JP2016529599A - コンテンツクリップボードの同期 - Google Patents

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エヴゲニー ロギノフ
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    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/54Interprogram communication
    • G06F9/543User-generated data transfer, e.g. clipboards, dynamic data exchange [DDE], object linking and embedding [OLE]

Abstract

様々な実施形態は、特定の環境又はコンピュータ装置を統制する特定のセマンティックに関わらず、ユーザが複数の装置にわたって利用できるクリップボードを提供する方法を提供する。具体的には、一例では、複数のコンピュータ装置をリンクするアカウントを有するユーザが、クリップボードに記憶された項目を各装置にわたって同期させ、これによって1つの装置上の項目をカット/コピーして別の装置にペーストすることができる。【選択図】図1B

Description

〔関連出願との相互参照〕
本出願は、2013年7月2日に出願された米国本特許出願第13/934,103号の利益を主張するものであり、この特許出願は、その全体が引用により本明細書に組み入れられる。
本技術は、クリップボードに項目をコピーすることに関し、具体的には、ユーザが複数のコンピュータ装置にわたってクリップボード内の項目を同期できるようにすることに関する。
カット、コピー及びペーストは、ユーザがテキスト、データ、ファイル又はオブジェクトをソースから宛先に移動できるようにする操作である。カット操作は、選択したデータをその元々の位置(ソース)から削除する一方、コピーコマンドは、選択したデータの複製を作り出す。カット又はコピーを行うと、選択したデータがクリップボードに記憶され、このデータは、ユーザがペースト操作を実行することによって選択したデータを挿入するために利用することができる。
この操作を実行するために、まずユーザは、典型的にはポインティングデバイスを用いてテキスト又はファイル名をドラッグすることにより、或いはシフトキーを押し下げたまま矢印キーを用いてテキストカーソルを動かすことにより、テキスト又はファイルを選択又は反転表示させる。これに応じて、ユーザは、マウスを左クリックしてメニューを呼び出すことにより、或いはキーの組み合わせコマンド(すなわち、Ctrl+x)を用いて選択したテキストをカットすることにより、カット操作を実行する。これらのテキスト又はファイルは、カットされるとクリップボードに記憶されて、その元々の位置(ソース)から姿を消す。コピーされたファイルも、テキスト又はファイルがその元々の位置(ソース)から姿を消さないことを除き、カットされたファイルと同様である。
この結果、クリップボードに記憶されたテキスト又はファイルは、ペースト操作により、ユーザが選択した宛先に挿入される。この場合、ユーザは、所望の挿入地点を選択し、左クリックによってメニューを表示させ、或いはキーの組み合わせコマンド(すなわち、Ctrl+v)を用いることにより、テキスト又はファイルを所望の位置にペーストすることができる。
クリップボードは、カット、コピー及びペースト操作を通じた短期のデータ記憶、或いは文書間又はアプリケーション間のデータ移動に使用することができる。一般に、クリップボードはGUI環境の一部であり、通常、コンピュータ装置内の、全部ではないがほとんどのプログラムからアクセスできる匿名の一時的データバッファとして実装される。典型的なアプリケーションは、ユーザ入力をインターフェイスにマッピングすることによってクリップボード機能にアクセスする。
クリップボードの機能を統制するセマンティックは、コンピュータ環境又は装置によって異なることが多く、同じシステムのバージョン間で異なることもある。場合によっては、異なるプログラム又はユーザ設定によってセマンティックが変化することもある。このような一貫性の無さは、異なるクリップボードセマンティックを有する環境又は装置間で切り換えを行う際にストレスの原因となることが多い。さらに、クリップボードに項目をコピー又はカットする場合、ユーザは、項目をカット/コピーしたものと同じ環境内又は同じコンピュータ装置上の宛先に項目をペーストするように制限される。多くのユーザは、複数のコンピュータ装置を利用し始めているため、特定の環境又はコンピュータ装置を統制する特定のセマンティックに関わらず、ユーザが自身の全ての関連する装置にわたって利用できるクリップボードを提供することが有利になり得る。
以下の説明では、本開示のさらなる特徴及び利点を示し、これらの特徴及び利点は、説明から部分的に明らかになり、又は本明細書に開示する原理を実施することによって習得できるようになる。本開示の特徴及び利点は、添付の特許請求の範囲において具体的に指摘する手段及び組み合わせを通じて実現及び取得することができる。本開示のこれらの及びその他の特徴は、以下の説明及び添付の特許請求の範囲からより完全に明らかになり、又は本明細書に示す原理を実施することにより習得できるようになる。
少なくとも1つの実施形態では、ユーザが、複数のコンピュータ装置からのコンテンツ項目を記憶して修正することができる。この例では、これらのコンピュータ装置の各々が、コンテンツ項目のコピーをローカルに記憶し、オンラインコンテンツ管理システムと通信して、各装置にローカルに記憶されているコンテンツ項目のユニバーサルコピーを維持する。第1のコンピュータ装置でユーザが実行したカット又はコピー操作を検出する。この例では、カット又はコピー操作により、ある項目のデータが、第1のコンピュータ装置のクリップボードに記憶される。従って、オンラインコンテンツ管理システムは、この項目のデータを第1のコンピュータ装置のクリップボードから取得することができる。オンラインコンテンツ管理システムは、項目のデータを取得すると、ユーザのアカウントに関連する各コンピュータ装置のクリップボード又は他の何らかの一時的ストレージを、ユーザがペースト操作を実行することによって第2のコンピュータ装置のアプリケーション又はコンテンツ項目に項目を移動できるように更新する。
少なくとも1つの実施形態では、各コンピュータ装置が、オンラインコンテンツ管理システムと通信して、各コンピュータ装置にローカルに記憶されているデータを、オンラインコンテンツ管理システムを用いて記憶されたデータに同期させるクライアント側アプリケーションを含む。さらに、第1のコンピュータ装置のクリップボードに記憶されている項目のデータを取得することは、第1のコンピュータ装置のクライアント側アプリケーションが、項目のデータをオンラインコンテンツ管理システムに送信することを含むことができる。従って、各コンピュータ装置のクリップボードを更新することは、各コンピュータ装置のクリップボードをローカルに同期させることを含むことができる。この例では、第1のコンピュータ装置及び第2のコンピュータ装置が、異なるオペレーティングシステム又は異なる装置プラットフォームに関連することができる。
