JP6388504B2 - 伸線材およびこれを用いたトロリ線 - Google Patents

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本発明は、伸線材およびこれを用いたトロリ線に関するものである。
電車の給電設備の一部であるトロリ線は、給電に必要となる導電性とともに、架橋張力を一定以上に保つために、高い引張強度を有することが求められている。このようなトロリ線としては、たとえば、特許文献1に開示されているように、従来より、銅合金線が用いられており、特に、高い引張強度を有するという観点より、Cu−Mg合金線が用いられている。
特開平3−67401号公報
一方で、このようなCu−Mg合金線においては、特に、トロリ線用途に用いられるCu−Mg合金線において、さらなる引張強度の向上が求められるようになっている。これに対し、Cu−Mg合金線に含まれるMgの添加量を増加させることにより、添加量の増加に伴って引張強度を向上させることは可能であるものの、導電率が低下し、トロリ線として必要となる導電率の確保が困難となってしまうため、Mgの添加により引張強度を向上させる方法には限界があった。また、Cu−Mg合金線は、耐疲労特性も必ずしも十分でなく、長期信頼性の観点より、引張強度に加えて、耐疲労特性の向上も求められている。
本発明が解決しようとする課題は、導電率を高く保ちながら、引張強度および耐疲労特性の向上された伸線材を提供することを目的とする。
[1]本発明に係る伸線材は、Mgを0.4〜0.8重量%、Nbを0.005〜0.035重量%含有し、残部がCuおよび不可避的不純物からなることを特徴とする。
[]本発明のトロリ線は、上記発明の伸線材を用いてなるものである。
本発明によれば、Cu−Mg合金線において、Mgの含有量を0.4〜0.8重量%の範囲とするとともに、Nbを0.005重量%以上の割合で配合することにより、導電率を高く保ちながら、引張強度および耐疲労特性の向上された伸線材を得ることができる。
図1は、本実施例に係るトロリ線の断面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
本実施形態に係る伸線材は、Mgを0.4〜0.8重量%、Nbを0.005重量%以上含有し、残部がCuおよび不可避的不純物からなるものである。本実施形態の伸線材は、導電性、引張強度および耐疲労特性が必要とされる種々の用途に用いることができるが、なかでも、電車の給電設備としてのトロリ線および吊架線として、特にトロリ線として好ましく用いられる。
本実施形態に係る伸線材は、Mgを0.4〜0.8重量%の範囲で含有するものである。Mgは、Cuに添加し、合金とすることで、引張強度を向上させる作用を示す。Mgの含有量が少なすぎると、引張強度が低くなり過ぎてしまい、一方、Mgの含有量が多すぎると、導電率が低下してしまう。
なお、本実施形態に係る伸線材を、Cuに対して、Mgを添加してなるもの、すなわち、Cu−Mg合金を基本とするものとする理由としては、次の通りである。
まず、電車の給電設備としてのトロリ線は、高速移動する電車のパンタグラフと接することにより、電車に給電するための給電線であり、通常、電車のパンタグラフは、トロリ線を押上げながら接触するため、トロリ線には、架線方向に対して鉛直方向にベクトル成分を有する振動波が与えられることとなる。この振動波の波動伝播速度Cは、通常、下記式(1)で示されることとなる。
Figure 0006388504
なお、上記式(1)中、C:波動伝播速度(m/s)、T:架線張力(N)、ρ:線密度(kg/m)である。
そして、上記式(1)で求められる波動伝播速度Cは、トロリ線にとって非常に重要な特性値であり、たとえば、波動伝播速度Cが、電車の速度に近づくと、パンタグラフによるトロリ線の押上量が増大してしまい、この場合には、トロリ線とパンタグラフが離れる現象(離線)が発生してしまうこととなる。そして、このような離線が起きると、給電効率が極端に低下する他、トロリ線とパンタグラフとの間にスパークが生じてしまうため、トロリ線の磨耗量が著しく増加してしまい、その寿命が極端に短くなってしまう。そのため、トロリ線においては、波動伝播速度Cをなるべく大きくすることが求められている。
