JP6394360B2 - 自己発泡性歯磨剤 - Google Patents

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本発明は、炭酸塩と酸性化合物とが反応して発泡し、歯ブラシに載る保形性を保ちつつ起泡速度が速く、泡の分散性が高く、かつすすぎ性が優れる自己発泡性歯磨剤及び容器入り自己発泡性歯磨剤に関する。
歯磨き時の泡の形成速度や分散性を高めることは、歯面の清掃性を高めるだけでなく、口腔用組成物中の薬効成分を口腔内にすばやく分散させる効果を有する。また、口腔用組成物が十分に泡立つことで、ブラッシング後のすすぎが簡単になり、乳幼児や高齢者への使用にも適した製剤となる。このため、口腔用組成物の泡の形成速度や分散性を高めることは、特に効果発現性の点から重要である。
一方、従来から、炭酸塩と酸性化合物との組み合わせによって自己発泡する口腔用組成物は既に知られている。特許文献1(特開平10−279453号公報)では、非水系の粉状歯磨組成物に炭酸塩と酸を配合することで、歯磨き時に高い歯垢除去率が得られることが提案されている。
また、口腔用組成物において、炭酸塩と酸性化合物とを反応させて炭酸ガスの発生によって発泡効果を与えることは知られ、炭酸塩を含有する組成物と有機酸を含有する組成物とを接触させて発泡効果を付与する技術として、例えば、炭酸塩を含む第1組成物と酸性化合物を含む第2組成物とを隔壁容器の1つの出口から押し出し、両者が接触すると自己発泡する口腔用組成物も公知である。特許文献2(特開昭58−149261号公報)、特許文献3(特表2001−514200号公報)には、一方の区画に炭酸塩を含有する歯磨剤部分、もう一方の区画に酸性化合物を含有する歯磨剤部分が含まれた隔壁型のチューブを採用することで、貯蔵安定性が高く、優れた清浄効果を有し、歯間腔送達性が向上することが開示されている。
特開平10−279453号公報 特開昭58−149261号公報 特表2001−514200号公報
しかしながら、上記した自己発泡性の歯磨剤組成物は、いずれもブラッシング時の起泡速度、泡の分散性、すすぎ性は十分ではなく、未だ改良の余地があった。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、歯ブラシに載る保形性を保ちつつ起泡速度が速く、泡の分散性が高く、かつすすぎ性が優れる自己発泡性歯磨剤及び容器入り自己発泡性歯磨剤を提供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、(A)重炭酸塩及び/又はセスキ炭酸塩を15〜40質量%含有する第1組成物と、これと分離された(B)有機酸を1〜20質量%含有する第2組成物とからなり、前記第1組成物及び第2組成物中にそれぞれ(C)(C−1)無機増粘剤及び(C−2)有機増粘剤を合計含有量が5〜10質量%、かつ(C−1)/(C−2)が質量比として7〜10となるように配合してなり、使用時に前記第1組成物と第2組成物とを接触させて発泡させる自己発泡性歯磨剤によって、第1組成物中の(A)成分と第2組成物中の(B)成分とが速やかに反応して発泡し、歯ブラシに載る保形性を保ちつつ起泡速度が速く、泡の分散性が高く、かつ優れたすすぎ性を与えることを知見し、本発明をなすに至った。
即ち、従来の技術では、自己発泡性の歯磨剤において、炭酸塩と酸性化合物とを別剤型に調製し、使用時に接触させて発泡させても泡の形成速度、分散性が十分でなく、ブラッシング後に満足なすすぎができないにもかかわらず、本発明においては、(A)、(C)成分を含有する第1組成物と(B)、(C)成分を含有する第2組成物との二つの剤型を組み合わせると、前記第1組成物及び第2組成物中に含まれる(C)成分((C−1)成分及び(C−2)成分)の合計含有量、(C−1)/(C−2)の質量比が特定範囲内において、特異的に上記格別な作用効果を与える。この場合、歯をブラッシングする際に、容器から押し出した歯磨剤を歯ブラシに載せ、歯磨き開始から5秒後に十分に泡立ち、起泡速度が速く、かつ、口腔内に速やかに泡が広がって分散する優れた泡性能を与え、かつ水20mLで口内を5秒間すすいだ後に歯磨剤の残存感が抑制されたと実感できる優れたすすぎ性を与える自己発泡性歯磨剤を得ることができる。
