JP6389669B2 - 両軸受リール及び両軸受リールの制動ユニットの制動部 - Google Patents

両軸受リール及び両軸受リールの制動ユニットの制動部 Download PDF

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本発明は、両軸受リール及び両軸受リールのリール本体に対して、スプール軸回りに回転可能なスプールを制動する両軸受リールの制動ユニットの制動部に関する。
両軸受リールには、釣り糸の放出速度よりもスプールの回転速度が速くなることによって生じるバックラッシュを防止するためにスプールを制動する制動ユニットが設けられる。また、その制動ユニットにおいて、磁石を用いたものが知られている(特許文献1及び特許文献2参照)。
特許文献1の制動ユニットは、リール本体にスプール軸に一体回転可能に装着され周方向に並べて配置された複数の磁石と、磁石の外周側に配置された複数のコイルとを有する。特許文献1の制動ユニットは、磁石の回転によってコイルに生じる電力を電気的に制御することによってスプールを制動する。
特許文献2の制動ユニットは、スプールの一体回転可能な筒状の導電体と、リール本体に導電体の内周面及び外周面にそれぞれ対向可能に配置された内側環状磁石及び外側環状磁石と、を有する。特許文献2の制動ユニットでは、磁石の磁界中に導電体を配置することによって導電体の回転に伴って発生する電磁力によってスプールを制動する。
特開2007−135417号公報 特開2012−157359号公報
特許文献1の磁石に特許文献2に開示された環状磁石を適用すると、磁石の組み立て性が向上する。しかし、特許文献2の環状磁石では、磁束密度が低いため、磁束のバラツキが生じ、スプールの回転バランスが悪くなり、制動性能が低下するおそれがある。
本発明の課題は、両軸受リールの制動ユニットにおいて、スプールの回転バランスを向上させることにある。
本発明に係る両軸受リールの制動ユニットの制動部は、両軸受リールのリール本体に対して回転可能なスプールを制動する。制動部は、導電体と、磁石と、を備える。導電体は、リール本体及びスプールのいずれか一方に設けられる。磁石は、リール本体及びスプールのいずれか他方に、導電体と所定の隙間をあけて、少なくとも一部が対向するように設けられた極異方性着磁される。
この制動部では、磁石がN極とS極とが径方向に並ぶラジアル異方性着磁ではなく、N極とS極とが周方向に並ぶ極異方性着磁されるため、正弦波的な表面磁束密度分布が得られ、磁束密度のバラツキが少なくなる。これによって、スプールの回転バランスを向上させることができる。
磁石は、スプール軸方向に延びる円筒形磁石であってもよい。導電体は、円筒形磁石の外周側に所定の間隔をあけて配置された複数のコイルを含んでもよい。この場合には、コイルに発生する電力を制御してスプールを電気的に制動可能になる。また、磁石が円筒形であるので、磁石の外形寸法精度が高くなり、所定の隙間が変動しにくくなり、スプールを精度よく制動できる。また、磁石が円筒形であるので、磁石の取付が容易になり、磁石の組み立て性が向上する。
スプールは、釣り糸を巻き付け可能な糸巻き部と、糸巻き部と一体に形成されスプール軸に固定される筒状部と、を有してもよい。磁石は、第1端面が筒状部の端面で軸方向に位置決めされてもよい。この場合には、筒状部の端面で磁石を位置決めできるので、磁石の位置決め構造が簡素化する。
磁石はスプール軸に接着によって一体回転可能に装着されてもよい。この場合には、磁石に強い力が作用しないので、比較的脆い磁石を損傷させることなく、スプール軸に磁石を容易に装着できる。
制動ユニットの制動部は、磁石の第1端面と反対側の第2端面に接触可能な弾性リングと、スプール軸に固定され、弾性リングを第2端面とで挟持して圧縮可能な圧縮部材と、をさらに備えてもよい。この場合には、弾性リングによって磁石を筒状部に向けて付勢するので、磁石に過度の応力を作用させることなく磁石をスプール軸に一体回転可能に装着できる。この場合、磁石を接着してもよいが、接着せずに付勢力によって生じる摩擦力によってスプール軸に一体回転可能に装着してもよい。
