JP6390219B2 - ファイル管理装置及びプログラム - Google Patents

ファイル管理装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6390219B2
JP6390219B2 JP2014140479A JP2014140479A JP6390219B2 JP 6390219 B2 JP6390219 B2 JP 6390219B2 JP 2014140479 A JP2014140479 A JP 2014140479A JP 2014140479 A JP2014140479 A JP 2014140479A JP 6390219 B2 JP6390219 B2 JP 6390219B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
execution
control unit
area
file management
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014140479A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016018368A (ja
Inventor
智 河村
智 河村
章 角田
章 角田
裕介 森田
裕介 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2014140479A priority Critical patent/JP6390219B2/ja
Publication of JP2016018368A publication Critical patent/JP2016018368A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6390219B2 publication Critical patent/JP6390219B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

本発明は、ファイル管理装置及びプログラムに関する。
記憶領域に記憶されたファイルを、ユーザの操作によらずに何らかのタイミングで変更又は削除する場合がある。例えば、特許文献1には、ファイル管理システムにおいて、最終アクセス時刻からの経過時間に応じてファイルを削除することが記載されている。また、特許文献1には、排他制御をファイル単位で行うことも記載されている。
特開平10−260875号公報
本発明の目的は、書換処理の実行を記憶領域の領域単位で制限できるようにすることにある。
本発明の請求項1に係る発明は、記憶領域のうちのある領域に格納されたファイルの使用状況を特定する特定部と、前記領域を対象とした書換処理を実行する処理実行部と、予め設定された時刻において、前記特定された使用状況が決められた条件を満たす場合に、前記書換処理の実行を遅延させるように制御する実行制御部とを備え、前記実行制御部は、前記ファイルにアクセスする特定のアプリケーションが起動され、かつ当該アプリケーションが入力を受け付ける状態でない場合において、前記領域に格納されたファイルに対する処理が実行中であるとき、該処理を取り消して前記書換処理を実行するように制御するファイル管理装置を提供する。
本発明の請求項2に係る発明は、請求項1に記載のファイル管理装置において、前記実行制御部は、前記領域に格納されたファイルが一覧表示されている場合に、前記書換処理の実行を遅延させる。
本発明の請求項3に係る発明は、請求項1に記載のファイル管理装置において、前記実行制御部は、前記ファイルがアクセスされている場合に、前記書換処理の実行を遅延させる。
本発明の請求項4に係る発明は、請求項1に記載のファイル管理装置において、前記実行制御部は、前記ファイルにアクセスする特定のアプリケーションがユーザの入力を受け付ける状態である場合に、前記書換処理の実行を遅延させる。
本発明の請求項5に係る発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のファイル管理装置において、前記実行制御部は、取り消した処理をユーザに通知する。
本発明の請求項に係る発明は、請求項1ないしのいずれか1項に記載のファイル管理装置において、前記特定部は、前記記憶領域の複数の領域のそれぞれについて、該領域に格納されたファイルの使用状況を特定し、前記処理実行部は、前記書換処理を前記複数の領域毎に実行し、前記実行制御部は、前記複数の領域のうちのいずれかの領域に格納されたファイルの少なくともいずれかの使用状況が前記条件を満たす場合に、当該領域を対象とした前記書換処理の実行を遅延させる。
本発明の請求項に係る発明は、請求項1ないしのいずれか1項に記載のファイル管理装置において、前記書換処理は、前記領域に格納されたファイルを他の領域に格納されたファイルと同期する第1処理と、前記領域に格納されたファイルを削除する第2処理とを含み、前記実行制御部は、前記処理実行部により実行される処理が前記第1処理である場合と前記第2処理である場合とで異なる前記条件を用いる。
