JP6558485B2 - 機能実行装置 - Google Patents

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本明細書では、無線ネットワークを識別するための無線識別子が未だ設定されていない未設定デバイスを制御する技術を開示する。
特許文献1には、アクセスポイント(以下では「AP」と記載する)によって形成されている無線通信ネットワークに接続されている第1プリンタと、無線通信ネットワークに接続されていない第2プリンタと、が開示されている。第1プリンタと第2プリンタとは、同一のアドフォック無線設定を記憶している。第1プリンタは、アドフォック無線設定に従って、無線通信ネットワークで利用されるネットワーク無線設定を第2プリンタに送信する。
特開2009−44701号公報
上記の技術では、第2プリンタは、第1プリンタから受信されるネットワーク無線設定が利用可能でない場合に、無線通信ネットワークに接続することができないので、無線通信ネットワークを利用した無線通信を実行することができない。本明細書では、無線ネットワークを利用した無線通信を未設定デバイスに適切に実行させ得る技術を提供する。
本明細書によって開示される制御装置は、無線ネットワークを識別するための無線識別子が未だ設定されていない未設定デバイスを制御するための制御装置である。制御装置は、サーチ部と、識別子取得部と、選択部と、設定処理実行部と、を備える。サーチ部は、第1の無線識別子が既に設定されている設定済みデバイスが所属している第1の無線ネットワークが第1種ネットワークであり、かつ、未設定デバイスが第1種デバイスである場合に、制御装置の周囲に存在する1個以上のアクセスポイントをサーチして、1個以上のアクセスポイントによって利用されるN個の無線識別子を取得する。第1種ネットワークは、第1の周波数を有する搬送波が利用される無線ネットワークである。第1種デバイスは、第1の周波数を有する搬送波を利用不可能であると共に、第1の周波数とは異なる第2の周波数を有する搬送波を利用可能であるデバイスである。識別子取得部は、設定済みデバイスのメモリから、設定済みデバイスが所属している第1の無線ネットワークを識別するための第1の無線識別子を取得する。選択部は、第1の無線識別子に基づいて、N個の無線識別子のうちの1個以上の無線識別子の中から第2の無線識別子を選択する。1個以上の無線識別子のそれぞれは、第2の周波数を有する搬送波が利用される第2種ネットワークを識別するための無線識別子である。設定処理実行部は、第2の無線識別子が選択される場合に、第2の無線識別子によって識別される第2の無線ネットワークに未設定デバイスを所属させるために、第2の無線識別子を未設定デバイスに設定するための第1の設定処理を実行する。
上記の構成では、設定済みデバイスが所属している第1の無線ネットワークで第1の周波数を有する搬送波が利用され、かつ、未設定デバイスが第1の周波数を有する搬送波を利用不可能である状況が想定されている。このような状況では、未設定デバイスは、第1の周波数を有する搬送波を利用不可能であるので、第1の無線ネットワークを利用した無線通信を実行不可能である。このために、制御装置は、1個以上のアクセスポイントをサーチしてN個の無線識別子を取得し、第1の無線識別子に基づいて第2の無線識別子を選択し、第2の無線識別子を未設定デバイスに設定するための第1の設定処理を実行する。この結果、未設定デバイスは、第2の周波数を有する搬送波が利用される第2の無線ネットワークに所属し得るので、第2の無線ネットワークを利用した無線通信を実行し得る。このように、制御装置は、無線ネットワークを利用した無線通信を未設定デバイスに適切に実行させ得る。
上記の制御装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記の制御装置と少なくとも1個のデバイス(例えば、未設定デバイス、設定済みデバイス)とを備える通信システムも、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 第1実施例のPCが実行する処理のフローチャートを示す。 目的SSIDを選択するための各条件を示す。 PCが目的SSIDを選択するケースAのシーケンス図を示す。 PCが目的SSIDを選択しないケースBのシーケンス図を示す。 PCが目的SSIDを選択しないケースCのシーケンス図を示す。 第2実施例のPCが実行する処理のフローチャートを示す。 第2実施例の多機能機が実行する処理のフローチャートを示す。 MFPが目的SSIDを選択するケースDのシーケンス図を示す。 MFPが目的SSIDを選択しないケースEのシーケンス図を示す。
(第1実施例)
(通信システム2の構成;図1)
通信システム2は、多機能機10と、PC(Personal Computerの略)80と、複数個のアクセスポイント200,300と、を備える。以下では、多機能機10のことをMFP(Multi-Function Peripheralの略)10と記載し、アクセスポイント200,300のことをAP(Access Pointの略)200,300と記載する。MFP10とPC80とは、USB(Universal Serial Busの略)ケーブル4を介して、有線通信を実行可能である。MFP10は、AP200,300によって形成されているいずれの無線ネットワークにも現在所属しておらず、無線ネットワークに所属すべきデバイスである。PC80は、AP200によって形成されている無線ネットワークに現在所属しているデバイスである。
(多機能機10の構成)
MFP10は、印刷機能及びスキャン機能を含む多機能を実行可能な周辺機器(即ちPC80等の周辺機器)である。MFP10は、操作部12と、表示部14と、印刷実行部16と、スキャン実行部18と、無線インターフェース20と、USBインターフェース22と、制御部30と、を備える。以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。
操作部12は、複数のキーによって構成される。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をMFP10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。印刷実行部16は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構である。スキャン実行部18は、CCD、CIS等のスキャン機構である。
無線I/F20は、Wi−Fi方式に従った無線通信を実行するための無線I/Fである。Wi−Fi方式は、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.の略)の802.11の規格、及び、それに準ずる規格(例えば802.11a,11b,11g,11n等)に従って、無線通信を実行するための無線通信方式である。制御部30は、AP(例えば200)によって形成される無線ネットワーク(以下では「無線NW」と呼ぶ)を利用して、無線I/F20を介して、無線通信を実行することができる。
無線NWでは、通常、2.4GHzの周波数を有する搬送波、又は、5.0GHzの周波数を有する搬送波が利用される。無線NWでどちらの周波数を有する搬送波が利用されるのかについては、当該無線NWを形成しているAPによって決定される。以下では、2.4GHzの周波数を有する搬送波が利用される無線NW、5.0GHzの周波数を有する搬送波が利用される無線NWのことを、それぞれ、「無線NW(2.4GHz)」、「無線NW(5.0GHz)」と記載することがある。無線I/F20は、2.4GHzの周波数と5.0GHzの周波数との双方をサポートしているI/Fであってもよいし、2.4GHzの周波数のみをサポートしているI/Fであってもよい。即ち、多機能機10は、2.4GHzの周波数を有する搬送波と5.0GHzの周波数を有する搬送波との双方を利用可能であってもよいし、2.4GHzの周波数を有する搬送波のみを利用可能(即ち5.0GHzの周波数を有する搬送波を利用不可能)であってもよい。
USBI/F22には、USBケーブル4の一端が接続されている。USBケーブル4の他端は、PC80に接続されている。制御部30は、USBI/F22を介して、PC80とUSB通信を実行することができる。
制御部30は、CPU32と、メモリ34と、を備える。CPU32は、メモリ34に記憶されているプログラム36に従って、様々な処理を実行するプロセッサである。メモリ34は、RAM、ROM等によって構成される。メモリ34は、プログラム36のみならず、機器情報37を記憶している。機器情報37は、MFP10が利用可能な周波数(即ち無線I/F20がサポートしている周波数)を示す情報を含む。即ち、MFP10が2.4GHz及び5.0GHzを利用可能である場合には、機器情報37は、2.4GHz及び5.0GHzを示す。また、MFP10が2.4GHzのみを利用可能である場合には、機器情報37は、2.4GHzのみを示す。メモリ34は、設定記憶領域38を備える。MFP10が無線NWに所属している状態では、設定記憶領域38には、当該無線NWで利用される無線プロファイルと、当該無線NWで利用される無線チャネルの値を示すチャネル情報と、が記憶される。
