JP6395538B2 - タイル敷設施工具及び挟持部材 - Google Patents

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本発明は、複数枚のタイルを床面に敷設する際に使用するタイル敷設施工具及び挟持部材に関する。
複数枚のタイルを床面に敷き詰める際には、凹凸、いわゆる不陸をなくすことが肝要である。
ところが、例えば、正方形のタイルを敷き詰める場合には、1枚のタイルの4辺に別の4枚のタイルが隣接し、さらに、角部で接する4枚のタイルも入れれば、1枚のタイルに対して合計8枚のタイルが接することになる。このため、隣接する1枚のタイルとは不陸が防止できたとしても、同時に、他のタイルとの不陸を防止する必要があるため、施工には、熟練を要し、また、熟練者であったとしても手間のかかる煩雑な作業となる。
そこで、熟練が不要で、比較的簡単な作業でタイルの敷設を行うことができる施工具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このものは、4枚の正方形のタイルを、これらが突き合わされる1つの角部において不陸をなくすようにしたものである。タイルの裏面には、額縁状に凸部が設けられ、さらに、これら4枚のタイルの角部が付き合わされる部分に、溝部を設けた施工用ピースを配設して、この施工用ピースの溝部に、各タイルの凸部を係合させるものである。これにより、4枚のタイルの不陸を防止するとともに、適宜な間隔の目地を確保するようにしている。
特開2002−235425号公報
しかしながら、上述の特許文献1の発明によれば、タイルは、一般的な形状の平板状のものを使用することはできず、裏面に額縁状の凸部を有する特殊な形状のタイルを使用し、さらに、施工用ピースは、そのタイルの凸部が係合される凹部を有する特殊な形状となっている。このため、タイル及び施工用ピースの双方とも、汎用性に欠けるという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、熟練者でなくても、簡単に比較的短時間で不陸を防止することができ、しかも、タイルの形状に制約を受けない汎用性の高いタイル敷設施工具及びその一部を構成する挟持部材を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、複数枚のタイルを床面に敷設する際に使用されるタイル敷設施工具において、目地を隔てて隣接する複数枚のタイルの表面に跨って当接される表面側挟持部を有するベース部材と、前記ベース部材に対し、上下方向の軸心を基準として回転及び昇降可能な牽引部材と、前記目地を隔てて隣接する複数枚のタイルの裏面に跨って当接される裏面側挟持部と、前記裏面側挟持部から前記目地を通り前記軸心に沿って上方に延びる連結部と、前記連結部の上端に設けられて前記牽引部材の上昇により引き上げられる係止部と、を有する挟持部材と、を備え、前記ベース部材と前記牽引部材との間に、前記ベース部材に対する前記牽引部材の所定方向の相対回転により、前記牽引部材を上昇させて前記係止部を引き上げ、前記連結部を介して前記裏面側挟持部と前記表面側挟持部との間で、前記隣接する複数枚のタイルを挟持する加圧機構と、を備える、ことを特徴とする。
請求項2に係る発明によれば、請求項1に係るタイル敷設施工具において、前記加圧機構は、前記ベース部材と前記牽引部材とのうちの一方に設けられたカムフォロア部と、他方に設けられて前記牽引部材の前記所定方向の相対回転により前記カムフォロア部に係合されて前記牽引部材を上昇させる傾斜面状のカム部とを有する、ことを特徴とする。
請求項3に係る発明によれば、請求項2に係るタイル敷設施工具において、前記カム部と前記カムフォロア部とは、相互の係合状態において、前記牽引部材の前記所定方向の回転は許容し、逆方向の回転は禁止するラチェット機構を構成している、ことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に係るタイル敷設施工具において、前記挟持部材は、前記連結部が長板状又は棒状に形成されている、ことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に係るタイル敷設施工具において、前記ベース部材及び前記牽引部材は、これらの外側と前記軸心近傍とを連通して前記連結部の通過を可能にする切欠部を有する、ことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1ないし5のいずれか1項に係るタイル敷設施工具において、前記連結部は、前記目地内に位置する部分に、脆弱部を有し、前記ベース部材は、殴打されることにより前記脆弱部が破断される殴打部を有する、ことを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項6に係るタイル敷設施工具において、前記脆弱部は、前記裏面側挟持部からの高さがタイルの厚さ以下となる位置に設定されている、ことを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項1ないし7のいずれか1項に係るタイル敷設施工具において、前記裏面側挟持部は、前記目地に入り込んで、隣接するタイルの水平方向の位置決めをする位置決め凸部を有する、ことを特徴とする。
請求項9に係る発明は、敷設施工時のタイルの表面側に配置されたベース部材に対して牽引部材が上昇することにより引っ張られて前記ベース部材との間に複数枚のタイルを挟持する挟持部材において、前記挟持部材が、請求項1ないし8のいずれか1項に係る挟持部材である、ことを特徴とする。
請求項10に係る発明は、請求項9に係る挟持部材において、消耗品である、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、タイル敷設施工具は、ベース部材に対して牽引部材を所定方向に相対回転させるといった簡単な操作で、牽引部材を上昇させることができる。上昇した牽引部材は、挟持部材の係止部を引き上げ、連結部を介して裏面側挟持部とベース部材の表面側挟持部との間で、隣接する複数枚のタイルを同時に挟持することができる。これにより、隣接する複数枚のタイルを、継ぎ目における不陸(段差)を解消して平らにした状態で保持することができる。また、タイル敷設施工具は、熟練者でなくても、簡単に比較的短時間で不陸を防止することができ、しかも、タイルの形状に制約を受けることがない。
請求項2の発明によれば、ベース部材と牽引部材とのうちの一方に設けられたカムフォロア部と、他方に設けられた傾斜面状のカム部とが、牽引部材の所定方向の相対回転により係合して、ベース部材に対して牽引部材を上昇させる。
請求項3の発明によれば、ラチェット機構により、ベース部材に対して所定方向に回転させた牽引部材が不要に所定方向の逆方向に戻ってしまうことを防止することができる。
請求項4の発明によれば、裏面側挟持部と係止部とを連結する連結部は、長板状又は棒状に形成されていて、牽引部材の上昇に伴う係止部の引き上げにより、張力を発生させて、裏面側挟持部とベース部材の表面側挟持部との間で、隣接する複数枚のタイルを挟持する。
請求項5の発明によれば、挟持部材の連結部を、ベース部材及び牽引部材の外側から切欠き部を通過させて軸心近傍に配置することができる。
請求項6の発明によれば、ベース部材の殴打部を、例えば、木槌等で殴打することにより、その衝撃で、挟持部材を脆弱部で破断させることができる。
請求項7の発明によれば、挟持部材は、脆弱部から破断された際に、タイル側に残る、脆弱部よりも下側の部分が、タイルの表面から突出することがない。
請求項8の発明によれば、裏面側挟持部の位置決め凸部を隣接する複数枚のタイルの間の目地に挿入することにより、これらタイルの水平方向の位置決めを行うことができる。
請求項9の発明によれば、挟持部材は、牽引部材の上昇により、ベース部材との間で複数枚のタイルを挟持することができる。
請求項10の発明によれば、消耗品である挟持部材を補充することにより、ベース部材及び牽引部材を使用し続けることができる。
タイル敷設施工具の斜視図である。 タイル敷設施工具の左側面図である。 (A)〜(F)はタイル敷設施工具を示す図であり、このうち(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は左側面図、(D)は(B)中のA−A線矢視図、(E)は(B)中のB−B線矢視図、(F)はベース部材が引き上げられた状態を示す正面図である。 (A)〜(G)はベース部材を示す図であり、このうち(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は底面図、(D)は右側面図、(E)は(B)中のC−C線矢視図、(F)は(B)中のD−D線矢視図、(G)は(E)中の部分Gの拡大図である。 (A)〜(E)は牽引部材を示す図であり、このうち(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は底面図、(D)は右側面図、(E)は(B)中のE−E線矢視図である。 挟持部材の斜視図である。 (A)〜(D)は挟持部材を示す図であり、このうち(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は底面図、(D)は右側面図である。
