JP5727117B1 - センサ装置 - Google Patents

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Abstract

検出対象が高温ガスであっても、コストを抑えたセンサ装置を提供すること。センサ装置1は、検出対象の蒸気が流入するガス通路13が内部に形成された本体10と、ガス通路13に連通して本体10に設けられ、ガス通路13内の蒸気圧を検出する圧力センサ30とを備える。ガス通路13は、蒸気の流入端から圧力センサ30の連通箇所までにおいて螺旋通路14を有している。

Description

本願は、高温ガスの圧力を検出するセンサ装置に関する。
例えば特許文献1に開示されているように、各種プラントや製造装置等で扱われる流体(ガス)の圧力を検出するセンサ装置が知られている。このセンサ装置は、検出対象のガスが流入する通気路が形成された計測ロッドと、該計測ロッドに取り付けられ、通気路に流入したガスの圧力を検出する圧力センサとを有している。このセンサ装置では、計測ロッドの端部がガスの流通箇所に配置されることにより、ガスが通気路に流入してそのガス圧が圧力センサによって検出される。
特開2012−121070号公報
ところで、一般に圧力センサには使用温度が設定されており、検出対象のガスが高温のものになると、使用温度の高い圧力センサを用いなければならない。そのため、センサ装置のコストが高くなるという問題があった。
本願に開示の技術は、このような事情に鑑みなされたもので、その目的は、検出対象が高温のガスであっても、できるだけコストを抑えたセンサ装置を提供することにある。
本願のセンサ装置は、検出対象のガスが流入するガス通路が内部に形成された本体と、上記ガス通路に連通して上記本体に設けられ、上記ガス通路内のガス圧を検出する圧力センサとを備えているものを前提としている。そして、上記ガス通路は、上記ガスの流入端から上記圧力センサの連通箇所までにおいて螺旋状の通路を有している。また、上記本体は、内周面に螺旋状の溝が形成された筒状部を有している。また、本願のセンサ装置は、円柱状に形成され、上記本体の筒状部に挿入され上記円柱状の外周面と上記螺旋状の溝とによって上記螺旋状の通路を形成する内挿体を備えている。また、本願のセンサ装置は、上記ガスの温度を検出する測温抵抗体または熱電対を内蔵したシース管を有する温度センサを備えている。そして、上記シース管は、上記内挿体を構成している。
本願のセンサ装置によれば、ガス通路において螺旋状の通路が形成されているため、例えば直線状の通路と比べて本体におけるガスの接触面積を増大させることができる。そのため、ガスと本体との熱伝達を促進させることができる。したがって、ガス通路において流入端付近では高温のガスであっても圧力センサの連通箇所では流入端付近よりも低い温度のガスにすることができる。そうすると、検出対象が高温のガスであっても、その温度よりも低く設定された使用温度の圧力センサを用いることができるので、センサ装置のコストを抑えることが可能になる。
図1は、実施形態に係るセンサ装置の概略構成を示す断面図である。 図2は、実施形態に係るセンサ装置を上側から視て示す平面図である。 図3は、実施形態に係るセンサ装置の要部を示す断面図である。 図4は、実施形態に係るセンサ装置の要部を示す断面図である。
以下、本願の実施形態について図面を参照しながら説明する。
本実施形態のセンサ装置1は、プラント等において高温のガス(以下、蒸気として説明する。)が流れる配管に取り付けられて、ガスの温度および圧力の2つを検出するものである。なお、配管内を流れる蒸気の温度は約500℃である。
図1および図2に示すように、センサ装置1は、本体10と、温度センサ20(熱電対)と、圧力センサ30と、取付部材40とを備えている。
本体10の内部には、検出対象の蒸気が流入するガス通路13が形成されている。具体的に、本体10は、棒状部11と頭部12を有する。棒状部11は、上下方向(図1において矢印に示す方向)に延びる円筒状に形成されており、本願の請求項に係る筒状部を構成している。棒状部11は、一端が蒸気の流入端11aを構成し、他端に頭部12が一体形成されている。頭部12は、平面視六角形に形成されている。ガス通路13は、棒状部11において形成される螺旋通路14と、頭部12において形成される横通路16とを有する。螺旋通路14は、一端が棒状部11の流入端11aに開口しており、他端が横通路16に連通している。
頭部12には、温度センサ20および圧力センサ30が設けられている。温度センサ20は、蒸気の温度を検出する測温抵抗体または熱電対を内蔵したシース管21を有している。シース管21は、本体10の棒状部11に挿入されている。圧力センサ30は、ガス通路13の横通路16に連通する状態で頭部12に設けられ、横通路16内(即ち、ガス通路13内)の蒸気の圧力を検出するものである。つまり、ガス通路13では螺旋通路14が流入端から圧力センサ30の連通箇所までにおいて形成されている。温度センサ20および圧力センサ30では、それぞれ検出された温度および圧力に関する信号が電線22,31を通じて外部機器へ送られる。
本体10の棒状部11には、センサ装置1を配管に取り付けるための取付部材40が設けられている。センサ装置1は、棒状部11の流入端11a側(図1に示す測定対象側)が配管内に挿入された状態で取付部材40によって配管に固定される。その際、センサ装置1は棒状部11が上下方向に延びる状態で固定される。なお、取付部材40は棒状部11の挿入長さを調節可能に構成されている。こうして固定されたセンサ装置1では、棒状部11の流入端11aが配管内の蒸気に曝された状態となり、配管内の蒸気が螺旋通路14に流入して横通路16まで流通する。