また、本発明歯磨剤は、互いに隔壁によって隔たれた2個の収容室を有すると共に、これら収容室と連通する1つの出口穴を有する容器の前記2個の収容室にそれぞれ本発明の自己発泡性歯磨剤の第1組成物と第2組成物とを充填してなり、使用時に両組成物が前記1つの出口穴にて接触して発泡するようにした、容器入り自己発泡性歯磨剤として好適である。
従って、本発明は、下記の自己発泡性歯磨剤を提供する。
〔1〕
(A)重炭酸塩及び/又はセスキ炭酸塩を15〜40質量%含有する第1組成物と、これと分離された(B)有機酸を1〜20質量%含有する第2組成物とからなり、
前記第1組成物及び第2組成物中にそれぞれ(C)(C−1)無機増粘剤4.5〜9質量%及び(C−2)有機増粘剤0.5〜1.2質量%を合計含有量が5〜10質量%、かつ(C−1)/(C−2)が質量比として7.3〜10となるように配合してなり、
使用時に前記第1組成物と第2組成物とを接触させて発泡させることを特徴とする自己発泡性歯磨剤。
〔2〕
(A)成分の重炭酸塩及び/又はセスキ炭酸塩が、アルカリ金属重炭酸塩及び/又はアルカリ金属セスキ炭酸塩である〔1〕に記載の自己発泡性歯磨剤。
〔3〕
(B)成分の有機酸が、カルボン酸である〔1〕又は〔2〕に記載の自己発泡性歯磨剤。
〔4〕
(C−1)成分の無機増粘剤が、吸液量2〜5mL/gの増粘性シリカである〔1〕、〔2〕又は〔3〕に記載の自己発泡性歯磨剤。
〔5〕
(C−2)成分の有機増粘剤が、キサンタンガム、トラガントガム、グアガム、ヒドロキシプロピルグアガム、タラガム、ローカストビーンガム、カラヤガム、クインスシードガム、タマリンドガム、ジェランガム、アラビアガム、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、セルロース、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコール、カルボキシビニルポリマー、ゼラチン、カードラン、寒天、ペクチン、カゼインナトリウム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン及びプルランから選ばれる1種又は2種以上である〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の自己発泡性歯磨剤。

(C−2)成分の有機増粘剤が、キサンタンガム、ポリアクリル酸ナトリウム及びカルボキシメチルセルロースナトリウムから選ばれ〕に記載の自己発泡性歯磨剤。
〔7〕
第1組成物及び第2組成物が、それぞれB型粘度計で測定した粘度(25℃)が5〜150Pa・sのペースト状又はゲル状の組成物である〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載の自己発泡性歯磨剤。

互いに隔壁によって隔たれた2個の収容室を有すると共に、これら収容室と連通する1つの出口穴を有する容器の前記2個の収容室にそれぞれ〔1〕〜〔〕のいずれかに記載の自己発泡性歯磨剤の第1組成物と第2組成物とを充填してなり、使用時に両組成物が前記1つの出口穴にて接触して発泡するようにした、容器入り自己発泡性歯磨剤。
本発明によれば、炭酸塩と酸性化合物とが反応して発泡し、歯ブラシに載る保形性を保ちつつ起泡速度が速く、泡の分散性が高く、かつすすぎ性が優れる自己発泡性歯磨剤及び容器入り自己発泡性歯磨剤を提供できる。