本開示の上述の及びその他の利点及び特徴は、添付図面に示す本開示の特定の実施形態を参照することによって明らかになるであろう。これらの図面は本開示の例示的な実施形態を示すものにすぎず、従って本開示の範囲を限定するものと見なすべきではないという理解の下、添付図面を用いて本明細書における原理をさらなる特異性及び詳細とともに記述し説明する。
少なくとも1つの実施形態による、ユーザが第1の装置のデータをコピーして第2の装置にペーストする例示的な処理を示す図である。 少なくとも1つの実施形態による、ユーザが第1の装置のデータをコピーして第2の装置にペーストする例示的な処理を示す図である。 少なくとも1つの実施形態による、ユーザが第1の装置のデータをコピーして第2の装置にペーストする例示的な処理を示す図である。 少なくとも1つの実施形態による、ユーザが第1の装置のデータをコピーして第2の装置にペーストする例示的な処理を示す図である。 少なくとも1つの実施形態による、ユーザが第1の装置のデータをコピーして第2の装置にペーストする例示的な処理を示す図である。 少なくとも1つの実施形態による処理例を示す図である。 少なくとも1つの実施形態による処理例を示す図である。 本発明による装置及びネットワークの例示的な構成を示す図である。 従来のシステムバスコンピュータシステムアーキテクチャを示す図である。 チップセットアーキテクチャを有するコンピュータシステムを示す図である。
以下、本開示の様々な実施形態について詳細に説明する。特定の実装について説明するが、この説明は例示目的で行うものにすぎないと理解されたい。当業者であれば、本開示の思想及び範囲から逸脱することなく、他のコンポーネント及び構成を使用できると認識するであろう。
開示する技術は、特定の環境又はコンピュータ装置を統制する特定のセマンティックに関わらず、ユーザが自身の全ての関連する装置にわたって利用できるクリップボードを提供する技術のニーズに対処するものである。具体的には、一例では、複数のコンピュータ装置をリンクするアカウントを有するユーザが、クリップボードに記憶された項目を各装置にわたって同期させることにより、ユーザが1つの装置の項目をカット/コピーして別の装置にペーストできるようにする。
例えば、オンラインコンテンツ管理システムにより、ユーザがクラウドコンピューティング環境内の1又はそれ以上のデータベースにコンテンツ項目をアップロードして保存できるようにすることができる。オンラインコンテンツ管理システムは、コンテンツ項目のユニバーサルコピーを記憶し、ユーザが個人用アカウントなどを通じてこのコンテンツ項目をあらゆる数のコンピュータ装置から修正できるようにすることができる。この例におけるユーザのコンピュータ装置の各々は、オンラインコンテンツ管理システムと通信して、各コンピュータ装置にローカルに記憶されているコンテンツ項目のコピーを、オンラインコンテンツ管理システムを用いて記憶されたコンテンツ項目のユニバーサルコピーに同期させるクライアント側アプリケーションを含むことができる。従って、クライアント側アプリケーションは、オンラインコンテンツ管理システムと通信して、ユーザの装置の各々にわたるユニバーサルクリップボードを維持することもできる。
以下、様々な実施形態によって提供できる他の様々な機能及び利点について説明し示唆する。
図1A〜図1Eに、少なくとも1つの実施形態による、ユーザ100が第1のコンピュータ装置102からテキストをカット又はコピーして第2のコンピュータ装置112にペーストする例を示す。この例では、図1Aに、ユーザ100が、この例ではデスクトップコンピュータである第1のコンピュータ装置102を用いて座って作業している姿を示している。これを受けて、図1Bには、第1のコンピュータ装置102のスクリーンショット108に表示されたテキスト104を示している。この例では、ユーザ100が、最初にテキスト104を選択又は反転表示させ、次にコンピュータ装置102のマウスを左クリックしてメニュー106を呼び出すことによってテキスト104をコピーする。メニュー106のコピーを選択すると、テキスト104がコピーされて、クリップボード(図示せず)などの短期記憶リポジトリに記憶される。一方、ユーザ100がメニュー106を介してテキスト104のカットを選択した場合、テキスト104は、スクリーンショット108上の表示から削除されてクリップボードに記憶される。
この例では、ユーザ100が、文書、スプレッドシート、画像又は他のいずれかのファイルなどのコンテンツ項目をクラウドコンピューティング環境内の1又はそれ以上のデータベースにアップロードして保存できるようにするオンラインコンテンツ管理システム110Bのアカウントを有する。様々な実装では、オンラインコンテンツ管理システム110Bが、コンテンツ項目のユニバーサルコピーを記憶し、ユーザ100がこのコンテンツ項目をあらゆる数のコンピュータ装置からそれらのアカウントを通じて修正できるようにすることができる。この例では、各コンピュータ装置(102、112)が、オンラインコンテンツ管理システム110Bと通信して、各コンピュータ装置(102、112)にローカルに記憶されているコンテンツ項目のコピーを、オンラインコンテンツ管理システム110Bを用いて記憶されたコンテンツ項目のユニバーサルコピーに同期させるクライアント側アプリケーション110Aを含むことができる。この例では、クライアント側アプリケーション110Aが、オンラインコンテンツ管理システム110Bと通信して、各コンピュータ装置(102、112)にわたるユニバーサルクリップボード、又は各コンピュータ装置(102、112)に関連するローカルクリップボード以外の他の何らかの一時的ストレージを維持することもできる。
従って、ユーザ100がテキスト104をカット又はコピーすると、例えばコンピュータ装置102がクリップボードのコンテンツをオンラインコンテンツ管理システム110Bに同期させることにより、又はオンラインコンテンツ管理システム110Bがクリップボードからテキスト104のデータを引き出すことにより、オンラインコンテンツ管理システム110Bは、テキスト104に関連するデータを取得することができる。一例では、クライアント側アプリケーション110Aが、カット又はコピー操作に関連するユーザ入力をマッピングすることによってクリップボード機能にアクセスすることができる。別の例では、少なくとも項目が記憶された時に、又はユーザ100が関連コマンドを実行した時に、項目が検索のためにクリップボードに記憶された旨の通知をクライアント側アプリケーション110Aに送信することができる。
図1Cに示すように、ユーザ100がテキスト104をコピーして、このテキストのデータがオンラインコンテンツ管理システム110Bに提供されると、ユーザ100は、この項目を第2のコンピュータ装置112にペーストすることができる。これを受けて、図1Dには、オンラインコンテンツ管理システム110Bから第2のコンピュータ装置112へのテキスト104のデータの流れを示す。一例では、第2のコンピュータ装置112がオンになった時、又はスリープモードから起動した時などのアクティブになった時に、テキスト104のデータは、第2のコンピュータ装置112に同期することができる。例えば、第2のコンピュータ装置112は、起動時に、コンテンツ項目及びクリップボード項目などのいずれかの更新がオンラインコンテンツ管理システム110Bから利用可能であるかどうかを確認することができる。
