JP6390506B2 - 回転電機のロータ - Google Patents
回転電機のロータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6390506B2 JP6390506B2 JP2015092093A JP2015092093A JP6390506B2 JP 6390506 B2 JP6390506 B2 JP 6390506B2 JP 2015092093 A JP2015092093 A JP 2015092093A JP 2015092093 A JP2015092093 A JP 2015092093A JP 6390506 B2 JP6390506 B2 JP 6390506B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- circumferential
- axis core
- center
- magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/22—Rotating parts of the magnetic circuit
- H02K1/27—Rotor cores with permanent magnets
- H02K1/2706—Inner rotors
- H02K1/272—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
- H02K1/274—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
- H02K1/2753—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
- H02K1/276—Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM]
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/22—Rotating parts of the magnetic circuit
- H02K1/27—Rotor cores with permanent magnets
- H02K1/2706—Inner rotors
- H02K1/272—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
- H02K1/274—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
- H02K1/2753—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
- H02K1/276—Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM]
- H02K1/2766—Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM] having a flux concentration effect
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K2213/00—Specific aspects, not otherwise provided for and not covered by codes H02K2201/00 - H02K2211/00
- H02K2213/03—Machines characterised by numerical values, ranges, mathematical expressions or similar information
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K29/00—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
- H02K29/03—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with a magnetic circuit specially adapted for avoiding torque ripples or self-starting problems
Description
周方向に配列された複数の磁石収容孔(32)を有するロータコア(31)と、前記磁石収容孔に収容されて周方向に極性が交互に異なる複数の磁極を形成する複数の永久磁石(33)と、を備えた回転電機のロータにおいて、
前記ロータコアは、周方向に隣接し極性が異なる2つの前記磁極の間に位置するq軸コア部(34)と、各前記q軸コア部の反ロータ回転方向側に位置する第1フラックスバリア(35)及び各前記q軸コア部のロータ回転方向側に位置する第2フラックスバリア(36)とを有し、
前記q軸コア部は、内周側周方向幅中心(P1)に対して外周側周方向幅中心(P2)が反ロータ回転方向側にずれているとともに、