以下、本発明につき更に詳述する。本発明の自己発泡性歯磨剤は、(A)重炭酸塩及び/又はセスキ炭酸塩を15〜40質量%含有する第1組成物と、これと分離された(B)有機酸を1〜20質量%含有する第2組成物とからなり、前記第1組成物及び第2組成物中にそれぞれ(C)(C−1)無機増粘剤及び(C−2)有機増粘剤を合計含有量が5〜10質量%、かつ(C−1)/(C−2)が質量比として7〜10となるように配合してなり、使用時に前記第1組成物と第2組成物とを接触させて発泡させることを特徴とする。
<第1組成物>
本発明の自己発泡性歯磨剤において、第1組成物は、(A)重炭酸塩及び/又はセスキ炭酸塩を含有し、かつ後述の(C)(C−1)無機増粘剤及び(C−2)有機増粘剤を含有する。なお、この第1組成物に有機酸は配合されない。
(A)成分の重炭酸塩及び/又はセスキ炭酸塩は、好ましくは水溶性塩であり、より好ましくはアルカリ金属重炭酸塩及び/又はアルカリ金属セスキ炭酸塩であり、塩としては特にナトリウム塩、カリウム塩が好ましい。なお、(A)成分は重炭酸塩又はセスキ炭酸塩であっても、重炭酸塩及びセスキ炭酸塩でもよいが、重炭酸塩がより好適である。
具体的には、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、セスキ炭酸ナトリウム等が挙げられ、特に炭酸水素ナトリウムが好ましい。
(A)成分の重炭酸塩及び/又はセスキ炭酸塩の配合量は、第1組成物全体の15〜40%(質量%、以下、同様。)であり、好ましくは20〜30%である。(A)成分の配合量が多いほど起泡速度が向上し、泡の分散性及びすすぎ性も良好となるが、歯磨き中の風味への影響を考慮すると、40%以下であることが好適である。
第1組成物には、更にpH調整剤を添加することが好ましい。
pH調整剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム等が挙げられる。これらは、1種を単独又は2種以上を組み合せて配合することができる。
なお、第1組成物の25℃におけるpHは好ましくは7〜10の範囲で調整され、この範囲内でpH調整剤を添加し得る。
<第2組成物>
本発明歯磨剤において、第2組成物は(B)有機酸を含有し、かつ後述の(C)(C−1)無機増粘剤及び(C−2)有機増粘剤を含有する。なお、この第2組成物には、水に可溶性の炭酸塩、重炭酸塩、セスキ炭酸塩は含有しない。
(B)有機酸としては、通常、歯磨剤組成物に配合できる種々の有機酸を使用できるが、特にカルボン酸が好ましい。例えば、クエン酸、リンゴ酸、酢酸、コハク酸、フマル酸、乳酸、酒石酸、グリコール酸等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を使用できるが、好ましくはクエン酸、リンゴ酸、コハク酸、酒石酸である。
(B)有機酸の配合量は、第2組成物中の1〜20%であり、好ましくは2〜10%である。有機酸の配合量が多いほど(A)成分の炭酸塩との接触が増え、起泡速度が向上し、泡の分散性も良好となるが、歯磨き中の風味への影響を考慮すると、20%以下であることが好適である。
第2組成物には、更にpH調整剤を添加することが好ましく、pH調整剤の種類、添加量等の詳細は第1組成物と同様であるが、第2組成物のpHは好ましくは1〜5.5の範囲で調整され、この範囲内で好ましいpH調整剤を適宜添加し得る。
なお、本発明では、上記の通り、好ましくは第1組成物のpH(25℃におけるpH。以下、同様。)は7〜10、第2組成物のpHは1〜5.5の範囲で調整され、この場合、使用時に第1組成物と第2組成物とを接触させて発泡させ、通常と同じように3分間歯磨きした後の吐出液pHは6〜9となる。
本発明では、上記第1組成物及び第2組成物中にそれぞれ(C)(C−1)無機増粘剤及び(C−2)有機増粘剤を合計含有量、(C−1)/(C−2)の質量比が特定範囲になるように配合する。
