JP6976737B2 - センサ装置 - Google Patents

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本願は、流体の温度または圧力を検出するセンサ装置に関する。
例えば特許文献1に開示されているように、各種プラントや製造装置等で扱われる流体の圧力を検出するセンサ装置が知られている。このセンサ装置は、検出対象のガスが流入する通気路が形成された計測ロッドと、該計測ロッドに取り付けられ、通気路に流入したガスの圧力を検出する圧力センサとを有している。このセンサ装置では、計測ロッドの端部がガスの流通箇所に設置されることにより、ガスが通気路に流入してそのガス圧が圧力センサによって検出される。
特開2012−121070号公報
ところで、上述したセンサ装置では、ガスの流通箇所(配管等)に存在するゴミや錆、スケール等の異物が通気路に流入して詰まる虞があった。通気路に異物が詰まると、通気路において流体は圧力センサまで到達し難くなり、そのため、流体の圧力を正確に検出することができない虞があった。
本願に開示の技術は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、流体通路に流入した異物によって検出機能が低下することを抑制し得るセンサ装置を提供することにある。
本願に開示の技術は、本体と、センサと、連通孔と、開閉部とを備えている。前記本体は、外部に開口する流入口を有し、該流入口から対象流体が流入する流体通路が内部に形成されている。前記センサは、前記流体通路に連通し、該流体通路内の前記対象流体の圧力または温度を検出するものである。前記連通孔は、前記本体に前記流入口とは別に設けられ、前記流体通路と外部とを連通させるものである。前記開閉部は、前記連通孔を開閉するものである。
本願のセンサ装置によれば、流体通路に流入した異物によって検出機能が低下することを抑制し得るセンサ装置を提供することができる。
図1は、実施形態に係るセンサ装置の概略構成を示す断面図である。 図2は、実施形態に係る本体の棒状部の要部を拡大して示す断面図である。 図3は、実施形態に係る本体の頭部の要部を拡大して示す断面図である。
以下、本願の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本願に開示の技術、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
本実施形態のセンサ装置1は、プラント等において流体が流れる配管に取り付けられて、流体の温度および圧力の2つを検出(測定)するものである。本実施形態では、対象流体(検出対象の流体)として蒸気を例示して説明する。
図1に示すように、本実施形態のセンサ装置1は、通信用のアンテナ3を有する無線式の通信機2が取り付けられている。センサ装置1は、本体10と、温度センサ40(熱電対)と、圧力センサ50と、取付部材60とを備えている。
図2にも示すように、本体10の内部には、対象流体の蒸気が流入する流体通路13が形成されている。具体的に、本体10は、棒状部11と頭部12を有する。棒状部11は、上下方向(図1において矢印で示す方向)に延びる円筒状に形成されている。棒状部11は、他端(上端側)に頭部12が嵌め込まれて接続されている。頭部12は、正面視で略L字状に形成されている。
センサ装置1は、頭部12が通信機2の下側にボルト4によって締結固定されている。センサ装置1では、温度センサ40および圧力センサ50によって検出された蒸気の温度および圧力に関する信号が電線(図示省略)を通じて通信機2へ送られる。通信機2では、温度センサ40等から送られた信号が処理され、アンテナ3を通じて外部機器へ送信される。
流体通路13は、棒状部11において形成される螺旋通路14(螺旋状の通路)および直線通路15と、頭部12において形成される横通路16とを有する。流体通路13は、棒状部11の下端面11a(軸方向端面)に開口し、棒状部11の内部において軸方向(上下方向)に延びる通路である。螺旋通路14は、棒状部11の略上半部に形成され、一端が横通路16に連通し、他端が直線通路15に連通している。螺旋通路14は、棒状部11の内部において軸方向に延びて形成されている。直線通路15は、棒状部11の下端寄りに形成されており、螺旋通路14の上流側に連続して形成されている。つまり、直線通路15は螺旋通路14に連通し、他端が下端面11aの開口に連通している。
