JP6387906B2 - 照明管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、照明管理システムに関するものである。
従来、利用者が居る領域に対応する照明機器を点灯させ、利用者が居ない領域に対応する照明機器を消灯させるシステムが知られている。このようなシステムとして、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。
特許第5264190号公報
上記のようなシステムにおいて、利用者が携帯する識別体との無線通信に基づいて利用者が居る領域を検出する場合は、識別体に対して電波を送信する読取装置が領域ごとに設置される。この場合、常に全ての読取装置から電波が送信されるため、読取装置による電力消費が大きい。
本発明は、上記の課題を解決するためになされた。その目的は、読取装置による電力消費を削減できる照明管理システムを提供することである。
本発明に係る照明管理システムは、管理対象区域における複数の領域のそれぞれに対応して設けられ、対応する領域に質問信号を送信し、対応する領域に存在する識別体から識別情報を含む応答信号を受信する読取装置と、識別情報を記憶する記憶部と、応答信号に含まれる識別情報が記憶部に記憶されているものと一致した場合に当該応答信号を受信した読取装置に対応する領域を利用者存在領域として検出する位置検出部と、位置検出部による検出結果に基づいて管理対象区域の照明機器を制御する照明制御部と、利用者存在領域に隣接する領域に対応する読取装置から質問信号を送信させるとともに利用者存在領域に隣接しない領域に対応する読取装置から質問信号を送信させない送信制御部と、を備えたものである。
本発明に係る照明管理システムにおいて、送信制御部は、利用者存在領域に隣接する領域に対応する読取装置から質問信号を送信させるとともに利用者存在領域に隣接しない領域に対応する読取装置から質問信号を送信させない。このため、本発明によれば、読取装置による電力消費を削減することができる。
本発明の実施の形態1における照明管理システムが適用される管理対象区域の一例を示す模式図である。 本発明の実施の形態1における照明管理システムによる最適化制御の一例を示す第1の模式図である。 本発明の実施の形態1における照明管理システムによる最適化制御の一例を示す第2の模式図である。 本発明の実施の形態1における照明管理システムの構成図である。 本発明の実施の形態1における照明管理システムの動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態1における照明管理装置のハードウェア構成図である。
添付の図面を参照して、本発明を詳細に説明する。各図では、同一又は相当する部分に同一の符号を付している。重複する説明は、適宜簡略化あるいは省略する。
実施の形態1.
実施の形態1における照明管理システムは、複数の照明機器が設置された管理対象区域に適用される。管理対象区域は、例えば、建物内の1フロア、部屋及び通路等である。管理対象区域の内部には、複数の領域が設定されている。
図1は、実施の形態1における照明管理システムが適用される管理対象区域の一例を示す模式図である。図1は、管理対象区域が1つの部屋1である場合を示している。なお、部屋1には、入退室管理システムも適用される。入退室管理システム及び照明管理システムは、管理システムを構成する。
図1に示すように、部屋1の出入口には、扉2が設けられている。扉2には、電気錠3が設けられている。部屋1の外側には、カードリーダー4が設けられている。カードリーダー4は、例えば、扉2又は扉2付近の壁面等に設置された機器である。電気錠3及びカードリーダー4は、入退室管理装置5と電気的に接続されている。電気錠3、カードリーダー4及び入退室管理装置5は、入退室管理システムを実現するために用いられる。
図1に示すように、部屋1の内部には、複数の照明機器6及び複数のタグリーダー7が設けられている。図1は、9つの照明機器6及び9つのタグリーダー7が設けられている場合を示している。照明機器6及びタグリーダー7は、例えば、天井及び壁面等に設置されている。タグリーダー7は、例えば、個々の照明機器6に対応して設けられている。照明機器6及びタグリーダー7は、照明管理装置8と電気的に接続されている。照明機器6、タグリーダー7及び照明管理装置8は、照明管理システムを実現するために用いられる。
利用者は、識別情報を有する識別体を携帯している。識別情報は、例えば、ID又は個人番号等である。実施の形態1において、利用者は、識別体としてIDカード9及びハンズフリータグ10を携帯している。IDカード9及びハンズフリータグ10は、識別情報としてIDを有している。同一の利用者が携帯するIDカード9及びハンズフリータグ10は、同一のIDを有している。以下、ハンズフリータグ10を「タグ10」と略称する。