以下、本発明を適用した実施形態を、図面に基づいて詳述する。なお、各図面において、同じ符号を付した部材等は、同一又は類似の構成のものであり、これらについての重複説明は適宜省略するものとする。また、各図面においては、説明に不要な部材等は適宜、図示を省略している。
<実施形態1>
図1〜図7を参照して本発明を適用した実施形態1に係るタイル敷設施工具1について説明する。
図1〜図7のうち、図1は、タイル敷設施工具1の斜視図である。また、図2は、タイル敷設施工具1の左側面図である。また、図3(A)〜(F)はタイル敷設施工具1を示す図であり、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は左側面図、(D)は(B)中のA−A線矢視図、(E)は(B)中のB−B線矢視図、(F)はベース部材10が引き上げられた状態を示す正面図である。
タイル敷設施工具1は、図1〜図3に示すように、上下方向に延びる軸心C0を中心としてそれぞれ配設されたベース部材10、牽引部材20、及び挟持部材30を備え、さらに、ベース部材10と牽引部材20との間に設けられた加圧機構40(図3,図4参照)を備えている。
図4(A)〜(G)は、ベース部材10を示す図であり、このうち(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は底面図、(D)は右側面図、(E)は(B)中のC−C線矢視図、(F)は(B)中のD−D線矢視図、(G)は(E)中の部分Gの拡大図である。
ベース部材10は、図4に示すように、軸心C0を中心としたほぼ円錐台状の外筒部11を有している。筒状部11の外周面における後部には、殴打部12がブロック状に突出されている。この殴打部12は、木槌等の殴打によって衝撃が付与される部分であり、この衝撃によって、後述する挟持部材30の脆弱部34が破断される。
外筒部11の内側には、軸心C0を中心として上下方向に延びる円筒状の凹部13が形成されている。凹部13は、上端に上方に向かって開口する開口部14を有し、下端は底板15によって閉鎖されている。この底板15は、下面が平面状に形成されていて、表面側挟持部16を構成している。表面側挟持部16は、目地M(図2参照)を隔てて隣接する複数枚のタイルTの表面に跨って当接され、後述する挟持部材30の裏面側挟持部31との間に、複数枚のタイルTを挟持する。なお、底板15には、後述するカムフォロア部41を成形するための透孔15aが穿設されている。
外筒部11の凹部13の内周面17には、加圧機構40の一部を構成するカムフォロア部41が突設されている。カムフォロア部41は、内周面17における開口部14に近い側において、内周面17を周方向に2等分する位置のそれぞれに突設されている。なお、カムフォロア部41については後に詳述する。
ベース部材10には、スリット状の切欠部S1,S2が形成されている。このうち切欠部S1は、外筒部11を上下方向に切り欠いて、ベース部材10の外側と、凹部13とを連通させている。一方、切欠部S2は、底板15の直径に沿って形成されている。切欠部S2の外側の端部は、切欠部11aと一致し、また、内側の端部は、底板15の中心を少し越えるように形成されている。後述する挟持部材30の連結部32は、ベース部材10及び牽引部材20の横方向(水平方向)の移動により、ベース部材10の外側から、これら切欠部S1,S2、さらには、後述する牽引部材20の切欠部S3,S4を通過して軸心C0近傍に配置されるようになっている。
ベース部材10は、プラスチック(合成樹脂)、例えば、ABS樹脂によって全体が一体成形されている。
図5(A)〜(E)は、牽引部材20を示す図であり、このうち(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は底面図、(D)は右側面図、(E)は(B)中のE−E線矢視図である。
牽引部材20は、図5に示すように、ほぼ円筒状の内筒部21とその上端に設けられたほぼ正方形状のハンドル部22とを有している。