前記第1フラックスバリアは、前記q軸コア部側の壁面の外周側半分が内周側半分に対して反ロータ回転方向側へ突出し、前記第2フラックスバリアは、前記q軸コア部側の壁面の外周側半分が内周側半分に対して反ロータ回転方向側へ凹んでいることにより、
前記第1及び第2フラックスバリアは、前記q軸コア部側の内周側角部(35a,36a)に対して外周側角部(35b,36b)が反ロータ回転方向側にずれていることを特徴とする。
2個で対をなし外周側に向かうにつれて互いに離間するようにV字状に配置された複数対の磁石収容孔(32a,32b)を有するロータコア(31)と、V字状に配置された対をなす前記磁石収容孔に収容されてそれぞれ1つの磁極を形成する複数対の永久磁石(33)と、を備え、出力トルク内においてリラクタンストルク比率が大きくマグネットトルク比率が小さい回転電機のロータにおいて、
前記磁石収容孔の各対及び前記永久磁石の各対は、前記磁極の周方向中心を通る磁極中心線(C1)に対して線対称となる状態に配置され、
前記ロータコアは、V字状に配置された対をなす前記磁石収容孔の外周側中央部に設けられた中央磁石収容孔(37)を有し、前記中央磁石収容孔には、前記磁極中心線(C1)に対してロータ回転方向側に中心(P3)がずれた状態で中央磁石(38)が配置されていることを特徴とする。
周方向に配列された複数の磁石収容孔(32)を有するロータコア(31)と、前記磁石収容孔に収容されて周方向に極性が交互に異なる複数の磁極を形成する複数の永久磁石(33)と、を備えた回転電機のロータにおいて、
前記ロータコアは、周方向に隣接し極性が異なる2つの前記磁極の間に位置するq軸コア部(34)と、各前記q軸コア部の反ロータ回転方向側に位置する第1フラックスバリア(35)及び各前記q軸コア部のロータ回転方向側に位置する第2フラックスバリア(36)とを有し、
前記q軸コア部は、内周側周方向幅中心(P1)に対して外周側周方向幅中心(P2)がロータ回転方向側にずれているとともに、
前記第1フラックスバリアは、前記q軸コア部側の壁面の外周側半分が内周側半分に対してロータ回転方向側へ突出し、前記第2フラックスバリアは、前記q軸コア部側の壁面の外周側半分が内周側半分に対してロータ回転方向側へ凹んでいることにより、
前記第1及び第2フラックスバリアは、前記q軸コア部側の内周側角部(35a,36a)に対して外周側角部(35b,36b)がロータ回転方向側にずれていることを特徴とする。
2個で対をなし外周側に向かうにつれて互いに離間するようにV字状に配置された複数対の磁石収容孔(32a,32b)を有するロータコア(31)と、V字状に配置された対をなす前記磁石収容孔に収容されてそれぞれ1つの磁極を形成する複数対の永久磁石(33)と、を備えた回転電機のロータにおいて、
前記ロータコアは、周方向に隣接し極性が異なる2つの前記磁極の間に位置するq軸コア部(34)と、各前記q軸コア部の反ロータ回転方向側に位置する第1フラックスバリア(35)及び各前記q軸コア部のロータ回転方向側に位置する第2フラックスバリア(36)とを有し、
前記q軸コア部は、内周側周方向幅中心(P1)に対して外周側周方向幅中心(P2)がロータ回転方向側にずれているとともに、
前記第1フラックスバリアは、前記q軸コア部側の壁面の外周側半分が内周側半分に対してロータ回転方向側へ突出し、前記第2フラックスバリアは、前記q軸コア部側の壁面の外周側半分が内周側半分に対してロータ回転方向側へ凹んでいることにより、
前記第1及び第2フラックスバリアは、前記q軸コア部側の内周側角部(35a,36a)に対して外周側角部(35b,36b)がロータ回転方向側にずれており、
V字状に配置された対をなす前記磁石収容孔の外周側中央部に設けられた中央磁石収容孔(37)を有し、前記中央磁石収容孔には、前記磁極の周方向中心を通る磁極中心線(C1)に対してロータ回転方向側に中心(P3)がずれた状態で中央磁石(38)が配置されていることを特徴とする。
2個で対をなし外周側に向かうにつれて互いに離間するようにV字状に配置された複数対の磁石収容孔(32a,32b)を有するロータコア(31)と、V字状に配置された対をなす前記磁石収容孔に収容されてそれぞれ1つの磁極を形成する複数対の永久磁石(33)と、を備えた回転電機のロータにおいて、
前記ロータコアは、周方向に隣接し極性が異なる2つの前記磁極の間に位置するq軸コア部(34)を有し、前記q軸コア部は、内周側周方向幅中心(P1)に対して外周側周方向幅中心(P2)が周方向にずれているとともに、V字状に配置された対をなす前記磁石収容孔の外周側中央部に設けられた中央磁石収容孔(37)を有し、前記中央磁石収容孔には、前記磁極の周方向中心を通る磁極中心線(C1)に対して周方向に中心(P3)がずれた状態で中央磁石(38)が配置されており、
前記q軸コア部の外周側周方向幅中心(P2)のずれ幅である電気角θと前記中央磁石の中心のずれ幅である電気角βとの合計が結果的に互いに離れる方向にずれていることにより、リラクタンストルクとマグネットトルクの位相差が電気角で30度となるようにされていることを特徴とする。