カードリーダー4は、例えば、IDカード9から情報を読み取る。カードリーダー4によってIDカード9から読み取られる情報には、当該IDカード9のIDが含まれる。カードリーダー4は、少なくともIDカード9から読み取ったIDを入退室管理装置5に送信する。カードリーダー4の読取方式は、接触型であってもよく、非接触型であってもよい。
入退室管理装置5は、照合用IDを予め記憶している。照合用IDとしては、例えば、部屋1を日常的に使用する利用者等が携帯するIDカード9及びタグ10のIDが記憶されている。入退室管理装置5は、カードリーダー4から受信したIDを照合用IDと照合する。入退室管理装置5は、IDの照合結果に基づいて電気錠3を制御する。入退室管理装置5は、例えば、カードリーダー4から受信したIDが照合用IDと一致した場合に、電気錠3を解錠する。つまり、利用者は、IDカード9の情報をカードリーダー4に読み取らせることで、部屋1に入室可能となる。以下、入退室管理装置5がカードリーダー4から受信したIDのうち照合用IDと一致するものを「正規ID」とも呼ぶ。入退室管理装置5は、正規IDを照明管理装置8に送信する。
図1に示すように、部屋1の内部には、破線で示された複数の領域が設定されている。各領域は、個々のタグリーダー7に対応している。つまり、照明機器6及びタグリーダー7は、複数の領域のそれぞれに対応して設けられている。図1は、複数の領域として、エリアA、エリアB、エリアC、エリアD、エリアE、エリアF、エリアG、エリアH及びエリアIの9つが存在する場合を示している。例えば、エリアAは、エリアB、エリアD及びエリアEと隣接している。例えば、エリアEは、他の8つのエリア全てと隣接している。
タグリーダー7は、タグ10と無線通信を行う機能を有する。タグリーダー7とタグ10との間での無線通信は、例えば、電波を用いて行われる。タグリーダー7は、対応する領域に対して質問信号を送信する機能を有する。つまり、図1における破線は、例えば、各領域に対応するタグリーダー7から送信される質問信号が届く範囲を示している。タグ10は、質問信号を受信した場合に応答信号を送信する。タグ10から送信される応答信号には、当該タグ10のIDが含まれる。タグリーダー7は、対応する領域から送信された応答信号を受信する。タグリーダー7は、対応しない領域から送信された応答信号を受信しない。つまり、タグリーダー7は、対応する領域に存在する利用者のタグ10からIDを含む応答信号を受信する読取装置として働く。
タグリーダー7は、応答信号を受信した場合、少なくとも当該応答信号に含まれるID及び当該タグリーダー7を特定する情報を照明管理装置8に送信する。照明管理装置8は、タグリーダー7が応答信号を受信した場合に、当該応答信号に含まれるIDが正規IDと一致するか否かを判定する。
照明管理装置8は、タグリーダー7が受信した応答信号に含まれるIDが正規IDと一致した場合に、当該タグリーダー7を特定する情報に基づいて、当該タグリーダー7に対応する領域を利用者が存在する領域として検出する。照明管理装置8は、タグリーダー7が受信した応答信号に含まれるIDが正規IDと一致しなかった場合には、当該タグリーダー7に対応する領域を利用者が存在する領域として検出しない。以下、照明管理装置8により利用者が存在する領域として検出された領域を「利用者存在領域」とも呼ぶ。
照明管理装置8は、タグリーダー7が応答信号を受信するたびに、利用者存在領域の検出を行う。つまり、タグリーダー7が応答信号を受信するたびに、利用者存在領域が更新される。
照明管理装置8は、照明機器6を制御する機能を有する。照明管理装置8は、例えば、利用者存在領域に対応する照明機器6が点灯した状態となるように制御する。照明管理装置8は、例えば、利用者存在領域でない領域に対応する照明機器6が消灯した状態となるように制御する。
照明管理装置8は、タグリーダー7の最適化制御を行う機能を有する。最適化制御が行われると、「利用者存在領域に隣接する領域」に対応するタグリーダー7は、質問信号を送信する状態となる。最適化制御が行われると、「利用者存在領域に隣接しない領域」に対応するタグリーダー7は、質問信号を送信しない状態となる。質問信号を送信しない状態とは、例えば、タグリーダー7からの電波の送信のみを停止した状態又はタグリーダー7が電源オフとなった状態等である。
最適化制御を行う際に、例えば、部屋1に1人の利用者だけが在室している場合、当該利用者が居る利用者存在領域は、「利用者存在領域に隣接しない領域」として扱われる。最適化制御を行う際に、例えば、部屋1に2人の利用者が在室し且つ2つの利用者存在領域が隣接している場合、当該2つの利用者存在領域は、いずれも「利用者存在領域に隣接する領域」として扱われる。最適化制御を行う際に、例えば、部屋1に2人の利用者が在室し且つ2つの利用者存在領域が隣接していない場合、当該2つの利用者存在領域は、いずれも「利用者存在領域に隣接しない領域」として扱われる。