このうち内筒部21は、外周面23における右側に位置する部分と左側に位置する部分とのそれぞれに同形の可動領域R(図5(D)の斜線部参照)が形成されている。可動領域Rは、外周面23の半径よりも、小さい半径の領域であり、上述のカムフォロア部41が移動可能な領域である。可動領域Rは、さらに、上側の長方形状の待機領域R1と下側の台形状の牽引領域R2とこれらを連通する連通領域R3とに分かれている。このうち、牽引領域R2の上端には、上述のカムフォロア部41とともに加圧機構40を構成するカム部42が形成されている。カム部42は、外周面23と牽引領域R2の半径差による段部に傾斜面として形成されている。なお、カム部42については後に詳述する。
内筒部21の内周面24は、円筒状に形成されていて、ハンドル部22を貫通し、上端に開口部25を有している。
ハンドル部22は、4辺が凹状に緩やかに凹んだ正方形状に形成されている。さらに、ハンドル部22は、4つの角部26が上述の内筒部21よりも外側に突出するように形成されている。このため、ハンドル部24を手で握って牽引部材20を回転させる際の操作性が向上する。
ハンドル部22の上面27には、上述の内筒部21の開口部25の周縁に、環状凹部28が形成されている。この環状凹部28には、後述する挟持部材30の係止部33が上方から係脱可能である。
牽引部材20には、スリット状の切欠部S3,S4が形成されている。このうち切欠部S3は、内筒部21の上下方向に沿って長く形成されている。一方、切欠部S4は、ハンドル部22の水平方向に形成されている。これら切欠部S3,S4は、一体的に連続されていて、次に説明する挟持部材30の連結部32が、牽引部材20の外側から内側に通過するのを許容する。
牽引部材20は、プラスチック(合成樹脂)、例えば、ABS樹脂によって、全体が一体成形されている。
上述構成の牽引部材20は、その内筒部21を、ベース部材10の外筒部11の凹部13に上方から挿入させている。牽引部材20は、これにより、ベース部材10に対して、右回転(図3(B)中の矢印Ra方向の回転=所定方向の相対回転)及び左回転(矢印Rb方向の回転)が可能で、さらに、上下方向の移動が可能となる。
図6は、挟持部材30の斜視図である。また、図7(A)〜(D)は、挟持部材30を示す図であり、このうち(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は底面図、(D)は右側面図である。
挟持部材30は、図6,図7に示すように、裏面側挟持部31、連結部32、及び係止部33を有しており、さらに、裏面側挟持部31と連結部32との間には脆弱部34を有している。
このうち裏面側挟持部31は、ほぼ水平な4枚の挟持板35aからなる挟持部35と、ほぼ垂直な4枚の仕切り板36aからなる位置決め凸部36とを有している。挟持板35aは、正方形状に形成されていて、中央には透孔35bが穿設されるとともに、先端35cは、上方に向かって緩く湾曲している。挟持板35aは、これらにより、ベース部材10の表面側挟持部16との間にタイルTを挟持した際に、弾性変形してばね力を発生させる。4枚の仕切り板36aは、周方向を4等分する位置のそれぞれに配置されていて、全体として「十」字形を構成している。仕切り板36aは、挟持板35aの上面からの高さt1(図2参照)がタイルTの厚さt3よりも小さくなるように形成されている。このため、仕切り板36は、タイルTの表面側に出っ張るようなことはない。
4枚の仕切り板36aは、例えば、長方形状又は正方形状の4枚のタイルTの位置決めをするのに使用される。4枚のタイルTは、それぞれの4つの角部のうちの1つが、4枚の挟持板35aに載せられ、さらに、載せられた角部を挟む2辺が、隣接する仕切り板36aに突き当てられることで、水平方向の位置決めがなされる。言い換えると、仕切り板36aは、隣接するタイルTの間に挿入されて、目地Mに相当するタイルT間の間隙を確保している。
脆弱部34は、位置決め凸部36と連結部32とを接続する部分であり、位置決め凸部35や連結部32の板厚よりも薄く、また、連結部32の幅方向の全長にわたって形成されている。これにより、脆弱部34は、後述するように、ベース部材10の殴打部12が木槌等によって殴打されることで、その衝撃により比較的容易に破断されるようになっている。脆弱部34は、挟持板35aの上面からの高さt2(図2参照)がタイルTの厚さt3よりも小さくなるように形成されている。このため、挟持部材30は、脆弱部34で破断されて、裏面側挟持部31側と、連結部32及び係止部33側とに2分された際に、裏面側挟持部31側の一部が、タイルTの表面側から突出して露出されるようなことがない。