次に、ガス通路13の螺旋通路14についてさらに詳しく説明する。図3にも示すように、棒状部11の内周面には上下方向(棒状部11の軸方向)に延びる螺旋溝15(螺旋状の溝)が形成されている。螺旋溝15は、棒状部11の全長に亘って形成されている。つまり、棒状部11の内周面では上下方向(棒状部11の軸方向)に谷部15aと山部15bとが交互に形成されている。
そして、棒状部11では、温度センサ20のシース管21が螺旋溝15の形成範囲に亘って挿入されている(図1参照)。シース管21は、細長い円柱状に形成されており、その外周面21aが棒状部11に形成された山部15bに接している。こうしてシース管21が棒状部11に挿入されることにより、シース管21の外周面21aの一部と棒状部11の螺旋溝15とによって上述した螺旋通路14が形成される。つまり、温度センサ20のシース管21は、棒状部11に挿入されて螺旋溝15との間で螺旋通路14を形成する内挿体を構成している。
さらに、本実施形態の螺旋通路14は、途中に下方へ傾斜する下り部14bを有している。具体的に、螺旋通路14は、圧力センサ30の連通箇所(即ち、横通路16)へ向かうに従って上方へ傾斜する上り部14a(図3において破線で示す通路)と、圧力センサ30の連通箇所へ向かうに従って下方へ傾斜する下り部14b(図3において二点鎖線で示す通路)とを交互に有している。つまり、棒状部11では上述した上り部14aと下り部14bとが交互に形成されるように螺旋溝15が形成されている。
以上のように、上記実施形態のセンサ装置1によれば、ガス通路13において螺旋通路14を形成しているので、例えば直線状の通路と比べて棒状部11における蒸気の接触面積を増大させることができる。そのため、蒸気と棒状部11(本体10)との熱伝達を促進させることができる。したがって、ガス通路13において蒸気が流入端11a付近では高温であっても圧力センサ30の付近では低い温度にすることができる。つまり、ガス通路13において蒸気は本体10と熱交換して徐々に温度が低下するところ、蒸気と本体10との接触面積を増大させたことによって蒸気の温度低下量を増大させることができる。そうすると、検出対象が高温の蒸気であっても、その温度よりも低く設定された使用温度の圧力センサ30を用いることができるため、高温対応の圧力センサを用いる必要がなくなり、センサ装置1のコストを抑えることが可能になる。
また、上記実施形態のセンサ装置1によれば、内周面に螺旋溝15を形成した円筒状の棒状部11に円柱状の内挿体(シース管21)を挿入することによって螺旋通路14を形成するようにしたため、容易に本体10の内部に螺旋通路14を形成することが可能になる。したがって、センサ装置1のコストを一層抑えることができる。なお、上記実施形態では、棒状部11に挿入する内挿体としてシース管21を用いているが、本願に開示の技術の参考形態として、温度センサを用いない場合の内挿体は円柱状であれば足りる。
また、上記実施形態のセンサ装置1によれば、圧力センサ30だけでなく温度センサ20も備えるようにしたため、1台のセンサ装置1で蒸気の圧力および温度の2つを検出することができる。しかも、棒状部11に挿入する内挿体として温度センサ20のシース管21を用いるようにしたため、部品点数の削減および装置のコンパクト化を図ることができる。
さらに、上記実施形態のセンサ装置1によれば、螺旋通路14の途中に下り部14bを形成しているため、図4に示すように、螺旋通路14内または横通路16内における蒸気凝縮により発生したドレン水を下り部14bから上り部14aへと連続する部分に溜めることができる。螺旋通路14において蒸気は本体10との熱交換によって凝縮してドレン水になる場合があるが、そのドレン水を螺旋通路14の途中に貯留させることができる。こうして螺旋通路14の途中に液体であるドレン水を介在させることにより、流入端11a付近の高温がガス通路13を通じて圧力センサ30に伝達されるのを抑制することができる。つまり、一般に液体(ドレン水)は気体(蒸気)よりも熱伝達率が低いところ、ガス通路13の一部に液体を介在させることによってガス通路13における熱伝達を阻害することが可能になる。これによっても、使用温度が低い圧力センサ30を用いることができ、このため、センサ装置1のコストをより一層抑えることができる。
なお、上記の実施形態の螺旋通路14では、下り部14bを複数設けているが、本願はこれに限らず、下り部14bを1つだけ設けるようにしてもよいし、下り部14bを設けなくてもよい。
本願に開示の技術は、高温のガス圧を検出する圧力センサを備えたセンサ装置について有用である。
1 センサ装置
10 本体
13 ガス通路
14 螺旋通路(螺旋状の通路)
30 圧力センサ

Claims (2)

  1. 検出対象のガスが流入するガス通路が内部に形成された本体と、上記ガス通路に連通して上記本体に設けられ、上記ガス通路内のガス圧を検出する圧力センサとを備えたセンサ装置であって、
    上記ガス通路は、上記ガスの流入端から上記圧力センサの連通箇所までにおいて螺旋状の通路を有しており、
    上記本体は、内周面に螺旋状の溝が形成された筒状部を有しており、
    円柱状に形成され、上記本体の筒状部に挿入され上記円柱状の外周面と上記螺旋状の溝とによって上記螺旋状の通路を形成する内挿体を備えており、
    上記ガスの温度を検出する測温抵抗体または熱電対を内蔵したシース管を有する温度センサを備えており、
    上記シース管は、上記内挿体を構成していることを特徴とするセンサ装置。
  2. 請求項1に記載のセンサ装置において、
    上記ガス通路の螺旋状の通路は、上下方向に延びており、上記圧力センサの連通箇所へ向かうに従って下方へ傾斜する下り部を有していることを特徴とするセンサ装置。
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