実施形態1のロータ30Aは、例えば車両用モータとして使用される回転電機1に搭載されるものであって、この回転電機1は、図1に示すように、ハウジング10と、ステータコア21及びステータコイル22を有し電機子として働くステータ20と、埋設された複数の永久磁石33により周方向に極性が交互に異なる磁極が形成されて界磁として働くロータ30と、を備えている。
実施形態2のロータ30Bは、実施形態1のロータ30Aと同様に、車両用モータとして使用される回転電機1に搭載されるものである。このロータ30Bは、図6に示すように、複数対の磁石収容孔32a,32b、q軸コア部34並びに第1及び第2フラックスバリア35,36等を有するロータコア31と、各磁石収容孔32a,32bにそれぞれ埋設された複数の永久磁石33と、を備えている。
実施形態3のロータ30Cは、実施形態1のロータ30Aと同様に、車両用モータとして使用される回転電機1に搭載されるものである。このロータ30Cは、図9に示すように、複数対の磁石収容孔32a,32b、q軸コア部34、第1及び第2フラックスバリア35,36、中央磁石収容孔37並びに中央磁石38等を有するロータコア31と、各磁石収容孔32a,32bにそれぞれ埋設された複数の永久磁石33と、を備えている。
実施形態4のロータ30Dは、図12に示すように、実施形態2のロータ30B(図6参照)と実施形態3のロータ30C(図9参照)の特徴構成を組み合わせたものである。即ち、実施形態4のロータ30Dは、ロータコア31のq軸コア部34が、内周側周方向幅中心P1に対して外周側周方向幅中心P2が反ロータ回転方向側にずれている点で、実施形態3のロータ30Cと異なる。よって、実施形態3と共通する部材や構成についての詳しい説明は省略し、異なる点及び重要な点について説明する。なお、実施形態3と共通する部材については、同じ符号を用いる。
実施形態5のロータ30Eは、図13に示すように、ロータコア31のq軸コア部34が、内周側周方向幅中心P1に対して外周側周方向幅中心P2がロータ回転方向側にずれている点で、実施形態1のロータ30A(図2参照)と異なる。よって、実施形態1と共通する部材や構成についての詳しい説明は省略し、異なる点及び重要な点について説明する。なお、実施形態1と共通する部材については、同じ符号を用いる。
実施形態6のロータ30Fは、図16に示すように、ロータコア31のq軸コア部34が、内周側周方向幅中心P1に対して外周側周方向幅中心P2がロータ回転方向側にずれている点で、実施形態2のロータ30B(図6参照)と異なる。よって、実施形態2と共通する部材や構成についての詳しい説明は省略し、異なる点及び重要な点について説明する。なお、実施形態2と共通する部材については、同じ符号を用いる。
実施形態7のロータ30Gは、図17に示すように、実施形態3のロータ30C(図9参照)と実施形態6のロータ30F(図16参照)の特徴構成を組み合わせたものである。即ち、実施形態7のロータ30Gは、ロータコア31のq軸コア部34が、内周側周方向幅中心P1に対して外周側周方向幅中心P2がロータ回転方向側にずれている点で、実施形態3のロータ30Cと異なる。よって、実施形態3と共通する部材や構成についての詳しい説明は省略し、異なる点及び重要な点について説明する。なお、実施形態3と共通する部材については、同じ符号を用いる。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更することが可能である。
Claims (15)
- 周方向に配列された複数の磁石収容孔(32)を有するロータコア(31)と、前記磁石収容孔に収容されて周方向に極性が交互に異なる複数の磁極を形成する複数の永久磁石(33)と、を備えた回転電機のロータにおいて、
前記ロータコアは、周方向に隣接し極性が異なる2つの前記磁極の間に位置するq軸コア部(34)と、それぞれ前記q軸コア部と前記q軸コア部の周方向に位置する磁石収容孔に収容されている前記永久磁石との間に形成された、前記q軸コア部の反ロータ回転方向側に位置する第1フラックスバリア(35)及び前記q軸コア部のロータ回転方向側に位置する第2フラックスバリア(36)とを有し、
前記q軸コア部は、内周側周方向幅中心(P1)に対して外周側周方向幅中心(P2)が反ロータ回転方向側にずれているとともに、
前記第1フラックスバリアは、前記q軸コア部側の壁面の外周側半分が内周側半分に対して反ロータ回転方向側へ突出し、前記第2フラックスバリアは、前記q軸コア部側の壁面の外周側半分が内周側半分に対して反ロータ回転方向側へ凹んでいることにより、
前記第1及び第2フラックスバリアは、前記q軸コア部側の内周側角部(35a,36a)に対して外周側角部(35b,36b)が反ロータ回転方向側にずれていることを特徴とする回転電機のロータ。 - 請求項1に記載の回転電機のロータにおいて、
前記磁極の周方向両側に位置する2つの前記q軸コア部、並びに前記第1及び第2フラックスバリアは、前記磁極の周方向中心を通る磁極中心線(C1)を基準にしてそれぞれ非対称形状に形成されていることを特徴とする回転電機のロータ。 - 請求項1又は2に記載の回転電機のロータにおいて、
