JP6384154B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

本明細書では、アクセスポイントとの無線接続を確立するための通信装置を開示する。
特許文献1には、セキュリティレベルが異なる複数個の無線LAN(Local Area Networkの略)を同時的に形成可能なアクセスポイントと、当該複数個の無線LANのいずれかに参加するステーションと、が開示されている。
特開2009−164971号公報
特許文献1では、ステーションが参加すべき無線LANの決定方法について、あまり考慮されていない。本明細書では、アクセスポイントによって複数個の無線ネットワークが形成される状況で、通信装置が参加すべき無線ネットワークを適切に選択し得る技術を提供する。
本明細書によって開示される通信装置は、受信部と、選択部と、試行部と、を備える。受信部は、所定の無線接続方式に従って、アクセスポイントとの無線接続を確立するための無線接続操作がユーザによって実行された後に、第1の無線プロファイルと第2の無線プロファイルとを、アクセスポイントから受信する。第1の無線プロファイルは、アクセスポイントによって形成される第1の無線ネットワークで利用される。第2の無線プロファイルは、アクセスポイントによって形成される第2の無線ネットワークで利用される。選択部は、第1の無線プロファイルと第2の無線プロファイルとのうちの特定の無線プロファイルを選択する。選択部は、第1の無線ネットワークと第2の無線ネットワークとのうち、セキュリティレベルが比較的に高い無線ネットワークで利用される特定の無線プロファイルを選択する。試行部は、特定の無線プロファイルを利用して、アクセスポイントとの無線接続を確立することを試行する。所定の無線接続方式は、通信装置とアクセスポイントとのそれぞれにおいて、ユーザによって、無線接続を確立するためのパスワードが入力されることなく、アクセスポイントとの無線接続を確立するための方式である。
上記の構成によると、通信装置は、無線接続操作が実行された後に、第1及び第2の無線プロファイルをアクセスポイントから受信し、第1及び第2の無線プロファイルのうち、セキュリティレベルが比較的に高い無線ネットワークで利用される特定の無線プロファイルを選択する。そして、通信装置は、特定の無線プロファイルを利用して、アクセスポイントとの無線接続を確立することを試行する。従って、通信装置は、アクセスポイントによって形成され得る第1及び第2の無線ネットワークのうち、セキュリティレベルが比較的に高い無線ネットワークで利用される特定の無線プロファイルを利用して、セキュリティレベルが比較的に高い無線ネットワークに参加し得る。このように、通信装置は、参加すべき無線ネットワークを適切に選択し得る。
上記の通信装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。
多機能機の構成を示す。 接続処理のフローチャートを示す。 テーブル登録処理のフローチャートを示す。 テーブルに各無線プロファイルが登録される様子を示す。 ケースA及びBのシーケンス図を示す。 ケースC及びDのシーケンス図を示す。 第2実施例のテーブル登録処理のフローチャートを示す。 ケースE及びFのシーケンス図を示す。 第3実施例のテーブル登録処理のフローチャートを示す。 第3実施例のテーブルの例を示す。 第4実施例のテーブルの例を示す。 ケースG及びHのシーケンス図を示す。
(第1実施例)
(多機能機10の構成;図1)
多機能機10(以下では「MFP(Multi-Function Peripheralの略)」と呼ぶ)は、印刷機能及びスキャン機能を含む多機能を実行可能な周辺機器(即ち、図示省略の端末装置等の周辺機器)である。MFP10は、操作部12と、表示部14と、印刷実行部16と、スキャン実行部18と、ネットワークインターフェース20と、制御部30と、を備える。以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。
操作部12は、複数のキーによって構成される。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をMFP10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。印刷実行部16は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構である。スキャン実行部18は、CCD、CIS等のスキャン機構である。
ネットワークI/F20は、Wi−Fi方式の無線通信を実行するためのインターフェースである。Wi−Fi方式は、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.の略)の802.11の規格又はそれに準ずる規格(例えば、802.11a,11b,11g,11n等)に従った無線通信方式である。
より具体的に言うと、ネットワークI/F20は、Wi−Fi Allianceによって策定されたWPS(Wi-Fi Protected Setupの略)方式をサポートしている。WPS方式は、自動無線接続方式又は簡単無線接続方式と呼ばれるものであり、一対の機器のそれぞれにおいて、無線接続を確立するための情報(例えば、パスワード、認証方式、暗号化方式)がユーザによって入力されなくても、一対の機器の間に無線接続を自動的に確立するための方式である。特に、ネットワークI/F20は、WPS方式のPBC(Push- Button Configurationの略)方式をサポートしている。PBC方式は、一対の機器のそれぞれにおいて、無線接続を確立するための上記の情報がユーザによって入力されなくても、一対の機器のそれぞれにユーザによって無線接続操作(例えばボタンを押す操作)が実行される場合に、一対の機器の間に無線接続を確立するための方式である。
ネットワークI/F20は、2.4GHz帯の周波数の搬送波を利用した無線通信を実行可能であるが、他の周波数(例えば、5.0GHz帯)の搬送波を利用した無線通信を実行不可能である。
制御部30は、CPU32と、メモリ34と、を備える。CPU32は、メモリ34に記憶されているプログラム36に従って、様々な処理を実行するプロセッサである。メモリ34は、RAM、ROM等によって構成される。メモリ34は、プログラム36のみならず、認証順位リスト38と、暗号化順位リスト40と、を予め記憶する。メモリ34は、さらに、後述の図3の処理によって形成されるテーブル42を記憶することもできる。
認証順位リスト38には、セキュリティレベルが高い順に複数個の認証方式が記述される。複数個の認証方式は、WPA2PSK(Wi-Fi Protected Access 2 Pre-Shared Keyの略)と、MIXEDと、WPAPSK(Wi-Fi Protected Access Pre-Shared Keyの略)と、SHARED(Shared Keyの略)と、OPEN(Open Systemの略)と、を含む。一般的には、WPA(Wi-Fi Protected Accessの略)に準拠するWPA2PSK及びWPAPSKは、セキュリティレベルが比較的に高いために、比較的に上位に記述されている。MIXEDは、WPA2PSKとWPAPSKとを選択的に利用する認証方式であるために、WPA2PSKとWPAPSKとの間の順位に記述されている。一般的には、WPAが利用されないSHARED及びOPENとは、セキュリティレベルが比較的に低いために、比較的に下位に記述されている。また、SHAREDは、OPENよりも高いセキュリティレベルを有するので、OPENよりも上位に記述されている。
暗号化順位リスト40には、セキュリティレベルが高い順に複数個の暗号化方式が記述される。複数個の暗号化方式は、AES(Advanced Encryption Standardの略)と、AESTKIP(AES Temporal Key Integrity Protocolの略)と、TKIPと、WEP(Wired Equivalent Privacyの略)と、NONEと、を含む。一般的には、AESのセキュリティレベルが最も高く、次いで、TKIP、WEP、NONEの順でセキュリティレベルが低くなる。AESTKIPは、AESとTKIPとを選択的に利用する暗号化方式であるために、AESとTKIPとの間の順位に記述されている。
テーブル42は、アクセスポイント(以下では「AP(Access Pointの略)」と呼ぶ)100から受信される1個以上の無線プロファイル(以下では、「WPro(Wireless Profileの略)」の呼ぶ)が登録されるリストである。1個以上のWProのそれぞれは、AP100によって形成され得る無線ネットワークで利用される無線設定情報であり、SSID(Service Set Identifierの略)と、認証方式と、暗号化方式と、を含む。テーブル42にWProが登録される様子については、後で説明する。
(AP100の構成)
AP100は、無線アクセスポイント、無線LANルータ等と呼ばれる通常のAPである。AP100は、物理的には1個のインターフェース(図示省略)を備えるが、2.4GHz帯の周波数の搬送波を利用した無線通信と、5.0GHz帯の周波数の搬送波を利用した無線通信と、を実行可能である。当該インターフェースには、1個のMACアドレスのみが割り当てられる。
AP100は、2.4GHz帯の周波数の搬送波が利用される無線ネットワークと、5.0GHz帯の周波数の搬送波が利用される無線ネットワークと、を同時的に形成可能である。以下では、前者の無線ネットワーク、後者の無線ネットワークのことを、それぞれ、「2.4GHzの無線ネットワーク」、「5.0GHzの無線ネットワーク」と呼ぶ。AP100は、2.4GHzの無線ネットワークで利用されるWPro(以下では、「WPro(2.4GHz)」と呼ぶ)と、5.0GHzの無線ネットワークで利用されるWPro(以下では、「WPro(5.0GHz)」と呼ぶ)と、を記憶する。AP100は、さらに、2.4GHzの無線ネットワークで利用されるパスワード(即ちWPro(2.4GHz)に対応するパスワード)と、5.0GHzの無線ネットワークで利用されるパスワード(即ちWPro(5.0GHz)に対応するパスワード)と、を記憶する。なお、AP100は、WPro(2.4GHz)とWPro(5.0GHz)とを記憶する場合に、これらの2個のWProを同じWProとして記憶することもあり得る。ただし、この場合、WPro(2.4GHz)に対応するパスワードと、WPro(5.0GHz)に対応するパスワードと、は異なる。また、AP100は、2個以上の2.4GHzの無線ネットワークを形成することもできるし、2個以上の5.0GHzの無線ネットワークを形成することもできる。即ち、AP100は、3個以上の無線ネットワークを同時的に形成することができる。
(MFP10の接続処理;図2)
続いて、図2を参照して、MFP10のCPU32が実行する接続処理の内容について説明する。図2の処理は、AP100との無線接続を確立するための無線接続操作がユーザによって実行されることをトリガとして開始される。無線接続操作は、MFP10の操作部12に実行され、PBC方式のプッシュボタン操作に対応する。なお、上述したように、MFP10は、2.4GHz帯以外の周波数の搬送波を利用した無線通信を実行不可能であるために、以下で説明する全ての無線通信は、2.4GHz帯の周波数の搬送波を利用して実行される。
S4では、CPU32は、無線接続操作がユーザによって実行されたAP(例えば、AP100であり、以下では、「対象AP」と呼ぶ)を検知したか否かを判断する。具体的には、CPU32は、宛先を指定しないProbe Request信号を送信する。対象APは、Probe Request信号を受信する場合に、無線接続操作が対象APに実行されたことを示すWPS情報を含むProbe Response信号をMFP10に送信する。CPU32は、対象APからWPS情報を含むProbe Response信号を受信する場合に、S4でYESと判断し、S6に進む。一方において、無線接続操作がMFP10に実行されたが、無線接続操作がいずれのAPにも実行されない状況では、CPU32は、MFP10の周囲に存在するAP(例えばAP100)からProbe Response信号を受信し得るが、当該Probe Response信号には、WPS情報が含まれていない。この場合、CPU32は、WPS情報を含むProbe Response信号を受信しないので、S4でNOと判断し、図2の接続処理を終了する。なお、以下では、Request、Responseのことをそれぞれ、「Req.」、「Res.」と記載する。