磁石は、第1端面と反対側の第2端面に凹部を有してもよい。制動ユニットの制動部は、スプール軸に固定され凹部に係合する回り止め凸部をさらに備えてもよい。この場合には、凹部に回り止め凸部を係合させることによって、磁石に応力を作用させずに、磁石を抜け止めできると共に、スプール軸に磁石を一体回転可能に装着できる。また、接着を併用すれば、回転方向のがたつきも低減できる。
凹部は第2端面に径方向に沿って第2端面から凹んで形成されてもよい。回り止め凸部は、スプール軸を径方向に貫通して固定されるピン部材を有してもよい。この場合には、ピン部材を、圧入又は接着などの適宜の固定手段によって固定する簡素な構成で、磁石をスプール軸に一体回転可能に装着できる。
磁石は、リール本体に設けられ、スプール軸方向に延びる環状磁石であってもよい。この場合には、環状磁石からの磁気によってスプールを機械的に制動可能になる。
導電体は、スプールであってもよい。この場合には、導電体を別に設ける必要がないので、制動ユニットの制動部の構成が簡素になる。
導電体は、スプールと一体回転可能に設けられる筒状部材であってもよい。この場合には導電体と磁石との対向面積を任意に設定できる。
本発明の別の発明に係る両軸受リールは、釣り竿に装着可能であり、釣り糸を前方に繰り出し可能なである。両軸受リールは、第1側板及び第1側板と対向して配置される第2側板とを含むフレームを有するリール本体と、第1側板と第2側板の間に回転自在に配置されたスプールと、上記の制動部を有する制動ユニットと、を備える。この場合には、上記の作用効果を奏する両軸受リールを得ることができる。
本発明によれば、磁石がN極とS極とが周方向に揃う極異方性着磁されるため、磁石の磁束密度が高くなり、磁束のバラツキが少なくなる。これによって、スプールの回転バランスを向上させることができる。
本発明の第1実施形態を採用した両軸受リールの斜視図。 制動ユニットを含む両軸受リールの分解斜視図。 スプール及び磁石の断面図。 磁石の着磁状態を示す、図3の切断線IV−IVによって切断した断面図。 第1実施形態の第1変形例の磁石の断面図。 第1実施形態の第2変形例の磁石の断面図。 本発明の第2実施形態を採用した両軸受リールの断面部分図。
<第1実施形態>
図1及び図2において、本発明の第1実施形態が採用された両軸受リール100は、釣り糸を前方に繰り出し可能なリールである。両軸受リール100は、リール本体1と、ハンドル2と、スプール12と、スプール12を電気的に制動する制動ユニット20(図2参照)と、を備える。
<リール本体>
リール本体1は、一体形成されたフレーム5と、フレーム5のハンドル2側に配置される側カバー7と、を有する。
フレーム5は、図2に示すように、ハンドル2と逆側に配置された第1側板5aと、第1側板5aと対向して配置される第2側板5bと、第1側板5aと第2側板5bとを連結する複数の連結部5cと、サムレスト9と、を有する。第1側板5a及び第2側板5bは、対向する一対の側板の一例である。第1側板5aは、スプール12が通過可能な円形の開口5dを有する。複数の連結部5cのうち、第1側板5aと第2側板5bを下側で連結する連結部5cには、釣り竿に装着される竿取付脚5eが設けられる。開口5dの周囲で、フレーム5の第1側板5aに制動ユニット20が着脱可能に設けられる。サムレスト9は、図1及び図2に示すように、第1側板5a、第2側板5b及び第1側板5aと第2側板5bの前部で上部に外側に張り出して形成される。
ハンドル2は、リール本体1に回転自在に支持される。スプール12は、第1側板5aと第2側板5bとの間でリール本体1に回転自在に保持される。スプール12は、図3に示すように、釣り糸を巻き付け可能な糸巻き部12aと、糸巻き部12aと一体に形成されスプール軸16に固定される筒状部12bと、を有する。筒状部12bの内周面にスプール軸16が一体回転可能に連結される。スプール軸16は、一端が後述する軸支持部8に軸受18によって回転自在に支持される。スプール軸16の他端は側カバー7に図示しない軸受によって回転自在に支持される。
<制動ユニット>
制動ユニット20は、図2に示すように、軸支持部8を有するカバー部6と、制動部30と、回路基板31と、制動部30の制動力を第1調整範囲で調整する第1調整部32と、制動部30の制動力を第2調整範囲で調整する第2調整部34と、カバー部材38と、を備える。
<カバー部>
図2に示すように、カバー部6は、フレーム5の第1側板5aに着脱可能に装着される。カバー部6は、カバー本体6aと、カバー本体6aの内側面6bに装着される軸支持部8と、を有する。