無線プロファイルは、SSID(Service Set Identifierの略)と、認証方式と、暗号化方式と、パスワードと、を含む。SSIDは、無線NWを識別するための識別子である。認証方式、暗号化方式、及び、パスワードは、無線NWにおける認証及び暗号化に利用される情報である。チャネル情報は、例えば、1〜13chのうちのいずれかの値、又は、36〜100chのうちのいずれかの値を示す。1〜13chのいずれかが利用される無線NWでは、2.4GHzの周波数を有する搬送波が利用される。また、36〜100chのいずれかが利用される無線NWでは、5.0GHzの周波数を有する搬送波が利用される。即ち、チャネル情報は、無線NWで利用される搬送波が有する周波数を示す。
(PC80の構成)
PC80は、操作部82と、表示部84と、無線I/F90と、USBI/F92と、制御部120と、を備える。操作部82は、キーボード及びマウスによって構成されている。ユーザは、操作部82を操作することによって、様々な指示をPC80に与えることができる。表示部84は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。無線I/F90は、2.4GHzの周波数と5.0GHzの周波数との双方をサポートしているI/Fである。即ち、PC80は、2.4GHzの周波数を有する搬送波と5.0GHzの周波数を有する搬送波との双方を利用可能である。USBI/F92には、USBケーブル4の一端が接続されている。
制御部120は、CPU122と、メモリ124と、を備える。CPU122は、メモリ124に記憶されているプログラム126に従って、様々な処理を実行するプロセッサである。メモリ124は、RAM、ROM等によって構成される。メモリ124は、設定記憶領域128を備える。PC80が無線NWに所属している状態では、設定記憶領域128には、当該無線NWで利用される無線プロファイルと、当該無線NWで利用される無線チャネルの値を示すチャネル情報と、が記憶される。
図1の状況では、例えば、PC80は、AP200によって形成されている無線NW(5.0GHz)に所属している。この場合、設定記憶領域128内の無線プロファイルは、SSID「YYY5GHz」と、認証方式「aaa」と、暗号化方式「xxx」と、パスワード「ppp」と、を含む。また、図1の状況では、設定記憶領域128内のチャネル情報は、36〜100chのいずれかを示す。換言すると、チャネル情報は、5.0GHzの周波数を示す。なお、以下では、PC80が所属している無線NWのことを「無線NW(PC)」と記載することがある。
(AP200,300)
AP200は、無線AP、無線LANルータ等と呼ばれる通常のAPである。AP200は、2.4GHzの周波数を有する搬送波と5.0GHzの周波数を有する搬送波との双方を利用可能である。そして、AP200は、無線NW(2.4GHz)と無線NW(5.0GHz)との双方が同時的に形成されている状態を構築することができる。
AP200は、AP200自身によって形成される無線NW(2.4GHz)で利用される無線プロファイル220と、当該無線NW(2.4GHz)で利用されるチャネル情報222と、を対応付けて記憶する。無線プロファイル220は、SSID「YYY」と、認証方式「aaa」と、暗号化方式「xxx」と、パスワード「ppp」と、を含む。チャネル情報222は、1〜13chのうちのいずれかの値を示す。換言すると、チャネル情報222は、2.4GHzの周波数を示す。
AP200は、さらに、AP200自身によって形成される無線NW(5.0GHz)で利用される無線プロファイル230と、当該無線NW(5.0GHz)で利用されるチャネル情報232と、を対応付けて記憶する。無線プロファイル230は、SSID「YYY5GHz」と、認証方式「aaa」と、暗号化方式「xxx」と、パスワード「ppp」と、を含む。即ち、2個の無線プロファイル220,230の間では、認証方式、暗号化方式、及び、パスワードが共通である。また、無線プロファイル220内のSSID「YYY」は、無線プロファイル230内のSSIDを構成する文字列「YYY5GHz」のうちの一部の文字列「YYY」を含む。チャネル情報232は、36〜100chのいずれかを示す。換言すると、チャネル情報232は、5.0GHzの周波数を示す。
AP300は、2.4GHzの周波数を有する搬送波のみを利用可能であり、無線NW(2.4GHz)を形成する。AP300は、AP300自身によって形成される無線NW(2.4GHz)で利用される無線プロファイルと、当該無線NW(2.4GHz)で利用されるチャネル情報と、を対応付けて記憶する(これらは図示省略)。当該無線プロファイルは、SSID「AAA」と、認証方式と、暗号化方式と、パスワードと、を含む。当該チャネル情報は、1〜13chのうちのいずれかの値を示す。換言すると、チャネル情報は、2.4GHzの周波数を示す。
(PC80が実行する処理;図2)
続いて、図2を参照して、PC80のCPU122が実行する処理の内容について説明する。当該処理は、PC80がAP200によって形成されている無線NWに所属している状態で、MFP10に無線プロファイルを供給するための操作がユーザによって操作部82に実行されることをトリガとして開始される。なお、PC80は、AP200によって形成されている無線NW(2.4GHz)に所属していてもよいし、AP200によって形成されている無線NW(5.0GHz)に所属していてもよい。
CPU122は、S10において、USBI/F92を介して、機器情報37の供給を要求するための機器情報要求をMFP10に供給し、S12において、USBI/F92を介して、MFP10から機器情報37を取得する。
S13では、CPU122は、メモリ124内の設定記憶領域128から無線プロファイルとチャネル情報とを読み出すことによって、無線NW(PC)(即ちAP200によって形成されている無線NW)で利用される無線プロファイルとチャネル情報とを取得する。
S14では、CPU122は、MFP10が2.4GHzのみを利用可能であり、かつ、無線NW(PC)が無線NW(5.0GHz)であるのか否かを判断する。CPU122は、S12で取得された機器情報37が2.4GHzのみを示し(即ち5.0GHzを示さず)、かつ、S13で取得されたチャネル情報が5.0GHzを示す場合(即ち36〜100chのいずれかを示す場合)に、S14でYESと判断して、S16に進む。一方、CPU122は、S12で取得された機器情報37が2.4GHz及び5.0GHzを示す場合に、S14でNOと判断して、S26に進む。即ち、CPU122は、MFP10が5.0GHzを利用可能である場合に、無線NW(PC)が無線NW(5.0GHz)であるのか否かに関わらず、S14でNOと判断する。また、CPU122は、S13で取得されたチャネル情報が2.4GHzを示す場合(即ち1〜13chのいずれかを示す場合)に、S14でNOと判断して、S26に進む。即ち、CPU122は、無線NW(PC)が無線NW(2.4GHz)である場合に、MFP10が5.0GHzを利用可能であるのか否かに関わらず、S14でNOと判断する。
S16では、CPU122は、PC80の周囲に存在する1個以上のAP(即ちMFP10の周囲に存在する1個以上のAP)をサーチして、1個以上のAPからN個のSSIDを取得する。具体的には、まず、CPU122は、無線I/F90を介して、送信先が指定されていない2種類のProbe Request信号を送信する。以下では、Requestのことを「Req.」と記載する。2種類のProbe Req.信号のうちの一方のProbe Req.信号は、2.4GHzの周波数を有する搬送波を利用して送信される。2種類のProbe Req.信号のうちの他方のProbe Req.信号は、5.0GHzの周波数を有する搬送波を利用して送信される。以下では、上記の一方のProbe Req.信号、他方のProbe Req.信号のことを、それぞれ、Probe Req.信号(2.4GHz)、Probe Req.信号(5.0GHz)と記載する。また、以下では、Probe Req.信号以外の信号についても、当該信号の通信に利用される周波数を括弧書きで記載することがある。
例えば、図1の状況では、AP200は、無線NW(2.4GHz)と無線NW(5.0GHz)との双方を形成している。この場合、AP200は、PC80からProbe Req.信号(2.4GHz)を受信する場合に、2.4GHzを示すチャネル情報222と、当該チャネル情報222に対応付けられている無線プロファイル220内のSSID「YYY」と、を含むProbe Response信号(2.4GHz)をPC80に送信する。以下では、Responseのことを「Res.」と記載する。また、AP200は、PC80からProbe Req.信号(5.0GHz)を受信する場合に、5.0GHzを示すチャネル情報232と、当該チャネル情報232に対応付けられている無線プロファイル230内のSSID「YYY5GHz」と、を含むProbe Res.信号(5.0GHz)をPC80に送信する。即ち、AP200が無線NW(2.4GHz)と無線NW(5.0GHz)との双方を形成している状況では、無線NW(2.4GHz)を識別するためのSSID(即ち「YYY」)と、無線NW(5.0GHz)を識別するためのSSID(即ち「YYY5GHz」)と、がAP200からPC80に送信される。以下では、前者のSSID、後者のSSIDのことを、それぞれ、「SSID(2.4GHz)」、「SSID(5.0GHz)」と記載することがある。なお、仮に、AP200が無線NW(2.4GHz)と無線NW(5.0GHz)とのうちの一方の無線NWのみを形成している場合には、AP200は、当該一方の無線NWを識別するためのSSID(即ち、SSID(2.4GHz)又はSSID(5.0GHz))のみをPC80に送信する。