S6では、CPU32は、1個以上のWProを対象APから受信する。具体的には、CPU32は、Association Req.信号を対象APに送信し、Association Res.信号を対象APから受信する。CPU32は、さらに、WPS Negotiationを対象APと実行する。これにより、CPU32は、対象APに記憶されている1個以上のWProと、当該1個以上のWProに対応する1個以上のパスワードと、が記述されたパケットを対象APから受信する。当該パケットは、1個のパケットであってもよいし、分割された複数個のパケットであってもよい。なお、上述したように、MFP10は、5.0GHz帯の搬送波を利用した無線通信を実行不可能であるが、当該パケットは、対象APによって形成される5.0GHzの無線ネットワークで利用されるWPro(5.0GHz)を含み得る。即ち、MFP10は、2.4GHz帯の周波数の搬送波を利用して、WPro(5.0GHz)を含む上記のパケットを対象APから受信し得る。次いで、S10では、CPU32は、テーブル登録処理を実行する。
(テーブル登録処理;図3)
続いて、図3を参照して、図2のS10で実行されるテーブル登録処理の内容について説明する。CPU32は、メモリ34内にテーブル42を生成し、S12以降の処理を実行する。S12では、CPU32は、図2のS6で受信された1個以上のWProのうち、パケット内で先頭に記述されている1個のWProを特定する。即ち、CPU32は、1個以上のWProのうち、1番目に受信された1個のWProを特定する。S14では、CPU32は、S12で特定されたWProをテーブル42に登録する。この状況では、テーブル42内には、1個のWProのみが登録される。なお、WProがテーブル42に登録される際には、WProに対応するパスワードもテーブル42に登録される。ただし、以下では、パスワードがテーブル42に登録されることに関する説明を省略する。
S16では、CPU32は、パケット内で先頭のWProの次に記述されているWProを目的WProとして特定する。即ち、CPU32は、2番目に受信された1個のWProを特定する。なお、2回目以降のS16の処理では、CPU32は、前回に特定されたWProの次に記述されているWProを目的WProとして特定する。また、図示省略しているが、CPU32は、対象APから1個のWProのみを受信する場合には、目的WProを特定することができないので、S16以降の処理を実行せずに、図3の処理を終了する。
S18では、CPU32は、テーブル42に登録済みの1個以上のWProのうちの最上位のWProを上位WProとして特定する。S20では、CPU32は、S16で特定された目的WProが2.4GHz推定WProであり、かつ、S18で特定された上位WProが5.0GHz推定WProであるのか否かを判断する。2.4GHz推定WProは、WPro(2.4GHz)であると推定されるWProである。5.0GHz推定WProは、WPro(5.0GHz)であると推定されるWProである。具体的には、まず、CPU32は、目的WProに含まれるSSIDが文字列「−5G」を含む場合に、目的WProが5.0GHz推定WProであると判断する。CPU32は、目的WProに含まれるSSIDが文字列「−5G」を含まない場合に、目的WProが2.4GHz推定WProであると判断する。同様に、CPU32は、上位WProが、2.4GHz推定WProであるのか、5.0GHz推定WProであるのかを判断する。CPU32は、目的WProが2.4GHz推定WProであり、かつ、上位WProが5.0GHz推定WProである場合に、S20でYESと判断し、S21において、テーブル42内において、上位WProの直上に目的WProを登録する。即ち、2.4GHz推定WProは、5.0GHz推定WProより上位に登録される。S21が終了すると、S38に進む。一方において、CPU32は、目的WProが5.0GHz推定WProである場合、又は、上位WProが2.4GHz推定WProである場合に、S20でNOと判断し、S22に進む。
S22では、CPU32は、目的WProが5.0GHz推定WProであり、かつ、上位WProが2.4GHz推定WProであるのか否かを判断する。CPU32は、目的WProが5.0GHz推定WProであり、かつ、上位WProが2.4GHz推定WProである場合に、S22でYESと判断し、S34に進む。一方において、CPU32は、目的WProと上位WProとの双方が2.4GHz推定WProである場合、又は、目的WProと上位WProとの双方が5.0GHz推定WProである場合に、S22でNOと判断し、S24に進む。
なお、S20,S22における上記の推定は、正確ではない場合がある。即ち、5.0GHz推定WProが、実際にはWPro(2.4GHz)である可能性もあるし、2.4GHz推定WProが、実際にはWPro(5.0GHz)である可能性もある。仮に、上記の推定が完全に正確であるならば、CPU32は、目的WProが5.0GHz推定WProであると判断する場合に、当該目的WProをテーブル42に登録する必要はない。上述したように、MFP10は、2.4GHz帯以外の周波数の搬送波を利用した無線通信を実行不可能であるために、WPro(5.0GHz)を利用して、対象APと無線接続を確立することが不可能であるからである。しかしながら、本実施例では、目的WProが5.0GHz推定WProであっても、実際にはWPro(2.4GHz)である可能性があるために、当該目的WProをテーブル42に登録する。
S24では、CPU32は、メモリ34内の認証順位リスト38を利用して、目的WProに含まれる目的認証方式の順位が、上位WProに含まれる上位認証方式の順位より高いか否かを判断する。CPU32は、目的認証方式の順位が上位認証方式の順位より高い場合に、S21において、上位WProの直上に目的WProを登録する。即ち、セキュリティレベルが高い認証方式を含む目的WProが、テーブル42の上位に登録される。CPU32は、目的認証方式の順位が上位認証方式の順位に等しい場合に、S26に進み、目的認証方式の順位が上位認証方式の順位より低い場合に、S34に進む。
S26では、CPU32は、メモリ34内の暗号化順位リスト40を利用して、目的WProに含まれる目的暗号化方式の順位が、上位WProに含まれる上位暗号化方式の順位より高いか否かを判断する。CPU32は、目的暗号化方式の順位が上位暗号化方式の順位より高い場合に、S21において、上位WProの直上に目的WProを登録する。即ち、セキュリティレベルが高い暗号化方式を含む目的WProが、テーブル42の上位に登録される。CPU32は、目的暗号化方式の順位が上位暗号化方式の順位に等しい場合に、S30に進み、目的暗号化方式の順位が上位暗号化方式の順位より低い場合に、S34に進む。
S30では、CPU32は、上位WProの直下に目的WProを登録する。ここで、S16では、受信された順でWProが特定される。従って、目的WProは、テーブル42に既に登録されている上位WProより後に受信されている。このために、後で受信された目的WProが、テーブル42の下位に登録される。
S34では、CPU32は、テーブル42内の全てのWProをS18で特定済みであるのか否かを判断する。CPU32は、全てのWProを特定済みでないと判断する場合(S34でNO)に、S18において、テーブル42から、未だに特定されていない最上位のWPro(即ち、前回のS18で特定されたWProの直下のWPro)を上位WProとして特定する。一方において、CPU32は、テーブル42から全てのWProを特定済みであると判断する場合(S34でYES)に、S36において、テーブル42の最下位に目的WProを登録する。
S38では、CPU32は、図2のS6で受信された1個以上のWProの全てをS12及びS16で特定済みであるのか否かを判断する。CPU32は、上記の1個以上のWProの全てを特定済みでないと判断する場合(S38でNO)に、S16において、上記の1個以上のWProから、前回の目的WProの次に受信された1個のWProを新たな目的WProとして特定する。一方において、CPU32は、上記の1個以上のWProの全てを特定済みであると判断する場合(S38でYES)に、図3のテーブル登録処理を終了する。
(テーブル42に各WProが登録される例;図4)
続いて、図4を参照して、図3のテーブル登録処理によってテーブル42に各WProが登録される例を説明する。図4の例では、図2のS6において、対象APから5個のWProが受信される状況を想定している。
まず、CPU32は、SSID「AAA」と認証方式「WPAPSK」と暗号化方式「TKIP」とを含む第1のWProを先頭のWProとして特定し(図3のS12)、第1のWProを登録する(S14、テーブル42a参照)。
次いで、CPU32は、SSID「BBB−5G」と認証方式「WPAPSK」と暗号化方式「TKIP」とを含む第2のWProを目的WProとして特定し(S16)、第1のWProを上位WProとして特定する(S18)。CPU32は、第2のWProに含まれるSSID「BBB−5G」が文字列「−5G」を含むために、目的WProが5.0GHz推定WProであると判断し、第1のWProに含まれるSSID「AAA」が文字列「−5G」を含まないために、上位WProが2.4GHz推定WProであると判断する(S20でNO、S22でYES)。次いで、CPU32は、テーブル42から全てのWProを特定済みであると判断し(S34でYES)、テーブル42aの最下位に第2のWProを登録する(S36、テーブル42b参照)。
次いで、CPU32は、SSID「CCC」と認証方式「WPA2PSK」と暗号化方式「AES」とを含む第3のWProを目的WProとして特定し(S16)、テーブル42b内の最上位の第1のWProを上位WProとして特定する(S18)。CPU32は、第1のWProが2.4GHz推定WProであると判断し、第3のWProに含まれるSSID「CCC」が文字列「−5G」を含まないために、第3のWProが2.4GHz推定WProである判断する(S20でNO、S22でNO)。次いで、CPU32は、第3のWProに含まれる認証方式「WPA2PSK」の順位が、第1のWProに含まれる認証方式「WPAPSK」の順位より高いと判断し(図1参照、S24で高い)、第1のWProの直上に第3のWProを登録する(S21、テーブル42c参照)。
次いで、CPU32は、SSID「DDD」と認証方式「WPAPSK」と暗号化方式「AES」とを含む第4のWProを目的WProとして特定し(S16)、テーブル42c内の最上位の第3のWProを上位WProとして特定する(S18)。CPU32は、第3のWProが2.4GHz推定WProであると判断し、第4のWProに含まれるSSID「DDD」が文字列「−5G」を含まないために、第4のWProが2.4GHz推定WProである判断する(S20でNO、S22でNO)。次いで、CPU32は、第4のWProに含まれる認証方式「WPAPSK」の順位が、第3のWProに含まれる認証方式「WPA2PSK」の順位により低いと判断し(図1参照、S24で低い)、テーブル42c内の全てのWProを特定済みでないと判断する(S34でNO)。次いで、CPU32は、テーブル42c内で次に上位である第1のWProを上位WProとして特定する(S18)。CPU32は、第1のWProが2.4GHz推定WProであると判断し、第4のWProが2.4GHz推定WProである判断する(S20でNO、S22でNO)。次いで、CPU32は、第4のWProに含まれる認証方式「WPAPSK」の順位が、第1のWProに含まれる認証方式「WPAPSK」の順位に等しいと判断し(図1参照、S24で等しい)、第4のWProに含まれる暗号化方式「AES」の順位が、第1のWProに含まれる暗号化方式「TKIP」の順位より高いと判断し(図1参照、)第1のWProの直上に第4のWProを登録する(S21、テーブル42d)。