図2は、実施の形態1における照明管理システムによる最適化制御の一例を示す第1の模式図である。図3は、実施の形態1における照明管理システムによる最適化制御の一例を示す第2の模式図である。図2及び図3において、質問信号を送信する状態のタグリーダー7は、斜線で示されている。
図2は、正規IDを有するタグ10を携帯する利用者がエリアAに居る状態で最適化制御が行われた場合を示している。この場合、利用者存在領域は、エリアAのみである。その結果、図2に示すように、エリアAに隣接するエリアB、エリアD及びエリアEに対応する3つのタグリーダー7は、質問信号を送信する状態となっている。一方、エリアAを含めてエリアAに隣接しないエリアに対応する6つのタグリーダー7は、質問信号を送信しない状態となっている。
図3は、図2でエリアAに居た利用者がエリアEに移動した状態で最適化制御が行われた場合を示している。この場合、利用者存在領域は、エリアEのみである。その結果、図3に示すように、エリアEを除くエリアに対応する8つのタグリーダー7は、質問信号を送信する状態となっている。一方、エリアEに対応するタグリーダー7は、質問信号を送信しない状態となっている。このように、利用者存在領域の更新に伴って、タグリーダー7の最適化制御が行われる。
図4は、実施の形態1における照明管理システムの構成図である。図4には、部屋1に適用された入退室管理システムの構成も併せて示されている。
図4に示すように、入退室管理システムは、電気錠3、カードリーダー4及び入退室管理装置5を備えている。入退室管理装置5は、照合部11、電気錠制御部12及び送信部13を備えている。照明管理システムは、照明機器6、タグリーダー7及び照明管理装置8を備えている。照明管理装置8は、受信部14、記憶部15、位置検出部16、照明制御部17及び送信制御部18を備えている。
照合部11は、カードリーダー4から受信したIDが照合用IDと一致するか否かを判定する。つまり、照合部11は、カードリーダー4から受信したIDが正規IDであるか否かを判定する。
電気錠制御部12は、照合部11による判定に基づいて電気錠3を制御する。電気錠制御部12は、例えば、カードリーダー4から受信したIDが照合部11により正規IDであると判定された場合に、電気錠3を解錠する。電気錠制御部12は、例えば、カードリーダー4から受信したIDが照合部11により正規IDでないと判定された場合に、電気錠3を解錠しない。
送信部13は、照明管理装置8との通信を行う。送信部13は、照合部11により正規IDであると判定されたIDを照明管理装置8に送信する。送信部13は、照合部11により正規IDでないと判定されたIDを照明管理装置8に送信しない。
受信部14は、入退室管理装置5との通信を行う。受信部14は、送信部13から正規IDを受信する。記憶部15は、受信部14が受信した正規IDを記憶する。
位置検出部16は、応答信号を受信したタグリーダー7から当該応答信号に含まれるID及び当該タグリーダー7を特定する情報を受信する。位置検出部16は、当該応答信号に含まれるIDが記憶部15に記憶されているものと一致した場合に、当該タグリーダー7を特定する情報に基づいて、当該タグリーダー7に対応する領域を利用者存在領域として検出する。位置検出部16は、当該応答信号に含まれるIDが記憶部15に記憶されているものと一致しなかった場合には、当該タグリーダー7に対応する領域を利用者存在領域として検出しない。
照明制御部17は、位置検出部16により検出された利用者存在領域に基づいて、照明機器6を制御する。照明制御部17は、例えば、消灯している照明機器6に対応する領域が利用者存在領域となった場合に、当該照明機器6を点灯させる。照明制御部17は、例えば、点灯している照明機器6に対応する領域が利用者存在領域でなくなった場合に、当該照明機器6を消灯させる。照明制御部17は、例えば、点灯している照明機器6に対応する領域が利用者存在領域として検出されなくなってから予め設定された一定時間の経過後に、当該照明機器6を消灯させる。つまり、照明制御部17は、例えば、利用者の移動に追従して各照明機器6を点灯又は消灯させる。
送信制御部18は、タグリーダー7の動作を制御する。送信制御部18は、例えば、受信部14が送信部13から正規IDを受信した場合、全てのタグリーダー7からの質問信号の送信を開始させる。つまり、送信制御部18は、例えば、部屋1に利用者が入室した際に、一旦全てのタグリーダー7からの質問信号の送信を開始させる。また、送信制御部18は、例えば、照明管理装置8が最後に応答信号を受信してから予め設定された一定時間が経過した場合、全てのタグリーダー7からの質問信号の送信を停止させる。つまり、送信制御部18は、例えば、部屋1が無人になってからある程度の時間が経過すると、全てのタグリーダー7からの質問信号の送信を停止させる。