本発明の請求項に係る発明は、コンピュータを、記憶領域のうちのある領域に格納されたファイルの使用状況を特定する特定部と、前記領域を対象とした書換処理を実行する処理実行部と、予め設定された時刻において、前記特定された使用状況が決められた条件を満たす場合に、前記書換処理の実行を遅延させるように制御する実行制御部として機能させるためのプログラムであって、前記実行制御部は、前記ファイルにアクセスする特定のアプリケーションが起動され、かつ当該アプリケーションが入力を受け付ける状態でない場合において、前記領域に格納されたファイルに対する処理が実行中であるとき、該処理を取り消して前記書換処理を実行するように制御するプログラムを提供する。
本発明の請求項に係る発明は、請求項1ないし7のいずれか1項に記載のファイル管理装置において、前記処理実行部は、前記領域を対象とした削除処理及び同期処理を実行、第1時刻及び第2時刻を設定する設定部を更に備え前記実行制御部は、前記特定された使用状況が決められた条件を満たす場合に、前記設定された第1時刻において前記削除処理を実行し、前記設定された第2時刻において前記同期処理の実行を遅延させるように制御する。
請求項1、に係る発明によれば、書換処理の実行を記憶領域の領域単位で制限することが可能であるとともに、実行中の処理を取り消さずに書換処理を実行する場合に比べ、書換処理を早く実行することができる
請求項2に係る発明によれば、ユーザがファイルを閲覧しているときに書換処理が実行されないようにすることが可能である。
請求項3に係る発明によれば、書換処理によってファイルに対するアクセスを阻害しないようにすることが可能である。
請求項4に係る発明によれば、特定のアプリケーションによるファイルのアクセスを阻害しないようにすることが可能である
求項に係る発明によれば、取り消された処理があることをユーザが認識することが可能である。
請求項に係る発明によれば、書換処理を領域毎に実行することが可能である。
請求項に係る発明によれば、遅延の態様を第1処理の場合と第2処理の場合とで異ならせることが可能である。
請求項に係る発明によれば、ファイルの使用状況が決められた条件を満たす場合に同期処理と削除処理の双方を遅延させて実行する場合に比べて、削除処理を設定された時刻により確実に実行することが可能である。
ファイル管理システムの全体構成を示すブロック図 サーバ装置のハードウェア構成を示すブロック図 クライアント装置のハードウェア構成を示すブロック図 クライアント装置の機能的構成を示すブロック図 クライアント装置が実行する処理を示すフローチャート クライアント装置が実行する処理を示すフローチャート クライアント装置が実行する処理を示すフローチャート
[実施例]
図1は、本発明の一実施例に係るファイル管理システム10の全体構成を示すブロック図である。ファイル管理システム10は、サーバ装置100と、複数のクライアント装置200とを備え、これらをネットワーク300によって接続した構成を有する。ネットワーク300は、インターネット、移動通信網、LAN(Local Area Network)などである。
サーバ装置100は、ファイルを蓄積したコンピュータ装置である。ここでいうファイルは、例えば文書ファイルであるが、必ずしも文書ファイルのみに限定されない。サーバ装置100は、クライアント装置200に対してファイルを供給するサービスを提供する。このサービスは、クラウドコンピューティングを利用したクラウドサービスであるともいえる。なお、サーバ装置100が記憶するファイルは、必要に応じて更新される。
クライアント装置200は、ユーザに使用され、ファイルを出力するコンピュータ装置である。ここでいう出力は、画像の表示や音声の再生を含む。クライアント装置200は、例えば、いわゆるタブレット端末やスマートフォンといった無線通信端末であるが、デスクトップ型のパーソナルコンピュータであってもよく、ファイルを出力する機能を有していればその形態は特に限定されない。なお、本実施例において、クライアント装置200は、複数のユーザによって共用されるものである。
図2は、サーバ装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。サーバ装置100は、制御部110と、記憶部120と、通信部130とを備える。なお、サーバ装置100は、ここでは単一の装置として記載されているが、複数の装置によって処理を分散的に実行するように構成されてもよい。
制御部110は、サーバ装置100の各部の動作を制御する手段である。制御部110は、CPU(Central Processing Unit)などの演算処理装置と主記憶装置に相当するメモリとを備え、プログラムを実行することによってデータの読み書きや送受信を制御する。
記憶部120は、データを記憶する手段である。記憶部120は、ハードディスクや半導体メモリによって構成される。記憶部120に記憶されるデータには、上述したファイルが含まれる。記憶部120は、ファイルをディレクトリ(フォルダ)によって分類した形態で記憶している。
通信部130は、データを送受信する手段である。通信部130は、ネットワーク300に接続するための通信インターフェースを備え、ネットワーク300を介して、クライアント装置200から送信されたデータを受信するとともにクライアント装置200にデータを送信する。
図3は、クライアント装置200のハードウェア構成を示すブロック図である。クライアント装置200は、制御部210と、記憶部220と、通信部230と、入力部240と、出力部250とを備える。また、出力部250は、表示部251を含んで構成される。