(C)成分は、(C−1)無機増粘剤及び(C−2)有機増粘剤である。本発明では、(C−1)及び(C−2)成分を併用することが、本発明の効果付与には重要であり、(C−1)を欠くと泡の分散性、すすぎ性が劣り、(C−2)成分を欠くと組成物の安定性(液分離安定性)が劣る。
(C−1)無機増粘剤としては、増粘性シリカが好適である。増粘性シリカとしては、吸液量が好ましくは2.0〜5.0mL/g、より好ましくは2.0〜3.0mL/gの範囲の沈降性シリカ、火成性シリカなど、公知の製法で得られたシリカを用いることができる。なお、増粘性シリカは、上記のような吸液量を有し、微小で研磨性は低く研磨剤としては通常使用されない。研磨性シリカの吸液量は通常、2.0mL/g未満であり、増粘性シリカの吸液量とは相違する。
増粘性シリカの吸液量は、増粘性シリカ1g当たりの吸液量(mL)として、例えば下記の測定法により算出することができる(以下、同様)。
試料1.0gを清浄なガラス板上に量りとり、ミクロビュレットを用いて、42.5%グリセリンを少量ずつ滴下しながらステンレス製のへらで均一になるように試料を混合する。試料が一つの塊となり、へらでガラス板よりきれいに剥がれるようになるまでに要した液量(mL)を吸液量とした。
(C−2)有機増粘剤としては、キサンタンガム、トラガントガム、グアガム、ヒドロキシプロピルグアガム、タラガム、ローカストビーンガム、カラヤガム、クインスシードガム、タマリンドガム、ジェランガム、アラビアガム等のガム類、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、セルロース等のセルロース又はその誘導体、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコール、カルボキシビニルポリマー、ゼラチン、カードラン、寒天、ペクチン、カゼインナトリウム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、プルラン等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を使用し得る。中でも、キサンタンガム、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウムが好ましい。
なお、第1組成物、第2組成物においては、(C)成分が同じでも異なっていてもよい。
本発明では、第1組成物及び第2組成物中に含まれる(C)成分((C−1)無機増粘剤及び(C−2)有機増粘剤)の合計含有量が5〜10%であり、好ましくは6〜8%である。(C)成分の含有量が上記範囲内であると、起泡速度、泡の分散性、すすぎ性が全て優れる。含有量が5%に満たないと、歯ブラシに載る保形性が確保できず、10%以下であることが、本発明の効果発現に有効である。
なお、第1組成物中の(C)成分の含有量は5〜10%、特に6〜8%が望ましく、第2組成物中の(C)成分の含有量は5〜10%、特に6〜8%が望ましく、また、第1組成物、第2組成物において、(C)成分の含有量は同じでも異なっていてもよい。
本発明では、第1組成物及び第2組成物中に配合する(C−2)有機増粘剤の合計量は、(C−1)無機増粘剤の配合量との割合(質量比)で決定され、(C−1)/(C−2)が質量比として7〜10である。(C−1)/(C−2)が上記範囲内で(C−2)有機増粘剤を添加すると、歯ブラシに載る保形性を良好に保ちつつ起泡速度が早く、泡の分散性が高く、すすぎ性の良好な歯磨剤が得られる。(C−1)/(C−2)が7に満たないと、起泡速度が遅くなり、すすぎ性が劣り、組成物の安定性を考慮すると10以下であることが好ましい。
なおまた、上記第1組成物及び第2組成物中の(C)成分の合計含有量、(C−1)/(C−2)の質量比の範囲内において、第1組成物及び第2組成物中の(C−1)無機増粘剤の合計含有量は、4.5〜9%が好ましく、第1組成物及び第2組成物中の(C−2)有機増粘剤の合計含有量は、0.5〜1.2%が好ましい。