ここで、波動伝播速度Cを大きくするためには、上記式(1)より、架線張力Tを大きくする方法、および線密度ρを小さくする方法が考えられ、これらのうち、架線張力Tを大きくする方法としては、引張強度の高い固溶強化型のCu−Ag合金、Cu−Sn合金、Cu−Mg合金などを用いることが挙げられる。なお、たとえば、一般的な110mmの断面積を有するトロリ線の場合、300km/h以上での走行を可能とするためには、トロリ線の引張強度は、450MPa以上とすることが求められる。
そして、これらCu−Ag合金、Cu−Sn合金、Cu−Mg合金のような固溶強化型の合金においては、溶媒となるCuと、これに固溶させる溶質元素との原子径差が大きい方が引張強度の向上効果が高いという性質を有することが一般的である。このような状況において、Cu−Mg合金は、Cu−Ag合金、Cu−Sn合金などの他の固溶強化型の銅合金よりも、Cuに対する原子径差の大きいMgを固溶してなるものであり、そのため、引張強度の向上効果がより高いものである。そのため、本実施形態においては、Cu−Mg合金を基本とするものを用いるものである。加えて、Cu−Mg合金のような固溶強化型の銅合金は、一般的に、固溶させる金属の添加量の増加に伴って、引張強度が向上する一方で、導電率が低下してしまうという特性を有するものであるが、Cu−Mg合金は、Mgは金属結合に寄与する電子(3s)がCu(4s)と同じ軌道角運動量を有し、かつ遷移金属のようにd軌道との軌道エネルギーのオーバーラップによるエネルギー損失がないため、単位添加元素モルあたりの導電率の減少率も比較的小さいため、導電率の観点からも好適である。
また、本実施形態に係る伸線材は、Nbを0.005重量%以上含有するものであるが、Nbの含有量は、好ましくは0.005〜0.035重量%である。Nbの含有量が少なすぎると、耐疲労特性の向上効果が得難くなり、一方、Nbの含有量が多すぎると、導電率が低下するおそれがある。
本実施形態においては、Cuに対し、上記所定量のMgに加えてなるCu−Mg合金に対して、上記所定量のNbをさらに添加し、Cu−Mg−Nb合金とすることで、鋳造時の結晶粒径を微細化することができ、これにより、得られる伸線材を微細な結晶粒径を有するものとすることができ、これにより耐疲労特性の向上を可能とするものである。
特に、本発明者等の知見によると、結晶粒界は疲労によるクラックの進展を抑制する効果があると考えられており、そのため、耐疲労特性を向上させるためには、結晶粒を微細化することで結晶粒界を増やすことが有効である。これに対し、本発明者等は、Cuに対し、上記所定量のMgに加えて、上記所定量のNbを添加することで、結晶粒径を微細化することが可能となり、これにより、得られる伸線材を、導電率を高く保ちながら、引張強度および耐疲労特性の向上されたものとすることができることを見出したものである。
加えて、本実施形態の伸線材によれば、上記所定量のNbをさらに添加することで、耐疲労特性の向上を可能とするものであるため、その製造工程において、耐疲労特性向上のための熱処理工程を経ることが必ずしも必要でなくなるため、耐疲労特性向上のための熱処理工程を経ることに起因する、引張強度の低下を有効に防止することができる。また、耐疲労特性向上のための熱処理工程を不要とすることにより、熱処理工程に要する製造コストの削減も可能となる。
次いで、本実施形態の伸線材の製造方法について、説明する。
本実施形態の伸線材は、たとえば、原料となる各金属や合金を加熱溶解させることにより得られた合金溶湯を鋳造することで、Cu−Mg−Nb合金からなる荒引き線を得て、得られた荒引き線について伸線加工を行うことにより製造することができる。
なお、Cu−Mg−Nb合金からなる荒引き線を得る際には、公知の連続鋳造圧延法(SCR法)や、上方引上連続鋳造法(アップキャスト法)により鋳造する方法が挙げられるが、Mgが酸素と反応しやすいため、本実施形態においては、鋳造時に、Mgが酸素と反応してしまうことをより適切に防止できるという観点より、上方引上連続鋳造法(アップキャスト法)により鋳造することが好ましい。
Cu−Mg−Nb合金からなる荒引き線の線径としては、特に限定されないが、通常、20〜34mmφ程度である。
次いで、Cu−Mg−Nb合金からなる荒引き線について、伸線加工を行うことにより、本実施形態の伸線材を得ることができる。伸線加工においては、得られる伸線材が所望の断面形状および断面積を有するような条件にて加工を行えばよいが、トロリ線用途とする場合には、通常、断面積は100〜200mmの範囲となる。
