JP6389102B2 - センサ装置 - Google Patents

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Description

本願は、検出対象であるガスの圧力と温度を検出する、圧力センサ及び温度センサを備えたセンサ装置に関する。
工場やプラントにおいては各種の機械や弁が数多く取り付けられており、これらの機械や弁は、圧力センサや温度センサを備えたセンサ装置を用いて、絶えず又は定期的にその圧力や温度等の作動状態がチェックされている。
従来のセンサ装置は、圧力センサ及び温度センサそれぞれがターミナルを介して外部素子と電気的に接続されている(例えば特許文献1参照。)。このようなセンサ装置によれば、検出対象であるガスの圧力と温度を同一箇所で同時に検出することができる。
特開2013−29377号公報
ところで、ガス通路に流入されたガス(例えば蒸気)は、センサ装置本体との熱交換によって凝縮してドレン(例えば水)になる場合がある。ドレンが温度センサの感温素子(感温部)に付着すると、付着部分の温度低下により、ガスの正確な温度を検出できなくなるおそれがある。
本願は、このような事情に鑑みなされたもので、検出対象であるガスの温度を正確に検出することができるセンサ装置の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、本願に開示するセンサ装置は、ガスの流入端から上流方向に延びるガス通路が内部に形成された本体と、上記ガス通路に連通して上記本体に設けられ、上記ガス通路内のガス圧を検出する圧力センサと、上記ガス通路に内挿されたシース管を有する温度センサと、を備えたセンサ装置であって、上記シース管は、上記ガスの温度を検出する感温部を有するとともに、上記感温部の近傍の外周面においてメッシュ部材を有し、上記メッシュ部材は、上記ガス通路の上流方向から下流方向に向かうにつれて上記シース管から離間するメッシュ面を有する。
本願に開示するセンサ装置によれば、感温部の近傍の外周面においてメッシュ部材を有し、メッシュ部材が、ガス通路の上流方向から下流方向に向かうにつれてシース管から離間するメッシュ面を有するため、シース管の外周面を上から下に伝うドレンを、メッシュ面に沿って流下させることができる。そのため、感温部があるシース管先端部へドレンを付着させ難くでき、検出対象であるガスの温度を正確に検出することができる。
本願の実施形態に係るセンサ装置の概略構成を示す断面図である。 図1のセンサ装置を上側から視て示す平面図である。 図1のセンサ装置の要部を示す断面図である。 図1のセンサ装置の要部を下側から視て示す平面図である。 本願の第1変形例のセンサ装置の要部を示す断面図である。
以下、本願のセンサ装置の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、各図中の構成部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各構成部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
本実施形態のセンサ装置1は、プラントや工場等において高温のガス(以下、蒸気として説明する。)が流れる配管に取り付けられて、ガスの圧力及び温度を同一箇所で同時に検出するものである。なお、配管内を流れる蒸気の温度は約500℃である。
図1及び図2に示すように、センサ装置1は、本体10と、温度センサ20と、圧力センサ30と、取付部材40とを備えている。なお、図1において、温度センサ20、圧力センサ30、取付部材40の一部は断面図として示していない。
本体10は、棒状部11と頭部12を有する。棒状部11は、上下流方向(図1において矢印に示す方向)に延びる円筒状に形成されており、一端(下流側)が蒸気の流入端11aを構成し、他端(上流側)に頭部12が一体形成されている。頭部12は、図2に示すように、平面視六角形に形成されている。
本体10の内部には、検出対象である蒸気が流入するガス通路13が形成されている。具体的には、ガス通路13は、棒状部11において形成される縦通路14(図1では紙面横方向に延びる通路)と、頭部12において形成される横通路16(図1では紙面縦方向に延びる通路)とを有する。縦通路14は、一端(下流側)が棒状部11の流入端11aに開口しており、他端(上流側)が横通路16に連通している。
頭部12には、温度センサ20及び圧力センサ30が設けられている。
温度センサ20は、蒸気の温度を計測する感温部(例えば測温抵抗体または熱電対、図示せず)を内蔵した細長い円柱状に形成されたシース管21を有している。シース管21は、棒状部11に形成される縦通路14の略全長に亘って挿入されている。シース管先端部21aよりも上流側には、シース管先端部21a付近へのドレン付着を防止するためのメッシュ部材51が取り付けられている。つまり、メッシュ部材51は、感温部の近傍のシース管21の外周面21bに取り付けられている。なお、図1において、メッシュ部材51は断面図として示していない。
圧力センサ30は、ガス通路13の横通路16に連通する状態で頭部12に設けられ、横通路16内(即ち、ガス通路13内)の蒸気の圧力を電気信号に変換する圧力トランスデューサー(図示せず)により検出するものである。
温度センサ20の感温部及び圧力センサ30の圧力トランスデューサーによりそれぞれ検出された、温度及び圧力に関する電気信号は、電線22及び31をそれぞれ通じて外部機器へ送られる。
