JP6387519B2 - 集塵装置 - Google Patents

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Description

本発明は集塵装置に関するものである。
床の掃除を行う道具として様々な装置や道具が商品化されている。例えば、掃除機や、床面を掃除するためのモップなどがある。上記掃除機は、ホース先端に接続されているノズルを床上で滑らせる。そして、床に付いている塵を、ノズルから吸引し、ホースを介して本体内部の紙パックなどに集塵して床面を掃除している。
また、掃除道具に関連する技術として、モップなどに付いた塵を取り除く掃除機が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の掃除機は、収納ケースの下部に集塵パックを収納する奥部を設けている。奥部の前面には、着脱自在に保持される吸引開口部を有するケース前面部材が配設されている。吸引開口部の内側上部には、集塵パックが保持されている。さらに、奥部の上部には、ブロワなどを保持する吸引装置が配設され、吸引装置と吸引開口部は連接されている。また、吸引開口部には、長さの異なる軸体からなる櫛歯状部材が設けられている。さらに、櫛歯状部材の奥部側には、ゴムなどの柔軟性を有する材料からなる弾性板が固定されている。そして、櫛歯状部材や弾性板にモップのパイル群などを押し付けることにより、モップに付いた塵を取り除き、吸引開口部を介して、集塵パックで集塵するように構成されている。
特開2012−245318号公報
しかしながら、特許文献1に記載の掃除機は、モップに付着した塵を除去するために、モップのパイル群などが櫛歯状部材および弾性板と接触する。そのため、櫛歯状部材および弾性板は、モップとの接触により、破損や変形などが発生しやすく、状況に応じて、交換する必要がある。しかし、櫛歯状部材および弾性板はケース前面部材に固定されているため、破損した場合、ケース前面部材ごと交換する必要がある。そのため、ケース前面部材を交換する手間や、コストが掛かるなどの課題があった。
本発明は、弾性板などの交換が容易な集塵装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の集塵装置は、吸引口を有する下本体と、当
該下本体に上方から嵌め合わせることが可能な上本体と、前記吸引口へ挿入可能な弾性板と、を有し、前記上本体は、塵が通る通路と、前記通路からの塵を集塵する集塵室と、前記集塵室への吸引風を発生するための電動送風機と、を有し、前記下本体は、前記吸引口と前記通路に通じるダクトを有し、前記弾性板は、当該弾性板の上部に複数の穴を有し、前記上本体は、当該上本体の底部に下方に突出する複数の突部を有し、前記弾性板を前記下本体の吸引口に挿入した状態で、前記下本体に上方から前記上本体を嵌め合わせると、前記上本体の複数の突部が、夫々前記弾性板の複数の穴部に挿入される構成を備える。
これにより、弾性板を交換する際に、前本体から下本体を外すことにより、弾性板と前本体との嵌合を解除できる。その結果、弾性板の交換が容易な集塵装置を実現できる。
弾性板の交換が容易な集塵装置を実現できるものである。
図1は、本発明の実施の形態における集塵装置の斜視図である。 図2は、同実施の形態における集塵装置の側面図である。 図3は、同実施の形態における集塵装置の背面図である。 図4は、同実施の形態における集塵装置の穴および突部配置を示す分解斜視図である。 図5は、同実施の形態における集塵装置の分解斜視図である。 図6は、同実施の形態における集塵装置を中央で切断した状態を示す模式図である。 図7は、同実施の形態における集塵装置の内部流路を構成するダクトと通路を示す分解斜視図である。 図8は、同実施の形態における集塵装置の孔の形状および配置を示す部分平面図である。 図9は、同実施の形態における集塵装置の孔の形状および配置を示す部分平面図である。 図10は、同実施の形態における集塵装置の孔の形状および配置を示す部分平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は、以下に示す実施の形態に限定されるものではない。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態の集塵装置について、図1から図5を用いて、説明する。
図1は、本発明の実施の形態における集塵装置の斜視図である。図2は、同実施の形態における集塵装置の側面図である。図3は、同実施の形態における集塵装置の背面図である。図4は、同実施の形態における集塵装置の穴および突部配置を示す分解斜視図である。図5は、同実施の形態における集塵装置の分解斜視図である。なお、図5は、図4に示す集塵装置の下本体を構成するダクトと通路部分のみを示している。また、図5は、上本体を前本体と後本体を分解した状態で示している。