制御部210は、クライアント装置200の各部の動作を制御する手段である。制御部210は、CPU、アプリケーションプロセッサなどの演算処理装置とメモリとを備え、プログラムを実行することによりクライアント装置200の各部の動作を制御する。なお、本実施例において、制御部210は、複数のプロセスを切り替えて並行的に実行する機能(いわゆるマルチタスク機能)を有する。
制御部210が実行するプログラムには、ファイルを管理するための特定のアプリケーションプログラムが含まれる。このアプリケーションプログラムのことを、以下においては「ファイル管理アプリケーション」という。また、制御部210が実行するプログラムには、文書ファイルを添付した電子メールを送信するアプリケーションプログラムや、文書ファイルをプリンタで出力するためのアプリケーションプログラムや、文書ファイルを編集するアプリケーションプログラムがさらに含まれてもよい。
なお、制御部210は、複数のプロセッサによって構成され、あるプロセッサにおいては通信を制御し、別のプロセッサにおいては画像の表示を制御する、といったように、処理を分散的に実行するように構成されてもよい。
記憶部220は、データを記憶する手段である。記憶部220は、フラッシュメモリなどによって構成されるが、いわゆるメモリカード、すなわち着脱可能な記憶媒体とそのリーダライタを含んで構成されてもよい。記憶部220は、記憶領域のうちのある領域にファイルを格納している。この領域は、ファイル管理アプリケーションに割り当てられた当該アプリケーションのための領域である。
以下においては、ファイル管理アプリケーションに割り当てられた領域のことを「ファイル領域」という。ファイル領域は、ディレクトリによってさらに複数の領域に分割されていてもよい。なお、ファイル領域は、記憶領域において物理的に連続した領域である必要はない。
通信部230は、データを送受信する手段である。通信部230は、ネットワーク300に接続するための有線又は無線の通信インターフェースを備え、サーバ装置100との間でファイルなどのデータを送受信する。
入力部240は、ユーザの操作に応じたデータを入力する手段である。入力部240は、例えば、キーパッドやキーボードであるが、表示部251に設けられたタッチスクリーンセンサであってもよい。入力部240は、ユーザの操作を表す入力データを制御部210に供給する。なお、入力部240は、マイクロホンを介して音声の入力を受け付けるように構成されてもよい。
出力部250は、データをユーザに知覚されるように変換して出力する手段である。このうち、表示部251は、データを視覚的に出力(すなわち表示)する手段である。出力部250は、表示部251のほかに、スピーカやバイブレータを備えてもよい。すなわち、出力部250は、音声や振動によってユーザに情報(クライアント装置200の状態など)を伝達してもよい。
ファイル管理システム10の構成は、以上のとおりである。この構成のもと、クライアント装置200は、ユーザの操作に応じて情報を表示する。例えば、クライアント装置200は、ファイル領域に格納されているファイルを一覧表示する。この場合、クライアント装置200は、ファイル領域をフォルダ単位で表示するとともに、当該フォルダに格納されているファイルを表すアイコン(サムネイルなど)やファイル名を表示する。また、クライアント装置200は、一覧表示されたファイルのいずれかがユーザによって選択されると、選択されたファイルを開いてその実体(文書など)を表示する。ファイルに関するこれらの表示機能は、ファイル管理アプリケーションによって実現される。
ファイル管理アプリケーションは、ファイルの表示機能のほかに、ファイルの削除機能と同期機能とを有する。ここにおいて、削除機能とは、ファイル領域に格納されたファイルをフォルダ単位で削除する機能をいう。また、同期機能とは、ファイル領域の特定のフォルダの内容をサーバ装置200の特定のフォルダの内容と一致させる機能をいう。すなわち、ここでいう同期は、双方向ではなく一方向のファイル同期である。削除機能及び同期機能は、いずれも、ファイル単位ではなくフォルダ単位(すなわちファイル領域を構成する領域単位)で、当該フォルダ全体を対象としてデータの書き換えを行うものである。
クライアント装置200は、ファイル管理アプリケーションを実行することにより、ある条件を満たした場合にファイルの削除及び同期、すなわち書き換えを行うように構成されている。ファイルの書き換えを行う基本的な条件は、当該処理を実行する時刻である。クライアント装置200は、ファイル管理アプリケーションを実行することにより、予め設定された時刻にファイルの削除及び同期を行うように構成されている。
ただし、クライアント装置200は、予め設定された時刻にファイルの削除及び同期を実行できない場合がある。例えば、クライアント装置200は、予め設定された時刻において、(削除機能及び同期機能を有する)ファイル管理アプリケーションが起動していなかったり、あるいはクライアント装置200自体の電源がオフになっていたりした場合には、ファイルの削除及び同期を実行することができない。このような場合、クライアント装置200は、予め設定された時刻が経過した後、ファイルの削除及び同期を実行可能な状態になったら、ファイルの削除及び同期を実行する。
また、クライアント装置200は、ファイル領域に格納されたファイルの使用状況に応じて、ファイルの削除及び同期を遅延させる場合がある。ファイル管理アプリケーションには、ファイルの削除及び同期を遅延させる条件として1又は複数の条件が予め決められている。この条件のことを、以下においては「遅延条件」という。