次いで、CPU32は、SSID「EEE」と認証方式「WPAPSK」と暗号化方式「AES」とを含む第5のWProを目的WProとして特定し(S16)、テーブル42d内の最上位の第3のWProを上位WProとして特定する(S18)。CPU32は、第3のWProが2.4GHz推定WProであると判断し、第5のWProに含まれるSSID「EEE」が文字列「−5G」を含まないために、第5のWProが2.4GHz推定WProである判断する(S20でNO、S22でNO)。次いで、CPU32は、第5のWProに含まれる認証方式「WPAPSK」の順位が、第3のWProに含まれる認証方式「WPA2PSK」の順位より低いと判断し(図1参照、S24で低い)、テーブル42d内の全てのWProを特定済みでないと判断する(S34でNO)。次いで、CPU32は、テーブル42d内で次に上位である第4のWProを上位WProとして特定する(S18)。CPU32は、第4のWProが2.4GHz推定WProであると判断し、第5のWProが2.4GHz推定WProである判断する(S20でNO、S22でNO)。次いで、CPU32は、第5のWProに含まれる認証方式「WPAPSK」の順位が、第4のWProに含まれる認証方式「WPAPSK」の順位に等しい判断し(図1参照、S24で等しい)、第5のWProに含まれる暗号化方式「AES」の順位が、第4のWProに含まれる暗号化方式「AES」の順位に等しい判断する(図1参照、S26で等しい)。そのため、CPU32は、第4のWProの直下に第5のWProを登録する(S30、テーブル42e)。
(図2の続きの処理)
図2のS40では、CPU32は、テーブル42内の最上位のWProを対象WProとして選択する。なお、2回目以降のS40では、CPU32は、テーブル42内で次に上位であるWProを対象WProとして選択する。S42では、CPU32は、対象WProに含まれるSSIDを抽出し、当該SSIDを含むProbe Req.信号を対象APに送信する。
S46では、CPU32は、対象APから受信されるProbe Res.信号に含まれるWProが対象WProに一致するか否かを判断する。具体的には、まず、CPU32は、WProを含むProbe Res.信号を対象APから受信したか否かを判断する。CPU32は、Probe Res.信号を対象APから受信しない場合に、S46でNOと判断し、S54に進む。例えば、以下の状況では、CPU32は、Probe Res.信号を対象APから受信しない。即ち、CPU32は、S40において、WPro(5.0GHz)を対象WProとして選択する場合に、S42において、当該WPro(5.0GHz)内のSSIDを含むProbe Req.信号を対象APに送信する。対象APは、2.4GHz帯の周波数の搬送波を利用して上記のProbe Req.信号を受信する場合に、上記のProbe Req.信号内のSSIDを含むWPro(2.4GHz)を記憶しているのか否かを判断し、当該WPro(2.4GHz)を記憶していなければ、Probe Res.信号をMFP10に送信しない。この場合、CPU32は、Probe Res.信号を対象APから受信しないので、S46でNOと判断する。
また、CPU32は、Probe Res.信号を対象APから受信する場合に、Probe Res.信号内のWProに含まれる認証方式、暗号化方式が、それぞれ、対象WProに含まれる認証方式、暗号化方式に一致するか否かを判断する。CPU32は、Probe Res.信号内のWProに含まれる認証方式、暗号化方式が、それぞれ、対象WProに含まれる認証方式、暗号化方式に一致する場合に、S46でYESと判断し、S50に進む。一方において、CPU32は、Probe Res.信号内のWProに含まれる認証方式が対象WProに含まれる認証方式とは異なる場合、又は、Probe Res.信号内のWProに含まれる暗号化方式が対象WProに含まれる暗号化方式とは異なる場合には、S46でNOと判断し、S54に進む。例えば、以下の状況では、Probe Res.信号内のWProに含まれる認証方式又は暗号化方式が、対象WProに含まれる認証方式又は暗号化方式とは異なる。即ち、CPU32は、S40において、WPro(5.0GHz)を対象WProとして選択し、S42において、当該WPro(5.0GHz)内のSSIDを含むProbe Req.信号を対象APに送信する。対象APは、上記のProbe Req.信号内のSSIDを含むWPro(2.4GHz)を記憶している場合には、当該WPro(2.4GHz)を含むProbe Res.信号をMFP10に送信する。この場合、Probe Res.信号内のWPro(2.4GHz)に含まれるSSIDが、対象WProとして選択されたWPro(5.0GHz)に含まれるSSIDに一致するが、当該WPro(2.4GHz)に含まれる認証方式又は暗号化方式が、当該WPro(5.0GHz)に含まれる認証方式又は暗号化方式に一致しないことがあり得る。このような状況では、CPU32は、Probe Res.信号内のWProに含まれる認証方式又は暗号化方式が、対象WProに含まれる認証方式又は暗号化方式とは異なるので、S46でNOと判断する。
S50では、CPU32は、対象APとの無線接続の確立が成功したか否かを判断する。具体的には、CPU32は、WPS方式に従って、無線接続の確立のための様々な信号の通信を対象APと実行して、対象APとの無線接続の確立を試行する。特に、CPU32は、対象WProに対応付けてテーブル42に登録されているパスワードを利用して、対象APとの無線接続の確立を試行する。ここで、対象APにおいて、S46のProbe Res.信号内のWProと当該パスワードとが対応付けて記憶されている場合には、対象APとの無線接続の確立が成功するので、CPU32は、S50でYESと判断し、S56に進む。一方において、対象APにおいて、S46のProbe Res.信号内のWProと当該パスワードとが対応付けて記憶されていない場合には、対象APとの無線接続の確立が失敗するので、CPU32は、S50でNOと判断し、S54に進む。例えば、以下の状況では、対象APとの無線接続の確立が失敗する。例えば、S46で受信されたProbe Res.信号内のWPro(2.4GHz)と、対象WProとして選択されたWPro(5.0GHz)と、が一致することがあり得るので、この場合、S46でYESと判断される。ただし、WPro(2.4GHz)に対応するパスワードと、WPro(5.0GHz)に対応するパスワードと、は異なる。従って、WPro(5.0GHz)に対応付けてテーブル42に登録されているパスワードが利用されても、対象APにおいて、S46のProbe Res.信号内のWPro(2.4GHz)と当該パスワードとが対応付けて記憶されていないので、対象APとの無線接続の確立が失敗する。
S54では、CPU32は、テーブル42内の全てのWProをS40で特定済みであるのか否かを判断する。CPU32は、全てのWProを特定済みでないと判断する場合(S54でNO)に、S40において、テーブル42から、未だに特定されていない最も上位のWProを対象WProとして特定する。一方において、CPU32は、全てのWProを特定済みであると判断する場合(S54でYES)に、S56に進む。S56では、CPU32は、メモリ34からテーブル42を削除して、図2の接続処理を終了する。
(具体的なケース;図5,図6)
続いて、図5及び図6を参照して、図2及び図3のフローチャートに従って実現される具体的なケースの内容を説明する。
(ケースA;図5)
ユーザは、T2,T4において、MFP10とAP100とのそれぞれに無線接続操作を実行する(図2の処理のトリガ)。
MFP10は、T6において、Probe Req.信号をAP100に送信し、T8において、WPS情報を含むProbe Res.信号をAP100から受信する。T10では、MFP10は、AP100を検知したと判断する(S4でYES)。
T12では、MFP10は、Association Req./Res.信号及びWPS Negotiationの通信をAP100と実行する。これにより、MFP10は、2個のWPro(以下では、WPro1、WPro2と呼ぶ)を対象APから受信する(S6)。WPro1は、SSID「XXX」と、認証方式「WPA2PSK」と、暗号化方式「AES」と、を含む。WPro2は、SSID「YYY」と、認証方式「WPAPSK」と、暗号化方式「TKIP」と、を含む。なお、WPro1及びWPro2は、WPro(2.4GHz)である。
WPro1に含まれる認証方式「WPA2PSK」の順位は、WPro2に含まれる認証方式「WPAPSK」の順位より高い(図1の認証順位リスト38参照)。従って、テーブル42内において、WPro1は、WPro2より上位に登録される(S10、図3)。このために、T14では、MFP10は、WPro1を選択する(S40)。
MFP10は、T16において、WPro1に含まれるSSID「XXX」を含むProbe Req.信号をAP100に送信し(S42)、T18において、WPro1を含むProbe Res.信号をAP100から受信する(S46でYES)。そして、T20では、MFP10は、WPro1に対応付けてテーブル42に登録されるパスワード(図示省略)を利用して、AP100との無線接続の確立を試行し、AP100との無線接続を確立する(S50でYES)。
上記無線接続が確立された結果として、MFP10とAP100とが同じ無線ネットワークに所属している状態では、以下の通信が実行され得る。例えば、MFP10は、当該無線ネットワークを利用して、当該無線ネットワークに所属する他の機器から、AP100を介して、画像ファイルを受信して、当該画像ファイルによって表わされる画像の印刷を実行することができる。また、例えば、MFP10は、原稿のスキャンを実行することによってスキャンデータを生成し、当該無線ネットワークを利用して、AP100を介して、当該スキャンデータを当該他の機器に送信することができる。
上述したように、MFP10は、無線接続操作(T2)が実行された後に、WPro1とWPro2とをAP100から受信する(T12)。MFP10は、WPro1とWPro2とのうち、セキュリティレベルが比較的に高い認証方式「WPS2PSK」を含むWPro1を選択する(T14)。そして、MFP10は、WPro1を利用して、AP100との無線接続を確立することができる(T20)。これにより、MFP10は、比較的にセキュリティレベルが高い無線ネットワークに適切に参加することができる。
(ケースB)
T102〜T112は、図5のケースAのT2〜T12と同様である。ただし、T112において、MFP10がWPro1,2に代えてWPro3,4をAP100から受信する点が、ケースAとは異なる。WPro3は、SSID「ZZZ」と、認証方式「WPAPSK」と、暗号化方式「AES」と、を含む。WPro4は、SSID「WWW」と、認証方式「WPAPSK」と、暗号化方式「TKIP」と、を含む。なお、WPro3,4は、WPro(2.4GHz)である。
WPro3に含まれる認証方式「WPAPSK」の順位は、WPro4に含まれる認証方式「WPAPSK」の順位に等しく、WPro3に含まれる暗号化方式「AES」の順位は、WPro4に含まれる暗号化方式「TKIP」の順位より高い(図1の各リスト38,40参照)。従って、テーブル42内において、WPro3がWPro4より上位に登録される(S10、図3)。このために、T114では、MFP10は、WPro3を選択する(図2のS40)。
MFP10は、T116において、WPro3に含まれるSSID「ZZZ」を含むProbe Req.信号をAP100に送信し(図2のS42)、T118において、WPro3と同一のWProを含むProbe Res.信号をAP100から受信する(S46でYES)。T120は、図5のケースAのT20と同様である。
上述したように、MFP10は、WPro3に含まれる認証方式「WPAPSK」の順位と、WPro4に含まれる認証方式「WPAPSK」の順位と、が等しい場合に、WPro3とWPro4とのうち、セキュリティレベルが比較的に高い暗号化方式「AES」を含むWPro3を選択する(T114)。そして、MFP10は、WPro3を利用して、AP100との無線接続を確立することができる(T120)。これにより、MFP10は、比較的にセキュリティレベルが高い無線ネットワークに適切に参加することができる。
(ケースC;図6)
T202〜T212は、図5のケースAのT2〜T12と同様である。ただし、T212において、MFP10がWPro2に代えてWPro5をAP100から受信する点が、ケースAとは異なる。WPro5は、SSID「VVV」と、認証方式「WPA2PSK」と、暗号化方式「AES」と、を含む。WPro1が先に受信され、WPro5が後に受信される。なお、WPro5は、WPro(2.4GHz)である。
