JP6385846B2 - 9%Ni鋼溶接用フラックス入りワイヤ - Google Patents
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Description
Ni基合金外皮のCは、ワイヤ表層に炭化物を析出させて硬化させる。Ni基合金外皮全質量に対する質量%でNi基合金外皮のCが0.01%を超えると、ワイヤ表層部が硬くなり、伸線加工時にワイヤの断線が多発する。したがって、Ni基合金外皮のCは0.01%以下とする。
Cは、9%Ni鋼の溶接では溶接金属の低温靭性を低下させるので、できる限り低くすることが好ましい。このCが0.02%を超えてしまうと溶接金属の低温靭性を著しく低下させてしまう。このためNi基合金外皮とフラックスの合計でCは0.02%以下にする。なお、Cは、Ni基合金外皮に含まれる他、フラックスからの金属粉及び合金粉から添加される。
Siは、9%Ni鋼の溶接では高温割れの原因となるため、できる限り低くすることが好ましい。Ni基合金外皮とフラックスの合計でSiは0.1%を超えてしまうと高温割れが生じてしまうため、0.1%以下にする。なお、Siは、Ni基合金外皮に含まれる他、フラックスからの金属粉及び合金粉から添加される。
Mnは、溶接金属の耐高温割れを抑制する目的で添加する。Ni基合金外皮とフラックスの合計で、Mnが2.0%未満では、耐高温割れ性が劣化する。一方、Ni基合金外皮とフラックスの合計でMnが3.0%を超えると、溶接金属の低温靭性がかえって低下してしまう。したがって、Ni基合金外皮とフラックスの合計でMnは2.0〜3.0%とする。なお、Mnは、Ni基合金外皮に含まれる他、フラックスからの金属Mn及びFe−Mn等の合金粉から添加される。
Niは、溶接金属を構成する主元素であり、安定したオーステナイト組織を形成し、溶接金属の低温靭性と強度を確保することを目的に添加する。Niが55%未満では、その効果が得られず、溶接金属の強度及び低温靭性が低下する。一方、Niが65%を超えると、フラックス入りワイヤ中に他のMn、Cr、Mo、Nb、Ti等を所定量添加できなくなり、十分な溶接金属の機械的性質が得られない。したがって、Ni基合金外皮とフラックスの合計でNiは55〜65%とする。なお、Niは、Ni基合金外皮に含まれる他、フラックスからの金属Ni、Fe−Ni等の合金粉から添加される。
Crは、溶接金属の強度を確保する目的で添加する。Crが13%未満では、必要な溶接金属の強度が得られない。一方、Crが19%を超えると、かえって低温靭性が低下する。したがって、Ni基合金外皮とフラックスの合計でCrは13〜19%とする。なお、Crは、Ni基合金外皮に含まれる他、フラックスからの金属Cr、Fe−Cr等の合金粉から添加される。
Moは、溶接金属の強度を確保するために添加する。Moが9%未満では、必要とする溶接金属の強度が得られない。一方、Moが14%を超えると、かえって低温靭性が低くなる。したがって、Ni基合金外皮とフラックスの合計でMoは9〜14%とする。なお、Moは、Ni基合金外皮に含まれる他、フラックスからの金属Mo、Fe−Mo等の合金粉から添加される。
Nbは、溶接金属の強度向上を目的に添加する。Nbが0.5%未満では、必要な溶接金属の強度が得られない。一方、Nbが2.5%を超えると、低温靭性が低下すると共に耐高温割れ性が劣化する。したがって、Ni基合金外皮とフラックスの合計でNbは0.5〜2.5%とする。なお、Nbは、Ni基合金外皮に含まれる他、フラックスからのFe−Nb等の合金粉から添加される。