なお、ファイルの削除を行う時刻とファイルの同期を行う時刻は、同じであってもよいが、必ずしも一致しなくてよい。例えば、ファイルの削除は、あるユーザが使用を終え、次のユーザが使用を開始する前に、先のユーザが使用したファイルを削除するために行われる。そのため、ファイルの削除は、いずれのユーザも使用していない可能性が高い時刻(深夜など)に1日1回だけ実行されるのが望ましい。一方、ファイルの同期は、1時間に1回程度の頻度で実行されてもよい。
図4は、ファイル管理アプリケーションが実現する機能的構成を示すブロック図である。クライアント装置200の制御部210は、ファイル管理アプリケーションを実行することによって、特定部211、処理実行部212、設定部213及び実行制御部214に相当する機能を実現する。
特定部211は、ファイル領域に格納されたファイルの使用状況を特定する手段である。特定部211は、ファイル領域に格納された各ファイルについて、使用状況をそれぞれ特定する。ここでいうファイルの使用状況は、例えば、当該ファイルが一覧表示されている状態、当該ファイルがアクセスされている状態、当該ファイルに対して何らかの処理が実行中である場合などである。また、ここでいう使用状況には、当該ファイルを扱うアプリケーション(すなわちファイル管理アプリケーション)の状態も含まれ得る。例えば、ファイル管理アプリケーションが実行中であって、ユーザからの入力を受け付ける状態であれば、ファイル領域に格納されたファイルは使用され得る状態にあるため、この状態は当該ファイルの使用状況の判断に資する状態であるといえる。
処理実行部212は、ファイルの書換処理を実行する手段である。ここでいう書換処理は、記憶領域に格納されたデータの少なくとも一部を別のデータに置き換える処理のことであり、削除機能による削除処理と同期機能による同期処理とを含む。また、処理実行部212は、書換処理をフォルダ単位で実行する機能を有する。したがって、処理実行部212は、あるフォルダについては予め設定された時刻に書換処理を実行する一方、別のフォルダについては別の時刻に書換処理を実行してもよい。
なお、ここでいうフォルダ単位の書き換えとは、当該フォルダに記憶されたデータの全てを書き換えるものに限定されない。例えば、同期処理を行う場合において、あるフォルダに格納されたファイルのうちの一部のファイルのみが変更されていて、残りのファイルが変更されていないときには、変更されているファイルのみが書き換えられてもよい。
設定部213は、書換処理を実行する時刻を設定する手段である。設定部213は、例えば、ユーザの操作に応じて時刻の設定を行う。なお、書換処理の実行時刻は、ファイル管理アプリケーションにおいてあらかじめ定義されていてもよいし、サーバ装置100から指定されてもよく、適当なタイミングで変更されてもよい。また、設定部213は、削除処理と同期処理とで異なる実行時刻を設定してもよいし、フォルダ毎に異なる実行時刻を設定してもよい。
実行制御部214は、処理実行部212による書換処理の実行を制御する手段である。実行制御部214は、典型的には、設定部213により設定された時刻に書換処理をじっこうさせる。ただし、実行制御部214は、書換処理の実行タイミングを制御する機能を有し、書換処理の実行を必要に応じて遅延させるように制御する。実行制御部214は、あるファイル領域に対して設定された時刻において、当該ファイル領域に格納されたファイルの使用状況が決められた条件を満たす場合に、当該ファイルが格納された領域(フォルダ)を対象とした書換処理を当該時刻よりも後に実行させるように制御する。
図5、6は、クライアント装置200がファイル管理アプリケーションに基づいて実行する処理を示すフローチャートである。図5は、書換処理が予定されている時刻(以下「設定時刻」という。)において、ファイル管理アプリケーションが実行中である場合の処理を示している。一方、図6は、設定時刻においてファイル管理アプリケーションが起動されておらず、その後に当該アプリケーションが起動された場合の処理を示している(ただし、図6に示す処理自体は、設定時刻においてファイル管理アプリケーションが起動されていたか否かを問わず、ファイル管理アプリケーションが起動時に実行する処理である。)。なお、ファイル管理アプリケーションが起動されていない状態には、クライアント装置200の電源がオンであるものの当該アプリケーションが起動されていない場合と、そもそもクライアント装置200の電源がオフである場合とが含まれる。また、クライアント装置200がいわゆるスリープ状態などにある状態も、ファイル管理アプリケーションが起動されていない状態に含まれ得る。
図5に示す処理において、クライアント装置200の制御部210は、現在時刻が設定時刻であるかを判断する(ステップSA1)。制御部210は、設定時刻に達するまでこの判断を繰り返す。なお、上述したように、設定時刻は、フォルダ毎に決められており、フォルダ毎に異なっていてもよいし共通であってもよい。また、設定時刻は、ファイルを同期する場合と削除する場合とで異なっていてもよい。すなわち、制御部210は、ステップSA1の判断をファイル毎に実行するとともに、同期処理と削除処理のそれぞれについて実行する。
あるフォルダの設定時刻に達したら、制御部210は、当該フォルダに格納されたファイルの使用状況を特定し、使用状況が遅延条件を満たすか否かを判断する(ステップSA2)。制御部210は、フォルダに複数のファイルが格納されている場合には、当該複数のファイルのうちの少なくともいずれかのファイルが遅延条件を満たしていれば、ここでの判断を肯定的(YES)としてよい。なお、ステップSA2における遅延条件は、本実施例においては同期処理と削除処理とで異なっているとするが、これらの処理に共通の条件が適用されてもよい。