図1Dには、第2のコンピュータ装置112を、ユーザ100がテキスト104をペーストするメニュー114を呼び出すためにワープロアプリケーションにタッチ入力を提供したタブレットコンピュータとして示している。これを受けて、図1Eには、ユーザ100がメニュー114上のペーストを選択して、ワープロアプリケーション内にテキスト104をペーストした後の第2のコンピュータ装置112を示す。同様に、ユーザ100は、自身のスマートフォンのテキストメッセージ又は電子メール内に引き続き同じ文章をペーストすることもできる。さらに、ユーザ100は、引き続きコンピュータ装置112上の第2の項目をカット又はコピーして、上述したようにクリップボードをもう一度更新し、この第2の項目を少なくともコンピュータ装置102上でのペーストに利用することもできる。
少なくとも1つの実施形態では、ユーザのコンピュータ装置がネットワークへの接続などによって同期していない場合、コピーしたテキスト104のデータは、所定の時間後に失効する。さらに、ユーザは、コピーしたテキスト104のデータをどの装置が受信できるかを指定することもできる。一例では、ユーザが項目をコピーした時に装置を指定することができる。この例では、ユーザが、コピーしたテキスト104のデータを特定の装置又は装置の一部に送信/同期させるための専用コマンドを有することも、或いはコピーしたテキスト104のデータをいずれの(単複の)装置が受け取るようにするかを選択するように、ユーザの装置の各々を含むポップを用いてユーザを促すこともできる。別の例では、ユーザが、オンラインコンテンツ管理システムにアカウントが関連付けられている装置のうちの、全部ではないがいずれの装置がクリップボードの同期更新を受け取るかを指定するユーザ選択を指定して記憶することもできる。
さらに、リモートデスクトップを操作しながら項目をカット又はコピー・ペーストをしようと試みると、ストレスの溜まる経験をすることがある。例えば、第1のコンピュータ装置からのリモートデスクトップ(仮想オペレーティングシステム)を第2のコンピュータ装置(ネイティブオペレーティングシステム)上で操作しているユーザが、しばしば第1の装置上で実行中のアプリケーションから項目をカット又はコピーして、第2の装置上で実行中のアプリケーションにペーストしたいと望むこと、及びこの逆を望むことがある。しかしながら、各装置は、独自の独立したクリップボードを操作しているので、これは不可能である。ユーザは、しばしばこれらの2つの装置が分離していることを忘れてしまうので、ストレスに感じることがある。従って、少なくとも1つの実施形態では、第2の装置上で実行中のアプリケーションからの項目の同期時に、この項目がオンラインコンテンツ管理システムに同期することができ、オンラインコンテンツ管理システムは、この項目を第1の装置上でのペーストに利用できるようにすることができる(逆も同様)。
図2に、様々な実施形態による、複数の装置にわたってクリップボードを同期させる処理例200を示す。本明細書で説明するあらゆる処理では、別途明記しない限り、様々な実施形態の範囲内において、さらなるステップ、少ないステップ又は別のステップを同様の順序又は別の順序で、或いは並行して行うことができると理解されたい。
この例では、ユーザが、オンラインコンテンツ管理システムのアカウントを通じて複数のコンピュータ装置からコンテンツ項目の記憶及び修正を行うことができる(202)。ここでは、コンピュータ装置の各々が、オンラインコンテンツ管理システムと通信して、各コンピュータ装置にローカルに記憶されているクリップボードのコピー、又はクリップボードに関連するデータ/項目を、オンラインコンテンツ管理システムを用いて記憶されたデータに同期させるクライアント側アプリケーションを含むことができる。
この例では、ユーザは、項目をクリップボードにカット又はコピーし、これがクライアント側アプリケーションによって検出される(204)。この例では、クリップボードに記憶又はコピーされた項目に関連するデータがオンラインコンテンツ管理システムによって取得される(206)。従って、オンラインコンテンツ管理システムが、第1のコンピュータ装置のクリップボードに記憶されている項目のデータを取得すると、ユーザのアカウントに関連するコンピュータ装置のクリップボードが更新される(208)。本明細書の他の箇所では、他の様々な方法を使用し、説明し、又は提案することができる。
さらに、オンラインコンテンツ管理システムは、項目のデータを取得すると、各アプリケーションが自動的に使用する一般的なクリップボード以外の他の何らかの一時的ストレージを更新することもできる。例えば、オンラインコンテンツ管理システムに関連する専用同期クリップボードが存在してもよい。この例では、ユーザが、この専用目的のための特別なキーコマンドの組を用いてデータのコピー及びペーストを行うことができる。従って、項目をペーストするコマンドには、ローカルクリップボードから項目をペーストすることに関連する第1の組と、オンラインコンテンツ管理システムに関連する同期クリップボード又は一時的ストレージからの項目をペーストすることに関連する第2の組という2組のコマンドが存在することができる。
図3に、様々な実施形態による、複数の装置にわたってクリップボードを同期させる別の処理例300を示す。上述したように、本明細書で説明するあらゆる処理では、別途明記しない限り、様々な実施形態の範囲内において、さらなるステップ、少ないステップ又は別のステップを同様の順序又は別の順序で、或いは並行して行うことができると理解されたい。
この例では、第1及び第2のコンピュータ装置を、オンラインコンテンツ管理システムのアカウントを介して互いに関連付ける(302)。この例では、第1のコンピュータ装置の第1のリポジトリ(短期一時的ストレージ)に保存された第1の項目を識別する(304)。従って、第1のコンピュータ装置がオンラインコンテンツ管理システムに同期し、オンラインコンテンツ管理システムが第1の項目のデータを取得する(306)。従って、オンラインコンテンツ管理システムが、第1のリポジトリに記憶されている項目のデータを取得すると、ユーザのアカウントに関連するコンピュータ装置のリポジトリが更新される(308)。この例では、引き続き第2のコンピュータ装置の第2のリポジトリに保存された第2の項目を識別する(310)。上記と同様に、第2のコンピュータ装置がオンラインコンテンツ管理システムに同期し、オンラインコンテンツ管理システムが第2の項目のデータを取得する(312)。従って、第1のコンピュータ装置の第1のリポジトリ、及びユーザのアカウントに関連する他の装置が更新される(314)。本明細書の他の箇所では、他の様々な方法を使用し、説明し、又は提案することができる。
図4に、ユーザ間で文書を共有し、共有された文書のための同期コメントを提供する例示的なシステム構成400を示しており、ここでは、コンピュータ装置が、コンテンツ及びその他のデータを交換する目的でネットワークを介して通信する。このシステムは、図4に示すようなワイドエリアネットワーク上で使用されるように構成することができる。しかしながら、本原理は、電子装置の相互通信を促す様々なネットワーク構成に適用可能である。例えば、図4のシステム400のコンポーネントの各々は、局所的に実装することも、又はネットワーク内で分散して実装することもできる。