また、例えば、図1の状況では、AP300は、無線NW(2.4GHz)を形成している。この場合、AP300は、PC80からProbe Req.信号(2.4GHz)を受信する場合に、2.4GHzを示すチャネル情報と、SSID(2.4GHz)(即ち「AAA」)と、を含むProbe Res.信号(2.4GHz)をPC80に送信する。
S16では、CPU122は、1個以上のAPからN個のProbe Req.信号を受信することによって、N個のProbe Req.信号に含まれるN個のSSIDを取得する。例えば、図1の状況では、CPU122は、2個のAP200,300から3個のProbe Req.信号を受信することによって、3個のProbe Req.信号に含まれる3個のSSIDを取得する。
S18では、CPU122は、S16で取得されたN個のProbe Res.信号に含まれるN個のSSIDの中から1個以上のSSID(2.4GHz)を特定する。具体的には、CPU122は、S16で取得されたN個のProbe Res.信号のうち、2.4GHzを示すチャネル情報を含む1個以上のProbe Res.信号を特定し、特定済みの1個以上のProbe Res.信号に含まれる1個以上のSSID(2.4GHz)を特定する。例えば、図1の状況では、CPU122は、AP200から取得されるSSID(2.4GHz)(即ち「YYY」)と、AP300から取得されるSSID(2.4GHz)(即ち「AAA」)と、を特定する。なお、CPU122は、上記のN個のSSIDの中にSSID(2.4GHz)が存在しない(即ち全てSSID(5.0GHz)である)場合に、S26に進む(図示省略)。
S20では、CPU122は、S13で取得された無線プロファイルに含まれるSSID、即ち、PC80が所属している無線NW(PC)で利用されるSSID(以下では「SSID(PC)と呼ぶ」)に基づいて、S18で特定された1個以上のSSID(2.4GHz)の中に目的SSIDがあるのか否かを判断する。目的SSIDは、詳しくは後述するが、図3に示される第1〜5の条件のうち、少なくとも1個の条件を満たすSSIDである。CPU122は、S18で特定された1個以上のSSID(2.4GHz)の中に目的SSIDがある場合(S20でYES)に、当該1個以上のSSID(2.4GHz)の中から目的SSIDを選択して、S22に進む。一方、CPU122は、S18で特定された1個以上のSSID(2.4GHz)の中に目的SSIDがない場合(S20でNO)に、S26に進む。
S22では、まず、CPU122は、S13で取得された無線プロファイルを利用して、新たな無線プロファイルを生成する。具体的には、CPU122は、S13で取得された無線プロファイルに含まれるSSID(PC)を、S20で選択された目的SSIDに置換することによって、新たな無線プロファイルを生成する。即ち、S13で取得された無線プロファイルと新たな無線プロファイルとの間では、認証方式、暗号化方式、及び、パスワードが共通する。なお、詳しくは後述するが、SSID(PC)と目的SSIDとが一致することがあり得る。この場合、S13で取得された無線プロファイルと新たな無線プロファイルとの間では、SSIDも共通する。次いで、CPU122は、新たな無線プロファイルをMFP10に設定するために、USBI/F92を介して、新たな無線プロファイルをMFP10に供給する。これにより、MFP10は、新たな無線プロファイルを利用して、無線NWに所属し得る。より具体的には、新たな無線プロファイルに含まれる目的SSIDが無線NW(2.4GHz)を識別するためのSSIDであるので、MFP10は、無線NW(2.4GHz)に所属し得る。S22が終了すると、図2の処理が終了する。
S26では、CPU122は、S13で取得された無線プロファイルをMFP10に設定するために、USBI/F92を介して、当該無線プロファイルをMFP10に供給する。これにより、MFP10は、当該無線プロファイルを利用して、無線NWに所属し得る。より具体的には、当該無線プロファイルに含まれるSSID(PC)が無線NW(2.4GHz)を識別するためのSSIDである場合には、MFP10は、無線NW(2.4GHz)に所属し得る。また、当該無線プロファイルに含まれるSSID(PC)が無線NW(5.0GHz)を識別するためのSSIDである場合には、MFP10は、無線NW(5.0GHz)に所属し得る。S26が終了すると、図2の処理が終了する。
(目的SSIDを選択するための条件;図3)
続いて、図3を参照して、図2のS20で目的SSIDを選択するための条件の内容について説明する。CPU122は、SSID(PC)に基づいて、S18で特定された1個以上のSSID(2.4GHz)の中から、以下の第1〜5の条件のうちの少なくとも1個の条件を満たす1個のSSIDを目的SSIDとして選択する。第1の条件の優先度が最も高く、第2〜第5の条件の順に優先度が低くなる。即ち、CPU122は、1個以上のSSID(2.4GHz)の中に第1の条件を満たすSSIDが存在する場合には、当該SSIDを目的SSIDとして選択する。また、CPU122は、第1の条件を満たすSSIDが存在しない場合には、第2の条件を満たすSSIDを目的SSIDとして選択する。同様に、CPU122は、第2の条件を満たすSSIDが存在しない場合には、第3の条件を満たすSSIDを目的SSIDとして選択する。以降の条件についても同様である。
第1〜5の条件は、PC80が現在所属している無線NW(5.0GHz)を形成しているAPと同じAPによって形成されている無線NW(2.4GHz)を識別するための目的SSIDを選択するための条件である。換言すると、SSID(PC)によって識別される無線NWと、目的SSIDによって識別される無線NWと、は同じAPによって形成される。さらに換言すると、SSID(PC)と目的SSIDとは同じAPに設定されるものである。
同じAPに設定される2個のSSIDでは、一方のSSIDの全体と他方のSSIDの全体とが一致している可能性が高い。そのため、第1の条件は、SSID(2.4GHz)の全体と、SSID(PC)の全体と、が一致することである。例えば、SSID(2.4GHz)が文字列「YYY」によって構成され、かつ、SSID(PC)が文字列「YYY」によって構成される場合には、当該SSID(2.4GHz)は第1の条件を満たす。
また、同じAPに設定される2個のSSIDでは、一方のSSIDの全体と他方のSSIDの全体とが一致していなくても、一方のSSIDと他方のSSIDとが部分的に一致している可能性が高い。そのため、第2〜5の条件は、SSID(2.4GHz)とSSID(PC)とが部分的に一致することを含む。
第2の条件は、SSID(2.4GHz)の全体と、SSID(PC)の最後の4文字を除く文字列と、が一致し、かつ、SSID(PC)の最後の4文字が「5G」を含むことである。例えば、SSID(2.4GHz)が文字列「YYY」によって構成され、かつ、SSID(PC)が文字列「YYY5GHz」によって構成される場合には、当該SSID(2.4GHz)は第2の条件を満たす。
第3の条件は、SSID(2.4GHz)の全体と、SSID(PC)の最後の3文字を除く文字列と、が一致し、かつ、SSID(PC)の最後の3文字が「5G」を含むことである。例えば、SSID(2.4GHz)が文字列「ZZZ」によって構成され、かつ、SSID(PC)が文字列「ZZZ−5G」によって構成される場合には、当該SSID(2.4GHz)は第3の条件を満たす。また、例えば、SSID(2.4GHz)が文字列「WWW」によって構成され、かつ、SSID(PC)が文字列「WWW_5G」によって構成される場合も、当該SSID(2.4GHz)は第3の条件を満たす。
第4の条件は、SSID(2.4GHz)の全体と、SSID(PC)の最後の2文字を除く文字列と、が一致し、かつ、SSID(PC)の最後の2文字が「A」を含むことである。例えば、SSID(2.4GHz)が文字列「VVV」によって構成され、かつ、SSID(PC)が文字列「VVV−A」によって構成される場合には、当該SSID(2.4GHz)は第4の条件を満たす。
第5の条件は、SSID(2.4GHz)とSSID(PC)との間で一文字のみ相違し、かつ、SSID(2.4GHz)の相違文字が「G」であり、かつ、SSID(PC)の相違文字が「A」であることである。例えば、SSID(2.4GHz)が文字列「U−G−U」によって構成され、かつ、SSID(PC)が文字列「U−A−U」によって構成される場合には、当該SSID(2.4GHz)は第5の条件を満たす。また、例えば、SSID(2.4GHz)が文字列「TTT−G」によって構成され、かつ、SSID(PC)が文字列「TTT−A」によって構成される場合には、当該SSID(2.4GHz)は第5の条件を満たす。
(具体的なケース;図4〜図6)
続いて、図4〜図6を参照して、図2のフローチャートに従って実現される具体的なケースA〜Cの内容を説明する。図4〜図6では、実線矢印がUSB通信を示し、一点鎖線矢印が無線通信を示す。この点は、後述の図9及び図10でも同様である。
(ケースA;図4)
本ケースでは、PC80は、AP200によって形成されている無線NW(5.0GHz)に所属しており、SSID「YYY5GHz」を含む無線プロファイルを記憶している。また、MFP10は、2.4GHzのみを利用可能である。