連結部32は、上下方向に長い板状に形成されていて、脆弱部34を介して、裏面挟持部31に接続されている。すなわち、連結部32は、目地Mを通って上方に延びるように形成されている。連結部32は、その板厚が、上述のベース部材10のスリットS1,S2や牽引部材20のスリットS3,S4の幅よりも薄く設定されていて、これら切欠部S1〜S4を通過することができるようになっている。
係止部33は、円板状に形成されていて、連結部32の上端に接続されている。係止部33は、その直径が内筒部20の内周面24の直径よりも大きく、かつ、環状凹部28の外径よりも小さく形成されている。これにより、係止部33は、環状凹部28に対して上方から係脱可能となっている。
挟持部材30は、プラスチック(合成樹脂)、例えば、PP樹脂によって、全体が一体成形されている。
加圧機構40は、カムフォロア部41と、カム部42とによって構成されている。
カムフォロア部41は、図4に示すように、ベース部材10の外筒部11の内周面17から突設されている。内周面17における上下方向の中央よりも上側で、かつ内周面17を周方向に2等分する位置のそれぞれに突設されている。カムフォロア部41は、ほぼ半円の板状に形成されていて、下端側に対して上端側が尖っている。また上端側には、カム部42側の歯部42aが食い込む係合凹部41aが形成されている。
カム部42は、図5に示すように、牽引部材20の内筒部21の外周面23に形成されている。詳しくは、外周面23とこれよりも半径が小さい可動領域Rとの間の段差(半径差)に相当する部分のうちの、牽引領域R2の上端に位置する部分に形成されている。ここで、図5(A)中に示す、軸心C0を中心とした矢印Ra方向の回転を右回転(牽引部材20の所定方向の相対回転)とし、この逆回転を左回転(矢印Rb方向)としたときに、カム部42は、右回転の回転方向に沿っての下流側から上流側に向かうにしたがって高さが低くなる傾斜面状に形成されている。このカム部42は、外周面23の周長の半分よりもさらに、短い範囲で形成されている。さらに、カム部42には、鋸歯状の歯部42aが形成されている。この歯部42aは、後述するように、挟持部材30の連結部32を引き延ばすことに起因する張力によって、カムフォロア部41に対してカム部42を上方から圧接させた状態において、牽引部材20の右回転は許容する一方、右回転を停止させた場合には、張力による左回転は禁止するように形成されている。つまり、カムフォロア部41の係合凹部41aとカム部42の歯部42aと挟持部材30の連結部32が発生する張力により、全体として、いわゆるラチェット機構を構成している。
以上構成のベース部材10、牽引部材20、挟持部材30は、相互に組み合わされてタイル敷設施工具1を構成している。なお、ベース部材10及び牽引部材20は繰り返しの使用が可能であるのに対し、挟持部材30は、消耗品として取り扱われる。
次に、タイル敷設施工具1の使用方法(作業者による作業手順)について説明する。
床面F(図2参照)に接着材Gを塗布する。
塗布した接着剤Gの上に挟持部材30を立設する。このとき、挟持部材30は、複数枚のタイルTを接着材G上に敷設した際に、4枚のタイルTのそれぞれの1つの角部が集まると予想される位置に立設する。
立設した挟持部材30の4枚の挟持板35aに、4枚のタイルTのそれぞれの1つの角部を載せる。さらに、各タイルTの角部を挟む2辺を位置決め凸部36の仕切り板36aに押し当てて、4枚のタイルTの水平方向の位置決めを行う。これにより、4枚のタイルTは、それぞれ隣接するタイルTとの間に、仕切り板36aの厚さに対応した幅の目地Mが確保される。これにより、挟持部材30は、裏面側挟持部材31がタイルTの裏面側に配置され、連結部32がタイルTの表面から立設され、その連結部32の上端に係止部33が位置する。
ベース部材10と牽引部材20とを組み合わせる。ベース部材10の外筒部11の凹部13に、牽引部材20の内筒部21を上方から挿入する。外筒部11の上端にハンドル部22の下面を当接させる。このとき、ベース部材10側のカムフォロア部41は、牽引部材20側の可動領域Rのうちの、待機領域R1内の待機位置P1(図5(D)参照)に配置される。
ベース部材10に対して牽引部材20を少し右回転又は左回転させて、ベース部材10側の切欠部S1,S2に、牽引部材20側の切欠部S3,S4を合わせる。