<カバー本体>
カバー本体6aの内側面6bには、軸支持部8を固定するための複数(例えば3つ)の固定ボス部6cが形成される。また、内側面6bには、制動ユニット20の後述する第1調整操作部50及び第2調整操作部54を回動自在に装着するための第1装着ボス部6d及び第2装着ボス部6eが各別に形成される。第1装着ボス部6dは、第1軸X1を中心に筒状に形成される。第1軸X1は、カバー本体6aが第1側板5aに装着された状態で、後述するスプール軸16と同芯に配置される。第2装着ボス部6eは、第1軸X1と平行な第2軸X2を中心に形成される。第2軸X2は、第1軸X1よりも前方かつ下方に配置される。
<軸支持部>
軸支持部8は、図2に示すように、スプール12のスプール軸16の一端を回転自在に支持する。スプール軸16はスプール12の回転軸の一例である。軸支持部8は、扁平有底円筒状の部材である。軸支持部8の中心には、スプール軸16の一端を回転自在に支持するための軸受18が収納される筒状の軸受収納部8aが内側面から突出して形成される。軸支持部8の外周面8bには、軸支持部8を開口5dの周囲で第1側板5aに対して着脱するための着脱リング22が回動自在に装着される。着脱リング22は公知のバヨネット構造によって、軸支持部8を第1側板5aに着脱可能に装着する。着脱リング22は外周面に径方向外方に突出する複数(例えば3つ)の爪部22aと、着脱操作のための操作把手22bと、を有する。複数の爪部22aは、厚さが徐々に薄くなる傾斜面を有し、開口5dの周囲に形成された図示しない複数の係合溝に係合する。操作把手22bを指先で下方に操作して、着脱リング22を一方向(例えば図2の反時計回り)に回転させると、爪部22aが係合溝から離脱し、軸支持部8及びカバー部6が第1側板5aから外れる。また、操作把手22bを指先で例えば上方に操作して、着脱リング22を他方向に回転させると、爪部22aが係合溝に係合し、軸支持部8及びカバー部6が第1側板5aに固定される。軸支持部8は、複数本(例えば3本)のボルト部材24によって、回路基板31及び第1調整部32と共にカバー部6に装着される。軸支持部8がカバー部6に装着された状態では、着脱リング22は、スプール軸方向の移動が規制され、軸支持部8に対して回動自在になる。
<制動部>
制動部30は、図3及び図4に示すように、スプール12を電気的に制動可能である。制動部30は、スプール軸16を介してスプール12と一体回転可能に設けられる制動磁石44、及び制動磁石44の外周側に所定の隙間G(図4参照)をあけて筒状に配置され、直列接続された複数のコイル46を有する。制動磁石44は磁石の一例である。コイル46は導電体の一例である。
制動磁石44は、図4に示すように、コイル46と所定の隙間Gをあけて少なくとも一部が対向するように設けられる。この実施形態では、制動磁石44は、筒状の複数のコイル46と全部が対向可能に配置される。制動磁石44は、スプール軸16に一体回転可能に装着される。この実施形態では、制動磁石44は、接着によってスプール軸16に固定される。図3に示すように、制動磁石44は、第1端面44aと、第1端面44aと反対側の第2端面44bとを有する円筒形磁石である。制動磁石44は、スプール軸16に、すきま嵌めで嵌合する。制動磁石44は、第1端面44aがスプール12の筒状部12bの端面でスプール軸16方向に位置決めされる。制動磁石44は、図4に示すように、複数(例えば4つ)の磁極が周方向に並べて配置され、磁束が円弧状に湾曲する極異方性着磁される。これによって、正弦波的な表面磁束密度分布が得られ、制動磁石44が回転しても、均一かつ高密度の磁束密度分布が得られ、スプール12の回転バランスが向上する。
複数のコイル46は、コイル取付部材48によって回路基板31を介してリール本体1に設けられる。直列接続された複数のコイル46の両端は、回路基板31に電気的に接続される。この実施形態では、コイル46は周方向に並べて4つ設けられる。各コイル46はそれぞれ円弧状に湾曲して形成され、複数のコイル46は、全体として概ね筒状に形成される。コイル46の外周側には、スプール12の糸巻き部12aの内周面に一体回転可能に装着された磁束漏洩防止部材58が設けられる。磁束漏洩防止部材58はコイル46の作用する制動磁石44の磁束がスプール12側に漏洩しないように設けられる。これによって、制動磁石さらに44から発せられる磁束がコイル46に効率よく集まり、スプール12の回転バランスがさらに向上する。コイル46は、後述するカバー部材38によって封止される。