本発明において、第1組成物、第2組成物には、それぞれ、上記成分に加えて、更に必要に応じて、歯磨剤の配合成分として公知であるその他成分を配合できる。具体的には、研磨剤、湿潤剤、界面活性剤、溶剤、甘味料、防腐剤、着色剤、有効成分、香料などを本発明の効果を妨げない範囲で配合することができる。
研磨剤としては、シリカゲル、沈降シリカ、アルミノシリケート、ジルコノシリケート、非晶質無水ケイ酸、第2リン酸カルシウム2水和物、第2リン酸カルシウム無水物、第3リン酸カルシウム、第4リン酸カルシウム、第8リン酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、不溶性メタリン酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、第3リン酸マグネシウム、ゼオライト、ポリメチルメタクリレート、ナイロンパウダー、シルクパウダー、セルロースパウダー、グルコマンナン等が挙げられる。研磨剤の配合量は、通常、0〜40%である。
湿潤剤としては、グリセリン、ソルビトール、プロピレングリコール、分子量200〜6000のポリエチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、キシリトール、マルチトール、ラクチトール、エリスリトール、パラチノース、トレハロース等の多価アルコール、糖アルコールなどの1種又は2種以上が使用できる。湿潤剤の配合量は、5〜50%、特に20〜40%が好ましい。
界面活性剤としては、アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、ベタイン型界面活性剤を添加することができる。
例えばアニオン性界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸エステル又はその塩、ラウロイルサルコシンナトリウム等のアシルサルコシン塩、α−オレフィンスルホン酸塩等が挙げられる。カチオン性界面活性剤としては、アルキルアンモニウム、アルキルベンジルアンモニウム塩等が挙げられる。
ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体、アルキルグルコシド、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、酢酸ベタイン、イミダゾリニウムベタイン、アミドプロピルベンジルアンモニウム等が挙げられる。
界面活性剤の配合量は、通常、0.1〜5%である。
溶剤としては、通常、水を用いるが、エタノール、プロパノール等の炭素原子数3以下の低級アルコールなどを添加してもよい。
甘味料としては、サッカリンナトリウム、ステビオサイド、ステビアエキス、パラメトキシシンナミックアルデヒド、ネオヘスピリジルヒドロカルコン、ペリラルチン等が挙げられる。防腐剤としては、メチルパラベン、ブチルパラベン、エチルパラベン等のパラオキシ安息香酸エステル、安息香酸又はその塩などが挙げられる。
着色剤としては、赤色2号、赤色3号、赤色225号、赤色226号、黄色4号、黄色5号、黄色205号、青色1号、青色2号、青色201号、青色204号、緑色3号等の法定色素、ベニバナ色素、クチナシ色素、コチニール色素、アナトー色素、ベンガラ、雲母チタン、酸化チタン等が挙げられる。