この状態を維持して、ベース部材10及び牽引部材20を、立設されている連結部32の近傍におけるタイルTの表面に載せる。挟持部材30は、このときのハンドル部22の上面の位置よりも、係止部33の下面の位置が上方に位置するように、連結部32の長さが設定されている。ベース部材10及び牽引部材20を連結部32に向けて移動させ、さらに、連結部32が切欠部S1〜S4を通過するようにする。そして、ベース部材10及び牽引部材20の軸心C0を連結部32の幅方向の中心に合わせる。この状態では、挟持部材30の係止部33は、牽引部材20の環状凹部28から所定距離だけ上方に位置している。
以上で、牽引部材20によって挟持部材30を牽引するための準備が完了する。
つづいて、ベース部材10を一方の手で押さえ、他方の手で牽引部材20を上方に引き上げて、牽引部材20の環状凹部28に挟持部材30の係止部33を係合させる。また、この牽引部材20の上昇により、待機領域R1にあったベース部材10側のカムフォロア部41は、相対的に下降し、連通領域R3を通過して、牽引領域R2に移動し、カム部42に対応する加圧開始位置P2(図5(D)参照)に配置される。
さらに、一方の手でベース部材10を押さえたまま、牽引部材20を右回転させる。これにより、牽引部材20側のカム部42がベース部材10側のカムフォロア部41に直ちに係合して乗り上げる。さらに、牽引部材20の右回転を続行すると、カム部42はカムフォロア部41によって押し上げられる。これにより、牽引部材20の環状凹部28に係合している挟持部材30の係止部33が引き上げられて、挟持部材30の連結部32に張力が発生し、挟持部材30の裏面側挟持部31とベース部材10の表面側挟持部16との間で、4枚のタイルTのそれぞれの角部を挟持する。さらに、牽引部材20を右回転させることで、挟持圧を高めることができる。これにより、4枚のタイルTは、上述の位置決め凸部36によって、水平方向に位置決めされているのに加え、厚さ方向の不陸が解消されて高い精度で凹凸をなくすことができる。この4枚のタイルTの水平方向及び厚さ方向の整列は、特に熟練を必要とすることなく、初心者であっても比較的短時間で簡単に実行することができる。なお、カムフォロア部41とカム部42とによって構成される加圧機構40は、上述のように、カムフォロア部41側の係合凹部41aとカム部42側の歯部42a等によってラチェット機構を構成しているので、牽引部材20を右回転させて、挟持部材30の連結部32に張力が発生した状態で、牽引部材20から手を離した場合であっても、その状態を維持することができる。つまり、手を離したときに、連結部32の張力によって牽引部材20が左回転してしまうおそれがない。
以上と同様の作業を、他のタイル敷設施工具1についても行うことで、床面Fに敷設した多数のタイルTを全体として平らに均すことができる。
複数のタイル敷設施工具1によって4枚のタイルTの角部を挟持した状態で、接着剤Gが乾燥するのを待つ。
接着剤Gの乾燥後、各タイル敷設施工具1の殴打部12を木槌等で殴打し、衝撃を与えて挟持部材30を脆弱部34で破断する。これにより、挟持部材30は、裏面側挟持部31側と、連結部32及び係止部33側とに2分される。このうち裏面側挟持部31側は、挟持板35がタイルTの裏面側に残り、また、位置決め凸部36が目地に残るが、上述のように、いずれもタイルTの表面側から突出するようなことがない。一方、連結部32及び係止部33側は、不要となるので、牽引部材20から引き抜いて破棄することになる。
その後、目地Mをセメント等埋める。このとき、目地に入り込んでいた裏面側挟持部31の位置決め凸部36は、セメント等で埋められてしまうので、タイルTの表面側から視認されることはない。
以上の実施形態では、加圧機構40として、カムフォロア部41及びカム部42を備えた構成(以下、カム構成という。)を採用したが、これに代えて、加圧機構40として、ベース部材10の外筒部11の内周面17に雌ねじ部を形成し、牽引部材20の内筒部21の外周面23に雄ねじ部を形成して、これらを螺合させる構成(以下、ねじ構成という。)を採用することも可能である。
ここで、ねじ構成と比較した場合の、本実施形態のカム構成の利点を説明する。
・カム構成では、カム部42の傾斜角度を、ねじ構成のねじ部のリード角よりも大きくとれるため、牽引部材20のより少ない回転角度(回転数)で所望の挟持圧を発生させることができる。
・特に、上述のカム構成では、カムフォロア部41の待機位置P1から加圧開始位置P2までの移動を、ねじ構成では牽引部材20の回転によって行うのとは異なり、牽引部材20の引き上げによって直線的に行うことができるので、その分、挟持圧を発生させるための牽引部材20の回転角度を小さくすることができる。上述の実施形態では、牽引部材20の半回転以下で、所望の挟持圧を発生できるようになっている。