WPro1に含まれる認証方式「WPA2PSK」の順位は、WPro5に含まれる認証方式「WPA2PSK」の順位に等しく、WPro1に含まれる暗号化方式「AES」の順位は、WPro4に含まれる暗号化方式「AES」の順位に等しい(図1の各テーブル38,40参照)。また、WPro1は、WPro5より前に受信される。従って、テーブル42内において、WPro1がWPro5より上位に登録される(S10、図3)。このために、T214では、MFP10は、WPro1を選択する(図2のS40)。T216〜T220は、図5のケースAのT16〜T20と同様である。
上述したように、MFP10は、WPro1に含まれる認証方式「WPA2PSK」の順位と、WPro5に含まれる認証方式「WPA2PSK」の順位と、が等しく、かつ、WPro1に含まれる暗号化方式「AES」の順位と、WPro5に含まれる暗号化方式「AES」の順位と、が等しい場合に、WPro1とWPro5とのうち、先に受信されたWPro1を選択する(T214)。そして、MFP10は、WPro1を利用して、AP100との無線接続を確立することができる(T220)。
(ケースD)
T302〜T312は、図5のケースAのT2〜T12と同様である。ただし、T312において、MFP10がWPro2に代えてWPro6をAP100から受信する点が、ケースAとは異なる。WPro6は、WPro(5.0GHz)であり、SSID「UUU−5G」と、認証方式「WPAPSK」と、暗号化方式「AES」と、を含む。
MFP10は、WPro1に含まれるSSID「XXX」が文字列「−5G」を含まないために、WPro1が2.4GHz推定WProであると判断し、WPro6に含まれるSSID「UUU−5G」が文字列「−5G」を含むために、WPro6が5.0GHz推定WProであると判断する(図3のS20,S22参照)。従って、テーブル42内において、WPro1がWPro6より上位に登録される(S10、図3)。このために、T314では、MFP10は、WPro1を選択する(図2のS40)。T316〜T320は、図5のケースAのT16〜T20と同様である。
上述したように、MFP10は、WPro1とWPro6とのうち、WPro(5.0GHz)であるWPro6を選択せずに、WPro(2.4GHz)であるWPro1を選択する(T314)。このために、MFP10は、MFP10自身が利用可能な周波数帯が利用される無線ネットワークに適切に参加することができる。
なお、ケースDでは、WPro1とWPro6にそれぞれ含まれる認証方式と暗号化方式との順位に関わらず、2.4GHz推定WProであるWPro1が選択される。ケースDとは異なるケースとして、例えば、MFP10が、1個の5.0GHz推定WProと、2個の2.4GHz推定WProと、を受信するケースを想定する。そして、3個のWProのうちの5.0GHz推定WProが最もセキュリティレベルが高い認証方式を含む。このケースでも、MFP10は、5.0GHz推定WProを優先的に選択せずに、2個の2.4GHz推定WProのうち、セキュリティレベルが高い認証方式を含むWProを選択する。即ち、MFP10は、必ずしも最もセキュリティレベルが高いWProを選択するわけではなく、セキュリティレベルが比較的に高いWProを選択する。
(対応関係)
MFP10、WPS方式が、それぞれ、「通信装置」、「所定の無線接続方式」の一例である。図2のS6の処理が、「受信部」によって実行される処理の一例である。図2のS10の処理、S40の処理、及び、図3のテーブル登録処理が、「選択部」によって実行される処理の一例である。S42〜S50の処理が、「試行部」によって実行される処理の一例である。
図5のケースAでは、WPro1が、「第1の無線プロファイル」及び「特定の無線プロファイル」の一例である。ケースAでは、WPro2が、「第2の無線プロファイル」の一例である。ケースAでは、認証方式「WPA2PSK」、「WPAPSK」が、それぞれ、「第1の認証方式」、「第2の認証方式」の一例である。
図5のケースBでは、WPro3が、「第1の無線プロファイル」及び「特定の無線プロファイル」の一例である。ケースBでは、WPro4が、「第2の無線プロファイル」の一例である。図5のケースBでは、認証方式「WPAPSK」が、「第1の認証方式」及び「第2の認証方式」の一例である。ケースBでは、暗号化方式「AES」、「TKIP」が、それぞれ、「第1の暗号化方式」、「第2の暗号化方式」の一例である。
図6のケースCでは、WPro1が、「第1の無線プロファイル」及び「特定の無線プロファイル」の一例である。ケースCでは、WPro5が、「第2の無線プロファイル」の一例である。ケースCでは、認証方式「WPA2PSK」が、「第1の認証方式」及び「第2の認証方式」の一例である。ケースCでは、暗号化方式「AES」が、「第1の暗号化方式」及び「第2の暗号化方式」の一例である。
図6のケースDでは、WPro1が、「第1の無線プロファイル」及び「特定の無線プロファイル」の一例である。図6のケースDでは、WPro6が、「第2の無線プロファイル」の一例である。図6のケースDでは、2.4GHz帯、5.0GHz帯が、それぞれ、「第1の周波数」、「第2の周波数」の一例である。
(第2実施例)
(テーブル登録処理;図7)
本実施例では、図3のテーブル登録処理に代えて、図7のテーブル登録処理が実行される。本実施例のテーブル登録処理では、図3のテーブル登録処理とは異なり、S26がS24より先に実行される。即ち、本実施例では、例えば、認証方式のセキュリティレベルが異なる2個のWProが存在する場合に、認証方式のセキュリティレベルの相違に関わらず、セキュリティレベルが高い暗号化方式を含むWProがテーブル42内の上位に登録される。
(具体的なケース;図8)
続いて、図8を参照して、図2及び図7のフローチャートに従って実現される具体的なケースの内容を説明する。
(ケースE)
T402〜T412は、図5のケースAのT2〜T12と同様である。WPro1に含まれる暗号化方式「AES」の順位は、WPro2に含まれる暗号化方式「TKIP」の順位より高い(図1の暗号化順位リスト40参照)。従って、テーブル42内において、WPro1がWPro2より上位に登録される(S10、図7)。このために、T414では、MFP10は、WPro1を選択する(S40)。T416〜T420は、図5のケースAのT16〜T20と同様である。
上述したように、MFP10は、WPro1とWPro2とのうち、セキュリティレベルが高い暗号化方式「AES」を含むWPro1を選択する(T414)。そして、MFP10は、WPro1を利用して、AP100との無線接続を確立することができる(T420)。これにより、MFP10は、比較的にセキュリティレベルが高い無線ネットワークに適切に参加することができる。
(ケースF)
T502〜T512は、図5のケースAのT2〜T12と同様である。ただし、T512において、MFP10がWPro2に代えてWPro7をAP100から受信する点が、ケースAとは異なる。WPro7は、SSID「TTT」と、認証方式「WPAPSK」と、暗号化方式「AES」と、を含む。
WPro1に含まれる暗号化方式「AES」の順位と、WPro7に含まれる暗号化方式「AES」の順位と、は等しく、WPro1に含まれる認証方式「WPA2PSK」の順位は、WPro7に含まれる認証方式「WPAPSK」の順位より高い(図1の各テーブル38,40参照)。従って、テーブル42内において、WPro1がWPro7より上位に登録される(S10、図7)。このために、T514では、MFP10は、WPro1を選択する(S40)。T516〜T520は、図5のケースAのT16〜T20と同様である。
上述したように、MFP10は、WPro1に含まれる暗号化方式「AES」の順位と、WPro7に含まれる暗号化方式「AES」の順位と、が等しい場合に、WPro1とWPro7とのうち、セキュリティレベルが比較的に高い認証方式「WPA2PSK」を含むWPro1を選択する(T514)。そして、MFP10は、WPro1を利用して、AP100との無線接続を確立することができる(T520)。これにより、MFP10は、比較的にセキュリティレベルが高い無線ネットワークに適切に参加することができる。
(対応関係)
ケースEでは、WPro1が、「第1の無線プロファイル」及び「特定の無線プロファイル」の一例である。ケースEでは、WPro2が、「第2の無線プロファイル」の一例である。暗号化方式「AES」、「TKIP」が、それぞれ、「第1の暗号化方式」、「第2の暗号化方式」の一例である。

ケースFでは、WPro1が、「第1の無線プロファイル」及び「特定の無線プロファイル」の一例である。WPro7が、「第2の無線プロファイル」の一例である。暗号化方式「AES」が、「第1の暗号化方式」及び「第2の暗号化方式」の一例である。認証方式「WPA2PSK」、「WPAPSK」が、それぞれ、「第1の認証方式」、「第2の認証方式」の一例である。
(第3実施例)
本実施例では、図1に示されるように、MFP10のネットワークI/F20は、2.4GHz帯の周波数の搬送波を利用した無線通信と、5.0GHz帯の周波数の搬送波を利用した無線通信と、の双方を実行可能である。なお、ネットワークI/F20には、1個のMACアドレスのみが割り当てられている。ただし、変形例では、ネットワークI/F20には、2個のMACアドレスが割り当てられていてもよい。また、別の変形例では、ネットワークI/F20は、2.4GHz帯の周波数の搬送波を利用した無線通信を実行するための第1のインターフェースと、第1のインターフェースとは別体に構成されており、5.0GHz帯の周波数の搬送波を利用した無線通信を実行するための第2のインターフェースと、によって構成されてもよい。
(テーブル登録処理;図9)
本実施例では、図3のテーブル登録処理に代えて、図9のテーブル登録処理が実行される。本実施例のテーブル登録処理では、図3のテーブル登録処理とは異なり、S24,S26が、S22より先に実行され、S20が実行されない。即ち、本実施例では、例えば、5.0GHz推定WProと2.4GHz推定WProとを含む2個のWProが存在する場合に、周波数帯の推定に関わらず、セキュリティレベルが高い認証方式又は暗号化方式を含むWProがテーブル42内の上位に登録される。また、例えば、上記の2個のWProのセキュリティレベルが等しい場合に、テーブル42内において、5.0GHz推定WProは、2.4GHz推定WProより上位に登録される。なお、変形例では、CPU32は、図9のS26をS24より先に実行してもよい。
図10のテーブル42f,42gは、図9のテーブル登録処理で生成されるテーブル42の一例を示す。テーブル42fに示されるように、5.0GHz推定WProと2.4GHz推定WProとが存在する場合に、セキュリティレベルが比較的に高い認証方式「WPA2PSK」を含む2.4GHz推定WProがテーブル42f内の上位に登録される。従って、図2の接続処理では、CPU32は、テーブル42f内の最上位のWProである2.4GHz推定WProを選択し(図2のS40)、2.4GHz推定WProを利用して、AP100との無線接続を確立することができる(S42〜S50)。このように、本実施例によると、MFP10は、比較的にセキュリティレベルが高い無線ネットワークに適切に参加することができる。
また、テーブル42gに示されるように、5.0GHz推定WProと2.4GHz推定WProとが存在し、これらの2個のWProのセキュリティレベルが等しい場合に、5.0GHz推定WProは、2.4GHz推定WProより上位に登録される。従って、図2の接続処理では、CPU32は、テーブル42g内の最上位のWProである5.0GHz推定WProを選択し(図2のS40)、5.0GHz推定WProを利用して、AP100との無線接続を確立することができる(S42〜S50)。このように、本実施例によると、MFP10は、セキュリティレベルが等しい2個の無線ネットワークが存在する場合に、5.0GHz帯の周波数の搬送波が利用される無線ネットワークに適切に参加することができる。5.0GHz帯の無線ネットワークが優先される理由は、次のとおりである。
まず、5.0GHz帯の周波数の搬送波を利用した無線通信の通信速度は、2.4GHz帯の周波数の搬送波を利用した無線通信の通信速度より大きい。従って、MFP10は、高速の無線通信を実行可能な5.0GHz帯の無線ネットワークに優先的に参加することができる。また、5.0GHz帯の周波数の搬送波を利用した無線通信において、搬送波が互いに干渉することなく利用可能なチャンネル数(例えば4個以上)は、2.4GHz帯の周波数の搬送波を利用した無線通信において、搬送波が互いに干渉することなく利用可能なチャンネル数(例えば3個)より多い。従って、MFP10は、チャンネル数が比較的に多い5.0GHz帯の無線ネットワークに優先的に参加することができ、この結果、チャンネル数が不足することに起因して、AP100との無線通信において、搬送波の干渉によって通信速度が低下することを適切に抑制することができる。