本体10の棒状部11には、センサ装置1を配管に取り付けるための取付部材40が設けられている。センサ装置1は、棒状部11の流入端11a側(図1に示す測定対象側)が配管内に挿入された状態で取付部材40によって配管に固定される。その際、センサ装置1は棒状部11が上下方向(鉛直方向)に延びる状態で固定される。なお、取付部材40は棒状部11の挿入長さを調節可能に構成されている。こうして固定されたセンサ装置1では、棒状部11の流入端11aが配管内の蒸気に曝された状態となり、配管内の蒸気が縦通路14に流入して横通路16まで流通する。
次に、シース管21に取り付けたメッシュ部材51について、図3及び図4を参照しながらさらに詳しく説明する。なお、図3において、メッシュ部材51は断面図として示していない。図3に示すように、メッシュ部材51は、ガス通路13の上流方向から下流方向に向かうにつれてシース管21から離間するメッシュ面51cを有する。メッシュ面51cは、リング状の頭部51aを起点とし、同じくリング状の底部51b側に向けて拡径し放射状に展開する形状をなしている。頭部51aの内径はシース管21の外径と略同等であり、底部51bの外径は縦通路14の内径と略同等である。メッシュ部材51のメッシュ面51cは、耐熱性等の観点から、例えば、網目状のステンレス(SUS)製のメッシュで形成されている。
メッシュ部材51は、感温部を内蔵したシース管先端部21aよりも上流側のシース管外周面21bに取り付けられている。具体的には、メッシュ部材51の頭部51aの内周面とシース管21の外周面21bとが接した状態で、メッシュ部材51がシ−ス管21に溶接等により接合されている。
メッシュ部材51の底部51bの外径は、ガス通路13の縦通路14の水平断面の内径と略同等である。底部51bの先端は、底部51bの全周面に亘って、縦通路14の内壁面14aと当接して取り付けられ、シース管21にメッシュ部材51を固定する固定部材を構成している。また、メッシュ部材51の底部51bは、縦通路内壁面14aから隆起した取付リング14bと当接することで、メッシュ部材51がガス通路13の外側へ落下することを防止している。
メッシュ部材51のメッシュ面51cは、上下流方向に対して傾斜した形状をなし、全体が網目状に形成されているため、ガス流入端11aから縦通路14に流入した蒸気(ガス)はメッシュ部材51を下流から上流に向けて通過でき、縦通路14の上流側から流れ落ちてくるドレン61をメッシュ部材51のメッシュ面51cで捕捉する。
次に、本実施形態におけるメッシュ部材51の機能について、図3を参照しながら詳しく説明する。
ガス通路13において、蒸気はシース管21との熱交換によって凝縮してドレンになる場合があり、この場合、図3に示すように、縦通路14の上流側から下流側に向かってシース管外周面21bを水滴状のドレン61が流れ落ちてくる。上記実施形態のセンサ装置1によれば、感温部を内蔵するシース管21の先端部21aよりも上流側にメッシュ部材51を取り付けているため、シース管21を伝って流れ落ちてきたドレン61は、メッシュ部材51のメッシュ面51cに沿って縦通路内壁面14aに向かって流れ落ち(例えばドレン61a)、さらに下流側の縦通路内壁面14aに接触して流れ落ち(例えばドレン61b及びドレン61c)、やがて流入端11aから本体10外に排出される(例えばドレン61d)。このように、メッシュ部材51のメッシュ面51cがドレン61を縦通路内壁面14aへ導きやすくするため、感温部を内蔵するシース管先端部21aへのドレン61の付着を防止できる。このため、温度センサ20は、流入端11aに流入してきた蒸気の温度を正確に検出することができる。
また、上記実施形態のセンサ装置1によれば、メッシュ部材51の底部51bの外径を、ガス通路13の縦通路14の水平断面の内径と略同等にしている。そのため、縦通路14内におけるシース管21のぐらつきを防止でき、メッシュ部材51自体がシース管21を固定するための固定部材としても機能する。
なお、上記実施形態では、メッシュ部材51の底部51bの外径を、ガス通路13の縦通路14の水平断面の内径と略同等にしたが、底部51bの外径は頭部51aの外径よりも僅かに大きい程度であればよく、特に限定はない。また、メッシュ部材51の大きさ(例えば高さ等)も特に限定はない。
図5は、本願のセンサ装置の第1変形例のセンサ装置の要部を示す断面図である。図3においては取付リング14bを用いてメッシュ部材51をガス通路13内に固定する構成としたが、図5に示すように、ガス通路13の縦通路内壁面14aに窪み部14cを設けて、窪み部14cに、リング状の底部51bの周面の先端を嵌めこむ構成としてもよい。これにより、メッシュ部材51がガス通路13の外側へ落下することを防止できる。
本願のセンサ装置は、プラントや工場等において高温のガスが流れる配管に取り付けられて、ガスの温度及び圧力を検出する温度センサ及び圧力センサを備えたセンサ装置について有用である。
1 センサ装置
10 本体
13 ガス通路
14 縦通路
20 温度センサ
21 シース管
21a シース管先端部
21b シース管外周面
30 圧力センサ
51 メッシュ部材

Claims (2)

  1. ガスの流入端から上流方向に延びるガス通路が内部に形成された本体と、
    上記ガス通路に連通して上記本体に設けられ、上記ガス通路内のガス圧を検出する圧力センサと、
    上記ガス通路に内挿されたシース管を有する温度センサと、を備えたセンサ装置であって、
    上記シース管は、上記ガスの温度を検出する感温部を有するとともに、上記感温部の近傍の外周面においてメッシュ部材を有し、
    上記メッシュ部材は、上記ガス通路の上流方向から下流方向に向かうにつれて上記シース管から離間するメッシュ面を有する、ことを特徴とするセンサ装置。
  2. 上記メッシュ面は、リング状の頭部を起点とし、リング状の底部側に向けて拡径し放射状に展開する、請求項1に記載のセンサ装置。
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