<回路基板>
回路基板31は、貫通孔31cを有する円板状に形成される。回路基板31は、軸支持部8の軸受収納部8aの外周側でスプール12と対向する面に装着される。回路基板31は、ボルト部材24によって、軸支持部8、カバー部材38、及び磁束遮蔽部材40と共に、カバー部6に固定される。回路基板31に制動部30を電気的に制御する制御部及び、第1調整部32及び第2調整部34の調整位置やスプール12の回転速度を検出する複数の検出部が設けられる。
<第1調整部>
第1調整部32は、制動部30の、制動力の時間変化が異なる複数の制動モードのいずれかを選択するために設けられる。この実施形態では、例えば、釣り糸の種類(たとえば、ナイロンライン、フロロカーボンライン(ポリフッ化ビニリデン製の糸)、PEライン(ポリエチレン繊維を縒り合わせた糸))に応じた3つの制動モードに調整可能である。
第1調整部32は、第1調整操作部50、及び第1調整操作部50の調整位置を検出する第1検出部(図示せず)を有する。
第1調整操作部50は、リール本体1に複数段階の第1調整範囲に移動可能に設けられる。この実施形態では、第1調整操作部50は、カバー本体6aの内側面6bに、例えば3段階の第1調整範囲に位置決め可能に回動自在に設けられる。第1調整操作部50は、レバー部材50bを有する。レバー部材50bは、先端に円弧状に湾曲し、表面に周方向に間隔を隔てて形成された複数の凸部50dを有する操作部50cを有する。レバー部材50bは、第1装着ボス部6dの外周面に第1軸X1回りに第1調整範囲で回動自在に取り付けられる。第1調整範囲は、例えば30度以下の範囲である。この実施形態では、第1装着ボス部6dがスプール軸16と同芯に配置されるので、第1調整操作部50は、スプール軸16回りに回動する。第1調整操作部50は、カバー部4をリール本体1から外さないと操作できない。
<第2調整部>
第2調整部34は、制動部30の、強さが異なる複数の制動力のいずれかを選択するために設けられる。この実施形態では、例えば、制動力の強さを8段階に調整可能である。第2調整部34は、第2調整操作部54及び第2調整操作部54の調整位置を検出する第2検出部(図示せず)を有する。
第2調整操作部54は、リール本体1に複数段階の第2調整範囲に移動可能に設けられる。この実施形態では、第2調整操作部54は、カバー本体6aの内側面6bに、例えば8段階の第2調整範囲に位置決め可能に回動自在に設けられる。第2調整範囲は、例えば120度以下の範囲である。第2調整操作部54は、第2装着ボス部6eにねじ込まれるネジ部材55によって、カバー本体6aの内側面6bに第2軸X2回りに回動自在に取り付けられる。第2調整操作部54は、カバー部4の着脱に関わらず操作可能である。
<カバー部材>
カバー部材38は、図2に示すように、回路基板31、コイル46、及び回路基板31に搭載された電装品を絶縁するために設けられる合成樹脂製の樹脂モールド成型された段付き筒状の部材である。カバー部材38は、複数のコイル46の先端、内周部及び外周部を覆う第1カバー部38aと、回路基板31の外周部、内周部、第1面31a、及び第2面31bを覆い、第1カバー部38aと一体形成された第2カバー部38bと、を有する。第1カバー部38aは、制動磁石44の外周側に配置される。すなわち、カバー部材38は、コイル46及び検出部を含む電気部品が装着された回路基板31の全面を覆って、回路基板31を封止する。
このように構成された制動ユニット20では、キャスティングによってスプール12が糸繰り出し方向に回転すると、制動磁石44が回転する。これによって、コイル46に電力が発生し、第1調整部32によって選択された制動モード及び第2調整部34によって調整された大きさの制動力でスプール12が制動される。このとき、制動磁石44が極異方性着磁されているので、磁束密度が高くなりかつ磁束密度のバラツキが少なくなる。これによって、スプール12の回転バランスを向上させることができる。
<第1変形例>