また、本実施例では、図2のS42〜S50の処理が、第1実施例とは異なる。即ち、S42では、CPU32は、まず、2.4GHz帯の周波数の搬送波と、5.0GHz帯の周波数の搬送波と、の一方の周波数の搬送波を利用して、Probe Req.信号を対象APに送信する。具体的には、CPU32は、対象WProが2.4GHz推定WProである場合には、2.4GHz帯の周波数の搬送波を利用し、対象WProが5.0GHz推定WProである場合には、5.0GHz帯の周波数の搬送波を利用する。そして、CPU32は、上記の一方の周波数の搬送波を利用した無線接続の確立が成功した場合(S50でYES)に、S56に進む。また、CPU32は、上記の一方の周波数の搬送波を利用した無線接続の確立が失敗した場合(S46でNO、又は、S50でNO)に、S54に直ちに進むのではなく、S42に再び戻り(この点は図示省略)、他方の周波数の搬送波を利用して、対象APとの無線接続の確立を試行する。そして、CPU32は、上記の他方の周波数の搬送波を利用した無線接続の確立が成功した場合(S50でYES)に、S56に進む。また、CPU32は、上記の他方の周波数の搬送波を利用した無線接続の確立が失敗した場合(S46でNO、又は、S50でNO)に、S54に進む。上述したように、S42〜S50において、対象WProの周波数の推定に応じた上記の一方の周波数が先に利用されるので、上記の一方の周波数の搬送波を利用した無線接続の確立が成功する可能性は高い。即ち、CPU32は、上記の他方の周波数の搬送波を利用した無線接続の確立を試行することなく、AP100との無線接続を迅速に確立し得る。
(第4実施例)
本実施例では、MFP10のCPU32は、図9のテーブル登録処理を実行した後に、テーブル42内において、セキュリティレベルが等しい5.0GHz推定WProと2.4GHz推定WProとの順位を入れ替える入れ替え処理を実行する場合がある。
CPU32は、まず、図9のテーブル登録処理を実行した後におけるテーブル42内に、セキュリティレベルが等しい5.0GHz推定WProと2.4GHz推定WProとのセットがあるか否かを判断する。CPU32は、上記の2個のWProのセットがない場合に、入れ替え処理を実行しない。一方において、CPU32は、上記の2個のWProのセットがある場合に、以下の処理に進む。なお、この場合、2個のWProのセットにおいて、5.0GHz推定WProは、2.4GHz推定WProより上位に登録されている(図9のS22,S20参照)。
CPU32は、5.0GHz帯の周波数の搬送波の電波強度と、2.4GHz帯の周波数の搬送波の電波強度と、が以下の条件を満たすか否かを判断する。当該条件は、5.0GHz帯の周波数の搬送波の電波強度が閾値Th未満であり、かつ、5.0GHz帯の周波数の搬送波の電波強度が2.4GHz帯の周波数の搬送波の電波強度未満であること(以下では「第1の条件」と呼ぶ)である。CPU32は、第1の条件が満たされる場合に、上記の2個のWProのセットにおいて、2個のWProの順位を入れ替える入れ替え処理を実行する。これにより、5.0GHz推定WProが2.4GHz推定WProより上位に登録されている状態から、2.4GHz推定WProが5.0GHz推定WProより上位に登録されている状態に変わる。一方において、CPU32は、第1の条件が満たされない場合に、入れ替え処理を実行しない。第1の条件が満たされないための条件は、5.0GHz帯の周波数の搬送波の電波強度が閾値Th以上であること、又は、5.0GHz帯の周波数の搬送波の電波強度が2.4GHz帯の周波数の搬送波の電波強度以上であることである。当該条件を以下では、「第2の条件」と呼ぶ。
図11には、第4実施例において、2個のWProが登録されているテーブル42g,42hを示す。テーブル42gは、図9のテーブル登録処理が実行された後におけるテーブルの例である。この場合では、5.0GHz推定WProと2.4GHz推定WProとが存在し、これらの2個のWProのセキュリティレベルが等しい場合に、5.0GHz推定WProが2.4GHz推定WProより上位に登録されている。
テーブル42hは、テーブル42gについて、上記の入れ替え処理が実行された場合におけるテーブルの例である。入れ替え処理が実行される場合は、上述したように、第1の条件が満たされる場合である。この場合では、5.0GHz推定WProと2.4GHz推定WProとが存在し、これらの2個のWProのセキュリティレベルが等しい場合に、第3実施例と異なり、2.4GHz推定WProが5.0GHz推定WProより上位に登録される。
なお、第2の条件が満たされる場合では、テーブル42gは変化しない。
(具体的なケース)
続いて、図12を参照して、図2のフローチャートに従って実現される具体的なケースの内容を説明する。
(ケースG;図12)
本ケースでは、5.0GHz帯の周波数の搬送波の電波強度は、閾値Th未満であり、かつ、5.0GHz帯の周波数の搬送波の電波強度は、2.4GHz帯の周波数の搬送波の電波強度未満である(即ち、第1の条件が満たされている)。なお、MFP10は、後述のT612で受信されるAssociation Req.信号等を利用して、電波強度を測定することができる。T602〜T612は、図5のケースAのT2〜T12と同様である。ただし、T612において、MFP10がWPro2に代えてWPro8をAP100から受信する点が、ケースAとは異なる。WPro8は、SSID「SSS−5G」と、認証方式「WPA2PSK」と、暗号化方式「AES」と、を含む。
WPro1に含まれる認証方式「WPA2PSK」の順位と、WPro8に含まれる認証方式「WPA2PSK」の順位と、は等しく、WPro1に含まれる暗号化方式「AES」の順位と、WPro8に含まれる暗号化方式「AES」の順位と、は等しい。また、CPU32は、WPro1が2.4GHz推定WProであると判断し、WPro8に含まれるSSID「SSS−5G」が文字列「−5G」を含むために、WPro8が5.0GHz推定WProであると判断する。このために、図9のテーブル登録処理が実行された後におけるテーブル42内において、WPro8がWPro1より上位に登録されている。しかしながら、上述したように、第1の条件が満たされているため、WPro1とWPro8とが入れ替えられる。即ち、WPro1がWPro8より上位に登録されている状態に変わる。このために、T614では、MFP10は、WPro1を選択する(図2のS40)。T616〜T620は、図5のケースAのT16〜T20と同様である。
上述したように、MFP10は、WPro8(即ち5.0GHz推定WPro)とWPro1(即ち2.4GHz推定WPro)とが存在し、かつ、これらの2個のWProのセキュリティレベルが等しく、かつ、第1の条件が満たされている場合に、WPro1を選択する(T614)。そして、MFP10は、WPro1を利用して、AP100との無線接続を確立することができる(T620)。これにより、MFP10は、電波強度が比較的に強い周波数の搬送波が利用される無線ネットワークに適切に参加することができる。
(ケースH;図12)
本ケースでは、5.0GHz帯の周波数の搬送波の電波強度は、閾値Th未満であり、かつ、5.0GHz帯の周波数の搬送波の電波強度は、2.4GHz帯の周波数の搬送波の電波強度に等しい(即ち、第2の条件が満たされている)。T702〜T712は、ケースGのT602〜T612と同様である。
WPro1に含まれる認証方式「WPA2PSK」の順位と、WPro8に含まれる認証方式「WPA2PSK」の順位と、は等しく、WPro1に含まれる暗号化方式「AES」の順位と、WPro8に含まれる暗号化方式「AES」の順位と、は等しい。また、CPU32は、WPro1が2.4GHz推定WProであると判断し、WPro8が5.0GHz推定WProであると判断する。このために、図9のテーブル登録処理が実行された後におけるテーブル42内において、WPro8がWPro1より上位に登録されている。また、上述したように、第2の条件が満たされているため、WPro1とWPro8とが入れ替えられない。即ち、WPro8がWPro1より上位に登録されている状態は変わらない。このため、T714では、MFP10は、WPro8を選択する(図2のS40)。
MFP10は、T716において、WPro8に含まれるSSID「SSS−5G」を含むProbe Req.信号をAP100に送信し(図2のS42)、T718において、WPro1と同一のWProを含むProbe Res.信号をAP100から受信する(S46でYES)。T720は、図5のケースAのT20と同様である。
上述したように、MFP10は、WPro8(即ち5.0GHz推定WPro)とWPro1(即ち2.4GHz推定WPro)とが存在し、かつ、これらの2個のWProのセキュリティレベルが等しく、かつ、第2の条件が満たされている場合に、WPro8を選択する(T714)。そして、MFP10は、WPro8を利用して、AP100との無線接続を確立することができる(T720)。これにより、MFP10は、5.0GHz帯の周波数の搬送波が利用される無線ネットワークに適切に参加することができる。即ち、第3実施例と同様の効果を奏することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)上記の各実施例では、「所定の無線接続方式」は、WPS方式であるが、他の自動無線設定方式(例えばAOSS(AirStation One-Touch Secure Systemの略))であってもよい。
(変形例2)上記の各実施例では、「通信装置」は、印刷機能及びスキャン機能を実行可能な多機能機(即ちMFP10)に限られず、印刷機能及びスキャン機能のうちの印刷機能のみを実行可能なプリンタであってもよいし、印刷機能及びスキャン機能のうちのスキャン機能のみを実行可能なスキャナであってもよい。また、「通信装置」は、印刷機能及びスキャン機能とは異なる機能(例えば、画像の表示機能、データの演算機能)を実行する装置(例えば、PC、サーバ、携帯端末(携帯電話、スマートフォン、PDA等))であってもよい。即ち、「通信装置」は、所定の無線接続方式に従って、無線接続を確立可能なあらゆるデバイスを含む。
(変形例3)第1実施例では、MFP10のCPU32は、先に受信されたWProをより上位に登録する(図3のS16,S30)。即ち、CPU32は、先に受信されたWProを優先的に選択する(図2のS40)。これに代えて、例えば、CPU32は、後に受信されたWProをより上位に登録し、後に受信されたWProを優先的に選択してもよい。即ち、「特定の順序」は、第1の無線プロファイルと第2の無線プロファイルとのうち、先に受信された無線プロファイルが前に配置される順序であってもよいし、後に受信された無線プロファイルが前に配置される順序であってもよい。
(変形例4)第1実施例では、MFP10は、2.4GHz帯の周波数の搬送波を利用した無線通信を実行可能であるが、他の周波数の搬送波を利用した無線通信を実行不可能である。これに代えて、例えば、MFP10は、5.0GHz帯の周波数の搬送波を利用した無線通信を実行可能であって、他の周波数の搬送波を利用した無線通信を実行不可能であってもよい。また、上記の第3実施例では、MFP10は、2.4GHz帯の周波数の搬送波を利用した無線通信と、5.0GHz帯の周波数の搬送波を利用した無線通信と、を実行可能である。これに代えて、例えば、MFP10は、5.2GHz帯の周波数の搬送波を利用した無線通信と、5.6GHz帯の周波数の搬送波を利用した無線通信と、を実行可能であってもよい。この場合では、MFP10は、第1実施例とは異なり、図3のテーブル登録処理において、5.0GHz推定WProを2.4GHz推定WProより上位に登録し、図2のS40において、5.0GHz推定WProを2.4GHz推定WProより優先的に選択してもよい。即ち、「第1の周波数」及び「第2の周波数」は、どのような周波数であってもよい。
