JP6393118B2 - 車両のウェザストリップ構造 - Google Patents
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Description
上記第2延設部分と重合しないとは、所定方向から見て、第2延設部分に対して交差する、あるいは直交するように第1延設部分が配設された状態、第2延設部分に対して排水路の空間を挟んで対向するように第1延設部分が配設された状態、あるいはこれらの組み合わせた状態をいう。
具体的には、第1延設部分と第2延設部分とが重合しないため、車両のウェザストリップ構造は、所定方向から見て排水路の周面における広範囲の部分を、第1延設部分、及び第2延設部分で覆うことができる。
さらに、例えば第1流路から第2流路へ雨水などの所定の液体が排水される際、車両のウェザストリップ構造は、第1延設部分及び第2延設部分によって、第1流路から第2流路への所定の液体の受け渡しを、スムーズに行うことができる。
従って、車両のウェザストリップ構造は、ウェザストリップの接続部分におけるシール性を向上することができる。
従って、車両のウェザストリップ構造は、例えば、折り畳むように開閉する開閉式ルーフに装着した場合であっても、車両の前後方向に沿った排水路の接続部分におけるシール性を向上することができる。
本実施形態における車両1のウェザストリップ構造について、図1から図9を用いて詳しく説明する。
また、図2において図示を簡略化するために、シートの図示を省略している。
なお、後部第2排水路23、及び後部第3排水路24は、車両前後方向における所定箇所に外部と連通する開口を有しており、万一、車室内側へ雨水などが侵入した場合、雨水などを外部に排出可能に形成している。
後部第4排水路25は、車両上方側が開口した略溝状に形成している。
後部第2延設部27は、後部ウェザストリップ20と前部ウェザストリップ30とが突合した状態において、後述する前部ウェザストリップ30の重合部37と重合する長さで、後部ウェザストリップ20の下部を車両前方へ向けて延設している。
この前部ウェザストリップ30には、図8に示すように、車両上方の面に配設した2つの前部遮水リップ31と、車両上下方向略中央において車幅方向外側が開口した前部第1排水路32と、前部第1排水路32の車両上方側に配設した前部第2排水路33と、前部第1排水路32の車両下方側に配設した前部第3排水路34と、前部第3排水路34より車幅方向内側に配設した前部第4排水路35とを形成している。
この前部遮水リップ31は、開閉式ルーフ3を構成する幌と弾接して、開閉式ルーフ3と前部ウェザストリップ30との間から車室内への雨水や高圧の洗浄水の侵入を阻止する機能を有している。なお、前部遮水リップ31は、前部突合面30aより車両後方へ向けて突出しており、後部ウェザストリップ20と突合した際、車幅方向外側から後部遮水リップ21を覆うように形成している。
より詳しくは、前部延設部36は、前部第1排水路32の側面を構成する部分を車両後方へ向けて延設した側面延設部分36aと、前部第1排水路32の上面を構成する部分を車両後方へ向けて延設した上面延設部分36bと、前部第1排水路32の底面を構成する部分を車両後方へ向けて延設した下面延設部分36cとで一体形成している。
このように前部延設部36は、側面延設部分36aにおける上端、及び下端を、上面延設部分36bと下面延設部分36cとで支持するように形成している。
さらに、例えば前部第1排水路32から後部第1排水路22へ雨水などが排水される際、車両1のウェザストリップ構造は、前部延設部36及び後部第2延設部27によって、前部第1排水路32から後部第1排水路22への雨水などの受け渡しを、スムーズに行うことができる。
従って、車両1のウェザストリップ構造は、ウェザストリップ10の接続部分におけるシール性を向上することができる。
この発明の所定方向は、実施形態の車両前後方向に対応し、
以下同様に、
所定の液体は、雨水、及び高圧の洗浄水に対応し、
第1ウェザストリップは、前部ウェザストリップ30に対応し、
第2ウェザストリップは、後部ウェザストリップ20に対応し、
第1ウェザストリップの端面は、前部突合面30aに対応し、
第2ウェザストリップの端面は、後部突合面20aに対応し、
排水路は、第1排水路11に対応し、
第1流路は、前部第1排水路32に対応し、
第2流路は、後部第1排水路22に対応し、
第1延設部分は、側面延設部分36aに対応し、
第2延設部分は、後部第2延設部27に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
10…ウェザストリップ
11…第1排水路
20…後部ウェザストリップ
20a…後部突合面
22…後部第1排水路
27…後部第2延設部
30…前部ウェザストリップ
30a…前部突合面
32…前部第1排水路
36a…側面延設部分
Claims (3)
- 車両の所定方向に延びる第1ウェザストリップ、及び第2ウェザストリップの端面同士を突合して構成した車両のウェザストリップ構造であって、
前記端面同士を突合した状態における第1ウェザストリップ、及び第2ウェザストリップに、
所定の液体を受け止めるとともに、前記所定の液体の流下を許容する排水路を備え、
前記第1ウェザストリップにおける前記排水路を、第1流路とし、
前記第2ウェザストリップにおける前記排水路を、第2流路として、
前記第1流路に、
前記第2流路と重合するように延設した第1延設部分を備え、
前記第2流路に、
前記第1流路と重合するように延設した第2延設部分を備え、
前記第1延設部分を、
前記第1ウェザストリップの端面と前記第2ウェザストリップの端面とを突合した状態において、前記第2延設部分と重合しない位置に形成した
車両のウェザストリップ構造。 - 前記第1ウェザストリップと前記第2ウェザストリップとを、
車両の前後方向に沿って車体の側面に装着される構成とし、
前記第1延設部分を、
前記排水路の接続部分における車幅方向内側の隙間を車幅方向外側から覆う形状に形成し、
前記第2延設部分を、
前記排水路の接続部分における車両上下方向の下方側の隙間を下方から覆う形状に形成した
請求項1に記載の車両のウェザストリップ構造。 - 前記第1ウェザストリップの端面、及び前記第2ウェザストリップの端面を、
前記所定方向に対して交差する方向に傾斜する形状に形成した
請求項1または請求項2に記載の車両のウェザストリップ構造。
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JP2014175801A JP6393118B2 (ja) | 2014-08-29 | 2014-08-29 | 車両のウェザストリップ構造 |
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