図5に示す第1実施形態の第1変形例では、制動部130は、第2端面44bに接触可能なOリング160と、スプール軸16に固定され、Oリング160を第2端面44bとで挟持して圧縮可能な圧縮部材162と、さらに備える。Oリング160は、弾性リングの一例である。圧縮部材162は、環状の部材であり、外周側にOリング160を装着するための環状凹部162aを有する。また圧縮部材162は、内周側に皿バネの機能を有するテーパ部162bを有する。テーパ部162bの内径は、スプール軸116の圧縮部材162を装着する部分の外径よりもわずかに小さい。スプール軸116の圧縮部材162のテーパ部162bを装着する部分には、わずかな幅及び深さ(例えばいずれも1mm程度)を有する環状溝116aが形成される。環状溝116aは、圧縮部材162をスプール軸116方向に位置決め及び抜け止めするために設けられる。
制動磁石44をスプール軸16に装着する場合、制動磁石44をスプール軸16の外周面に配置する。続いて、Oリング160を圧縮部材162の環状凹部162aに装着し、Oリング160が装着された圧縮部材162をスプール軸116に装着する。そして、テーパ部162bの内周部が環状溝116aにはまり込むまで圧縮部材162を適宜の治具によって押圧する。圧縮部材162が環状溝116aにはまり込むと、Oリング160が圧縮して制動磁石44の第2端面44bを筒状部12bの端面に向けて付勢する。
このように、第1変形例では、Oリング160によって制動磁石44を筒状部12bに向けて付勢するので、制動磁石44に過度の応力を作用させることなく制動磁石44をスプール軸116に一体回転可能に装着できる。この場合、制動磁石44をスプール軸116に接着してもよいが、接着せずに付勢力によって生じる摩擦力によって、制動磁石44をスプール軸16に一体回転可能に装着してもよい。
<第2変形例>
図6に示す第2変形例では、制動磁石244は、第1端面244aと反対側の第2端面244bに凹部244cを有する。凹部244cは第2端面244bに径方向に沿って第2端面244bから凹んで形成される。第2実施形態では、凹部244cは、図6に二点鎖線で示すように、第2端面244bから円弧状に凹んで形成される。図6の二点鎖線では、凹部244c及び後述するピン部材264aの平面視の形状を示す。なお、凹部244cのへこみ形状は円弧状に限定されず三角形状、矩形状等、どのような形状でもよい。
制動部230は、スプール軸216に固定され凹部244cに係合する回り止め凸部264をさらに備える。回り止め凸部264は、スプール軸216を径方向に貫通して固定されるピン部材264aを有する。ピン部材264aは、スプール軸216に径方向に沿って形成された貫通孔216bに圧入されてスプール軸216に一体回転可能に固定される。
第2変形例では、凹部244cに回り止め凸部264を係合させることによって、比較的脆弱な制動磁石244に応力を作用させずに、制動磁石244を抜け止めできると共に、スプール軸216に制動磁石244を一体回転可能に装着できる。また、接着を併用すれば、回転方向のがたつきも低減できる。
<第2実施形態>
図7に示す第2実施形態は、制動部330は、スプール312を、磁気を利用して機械的に制動可能である。なお、第2実施形態では、図面に第1実施形態の符号に「300」を加算した符号で、第1実施形態に対応する構成を示す。
制動部330は、スプール312に、磁気によって回転方向と逆方向の力を付加して、スプール312を制動する。制動部330は、軸支持部308を介してリール本体301のフレーム305の第1側板305aに設けられた磁石344と、磁石344の内周側に配置されスプール312と一体回転可能に設けられた導電体346と、を備える。磁石344はスプール軸16方向に延びる環状磁石である。磁石344は、導電体346の内周側に向けて移動可能である。これによって、磁石344の磁界に導電体346が配置される。この状態において、導電体346がスプール312と共に回転すると、スプール312の回転速度に応じた渦電流が発生する。この渦電流の発生によって、導電体346には、回転方向と逆方向の磁気力が付与される。これにより、制動部330は、キャスティング時にスプール312を回転速度に比例して制動する。磁石344は、導電体346に磁力を作用させることにより、スプール312の回転を制動するものである。第2筒部372の外周部には、磁石344が固定されている。磁石344は、例えば、極異方性着磁された円筒形磁石で構成されている。