・ねじ構成及びカム構成のいずれの場合も、張力が発生した状態で牽引部材20から手を離したときに発生しがちな左回転を防止するためにラチェット機構を設けることが有効である。ねじ構成にラチェット機構を設ける場合には、ねじ構成とは個別に、別途設ける必要があるが、カム構成では、上述のように、ラチェット機構をカムフォロア部41及びカム部42に容易に組み込むことができるため、その分、構成を簡略化することができる。
次に、本実施形態1のタイル敷設施工具1の作用、効果について整理する。
・タイル敷設施工具1は、ベース部材10に対して牽引部材20を右回転(所定方向の相対回転)させるといった簡単な操作で、牽引部材20を上昇させることができる。上昇した牽引部材20は、挟持部材30の係止部33を引き上げ、連結部32を介して裏面側挟持部31とベース部材10の表面側挟持部16との間で、隣接する4枚のタイルTを同時に挟持することができる。これにより、隣接する4枚のタイルTを、継ぎ目における不陸(段差)を解消して平らに均した状態で保持することができる。
・タイル敷設施工具1は、ベース部材10と牽引部材20に設けられたカムフォロア部41と傾斜面状のカム部42とが、牽引部材20の右回転により係合して、ベース部材に対して牽引部材20を上昇させることができる。
・タイル敷設施工具1は、カム部41に設けた係合凹部41aとカムフォロア部42に設けた歯部42aとによってラチェット機構を構成することができるので、右回転させた牽引部材20が、挟持部材30の張力によって不要に左回転してしまうことを防止することができる。
・タイル敷設施工具1は、牽引部材20の上昇に伴う係止部33の引き上げにより、長板状又は棒状の連結部32に張力を発生させて、裏面側挟持部31とベース部材10の表面側挟持部16との間で、隣接する複数枚のタイルを挟持するための挟持圧を発生させることができる。
・タイル敷設施工具1は、ベース部材10に切欠部S1,S2を設け、また、挟持部材20に切欠部S3,S4を設けることにより、挟持部材30の連結部32を、これら切欠部S1〜S4を通過させて、ベース部材10及び牽引部材20の軸心C0近傍に配置することができる。
・タイル敷設施工具1は、ベース部材10の殴打部12を、例えば、木槌等で殴打することにより、その衝撃で、挟持部材30を脆弱部34で破断させることができる。
・タイル敷設施工具1は、挟持部材30が脆弱部34で破断された際に、タイルT側に残る裏面側挟持部31がタイルTの表面から突出することがない。
・タイル敷設施工具1は、裏面側挟持部31の位置決め凸部36を隣接する複数枚のタイルTの間の目地Mに挿入することにより、これらタイルの水平方向の位置決めを行うことができる。
以上の実施形態では、加圧機構40を、ベース部材10側に設けたカムフォロア部41と、牽引部材20側に設けたカム部42とによって構成する例を説明した。これとは逆に、ベース部材10側にカム部42を設け、牽引部材20側にカムフォロア部41を設けて加圧機構40を構成するようにしてもよい。
以上の実施形態では、挟持部材30の連結部32が長板状である場合を例に説明したが、これに代えて棒状とすることもできる。
以上の実施形態では、挟持部材30の位置決め凸部35を、4枚の仕切り板35aを「十」字形に配設した例を説明したが、位置決め凸部35はこれに限定されるものではない。
例えば、挟持部材を隣接する2枚の長方形又は正方形のタイルTの辺に対応させて使用する場合には、2枚の仕切り板35aを「−」字形に配設して位置決め凸部35を構成すればよい。
また、挟持部材を、1枚の長方形のタイルTの辺に、別の2枚の長方形の角部を合わせた箇所に対応させて使用する場合には、3枚の仕切り板35aを「T」字形に配設して位置決め凸部35を構成すればよい。
また、挟持部材を、正六角形のタイルTを3枚合わせた箇所に対応させて使用する場合には、3枚の仕切り板35aを、周方向を3等分する位置のそれぞれに配置して全体として「Y」字形に配設して位置決め凸部35を構成すればよい。
また、挟持部材を、正三角形のタイルTを6枚合わせた箇所に対応させて使用する場合には、6枚の仕切り板35aを、周方向を6等分する位置のそれぞれに配置して位置決め凸部35を構成すればよい。
さらに、挟持部材を、円形のタイルTに対応させて使用する場合には、仕切り板35a自体の形状を、円弧状に形成すればよい。