有効成分としては、例えばフッ化ナトリウム、フッ化カリウム、フッ化第1スズ、フッ化ストロンチウム、フッ化アンモニウム、モノフルオロリン酸ナトリウム等のフッ化物、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール、チモール、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化デカリニウム、塩酸クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン、ドデシルジアミノエチルグリシン、ヒノキチオール、フェノール等の殺菌剤、トラネキサム酸、イプシロンアミノカプロン酸等の抗プラスミン剤、ビタミンE及びその誘導体、アスコルビン酸及びその誘導体、リボフラビン、塩酸ピリドキシン、シアノコバラミン、β−カロテン、エルゴカルシフェロール、メナジオン、ユビキノン等のビタミン類、グリチルリチン酸塩類、グリチルレチン酸、アラントイン類、オウバク、オウレン、オウゴン、ハマメリス、チョウジ、カミツレ、ラタニア、ミルラ、トウキ、ローズマリー、ベニバナ等の植物抽出物、デキストラナーゼ、ムタナーゼ、リゾチーム、アミラーゼ、プロテアーゼ、溶菌酵素、スーパーオキシドジスムターゼ等の酵素、塩化ナトリウム、硝酸カリウム、ポリリン酸ナトリウム等の塩類、γ−オリザノール、ジヒドロコレステロール、α−ビサボロール、アズレン、メトキシエチレン、無水マレイン酸共重合体、トリクロロカルバニリド、アラニン、グリシン、プロリン、L−アルギニン、L−アスパラギン酸ナトリウム、トリメチルグリシン、銅クロロフィリンナトリウム、グルコン酸銅、塩化亜鉛、クエン酸亜鉛、ゼオライト、水溶性無機リン酸化合物、乳酸アルミニウムなどを1種又は2種以上配合し得る。上記有効成分の添加量は、本発明の効果を妨げない範囲で有効量とすることができる。
香料としては、ペパーミント油、スペアミント油、アニス油、ユーカリ油、ウィンターグリーン油、カシア油、クローブ油、タイム油、セージ油、レモン油、オレンジ油、ハッカ油、カルダモン油、コリアンダー油、マンダリン油、ライム油、ラベンダー油、ローズマリー油、ローレル油、カモミル油、キャラウェイ油、マジョラム油、ベイ油、レモングラス油、オリガナム油、パインニードル油、ネロリ油、ローズ油、ジャスミン油、イリスコンクリート、アブソリュートペパーミント、アブソリュートローズ、オレンジフラワー等の天然香料、及び、これら天然香料の加工処理(前溜部カット、後溜部カット、分留、液液抽出、エッセンス化、粉末香料化等)した香料、及び、メントール、カルボン、アネトール、シネオール、サリチル酸メチル、シンナミックアルデヒド、オイゲノール、3−l−メントキシプロパン−1,2−ジオール、チモール、リナロール、リナリールアセテート、リモネン、メントン、メンチルアセテート、N−置換−パラメンタン−3−カルボキサミド、ピネン、オクチルアルデヒド、シトラール、プレゴン、カルビールアセテート、アニスアルデヒド、エチルアセテート、エチルブチレート、アリルシクロヘキサンプロピオネート、メチルアンスラニレート、エチルメチルフェニルグリシデート、バニリン、ウンデカラクトン、ヘキサナール、エチルアルコール、プロピルアルコール、ブタノール、イソアミルアルコール、ヘキセノール、ジメチルサルファイド、シクロテン、フルフラール、トリメチルピラジン、エチルラクテート、エチルチオアセテート等の単品香料、更に、ストロベリーフレーバー、アップルフレーバー、バナナフレーバー、パイナップルフレーバー、グレープフレーバー、マンゴーフレーバー、バターフレーバー、ミルクフレーバー、フルーツミックスフレーバー、トロピカルフルーツフレーバー等の調合香料等、口腔用組成物に用いられる公知の香料素材を使用することができ、実施例の香料に限定されない。
本発明歯磨剤は、第1組成物及び第2組成物を、各々、公知の方法で、ペースト状、ゲル状などの形態に調製することができる。
この場合、第1組成物及び第2組成物の粘度は、それぞれ5〜150Pa・sであることが好ましく、より好ましくは10〜60Pa・s、更に好ましくは10〜40Pa・sである。歯ブラシでの使用性を考慮すると5Pa・s以上であることが好適であり、150Pa・s以下であることが、本発明の効果発現には有効である。
なお、上記粘度はB型粘度計によって測定した25℃における粘度である。