図1から図5に示すように、本実施の形態の集塵装置は、本体1と、本体1に収納される集塵室3と、本体1に着脱可能に接続されるホース4などから構成されている。本体1は、上本体28と下本体24などから構成され、上本体28はさらに前本体22と後本体23などから構成されている。また、前本体22と後本体23からなる上本体28は、下本体24と、後述するように嵌合可能に構成されている。
また、下本体24は、前面の下方側で前方に向けて開口する吸引口2を備え、塵を吸い取る。集塵室3は、吸引口2上方で、本体1の前本体22の前面側から引き出し可能に設けられている。そして、使用者が集塵室3を引き出すことにより、本体1内部に集塵された塵を取り出して廃棄することができる。なお、集塵室3は、例えば集塵袋12(図6参照)がセットされ、集塵袋12の中に塵が溜まる構成となっている。
ホース4は、集塵室3の上方で、本体1の上面略中央部分(中央部分を含む)に、回転自在に装着されている。なお、ホース4は、例えばエラストマー、ゴム、ポリ塩化ビニル(PVC)などの軟性の材料で形成され、伸縮、かつ折り曲げ自在に構成されている。
また、図1に示す電源ボタン5は、本体1の上面に配置されている。使用者が電源ボタン5を押下することにより、集塵装置は塵の吸引の運転開始と停止を行う。
また、図2に示すように、ホース4の先端4aには、取っ手8が一体的に設けられている。使用者は、ホース4の取っ手8を持つことにより、容易にホース4を本体1から着脱することができる。
後本体23には、後本体23の後方に向かって下降するように、例えば湾曲状の斜面7が形成されている。
ハンドル6は、一端側が本体1の上面(具体的には、斜面7の頂上部分と上面の接続部分で、かつ上面の後方部分)に、他端側が後本体23の斜面7(具体的には、斜面7の下方部分)に接続されている。ハンドル6の外周は、一端側から他端側に、例えば逆U字状の曲面形状で形成されている。これにより、ホース4は、ハンドル6の曲面形状に沿って、本体1を側面(図2参照)から見た際に略逆U字状(逆U字状を含む)となるように、本体1に配置される。
また、ハンドル6と斜面7との間には、略逆三角形(逆三角形を含む)の空間が形成されている。これにより、使用者がハンドル6を持って、容易に集塵装置を移動可能にしている。
また、図3に示すように、例えば上本体28の後本体23の左右側面には、排気口9が形成されている。排気口9は、本体1の後本体23から排出される排気を、左右後方に向けて分散排気する。さらに、例えば後本体23の背面側下方に、電源プラグ10を設けている。そして、使用者は、電源プラグ10を引き出して、商用電源に接続することが可能に構成されている。
また、図4および図5に示すように、下本体24の下方側に設けられた吸引口2には、弾性板25が嵌合可能に設けられている。弾性板25は、少なくとも弾性部26と、樹脂部27などから構成されている。弾性部26は、例えばゴムのような可とう性のある弾性部材から形成される。樹脂部27は、例えばABSなどの樹脂材料から形成され、弾性部26と接着あるいは一体形成されている。
具体的には、弾性板25は、まず、下本体24の吸引口2に嵌め込まれる。そして、前本体22と後本体23からなる上本体28と下本体24とを嵌合する。これにより、以下で説明するように、弾性板25を本体1に着脱可能に構成している。
以上により、本実施の形態の集塵装置が構成されている。
以下に、弾性板25を本体1に装着する方法について、図4を参照しながら、図5を用いて具体的に説明する。
図4および図5に示すように、まず、弾性板25を下本体24の吸引口2に嵌め込む。これにより、図5に示すように、弾性板25がダクト14の入口の部分と嵌合される。
より詳細に説明すると、吸引口2は、ダクト14の入口と、ダクト14の入口の上方との間に僅かな隙間が形成される。このとき、弾性板25が下本体24の吸引口2に嵌め込まれると、弾性板25の樹脂部27が隙間に嵌め込まれる。つまり、弾性板25の樹脂部27が隙間に嵌め込まれると、弾性板25がダクト14の入口の上方部分に配置されることになる。
これにより、吸引口2から入る塵は、ダクト14のみに吸引される。その結果、塵が隙間を介して集塵装置の内部に入り込むことを防止できる。
また、弾性板25には、図4および図5に示すように、例えば5つの穴40、41、42、43、44が形成されている。一方、上本体28の前本体22の底部22aには、例えば5つの突部50、51、52、53、54が形成されている。このとき、弾性板25の穴と、前本体22の突部とは、嵌め合わすことができるように、相対する位置に設けられている。