制御部210は、ファイルの使用状況が遅延条件を満たす場合には、書換処理(ステップSA3)を遅延させる。具体的には、制御部210は、ステップSA2の判断が肯定的である場合には、当該判断が否定的(NO)になるまで書換処理を実行せずに待機する。ステップSA3において、制御部210は、使用状況が条件を満たしたファイルを格納したフォルダに対して書換処理を実行する。
最後に、制御部210は、書換処理を実行したフォルダの設定時刻を更新する(ステップSA4)。本実施例において、新たな設定時刻は、ステップSA3において実行した書換処理が削除処理と同期処理のいずれであるかによって異なる。新たな設定時刻は、例えば、削除処理の場合には、先の設定時刻の24時間後である一方、同期処理の場合には、先の設定時刻の1時間後であるとしてもよい。
なお、ステップSA2における遅延条件としては、例えば、以下の条件が考えられる。
(1)ファイル管理アプリケーションが入力を受け付ける状態である場合
(2)当該フォルダに格納されたファイルが一覧表示されている場合
(3)当該フォルダに格納されたファイルのいずれかがアクセスされている場合
条件(1)は、本実施例においては削除処理の遅延条件として適用される。ここにおいて、ファイル管理アプリケーションが入力を受け付ける状態とは、当該アプリケーションに対応するウィンドウが前面に表示されている状態などをいい、当該アプリケーションがアクティブな状態であるともいえる。一方、ファイル管理アプリケーションが起動されているものの、当該アプリケーションに対応するウィンドウが非表示であったり、あるいは当該ウィンドウと異なるウィンドウがより前面に表示されていたりする場合であれば、当該アプリケーションが入力を受け付けることがない状態に該当し得る。ファイル管理アプリケーションが入力を受け付ける状態とは、ユーザが当該アプリケーションを使用している(あるいは使用している可能性が高い)状態であるといえる。このような場合、制御部210は、ユーザがファイル管理アプリケーションのウィンドウを閉じるなどして当該アプリケーションの使用を実質的に終えたと判断してから削除処理を実行する。
条件(2)、(3)は、本実施例においては同期処理の遅延条件として適用される。例えば、あるフォルダに格納されたファイルの一覧をユーザが閲覧している場合において、当該フォルダを対象とする同期処理が実行されると、ユーザが意図しないタイミングでファイルが増減するなどしてファイルの操作性を阻害する可能性がある。このような場合、制御部210は、当該ファイルの同期処理を後回しにし、例えば他のファイルに対する同期処理を先に実行する。
また、ファイルに対するアクセスは、ユーザが当該ファイルを開いた状態のほか、当該ファイルに対してファイル管理アプリケーション以外のアプリケーションプログラムが処理を実行している状態を含む。例えば、ここでいうファイルへのアクセスには、当該ファイルのコピー又は編集、当該ファイルを添付した電子メールの作成、当該ファイルのプリンタによる出力などが含まれる。
なお、条件(3)を満たす場合には、ファイル管理アプリケーションがアクティブな場合とそうでない場合とが含まれる。例えば、あるフォルダに格納されたファイルに対して、ファイル管理アプリケーションがアクセスしておらず、かつ他のアプリケーションプログラムがアクセスしている場合には、ファイル管理アプリケーションがアクティブでないこともある。したがって、本実施例においては、ファイル管理アプリケーションが起動され、かつアクティブでない場合においては、削除処理は実行されるが、同期処理は実行されない場合もある。
次に、図6に示す処理の場合、すなわち、ファイル管理アプリケーションの起動時、制御部210は、現在時刻が設定時刻を過ぎているか否かを判断する(ステップSB1)。この判断が肯定的になるのは、例えば、図5に示した処理において書換処理が遅延したままファイル管理アプリケーションが終了した場合や、設定時刻においてファイル管理アプリケーションが実行されていなかった場合などである。一方、先の書換処理が実行され、設定時刻が更新された場合には、この判断が否定的になる。この場合、制御部210は、ステップSB2以降の処理を実行することなく処理を終え、以降はユーザの操作に応じた処理(すなわちファイルの表示機能に応じた処理)を実行する。
現在時刻が設定時刻を超過している場合、制御部210は、ユーザの操作を無効にする(ステップSB2)。すなわち、制御部210は、ファイル管理アプリケーションに対する入力を受け付けないように制御し、ファイルの表示等を行えないようにする。その後、制御部210は、遅延、すなわち延期させられていた書換処理を実行し(ステップSB3)、設定時刻を更新する(ステップSB4)。そして、制御部210は、書換処理が正常に終了したら、ステップSB2において無効にしたユーザの操作を有効にし、以降の処理(ファイルの表示等)を行えるようにする。
[変形例]
本発明は、上述した実施例に限定されることなく、例えば、以下に示す変形例のように実施されてもよい。また、本発明は、必要に応じて、複数の変形例を組み合わせ、又は一部を置換して実施されてもよい。