本発明の自己発泡性歯磨剤は、使用時に前記第1組成物と第2組成物とを接触させて発泡させるものであり、互いに隔壁によって隔たれた2個の収容室を有すると共に、これら収容室と連通する1つの出口穴を有する容器の前記2個の収容室にそれぞれ自己発泡性歯磨剤の第1組成物と第2組成物とを充填してなり、使用時に両組成物が前記1つの出口穴にて接触して発泡するようにした、容器入り自己発泡性歯磨剤として好適であり、このような歯磨製品として使用し得る。
上記容器としては、上述したように本発明歯磨剤を充填可能な公知の容器、具体的には、特開2013−124220号公報に記載された2つの歯磨剤を別々に充填し得る2つの収容室を備えた容器本体と、2つの収容室のそれぞれにつながる吐出口とを有し、前記容器本体を押圧することによって2つの収容室に充填された2つの歯磨剤が、吐出口から2層状などになって吐出可能な容器、例えば実施例で使用されている2つの収容室が容器本体の横断面上において同心円状に設けられた筒状の隔壁で分割された容器や、特開昭58−149261号公報の図1に記載されたチューブ状容器などを使用することもできる。
なお、容器から押し出した歯磨剤の第1組成物と第2組成物との質量比は、好ましくは7:3〜4:6、より好ましくは6:4〜5:5であり、これを満たす隔壁、排出口を有するチューブ状隔壁容器が望ましい。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において%は特に断らない限りいずれも質量%を示す。なお、増粘性シリカの吸液量は、上記に記載した測定法により算出した。
[実施例、比較例]
表1、2に示す組成の第1組成物、第2組成物の2剤型をそれぞれ通常の歯磨剤と同様に調製した。得られた第1、第2組成物の25℃における粘度は、それぞれ5〜150Pa・sの範囲内であり、第1組成物は25℃でのpH7〜10、第2組成物は25℃でのpH1〜5.5に調整した。
上記第1、第2組成物を、特開2013−124220号公報に記載されたような2つの収容室が同心円状に区画された筒状のチューブ状容器に充填し、使用時に押し出して(押し出した第1組成物と第2組成物との質量比は7:3〜4:6の範囲内)、前記第1組成物と第2組成物とを接触させて発泡させ、歯磨き時の起泡速度、泡の分散性と、歯磨き後のすすぎ性を下記方法で評価した。なお、比較例6以外の自己発泡性歯磨剤の歯ブラシに載る保形性は良好であった。結果を表1、2に併記した。
評価方法−1:歯磨き時の起泡速度
被検者として専門パネラー10人を対象に実施した。容器から歯磨剤を押し出し、歯ブラシ上に約1.5cm載せ、通常と同じように歯磨きし、歯磨き開始から5秒後の泡の量について、下記の判定基準に基づき判定した。10人の判定点の平均点を出し、下記の評価基準で評価した。
判定基準
5:泡が十分多いと感じる
4:泡がやや多いと感じる
3:どちらでもない
2:泡がやや少ないと感じる
1:泡が少ないと感じる
評価基準
◎:平均点が4.0点以上
○:平均点が3.0点以上4.0点未満
△:平均点が2.0点以上3.0点未満
×:平均点が2.0点未満
評価方法−2:歯磨き時の泡の分散性
被検者として一般パネラー10人を対象に実施した。容器から歯磨剤を押し出し、歯ブラシ上に約1.5cm載せ、通常と同じように歯磨きし、歯磨き開始から5秒の間に、口腔内で泡が広がる感じについて、下記の判定基準に基づき判定した。10人の判定点の平均点を出し、下記の評価基準で評価した。
判定基準
5:泡の広がりが速いと感じる
4:泡の広がりがやや速いと感じる
3:どちらでもない
2:泡の広がりがやや遅いと感じる
1:泡の広がりが遅いと感じる
評価基準
◎:平均点が4.0点以上
○:平均点が3.0点以上4.0点未満
△:平均点が2.0点以上3.0点未満
×:平均点が2.0点未満
評価方法−3:歯磨き後のすすぎ性