導電体346は、スプール312に一体回転可能に連結された筒状部材である。磁石344は、導電体346と少なくとも一部が対向可能に設けられている。導電体346は、アルミニウム合金製のスプール312の糸巻部312aの内周面に一体回転可能に装着される。導電体346は、例えば、アルミニウム合金などの非磁性の電気的導電体である。制動部330は、筒状の第1筒部370と、筒状の第2筒部372と、ばね部材374と、抜け止め部材376と、調整操作部350とを、さらに備える。
第1筒部370は、軸支持部308の軸受収容部308aの外周部に装着される。詳細には、第1筒部370の内周部が、軸支持部308の軸受収容部308aの外周部に回動自在に装着される。
第1筒部370は、外周面に被係合部370aを有する。被係合部370aは、周方向の変化に対して軸方向に急変する曲線形状に、凹んで形成されている。例えば、被係合部370aは、上記の曲線状に形成された溝部である。被係合部370aたとえば溝部は、2次曲線に沿うように形成されている。
第1筒部370では、スプール312側(図7右側)の先端内周部に、雌ねじ部370bが形成されている。この雌ねじ部370bには、抜け止め部材376の軸支持部308側(図7左側)先端外周部に形成された雄ねじ部376aが、螺合する。これにより、第1筒部370に抜け止め部材376が装着される。第1筒部370の軸支持部308側(図7左側)端部には、大径のフランジ部370cが形成されており、後述する調整操作部350の押圧部350aが一体回動可能に係合している。
第2筒部372が軸方向に移動することによって、磁石344と導電体346との対向面積が変化し、制動力を調整可能である。
第2筒部372は、第1筒部370の外周部に対して、相対回転可能かつ軸方向移動可能に装着されている。第2筒部372は、磁石344を保持する。第2筒部372は、係合部372aを有する。係合部372aは、被係合部370aに係合する部分である。第2筒部372が第1筒部370に対して相対回転可能かつ軸方向移動可能なように、係合部372aは、被係合部370aに係合し案内される。係合部372aは、第2筒部372の内周部に、設けられている。たとえば、係合部372aは、第2筒部372のスプール312側(図7右側)の内周部において内側に突出した突出部である。この第2筒部372の係合部372aは、第2筒部372の回転に応じて、第1筒部370に2次曲線形状に形成された被係合部370aに、係合しながら移動する。これにより、第2筒部372及び磁石344が軸方向に移動する。
ばね部材374は、第2筒部372を付勢するための部材である。詳細には、ばね部材374は、第2筒部372を軸支持部308側(図7左側)に付勢する。ばね部材374は、第2筒部372のスプール312側(図7右側)の先端部に接触するように、配置されている。また、ばね部材374は、抜け止め部材376と第2筒部372との間に配置されている。具体的には、ばね部材374は、円錐コイルばねである。ばね部材374は、磁石344によって吸着されないように、例えばSUS303等の非磁性材料を用いて形成されている。
抜け止め部材376は、ばね部材374を抜け止めするための部材である。抜け止め部材376は、第1筒部370のスプール312側(図7右側)の先端部に装着される。ここでは、第1筒部370の雌ねじ部370bに、抜け止め部材376の軸支持部308側(図7左側)先端を螺合させることによって、抜け止め部材376が第1筒部370に装着されている。
調整操作部350は、スプール312の制動力を調整するためのものである。調整操作部350は、押圧部350aによって、第1筒部370に一体回動可能に連結される。磁石344と導電体346との対向面積を変化させることによってスプール312の制動力を調整する。具体的には、調整操作部350を回すと、第1筒部370が回転し、第2筒部372に装着された磁石344が軸方向に移動する。これにより、磁石344と導電体346の対向面積が変化し、制動力が変化する。対向面積が大きくなると制動力が増加し、対向面積が小さくなると制動力が小さくなる。
このような構成の機械式の制動部330においても、磁石344が極異方性着磁されるので、磁束密度のバラツキが少なくなる。これによって、スプール312の回転バランスを向上させることができる。