螺旋通路14について詳しく説明する。棒状部11の内周面11bは円柱状に形成されており、その棒状部11に棒状(具体的には、円筒状)の内挿体25が挿入されている。内挿体25は、長さが棒状部11よりも短く形成されており、棒状部11における略上半部に位置している。内挿体25は、外周面27に螺旋溝28(螺旋状の溝)が形成されている。螺旋溝28は、内挿体25の外周面27において軸方向(上下方向)に延びており、内挿体25の全長に亘って形成されている。なお、本実施形態の螺旋溝28は、縦断面視が矩形状に形成されている。ここに、縦断面視とは、螺旋溝28をその軸方向(長手方向)に対して平行に切断した断面を意味する。
内挿体25の外径は、棒状部11の内径と略同じである。つまり、内挿体25は外周面27が棒状部11の内周面11bと接する状態で棒状部11に挿入されている。そして、棒状部11では、その内周面11bと内挿体25の螺旋溝28とによって上述した螺旋通路14が形成されている。つまり、本実施形態のセンサ装置1では、内挿体25が本体10の棒状部11に挿入されて棒状部11の内周面11bとの間で螺旋通路14を形成する。
また、螺旋通路14は、図2に破線で示すように、途中に下方へ傾斜する下り部14bを有している。具体的に、螺旋通路14は、後述する圧力センサ50の連通箇所(即ち、横通路16)へ向かうに従って上方へ傾斜する上り部14aと、圧力センサ50の連通箇所へ向かうに従って下方へ傾斜する下り部14bとを交互に有している。つまり、内挿体25では上述した上り部14aと下り部14bとが交互に形成されるように螺旋溝28が形成されている。なお、螺旋溝28の構造はこれに限定されない。螺旋溝28は、例えば、下り部を有さず上り部のみからなる構造であってもよい。
図3にも示すように、頭部12には、温度センサ40および圧力センサ50が設けられている。温度センサ40は、直線通路15内(即ち、流体通路13内)の蒸気の温度を検出する測温抵抗体または熱電対が内蔵されたシース管41を有している。シース管41は、細長い円柱状(棒状)に形成されており、棒状部11の流体通路13に挿入されている。具体的に、シース管41は、基端側が内挿体25の貫通孔26に挿入されてスキマバメにより嵌合している。こうして、シース管41の基端側は内挿体25によって固定されている。なお、螺旋通路14の上方に位置する開口部分はボルト42によって閉塞されている。
また、シース管41は、先端41aが直線通路15(流体通路13)内に位置する状態で流体通路13に挿入されている。シース管41は、直線通路15(流体通路13)よりも細く形成されており、直線通路15は、棒状部11にシース管41が挿入されることにより環状の通路となっている。流体通路13は、蒸気がシース管41の先端側から基端側へ流れるように構成されている。
また、センサ装置1は、棒状部11に設けられ、シース管41(温度センサ40)の先端側を保持する保持部材を備えている。本実施形態では、保持部材として、下流側保持部材31と上流側保持部材35の2つが設けられている。下流側保持部材31および上流側保持部材35は、何れも、金属製であり、棒状部11の直線通路15に設けられている。
上流側保持部材35は、円筒状に形成されており、下端面11aの開口に挿入されている。上流側保持部材35は、外径が棒状部11の内径と略同じであり、外周面が棒状部11における直線通路15に対応する内周面11bと接する状態で下端面11aの開口に挿入されている。そして、上流側保持部材35は、貫通孔36にシース管41の先端41aが挿入され嵌合している。こうして上流側保持部材35は、シース管41の先端41aを保持すると共に、下端面11aの開口を閉塞している。