前記q軸コア部の前記内周側周方向幅中心と前記外周側周方向幅中心との反ロータ回転方向側へのずれ幅θ(電気角)は、0度<θ<6.9度の範囲に設定されていることを特徴とする回転電機のロータ。 - 請求項3に記載の回転電機のロータにおいて、
前記q軸コア部の前記内周側周方向幅中心と前記外周側周方向幅中心との反ロータ回転方向側へのずれ幅θ(電気角)は、2度≦θ≦4度の範囲に設定されていることを特徴とする回転電機のロータ。 - 2個で対をなし外周側に向かうにつれて互いに離間するようにV字状に配置された複数対の磁石収容孔(32a,32b)を有するロータコア(31)と、V字状に配置された対をなす前記磁石収容孔に収容されてそれぞれ1つの磁極を形成する複数対の永久磁石(33)と、を備え、出力トルク内においてリラクタンストルク比率が大きくマグネットトルク比率が小さい回転電機のロータにおいて、
前記磁石収容孔の各対及び前記永久磁石の各対は、前記磁極の周方向中心を通る磁極中心線(C1)に対して線対称となる状態に配置され、
前記ロータコアは、V字状に配置された対をなす前記磁石収容孔の外周側中央部に設けられた中央磁石収容孔(37)を有し、前記中央磁石収容孔には、前記磁極中心線(C1)に対してロータ回転方向側に中心(P3)がずれた状態で中央磁石(38)が配置されていることを特徴とする回転電機のロータ。 - 請求項5に記載の回転電機のロータにおいて、
前記中央磁石の中心の前記磁極中心線に対するロータ回転方向側へのずれ幅β(電気角)は、β<6.9度の範囲に設定されていることを特徴とする回転電機のロータ。 - 請求項5に記載の回転電機のロータにおいて、
前記ロータコアは、周方向に隣接し極性が異なる2つの前記磁極の間に位置するq軸コア部(34)を有し、
前記q軸コア部は、内周側周方向幅中心(P1)に対して外周側周方向幅中心(P2)が反ロータ回転方向側にずれていることを特徴とする回転電機のロータ。 - 請求項6に記載の回転電機のロータにおいて、
前記ロータコアは、周方向に隣接し極性が異なる2つの前記磁極の間に位置するq軸コア部(34)を有し、
前記q軸コア部は、内周側周方向幅中心(P1)に対して外周側周方向幅中心(P2)が反ロータ回転方向側にずれており、前記外周側周方向幅中心の反ロータ回転方向側へのずれ幅θ(電気角)は、2度≦θ≦4度の範囲に設定されていることを特徴とする回転電機のロータ。 - 周方向に配列された複数の磁石収容孔(32)を有するロータコア(31)と、前記磁石収容孔に収容されて周方向に極性が交互に異なる複数の磁極を形成する複数の永久磁石(33)と、を備えた回転電機のロータにおいて、
前記ロータコアは、周方向に隣接し極性が異なる2つの前記磁極の間に位置するq軸コア部(34)と、それぞれ前記q軸コア部と前記q軸コア部の周方向に位置する磁石収容孔に収容されている前記永久磁石との間に形成された、前記q軸コア部の反ロータ回転方向側に位置する第1フラックスバリア(35)及び前記q軸コア部のロータ回転方向側に位置する第2フラックスバリア(36)とを有し、
前記q軸コア部は、内周側周方向幅中心(P1)に対して外周側周方向幅中心(P2)がロータ回転方向側にずれているとともに、
前記第1フラックスバリアは、前記q軸コア部側の壁面の外周側半分が内周側半分に対してロータ回転方向側へ突出し、前記第2フラックスバリアは、前記q軸コア部側の壁面の外周側半分が内周側半分に対してロータ回転方向側へ凹んでいることにより、
前記第1及び第2フラックスバリアは、前記q軸コア部側の内周側角部(35a,36a)に対して外周側角部(35b,36b)がロータ回転方向側にずれていることを特徴とする回転電機のロータ。 - 請求項9に記載の回転電機のロータにおいて、
前記磁極の周方向両側に位置する2つの前記q軸コア部、並びに前記第1及び第2フラックスバリアは、前記磁極の周方向中心を通る磁極中心線(C1)を基準にしてそれぞれ非対称形状に形成されていることを特徴とする回転電機のロータ。 - 請求項9又は10に記載の回転電機のロータにおいて、
前記q軸コア部の前記内周側周方向幅中心と前記外周側周方向幅中心とのロータ回転方向側へのずれ幅θ(電気角)は、θ=15度となるように設定されていることを特徴とする回転電機のロータ。 - 2個で対をなし外周側に向かうにつれて互いに離間するようにV字状に配置された複数対の磁石収容孔(32a,32b)を有するロータコア(31)と、V字状に配置された対をなす前記磁石収容孔に収容されてそれぞれ1つの磁極を形成する複数対の永久磁石(33)と、を備えた回転電機のロータにおいて、
前記ロータコアは、周方向に隣接し極性が異なる2つの前記磁極の間に位置するq軸コア部(34)と、それぞれ前記q軸コア部と前記q軸コア部の周方向に位置する磁石収容孔に収容されている前記永久磁石との間に形成された、前記q軸コア部の反ロータ回転方向側に位置する第1フラックスバリア(35)及び前記q軸コア部のロータ回転方向側に位置する第2フラックスバリア(36)とを有し、
前記q軸コア部は、内周側周方向幅中心(P1)に対して外周側周方向幅中心(P2)がロータ回転方向側にずれているとともに、