(変形例5)上記の各実施例では、MFP10のCPU32は、WProに含まれるSSIDが文字列「−5G」を含む場合に、当該WProが5.0GHz推定WProであると判断し、当該WProに含まれるSSIDが文字列「−5G」を含まない場合に、当該WProが2.4GHz推定WProであると判断する。これに代えて、CPU32は、WProに含まれるSSIDが、上記の文字列「−5G」以外の文字列(例えば、「_5G」、「_A」、「―A」、「―A−」のいずれか)を含む場合に、当該WProが5.0GHz推定WProであると判断してもよく、当該WProに含まれるSSIDが上記の文字列を含まない場合に、当該WProが2.4GHz推定WProであると判断してもよい。また、CPU32は、当該SSIDに含まれる文字列以外の情報(例えば、AP100から受信される情報)に基づいて、当該WProが5.0GHz推定WProであるか、2.4GHz推定WProであるかを判断してもよい。即ち、CPU32は、当該情報が、当該WProがWPro(5.0GHz)であることを示す場合に、当該WProが5.0GHz推定WProであると判断してもよく、当該情報が、当該WProがWPro(2.4GHz)であることを示す場合に、当該WProが2.4GHz推定WProであると判断する。
(変形例6)上記の各実施例では、MFP10のCPU32がプログラム(即ちソフトウェア)を実行することによって、図2、図3、図7、及び、図9の各処理が実現される。これに代えて、図2、図3、図7、及び、図9の各処理のうちの少なくとも1つの処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
以下の特徴は、出願当初の特許請求の範囲に記載の要素である。
(項目1)
通信装置であって、
所定の無線接続方式に従って、アクセスポイントとの無線接続を確立するための無線接続操作がユーザによって実行された後に、第1の無線プロファイルと第2の無線プロファイルとを、前記アクセスポイントから受信する受信部であって、前記第1の無線プロファイルは、前記アクセスポイントによって形成される第1の無線ネットワークで利用され、前記第2の無線プロファイルは、前記アクセスポイントによって形成される第2の無線ネットワークで利用される、前記受信部と、
前記第1の無線プロファイルと前記第2の無線プロファイルとのうちの特定の無線プロファイルを選択する選択部であって、前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークとのうち、セキュリティレベルが比較的に高い無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択する選択部と、
前記特定の無線プロファイルを利用して、前記アクセスポイントとの前記無線接続を確立することを試行する試行部と、を備え、
前記所定の無線接続方式は、前記通信装置と前記アクセスポイントとのそれぞれにおいて、前記ユーザによって、前記無線接続を確立するためのパスワードが入力されることなく、前記アクセスポイントとの前記無線接続を確立するための方式である、通信装置。
(項目2)
前記受信部は、前記第1の無線プロファイルと前記第2の無線プロファイルとを含む複数個の無線プロファイルを、前記アクセスポイントから受信し、
前記複数個の無線プロファイルのそれぞれは、前記アクセスポイントによって形成される無線ネットワークで利用され、
前記選択部は、前記複数個の無線プロファイルの中から、最もセキュリティレベルが高い無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択する、項目1に記載の通信装置。
(項目3)
前記第1の無線プロファイルは、第1の認証方式を含み、
前記第2の無線プロファイルは、第2の認証方式を含み、
前記選択部は、前記第1の認証方式のセキュリティレベルと前記第2の認証方式のセキュリティレベルとが異なる場合に、前記第2の認証方式よりもセキュリティレベルが高い前記第1の認証方式を含む前記第1の無線プロファイルを前記特定の無線プロファイルとして選択する、項目1又は2に記載の通信装置。
(項目4)
前記第1の無線プロファイルは、さらに、第1の暗号化方式を含み、
前記第2の無線プロファイルは、さらに、第2の暗号化方式を含み、
前記選択部は、前記第1の認証方式のセキュリティレベルと前記第2の認証方式のセキュリティレベルとが一致する場合に、前記第2の暗号化方式よりもセキュリティレベルが高い前記第1の暗号化方式を含む前記第1の無線プロファイルを前記特定の無線プロファイルとして選択する、項目3に記載の通信装置。
(項目5)
前記第1の無線プロファイルは、第1の暗号化方式を含み、
前記第2の無線プロファイルは、第2の暗号化方式を含み、
前記選択部は、前記第1の暗号化方式のセキュリティレベルと前記第2の暗号化方式のセキュリティレベルとが異なる場合に、前記第2の暗号化方式よりもセキュリティレベルが高い前記第1の暗号化方式を含む前記第1の無線プロファイルを前記特定の無線プロファイルとして選択する、項目1又は2に記載の通信装置。
(項目6)
前記第1の無線プロファイルは、さらに、第1の認証方式を含み、
前記第2の無線プロファイルは、さらに、第2の認証方式を含み、
前記選択部は、前記第1の暗号化方式のセキュリティレベルと前記第2の暗号化方式のセキュリティレベルとが一致する場合に、前記第2の認証方式よりもセキュリティレベルが高い前記第1の認証方式を含む前記第1の無線プロファイルを前記特定の無線プロファイルとして選択する、項目5に記載の通信装置。
(項目7)
前記受信部は、前記第1の無線プロファイルと前記第2の無線プロファイルとを、特定の順序で、前記アクセスポイントから順次受信し、
前記選択部は、前記第1の認証方式のセキュリティレベルと前記第2の認証方式のセキュリティレベルとが一致し、前記第1の暗号化方式のセキュリティレベルと前記第2の暗号化方式のセキュリティレベルとが一致する場合に、前記特定の順序を用いて、前記特定の無線プロファイルを選択する、項目4又は6に記載の通信装置。
(項目8)
前記通信装置は、さらに、
第1の周波数の搬送波を利用した第1種の無線通信を実行可能であり、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数の搬送波を利用した第2種の無線通信を実行不可能であるインターフェースを備え、
前記選択部は、前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークのうち、前記第1種の無線通信が実行可能な無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択する、項目1から7のいずれか一項に記載の通信装置。
(項目9)
前記通信装置は、さらに、
第1の周波数の搬送波を利用した第1種の無線通信と、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数の搬送波を利用した第2種の無線通信と、を実行可能であるインターフェースを備え、
前記選択部は、
前記第1の無線ネットワークのセキュリティレベルと、前記第2の無線ネットワークのセキュリティレベルと、が一致する場合に、前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークのうち、前記第2種の無線通信が実行可能な無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択する、項目1から7のいずれか一項に記載の通信装置。
(項目10)
前記通信装置は、さらに、
第1の周波数の搬送波を利用した第1種の無線通信と、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数の搬送波を利用した第2種の無線通信と、を実行可能であるインターフェースを備え、
前記選択部は、
前記第1の無線ネットワークのセキュリティレベルと、前記第2の無線ネットワークのセキュリティレベルと、が一致する場合であって、前記第1の周波数の電波強度が前記第2の周波数の電波強度よりも大きい場合に、前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークのうち、前記第1種の無線通信が実行可能な無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択し、
前記第1の無線ネットワークのセキュリティレベルと、前記第2の無線ネットワークのセキュリティレベルと、が一致する場合であって、前記第1の周波数の前記電波強度が前記第2の周波数の前記電波強度以下である場合に、前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークのうち、前記第2種の無線通信が実行可能な無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択する、項目1から7のいずれか一項に記載の通信装置。
(項目11)
通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータプログラムは、前記通信装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
所定の無線接続方式に従って、アクセスポイントとの無線接続を確立するための無線接続操作がユーザによって実行された後に、第1の無線プロファイルと第2の無線プロファイルとを、前記アクセスポイントから受信する受信処理であって、前記第1の無線プロファイルは、前記アクセスポイントによって形成される第1の無線ネットワークで利用され、前記第2の無線プロファイルは、前記アクセスポイントによって形成される第2の無線ネットワークで利用される、前記受信処理と、
前記第1の無線プロファイルと前記第2の無線プロファイルとのうちの特定の無線プロファイルを選択する選択処理であって、前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークとのうち、セキュリティレベルが比較的に高い無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択する選択処理と、
前記特定の無線プロファイルを利用して、前記アクセスポイントとの前記無線接続を確立することを試行する試行処理と、を実行させ、
前記所定の無線接続方式は、前記通信装置と前記アクセスポイントとのそれぞれにおいて、前記ユーザによって、前記無線接続を確立するためのパスワードが入力されることなく、前記アクセスポイントとの前記無線接続を確立するための方式である、
コンピュータプログラム。
2:通信システム、10:多機能機(MFP)、12:操作部、14:表示部、16:印刷実行部、18:スキャン実行部、20,120:ネットワークインターフェース、30:制御部、32:CPU、34,134:メモリ、36:プログラム、38:認証順位リスト、40:暗号化順位リスト、42,42a〜42h:テーブル、100:アクセスポイント(AP)、Th:閾値

Claims (17)

  1. 通信装置であって、
    所定の無線接続方式に従って、アクセスポイントとの無線接続を確立するための無線接続操作がユーザによって実行された後に、第1の無線プロファイルと第2の無線プロファイルとを、特定の順序で、前記アクセスポイントから順次受信する受信部であって、前記第1の無線プロファイルは、前記アクセスポイントによって形成される第1の無線ネットワークで利用され、第1の認証方式及び第1の暗号化方式を含み、前記第2の無線プロファイルは、前記アクセスポイントによって形成される第2の無線ネットワークで利用され、第2の認証方式及び第2の暗号化方式を含む、前記受信部と、
    前記第1の無線プロファイルと前記第2の無線プロファイルとのうちの特定の無線プロファイルを選択する選択部であって、
    前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークとのうち、セキュリティレベルが比較的に高い無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択し、
    前記第1の認証方式のセキュリティレベルと前記第2の認証方式のセキュリティレベルとが異なる場合に、前記第2の認証方式よりもセキュリティレベルが高い前記第1の認証方式を含む前記第1の無線プロファイルを前記特定の無線プロファイルとして選択し、
    前記第1の認証方式のセキュリティレベルと前記第2の認証方式のセキュリティレベルとが一致する場合に、前記第2の暗号化方式よりもセキュリティレベルが高い前記第1の暗号化方式を含む前記第1の無線プロファイルを前記特定の無線プロファイルとして選択し、
    前記第1の認証方式のセキュリティレベルと前記第2の認証方式のセキュリティレベルとが一致し、前記第1の暗号化方式のセキュリティレベルと前記第2の暗号化方式のセキュリティレベルとが一致する場合に、前記特定の順序を用いて、前記特定の無線プロファイルを選択する、
    前記選択部と、