上流側保持部材35は、棒状部11の内周面11bに形成された段差部11eに当接するまで棒状部11に挿入されている。上流側保持部材35は、下端面が棒状部11の下端面11aよりも内方に位置する状態で設けられている。つまり、棒状部11の下端には、上流側保持部材35の下端面が内方に位置する分だけ空間11fが形成されている。また、シース管41の先端41aは上流側保持部材35の貫通孔36の途中まで挿入されている。したがって、上流側保持部材35の貫通孔36には外部と連通する空間11gが形成されている。こうした空間11f,11gを設けることにより、配管内を流れる蒸気がシース管41の先端41aまで流入しやすくなる。なお、棒状部11では上流側保持部材35の下方に設けられた留め具21によって上流側保持部材35の外方への抜け出しが防止されている。
下流側保持部材31は、円筒状に形成されており、棒状部11に挿入されている。下流側保持部材31は、棒状部11において上流側保持部材35よりも下流側の位置であって直線通路15の途中に設けられている。下流側保持部材31は、外径が棒状部11の内径と略同じであり、外周面が棒状部11における直線通路15に対応する内周面11bと接する状態で棒状部11に挿入されている。下流側保持部材31は、上流側保持部材35よりも軸方向長さが短い。
そして、下流側保持部材31は、シース管41の先端41aよりも基端寄りの部分が貫通孔32に挿入され嵌合している。こうして下流側保持部材31は、シース管41の先端41aよりも基端寄りの部分(先端側)を保持すると共に、直線通路15を遮断している。つまり、直線通路15は、下流側保持部材31によって下流側通路15aと上流側通路15bとに区画され、下流側通路15aと上流側通路15bとは互いに連通しない。下流側保持部材31は、棒状部11の内周面11bに形成された段差部11dに当接するまで棒状部11に挿入されている。なお、下流側通路15aは上流側通路15bよりも短い。
棒状部11において、下流側通路15aに対応する側部、即ち下流側保持部材31よりも下流側の直線通路15に対応する側部には、外部に開口し蒸気が流入可能な流入口18が設けられている。流入口18は、棒状部11において外周面11cから内周面11bに貫通しており、下流側通路15aと外部とを連通させている。流入口18は、棒状部11の周方向において複数設けられている。また、棒状部11において、上流側通路15bに対応する側部、即ち下流側保持部材31と上流側保持部材35との間の直線通路15に対応する側部には、外部に開口し蒸気が流入可能な流入口19が設けられている。流入口19は、棒状部11において外周面11cから内周面11bに貫通しており、下流側通路15aと外部とを連通させている。流入口18は、棒状部11の周方向において複数設けられている。
圧力センサ50は、頭部12に設けられ、横通路16内の蒸気の圧力を検出するものである。横通路16は、頭部12において水平方向に延び螺旋通路14に連通している。本実施形態の流体通路13では、流入口18から流入した蒸気が、下流側通路15aおよび螺旋通路14を介して横通路16に流れる。つまり、流体通路13では、下流側通路15a、螺旋通路14および横通路16が順に繋がる1つの独立した通路を構成している。
圧力センサ50は、横通路16に連通する状態で設けられている。圧力センサ50は、固定部材51によって頭部12に取り付けられている。具体的に、頭部12には、上下方向に延びて横通路16に連通するねじ孔17が設けられている。ねじ孔17には、固定部材51が取り付けられている。固定部材51は、頭部52と、該頭部52よりも小径の軸部53とを有している。固定部材51は、軸部53がねじ孔17に螺合されることで取り付けられる。頭部52には、圧力センサ50が嵌め込まれる取付穴52aが形成されている。軸部53には、その軸方向に延びる連通路53aが形成されている。連通路53aは、横通路16と取付穴52aとを連通させるものである。圧力センサ50は、固定部材51の連通路53aを介して横通路16に連通している。このように、流体通路13では、螺旋通路14が流入口18と圧力センサ50の連通箇所との間に形成されている。なお、固定部材51の頭部52には、頭部52と本体10との間をシールするためのシール部材54が設けられている。これにより、横通路16の流体が固定部材51と本体10との間から流出することを阻止することができる。