送信制御部18は、位置検出部16により検出された利用者存在領域に基づいて、タグリーダー7の最適化制御を行う。送信制御部18は、「利用者存在領域に隣接する領域」に対応するタグリーダー7が質問信号を送信していない場合、当該タグリーダー7による質問信号の送信を開始させる。送信制御部18は、「利用者存在領域に隣接する領域」に対応するタグリーダー7が質問信号を送信中である場合、当該タグリーダー7をその状態に維持する。送信制御部18は、「利用者存在領域に隣接しない領域」に対応するタグリーダー7が質問信号を送信中である場合、当該タグリーダー7による質問信号の送信を停止させる。送信制御部18は、「利用者存在領域に隣接しない領域」に対応するタグリーダー7が質問信号を送信していない場合、当該タグリーダー7をその状態に維持する。
図5は、実施の形態1における照明管理システムの動作を説明するためのフローチャートである。
利用者が部屋1に入室すると、照明管理装置8は、入退室管理装置5から正規IDを受信する(ステップS101)。照明管理装置8は、例えば、全てのタグリーダー7からの質問信号の送信を開始させる(ステップS102)。
ステップS102に続いて、照明管理装置8は、いずれかのタグリーダー7が応答信号を受信したか否かを判定する(ステップS103)。ステップS103において、応答信号を受信したと判定された場合、照明管理装置8は、応答信号に含まれるIDが正規IDと一致するか否かを判定する(ステップS104)。ステップS104において、応答信号に含まれるIDが正規IDと一致しないと判定された場合、照明管理装置8は、ステップS103の処理を行う。
ステップS104において、応答信号に含まれるIDが正規IDと一致すると判定された場合、照明管理装置8は、利用者存在領域を検出する(ステップS105)。ステップS105に続いて、照明管理装置8は、検出された利用者存在領域に基づいて、タグリーダー7の最適化制御を実施する(ステップS106)。その後、照明管理装置8は、ステップS103の処理を行う。
ステップS103において、応答信号を受信していないと判定された場合、照明管理装置8は、予め設定された一定時間が経過したか否かを判定する(ステップS107)。ステップS107での判定は、例えば、最後にステップS103で応答信号を受信したと判定された時からの経過時間に基づいて行われる。ステップS107での判定は、例えば、一度もステップS103で応答信号を受信したと判定されていない場合は、ステップS102の処理が行われた時からの経過時間に基づいて行われる。
ステップS107において、一定時間が経過していないと判定された場合、照明管理装置8は、ステップS103の処理を行う。ステップS107において、一定時間が経過したと判定された場合、照明管理装置8は、例えば、全てのタグリーダー7からの質問信号の送信を停止させる(ステップS108)。
実施の形態1において、読取装置は、管理対象区域における複数の領域のそれぞれに対応して設けられ、対応する領域に無線通信で質問信号を送信し、対応する領域に存在する識別体から識別情報を含む応答信号を無線通信で受信する。位置検出部16は、応答信号に含まれる識別情報が記憶部15に記憶されているものと一致した場合に、当該応答信号を受信した読取装置に対応する領域を利用者存在領域として検出する。照明制御部17は、位置検出部16による検出結果に基づいて管理対象区域の照明機器6を制御する。送信制御部18は、利用者存在領域に隣接する領域に対応する読取装置から質問信号を送信させるとともに、利用者存在領域に隣接しない領域に対応する読取装置から質問信号を送信させない。実施の形態1によれば、利用者が現在居る領域から直接移動し得る領域に対応する読取装置だけが質問信号を送信する。つまり、利用者が現在居る領域及び利用者が直接移動し得ない領域に対応する読取装置は、質問信号を送信しない。このため、利用者の位置に応じて、その時点では利用者の移動を検出するために必要でない読取装置による質問信号の送信を停止できる。その結果、読取装置による電力消費を削減し、照明管理システムにおいて省エネルギー化を図ることができる。
実施の形態1において、記憶部15は、管理対象区域へ利用者が進入する際に読み取られた識別情報を記憶する。このため、記憶部15には、例えば、入退室管理システムで管理対象区域への進入を許可されている人物のうち、実際に管理対象区域の内部に居る人物を示す識別情報が記憶される。そして、位置検出部16は、記憶部15に記憶されていない識別情報を含む応答信号を受信した読取装置に対応する領域を利用者存在領域として検出しない。つまり、例えば、訪問客又は不審者等の通常の利用者とは異なる人物の位置に応じて読取装置が最適化制御されることがない。その結果、読取装置による電力消費を更に削減し、照明管理システムにおいて省エネルギー化を図ることができる。
実施の形態1において、記憶部15は、予め設定された識別情報を記憶していてもよい。つまり、その位置に応じて読取装置の最適化制御を実施すべき人物を示す識別情報が、管理者等により予め設定されていてもよい。この場合、照明管理システムは、受信部14を備えなくともよい。その結果、より簡単な構成で、照明管理システムにおいて省エネルギー化を図ることができる。
