JP6384704B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、色の見え方を考慮して照明光の色温度を変化させる照明装置に関する。
従来から、視対象物の色彩を鮮やかに演色することにより、視対象物の色を好ましく見せる照明装置がある。この種の照明装置として、例えば、赤、青、緑及び白色のLEDからの光を加法混色して、色域面積を大きくすることにより、照明光が照射された視対象物の色を鮮やかに見せるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、照明環境にある視対象物の色の鮮やかさは、視対象物から受ける目立ち感による影響を受けることが知られている。ところが、この目立ち感による影響は、従来の演色性の評価に一般的に用いられる平均演色評価数(Ra)では適切に評価できない。そこで、目立ち感の評価数である目立ち指数(FCI:Feeling of contrast index)を、Raと併せて用いることにより、光源の演色性を、多面的により適切に評価することができる(非特許文献1参照)。
FCIとは、光源の色再現の目立ちや鮮やかさの程度を表す指標であり、下記式(1)により定義される。
LAB(T):テスト光源下での赤・青・緑・黄の4色配色サンプルのLAB表色系における色域面積
LAB(D65):基準光源D65下での同4色配色サンプルのLAB表色系における色域面積
FCIは、基準光源D65で100となり、このFCIが100より大きい光源は、基準光源D65よりも色を鮮やかに演色し空間を明るく感じさせる。このFCIを指標とした照明器具として、放電ランプからの照射光のFCIが所定の範囲になるように、放電ランプに用いられる蛍光体の種類及びそれらの重量比が設定されたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。この照明器具によれば、生花や木の葉の緑の色彩を目立たせる照明を行うことができる。
特開2011―204659号公報 特許第3040719号公報 新編色彩科学ハンドブック[第3版]日本色彩学会編
しかしながら、FCIは、一般的な白色光源では、色温度が高くなると低下する。具体的には、相関色温度2700Kである白熱灯のFCIが123であるのに対し、相関色温度5200Kである高演色型蛍光灯のFCIは104である。近年では、光源に発光色の異なる複数の光源を用い、各光源の出力比を制御することにより、照明光の色温度を変更することができる照明装置が普及しているが、単に照明高の色温度を変化させるだけでは、色の見えの好ましさが、意図せず変化してしまうことがある。
本発明は、上記課題を解決するものであり、照明光が照射される視対象物の鮮やかさ、及び好ましい色の見えを維持したままで、求める雰囲気に応じて光色を容易に変化させることができる照明装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、互いに異なる発光スペクトルを有する2種以上の光源と、前記光源による照明光の色温度を設定するための操作部と、前記照明光が前記操作部により設定された色温度となるように前記光源の出力を個別に制御する制御部と、を備えた照明装置であって、前記光源は、相対的に色温度が高い白色光を出射する発光素子と、相対的に色温度が低い白色光を出射する発光素子と、を含み、前記制御部は、前記操作部が操作されて設定色温度が変更されたとき、目立ち指数FCIを123より大きく、且つ前記FCIの変化幅が10以内に収めた状態で色温度が変化するように前記光源の出力を制御し、前記操作部によって設定される前記照明光の色温度の変化幅が2700〜5000Kであることを特徴とする。
上記照明装置において、前記光源は緑色光を出射する発光素子と、赤色光を出射する発光素子と、を更に含むことが好ましい。
本発明によれば、色温度が変更されるとき、目立ち指数FCIを123よりも大きい値に維持するので、照明光が照射される視対象物の鮮やかさ、及び好ましい色の見えを維持したままで、求める雰囲気に応じて光色を容易に変化させることができる。
本発明の一実施形態に係る照明装置の構成図。 (a)乃至(e)は同照明装置のコントローラにおける操作手段のバリエーションを示す図。 (a)は同照明装置を組み込んだ灯具の斜視図、(b)は同灯具の分解斜視図、(c)は同灯具に用いられる固体発光素子及び基板の上面図。 同照明装置に用いられるLEDの側断面図。 同照明装置に用いられる電源ユニットの構成図。 目立ち指数と色の見えの好ましさとの相関を示す図。 (a)は実施例1に用いられる光源の分光スペクトルを示す図、(b)は実施例2に用いられる光源の分光スペクトルを示す図、(c)は比較例に用いられる光源の分光スペクトルを示す図。 実施例2に用いられる光源における色温度2700K及び4700Kの照明光の分光スペクトルを示す図。 実施例1,2及び比較例における相関色温度と赤色の鮮やかさとの相関を示す図。
本発明の一実施形態に係る照明装置について、図1乃至図9を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態に係る照明装置1は、光源2と、光源2による照明光の色温度を設定するための操作部(以下、コントローラ)3と、照明光がコントローラ3により設定された色温度となるように光源2の出力を個別に制御する制御部4と、を備える。光源2には、互いに異なる発光スペクトルを有する2種以上の固体発光素子(以下、LED)、図例では、光源2としてLED2a,2b,2cが用いられ、これらが灯具10に組み込まれている。ただし、光源の種類は3種に限られず、後述する実施例では、2種又は4種の光源を用いた構成を示す。また、照明装置1は、各LED2a〜2cに所定の電力を供給する電源ユニット5を備える。電源ユニット5は、図示したように、それ自体が独立した構成であってもよいし、コントローラ3又は灯具10のいずれかに組み込まれていてもよい。
コントローラ3は、ハウジング30と、ユーザが照明光の色温度を設定するための円筒形のボリュームスイッチ31と、照明装置1をオンオフするための電源スイッチ32と、を備える。ボリュームスイッチ31は、ハウジング30に対して回動自在に設けられており、ユーザが所望の色温度を設定することができる。電源スイッチ32は、タンブラスイッチ又は押釦スイッチ等から成り、交流電源ACから電源ユニット5への給電経路を開閉する。制御部4は、コントローラ3のハウジング30内に内蔵されており、ボリュームスイッチ31の操作によって設定された相関色温度から、直流電圧信号を生成する。
図1では、ユーザによる操作手段として回転式のボリュームスイッチ31を例示しているが、ユーザが所望の色温度を設定することができれば、操作手段は他の構成であってもよい。例えば、図2(a)に示すように、フェーダを縦方向にスライドさせるものでもよいし、図2(b)に示すように、高低ボタンを押すもの、図2(c)に示すように、所定の色温度に対応付けられた多段階のスイッチであってもよい。また、図2(d)に示すように、回転式ボリュームスイッチと多段スイッチとを組み合わせたものであってもよく、図2(e)に示すように、色温度の数値を入力するものであってもよい。更に、上述したボタンやフェーダがタッチパネル上に表示され、設定色温度に対応する色によって表現されていてもよい。その表示は、文字でもよいし、橙色や青色といったように、色彩であってもよい。
図3(a)に示すように、灯具10は、例えば、天井、壁面等に埋め込まれる埋込型ダウンライトとして用いられる。灯具10は、器具本体を保持すると共に、光源2を構成するLED2a〜2cを点灯させる電源ユニット(不図示)を収容する本体部11を備える。また、灯具10は、天井等に形成された開口部に嵌め込まれて光源2等を保持する枠体部12と、商用電源から電源供給を受けるための電源線が接続される端子台13と、枠体部12を天井等に固定するための取付バネ14と、を備える。
また、図3(b)に示すように、灯具10は、LED2a〜2cが搭載される基板15と、LED2a〜2cの熱を放熱するためのヒートシンク部材16と、基板15とヒートシンク部材16との間に設けられる保持部材17と、を備える。また、灯具10は、LED2a〜2cを保護する保護カバー18を備える。この保護カバー18の裏面側にはネジホルダ(不図示)が設けられており、ヒートシンク部材16(本体部11)内側から挿通されたネジ(不図示)によって保護カバー18とヒートシンク部材16とが固定される。
図3(c)に示すように、LED2a〜2cは、基板15の略中央領域及びその周辺に、好ましくは、同種のものが隣り合わないように互い違いに配される。なお、LED2a〜2cの配置は、図例の構成に限られない。
基板15は、汎用の発光モジュール用の基板であり、例えば、酸化アルミニウム(Al)や窒化アルミニウム(AlN)等の電気絶縁性を有する金属酸化物(セラミックスを含む)、金属窒化物、又は金属、樹脂、ガラス繊維等の材料から構成される。基板15に形成された配線回路(不図示)は、絶縁材料によって被覆され、LED2a〜2cの各正負電極との接続箇所、及び配線との接続箇所が夫々電極端子として露出している(不図示)。
図4に示すように、光源2(LED2a〜2c)は、断面矩形状の基材20と、基材20上に実装された発光部(LEDチップ)21と、LEDチップ21を取り囲む凹部を有する枠体22と、枠体22に充填される充填材23と、を備える。充填材23には、シリコン等が用いられ、LEDチップ21からの出射光の波長を変換する蛍光体24a,24bが含有される。なお、図例では、2種の蛍光体24a,24bが用いられた構成を示すが、蛍光体の種類は2種に限られず、光源2の出射光が後述する発光スペクトルとなるように適宜に調整される。
基材20の一側面にはカソード電極25が、他側面にはアノード電極26が設けられ、基材20の下面両端部に形成された外部接続電極27,28に夫々接続される。また、カソード電極25及びアノード電極26は、ワイヤ29によってLEDチップ21の各電極端子(不図示)に夫々接続される。枠体22の内周面は、光の導出方向に開口した円錐面として形成されており、円錐面の表面は光反射機能を有する。
LEDチップ21には、好ましくは、青色光を出射する青色LED素子が用いられ、蛍光体24a,24bの種類又は含有量を調整することによって、所望の色度の光を出射するLED2が得られる。図1に示した各LED2a,2b,2cの光色の色度座標が夫々(x,y),(x,y),(x,y)であり、各LED2a,2b,2cの光量が夫々Y,Y,Yであるとき、混色光である照明光の光色の色度座標(x,y)及び光量Yは、下記式(2)で表される。そして、LED2a,2b,2cの光量Y,Y,Yの比率を変化させることにより、混色光として得られる照明光の色温度を変更することができる。
なお、蛍光体24a,24bに加えて、又はそれに換えて所定の波長の光を選択的に透過させることによってLED2の出射光の波長を変換するフィルタ(不図示)が用いられてもよい。このフィルタは、灯具10の保護カバー18(図2(b)参照)に設けられたものであってもよい。また、LED2には、適宜に出射光の配光を制御するためのレンズ部材(不図示)が設けられ、上述した蛍光体24又はフィルタは、このレンズ部材に、又はLED2とレンズ部材との間に組み込まれていてもよい。
図5に示すように、電源ユニット5は、コントローラ3からの制御信号が入力される制御信号入力部51と、コントローラ3を通じて給電される交流電圧を所望の直流電圧に変換する交流/直流変換部52と、を備える。また、電源ユニット5は、各LED2a〜2c(図1参照)を駆動する第1〜第3LED駆動部53a〜53cと、制御信号入力部51に入力される制御信号を、第1〜第3LED駆動部53a〜53cに出力される駆動信号に変換する駆動信号変換部54と、を備えている。駆動信号変換部54は、オンデューティ比が可変である一定周期の矩形波信号からなる駆動信号を出力することにより、第1〜第3LED駆動部53a〜53cのスイッチング素子(不図示)をPWM(パルス幅変調)制御してLED2a〜2cへの給電量を調節する。
電源ユニット5では、コントローラ3の制御信号生成部から出力される制御信号が、制御信号入力部51によってオンデューティ比(色温度)に対応した電圧レベルの直流電圧信号に変換される。そして、この直流電圧信号が、駆動信号変換部54で第1〜第3LED駆動部53a〜53cに対する駆動信号に変換される。駆動信号変換部54は、マイコン及びメモリから構成される。このメモリには、直流電圧信号の信号レベル(色温度)、設定された色温度に対応する照明光の光色の色度座標(x,y)、この色度座標と対応する各LED2a〜2cの光量Y,Y,Yの比率、及びそれらの対応関係を表した変換テーブルが格納される。マイコンは、メモリに格納された変換テーブルに基づいて直流電圧信号を駆動信号に変換する。
ここで、様々な目立ち指数FCIの照明光で、視対象物の植物を照らし、見えの好ましさを評価させる実験を行なった。この実験の結果、図6に示すように、FCIが高いほど、好ましさの評価が高く、FCIの変化幅が10より大きい条件では、評価に有意差があることが分かった。また、一般的に視対象物を好ましく見せることができるとされる白熱灯のFCIが123とされる。そこで、本実施形態において、制御部4は、コントローラ3が操作されて設定色温度が変更されたとき、目立ち指数FCIを123より大きく、且つFCIの変化幅が10以内に収めた状態で色温度が変化するように各LEDの出力を制御する。
ここで、目立ち指数FCIは、上記式(1)により定義される値である。すなわち、FCIは、テスト光源下での赤・青・緑・黄の4色配色サンプルのLAB表色系における色域面積をGLAB(T)とし、基準光源D65下での同4色配色サンプルのLAB表色系における色域面積をGLAB(D65)としたとき、[GLAB(T)/GLAB(D65)]1.5×100で表される。
以下、本実施形態の照明装置1について、具体的な実施例及び比較例を例示して説明する。
<実施例1>
実施例1に係る照明装置1は、FCIの高い低色温度の電球色LED1a、及び高色温度の白色LED2aの2種の光源2を用いることにより、高いFCIを維持したまま照明光の相関色温度を変化可能にしている。図7(a)は、実施例1の光源2として用いられるLED1a,2aの各発光スペクトルを示す。LED1aは、窒化ガリウム系青色LEDチップに、CASN系赤色蛍光体を、LED2aは、同じくBOSE系緑色蛍光体を、夫々添加した充填材を被覆させたものであり、夫々充填材に対する各蛍光体の添加量が調整されている。
<実施例2>
実施例2に係る照明装置1は、高演色性の電球色LED1b、高演色性の白色LED2b、窒化ガリウム系の緑色LED3b、AlInGaP系の赤色LED4bの4種の光源2を用いることにより、高いFCIを維持したまま照明光の相関色温度を変化可能にしている。図7(b)は、実施例2の光源2として用いられるLED1b,2b,3b,4bの各発光スペクトルを示す。LED2bは、窒化ガリウム系青色LEDチップに、CASN系赤色蛍光体を、及びLED2bは、同じくBOSE系緑色蛍光体を、夫々添加した充填材を被覆させたものであり、夫々充填材に対する各蛍光体の添加量が異なるように調整されている。なお、実施例2のLED1b,2bは、実施例1のLED1a及びLED2aとは夫々充填材に対する各蛍光体の添加量が異なる。また、LED3bは、窒化ガリウム系青色LEDチップに、BaSiO:Euを、LED4bは同じくCaAlSiN:Euを添加した充填材を被覆させたものである。
<比較例>
比較例に係る照明装置は、高演色性の低色温度LED1cと、高色温度性のLED2cを用いている。図7(c)は、比較例の光源として用いられるLED1c,2cの各発光スペクトルを示す。これらLED1c,2cは、実施例1,2のLED1a,1b及びLED2a,2bとは夫々充填材に対する各蛍光体の添加量が異なる。
このように構成された上記実施例1,2に係る照明装置1、及び比較例に係る照明装置について、コントローラ3のボリュームスイッチ31を操作して、2700〜4700K(実施例1では5000K)の範囲で色温度を設定した。この色温度幅は、JIS Z9112に規定された電球色、温白色、白色、昼白色の照明光を実現することができる。また、下記表1に示すように、夫々の設定色温度に対応する光源2の出力比は、駆動信号変換部54(図5参照)のメモリに記憶されており、各LEDの光量Yが設定された色温度に対応するように制御される。
比較例では、ユーザが色温度を上げる操作をするに従い、目立ち指数FCIが低下し、照射対象の見えのあざやかさ、好ましさが変化している。これに対して、実施例1では、ユーザが色温度を上げる操作をしても、FCIは一定の範囲に保たれるので、照射対象の鮮やかな、好ましい色の見えを維持することができる。また、実施例2においても、同様の結果が得られた。
図8は、実施例2において、相関色温度の設定値が2700K及び4700Kであるときに、光源2から出力される照明光の分光スペクトルである。実施例2では、夫々発光色の異なる4種のLED1b,2b,3b,4bを用いることにより、各設定色温度において、その色温度を得るために要する波長成分を効率的に得ることができる。
図9は、上記実施例1,2に係る照明装置1、及び比較例に係る照明装置について、相関色温度(CCT)毎の赤色の見えの鮮やかさ(Cab*)を示す。図示したように、実施例1,2では、いずれのCCTでもCab*が60以上であり、色温度の変化に伴う鮮やかさの変化も少なかった。一方、比較例では、CCTが高くなるに従ってCab*が低下した。
このように、照明装置1では、コントローラ3が操作されて設定色温度が変更されたとき、目立ち指数FCIを123より大きく、且つFCIの変化幅が10以内に収めた状態で色温度を変化させる。従って、FCIが123よりも大きな値に維持されるので、照明光が照射される視対象物の鮮やかさ、及び好ましい色の見えを維持したままで、求める雰囲気に応じて光色を容易に変化させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限らず、種々の変形が可能である。各LEDの分光分布の実現に関して、蛍光体の組合せは例示したものに限らない。また、LEDの種類及びそれらの組合せは、実施例に示した数、組合せに限らず、相関色温度の変化と、目立ち指数FCIを維持することができるものであればよい。
1 照明装置
2 光源
2a,2b,2c LED
3 コントローラ(操作部)
4 制御部

Claims (2)

  1. 互いに異なる発光スペクトルを有する2種以上の光源と、前記光源による照明光の色温度を設定するための操作部と、前記照明光が前記操作部により設定された色温度となるように前記光源の出力を個別に制御する制御部と、を備えた照明装置であって、
    前記光源は、相対的に色温度が高い白色光を出射する発光素子と、相対的に色温度が低い白色光を出射する発光素子と、を含み、
    前記制御部は、前記操作部が操作されて設定色温度が変更されたとき、目立ち指数FCIを123より大きく、且つ前記FCIの変化幅が10以内に収めた状態で色温度が変化するように前記光源の出力を制御し、
    前記操作部によって設定される前記照明光の色温度の変化幅が2700〜5000Kであることを特徴とする照明装置。
  2. 前記光源は、緑色光を出射する発光素子と、赤色光を出射する発光素子と、を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
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