(1)クライアント装置200は、同期機能と削除機能のうちの一方のみを有していてもよい。また、クライアント装置200は、同期機能と削除機能とをそれぞれ独立したアプリケーションプログラムによって実現してもよい。なお、クライアント装置200は、サーバ装置200との同期機能を有しない場合には、通信端末でなくてもよい。
さらに、クライアント装置200は、予め設定された時刻に加え、ユーザが操作によって指定する適当なタイミングで同期処理又は削除処理を実行してもよい。なお、設定時刻は、ユーザが設定してもよいし、サーバ装置200側で設定されてもよい。
(2)上述した条件(1)が適用された場合、クライアント装置200は、ファイル管理アプリケーションが入力を受け付ける状態になければ、設定時刻において予定どおりに書換処理を実行する。しかし、この場合、書換対象のファイルに対して何らかの処理が実行中であることもある。このような場合、クライアント装置200は、実行中の処理が終了するまで書換処理を実行せずに待機してもよいが、実行中の処理を取り消して書換処理を実行してもよい。
また、クライアント装置200は、ファイルに対して実行されている処理に応じて当該処理を取り消すか否かを判断してもよい。例えば、クライアント装置200は、ファイル管理アプリケーション以外のアプリケーションプログラムによってファイルがアクセスされている場合や、ファイル管理アプリケーションが他のアプリケーションプログラムとの間でファイルに関するデータをやり取りしている場合には、ファイルに対して実行されている処理が終了してから書換処理を実行してもよい。また、クライアント装置200は、実行中の処理を取り消した場合、取り消した処理をユーザに通知してもよい。
図7は、実行中の処理を取り消す場合の書換処理を示すフローチャートである。図7に示す書換処理は、例えば、図5、6に示した書換処理(ステップSA3、SB3)と置き換えて実行されてもよい。この書換処理において、クライアント装置200の制御部210は、書換対象のフォルダに格納されているファイルのいずれかに対して処理が実行中であるか否かを判断する(ステップSC1)。
制御部210は、実行中の処理があれば、当該処理を取り消して強制的に終了させ(ステップSC2)、当該処理が終了してからフォルダ内のファイルを書き換える(ステップSC3)。一方、制御部210は、実行中の処理がなければステップSC2の処理をスキップ(省略)する。
その後、制御部210は、ファイル管理アプリケーションがアクティブな状態に遷移したか否かを判断し(ステップSC4)、アクティブな状態になったら、取り消した処理(すなわち強制終了した処理)があるか否かを判断する(ステップSC5)。制御部210は、取り消した処理がある場合には、当該処理をユーザに通知する(ステップSC6)。ステップSC6の処理は、例えば、ファイルに対して実行されていた処理を取り消したことをポップアップ表示する処理である。なお、制御部210は、このような表示にあわせて、音声を再生したりバイブレータによってクライアント装置200を振動させたりしてもよい。
(3)上述したように、削除処理の遅延条件と同期処理の遅延条件とは、必ずしも同一ではない。したがって、制御部210は、ある遅延条件を満たした場合において、同期処理については設定時刻から遅延させて実行する一方、削除処理については遅延させずに設定時刻どおりに実行したり、あるいは逆に、削除処理を遅延させて実行しつつ同期処理を設定時刻どおりに実行したりすることもある。例えば、条件(2)が同期処理の遅延条件としてのみ適用され、削除処理には適用されない場合においては、制御部210は、当該条件を満たしたとき、同期処理については設定時刻から遅延させて実行する一方、削除処理については遅延させることなく設定時刻に実行する。
具体例としては、上述した実施例のようにクライアント装置200が複数のユーザによって共用される場合には、あるユーザが使用(作成、編集など)したファイルを次のユーザが使用するまでに確実に削除したい、といった要請がユーザから生じることがある。このような場合において、条件(2)や条件(3)のような遅延条件を同期処理に適用し、削除処理には適用しないようにすると、同期処理については設定時刻から遅延して実行され得る一方で、削除処理については設定時刻から遅延することなく実行されるようになり、削除処理が設定時刻どおりに実行されず、次に使用するユーザの手に渡ってから実行される、といったことが生じなくなる。
(4)上述した実施例において、本発明に係るファイル管理装置に相当するのは、制御部210である。したがって、本発明に係るファイル管理装置は、記憶部220などの他の構成要素を必ずしも要しない。一方、本発明は、このファイル管理装置を含むコンピュータ装置の形態で提供されてもよいし、サーバ装置をさらに備えたファイル管理システムの形態で提供されてもよい。
また、本発明は、コンピュータを本発明に係るファイル管理装置として機能させるためのプログラムの形態で提供されてもよい。また、このプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよい。また、このプログラムは、有線又は無線の通信手段を介して外部装置(サーバ装置等)からコンピュータ装置にダウンロードされてもよい。
10…ファイル管理システム、100…サーバ装置、200…クライアント装置、210…制御部、211…特定部、212…処理実行部、213…設定部、214…実行制御部、220…記憶部、230…通信部、240…入力部、250…出力部、251…表示部、300…ネットワーク