被検者として一般パネラー10人を対象に実施した。容器から歯磨剤を押し出し、歯ブラシ上に約1.5cm載せ、通常と同じように3分間歯磨きした後、20mlの水で5秒間洗口し、吐出した後の、口内の歯磨剤の残存感について、下記の判定基準に基づき判定した。10人の判定点の平均点を出し、下記の評価基準で評価した。
判定基準
5:歯磨剤の残存感を感じない
4:歯磨剤の残存感をほとんど感じない
3:歯磨剤の残存感をやや感じる
2:歯磨剤の残存感を感じる
1:歯磨剤の残存感を非常に感じる
評価基準
◎:平均点が4.0点以上
○:平均点が3.0点以上4.0点未満
△:平均点が2.0点以上3.0点未満
×:平均点が2.0点未満
使用原料の詳細を下記に示す。
(A)炭酸水素ナトリウム;三共精粉社製
(B)クエン酸;小松屋社製
(C)
(C−1)増粘性シリカ;吸液量:2.1〜2.7mL/g、DSLジャパン社製
(C−2)キサンタンガム;CPケルコ社製
(C−2)ポリアクリル酸ナトリウム;東亞合成社製
(C−2)カルボキシメチルセルロースナトリウム;ダイセル化学工業社製
Figure 0006394360
※1;非発泡性の歯磨剤であった。
※2;歯ブラシに載る保形性が確保できず、評価できなかった。
Figure 0006394360

Claims (8)

  1. (A)重炭酸塩及び/又はセスキ炭酸塩を15〜40質量%含有する第1組成物と、これと分離された(B)有機酸を1〜20質量%含有する第2組成物とからなり、
    前記第1組成物及び第2組成物中にそれぞれ(C)(C−1)無機増粘剤4.5〜9質量%及び(C−2)有機増粘剤0.5〜1.2質量%を合計含有量が5〜10質量%、かつ(C−1)/(C−2)が質量比として7.3〜10となるように配合してなり、
    使用時に前記第1組成物と第2組成物とを接触させて発泡させることを特徴とする自己発泡性歯磨剤。
  2. (A)成分の重炭酸塩及び/又はセスキ炭酸塩が、アルカリ金属重炭酸塩及び/又はアルカリ金属セスキ炭酸塩である請求項1記載の自己発泡性歯磨剤。
  3. (B)成分の有機酸が、カルボン酸である請求項1又は2記載の自己発泡性歯磨剤。
  4. (C−1)成分の無機増粘剤が、吸液量2〜5mL/gの増粘性シリカである請求項1、2又は3記載の自己発泡性歯磨剤。
  5. (C−2)成分の有機増粘剤が、キサンタンガム、トラガントガム、グアガム、ヒドロキシプロピルグアガム、タラガム、ローカストビーンガム、カラヤガム、クインスシードガム、タマリンドガム、ジェランガム、アラビアガム、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、セルロース、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコール、カルボキシビニルポリマー、ゼラチン、カードラン、寒天、ペクチン、カゼインナトリウム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン及びプルランから選ばれる1種又は2種以上である請求項1〜4のいずれか1項記載の自己発泡性歯磨剤。
  6. (C−2)成分の有機増粘剤が、キサンタンガム、ポリアクリル酸ナトリウム及びカルボキシメチルセルロースナトリウムから選ばれ請求項項記載の自己発泡性歯磨剤。
  7. 第1組成物及び第2組成物が、それぞれB型粘度計で測定した粘度(25℃)が5〜150Pa・sのペースト状又はゲル状の組成物である請求項1〜6のいずれか1項記載の自己発泡性歯磨剤。
  8. 互いに隔壁によって隔たれた2個の収容室を有すると共に、これら収容室と連通する1つの出口穴を有する容器の前記2個の収容室にそれぞれ請求項1〜のいずれか1項記載の自己発泡性歯磨剤の第1組成物と第2組成物とを充填してなり、使用時に両組成物が前記1つの出口穴にて接触して発泡するようにした、容器入り自己発泡性歯磨剤。
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