システム400では、ユーザが、直接的及び/又は間接的通信により、ネットワーク404に接続されたコンピュータ装置4021、4022、...、402n(まとめて「402」)を介してコンテンツ管理システム406とやりとりすることができる。コンテンツ管理システム406は、デスクトップコンピュータ、モバイルコンピュータ、携帯電話機、スマートフォン、タブレットなどのモバイル通信装置、スマートテレビ、セットトップボックス、及び/又はその他のいずれかのネットワーク対応コンピュータ装置などの様々な異なるコンピュータ装置からの接続をサポートすることができる。コンピュータ装置402のタイプ、能力、オペレーティングシステムなどは、様々とすることができる。さらに、コンテンツ管理システム406は、複数のコンピュータ装置402からの接続を同時に受け入れてやりとりすることができる。
ユーザは、コンピュータ装置402iにインストールされたクライアント側アプリケーションを介してコンテンツ管理システム406とやりとりすることができる。いくつかの実施形態では、クライアント側アプリケーションが、コンテンツ管理システム固有のコンポーネントを含むことができる。例えば、このコンポーネントは、スタンドアロンアプリケーション、1又はそれ以上のアプリケーションプラグイン、及び/又はブラウザ拡張とすることができる。一方で、ユーザは、コンピュータ装置402i上に存在してコンテンツ管理システム406と通信するように構成されたウェブブラウザなどのサードパーティアプリケーションを介してコンテンツ管理システム406とやりとりすることもできる。いずれにせよ、クライアント側アプリケーションは、ユーザがコンテンツ管理システム406とやりとりするためのユーザインターフェイス(UI)を提示することができる。例えば、ユーザは、ファイルシステムと一体化されたクライアント側アプリケーションを介して、或いはウェブブラウザアプリケーションを用いて表示されるウェブページを介してコンテンツ管理システム406とやりとりすることができる。
コンテンツ管理システム406は、ユーザがコンテンツを記憶するとともに、コンテンツの検索、修正、閲覧及び/又は共有などの様々なコンテンツ管理タスクを行えるようにすることができる。さらに、コンテンツ管理システム406は、ユーザが複数のコンピュータ装置402からコンテンツにアクセスできるようにすることもできる。例えば、コンピュータ装置402iは、ネットワーク404を介してコンテンツ管理システム406にコンテンツをアップロードすることができる。このコンテンツは、後で同じコンピュータ装置402i又は他の何らかのコンピュータ装置402jを用いてコンテンツ管理システム406から検索することができる。
ユーザは、様々なコンテンツ管理サービスを容易にするために、コンテンツ管理システム406のアカウントを作成することができる。このアカウント情報は、ユーザアカウントデータベース450内で維持することができる。ユーザアカウントデータベース450は、登録ユーザのプロファイル情報を記憶することができる。場合によっては、ユーザプロファイルの個人情報を、ユーザ名及び/又は電子メールアドレスのみにすることもできる。しかしながら、コンテンツ管理システム406は、追加のユーザ情報を受け入れるように構成することもできる。
ユーザアカウントデータベース450は、無料又は有料などのアカウントタイプ、ファイル編集履歴などの使用情報、許可される最大記憶スペース、使用中の記憶スペース、コンテンツの記憶位置、セキュリティ設定、個人構成設定、コンテンツ共有データなどのアカウント管理情報を含むこともできる。アカウント管理モジュール424は、ユーザアカウントデータベース450内のユーザアカウントの詳細を更新及び/又は取得するように構成することができる。アカウント管理モジュール424は、コンテンツ管理システム406内の他のあらゆる数のモジュールとやりとりするように構成することもできる。
アカウントは、アカウント上で許可されている1又はそれ以上のコンピュータ装置402からの、デジタルデータ、文書、テキストファイル、音声ファイル、ビデオファイルなどのコンテンツを記憶するために使用することができる。コンテンツは、挙動が異なる様々なタイプのフォルダ、又はコンテンツ項目をグループ化する他の機構を含むこともできる。例えば、アカウントは、あらゆるユーザがアクセスできるパブリックフォルダを含むことができる。パブリックフォルダには、ウェブアクセス可能なアドレスを割り当てることができる。このウェブアクセス可能なアドレスへのリンクを用いて、パブリックフォルダのコンテンツにアクセスすることができる。別の例では、アカウントが、写真に合わせた特定の属性及び動作を提供する、写真を対象としたフォトフォルダ、オーディオファイル再生能力を提供するとともに他のオーディオ関連動作を実行するオーディオフォルダ、又はその他の専用フォルダを含むことができる。アカウントは、複数のユーザアカウントにリンクされて複数のユーザアカウントが利用できる共有フォルダ又はグループフォルダを含むこともできる。共有フォルダでは、複数のユーザに対する許可を異なるものにすることができる。
コンテンツは、コンテンツストレージ460に記憶することができる。コンテンツストレージ460は、記憶装置、複数の記憶装置、又はサーバとすることができる。或いは、コンテンツストレージ460は、1又はそれ以上の通信ネットワークを介してアクセスできるクラウドストレージプロバイダ又はネットワークストレージとすることもできる。コンテンツ管理システム406は、コンテンツ管理システム406がコンテンツ項目をどこに記憶しているかをコンピュータ装置402が正確に知らなくても済むように、コンピュータ装置402から複雑性及び詳細を隠すことができる。1つの変形例では、コンテンツ管理システム406が、コンテンツ項目を、コンピュータ装置402i上に出現したフォルダ階層と同じフォルダ階層に記憶することができる。しかしながら、コンテンツ管理システム406は、コンテンツ項目を独自の順序、構成又は階層で記憶することができる。コンテンツ管理システム406は、ネットワークアクセス可能記憶(SAN)装置、低価格ディスクによる冗長アレイ(RAID)などにコンテンツ項目を記憶することができる。コンテンツストレージ460は、FAT、FAT32、NTFS、EXT2、EXT3、EXT4、ReiserFS及びBTRFSなどの1又はそれ以上の区分タイプを用いてコンテンツ項目を記憶することができる。
コンテンツストレージ460は、コンテンツ項目、コンテンツ項目タイプ、及びコンテンツ項目と様々なアカウント、フォルダ又はグループとの関係を記述するメタデータを記憶することもできる。コンテンツ項目のメタデータは、コンテンツ項目の一部として記憶することも、又は別個に記憶することもできる。1つの変形例では、コンテンツストレージ460に記憶された各コンテンツ項目に、システム全体にわたる一意の識別子を割り当てることができる。
コンテンツストレージ460は、複製ファイル又は複製ファイルセグメントを識別することにより、必要な記憶スペースの量を削減することができる。コンテンツストレージ460は、複数のコピーを記憶する代わりに単一のコピーを記憶し、ポインタ又はその他の機構を用いて単一のコピーに複製をリンクすることができる。同様に、コンテンツストレージ460は、ファイルを効率的に記憶するとともに、ファイルへの変更、(バージョンツリーの分岐を含む)異なるバージョンのファイル及び変更履歴を追跡するファイルバージョン制御を使用することにより、動作を取り消す能力を提供することができる。変更履歴は、元々のファイルバージョンへの適用時に変更後のファイルバージョンを生じる一連の変更を含むことができる。