前記第1フラックスバリアは、前記q軸コア部側の壁面の外周側半分が内周側半分に対してロータ回転方向側へ突出し、前記第2フラックスバリアは、前記q軸コア部側の壁面の外周側半分が内周側半分に対してロータ回転方向側へ凹んでいることにより、
前記第1及び第2フラックスバリアは、前記q軸コア部側の内周側角部(35a,36a)に対して外周側角部(35b,36b)がロータ回転方向側にずれており、
V字状に配置された対をなす前記磁石収容孔の外周側中央部に設けられた中央磁石収容孔(37)を有し、前記中央磁石収容孔には、前記磁極の周方向中心を通る磁極中心線(C1)に対してロータ回転方向側に中心(P3)がずれた状態で中央磁石(38)が配置されていることを特徴とする回転電機のロータ。 - 請求項12に記載の回転電機のロータにおいて、
前記中央磁石の中心の前記磁極中心線に対するロータ回転方向側へのずれ幅β(電気角)は、β=7.5度となるように設定されていることを特徴とする回転電機のロータ。 - 2個で対をなし外周側に向かうにつれて互いに離間するようにV字状に配置された複数対の磁石収容孔(32a,32b)を有するロータコア(31)と、V字状に配置された対をなす前記磁石収容孔に収容されてそれぞれ1つの磁極を形成する複数対の永久磁石(33)と、を備えた回転電機のロータにおいて、
前記ロータコアは、周方向に隣接し極性が異なる2つの前記磁極の間に位置するq軸コア部(34)を有し、前記q軸コア部は、内周側周方向幅中心(P1)に対して外周側周方向幅中心(P2)が周方向にずれているとともに、V字状に配置された対をなす前記磁石収容孔の外周側中央部に設けられた中央磁石収容孔(37)を有し、前記中央磁石収容孔には、前記磁極の周方向中心を通る磁極中心線(C1)に対して周方向に中心(P3)がずれた状態で中央磁石(38)が配置されており、
前記q軸コア部の外周側周方向幅中心(P2)のずれ幅である電気角θと前記中央磁石の中心のずれ幅である電気角βとの合計が結果的に互いに離れる方向にずれていることにより、リラクタンストルクとマグネットトルクの位相差が電気角で30度となるようにされていることを特徴とする回転電機のロータ。 - 請求項14に記載の回転電機のロータにおいて、
前記q軸コア部の前記外周側周方向幅中心のずれ方向と前記中央磁石の中心のずれ方向は、共にロータ回転方向側であることを特徴とする回転電機のロータ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015092093A JP6390506B2 (ja) | 2015-04-28 | 2015-04-28 | 回転電機のロータ |
US15/140,615 US10411535B2 (en) | 2015-04-28 | 2016-04-28 | Rotor for rotating electric machine |
US16/523,187 US10644550B2 (en) | 2015-04-28 | 2019-07-26 | Rotor for rotating electric machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015092093A JP6390506B2 (ja) | 2015-04-28 | 2015-04-28 | 回転電機のロータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016208805A JP2016208805A (ja) | 2016-12-08 |
JP6390506B2 true JP6390506B2 (ja) | 2018-09-19 |
Family
ID=57205391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015092093A Active JP6390506B2 (ja) | 2015-04-28 | 2015-04-28 | 回転電機のロータ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US10411535B2 (ja) |
JP (1) | JP6390506B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6390506B2 (ja) | 2015-04-28 | 2018-09-19 | 株式会社デンソー | 回転電機のロータ |
CN110945754A (zh) * | 2017-08-22 | 2020-03-31 | 株式会社东芝 | 旋转电机 |
CN108566005B (zh) * | 2018-03-16 | 2020-10-30 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 转子结构、永磁辅助同步磁阻电机及电动汽车 |
CN111130238B (zh) * | 2018-10-30 | 2021-11-23 | 广东威灵电机制造有限公司 | 电机转子和电机 |