本体10の棒状部11には、センサ装置1を配管に取り付けるための取付部材60が設けられている。センサ装置1は、棒状部11の下端側が配管内に挿入された状態で取付部材60によって配管に固定される。その際、センサ装置1は棒状部11が上下方向に延びる状態で固定される。なお、取付部材60は配管に対する棒状部11の挿入長さを調節可能に構成されている。こうして固定されたセンサ装置1では、棒状部11の下端側、即ち棒状部11において直線通路15が設けられている部分が配管内の対象流体である蒸気に曝された状態となる。
センサ装置1では、配管内の蒸気が空間11f,11gに流入し、シース管41の先端41aによって蒸気の温度が検出される。また、配管内の蒸気は、流入口19から上流側通路15bに流入し滞留する。これによっても、シース管41により蒸気の温度が検出される。また、配管内の蒸気は、流入口18から下流側通路15aに流入し、螺旋通路14を通過した後、横通路16に流れる。そして、横通路16に流れた蒸気の圧力が圧力センサ50によって検出される。
また、本体10の頭部12には、連通孔55が設けられている。連通孔55は、流体通路13の横通路16と外部とを連通させるものである。連通孔55は、横通路16における圧力センサ50の連通箇所よりも下流側の端部と外部とを連通させている。つまり、連通孔55は、流体通路13の蒸気の流れ方向において圧力センサ50の連通箇所よりも下流側の部分に連通している。連通孔55は、内周面に雌ねじが形成されたねじ孔である。
そして、本体10は、連通孔55を開閉するための開閉部56を有している。開閉部56は、頭部57と軸部58とを有するボルトである。開閉部56は、軸部58が連通孔55に螺合されることによって連通孔55を閉塞する。つまり、連通孔55は、開閉部56を着脱することにより開閉される。頭部57には、頭部57と本体10との間をシールするためのシール部材59が設けられている。これによって、連通孔55を確実に閉塞することができる。
連通孔55は、連通孔55から排出用流体を注入(高圧で注入)することによって流体通路13内の異物を流入口18から排出させる、または、流入口18から排出用流体を注入することによって流体通路13内の異物を連通孔55から排出させるものである。センサ装置1が配管に取り付けられて配管内の蒸気の圧力および温度を検出するときは、連通孔55は開閉部56によって閉塞される。流体通路13(下流側通路15a、螺旋通路14および横通路16)内にゴミや錆、スケール等の異物が溜まったり詰まったりしたときは、開閉部56を外し、例えば連通孔55から排出用流体を高圧で注入する。これにより、流体通路13内の異物が排出用流体によって流入口18から排出される。なお、開閉部56を外した状態で、連通孔55ではなく流入口18から排出用流体を高圧で注入し、連通孔55から異物を排出するようにしてもよい。排出用流体の一例としては空気が挙げられる。
また、連通孔55は、流入口18から排出用液体を注入することによって流体通路13内の空気を連通孔55から排出させるものでもある。流体通路13内に空気が存在した状態では、圧力センサ50によって蒸気の圧力を正確に検出することが困難となる。そこで、流体通路13(下流側通路15a、螺旋通路14および横通路16)内に空気が存在しているときは、開閉部56を外した状態で、流入口18から排出用液体を高圧で注入する。そうすると、流体通路13内の空気は排出用液体によって押されて連通孔55から排出される。そして、連通孔55から排出用液体が流出すると、流体通路13内の空気は全て外部に排出されたとして、連通孔55を開閉部56で閉塞する。排出用液体の一例としては水が挙げられる。
以上のように、上記実施形態のセンサ装置1は、流入口18とは別に、流体通路13と外部とを連通させる連通孔55と、連通孔55を開閉する開閉部56とを備えている。そのため、流体通路13に流れた蒸気の圧力を検出する際は、連通孔55を開閉部56で閉塞した状態にすることにより、流体通路13から外部に蒸気が流出することを阻止することができる。また、流体通路13内に異物が溜まったり詰まったりしたときは、開閉部56を外し、例えば連通孔55から排出用流体を注入することにより、流体通路13内の異物を流入口18から排出させることができる。これにより、流体通路13に流入した異物によって圧力センサ50の検出機能が低下することを抑制することができる。