<他の実施形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組合せ可能である。
(a)上記実施形態では、磁石として円筒形磁石を用いたが、本発明はこれに限定されない。例えば、複数の磁石を周方向に配置した磁石組み立て体を極異方性着磁してもよい。
(b)第2実施形態では、磁石344が一つあったが、本発明はこれに限定されない。例えば、導電体を挟んで内側磁石と外側磁石を配置してもよい。この場合、第1調整操作部によって内側磁石と外側磁石とを一体で軸方向に移動させ、第2調整操作部によって、内側磁石及び外側磁石のいずれか一方を他方に対して軸方向に移動させるようにしてもよい。
(c)第2実施形態では、導電体346がスプール312に固定されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、導電体をスプールの回転に応じてスプール軸方向に移動可能に配置してもよい。
(d)第2実施形態では、導電体346がスプール312と別体であったが、本発明はこれに限定されない。例えば、導電体を設けずに、スプール312の第1側板305a側(図7左側)の筒状の糸巻部312aを導電体としてもよい。
<特徴>
上記実施形態は、下記のように表現可能である。
(A)両軸受リール100の制動部30は、両軸受リール100のリール本体1に対して回転可能なスプール12を制動する。制動部30は、導電体としてのコイル46と、制動磁石44と、を備える。コイル46は、リール本体1に設けられる。制動磁石44は、スプール12に、コイル46と所定の隙間Gをあけて、少なくとも一部が対向するように設けられた極異方性着磁された磁石である。
この制動部30では、制動磁石44がN極とS極とが径方向に並ぶラジアル異方性着磁ではなく、N極とS極とが周方向に並ぶ極異方性着磁されるため、正弦波的な表面磁束密度分布が得られ、磁束密度のバラツキが少なくなる。これによって、スプール12の回転バランスを向上させることができる。
(B)制動磁石44は、スプール軸16方向に延びる円筒形磁石であってもよい。導電体は、円筒形磁石の外周側に所定の間隔をあけて配置された複数のコイル46を含んでもよい。この場合には、コイル46に発生する電力を制御してスプール12を電気的に制動可能になる。また、制動磁石44が円筒形であるので、制動磁石44の外形寸法精度が高くなり、所定の隙間が変動しにくくなり、スプール12を精度よく制動できる。また、制動磁石44が円筒形であるので、磁石の取り付けが容易になり、磁石の組み立て性が向上する。
(C)スプール12は、釣り糸を巻き付け可能な糸巻き部12aと、糸巻き部12aと一体に形成されスプール軸16に固定される筒状部12bと、を有してもよい。制動磁石44は、第1端面44aが筒状部12bの端面で軸方向に位置決めされてもよい。この場合には、筒状部12bの端面で制動磁石44を位置決めできるので、制動磁石44の位置決め構造が簡素化する。
(D)制動磁石44は接着によってスプール軸16に装着されてもよい。この場合には、比較的脆い制動磁石44に強い力が作用しないので、制動磁石44を損傷させることなく、スプール軸16に制動磁石44を容易に装着できる。
(E)制動部30は、制動磁石44の第1端面44aと反対側の第2端面44bに接触可能なOリング160と、スプール軸116に固定され、Oリング160を第2端面44bとで挟持して圧縮可能な圧縮部材162と、をさらに備えてもよい。この場合には、Oリング160によって制動磁石44を筒状部12bに向けて付勢するので、制動磁石44に過度の応力を作用させることなく制動磁石44をスプール軸16に一体回転可能に装着できる。この場合、制動磁石44を接着してもよいが、接着せずに付勢力によって生じる摩擦力によってスプール軸16に一体回転可能に装着してもよい。
(F)制動磁石244は、第1端面244aと反対側の第2端面244bに凹部244cを有してもよい。制動部230は、スプール軸16に固定され凹部244cに係合する回り止め凸部264をさらに備えてもよい。この場合には、凹部244cに回り止め凸部264を係合させることによって、制動磁石244に応力を作用させずに、制動磁石244を抜け止めできると共に、スプール軸216に制動磁石244を一体回転可能に装着できる。また、接着を併用すれば、回転方向のがたつきも低減できる。