JP7107243B2 (ja) * | 2019-02-12 | 2022-07-27 | トヨタ自動車株式会社 | 回転電機 |
FR3094583B1 (fr) * | 2019-03-29 | 2021-03-12 | Ifp Energies Now | Rotor de machine électrique avec pôles asymétriques et aimants latéraux |
CN113410931B (zh) * | 2020-03-16 | 2023-01-31 | 安徽威灵汽车部件有限公司 | 电机的转子、电机和车辆 |
US11705766B2 (en) * | 2020-09-17 | 2023-07-18 | Hl Mando Corporation | Electric motor having permanent magnet rotor and stator |
CN114189077B (zh) * | 2021-12-13 | 2023-04-28 | 珠海格力电器股份有限公司 | 电机转子、电机 |
Family Cites Families (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4149514B2 (ja) * | 1995-11-20 | 2008-09-10 | ブリティッシュ・テレコミュニケーションズ・パブリック・リミテッド・カンパニー | 遠隔通信ネットワーク用の故障管理システム |
US5811904A (en) * | 1996-03-21 | 1998-09-22 | Hitachi, Ltd. | Permanent magnet dynamo electric machine |
US6008559A (en) * | 1997-07-22 | 1999-12-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Motor using a rotor including an interior permanent magnet |
JP3403690B2 (ja) * | 2000-03-02 | 2003-05-06 | 株式会社日立製作所 | 永久磁石式回転電機を用いたハイブリット電気自動車 |
EP1233503A3 (en) * | 2001-02-14 | 2004-12-01 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Brushless DC motor and method of manufacturing brushless DC motor |
US6867526B2 (en) * | 2001-09-05 | 2005-03-15 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Brushless DC motor |
JP4396537B2 (ja) * | 2005-02-10 | 2010-01-13 | 三菱電機株式会社 | 永久磁石型モータ |
US7772736B2 (en) * | 2006-06-09 | 2010-08-10 | Hitachi Appliances, Inc. | Permanent magnet synchronous motor, rotor of the same, and compressor using the same |
JP5114963B2 (ja) * | 2007-02-13 | 2013-01-09 | ダイキン工業株式会社 | 永久磁石埋め込み型ロータ |
JP2008295282A (ja) * | 2007-04-23 | 2008-12-04 | Denso Corp | Pmシンクロナスモータ |
JP4492681B2 (ja) | 2007-11-16 | 2010-06-30 | 株式会社デンソー | 同期機 |
JP4708448B2 (ja) * | 2008-03-04 | 2011-06-22 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 回転電機および電気自動車 |
WO2010014844A2 (en) * | 2008-07-30 | 2010-02-04 | A.O. Smith Corporation | Interior permanent magnet motor including rotor with unequal poles |
US8179011B2 (en) * | 2008-12-17 | 2012-05-15 | Asmo Co., Ltd. | Brushless motor |
EP2555387A4 (en) * | 2010-03-30 | 2015-04-22 | Honda Motor Co Ltd | ELECTRIC STEEL PLATE FORM BODY, TURNING CORE, TURNING ELEMENT, ELECTRIC TURNING DEVICE AND VEHICLE |