    前記特定の無線プロファイルを利用して、前記アクセスポイントとの前記無線接続を確立することを試行する試行部と、を備え、
    前記所定の無線接続方式は、前記通信装置と前記アクセスポイントとのそれぞれにおいて、前記ユーザによって、前記無線接続を確立するためのパスワードが入力されることなく、前記アクセスポイントとの前記無線接続を確立するための方式である、通信装置。
  2. 通信装置であって、
    所定の無線接続方式に従って、アクセスポイントとの無線接続を確立するための無線接続操作がユーザによって実行された後に、第1の無線プロファイルと第2の無線プロファイルとを、特定の順序で、前記アクセスポイントから順次受信する受信部であって、前記第1の無線プロファイルは、前記アクセスポイントによって形成される第1の無線ネットワークで利用され、第1の認証方式及び第1の暗号化方式を含み、前記第2の無線プロファイルは、前記アクセスポイントによって形成される第2の無線ネットワークで利用され、第2の認証方式及び第2の暗号化方式を含む、前記受信部と、
    前記第1の無線プロファイルと前記第2の無線プロファイルとのうちの特定の無線プロファイルを選択する選択部であって、
    前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークとのうち、セキュリティレベルが比較的に高い無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択し、
    前記第1の暗号化方式のセキュリティレベルと前記第2の暗号化方式のセキュリティレベルとが異なる場合に、前記第2の暗号化方式よりもセキュリティレベルが高い前記第1の暗号化方式を含む前記第1の無線プロファイルを前記特定の無線プロファイルとして選択し、
    前記第1の暗号化方式のセキュリティレベルと前記第2の暗号化方式のセキュリティレベルとが一致する場合に、前記第2の認証方式よりもセキュリティレベルが高い前記第1の認証方式を含む前記第1の無線プロファイルを前記特定の無線プロファイルとして選択し、
    前記第1の認証方式のセキュリティレベルと前記第2の認証方式のセキュリティレベルとが一致し、前記第1の暗号化方式のセキュリティレベルと前記第2の暗号化方式のセキュリティレベルとが一致する場合に、前記特定の順序を用いて、前記特定の無線プロファイルを選択する、
    前記選択部と、
    前記特定の無線プロファイルを利用して、前記アクセスポイントとの前記無線接続を確立することを試行する試行部と、を備え、
    前記所定の無線接続方式は、前記通信装置と前記アクセスポイントとのそれぞれにおいて、前記ユーザによって、前記無線接続を確立するためのパスワードが入力されることなく、前記アクセスポイントとの前記無線接続を確立するための方式である、通信装置。
  3. 前記受信部は、前記第1の無線プロファイルと前記第2の無線プロファイルとを含む複数個の無線プロファイルを、前記アクセスポイントから受信し、
    前記複数個の無線プロファイルのそれぞれは、前記アクセスポイントによって形成される無線ネットワークで利用され、
    前記選択部は、前記複数個の無線プロファイルの中から、最もセキュリティレベルが高い無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択する、請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記通信装置は、さらに、
    第1の周波数の搬送波を利用した第1種の無線通信を実行可能であり、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数の搬送波を利用した第2種の無線通信を実行不可能であるインターフェースを備え、
    前記選択部は、前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークのうち、前記第1種の無線通信が実行可能な無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択する、請求項1からのいずれか一項に記載の通信装置。
  5. 前記通信装置は、さらに、
    第1の周波数の搬送波を利用した第1種の無線通信と、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数の搬送波を利用した第2種の無線通信と、を実行可能であるインターフェースを備え、
    前記選択部は、
    前記第1の無線ネットワークのセキュリティレベルと、前記第2の無線ネットワークのセキュリティレベルと、が一致する場合に、前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークのうち、前記第2種の無線通信が実行可能な無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択する、請求項1からのいずれか一項に記載の通信装置。
  6. 前記通信装置は、さらに、
    第1の周波数の搬送波を利用した第1種の無線通信と、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数の搬送波を利用した第2種の無線通信と、を実行可能であるインターフェースを備え、
    前記選択部は、
    前記第1の無線ネットワークのセキュリティレベルと、前記第2の無線ネットワークのセキュリティレベルと、が一致する場合であって、前記第1の周波数の電波強度が前記第2の周波数の電波強度よりも大きい場合に、前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークのうち、前記第1種の無線通信が実行可能な無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択し、
    前記第1の無線ネットワークのセキュリティレベルと、前記第2の無線ネットワークのセキュリティレベルと、が一致する場合であって、前記第1の周波数の前記電波強度が前記第2の周波数の前記電波強度以下である場合に、前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークのうち、前記第2種の無線通信が実行可能な無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択する、請求項1からのいずれか一項に記載の通信装置。
  7. 通信装置であって、
    第1の周波数の搬送波を利用した第1種の無線通信と、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数の搬送波を利用した第2種の無線通信と、を実行可能であるインターフェースと、
    所定の無線接続方式に従って、アクセスポイントとの無線接続を確立するための無線接続操作がユーザによって実行された後に、第1の無線プロファイルと第2の無線プロファイルとを、前記アクセスポイントから受信する受信部であって、前記第1の無線プロファイルは、前記アクセスポイントによって形成される第1の無線ネットワークで利用され、前記第2の無線プロファイルは、前記アクセスポイントによって形成される第2の無線ネットワークで利用される、前記受信部と、
    前記第1の無線プロファイルと前記第2の無線プロファイルとのうちの特定の無線プロファイルを選択する選択部であって、
    前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークとのうち、セキュリティレベルが比較的に高い無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択し、
    前記第1の無線ネットワークのセキュリティレベルと、前記第2の無線ネットワークのセキュリティレベルと、が一致する場合に、前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークのうち、前記第2種の無線通信が実行可能な無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択する、
    前記選択部と、
    前記特定の無線プロファイルを利用して、前記アクセスポイントとの前記無線接続を確立することを試行する試行部と、を備え、
    前記所定の無線接続方式は、前記通信装置と前記アクセスポイントとのそれぞれにおいて、前記ユーザによって、前記無線接続を確立するためのパスワードが入力されることなく、前記アクセスポイントとの前記無線接続を確立するための方式である、通信装置。
  8. 通信装置であって、
    第1の周波数の搬送波を利用した第1種の無線通信と、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数の搬送波を利用した第2種の無線通信と、を実行可能であるインターフェースと、
    所定の無線接続方式に従って、アクセスポイントとの無線接続を確立するための無線接続操作がユーザによって実行された後に、第1の無線プロファイルと第2の無線プロファイルとを、前記アクセスポイントから受信する受信部であって、前記第1の無線プロファイルは、前記アクセスポイントによって形成される第1の無線ネットワークで利用され、前記第2の無線プロファイルは、前記アクセスポイントによって形成される第2の無線ネットワークで利用される、前記受信部と、
    前記第1の無線プロファイルと前記第2の無線プロファイルとのうちの特定の無線プロファイルを選択する選択部であって、
    前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークとのうち、セキュリティレベルが比較的に高い無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択し、
    前記第1の無線ネットワークのセキュリティレベルと、前記第2の無線ネットワークのセキュリティレベルと、が一致する場合であって、前記第1の周波数の電波強度が前記第2の周波数の電波強度よりも大きい場合に、前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークのうち、前記第1種の無線通信が実行可能な無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択し、
    前記第1の無線ネットワークのセキュリティレベルと、前記第2の無線ネットワークのセキュリティレベルと、が一致する場合であって、前記第1の周波数の前記電波強度が前記第2の周波数の前記電波強度以下である場合に、前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークのうち、前記第2種の無線通信が実行可能な無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択する、
    前記選択部と、
    前記特定の無線プロファイルを利用して、前記アクセスポイントとの前記無線接続を確立することを試行する試行部と、を備え、
    前記所定の無線接続方式は、前記通信装置と前記アクセスポイントとのそれぞれにおいて、前記ユーザによって、前記無線接続を確立するためのパスワードが入力されることなく、前記アクセスポイントとの前記無線接続を確立するための方式である、通信装置。
  9. 前記受信部は、前記第1の無線プロファイルと前記第2の無線プロファイルとを含む複数個の無線プロファイルを、前記アクセスポイントから受信し、
    前記複数個の無線プロファイルのそれぞれは、前記アクセスポイントによって形成される無線ネットワークで利用され、
    前記選択部は、前記複数個の無線プロファイルの中から、最もセキュリティレベルが高い無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択する、請求項7又は8に記載の通信装置。
  10. 前記第1の無線プロファイルは、第1の認証方式を含み、
    前記第2の無線プロファイルは、第2の認証方式を含み、
    前記選択部は、前記第1の認証方式のセキュリティレベルと前記第2の認証方式のセキュリティレベルとが異なる場合に、前記第2の認証方式よりもセキュリティレベルが高い前記第1の認証方式を含む前記第1の無線プロファイルを前記特定の無線プロファイルとして選択する、請求項7から9のいずれか一項に記載の通信装置。