実施の形態1において、送信制御部18は、受信部14が送信部13から正規IDを受信した際に、全てのタグリーダー7から質問信号の送信を開始させなくともよい。例えば、送信制御部18は、受信部14が送信部13から正規IDを受信した際に、図1における扉2付近のエリアA、エリアD及びエリアCに対応するタグリーダー7だけに質問信号の送信を開始させてもよい。つまり、管理対象区域への進入があった際に、利用者が最初に位置する可能性が高い領域に対応する読取装置だけを動作させてもよい。この場合、利用者の位置検出に失敗することを防止しつつ、読取装置による電力消費を更に削減できる。
実施の形態1において、利用者が携帯する識別体は1種類であってもよい。例えば、利用者がIDカード9を携帯せずタグ10だけを携帯することとしてもよい。この場合であっても、カードリーダー4又は図示しない機器によって部屋1の外側でタグ10から情報を読み取ることができれば、照明管理システムは同様の動作を行う。
図6は、照明管理装置のハードウェア構成図である。
照明管理装置8における受信部14、記憶部15、位置検出部16、照明制御部17及び送信制御部18の各機能は、処理回路により実現される。処理回路は、専用ハードウェア50であってもよい。処理回路は、プロセッサ51及びメモリ52を備えていてもよい。処理回路は、一部が専用ハードウェア50として形成され、更にプロセッサ51及びメモリ52を備えていてもよい。図6は、処理回路が、その一部が専用ハードウェア50として形成され、プロセッサ51及びメモリ52を備えている場合の例を示している。
処理回路の少なくとも一部が、少なくとも1つの専用ハードウェア50である場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらを組み合わせたものが該当する。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ51及び少なくとも1つのメモリ52を備える場合、受信部14、記憶部15、位置検出部16、照明制御部17及び送信制御部18の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアやファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ52に格納される。プロセッサ51は、メモリ52に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。プロセッサ51は、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。メモリ52は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリー、EPROM、EEPROM等の、不揮発性又は揮発性の半導体メモリや、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等が該当する。
このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって、照明管理装置8の各機能を実現することができる。なお、入退室管理装置5の各機能も、図6に示す処理回路と同様の処理回路により実現される。
1 部屋
2 扉
3 電気錠
4 カードリーダー
5 入退室管理装置
6 照明機器
7 タグリーダー
8 照明管理装置
9 IDカード
10 ハンズフリータグ
11 照合部
12 電気錠制御部
13 送信部
14 受信部
15 記憶部
16 位置検出部
17 照明制御部
18 送信制御部
50 専用ハードウェア
51 プロセッサ
52 メモリ

Claims (3)

  1. 管理対象区域における複数の領域のそれぞれに対応して設けられ、対応する領域に質問信号を送信し、対応する領域に存在する識別体から識別情報を含む応答信号を受信する読取装置と、
    識別情報を記憶する記憶部と、
    応答信号に含まれる識別情報が前記記憶部に記憶されているものと一致した場合に当該応答信号を受信した読取装置に対応する領域を利用者存在領域として検出する位置検出部と、
    前記位置検出部による検出結果に基づいて前記管理対象区域の照明機器を制御する照明制御部と、
    利用者存在領域に隣接する領域に対応する読取装置から質問信号を送信させるとともに利用者存在領域に隣接しない領域に対応する読取装置から質問信号を送信させない送信制御部と、
    を備えた照明管理システム。
  2. 前記記憶部は、前記管理対象区域へ利用者が進入する際に読み取られた識別情報を記憶する請求項1に記載の照明管理システム。
  3. 前記記憶部は、予め設定された識別情報を記憶している請求項1に記載の照明管理システム。
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