T8では、ユーザは、MFP10に無線プロファイルを供給するための操作をPC80に実行する(図2のトリガ)。この場合、PC80は、T10において、USBI/F92を介して、機器情報要求をMFP10に供給して(S10)、T12において、USBI/F92を介して、MFP10から機器情報37を取得する(S12)。機器情報37は、2.4GHzのみを示す。そして、T14では、PC80は、MFP10が2.4GHzのみを利用可能であり、かつ、無線NW(PC)が無線NW(5.0GHz)であると判断する(S14でYES)。
T16では、PC80は、無線I/F90を介して、Probe Req.信号(2.4GHz)及びProbe Req.信号(5.0GHz)を送信する(S16)。T17,T18では、PC80は、無線I/F90を介して、SSID「YYY」を含むProbe Res.信号(2.4GHz)と、SSID「YYY5GHz」を含むProbe Res.信号(5.0GHz)と、をAP200から受信する。T19では、PC80は、無線I/F90を介して、SSID「AAA」を含むProbe Res.信号(2.4GHz)をAP300から取得する。
T20では、PC80は、3個のSSID「YYY」、「YYY5GHz」、「AAA」の中から、SSID(2.4GHz)である2個のSSID「YYY」、「AAA」を特定する(S18)。そして、T22では、PC80は、SSID(PC)(即ちSSID「YYY5GHz」)に基づいて、2個のSSID「YYY」、「AAA」の中から、図3の第2の条件を満たすSSID「YYY」を目的SSIDとして選択する(S20でYES)。T24では、PC80は、USBI/F92を介して、無線プロファイルをMFP10に供給する(S22)。当該無線プロファイルは、T22で選択されたSSID「YYY」と、設定記憶領域128内の各情報(即ち、認証方式「aaa」、暗号化方式「xxx」、パスワード「ppp」)と、を含む。当該無線プロファイルは、AP200によって形成されている無線NW(2.4GHz)で利用される無線プロファイル220(図1参照)と同一である。
T26では、MFP10は、T24の無線プロファイルを設定記憶領域38内に記憶することによって、無線プロファイルを設定する。そして、T28では、MFP10は、無線I/F20を介して、SSID「YYY」を含むProbe Req.信号をAP200に送信する。なお、MFP10が2.4GHzのみを利用可能であるので、当該Probe Req.信号は、2.4GHzを有する搬送波を利用して送信される。T30では、MFP10は、無線I/F20を介して、Probe Res.信号(2.4GHz)、Authentication Req. / Res.信号(2.4GHz)、及び、Association Req. / Res.信号(2.4GHz)の通信をAP200と実行する。これにより、MFP10は、AP200によって形成されている無線NW(2.4GHz)に所属することができる。
T30が終了した時点では、PC80は、AP200によって形成されている無線NW(5.0GHz)に所属しており、MFP10は、AP200によって形成されている無線NW(2.4GHz)に所属している。即ち、PC80及びMFP10は、同じAP200に接続されている。この状態では、以下の通信が実行され得る。例えば、PC80は、無線NW(5.0GHz)を利用して、画像ファイルをAP200に送信する。MFP10は、無線NW(2.4GHz)を利用して、AP200から当該画像ファイルを受信して、当該画像ファイルによって表わされる画像の印刷を実行することができる。また、例えば、MFP10は、原稿のスキャンを実行することによってスキャンデータを生成し、無線NW(2.4GHz)を利用して、当該スキャンデータをAP200に送信する。PC80は、無線NW(5.0GHz)を利用して、AP200から当該スキャンデータを受信する。即ち、PC80及びMFP10が異なる無線NWに所属しているが、PC80及びMFP10が同じAP200に接続されているので、PC80及びMFP10は、AP200を介した無線通信を実行することができる。
(ケースAの効果)
上述したように、ケースAでは、無線NW(PC)が無線NW(5.0GHz)であり、かつ、MFP10が2.4GHzのみを利用可能である状況が想定されている。このような状況では、MFP10は、5.0GHzを利用不可能であるので、仮に、無線NW(PC)で利用されるSSID「YYY5GHz」をPC80から取得しても、無線NW(PC)に所属不可能であり、無線NW(PC)を利用した無線通信を実行不可能である。このために、PC80は、1個以上のAPをサーチして3個のSSIDを取得し(T16〜T19)、AP200によって形成されている無線NW(2.4GHz)で利用されるSSID「YYY」を選択し(T22)、SSID「YYY」を含む無線プロファイルをMFP10に設定するために、SSID「YYY」を含む無線プロファイルをMFP10に供給する(T24)。この結果、MFP10は、AP200によって形成されている無線NW(2.4GHz)に所属することができ(T26〜T30)、当該無線NW(2.4GHz)を利用した無線通信を実行することができる。特に、MFP10は、当該無線NW(2.4GHz)を利用して、AP200を介して、PC80と無線通信を実行することができる。このように、本実施例によると、無線NWを利用した無線通信をMFP10に適切に実行させることができる。
(ケースB;図5)
本ケースでは、PC80は、AP200によって形成されている無線NW(2.4GHz)に所属しており、SSID「YYY」を含む無線プロファイルを記憶している。また、MFP10は、2.4GHzのみを利用可能である。
T108〜T112は、図4のT8〜T12と同様である。T114では、PC80は、無線NW(PC)が無線NW(2.4GHz)であると判断する(図2のS14でNO)。T116では、PC80は、USBI/F92を介して、無線プロファイルをMFP10に供給する(S26)。当該無線プロファイルは、設定記憶領域128内の無線プロファイル(即ち、SSID「YYY」、認証方式「aaa」、暗号化方式「xxx」、パスワード「ppp」)と同一である。また、当該無線プロファイルは、無線NW(PC)で利用される無線プロファイル、即ち、AP200によって形成されている無線NW(2.4GHz)で利用される無線プロファイル220(図1参照)と同一である。T118〜T122は、図4のT26〜T30と同様である。これにより、MFP10は、AP200によって形成されている無線NW(2.4GHz)に所属することができる。
T122が終了した時点では、PC80及びMFP10は、AP200によって形成されている無線NW(2.4GHz)に所属している。この状態では、PC80及びMFP10は、無線NW(2.4GHz)を利用して、AP200を介して、画像ファイル、スキャンデータ等の無線通信を実行することができる。
(ケースBの効果)
上述したように、PC80は、無線NW(PC)が無線NW(2.4GHz)である場合に、MFP10が利用可能な周波数に関わらず、APをサーチしない。そして、PC80は、SSID(PC)を含む無線プロファイルをMFP10に設定するために、SSID(PC)を含む無線プロファイルをMFP10に供給する(T116)。この結果、MFP10は、AP200によって形成されている無線NW(2.4GHz)に所属することができ、当該無線NW(2.4GHz)を利用した無線通信を実行することができる。特に、MFP10は、当該無線NW(2.4GHz)を利用して、AP200を介して、PC80と無線通信を実行することができる。本ケースでも、無線NWを利用した無線通信をMFP10に適切に実行させることができる。
(ケースC;図6)
本ケースでは、PC80は、AP200によって形成されている無線NW(5.0GHz)に所属しており、SSID「YYY5GHz」を含む無線プロファイルを記憶している。また、MFP10は、2.4GHz及び5.0GHzを利用可能である。
T208〜T212は、図4のT8〜T12と同様である。ただし、T212の機器情報37は、2.4GHz及び5.0GHzを示す。T214では、PC80は、MFP10が5.0GHzを利用可能であると判断する(図2のS14でNO)。T216では、PC80は、USBI/F92を介して、無線プロファイルをMFP10に供給する(S26)。当該無線プロファイルは、設定記憶領域128内の無線プロファイル(即ち、SSID「YYY5GHz」、認証方式「aaa」、暗号化方式「xxx」、パスワード「ppp」)と同一である。また、当該無線プロファイルは、無線NW(PC)で利用される無線プロファイル、即ち、AP200によって形成されている無線NW(5.0GHz)で利用される無線プロファイル230(図1参照)と同一である。