そのため、弾性板25が吸引口2の隙間に嵌合した状態で、前本体22と後本体23とが嵌め合わさった上本体28を下本体24に上方から嵌め合わすと、前本体22の突部50〜54が弾性板25の5つの穴40〜44に挿入される。
これにより、上本体28と下本体24とにより、弾性板25が吸引口2の隙間に嵌合される。そのため、弾性板25を吸引口2から外されることが防止される。つまり、弾性板25の各穴40〜44には、前本体22の突部50〜54が挿入されるので、弾性板25を吸引口2から外すことができない。
一方、弾性板25を本体1から取り外す場合、下本体24と上本体28のいずれかを上下方向に引き離す。これにより、下本体24と上本体28との嵌め合いが解除される。つまり、下本体24を前本体22と後本体23から外すだけで、弾性板25を吸引口2から取り外すことができる。その結果、簡単な操作で、弾性板25を容易に交換できる。
なお、上記では言及していないが、上本体28を構成する前本体22および後本体23と、下本体24とは、例えばビスなどで固定されて一体化されている。
上記構成により、本実施の形態によれば、弾性板25を容易に交換できる構成が実現される。これは、モップに付着している塵を取る際に、モップを弾性板25に擦り続けると、例えばゴムなどの可とう性のある材料などで形成されている弾性板25が、容易に破損する。そこで、破損した弾性板25を、簡単に交換することにより、集塵性能を維持できる。
つまり、本実施の形態では、下本体24を前本体22と後本体23から外すだけで、前本体22と弾性板25の嵌合を解除できる。これにより、弾性板25を吸引口2から容易に取り外すことができる。その結果、弾性板25を容易に交換して、集塵性能を維持できる集塵装置が得られる。
以下に、本実施の形態における集塵装置の内部の構成および動作について、図6を用いて説明する。図6は、同実施の形態の集塵装置を中央で切断した状態を示す模式図である。
図6に示すように、本体1内部の略中央(中央を含む)には、電動送風機11が配置されている。電動送風機11の上方には、例えば集塵袋12を内包した集塵室3が配置されている。集塵室3の上方には、ホース4の一端側に接続されて連通する開口部13が形成されている。斜面7の下方には、ホース4の他端側に接続されて連通する斜面開口部17が設けられている。
また、本体1の下本体24の吸引口2と、上本体28の後本体23の斜面開口部17との間には、ダクト14と通路15で構成される内部流路16が設けられている。ダクト1
4は、下本体24の前面下方の吸引口2から集塵装置の後方にかけて設けられている。通路15は、集塵装置の後方のダクト14から上方に向けて、ダクト14と連通して設けられている。そして、電動送風機11で発生する吸引風により、吸引口2から吸引される塵が内部流路16内を通るように構成されている。
また、上述したように、内部流路16の吸引口2側と反対側の開口部、すなわち、後本体23の斜面7の下方側に設けられた斜面開口部17に、ホース4の他端側の先端4aが接続される。
これにより、図6に示すホース4を本体1に収納した状態で、吸引口2から吸引された塵は、内部流路16、斜面開口部17、ホース4、開口部13を介して集塵袋12に集塵される。
一方、使用者は、ホース4の他端側の先端4aを斜面開口部17から外して、ホース4の先端4aから塵を吸い込ませることもできる。この場合、集塵される塵は、ホース4、開口部13を介して集塵袋12に集塵される。これは、例えば使用者がモップの上面に付いている塵をホース4の先端4aで吸い取り、塵を上記経路で集塵袋12に集塵する場合に相当する。
以上のように、本実施の形態の集塵装置の動作が行われる。
以下に、本実施の形態の集塵装置において、内部流路内で発生する音を防音する構造について、図6を参照しながら、図7を用いて説明する。
図7は、同実施の形態の集塵装置の内部流路を構成するダクトと通路を示す分解斜視図である。
図6および図7に示すように、吸引口2は、本体1の下本体24の下部で床面に近接して設けられている。吸引口2の横幅は、下本体24の前面の横幅と略同一(同一を含む)あるいは若干狭い幅で形成されている。
また、吸引口2から下本体24内方には、上述したダクト14が設けられている。ダクト14は、図6に示すように、下本体24内方、すなわち下本体24前方から後方に向かうに連れて、例えば緩やかに上方に持ち上がるように構成されている。このとき、ダクト14は、吸引口2側から、ダクト14と接続される通路15に向かうにしたがって、断面積が徐々に小さくなる形状で設けられている。これにより、ダクト14と通路15とは、気密性を確保して接続される。ここで、断面積が小さくなるとは、具体的には、ダクト14の横幅が狭くなる場合に相当する。