Tiは、溶接金属の酸素量を低くして低温靭性を向上させる脱酸剤として添加する。Tiが0.4%未満では、十分な効果が得られず、溶接金属の酸素量が高くなって低温靭性が低下する。一方、Tiが0.6%を超えると、低温靭性が低下すると共に、スラグ被包性が劣化してスラグがビード表面に焼き付き、スパッタ発生量も多くなる。したがって、Ni基合金外皮とフラックスの合計でTiは0.4〜0.6%とする。なお、Tiは、Ni基合金外皮に含まれる他、フラックスからの金属Ti、Fe−Ti等の合金粉から添加される。
Ti酸化物は、溶接時にスラグ被包性を高める目的で添加する。フラックス中のTi酸化物のTiO2換算値の合計が0.5%未満では、その効果が得られず、スラグ被包性が不良となり、ビード形状が不良となる。一方、フラックス中のTi酸化物のTiO2換算値の合計が2.5%を超えると、かえってスパッタ発生量が多くなる。したがって、フラックス中におけるTi酸化物のTiO2換算値の合計は0.5〜2.5%とする。なお、Ti酸化物は、フラックスからのルチール、酸化チタン、チタンスラグ、イルメナイト等から添加される。
SiO2は、ビード形状を整え平滑化する目的で添加する。フラックス中のSi酸化物のSiO2換算値の合計が0.5%未満では、ビード平滑化の効果が得られず、ビード形状が不良となる。一方、フラックス中のSi酸化物のSiO2換算値の合計が2.5%を超えると、スラグ被包性が不良となり、ビード形状が不良となる。したがって、フラックス中におけるSi酸化物のSiO2換算値の合計は0.5〜2.5%とする。なお、Si酸化物は、フラックスからの珪砂、珪酸ソーダ、珪灰石等から添加される。
Al酸化物は、溶融スラグの流動性を安定化させ、スパッタを抑制する目的で添加する。フラックス中のAl酸化物のAl2O3換算値の合計が0.01%未満では、その効果が得られず、スパッタ発生量が多くなる。一方、フラックス中のAl酸化物のAl2O3換算値の合計が0.2%を超えると、スラグ剥離性が不良となる。したがって、フラックス中におけるAl酸化物のAl2O3換算値の合計は0.01〜0.2%とする。なお、Al酸化物は、フラックスからのアルミナ、カリ長石等から添加される。
Na化合物及びK化合物は、アーク安定剤としての作用だけではなく、スラグ形成剤として溶融スラグの凝固過程の急激な粘性増加を抑えて、ビード形状を平滑化する目的で添加する。フラックス中のNa化合物及びK化合物のNa2O換算値及びK2O換算値の1種または2種の合計が0.05%未満では、大粒のスパッタが発生しやすい。一方、Na化合物及びK化合物のNa2O換算値及びK2O換算値の1種または2種の合計が0.35%を超えると、スラグ剥離性及びビード形状が不良となる。したがって、フラックスにおけるNa化合物及びK化合物のNa2O換算値及びK2O換算値の1種または2種の合計は0.05〜0.35%とする。なお、Na及びK化合物は、珪酸ソーダ及び珪酸カリからなる水ガラスの固質成分及びカリ長石、K2SiF6、Na3AlF6、NaF等の粉末から添加される。
CaOは、フラックスの塩基度を調整し、低温靭性向上を目的に添加する。フラックス中のCaOが0.2%未満では、溶接金属の低温靭性の向上効果が得られない。一方、フラックス中のCaOが0.8%を超えると、アークが不安定になり、スパッタ発生量が増加する。したがって、フラックス中におけるCaOは0.2〜0.8%とする。なお、CaOは、フラックスからの珪灰石の粉末から添加される。
弗素化合物は、スラグ剥離性の向上を目的に添加する。フラックス中の弗素化合物のF換算値の合計が0.3%未満では、その効果が得られず、スラグ剥離性が不良になる。一方、弗素化合物のF換算値の合計が2.8%を超えると、アークが不安定になり、スパッタ発生量も増加する。したがって、フラックス中における弗素化合物のF換算値の合計は0.3〜2.8%とする。なお、弗素化合物は、フラックスからのCaF2、NaF、LiF、MgF2、K2SiF6、K2ZrF6、Na3AlF6、AlF3の粉末から添加される。
スラグ形成剤は、ビード外観を整える作用がある。フラックス中の弗素化合物を含むスラグ形成剤の合計が5.5%未満であると、スラグ生成量が不足してスラグ被包が均一にできなくなり、スラグが焼き付いてスラグ剥離性が悪くなる。これに加えて、かかる合計が5.5%未満であるとアークが荒くなり、スパッタ発生量が多くなる。一方、スラグ形成剤の合計が8.5%を超えると、アークが安定してスパッタ発生量も減少するが、スラグ量が多くなってスラグが先行しやすくなり、融合不良等の溶接欠陥やそれを起因とする高温割れが発生しやすくなる。したがって、フラックス中のスラグ形成剤の合計は5.5〜8.5%とする。なお、スラグ形成剤は、弗素化合物(CaF2、NaF、LiF、MgF2、K2SiF6,K2ZrF6、Na3AlF6、AlF3)、TiO2、SiO2、ZrO2、K2O、Na2O、Al2O3、CaOその他不純物中の酸化物の合計をいう。
Zr及びZr酸化物は、そのZrO2換算値の合計が0.1%を超えて添加すると、アークが不安定になり、スパッタ発生量も増加し、スラグ剥離性も劣化する。したがって、Zr及びZr酸化物のZrO2換算値の合計は0.1%以下とする。なお、Zr酸化物は、Ti酸化物中に微量含有すると共に、フラックスから金属Zr、ジルコンサンド、酸化ジルコンの粉末から添加される。
Cuは、溶接金属のオーステナイト組織を安定化させ、低温靭性を向上させる効果を有する。Cuが0.01%未満では、十分な効果が得られず、溶接金属の低温靭性を向上させることができない。一方、Cuが0.5%を超えると、低温靭性が不安定となって低下すると共に、耐割れ性が劣化する。したがって、Ni基合金外皮とフラックスの合計でCuは0.01〜0.5%とする。なお、Cuは、Ni基合金外皮に含まれる他、フラックスからの金属Cu等の金属粉から添加される。
2 ノズル
3 溶接ワイヤ
4 溶接ビード
5 試験体
6 溝部
Claims (2)
- Ni基合金外皮にフラックスを充填してなる9%Ni鋼溶接用フラックス入りワイヤにおいて、
Ni基合金外皮全質量%に対する質量%で、Ni基合金外皮中にC:0.01%以下を含有し、
ワイヤ全質量に対する質量%で、Ni基合金外皮とフラックスの合計で、
C:0.02%以下、
Si:0.1%以下、
Mn:2.0〜3.0%、
Ni:55〜65%、
Cr:13〜19%、
Mo:9〜14%、
Nb:0.5〜2.5%、
Ti:0.4〜0.6%を含有し、
更に、ワイヤ全質量に対する質量%で、フラックス中に、
Ti酸化物:TiO2換算値の合計で0.5〜2.5%、
Si酸化物:SiO2換算値の合計で0.5〜2.5%、
Al酸化物:Al2O3換算値の合計で0.01〜0.2%、
Na化合物及びK化合物:Na2O換算値及びK2O換算値の1種または2種の合計で0.05〜0.35%、
CaO:0.2〜0.8%、
弗素化合物:F換算値の合計で0.3〜2.8%を含有し、
Zr及びZr酸化物:ZrO2換算値の合計で0.1%以下とし、
かつ、スラグ形成剤の合計:5.5〜8.5%で、
残部はNi基合金外皮のFe分、鉄合金粉のFe分及び不可避不純物であることを特徴とする9%Ni鋼溶接用フラックス入りワイヤ。 - ワイヤ全質量に対する質量%で、Ni基合金外皮とフラックスの合計で、
Cu:0.01〜0.5%を更に含有することを特徴とする請求項1に記載の9%Ni鋼溶接用フラックス入りワイヤ。
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