特に、上記実施形態のセンサ装置1において、連通孔55は、流体通路13の蒸気の流れ方向において圧力センサ50の連通箇所よりも下流側の部分に連通している。そのため、流体通路13において流入口18から圧力センサ50の連通箇所までの如何なる部分に存在する異物も外部に排出させることができる。そのため、流体通路13に流入した異物によって圧力センサ50の検出機能が低下することを確実に抑制することができる。
また、上記実施形態のセンサ装置1では、流体通路13内に空気が存在しているときは、開閉部56を外した状態で流入口18から排出用液体を注入することにより、流体通路13内の空気を外部に排出させることができる。そのため、流体通路13内に空気が存在することによって圧力センサ50の検出機能が低下することを抑制することができる。
また、上記実施形態のセンサ装置1では、流体通路13は流入口18と圧力センサ50の連通箇との間に形成された螺旋通路14を有している。そのため、例えば直線状の通路と比べて棒状部11における蒸気の接触面積を増大させることができ、蒸気と棒状部11(本体10)との熱伝達を促進させることができる。したがって、配管内の蒸気が高温であっても螺旋通路14を通過した後の圧力センサ50付近では蒸気の温度を低下させることができる。つまり、流体通路13において蒸気は棒状部11と熱交換して徐々に温度が低下するところ、蒸気と棒状部11との接触面積を増大させたことによって蒸気の温度低下量を増大させることができる。そうすると、検出対象が高温の蒸気であっても、その温度よりも低く設定された使用温度の圧力センサ50を用いることができるため、高温対応の圧力センサを用いる必要がなくなり、センサ装置1のコストを抑えることができる。
螺旋通路14は、例えば直線状の通路に比べて、異物が溜まり易くなる。また、横通路16は、水平方向に延びているため、例えば上下方向に延びる通路に比べて、異物が溜まり易くなる。しかしながら、上記実施形態のセンサ装置1では、上述したように螺旋通路14や横通路16に溜まった異物を外部に排出させることができる。
なお、上記実施形態のセンサ装置1では、開閉部56はボルトとしたが、本願に開示の技術は、連通孔55を開閉することができるものであれば開閉部56の形態は如何なるものであってもよい。
また、上記実施形態のセンサ装置1では、検出対象が蒸気である場合について説明したが、検出対象は蒸気以外のガスや液体であってもよい。
また、上記実施形態のセンサ装置1において、圧力センサ50を温度センサに代えたものであってもよい。その場合、シース管41を含む温度センサ40は省略される。
本願に開示の技術は、流体の圧力または温度を検出するセンサ装置について有用である。
1 センサ装置
10 本体
13 流体通路
14 螺旋通路(螺旋状の通路)
18 流入口
50 圧力センサ
55 連通孔
56 開閉部

Claims (2)

  1. 外部に開口する流入口を有し、該流入口から対象流体が流入する流体通路が内部に形成された本体と、
    前記流体通路に連通し、該流体通路内の前記対象流体の圧力または温度を検出するセンサと、
    前記本体に前記流入口とは別に設けられ、前記流体通路と外部とを連通させる連通孔と、
    前記連通孔を開閉する開閉部とを備え
    前記連通孔は、前記流体通路の前記対象流体の流れ方向において前記センサの連通箇所よりも下流側の部分に連通しており、
    前記センサは、前記対象流体の圧力を検出する圧力センサであり、
    前記流体通路は、前記流入口と前記センサの連通箇所との間に形成された螺旋状の通路を有している
    ことを特徴とするセンサ装置。
  2. 請求項1に記載のセンサ装置において、
    前記連通孔は、該連通孔から排出用流体を注入することによって前記流体通路内の異物を前記流入口から排出させる、または、前記流入口から前記排出用流体を注入することによって前記流体通路内の異物を前記連通孔から排出させるものである
    ことを特徴とするセンサ装置。
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