)の供給が停止されると、リターンスプリング40の付勢力により、クラッチピストン36が右側にスムーズに移動する。
連通油路53からベアリング13に対する右側の位置に流出するオイルの一部は、クラッチハブ33とキャンセラ38との間を流れて、クラッチプレート34およびクラッチディスク35などに供給される。
セカンダリ軸2の右端部11とサンギヤ22とのスプライン結合のために、セカンダリ軸2の右端部11の外周面およびサンギヤ22の内周面には、それぞれスプライン61,62が形成されている。そして、サンギヤ22の内周面には、図2に示されるように、サンギヤ22のスプライン62の一部を回転軸線方向の全長にわたって欠落(欠歯)させることにより、欠歯部63が形成されている。
また、セカンダリ軸2の右端部11における右端から一定幅の最右端部分66では、スプライン61が欠落されており(形成されておらず)、これに対応して、サンギヤ22の内周面における最右端部分66と対向する部分には、スプライン62が欠落されている(形成されていない)。これにより、セカンダリ軸2の最右端部分66とサンギヤ22の内周面との間には、スプライン61,62を全周にわたって欠落させることによる油溜まりスペース67が形成されている。
また、サンギヤ22には、油溜まりスペース67と回転径方向に対向する位置に、横穴68が形成されている。横穴68は、サンギヤ22の内周面と外周面とに跨がって、サンギヤ22を回転径方向に貫通している。
連通油路53から流出するオイルの一部は、油溜まりスペース67に供給され、油溜まりスペース67からセカンダリ軸2の右端部11とサンギヤ22との間に流れ込む。サンギヤ22の内周面に欠歯部63が形成されているので、セカンダリ軸2の右端部11とサンギヤ22との間において、オイルが欠歯部63を流れることにより、オイルの管路抵抗が下がる。その結果、サンギヤ22の左側にオイルが良好に供給される。サンギヤ22の左側に供給されるオイルは、サンギヤ22の左側に配置されているロックナット64とサンギヤ22との間を流れて、ピニオンギヤ26およびその左側に配置されたベアリング65などに供給される。
また、連通油路53から流出するオイルの一部は、油溜まりスペース67に供給され、油溜まりスペース67から横穴68を流れて、ピニオンギヤ26の右側に供給される。
<作用効果>
以上のように、サンギヤ22は、セカンダリ軸2に外嵌されて、セカンダリ軸2とスプライン結合している。サンギヤ22には、スプライン62の一部を回転軸線方向の全長にわたって欠落させることによる欠歯部63が形成されている。サンギヤ22と噛合するピニオンギヤ26の左側には、オイルがセカンダリ軸2とサンギヤ22との間から欠歯部63を通して供給される。また、サンギヤ22には、ピニオンギヤ26の右側の空間と連通する横穴68が内周面と外周面との間を貫通して形成されている。ピニオンギヤ26の右側には、オイルがセカンダリ軸2とサンギヤ22との間から横穴68を通して供給される。
そして、セカンダリ軸2とサンギヤ22との間における横穴68と回転径方向に対向する部分には、サンギヤ22のスプラインを全周にわたって欠落させることにより、油溜まりスペース67が形成されている。そのため、油溜まりスペース67から横穴68にオイルを供給することができる。よって、横穴68と欠歯部63との周方向の位置を一致させる必要をなくすことができ、サンギヤ22における横穴68の加工が簡単になる。その結果、サンギヤ22の製造コストを低減させることができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することも可能である。
たとえば、前述の実施形態では、セカンダリ軸2の最右端部分66とサンギヤ22の内周面との間に、セカンダリ軸2のスプライン61およびサンギヤ22のスプライン62の両方を全周にわたって欠落させることによる油溜まりスペース67が形成されているとしたが、サンギヤ22のスプライン62のみが欠落されて、セカンダリ軸2のスプライン61が形成されていてもよい
また、変速機1が無段変速機の構成を有しているとしたが、無段変速機に限らず、有段式の自動変速機(AT:Automatic Transmission)の構成を有する変速機など、種々の形式の変速機に本発明を広く適用することができる。さらには、変速機以外の機構に本発明を適用することも可能である。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
2:セカンダリ軸(回転体)
22:サンギヤ(第1ギヤ)
26:ピニオンギヤ(第2ギヤ)
62:スプライン
63:欠歯部
67:油溜まりスペース
68:横穴

Claims (1)

  1. 回転体と前記回転体に外嵌される第1ギヤとがスプライン結合されており、
    前記第1ギヤには、スプラインの一部を回転軸線方向の全長にわたって欠落させることによる欠歯部と、内周面と外周面との間を貫通する横穴とが形成され、
    前記回転体と前記第1ギヤとの間から前記欠歯部を通して前記第1ギヤと噛合する第2ギヤの前記回転軸線方向の一方側にオイルが供給され、
    前記回転体と前記第1ギヤとの間から前記横穴を通して前記第2ギヤの前記回転軸線方向の他方側にオイルが供給され、
    前記回転体と前記第1ギヤとの間において、前記横穴と回転径方向に対向する部分には、前記第1ギヤの前記スプラインの前記他方側の端部を全周にわたって欠落させることにより、前記回転体の前記他方側の端部の外周面と前記第1ギヤの内周面との間に油溜まりスペースが形成されている、オイル供給構造。
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