MFP10は、T218において、無線プロファイルをMFP10に設定し、T220において、SSID「YYY5GHz」を含むProbe Req.信号をAP200に送信する。なお、MFP10は、T24の無線プロファイルが、無線NW(2.4GHz)で利用されるものであるのか、無線NW(5.0GHz)で利用されるものであるのか、を知ることができない。このために、T220では、MFP10は、SSID「YYY5GHz」を含むProbe Req.信号(2.4GHz)と、SSID「YYY5GHz」を含むProbe Req.信号(5.0GHz)と、の双方をAP200に送信する。なお、Probe Req.信号(2.4GHz)については、図示省略している。AP200は、Probe Req.信号(2.4GHz)に対するProbe Res.信号(2.4GHz)を送信せずに、Probe Req.信号(5.0GHz)に対するProbe Res.信号(5.0GHz)をMFP10に送信する。そして、T222では、MFP10は、Probe Res.信号(5.0GHz)、Authentication Req. / Res.信号(5.0GHz)、及び、Association Req. / Res.信号(5.0GHz)の通信をAP200と実行する。これにより、MFP10は、AP200によって形成されている無線NW(5.0GHz)に所属することができる。
T222が終了した時点では、PC80及びMFP10は、AP200によって形成されている無線NW(5.0GHz)に所属している。この状態では、PC80及びMFP10は、無線NW(5.0GHz)を利用して、AP200を介して、画像ファイル、スキャンデータ等の無線通信を実行することができる。
(ケースCの効果)
上述したように、PC80は、MFP10が5.0GHzを利用可能である場合に、無線NW(PC)が、無線NW(2.4GHz)であるか、無線NW(5.0GHz)であるか、に関わらず、APをサーチしない。そして、PC80は、SSID(PC)を含む無線プロファイルをMFP10に設定するために、SSID(PC)を含む無線プロファイルをMFP10に供給する(T216)。この結果、MFP10は、AP200によって形成されている無線NW(5.0GHz)に所属することができ、当該無線NW(5.0GHz)を利用した無線通信を実行することができる。特に、MFP10は、当該無線NW(5.0GHz)を利用して、AP200を介して、PC80と無線通信を実行することができる。本ケースでも、無線NWを利用した無線通信をMFP10に適切に実行させることができる。
なお、上記の具体的なケースA〜ケースCでは、図2のS20でNOと判断されるケースが説明されていない。この場合、MFP10が5.0GHzを利用不可能であるにも関わらず(S14でYES)、PC80が所属している無線NW(5.0GHz)で利用される無線プロファイルがMFP10に供給される(S26)。従って、MFP10は、当該無線プロファイルを利用して、無線NW(5.0GHz)に所属することができない。
この場合、MFP10は、無線NWに所属することができないことを示すメッセージを表示する。なお、変形例では、S20でNOと判断される場合に、S26に進まずに、上記のメッセージの表示を指示するための情報がMFP10に供給されてもよい。
(対応関係)
PC80の制御部120、PC80、MFP10が、それぞれ、「制御装置」、「設定済みデバイス」、「未設定デバイス」の一例である。AP200,300が、「1個以上のアクセスポイント」の一例である。AP200が、「対象アクセスポイント」の一例である。図4,5のケースA,BのMFP10が、「第1種デバイス」の一例である。図6のケースCのMFP10が、「第2種デバイス」の一例である。無線NW(5.0GHz)、無線NW(2.4GHz)が、それぞれ、「第1種ネットワーク」、「第2種ネットワーク」の一例である。機器情報37が、「第1の特定情報」の一例である。5.0GHz、2.4GHzが、それぞれ、「第1の周波数」、「第2の周波数」の一例である。図4〜6のケースA〜Cの無線NW(PC)が、「第1の無線ネットワーク」の一例である。図4のケースAにおいて、AP200によって形成されている無線NW(2.4GHz)が、「第2の無線ネットワーク」の一例である。
図4のケースAのT17〜T19で取得される3個のSSIDが、「N個の無線識別子」の一例である。SSID(PC)、目的SSIDが、それぞれ、「第1の無線識別子」、「第2の無線識別子」の一例である。図4のケースAのT20で特定されるSSID「YYY」及びSSID「AAA」が、「1個以上の無線識別子」の一例である。図3において、SSID(PC)を構成する文字列(例えば「YYY」、「YYY5GHz」等)が、「特定文字列」の一例である。
図2において、S12、S13、S16、S20が、それぞれ、「特定情報取得部」、「識別子取得部」、「サーチ部」、「選択部」によって実行される処理の一例である。S22及びS26が、「設定処理実行部」によって実行される処理の一例である。特に、S22、S26が、それぞれ、「第1の設定処理」、「第2の設定処理」の一例である。
(第2実施例)
第1実施例では、PC80がAPのサーチを実行するが(図2のS16)、本実施例では、MFP10がAPのサーチを実行する。図1に示されるように、本実施例では、PC80のメモリ124は、さらに、フラグ情報134を記憶する。フラグ情報134は、MFP10がAPのサーチを実行すべきか否かを示す情報である。
(PCの処理;図7)
本実施例では、PC80のCPU122は、図2の処理に代えて、図7の処理を実行する。図7の処理の開始のトリガ、S110,S112,S114は、それぞれ、図2の処理の開始のトリガ、S10,S12,S14と同様である。
S116では、CPU122は、ONを示すフラグ情報134をメモリ124に記憶させる。一方、S118では、CPU122は、OFFを示すフラグ情報134をメモリ124に記憶させる。S116又はS118が終了すると、S120に進む。
S120では、CPU122は、メモリ124内の設定記憶領域128から無線プロファイルを読み出し、USBI/F92を介して、当該無線プロファイルとフラグ情報134とをMFP10に供給する。S120が終了すると、図7の処理が終了する。
(MFP10の処理;図8)
続いて、図8を参照して、MFP10のCPU32が実行する処理の内容について説明する。S208では、CPU32は、USBI/F22を介して、無線プロファイルとフラグ情報とをPC80から取得する。
S210では、CPU32は、S208で取得されたフラグ情報がONであるのか否かを判断する。CPU32は、フラグ情報がONであると判断する場合(S210でYES)に、S212に進む。一方、CPU32は、フラグ情報がOFFであると判断する場合(S210でNO)に、S220に進む。
S212は、図2のS16と同様である。ただし、CPU32は、MFP10が5.0GHzを利用不可能であるので(図7のS114でYES、S210でYES)、1種類のProbe Req.信号(2.4GHz)のみを送信する。各APは、MFP10からProbe Req.信号(2.4GHz)を受信する場合に、SSID(2.4GHz)とチャネル情報とを含むProbe Res.信号(2.4GHz)をMFP10に送信する。
S216では、CPU32は、S212で取得された1個以上のSSID(2.4GHz)の中に目的SSIDがあるのか否かを判断する。S216は、図2のS20と同様である。CPU32は、目的SSIDがあると判断する場合(S216でYES)には、S218に進み、目的SSIDがないと判断する場合(S216でNO)には、S222に進む。
S218では、まず、CPU32は、S208で取得された無線プロファイルを利用して、新たな無線プロファイルを生成する。具体的には、CPU32は、S208で取得された無線プロファイルに含まれるSSID(PC)を、S216で選択された目的SSIDに置換することによって、新たな無線プロファイルを生成する。そして、CPU32は、新たな無線プロファイルをメモリ34内の設定記憶領域38に記憶させることによって、新たな無線プロファイルをMFP10に設定する。
S219では、CPU32は、S218で設定された無線プロファイルを利用して、AP200との無線接続を確立する。具体的には、CPU32は、目的SSIDを含むProbe Req.信号(2.4GHz)をAP200に送信する。次いで、MFP10は、Probe Res.信号(2.4GHz)、Authentication Req. / Res.信号(2.4GHz)、及び、Association Req. / Res.信号(2.4GHz)の通信をAP200と実行する。これにより、MFP10は、AP200によって形成されている無線NW(2.4GHz)に所属することができる。S219が終了すると、図8の処理が終了する。
一方、S220では、CPU32は、S208で取得された無線プロファイルをメモリ34内の設定記憶領域38に記憶させることによって、当該無線プロファイルをMFP10に設定する。
S221では、CPU32は、S220で設定された無線プロファイルを利用して、AP200との無線接続を確立する。S221は、S219と同様である。S220で設定された無線プロファイルに含まれるSSID(PC)が無線NW(2.4GHz)を識別するためのSSIDである場合には、MFP10は、無線NW(2.4GHz)に所属し得る。また、S220で設定された無線プロファイルに含まれるSSID(PC)が無線NW(5.0GHz)を識別するためのSSIDである場合には、MFP10は、無線NW(5.0GHz)に所属し得る。S221が終了すると、図8の処理が終了する。
S222では、CPU32は、無線NWに所属することができないことを示すメッセージを表示する。なお、変形例では、CPU32は、S222において、S212で取得された1個以上のSSID(2.4GHz)を含む選択画面を表示してもよい。これにより、ユーザは、選択画面において、1個以上のSSID(2.4GHz)の中から1個のSSIDを選択することができる。
(具体的なケース;図9,図10)