JP5806073B2 (ja) * | 2010-10-19 | 2015-11-10 | アスモ株式会社 | ブラシレスモータ |
JP2012110213A (ja) * | 2010-10-25 | 2012-06-07 | Asmo Co Ltd | モータ |
JP5643127B2 (ja) | 2011-02-03 | 2014-12-17 | トヨタ自動車株式会社 | 回転電機用回転子 |
JP5990886B2 (ja) * | 2011-09-22 | 2016-09-14 | 日産自動車株式会社 | 回転子 |
JP6377543B2 (ja) * | 2014-11-21 | 2018-08-22 | 株式会社神戸製鋼所 | 磁石埋込型回転電機 |
JP6390506B2 (ja) | 2015-04-28 | 2018-09-19 | 株式会社デンソー | 回転電機のロータ |
-
2015
- 2015-04-28 JP JP2015092093A patent/JP6390506B2/ja active Active
-
2016
- 2016-04-28 US US15/140,615 patent/US10411535B2/en active Active
-
2019
- 2019-07-26 US US16/523,187 patent/US10644550B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US10411535B2 (en) | 2019-09-10 |
US20190348879A1 (en) | 2019-11-14 |
JP2016208805A (ja) | 2016-12-08 |
US20160322872A1 (en) | 2016-11-03 |
US10644550B2 (en) | 2020-05-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6390506B2 (ja) | 回転電機のロータ | |
JP5757281B2 (ja) | 回転電機のロータ | |
JP5739651B2 (ja) | ロータ及びモータ | |
JP5372296B2 (ja) | 永久磁石型回転電機 | |
JP5765317B2 (ja) | 回転電機のロータ | |
JPWO2008139675A1 (ja) | 永久磁石埋設型電動機 | |
JP2007068357A (ja) | 回転電機の回転子及びそれを用いた回転電機 | |
JP5910464B2 (ja) | 回転電機のロータ | |
JP2017121152A (ja) | モータ | |
JP6048191B2 (ja) | マルチギャップ型回転電機 | |
JP5594303B2 (ja) | 回転電機 | |
US10236732B2 (en) | Inductor type rotary motor | |
WO2017171037A1 (ja) | ロータ及びロータの設計方法 | |
CN111869067B (zh) | 电动机 | |
JP5483582B2 (ja) | モータ | |
JP2018085877A (ja) | 回転電機 | |
JP2013207857A (ja) | ブラシレスモータ | |
WO2017014211A1 (ja) | モータ | |
JP2019017208A (ja) | 回転子及び永久磁石式回転電機 | |
JP2014039399A (ja) | マグネット補助型リラクタンスモータ用ロータ及びブラシレスモータ | |
JP2017121159A (ja) | モータ | |
JPWO2021106153A1 (ja) | 回転電機 | |
JP7074234B2 (ja) | モータ | |
JP5973601B2 (ja) | ロータ及びモータ | |
US20230179042A1 (en) | Rotary electric machine |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170728 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180418 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180508 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180709 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180724 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180806 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6390506 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |