JP6393528B2 - 合成樹脂製パレット、および、合成樹脂製パレットの製造方法 - Google Patents
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Description
図1が示すように、合成樹脂製パレット1は、上部パレット形成部材2と下部パレット形成部材3とを備え、上部パレット形成部材2と下部パレット形成部材3とは相互に溶着されている。
図3が示すように、合成樹脂製パレット1の製造方法において、まず、上部パレット形成部材2、下部パレット形成部材3、第1ロールR1、および、第2ロールR2が準備される。上部パレット形成部材2、および、下部パレット形成部材3は、例えば、ポリプロピレンを用いたガスアシスト成形法によって成形される。第1ロールR1、および、第2ロールR2の各々は、滑り止めテープ20Lを形成するための未使用テープが、ロール形状に巻き回されることによって形成される。
図4が示すように、第2ロールR2における未使用テープT2の先端面と、第1ロールR1から供給される接合用断片テープTPの基端面とが接合される繋ぎ工程では、まず、第2ロールR2から引き出される未使用テープT2の先端部と、接合用断片テープTPとがウェルダー基台51のうえに載置される。
接合用断片テープTP、および、未使用テープT2の材料の主成分として、メタロセンポリプロピレンとメタロセンポリエチレンの混合物の微発泡させたもの(FEM)、メタロセンポリエチレンとポリプロピレンの混合物(MPP−1,MPP−2)、熱可塑性エラストマーとポリプロピレンの混合物(PP単層)の各々を用いた。主成分がFEMからなるテープの厚さは1.4mmであり、MPP−1からなるテープの厚さは1.4mmであり、MPP−2からなるテープの厚さは2.1mmである。また、主成分がPP単層からなるテープの厚さは0.8mmである。
(1)1本の滑り止めテープ20Lが延在方向に沿って有する長さである規定寸法Lは、2本の断片テープ20Dの有する長さの合計である。それゆえに、1本の滑り止めテープ20Lにおいて連続する未使用テープの長さを、規定寸法Lから、さらに短くすることが可能であって、切断された未使用テープの使用効率を高めることが可能である。
・未使用テープT2と接合用断片テープTPとの超音波接合は、未使用テープT2と接合用断片テープTPとが載荷面20Tに載置された状態で実施されてもよい。また、未使用テープT2が載荷面20Tに溶着された後に、この未使用テープT2と接合用断片テープTPとが超音波接合されてもよい。また、接合用断片テープTPが載荷面20Tに溶着された後に、この接合用断片テープTPと未使用テープT2とが超音波接合されてもよい。
・断片テープ20Dから構成される滑り止めテープ20Lの位置は、載荷面20Tとは反対側に位置する接地面に設けられてもよく、これら載荷面と接地面との双方に設けられてもよい。
Claims (10)
- 載荷面と、前記載荷面とは反対側の面であって桁が形成された桁形成面とを有するデッキボードと、
延在方向に沿って延びる直線形状を有して前記載荷面に溶着された熱可塑性樹脂製の滑り止めテープであって、前記延在方向に対して直交する方向に沿って並んでいる複数の滑り止めテープと、を備え、
前記複数の滑り止めテープは、
1本で構成された一体テープと、
前記延在方向に沿って並ぶ2本の断片テープから構成されて、前記2本の断片テープにおいて相互に向かい合う端面同士が溶着された溶着体である繋ぎテープとを備え、
前記繋ぎテープが前記載荷面の中央を通るように位置している
合成樹脂製パレット。 - 載荷面と、前記載荷面とは反対側の面であって桁が形成された桁形成面とを有するデッキボードと、
延在方向に沿って延びる直線形状を有して前記載荷面に溶着された熱可塑性樹脂製の滑り止めテープであって、前記延在方向に対して直交する方向に沿って並んでいる3本以上の滑り止めテープと、を備え、