なお、上記「本体1内方に向けて」とは、図6に示すように吸引口2から下本体24の後方へ向けてという意味に限定されない。例えば、吸引口2から本体1内へダクト14が形成されている場合、ダクト14がどこまで続いているか、また、ダクト14の長さがどれくらいかといったことは限定されない。
つまり、ダクト14は、図7では正確に図示していないが、上から見ると、例えば略ラッパ状(ラッパ状を含む)で形成されている。これにより、ダクト14の入口(吸引口2側)から出口(例えば、通路15との接続側)に向けて、断面積が徐々に狭くなる形状を実現している。なお、上記では、略ラッパ状を例に説明したが、略ラッパ状は一例であり、特に、この形状に限定されるものではない。例えば、図7に示すダクト14の側面14bが曲線形状で、断面積が徐々に狭くなる形状であってもよい。
上記ダクト14の構成により、吸引口2の入口よりダクト14の奥(例えば、通路15との接続側)に行くに連れ、徐々に真空圧(吸引力)が上昇する。その結果、例えば質量の大きな小石などの塵をスムーズに吸い込んで集塵することができる。
また、図6に示すダクト14の内部空間の上壁14aには、複数の孔18が形成されている。そして、孔18を取り囲むようにダクト14の上壁14aの上方に向かって壁面が形成され、図7に示す略台形(台形を含む)の形状の凹部21を形成している。凹部21には、略台形(台形を含む)の形状のフィルター19が嵌め込まれている。さらに、凹部21を覆い、フィルター19を収納するようにカバー体20が設けられている。
なお、フィルター19は、主に密度の粗い、例えば不織布や発泡ウレタンなどの材料から構成されている。この場合、密度の粗い材料が好ましいが、密度の粗い材料と密度の比較的大きな材料とを組み合わせてフィルターを構成してもよい。このとき、密度の粗い材料を孔18と対向する位置に設けることが好ましい。これにより、フィルター19による消音効果を高めることができる。
以下に、上記構成による消音効果について、具体的に説明する。
つまり、空気が吸込まれる時に、空気が、吸引口2の端面や端面に設けたリブなどと摺れることにより高周波領域の騒音が発生する。発生した騒音は、ダクト14の上壁14aに設けた孔18から、フィルター19内に吸収される。孔18から吸収された騒音は、フィルター19を通過する時に拡散する。これにより、音のエネルギーが減少する。その結果、耳障りな騒音がフィルター19により低減する。
なお、上記構成の消音効果は、孔18の開口面積の大きさに比例して大きくなる。つまり、孔18の開口面積を大きく取れば、それだけ大きな効果が得られる。さらに、フィルター19の体積が大きいほど消音効果は、大きくなる。そのため、孔18の開口面積および、凹部21の体積を大きくすることにより。大きな消音効果が得られる。
以下に、本実施の形態の集塵装置において、騒音を低減する具体的な構成について、図8から図10を用いて、3つの例について説明する。
図8は、同実施の形態における集塵装置の孔の形状および配置を示す部分平面図である。図9は、同実施の形態における集塵装置の孔の形状および配置を示す部分平面図である。図10は、同実施の形態における集塵装置の孔の形状および配置を示す部分平面図である。
まず、第1の例は、図8に示すように、大きさが均一の孔18を縦横に整列させて配置する構成である。このとき、孔18は、例えば直径φ0.5mmからφ10mm程度が好ましい。なぜなら、孔18の直径をφ10mmより大きくすると、孔18を通る通過音が増えるとともに、孔18の開いていない部分での遮音効果が減るためである。しかし、可能な限り小さな孔18を設けるほうがより大きな開口面積を確保できるので好ましい。これにより、孔18を不規則に配列した場合より、大きな開口面積を確保して、消音効果を高めることができる。
つぎに、第2の例は、図9に示すように、複数の孔18を、互いにずらして千鳥状に配列する構成である。具体的には、複数の孔18が複数の行と複数の列から構成され、奇数行と偶数行、あるいは奇数列と偶数列の孔18の位置を互いにずらして配列している。これにより、第1の例と同じ大きさの孔18でも、孔18の数を増やすことができる。その
結果、より大きな開口面積を確保して、さらに高い消音効果が得られる。
さらに、第3の例は、図10に示すように、大小の開口面積の異なる孔18a、18bを組み合わせて複数の孔18を配列する構成である。このとき、大小の孔18の開口面積の差が小さい場合、開口面積の大きな孔18aの横に、開口面積の小さな孔18bを配置する。これにより、大きな開口面積が得られる。また、大小の孔18の開口面積の差が大きい場合、開口面積の大きな孔18aの横に、例えば複数の開口面積の小さな孔18bを配置してもよい。