Claims (9)

  1. 記憶領域のうちのある領域に格納されたファイルの使用状況を特定する特定部と、
    前記領域を対象とした書換処理を実行する処理実行部と、
    予め設定された時刻において、前記特定された使用状況が決められた条件を満たす場合に、前記書換処理の実行を遅延させるように制御する実行制御部と
    を備え
    前記実行制御部は、前記ファイルにアクセスする特定のアプリケーションが起動され、かつ当該アプリケーションが入力を受け付ける状態でない場合において、前記領域に格納されたファイルに対する処理が実行中であるとき、該処理を取り消して前記書換処理を実行するように制御す
    ファイル管理装置。
  2. 前記実行制御部は、前記領域に格納されたファイルが一覧表示されている場合に、前記書換処理の実行を遅延させる
    請求項1に記載のファイル管理装置。
  3. 前記実行制御部は、前記ファイルがアクセスされている場合に、前記書換処理の実行を遅延させる
    請求項1に記載のファイル管理装置。
  4. 前記実行制御部は、前記ファイルにアクセスする特定のアプリケーションがユーザの入力を受け付ける状態である場合に、前記書換処理の実行を遅延させる
    請求項1に記載のファイル管理装置。
  5. 記実行制御部は、取り消した処理をユーザに通知する
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載のファイル管理装置。
  6. 記特定部は、前記記憶領域の複数の領域のそれぞれについて、該領域に格納されたファイルの使用状況を特定し、
    前記処理実行部は、前記書換処理を前記複数の領域毎に実行し、
    前記実行制御部は、前記複数の領域のうちのいずれかの領域に格納されたファイルの少なくともいずれかの使用状況が前記条件を満たす場合に、当該領域を対象とした前記書換処理の実行を遅延させる
    請求項1ないしのいずれか1項に記載のファイル管理装置。
  7. 記書換処理は、前記領域に格納されたファイルを他の領域に格納されたファイルと同期する第1処理と、前記領域に格納されたファイルを削除する第2処理とを含み、
    前記実行制御部は、前記処理実行部により実行される処理が前記第1処理である場合と前記第2処理である場合とで異なる前記条件を用いる
    請求項1ないしのいずれか1項に記載のファイル管理装置。
  8. ンピュータを、
    記憶領域のうちのある領域に格納されたファイルの使用状況を特定する特定部と、
    前記領域を対象とした書換処理を実行する処理実行部と、
    予め設定された時刻において、前記特定された使用状況が決められた条件を満たす場合に、前記書換処理の実行を遅延させるように制御する実行制御部
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記実行制御部は、前記ファイルにアクセスする特定のアプリケーションが起動され、かつ当該アプリケーションが入力を受け付ける状態でない場合において、前記領域に格納されたファイルに対する処理が実行中であるとき、該処理を取り消して前記書換処理を実行するように制御する
    プログラム
  9. 前記処理実行部は、前記領域を対象とした削除処理及び同期処理を実行し、
    第1時刻及び第2時刻を設定する設定部
    を更に備え、
    前記実行制御部は、前記特定された使用状況が決められた条件を満たす場合に、前記設定された第1時刻において前記削除処理を実行し、前記設定された第2時刻において前記同期処理の実行を遅延させるように制御する
    請求項1ないし7のいずれか1項に記載のファイル管理装置
JP2014140479A 2014-07-08 2014-07-08 ファイル管理装置及びプログラム Active JP6390219B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014140479A JP6390219B2 (ja) 2014-07-08 2014-07-08 ファイル管理装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014140479A JP6390219B2 (ja) 2014-07-08 2014-07-08 ファイル管理装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016018368A JP2016018368A (ja) 2016-02-01
JP6390219B2 true JP6390219B2 (ja) 2018-09-19

Family

ID=55233554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014140479A Active JP6390219B2 (ja) 2014-07-08 2014-07-08 ファイル管理装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6390219B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3741388B2 (ja) * 1994-09-08 2006-02-01 株式会社日立製作所 データベースの予約アクセス処理方法