  11. 前記第1の無線プロファイルは、さらに、第1の暗号化方式を含み、
    前記第2の無線プロファイルは、さらに、第2の暗号化方式を含み、
    前記選択部は、前記第1の認証方式のセキュリティレベルと前記第2の認証方式のセキュリティレベルとが一致する場合に、前記第2の暗号化方式よりもセキュリティレベルが高い前記第1の暗号化方式を含む前記第1の無線プロファイルを前記特定の無線プロファイルとして選択する、請求項10に記載の通信装置。
  12. 前記第1の無線プロファイルは、第1の暗号化方式を含み、
    前記第2の無線プロファイルは、第2の暗号化方式を含み、
    前記選択部は、前記第1の暗号化方式のセキュリティレベルと前記第2の暗号化方式のセキュリティレベルとが異なる場合に、前記第2の暗号化方式よりもセキュリティレベルが高い前記第1の暗号化方式を含む前記第1の無線プロファイルを前記特定の無線プロファイルとして選択する、請求項7から9のいずれか一項に記載の通信装置。
  13. 前記第1の無線プロファイルは、さらに、第1の認証方式を含み、
    前記第2の無線プロファイルは、さらに、第2の認証方式を含み、
    前記選択部は、前記第1の暗号化方式のセキュリティレベルと前記第2の暗号化方式のセキュリティレベルとが一致する場合に、前記第2の認証方式よりもセキュリティレベルが高い前記第1の認証方式を含む前記第1の無線プロファイルを前記特定の無線プロファイルとして選択する、請求項12に記載の通信装置。
  14. 通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータプログラムは、前記通信装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    所定の無線接続方式に従って、アクセスポイントとの無線接続を確立するための無線接続操作がユーザによって実行された後に、第1の無線プロファイルと第2の無線プロファイルとを、特定の順序で、前記アクセスポイントから順次受信する受信処理であって、前記第1の無線プロファイルは、前記アクセスポイントによって形成される第1の無線ネットワークで利用され、第1の認証方式及び第1の暗号化方式を含み、前記第2の無線プロファイルは、前記アクセスポイントによって形成される第2の無線ネットワークで利用され、第2の認証方式及び第2の暗号化方式を含む、前記受信処理と、
    前記第1の無線プロファイルと前記第2の無線プロファイルとのうちの特定の無線プロファイルを選択する選択処理であって、
    前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークとのうち、セキュリティレベルが比較的に高い無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択し、
    前記第1の認証方式のセキュリティレベルと前記第2の認証方式のセキュリティレベルとが異なる場合に、前記第2の認証方式よりもセキュリティレベルが高い前記第1の認証方式を含む前記第1の無線プロファイルを前記特定の無線プロファイルとして選択し、
    前記第1の認証方式のセキュリティレベルと前記第2の認証方式のセキュリティレベルとが一致する場合に、前記第2の暗号化方式よりもセキュリティレベルが高い前記第1の暗号化方式を含む前記第1の無線プロファイルを前記特定の無線プロファイルとして選択し、
    前記第1の認証方式のセキュリティレベルと前記第2の認証方式のセキュリティレベルとが一致し、前記第1の暗号化方式のセキュリティレベルと前記第2の暗号化方式のセキュリティレベルとが一致する場合に、前記特定の順序を用いて、前記特定の無線プロファイルを選択する、
    前記選択処理と、
    前記特定の無線プロファイルを利用して、前記アクセスポイントとの前記無線接続を確立することを試行する試行処理と、を実行させ、
    前記所定の無線接続方式は、前記通信装置と前記アクセスポイントとのそれぞれにおいて、前記ユーザによって、前記無線接続を確立するためのパスワードが入力されることなく、前記アクセスポイントとの前記無線接続を確立するための方式である、
    コンピュータプログラム。
  15. 通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータプログラムは、前記通信装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    所定の無線接続方式に従って、アクセスポイントとの無線接続を確立するための無線接続操作がユーザによって実行された後に、第1の無線プロファイルと第2の無線プロファイルとを、特定の順序で、前記アクセスポイントから順次受信する受信処理であって、前記第1の無線プロファイルは、前記アクセスポイントによって形成される第1の無線ネットワークで利用され、第1の認証方式及び第1の暗号化方式を含み、前記第2の無線プロファイルは、前記アクセスポイントによって形成される第2の無線ネットワークで利用され、第2の認証方式及び第2の暗号化方式を含む、前記受信処理と、
    前記第1の無線プロファイルと前記第2の無線プロファイルとのうちの特定の無線プロファイルを選択する選択処理であって、
    前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークとのうち、セキュリティレベルが比較的に高い無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択し、
    前記第1の暗号化方式のセキュリティレベルと前記第2の暗号化方式のセキュリティレベルとが異なる場合に、前記第2の暗号化方式よりもセキュリティレベルが高い前記第1の暗号化方式を含む前記第1の無線プロファイルを前記特定の無線プロファイルとして選択し、
    前記第1の暗号化方式のセキュリティレベルと前記第2の暗号化方式のセキュリティレベルとが一致する場合に、前記第2の認証方式よりもセキュリティレベルが高い前記第1の認証方式を含む前記第1の無線プロファイルを前記特定の無線プロファイルとして選択し、
    前記第1の認証方式のセキュリティレベルと前記第2の認証方式のセキュリティレベルとが一致し、前記第1の暗号化方式のセキュリティレベルと前記第2の暗号化方式のセキュリティレベルとが一致する場合に、前記特定の順序を用いて、前記特定の無線プロファイルを選択する、
    前記選択処理と、
    前記特定の無線プロファイルを利用して、前記アクセスポイントとの前記無線接続を確立することを試行する試行処理と、を実行させ、
    前記所定の無線接続方式は、前記通信装置と前記アクセスポイントとのそれぞれにおいて、前記ユーザによって、前記無線接続を確立するためのパスワードが入力されることなく、前記アクセスポイントとの前記無線接続を確立するための方式である、
    コンピュータプログラム。
  16. 通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記通信装置は、第1の周波数の搬送波を利用した第1種の無線通信と、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数の搬送波を利用した第2種の無線通信と、を実行可能であるインターフェースを備え、
    前記コンピュータプログラムは、前記通信装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    所定の無線接続方式に従って、アクセスポイントとの無線接続を確立するための無線接続操作がユーザによって実行された後に、第1の無線プロファイルと第2の無線プロファイルとを、前記アクセスポイントから受信する受信処理であって、前記第1の無線プロファイルは、前記アクセスポイントによって形成される第1の無線ネットワークで利用され、前記第2の無線プロファイルは、前記アクセスポイントによって形成される第2の無線ネットワークで利用される、前記受信処理と、
    前記第1の無線プロファイルと前記第2の無線プロファイルとのうちの特定の無線プロファイルを選択する選択処理であって、
    前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークとのうち、セキュリティレベルが比較的に高い無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択し、
    前記第1の無線ネットワークのセキュリティレベルと、前記第2の無線ネットワークのセキュリティレベルと、が一致する場合に、前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークのうち、前記第2種の無線通信が実行可能な無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択する、
    前記選択処理と、
    前記特定の無線プロファイルを利用して、前記アクセスポイントとの前記無線接続を確立することを試行する試行処理と、を実行させ、
    前記所定の無線接続方式は、前記通信装置と前記アクセスポイントとのそれぞれにおいて、前記ユーザによって、前記無線接続を確立するためのパスワードが入力されることなく、前記アクセスポイントとの前記無線接続を確立するための方式である、
    コンピュータプログラム。
  17. 通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記通信装置は、第1の周波数の搬送波を利用した第1種の無線通信と、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数の搬送波を利用した第2種の無線通信と、を実行可能であるインターフェースを備え、
    前記コンピュータプログラムは、前記通信装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    所定の無線接続方式に従って、アクセスポイントとの無線接続を確立するための無線接続操作がユーザによって実行された後に、第1の無線プロファイルと第2の無線プロファイルとを、前記アクセスポイントから受信する受信処理であって、前記第1の無線プロファイルは、前記アクセスポイントによって形成される第1の無線ネットワークで利用され、前記第2の無線プロファイルは、前記アクセスポイントによって形成される第2の無線ネットワークで利用される、前記受信処理と、
    前記第1の無線プロファイルと前記第2の無線プロファイルとのうちの特定の無線プロファイルを選択する選択処理であって、
    前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークとのうち、セキュリティレベルが比較的に高い無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択し、
    前記第1の無線ネットワークのセキュリティレベルと、前記第2の無線ネットワークのセキュリティレベルと、が一致する場合であって、前記第1の周波数の電波強度が前記第2の周波数の電波強度よりも大きい場合に、前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークのうち、前記第1種の無線通信が実行可能な無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択し、
    前記第1の無線ネットワークのセキュリティレベルと、前記第2の無線ネットワークのセキュリティレベルと、が一致する場合であって、前記第1の周波数の前記電波強度が前記第2の周波数の前記電波強度以下である場合に、前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークのうち、前記第2種の無線通信が実行可能な無線ネットワークで利用される前記特定の無線プロファイルを選択する、
    前記選択処理と、
    前記特定の無線プロファイルを利用して、前記アクセスポイントとの前記無線接続を確立することを試行する試行処理と、を実行させ、
    前記所定の無線接続方式は、前記通信装置と前記アクセスポイントとのそれぞれにおいて、前記ユーザによって、前記無線接続を確立するためのパスワードが入力されることなく、前記アクセスポイントとの前記無線接続を確立するための方式である、
    コンピュータプログラム。
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