コンテンツ管理システム406は、1又はそれ以上のコンピュータ装置402からのコンテンツの自動同期をサポートするように構成することができる。この同期は、プラットフォームにとらわれないものとすることができる。すなわち、様々なタイプ、能力、オペレーティングシステムなどの複数のコンピュータ装置402にわたってコンテンツを同期させることができる。例えば、コンピュータ装置402iは、コンテンツ管理システム406の同期モジュール432を介してコンピュータ装置402iのファイルシステム内のコンテンツを関連するユーザアカウント内のコンテンツに同期させるクライアントソフトウェアを含むことができる。場合によっては、このクライアントソフトウェアは、指定フォルダ内のコンテンツ、及び新規ファイル又はフォルダ、削除されたファイル又はフォルダ、修正されたファイル又はフォルダ、コピーされたファイル又はフォルダ、或いは移動したファイル又はフォルダなどのサブフォルダ内のコンテンツに対するあらゆる変更を同期させることもできる。クライアントソフトウェアは、別個のソフトウェアアプリケーションとすることも、オペレーティングシステム内の既存のコンテンツ管理アプリケーションに統合することも、或いはこれらの何らかの組み合わせとすることもできる。既存のコンテンツ管理アプリケーションに統合されたクライアントソフトウェアの一例では、ユーザがローカルフォルダ内で直接コンテンツを操作できる一方で、バックグラウンド処理によってローカルフォルダの変更をモニタし、これらの変更をコンテンツ管理システム406に同期させる。これとは逆に、コンテンツ管理システム406において更新されたコンテンツをバックグラウンド処理によって識別し、この変更をローカルフォルダに同期させることもできる。クライアントソフトウェアは、同期操作の通知を行うことができるとともに、コンテンツ管理アプリケーション内で直接コンテンツ状態の指示を行うこともできる。時には、コンピュータ装置402iが、利用可能なネットワーク接続を有していないこともある。このシナリオでは、クライアントソフトウェアが、リンク先フォルダのファイル変更をモニタし、後でネットワーク接続が利用可能な時にコンテンツ管理システム406に同期できるように、これらの変更を待ち行列に入れることができる。同様に、コンテンツ管理システム406との同期をユーザが手動で中止又は停止することもできる。
ユーザは、ユーザインターフェイスモジュール422によって生成され提供されたウェブインターフェイスを介してコンテンツの閲覧又は操作を行うこともできる。例えば、ユーザは、コンテンツ管理システム406によって提供されたウェブアドレスにウェブブラウザをナビゲートすることができる。新たなバージョンのファイルのアップロードなどの、ウェブインターフェイスを介して行われたコンテンツストレージ460内のコンテンツに対する変更又は更新は、ユーザのアカウントに関連する他のコンピュータ装置402に逆伝播することができる。例えば、各々が独自のクライアントソフトウェアを含む複数のコンピュータ装置402を単一のアカウントに関連付け、このアカウント内のファイルを複数のコンピュータ装置402の各々の間で同期させることができる。
コンテンツ管理システム406は、様々なコンピュータ装置402とインターフェイス接続するための通信インターフェイス420を含むことができ、アプリケーションプログラミングインターフェイス(API)を介して他のコンテンツ及び/又はサービスプロバイダ4091、4092、...、409n(まとめて「409」)とやりとりすることができる。いくつかのソフトウェアアプリケーションは、ユーザの代わりにAPIを介してコンテンツストレージ460にアクセスすることができる。例えば、ユーザがコンテンツの読み取り、書き込み、作成、削除、共有又は別の操作のためにクレデンシャルを提供した場合、スマートフォン又はタブレットコンピュータ装置上のアプリなどのソフトウェアパッケージが、コンテンツ管理システム406にプログラムで直接コールすることができる。同様に、ユーザは、APIにより、ウェブサイトを介してコンテンツストレージ460の全部又は一部にアクセスすることもできる。
コンテンツ管理システム406は、ユーザクレデンシャル、セキュリティトークン、APIコール及び特定のコンピュータ装置などを検証して、許可されたクライアント及びユーザのみがファイルにアクセスできることを確実にする認証モジュール426を含むこともできる。さらに、コンテンツ管理システム406は、集約的ファイル操作、ユーザの行動、ネットワークの使用状況、使用中の総記憶スペース、並びにその他の技術、使用状況又はビジネス尺度を追跡してレポートできる分析モジュール434を含むこともできる。プライバシー及び/又はセキュリティポリシーは、コンテンツ管理システム406を用いて記憶されたユーザデータへの無許可のアクセスを防ぐことができる。
コンテンツ管理システム406は、コンテンツの公的又は私的共有を管理する共有モジュール430を含むことができる。コンテンツの公的共有は、コンテンツ管理システム406とネットワーク通信するあらゆるコンピュータ装置からのコンテンツ項目へのアクセスを可能にすることを含むことができる。コンテンツの私的共有は、コンテンツストレージ460内のコンテンツ項目を2又はそれ以上のユーザアカウントにリンクして、各ユーザアカウントがコンテンツ項目にアクセスできるようにすることを含むことができる。共有は、プラットフォームにとらわれない形で行うことができる。すなわち、様々なタイプ、容量、オペレーティングシステムなどの複数のコンピュータ装置402にわたってコンテンツを共有することができる。コンテンツは、様々なタイプのユーザアカウントにわたって共有することもできる。
いくつかの実施形態では、コンテンツ管理システム406が、コンテンツディレクトリを維持するコンテンツ項目管理モジュール428を含むことができる。コンテンツディレクトリは、コンテンツストレージ460内の各コンテンツ項目の位置を識別することができる。コンテンツディレクトリは、コンテンツストレージに記憶されている各コンテンツ項目の一意のコンテンツエントリを含むことができる。
コンテンツエントリは、コンテンツ管理システム内のコンテンツ項目の位置を識別するために使用できるコンテンツ経路を含むことができる。例えば、コンテンツ経路は、コンテンツ項目の名前、及びコンテンツ項目に関連するフォルダ階層を含むことができる。例えば、コンテンツ経路は、コンテンツ項目が配置されているフォルダ又はフォルダの経路、及びコンテンツ項目の名前を含むことができる。コンテンツ管理システム406は、このコンテンツ経路を用いてコンテンツ項目を適当なフォルダ階層に提示することができる。
コンテンツエントリは、コンテンツストレージ460内のコンテンツ項目の位置を識別するコンテンツポインタを含むこともできる。例えば、コンテンツポインタは、メモリ内のコンテンツ項目の正確なストレージアドレスを含むことができる。いくつかの実施形態では、コンテンツポインタが、各々がコンテンツ項目の一部を含む複数の位置を示すことができる。
コンテンツエントリは、コンテンツ経路及びコンテンツポインタに加え、コンテンツ項目にアクセスできるユーザアカウントを識別するユーザアカウント識別子を含むこともできる。いくつかの実施形態では、コンテンツ項目が複数のユーザアカウントによって共有アクセスされていることを示す単一のコンテンツエントリに複数のユーザアカウント識別子を関連付けることができる。