上述のタイル敷設施工具1は、タイルTの形状や使用箇所が同じである場合には、任意の大きさのタイルに対して、1つのタイル敷設施工具1で対応することができる。また、タイルの形状や使用箇所が異なる場合には、それに合った挟持部材に変更するだけで、ベース部材10及び牽引部材20はそのまま使用することができる。すなわち、タイル敷設施工具1は、あらゆる形状及び大きさのタイル、またあらゆる使用箇所に対して、消耗品である挟持部材30を適宜なものに変更するだけで、簡単に使用することができる。
1 タイル敷設施工具
10 ベース部
12 殴打部
16 表面側挟持部
20 牽引部材
30 挟持部材
31 裏面側挟持部
32 連結部
33 係止部
34 脆弱部
36 位置決め凸部
40 加圧機構
41 カムフォロア部
41a 係合凹部(ラチェット機構)
42 カム部
42a 歯部(ラチェット機構)
C 軸心
F 床面
G 接着剤
M 目地
Ra 右回り(所定方向の相対回転)
S1,S2 ベース部材の切欠部
S3,S4 牽引部材の切欠部
T タイル
t2 挟持板(裏面挟持部)から脆弱部までの高さ
t3 タイルの厚さ

Claims (10)

  1. 複数枚のタイルを床面に敷設する際に使用されるタイル敷設施工具において、
    目地を隔てて隣接する複数枚のタイルの表面に跨って当接される表面側挟持部を有するベース部材と、
    前記ベース部材に対し、上下方向の軸心を基準として回転及び昇降可能な牽引部材と、
    前記目地を隔てて隣接する複数枚のタイルの裏面に跨って当接される裏面側挟持部と、前記裏面側挟持部から前記目地を通り前記軸心に沿って上方に延びる連結部と、前記連結部の上端に設けられて前記牽引部材の上昇により引き上げられる係止部と、を有する挟持部材と、を備え、
    前記ベース部材と前記牽引部材との間に、前記ベース部材に対する前記牽引部材の所定方向の相対回転により、前記牽引部材を上昇させて前記係止部を引き上げ、前記連結部を介して前記裏面側挟持部と前記表面側挟持部との間で、前記隣接する複数枚のタイルを挟持する加圧機構と、を備える、
    ことを特徴とするタイル敷設施工具。
  2. 前記加圧機構は、前記ベース部材と前記牽引部材とのうちの一方に設けられたカムフォロア部と、他方に設けられて前記牽引部材の前記所定方向の相対回転により前記カムフォロア部に係合されて前記牽引部材を上昇させる傾斜面状のカム部とを有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のタイル敷設施工具。
  3. 前記カム部と前記カムフォロア部とは、相互の係合状態において、前記牽引部材の前記所定方向の回転は許容し、逆方向の回転は禁止するラチェット機構を構成している、
    ことを特徴とする請求項2に記載のタイル敷設施工具。
  4. 前記挟持部材は、前記連結部が長板状又は棒状に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のタイル敷設施工具。
  5. 前記ベース部材及び前記牽引部材は、これらの外側と前記軸心近傍とを連通して前記連結部の通過を可能にする切欠部を有する、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のタイル敷設施工具。
  6. 前記挟持部材は、前記裏面側挟持部と前記連結部との間に脆弱部を有し、
    前記ベース部材は、殴打されることにより前記脆弱部が破断される殴打部を有する、
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のタイル敷設施工具。
  7. 前記脆弱部は、前記裏面側挟持部からの高さがタイルの厚さ以下となる位置に設定されている、
    ことを特徴とする請求項6に記載のタイル敷設施工具。
  8. 前記裏面側挟持部は、前記目地に入り込んで、隣接するタイルの水平方向の位置決めをする位置決め凸部を有する、
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のタイル敷設施工具。
  9. 敷設施工時のタイルの表面側に配置されたベース部材に対して牽引部材が上昇することにより引っ張られて前記ベース部材との間に複数枚のタイルを挟持する挟持部材において、
    前記挟持部材が、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の挟持部材である、
    ことを特徴とする挟持部材。
  10. 消耗品である、
    ことを特徴とする請求項9に記載の挟持部材。
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