また、本実施の形態では、ダクト14の上壁14aに形成される孔18が、吸引口2側の入口部分が多く、奥に行くにしたがって少なくなるように設けている。これは、上述したように、ダクト14を略ラッパ状の形状に設けたことによるものである。これにより、ダクト14の入口部分で高周波領域の騒音を吸収した後、ダクト14の奥に行くにしたがって音のエネルギーを徐々に減少させる効果が得られる。
以上で説明したように、本発明の集塵装置は、下本体と前本体および後本体とを有する本体と、前本体と下本体との間に挟まれる弾性板と、を備える。さらに、弾性板は穴を有し、前本体は突部を有し、弾性板を下本体に装着した状態で、弾性板の穴に前本体の突部が挿入される構成としてもよい。
これにより、弾性板を交換する際に、前本体から下本体を外すことにより、弾性板と前本体との嵌合を解除できる。その結果、弾性板を交換が容易な集塵装置を実現できる。
また、本発明の集塵装置は、下本体は、吸引口を有し、吸引口に弾性板が挿入され、弾性板を下本体に装着した状態で、弾性板の穴に前本体の突部が挿入されてもよい。これにより、弾性板を交換する際に、前本体から下本体を外して、弾性板と前本体との嵌合を解除できる。その結果、弾性板の交換が容易な集塵装置を実現できる。 また、本発明の集塵装置は、弾性板は、吸引口と通流する塵を取り込むダクトの入口と入口上方で吸引口との間に形成された隙間に嵌め合わされてもよい。
また、本発明の集塵装置は、前本体と後本体は上本体を構成し、上本体は、塵が通る通路と、通路からの塵を集塵する集塵室と、集塵室への吸引風を発生するための電動送風機と、を有する。さらに、下本体は、通路に通じるダクトと、ダクトへ通じる吸引口と、を有してもよい。これにより、モップに付着した塵埃を吸引口から吸引し、集塵室に貯留する集塵装置を実現できる。
また、本発明の集塵装置は、弾性板が可とう性を有する材料からなる弾性部と、樹脂で形成された樹脂部とから構成してもよい。これにより、弾性板の樹脂体部分が弾性板自体の形態を保持し、弾性板を下本体に装着し易くできる。また、樹脂体部分に設けた穴を、樹脂成型で精度良く形成することができる。
本発明は、吸引口から塵を取ることが可能な集塵装置に広く適用可能である。
1 本体
2 吸引口
3 集塵室
4 ホース
4a 先端
5 電源ボタン
6 ハンドル
7 斜面
8 取っ手
9 排気口
10 電源プラグ
11 電動送風機
12 集塵袋
13 開口部
14 ダクト
14a 上壁
14b 側面
15 通路
16 内部流路
17 斜面開口部
18,18a,18b 孔
19 フィルター
20 カバー体
21 凹部
22 前本体
22a 底部
23 後本体
24 下本体
25 弾性板
26 弾性部
27 樹脂部
28 上本体
40,41,42,43,44 穴
50,51,52,53,54 突部

Claims (5)

  1. 吸引口を有する下本体と、当該下本体に上方から嵌め合わせることが可能な上本体と、
    前記吸引口へ挿入可能な弾性板と、を有し、
    前記上本体は、塵が通る通路と、前記通路からの塵を集塵する集塵室と、前記集塵室への吸引風を発生するための電動送風機と、を有し、
    前記下本体は、前記吸引口と前記通路に通じるダクトを有し、
    前記弾性板は、当該弾性板の上部に複数の穴を有し、
    前記上本体は、当該上本体の底部に下方に突出する複数の突部を有し、
    前記弾性板を前記下本体の吸引口に挿入した状態で、前記下本体に上方から前記上本体を嵌め合わせると、前記上本体の複数の突部が、夫々前記弾性板の複数の穴部に挿入される集塵装置。
  2. 前記弾性板は、前記吸引口と通流する塵を取り込むダクトの入口と前記入口上方で前記吸引口との間に形成された隙間に嵌め合わされる請求項1に記載の集塵装置。
  3. 前記弾性板は可とう性を有する材料からなる弾性部と、樹脂で形成された樹脂部とから構成される請求項1又は2に記載の集塵装置。
  4. 前記吸引口は、前記下本体の前面下方に形成され、前記ダクトは、前記吸引口から集塵装置の後方にかけて設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の集塵装置。
  5. 前記ダクトは、前記吸引口から集塵装置の後方にかけて、断面積が徐々に狭くなる形状である、請求項4に記載の集塵装置。
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