共有モジュール430は、コンテンツ項目を私的に共有するために、コンテンツ項目に関連するコンテンツエントリにユーザアカウント識別子を追加し、従ってこの追加されたユーザアカウントによるコンテンツ項目へのアクセスを認可するように構成することができる。共有モジュール430は、コンテンツエントリからユーザアカウント識別子を削除して、ユーザアカウントによるコンテンツ項目へのアクセスを制限するように構成することもできる。
共有モジュール430は、コンテンツを公的に共有するために、あらゆるウェブブラウザが認証を伴わずにコンテンツ管理システム406のコンテンツにアクセスできるようにするユニフォームリソースロケータ(URL)などのカスタムネットワークアドレスを生成するように構成することができる。これを達成するために、共有モジュール430は、生成したURLに、要求されたコンテンツ項目を正しく識別して戻すために後で使用できるコンテンツ識別データを含めるように構成することができる。例えば、共有モジュール430は、生成したURLに、ユーザアカウント識別子及びコンテンツ経路を含めるように構成することができる。URLの選択時には、URLに含まれるコンテンツ識別データをコンテンツ管理システム406に送信し、コンテンツ管理システム406は、受け取ったコンテンツ識別データを用いて適切なコンテンツエントリを識別し、このコンテンツエントリに関連するコンテンツ項目を戻すことができる。
共有モジュール430は、URLを生成することに加え、コンテンツ項目に対するURLが作成された旨を記録するように構成することもできる。いくつかの実施形態では、コンテンツ項目に関連するコンテンツエントリが、コンテンツ項目に対するURLが作成されているかどうかを示すURLフラグを含むことができる。例えば、このURLフラグは、当初はコンテンツ項目に対するURLが作成されていない旨を示す0又は偽に設定されるブール値とすることができる。共有モジュール430は、コンテンツ項目に対するURLを生成した後には、フラグの値を6又は真に変更するように構成することができる。
いくつかの実施形態では、共有モジュール430を、生成されたURLを無効にするように構成することもできる。例えば、各コンテンツエントリは、生成されたURLからの要求に応答してコンテンツを戻すべきかどうかを示すURLアクティブフラグを含むこともできる。例えば、共有モジュール430は、URLアクティブフラグが6又は真に設定されている場合にのみ、生成されたリンクによって要求されるコンテンツ項目を戻すように構成することができる。従って、URLアクティブフラグの値を変更することにより、URLが生成されたコンテンツ項目へのアクセスを容易に制限することができる。これにより、ユーザは、コンテンツ項目を移動させる必要なく、或いは生成されたURLを削除する必要なく、共有コンテンツ項目へのアクセスを制限することができる。同様に、共有モジュール430は、URLアクティブフラグの値を再び6又は真に変更することによってURLを復活させることもできる。従って、ユーザは、新たなURLを生成する必要なく、コンテンツ項目へのアクセスを容易に復元することができる。
特定のコンポーネントを含むコンテンツ管理システム406を示しているが、当業者であれば、このシステム406の構造的構成は単に1つの考えられる構成であり、より多くの又はより少ないコンポーネントを含む他の構成も可能であると理解するはずである。
図5A及び図5Bに、例示的な考えられるシステムの実施形態を示す。当業者には、本技術の実施時に、より適切な実施形態が明らかになるであろう。当業者であれば、他のシステムの実施形態も可能であると容易に認識するであろう。
図5Aには、従来のシステムバスコンピュータシステムアーキテクチャ500を示しており、このシステムのコンポーネントは、バス505を用いて互いに電気的に通信する。例示的なシステム500は、処理装置(CPU又はプロセッサ)510と、リードオンリメモリ(ROM)520及びランダムアクセスメモリ(RAM)525などのシステムメモリ515を含む様々なシステムコンポーネントをプロセッサ510に結合するシステムバス505とを含む。システム500は、プロセッサ510に直接接続された、プロセッサ510に近接する、又はプロセッサ510の一部として統合された高速メモリのキャッシュを含むことができる。システム500は、メモリ515及び/又は記憶装置530からのデータをキャッシュ512にコピーして、プロセッサ510が素早くアクセスできるようにすることができる。このようにして、キャッシュは、プロセッサ510がデータを待っている間に遅延するのを避ける性能ブーストを提供することができる。これらの及びその他のモジュールは、様々な動作を実行するようにプロセッサ510を制御することができ、又は制御するように構成することができる。他のシステムメモリ515を利用することもできる。メモリ515は、異なる性能特性を有する複数の異なるタイプのメモリを含むことができる。プロセッサ510は、いずれかの汎用プロセッサと、プロセッサ510、及び実際のプロセッサ設計にソフトウェア命令が組み込まれた特定用途向けプロセッサを制御するように構成された、記憶装置530に記憶されるモジュール1 532、モジュール2 534、及びモジュール3 536などのハードウェアモジュール又はソフトウェアモジュールとを含むことができる。基本的に、プロセッサ510は、複数のコア又はプロセッサ、バス、メモリコントローラ、キャッシュなどを含む完全に自己完結的なコンピュータシステムとすることができる。マルチコアプロセッサは、対称型又は非対称型とすることができる。
入力装置545は、コンピュータ装置500とのユーザインタラクションを可能にするために、発話のためのマイク、ジェスチャ又は図形入力のためのタッチセンサ式スクリーン、キーボード、マウス、動き入力、発話などの、あらゆる数の入力機構を表すことができる。出力装置535も、当業者に周知の複数の出力機構のうちの1つ又はそれ以上とすることができる。場合によっては、マルチモードシステムにより、ユーザが複数のタイプの入力を提供してコンピュータ装置500と通信することを可能にすることができる。一般に、通信インターフェイス540は、ユーザ入力及びシステム出力を統制して管理することができる。いずれかの特定のハードウェア構成において動作することに制限はなく、従って改善されたハードウェア又はファームウェア構成が開発された際には、これらのハードウェア又はファームウェア構成が、ここでの基本的な特徴に容易に取って代わることができる。
記憶装置530は不揮発性メモリであり、ハードディスク、又は磁気カセット、フラッシュメモリカード、固体メモリ装置、デジタル多用途ディスク、カートリッジ、ランダムアクセスメモリ(RAM)525、リードオンリメモリ(ROM)520、及びこれらの混合などの、コンピュータがアクセス可能なデータを記憶できるその他のタイプのコンピュータ可読媒体とすることができる。
記憶装置530は、プロセッサ510を制御するソフトウェアモジュール532、534、536を含むことができる。他のハードウェア又はソフトウェアモジュールも想定される。記憶装置530は、システムバス505に接続することができる。1つの態様では、特定の機能を実行するハードウェアモジュールが、プロセッサ510、バス505及びディスプレイ535などの、機能を実行するのに必要なハードウェアコンポーネントに関連してコンピュータ可読媒体に記憶されたソフトウェアコンポーネントを含む。