(G)凹部244cは第2端面244bに径方向に沿って第2端面244bから凹んで形成されてもよい。回り止め凸部264は、スプール軸216を径方向に貫通して固定されるピン部材264aを有してもよい。この場合には、ピン部材264aを、圧入又は接着などの適宜の固定手段によって固定する簡素な構成で、制動磁石244をスプール軸216に一体回転可能に装着できる。
(H)磁石344は、リール本体301に設けられ、スプール軸方向に延びる環状磁石であってもよい。この場合には、環状磁石からの磁気によってスプールを機械的に制動可能になる。
(I)導電体は、スプールであってもよい。この場合には、導電体を別に設ける必要がないので、制動部330の構成が簡素になる。
(J)導電体346は、スプール312と一体回転可能に設けられる筒状部材である。この場合には導電体346と磁石344との対向面積を任意に設定できる。
1,301 リール本体
5,305 フレーム
5a,305a 第1側板
5b 第2側板
12,312 スプール
12a 糸巻部
12b 筒状部
16,116,216 スプール軸
30,130,230,330 制動部
44,244,344 制動磁石
46 コイル
100 両軸受リール
160 Oリング
162 圧縮部材
244c 凹部
264 回り止め凸部
264a ピン部材
346 導電体

Claims (7)

  1. 両軸受リールのリール本体に対してスプール軸回りに回転可能なスプールを制動する両軸受リールの制動ユニットの制動部であって、
    前記リール本体に設けられた導電体と、
    前記スプール軸方向に延び、前記導電体と所定の隙間をあけて、少なくとも一部が対向するように前記スプール軸にすきま嵌めされるとともに、第1端面が前記スプールによって軸方向に位置決めされ、極異方性着磁された円筒形の磁石と、
    前記磁石の前記第1端面と反対側の第2端面に接触可能な弾性リングと、
    前記スプール軸に固定され、前記弾性リングを前記第2端面とで挟持して圧縮可能な圧縮部材と、
    を備えた両軸受リールの制動ユニットの制動部。
  2. 両軸受リールのリール本体に対してスプール軸回りに回転可能なスプールを制動する両軸受リールの制動ユニットの制動部であって、
    前記リール本体に設けられた導電体と、
    前記スプール軸方向に延び、前記導電体と所定の隙間をあけて少なくとも一部が対向するように前記スプール軸にすきま嵌めされるとともに、第1端面が前記スプールによって軸方向に位置決めされ、前記第1端面と反対側の第2端面に凹部を有し、極異方性着磁された円筒形の磁石と、
    前記スプール軸に固定され前記凹部に係合する回り止め凸部と、
    を備えた両軸受リールの制動ユニットの制動部。
  3. 前記凹部は前記第2端面に径方向に沿って前記第2端面から凹んで形成され、
    前記回り止め凸部は、前記スプール軸を径方向に貫通して固定されるピン部材を有する、請求項に記載の両軸受リールの制動ユニットの制動部。
  4. 前記磁石は、前記スプール軸に接着によって一体回転可能に装着されている、請求項2又は3に記載の両軸受リールの制動ユニットの制動部。
  5. 前記スプールは、釣り糸を巻き付け可能な糸巻き部と、前記糸巻き部と一体に形成され前記スプール軸に固定される筒状部と、を有し、
    前記磁石は、前記第1端面が前記筒状部の端面で軸方向に位置決めされる、請求項1から4のいずれか1項に記載の両軸受リールの制動ユニットの制動部。
  6. 前記導電体は、前記磁石の外周側に所定の間隔をあけて配置された複数のコイルを含む、請求項1から5のいずれか1項に記載の両軸受リールの制動ユニットの制動部。
  7. 釣り竿に装着可能であり、釣り糸を前方に繰り出し可能な両軸受リールであって、
    第1側板及び前記第1側板と対向して配置される第2側板とを含むフレームを有するリール本体と、
    前記第1側板と前記第2側板の間に回転自在に配置されたスプールと、
    請求項1からのいずれか1項に記載の制動部を有する制動ユニットと、
    を備えた両軸受リール。
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