続いて、図9及び図10を参照して、図7及び図8のフローチャートに従って実現される具体的なケースD,Eの内容を説明する。
(ケースD;図9)
本ケースでは、PC80は、AP200によって形成されている無線NW(5.0GHz)に所属しており、SSID「YYY5GHz」を含む無線プロファイルを記憶している。また、MFP10は、2.4GHzのみを利用可能である。
T308〜T314は、図4のT8〜T14と同様である(図7のS110、S112、S114でYES)。PC80は、T316において、フラグ情報134をONに設定して(図7のS116)、T318において、無線プロファイルと「ON」を示すフラグ情報134とをMFP10に供給する(S120)。当該無線プロファイルは、SSID「YYY5GHz」と、認証方式「aaa」と、暗号化方式「xxx」と、パスワード「ppp」と、を含む。
MFP10は、無線プロファイルと「ON」を示すフラグ情報134とをPC80から取得する場合(図8のS208)に、T320において、Probe Req.信号(2.4GHz)を送信する(S210でYES,S212)。T322では、MFP10は、SSID「YYY」を含むProbe Res.信号(2.4GHz)をAP200から受信する。T323では、MFP10は、SSID「AAA」を含むProbe Res.信号(2.4GHz)をAP300から受信する。
T324では、MFP10は、SSID(PC)(即ちSSID「YYY5GHz」)に基づいて、T322及びT323で取得された2個のSSID「YYY」,「AAA」の中から、第2の条件を満たすSSID「YYY」を目的SSIDとして選択する(S216でYES)。T326では、MFP10は、無線プロファイルを設定する(S218)。T328,T330は、図4のT28,T30と同様である(S219)。
(ケースDの効果)
上述したように、ケースDでは、無線NW(PC)が無線NW(5.0GHz)であり、かつ、MFP10が2.4GHzのみを利用可能である状況が想定されている。このような状況では、MFP10は、5.0GHzを利用不可能であるので、仮に、無線NW(PC)で利用される無線プロファイルを利用しても、無線NW(PC)に所属不可能であり、無線NW(PC)を利用した無線通信を実行不可能である。このために、MFP10は、1個以上のAPをサーチして2個のSSIDを取得し(T320〜T323)、AP200によって形成されている無線NW(2.4GHz)で利用されるSSID「YYY」を選択し(T324)、SSID「YYY」を含む無線プロファイルをMFP10に設定する(T326)。この結果、MFP10は、AP200によって形成されている無線NW(2.4GHz)に所属することができ(T328及びT330)、無線NW(2.4GHz)を利用した無線通信を実行することができる。特に、MFP10は、当該無線NW(2.4GHz)を利用して、AP200を介して、PC80と無線通信を実行することができる。このように、本実施例でも、無線NWを利用した無線通信をMFP10に適切に実行させることができる。
(ケースE)
本ケースでは、PC80は、AP200によって形成されている無線NW(2.4GHz)に所属しており、SSID「YYY」を含む無線プロファイルを記憶している。また、MFP10は、2.4GHzのみを利用可能である。
T408〜T412は、図9のT408〜T412と同様である。PC80は、T414において、無線NW(PC)が無線NW(5.0GHz)でないと判断し(図7のS114でNO)、T416において、フラグ情報をOFFに設定し(S118)、T418において、無線プロファイルと「OFF」を示すフラグ情報134とをMFP10に供給する(S120)。当該無線プロファイルは、SSID「YYY」と、認証方式「aaa」と、暗号化方式「xxx」と、パスワード「ppp」と、を含む。
MFP10は、無線プロファイルと「OFF」を示すフラグ情報134とをPC80から取得する場合(図8のS208)に、APのサーチを実行せずに、T420において、当該無線プロファイルを設定する(S210でNO、S220)。T422及びT424は、図9のT328及びT330と同様である。
(ケースEの効果)
上述したように、MFP10は、無線NW(PC)が無線NW(2.4GHz)である場合に、MFP10が利用可能な周波数に関わらず、APをサーチせずに、SSID(PC)を含む無線プロファイルを設定する。この結果、MFP10は、AP200によって形成されている無線NW(2.4GHz)に所属することができ、当該無線NW(2.4GHz)を利用した無線通信を実行することができる。特に、MFP10は、当該無線NW(2.4GHz)を利用して、AP200を介して、PC80と無線通信を実行することができる。本ケースでも、無線NWを利用した無線通信をMFP10に適切に実行させることができる。
なお、図示省略しているが、MFP10は、MFP10が5.0GHzを利用可能である場合に、無線NW(PC)が、無線NW(2.4GHz)であるか、無線NW(5.0GHz)であるか、に関わらず、APをサーチせずに(図8のS210でNO)、SSID(PC)を含む無線プロファイルを設定する(S220)。この結果、MFP10は、AP200によって形成されている無線NW(2.4GHz)又は無線NW(5.0GHz)に所属することができ、当該無線NWを利用した無線通信を実行することができる。
(対応関係)
MFP10の制御部30、PC80、MFP10が、それぞれ、「制御装置」、「設定済みデバイス」、「未設定デバイス」の一例である。図9,10のケースD,EのMFP10が、「第1種のデバイス」の一例である。図9,10のケースD,Eの無線NW(PC)が、「第1の無線ネットワーク」の一例である。図9のケースDにおいて、AP200によって形成されている無線NW(2.4GHz)が、「第2の無線ネットワーク」の一例である。図9のケースDのT322,T323で取得される2個のSSIDが、「N個の無線識別子」及び「1個以上の無線識別子」の一例である。設定記憶領域38、フラグ情報134が、それぞれ、「所定の記憶領域」、「第2の特定情報」の一例である。
図8のS208、S212、S216が、それぞれ、「識別子取得部」、「サーチ部」、「選択部」によって実行される処理の一例である。S218,S220が、「設定処理実行部」によって実行される処理の一例である。特に、S218,S220が、それぞれ、「第1の設定処理」、「第2の設定処理」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)上記の各実施例において、5.0GHzのみを利用可能であるMFP10が存在していてもよい。本変形例では、図2のS14において、PC80のCPU122は、MFP10が5.0GHzのみを利用可能であり、かつ、無線NW(PC)が無線NW(2.4GHz)であるのか否かを判断する。S18では、CPU122は、S16で取得されたN個のSSIDのうち、1個以上のSSID(5.0GHz)を特定する。S20では、CPU122は、SSID(PC)に基づいて、S18で特定された1個以上のSSID(5.0GHz)の中に目的SSIDがあるのか否かを判断する。なお、本変形例では、SSID(5.0GHz)が目的SSIDとして選択されるための条件は、図3の第1〜5の条件におけるSSID(2.4GHz)、SSID(PC)を、それぞれ、SSID(PC)、SSID(5.0GHz)に置換した条件である。本変形例では、2.4GHz、5.0GHzが、それぞれ、「第1の周波数」、「第2の周波数」である。一般的に言うと、「第2の周波数」は、「第1の周波数」とは異なる周波数であればよい。
(変形例2)図4のケースAでは、AP200は、無線NW(2.4GHz)及び無線NW(5.0GHz)の双方を形成しているが、無線NW(5.0GHz)のみを形成し、無線NW(2.4GHz)を形成していなくてもよい。本変形例では、AP200とは異なる特定のAPが無線NW(2.4GHz)を形成している。当該無線NW(2.4GHz)では、SSID「YYY」と、認証方式「aaa」と、暗号化方式「xxx」と、パスワード「ppp」と、を含む無線プロファイルが利用される。本変形例では、T17において、PC80は、SSID「YYY」を含むProbe Res.信号(2.4GHz)を特定のAPから取得する。また、MFP10は、T28において、SSID「YYY」を含むProbe Req.信号(2.4GHz)を特定のAPに送信し、T30において、Probe Res.信号(2.4GHz)等の通信を特定のAPと実行し、特定のAPによって形成されている無線NW(2.4GHz)に所属する。即ち、「第2の無線識別子」は、「対象アクセスポイント」によって利用される無線識別子でなくてもよい。
(変形例3)第1実施例では、PC80のCPU122は、図2のS12において、MFP10から機器情報37を取得する。これに代えて、例えば、CPU122は、MFP10のモデル名をMFP10から取得し、インターネットを介して、図示省略のサーバに当該モデル名を供給して、MFPが2.4GHzのみを利用可能であるか、2.4GHz及び5.0GHzの双方を利用可能であるかを示す情報をサーバから取得してもよい。即ち、「制御装置」は、「特定情報取得部」を備えていなくてもよい。