図5Bには、説明した方法を実行し、グラフィカルユーザインターフェイス(GUI)を生成して表示する際に使用できるチップセットアーキテクチャを有するコンピュータシステム550を示す。コンピュータシステム550は、開示した技術を実装するために使用できるコンピュータハードウェア、ソフトウェア及びファームウェアの一例である。システム550は、識別された計算を実行するように構成されたソフトウェア、ファームウェア及びハードウェアを実行できるあらゆる数の物理的及び/又は論理的に異なるリソースを表すプロセッサ555を含むことができる。プロセッサ555は、プロセッサ555への入力及びプロセッサ555からの出力を制御できるチップセット560と通信することができる。この例では、チップセット560が、ディスプレイなどの出力部565に情報を出力し、例えば磁気媒体及び固体媒体を含むことができる記憶装置570との間で情報の読み取り及び書き込みを行うことができる。チップセット560は、RAM575との間でデータの読み取り及び書き込みを行うこともできる。チップセット560とインターフェイス接続するために、様々なユーザインターフェイスコンポーネント585に接続するブリッジ580を設けることができる。このようなユーザインターフェイスコンポーネント585は、キーボード、マイク、タッチ検出及び処理回路、マウスなどのポインティング装置などを含むことができる。一般に、システム550への入力は、機械が生成した、及び/又は人間が生成した様々なソースのいずれかに由来することができる。
チップセット560は、異なる物理的インターフェイスを有することができる1又はそれ以上の通信インターフェイス550とインターフェイス接続することもできる。このような通信インターフェイスは、有線及び無線ローカルエリアネットワーク、ブロードバンド無線ネットワーク、並びにパーソナルエリアネットワークのためのインターフェイスを含むことができる。本明細書で開示したGUIを生成し、表示して使用する方法のいくつかの用途は、物理的インターフェイスを介して順序データセットを受け取ることを含むことができ、又は記憶装置570又は575に記憶されているデータを分析するプロセッサ555により、機械自体によって生成することができる。さらに、この機械は、ユーザインターフェイスコンポーネント585を介してユーザから入力を受け取り、プロセッサ555を用いてこれらの入力を解釈することにより、閲覧機能などの適当な機能を実行することができる。
例示的なシステム500及び550は、さらに高い処理能力を提供するように、複数のプロセッサ510を有することも、或いは互いにネットワーク化された一群又は一団のコンピュータ装置の一部とすることもできると理解することができる。
説明を明確にするために、場合によっては、装置、装置のコンポーネント、ソフトウェア又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせで具体化される方法のステップ又はルーチンを含む機能ブロックを含む個々の機能ブロックを含むものとして本技術を提示することもできる。
いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶装置、媒体及びメモリが、ビットストリームなどを含むケーブル信号又は無線信号を含むことができる。しかしながら、非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、これについて言及する際には、エネルギー、搬送波信号、電磁波及び信号自体などの媒体を明確に除外する。
上述した例による方法は、コンピュータ可読媒体に記憶された、又はコンピュータ可読媒体から別様に利用可能なコンピュータ実行可能命令を用いて実装することができる。このような命令は、例えば、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は特定用途向け処理装置に特定の機能又は機能群を実行させる、又はそのように別途構成する命令及びデータを含むことができる。使用するコンピュータリソースの一部には、ネットワークを介してアクセスすることができる。コンピュータ実行可能命令は、例えば、バイナリ、アセンブリ言語などの中間フォーマット命令、ファームウェア、又はソースコードとすることができる。説明した例による方法中に、命令、使用される情報及び/又は作成された情報を記憶するために使用できるコンピュータ可読媒体の例としては、磁気又は光学ディスク、フラッシュメモリ、不揮発性メモリを備えたUSB装置、ネットワーク記憶装置などが挙げられる。
これらの開示による方法を実行する装置は、ハードウェア、ファームウェア及び/又はソフトウェアを含むことができ、様々なフォームファクタのうちのいずれかの形をとることができる。このようなフォームファクタの典型例としては、ラップトップ、スマートフォン、小型フォームファクタのパーソナルコンピュータ、携帯情報端末などが挙げられる。本明細書で説明した機能は、周辺装置又はアドインカードに実装することもできる。さらなる例として、このような機能は、回路基板上の異なるチップ間、又は単一の装置において実行される異なる処理間に実装することもできる。
命令、このような命令を運ぶ媒体、これらの命令を実行するためのコンピュータリソース、及びこのようなコンピュータリソースをサポートするための他の構造は、これらの開示において説明した機能を提供する手段である。
様々な例及びその他の情報を用いて添付の特許請求の範囲内の態様を説明したが、当業者であれば、これらの例を用いて様々な実装を導き出すと思われるので、このような例における特定の特徴又は構成に基づいて特許請求の範囲に制限を課すべきではない。さらに、何らかの主題について、構造的特徴及び/又は方法ステップの例に固有の言語で説明したが、添付の特許請求の範囲に定める主題は、必ずしもこれらの説明した特徴又は行為に限定されるものではないと理解されたい。例えば、このような機能は、本明細書で示したものと異なる形で分散させることも、或いは本明細書で示した以外のコンポーネントにおいて実行することもできる。むしろ、説明した特徴及びステップは、添付の特許請求の範囲に含まれるシステムのコンポーネント及び方法の例として開示したものである。
102 第1のコンピュータ装置
104 テキスト
106 メニュー
108 スクリーンショット
110A クライアント側アプリケーション
110B オンラインコンテンツ管理システム

Claims (20)

  1. コンピュータが実行する方法であって、
    実行可能命令を用いて構成された1又はそれ以上のコンピュータシステムの制御下において、
    第1のコンピュータ装置のクリップボードに項目のデータを記憶するカット又はコピー操作であって、前記第1のコンピュータ装置におけるカット又はコピー操作の一方を検出するステップと、
    オンラインコンテンツ管理システムにより、前記第1のコンピュータ装置の前記クリップボードに記憶された前記項目の前記データを取得するステップと、
    前記オンラインコンテンツ管理システムにより、前記項目の前記データで第2のコンピュータ装置のクリップボードを更新するステップと、