なお、本実施形態において、伸線加工を行う方法としては特に限定されず、公知の方法を制限なく用いることができるが、伸線加工用のダイスを使用して伸線する方法などが挙げられる。また、伸線加工に際しては、一度の伸線加工により所望の断面形状および断面積を有する伸線材を得る方法を採用してもよいし、あるいは、伸線加工を複数回行うことで、所望の断面形状および断面積を有する伸線材を得る方法を採用してもよい。
本実施形態の伸線材は、Mgを0.4〜0.8重量%、Nbを0.005重量%以上含有し、残部がCuおよび不可避的不純物からなるものであり、このような本実施形態の伸線材によれば、導電性、引張強度および耐疲労特性に優れるものであるため、このような特性が要求される用途、具体的には、電車の給電設備としてのトロリ線および吊架線として、特にトロリ線として好ましく用いられるものであり、一例を挙げると、走行速度300km/h以上の高速鉄道のトロリ線用途などに好適に用いることができる。
なお、以上に説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
以下に、実施例を挙げて、本発明についてより具体的に説明するが、本発明は、これら実施例に限定されない。
<実施例1〜15、比較例1〜15、参考例1〜5>
まず、原料として、電気銅と、Cu−Mg合金(Cu:50重量%、Mg:50重量%)と、Cu−Nb合金(Cu:90重量%、Nb:10重量%)とを準備し、それぞれ秤量して黒鉛坩堝の中に充填し、Nガス雰囲気中で溶解し、溶湯温度が1200℃となってから10分間保持した後、上方引上連続鋳造法(アップキャスト法)によって、線径が30〜32mmφの荒引き線を得た。なお、各実施例における、荒引き線を構成するCu−Mg−Nb合金中のMg濃度およびNb濃度は、表1に示す値となるように調整した。
次いで、得られた荒引き線について、伸線加工用のダイスを使用して、伸線加工を行うことで、図1に示すような断面形状を有し、かつ、断面積が110mmである伸線材(トロリ線)を得た。
そして、得られたトロリ線用の伸線材について、引張強度、耐疲労特性、および導電率の各評価を行った。結果を表1示す。
引張強度(破断強度)は、UL1581に記載の方法に従って測定した。本実施例においては、470MPa以上を良好とし、470MPa以上のものを「○」、470MPa未満のものを「×」として評価した。
導電率は、60%IACS以上であるものを「○」とし、60%IACS以上であり、かつ、Nb添加による低下幅が、3%IACS以内であるものを「◎」とし、一方、60%IACS未満であるものを「×」とした。
一例を挙げると、実施例1は、導電率が78.7%IACSであり、Nbを添加していない対応する参考例である参考例2の導電率79.5%IACSに対して、Nb添加による低下幅が3%IACS以内であるため、「◎」となる。なお、評価「◎」であるものは、Nbの添加効果による、導電率の低下をより適切に抑えながら、耐疲労特性の向上を可能とするものであり、特に良好であると判断できるものである。
耐疲労特性は、歪750×10−6にて、10回の曲げ疲労試験を行い、曲げ疲労試験の結果、断裂しなかったものを「○」とし、断裂したものを「×」として評価した。
Figure 0006388504
表1より、Mgを0.4〜0.8重量%、Nbを0.005重量%以上の範囲で含有するCu−Mg−Nb合金からなる実施例1〜15の伸線材は、導電率を60%IACS以上と高く保ちながら、引張強度および耐疲労特性に優れたものであることが確認できる。
一方、Mgの含有量が0.3重量%と少なすぎる比較例1〜6は、引張強度に劣るものであった。
また、Nbの含有量が0.003重量%と少なすぎる比較例7〜10は、耐疲労性に劣るものであった。なお、この点については、Nbの含有量をゼロとした参考例1〜5も同様であった。
さらに、Mgの含有量が1.0重量%と多すぎる比較例11〜15は、導電率が60%IACS未満となり、いずれも導電率に劣るものであった。

Claims (2)

  1. Mgを0.4〜0.8重量%、Nbを0.005〜0.035重量%含有し、残部がCuおよび不可避的不純物からなる伸線材。
  2. 請求項に記載の伸線材を用いたトロリ線。
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