前記3本以上の滑り止めテープは、
1本で構成された一体テープと、
前記延在方向に沿って並ぶ2本の断片テープから構成されて、前記2本の断片テープにおいて相互に向かい合う端面同士が溶着された溶着体である繋ぎテープとを備え、
前記延在方向に対して直交する方向において、前記繋ぎテープが2本の前記一体テープに挟まれて位置している
合成樹脂製パレット。 - 前記2本の断片テープは、第1断片テープと第2断片テープとから構成され、
前記第1断片テープが前記延在方向に沿って有する長さは、前記第2断片テープが前記延在方向に沿って有する長さよりも短い
請求項1または2に記載の合成樹脂製パレット。 - デッキボードの載荷面に滑り止めテープを備える合成樹脂製パレットの製造方法であって、
1つの方向である延在方向に沿って延びる熱可塑性樹脂製の2本のテープを前記延在方向に沿って並べて、前記2本のテープにおいて端面同士を互に向かい合う状態に配置してから溶着する第1工程と、
前記2本のテープを前記滑り止めテープとして前記載荷面に溶着する第2工程と、
を含む合成樹脂製パレットの製造方法。 - 前記第1工程は、前記端面同士を超音波溶着する工程であり、
前記第2工程は、前記2本のテープを熱溶着する工程である
請求項4に記載の合成樹脂製パレットの製造方法。 - 前記第1工程は、ロール形状に巻き回されたテープと、ロール形状に巻き回されたテープから切り取られたテープである断片テープとを前記2本のテープとして溶着する
請求項4または5に記載の合成樹脂製パレットの製造方法。 - 前記第2工程は、前記第1工程によって前記端面同士が溶着された前記2本のテープを前記載荷面に溶着する
請求項4から6のいずれか1つに記載の合成樹脂製パレットの製造方法。 - デッキボードの載荷面に滑り止めテープを備える合成樹脂製パレットの製造方法であって、
直線形状を有した滑り止めテープを前記載荷面の延在方向であって、かつ、前記延在方向に対して直交する方向に沿って並ぶように溶着する溶着工程を備え、
前記溶着工程は、
前記延在方向に沿って延びる熱可塑性樹脂製の2本のテープを前記延在方向に沿って並べて、前記2本のテープにおいて端面同士を互に向かい合う状態に配置してから溶着し繋ぎテープとする第1工程と、
前記繋ぎテープを前記滑り止めテープとして前記載荷面に溶着するとともに、1本で構成された熱可塑性樹脂製の一体テープを前記滑り止めテープとして前記載荷面に溶着する第2工程とを含み、
前記第2工程では、前記繋ぎテープを前記載荷面の中央を通るように溶着する
合成樹脂製パレットの製造方法。 - デッキボードの載荷面に滑り止めテープを備える合成樹脂製パレットの製造方法であって、
直線形状を有した滑り止めテープを前記載荷面の延在方向であって、かつ、前記延在方向に対して直交する方向に沿って並ぶように溶着する溶着工程を備え、
前記溶着工程は、
前記延在方向に沿って延びる熱可塑性樹脂製の2本のテープを前記延在方向に沿って並べて、前記2本のテープにおいて端面同士を互に向かい合う状態に配置してから溶着し繋ぎテープとする第1工程と、
前記繋ぎテープを前記滑り止めテープとして前記載荷面に溶着するとともに、1本で構成された熱可塑性樹脂製の一体テープを前記滑り止めテープとして前記載荷面に溶着する第2工程とを含み、
前記第2工程では、前記延在方向に対して直交する方向において、前記繋ぎテープが2本の前記一体テープに挟まれるように、前記繋ぎテープおよび前記一体テープを溶着する
合成樹脂製パレットの製造方法。
- 前記第1工程では、前記2本のテープにおいて相互に向かい合う端面同士を超音波溶着する位置において、超音波ホーンの出力部を前記載荷面と対向することになる面に押し付ける
請求項5記載の合成樹脂製パレットの製造方法。
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