    を含み、前記データは、前記第2のコンピュータ装置上のアプリケーション又はコンテンツ項目の少なくとも一方に対してペースト操作を行うために利用可能である、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記第1のコンピュータ装置及び前記第2のコンピュータ装置は、異なるオペレーティングシステム又は異なる装置プラットフォームの少なくとも一方を有する、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のコンピュータ装置及び前記第2のコンピュータ装置の各々は、前記オンライコンテンツ管理システムと通信して、前記複数のコンピュータ装置上にローカルに記憶されているデータを、前記オンラインコンテンツ管理システムを用いて記憶されたデータに同期させるクライアント側アプリケーションを含む、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のコンピュータ装置の前記クリップボードに記憶された前記項目の前記データを取得するステップは、前記第1のコンピュータ装置のクライアント側アプリケーションにより、前記項目の前記データを前記オンラインコンテンツ管理システムに送信するステップを含む、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記項目の前記データで前記第2のコンピュータ装置の前記クリップボードを更新するステップは、前記複数のコンピュータ装置の各々の前記クリップボードを同期させるステップを含む、
    請求項3に記載の方法。
  6. 前記項目の前記データで前記第2のコンピュータ装置の前記クリップボードを更新するステップは、前記オンラインコンテンツ管理システムにより、前記項目の前記データをローカルの記憶のために前記第2のコンピュータ装置の前記それぞれのクライアント側アプリケーションに送信するステップを含む、
    請求項3に記載の方法。
  7. コンピュータシステムであって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記コンピュータシステムのアカウントを介して第1のコンピュータ装置と第2のコンピュータ装置とが関連付けられるようにする手段と、
    前記第1のコンピュータ装置の第1の短期データリポジトリに保存されている第1の項目を識別する手段と、
    前記第1の短期データリポジトリから前記第1の項目のデータを取得する手段と、
    前記第1の項目の前記データで前記第2のコンピュータ装置の第2の短期データリポジトリを更新する手段と、
    を備えることを特徴とするコンピュータシステム。
  8. 前記第1の項目の前記データを取得することは、前記コンピュータシステムに関連する前記第1のコンピュータ装置のクライアント側アプリケーションによって前記第1の項目の前記データを前記コンピュータシステムに送信することを含む、
    請求項7に記載のコンピュータシステム。
  9. 前記第2の短期データリポジトリに保存された第2の項目を識別する手段と、
    前記第2の短期データリポジトリから前記第2の項目のデータを取得する手段と、
    前記第2の項目の前記データで前記第1のコンピュータ装置の前記第1の短期データリポジトリを更新する手段と、
    をさらに備える、
    請求項7に記載のコンピュータシステム。
  10. 前記第2の項目は、前記第2の短期データリポジトリに保存されている前記第1の項目を上書きする、
    請求項9に記載のコンピュータシステム。
  11. 前記第1の短期データリポジトリは第1のクリップボードであり、前記第1の項目は、ユーザによって行われるカット操作又はコピー操作の少なくとも一方によって前記クリップボードに保存される、
    請求項9に記載のコンピュータシステム。
  12. 前記第2の短期データリポジトリは、前記ユーザがペースト操作を行うことによって前記第1の項目のコピーを前記第2のコンピュータ装置のアプリケーション、コンテンツ項目又はフォルダの少なくとも1つに転送できるようにする第2のクリップボードである、
    請求項11に記載のコンピュータシステム。
  13. 前記コンテンツ項目は、ワープロ文書、スプレッドシート、プレゼンテーション又は画像の少なくとも1つである、
    請求項12に記載のコンピュータシステム。
  14. 前記項目は、テキスト又はファイルの少なくとも一方である、
    請求項12に記載のコンピュータシステム。
  15. コンピュータシステムであって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    命令を含むメモリと、
    を備え、前記命令は、前記プロセッサによる実行時に、前記コンピュータシステムに、
    コピー操作によって第1のコンピュータ装置のクリップボードに記憶されている項目を検出させ、
    前記コンピュータシステムによって前記項目のデータを取得させ、
    前記第1のコンピュータ装置の前記クリップボードに記憶されている項目を検出したことに応答して、前記コンピュータシステムにより、前記項目の前記データで少なくとも第2のコンピュータ装置のクリップボードを更新させる、
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  16. 前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサによる実行時に、さらに前記コンピュータシステムに、ユーザがペースト操作を行うことによって、前記項目のコピーを前記少なくとも第2のコンピュータ装置のアプリケーション、コンテンツ項目又はフォルダの少なくとも1つに転送できるようにさせる、
    請求項15に記載のコンピュータシステム。
  17. 前記コンピュータシステムは、前記第1のコンピュータ装置及び前記少なくとも第2のコンピュータ装置からのコンテンツ項目を記憶すること又は修正することの少なくとも一方を可能にし、各コンピュータ装置は、前記コンテンツ項目のコピーをローカルに記憶し、前記コンピュータシステムと通信して、各コンピュータ装置にローカルに記憶されている前記コンテンツ項目のユニバーサルコピーを維持する、
    請求項15に記載のコンピュータシステム。
  18. 前記第1のコンピュータ装置及び前記少なくとも第2のコンピュータ装置は、異なるオペレーティングシステム又は異なる装置プラットフォームの少なくとも一方を有する、
    請求項15に記載のコンピュータシステム。
  19. 前記第1のコンピュータ装置及び前記少なくとも第2のコンピュータ装置の各々は、前記コンピュータシステムと通信して、前記第1のコンピュータ装置及び前記少なくとも第2のコンピュータ装置にローカルに記憶されているデータを、前記コンピュータシステムを用いて記憶されたデータに同期させるクライアント側アプリケーションを含む、
    請求項15に記載のコンピュータシステム。
  20. 前記項目の前記データを取得することは、前記第1のコンピュータ装置のクライアント側アプリケーションによって前記項目の前記データを前記コンピュータシステムに送信することを含む、
    請求項19に記載のコンピュータシステム。
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