US5701457A (en) * 1994-09-08 1997-12-23 Hitachi, Ltd. Method of designated time interval reservation access process of online updating and backing up of large database versions without reserving exclusive control
JPH1011344A (ja) * 1996-06-24 1998-01-16 Mitsubishi Electric Corp データ・バックアップ方法
JP2006053737A (ja) * 2004-08-11 2006-02-23 Nec Corp レプリケーションシステム及びレプリケーション方法
JP2014038506A (ja) * 2012-08-17 2014-02-27 Fuji Xerox Co Ltd データ記憶装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016018368A (ja) 2016-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6381776B2 (ja) コンテンツアイテムの共有のための未登録ユーザアカウントの生成
JP7166741B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、情報処理システム、及び、プログラム
JP5773787B2 (ja) 情報処理装置およびその制御方法およびプログラム
JP2016529599A (ja) コンテンツクリップボードの同期
EP2375360A1 (en) Personal information exchanging system, personal information providing apparatus, data processing method therefor, and computer program therefor
US20100115254A1 (en) Synchronization in Multiple Environments
JP2016516233A (ja) コンテンツアイテムの共有
CN107291839A (zh) 分享图片的方法和设备
JP6142527B2 (ja) 設定情報管理プログラム、情報処理装置及び設定情報管理方法
JP5500704B2 (ja) アプリケーション同期方法及びプログラム
RU2546326C2 (ru) Совместное использование планирования работ в электронной записной книжке
JP2009049679A (ja) 画像処理装置、画像処理装置制御プログラム及び画像処理システム
US10365880B2 (en) Data processing apparatus, data processing method, and non-transitory computer readable medium
JP6390219B2 (ja) ファイル管理装置及びプログラム
JP6163475B2 (ja) 画面共有システム、画面共有サーバ、画面共有システムの制御方法、およびプログラム
JP4829368B1 (ja) ファイル処理プログラム、装置及び方法
JP6287335B2 (ja) 端末装置、情報処理システム、情報送信方法及びプログラム
WO2019184317A1 (zh) 设置背景图片的方法、装置、设备及存储介质
US8922841B2 (en) Image processing apparatus and method for controlling the same
JP2002334010A (ja) 広域ネットワークシステム
JP6442915B2 (ja) 通信端末、通信システム及びプログラム
US9430226B2 (en) Mobile information terminal has replacement portion performing replacement processing for moving temporary setting data to storage device
JP5984400B2 (ja) 記憶装置およびその制御方法、並びにプログラム
JP6572679B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
KR20090119436A (ko) 휴대용 저장 장치에 저장된 컨텐트들과 관련된 서비스를제공하는 방법 및 그 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180320

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180529

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180724

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180806

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6390219

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350