(変形例4)第2実施例では、PC80のCPU122は、図7のS120において、フラグ情報134をMFP10に供給する。これに代えて、CPU122は、フラグ情報134がONに設定されている場合(S116)に、S120において、APをサーチすべきことを示すサーチ指示をMFP10に供給してもよい。一方において、CPU122は、フラグ情報134がOFFに設定されている場合(S118)に、サーチ指示をMFP10に供給しなくてもよい。MFP10のCPU32は、図8のS208において、PC80からサーチ指示を取得する場合に、S210でYESと判断し、PC80からサーチ指示を取得しない場合に、S210でNOと判断してもよい。本変形例では、サーチ指示が、「第2の特定情報」の一例である。
また、別の変形例では、PC80のCPU122は、図7のS120において、メモリ124に記憶されているチャネル情報をMFP10に供給してもよい。MFP10のCPU32は、図8のS210に代えて、PC80から取得されたチャネル情報と、メモリ34から読み出した機器情報37と、に基づいて、図7のS114と同様の処理を実行してもよい。即ち、CPU32は、MFP10が2.4GHzのみを利用可能であり、かつ、無線NW(PC)が無線NW(5.0GHz)であるのか否かを判断してもよい。CPU32は、読み出した機器情報37が2.4GHzのみを示し(即ち5.0GHzを示さず)、かつ、取得されたチャネル情報が5.0GHzを示す場合(即ち36〜100chのいずれかを示す場合)に、APのサーチを実行する(S212)。即ち、5.0GHzを示すチャネル情報(即ち36〜100chのいずれかを示すチャネル情報)が、「第2の特定情報」の一例である。
(変形例5)「未設定デバイス」は、印刷機能及びスキャン機能を実行可能なMFP10に限られない。「未設定デバイス」は、印刷機能及びスキャン機能とは異なる機能(例えば、画像の表示機能、データの演算機能)を実行する機器(例えば、PC、サーバ、携帯端末(携帯電話、スマートフォン、PDA等))であってもよい。また、上記の各実施例では、「設定済みデバイス」は、PC80に限られず、サーバ、携帯端末、MFP等であってもよい。即ち、「未設定デバイス」及び「設定済みデバイス」は、無線ネットワークに所属可能なあらゆるデバイスを含む。
(変形例6)上記の各実施例では、PC80のCPU122、又は、MFP10のCPU32がプログラム(即ちソフトウェア)を実行することによって、図2、図7、及び、図8の各処理が実現される。これに代えて、図2、図7、及び、図8の各処理のうちの少なくとも1つの処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
以下の特徴は、出願当初の特許請求の範囲に記載の要素である。
(項目1)
無線ネットワークを識別するための無線識別子が未だ設定されていない未設定デバイスを制御するための制御装置であって、
第1の無線識別子が既に設定されている設定済みデバイスが所属している第1の無線ネットワークが第1種ネットワークであり、かつ、前記未設定デバイスが第1種デバイスである場合に、前記制御装置の周囲に存在する1個以上のアクセスポイントをサーチして、前記1個以上のアクセスポイントによって利用されるN個の無線識別子を取得するサーチ部であって、前記第1種ネットワークは、第1の周波数を有する搬送波が利用される無線ネットワークであり、前記第1種デバイスは、前記第1の周波数を有する搬送波を利用不可能であると共に、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数を有する搬送波を利用可能であるデバイスである、前記サーチ部と、
前記設定済みデバイスのメモリから、前記設定済みデバイスが所属している前記第1の無線ネットワークを識別するための前記第1の無線識別子を取得する識別子取得部と、
前記第1の無線識別子に基づいて、前記N個の無線識別子のうちの1個以上の無線識別子の中から第2の無線識別子を選択する選択部であって、前記1個以上の無線識別子のそれぞれは、前記第2の周波数を有する搬送波が利用される第2種ネットワークを識別するための無線識別子である、前記選択部と、
前記第2の無線識別子が選択される場合に、前記第2の無線識別子によって識別される第2の無線ネットワークに前記未設定デバイスを所属させるために、前記第2の無線識別子を前記未設定デバイスに設定するための第1の設定処理を実行する設定処理実行部と、
を備える、制御装置。
(項目2)
前記選択部は、前記第1の無線ネットワークを形成している対象アクセスポイントによって利用される前記第1の無線識別子に基づいて、前記1個以上の無線識別子の中から、前記対象アクセスポイントによって利用される前記第2の無線識別子を選択する、項目1に記載の制御装置。
(項目3)
前記サーチ部は、前記設定済みデバイスが所属している前記第1の無線ネットワークが前記第2種ネットワークである場合に、前記未設定デバイスが前記第1種デバイスであるのか否かに関わらず、前記1個以上のアクセスポイントをサーチせず、
前記設定処理実行部は、さらに、前記設定済みデバイスが所属している前記第1の無線ネットワークが前記第2種ネットワークである場合に、前記第1の無線ネットワークに前記未設定デバイスを所属させるために、前記第1の無線識別子を前記未設定デバイスに設定するための第2の設定処理を実行する、項目1又は2に記載の制御装置。
(項目4)
前記サーチ部は、前記未設定デバイスが第2種デバイスである場合に、前記設定済みデバイスが所属している前記第1の無線ネットワークが前記第1種ネットワークであるのか否かに関わらず、前記1個以上のアクセスポイントをサーチせず、
前記第2種デバイスは、前記第1の周波数を有する搬送波と前記第2の周波数を有する搬送波との双方を利用可能であるデバイスであり、
前記設定処理実行部は、さらに、前記未設定デバイスが前記第2種デバイスである場合に、前記第1の無線ネットワークに前記未設定デバイスを所属させるために、前記第1の無線識別子を前記未設定デバイスに設定するための第2の設定処理を実行する、項目1から3のいずれか一項に記載の制御装置。
(項目5)
前記第1の無線識別子の全体は、特定文字列によって構成され、
前記第2の無線識別子は、前記特定文字列のうちの少なくとも一部の文字列を含む、項目1から4のいずれか一項に記載の制御装置。
(項目6)
前記第2の無線識別子の全体は、前記特定文字列に一致する文字列によって構成される、項目5に記載の制御装置。
(項目7)
前記制御装置は、前記設定済みデバイスに搭載され、
前記設定処理実行部は、前記第2の無線識別子が選択される場合に、前記未設定デバイスとの通信を実行することによって、前記第2の無線識別子を前記未設定デバイスに供給する前記第1の設定処理を実行する、項目1から6のいずれか一項に記載の制御装置。
(項目8)
前記制御装置は、さらに、
前記未設定デバイスとの通信を実行することによって、前記未設定デバイスから、前記未設定デバイスが前記第1種デバイスであるのか否かを示す第1の特定情報を取得する特定情報取得部を備え、
前記サーチ部は、前記設定済みデバイスが所属している前記第1の無線ネットワークが前記第1種ネットワークであり、かつ、前記第1の特定情報が、前記未設定デバイスが前記第1種デバイスであることを示す場合に、前記1個以上のアクセスポイントをサーチして、前記N個の無線識別子を取得する、項目7に記載の制御装置。
(項目9)
前記制御装置は、前記未設定デバイスに搭載され、
前記識別子取得部は、前記設定済みデバイスとの通信を実行することによって、前記設定済みデバイスの前記メモリから前記第1の無線識別子を取得し、
前記設定処理実行部は、前記第2の無線識別子が選択される場合に、前記第2の無線識別子を前記未設定デバイスのメモリ内の所定の記憶領域に記憶させる前記第1の設定処理を実行する、項目1から6のいずれか一項に記載の制御装置。
(項目10)
前記サーチ部は、前記設定済みデバイスから、前記第1の無線識別子と共に、前記1個以上のアクセスポイントをサーチすべきことを示す第2の特定情報が取得され、かつ、前記未設定デバイスが前記第1種デバイスである場合に、前記1個以上のアクセスポイントをサーチして、前記N個の無線識別子を取得する、項目9に記載の制御装置。
(項目11)
無線ネットワークを識別するための無線識別子が未だ設定されていない未設定デバイスを制御するためのコンピュータプログラムであって、
コンピュータに、以下の各処理、即ち、
第1の無線識別子が既に設定されている設定済みデバイスが所属している第1の無線ネットワークが第1種ネットワークであり、かつ、前記未設定デバイスが第1種デバイスである場合に、前記コンピュータの周囲に存在する1個以上のアクセスポイントをサーチして、前記1個以上のアクセスポイントによって利用されるN個の無線識別子を取得するサーチ処理であって、前記第1種ネットワークは、第1の周波数を有する搬送波が利用される無線ネットワークであり、前記第1種デバイスは、前記第1の周波数を有する搬送波を利用不可能であると共に、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数を有する搬送波を利用可能であるデバイスである、前記サーチ処理と、
前記設定済みデバイスのメモリから、前記設定済みデバイスが所属している前記第1の無線ネットワークを識別するための前記第1の無線識別子を取得する識別子取得処理と、
前記第1の無線識別子に基づいて、前記N個の無線識別子のうちの1個以上の無線識別子の中から第2の無線識別子を選択する選択処理であって、前記1個以上の無線識別子のそれぞれは、前記第2の周波数を有する搬送波が利用される第2種ネットワークを識別するための無線識別子である、前記選択処理と、
前記第2の無線識別子が選択される場合に、前記第2の無線識別子によって識別される第2の無線ネットワークに前記未設定デバイスを所属させるために、前記第2の無線識別子を前記未設定デバイスに設定するための第1の設定処理と、
を実行させる、コンピュータプログラム。
2:通信システム、4:USBケーブル、10:多機能機、12,82:操作部、14,84:表示部、16:印刷実行部、18:スキャン実行部、20,90:無線インターフェース、22,92:USBインターフェース、30,120:制御部、32,122:CPU、34,124:メモリ、36,126:プログラム、37:機器情報、38,128:設定記憶領域、80:PC、134:フラグ情報、220,230:無線プロファイル、222,232:チャネル情報、200,300:アクセスポイント

Claims (15)

  1. 機能実行装置であって、
    前記機能実行装置が所属している第1の無線ネットワークを識別するための第1の無線識別子を記憶するメモリと、
    前記第1の無線ネットワークが第1種ネットワークであり、かつ、無線ネットワークを識別するための無線識別子がいまだ設定されていない未設定デバイスが第1種デバイスである場合に、前記機能実行装置の周囲に存在する1個以上のアクセスポイントをサーチして、前記1個以上のアクセスポイントによって利用されるN個の無線識別子を取得するサーチ部であって、前記第1種ネットワークは、第1の周波数を有する搬送波が利用される無線ネットワークであり、前記第1種デバイスは、前記第1の周波数を有する搬送波を利用不可能であると共に、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数を有する搬送波を利用可能であるデバイスである、前記サーチ部と、
    前記メモリから、前記第1の無線識別子を取得する識別子取得部と、
    前記第1の無線識別子に基づいて、前記N個の無線識別子の中から第2の無線識別子を選択する選択部であって、前記第2の無線識別子は、前記第2の周波数を有する搬送波が利用される第2種ネットワークを識別するための無線識別子である、前記選択部と、
    前記第2の無線識別子が選択される場合に、前記第2の無線識別子によって識別される第2の無線ネットワークに前記未設定デバイスを所属させるために、前記第2の無線識別子を前記未設定デバイスに設定するための第1の設定処理を実行する設定処理実行部と、
    を備える、機能実行装置。
  2. 前記サーチ部は、前記機能実行装置が所属している前記第1の無線ネットワークが前記第2種ネットワークである場合に、前記未設定デバイスが前記第1種デバイスであるのか否かに関わらず、前記1個以上のアクセスポイントをサーチせず、
    前記設定処理実行部は、さらに、前記機能実行装置が所属している前記第1の無線ネットワークが前記第2種ネットワークである場合に、前記第1の無線ネットワークに前記未設定デバイスを所属させるために、前記第1の無線識別子を前記未設定デバイスに設定するための第2の設定処理を実行する、請求項1に記載の機能実行装置。
  3. 前記サーチ部は、前記未設定デバイスが第2種デバイスである場合に、前記機能実行装置が所属している前記第1の無線ネットワークが前記第1種ネットワークであるのか否かに関わらず、前記1個以上のアクセスポイントをサーチせず、
    前記第2種デバイスは、前記第1の周波数を有する搬送波と前記第2の周波数を有する搬送波との双方を利用可能であるデバイスであり、
    前記設定処理実行部は、さらに、前記未設定デバイスが前記第2種デバイスである場合に、前記第1の無線ネットワークに前記未設定デバイスを所属させるために、前記第1の無線識別子を前記未設定デバイスに設定するための第2の設定処理を実行する、請求項1又は2に記載の機能実行装置。
  4. 記設定処理実行部は、前記第2の無線識別子が選択される場合に、前記未設定デバイスとの通信を実行することによって、前記第2の無線識別子を前記未設定デバイスに供給する前記第1の設定処理を実行する、請求項1からのいずれか一項に記載の機能実行装置。
  5. 前記機能実行装置は、さらに、
    前記未設定デバイスとの通信を実行することによって、前記未設定デバイスから、前記未設定デバイスが前記第1種デバイスであるのか否かを示す第1の特定情報を取得する特定情報取得部を備え、
    前記サーチ部は、前記機能実行装置が所属している前記第1の無線ネットワークが前記第1種ネットワークであり、かつ、前記第1の特定情報が、前記未設定デバイスが前記第1種デバイスであることを示す場合に、前記1個以上のアクセスポイントをサーチして、前記N個の無線識別子を取得する、請求項に記載の機能実行装置。
  6. 機能実行装置であって、
    第1の無線識別子が既に設定されている設定済みデバイスが所属している第1の無線ネットワークが第1種ネットワークであり、かつ、無線ネットワークを識別するための無線識別子が未だ設定されていない前記機能実行装置が第1種デバイスである場合に、前記機能実行装置の周囲に存在する1個以上のアクセスポイントをサーチして、前記1個以上のアクセスポイントによって利用されるN個の無線識別子を取得するサーチ部であって、前記第1種ネットワークは、第1の周波数を有する搬送波が利用される無線ネットワークであり、前記第1種デバイスは、前記第1の周波数を有する搬送波を利用不可能であると共に、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数を有する搬送波を利用可能であるデバイスである、前記サーチ部と、
    前記設定済みデバイスから、前記設定済みデバイスが所属している前記第1の無線ネットワークを識別するための前記第1の無線識別子を取得する識別子取得部と、
    前記第1の無線識別子に基づいて、前記N個の無線識別子の中から第2の無線識別子を選択する選択部であって、前記第2の無線識別子は、前記第2の周波数を有する搬送波が利用される第2種ネットワークを識別するための無線識別子である、前記選択部と、
    前記第2の無線識別子が選択される場合に、前記第2の無線識別子によって識別される第2の無線ネットワークに前記機能実行装置を所属させるために、前記第2の無線識別子を前記機能実行装置に設定するための第1の設定処理を実行する設定処理実行部と、
    を備える、機能実行装置。
  7. 前記サーチ部は、前記設定済みデバイスが所属している前記第1の無線ネットワークが前記第2種ネットワークである場合に、前記機能実行装置が前記第1種デバイスであるのか否かに関わらず、前記1個以上のアクセスポイントをサーチせず、
    前記設定処理実行部は、さらに、前記設定済みデバイスが所属している前記第1の無線ネットワークが前記第2種ネットワークである場合に、前記第1の無線ネットワークに前記機能実行装置を所属させるために、前記第1の無線識別子を前記機能実行装置に設定するための第2の設定処理を実行する、請求項6に記載の機能実行装置。
  8. 前記サーチ部は、前記機能実行装置が第2種デバイスである場合に、前記設定済みデバイスが所属している前記第1の無線ネットワークが前記第1種ネットワークであるのか否かに関わらず、前記1個以上のアクセスポイントをサーチせず、
    前記第2種デバイスは、前記第1の周波数を有する搬送波と前記第2の周波数を有する搬送波との双方を利用可能であるデバイスであり、
    前記設定処理実行部は、さらに、前記機能実行装置が前記第2種デバイスである場合に、前記第1の無線ネットワークに前記機能実行装置を所属させるために、前記第1の無線識別子を前記機能実行装置に設定するための第2の設定処理を実行する、請求項6又は7に記載の機能実行装置。
  9. 前記機能実行装置は、さらに、メモリを備え、
    前記識別子取得部は、前記設定済みデバイスとの通信を実行することによって、前記設定済みデバイスから前記第1の無線識別子を取得し、
    前記設定処理実行部は、前記第2の無線識別子が選択される場合に、前記第2の無線識別子を前記機能実行装置のメモリ内の所定の記憶領域に記憶させる前記第1の設定処理を実行する、請求項からのいずれか一項に記載の機能実行装置。
  10. 前記サーチ部は、前記設定済みデバイスから、前記第1の無線識別子と共に、前記1個以上のアクセスポイントをサーチすべきことを示す第2の特定情報が取得され、かつ、前記機能実行装置が前記第1種デバイスである場合に、前記1個以上のアクセスポイントをサーチして、前記N個の無線識別子を取得する、請求項9に記載の機能実行装置。
  11. 前記選択部は、前記第1の無線ネットワークを形成している対象アクセスポイントによって利用される前記第1の無線識別子に基づいて、前記N個の無線識別子の中から、前記対象アクセスポイントによって利用される前記第2の無線識別子を選択する、請求項1から10のいずれか一項に記載の機能実行装置。
  12. 前記第1の無線識別子の全体は、特定文字列によって構成され、
    前記第2の無線識別子は、前記特定文字列のうちの少なくとも一部の文字列を含む、請
    求項1から11のいずれか一項に記載の機能実行装置。
  13. 前記第2の無線識別子の全体は、前記特定文字列に一致する文字列によって構成される
    、請求項12に記載の機能実行装置。
  14. 機能実行装置のためのコンピュータプログラムであって、
    コンピュータに、以下の各処理、即ち、
    第1の無線識別子が既に設定されている前記機能実行装置が所属している第1の無線ネットワークが第1種ネットワークであり、かつ、無線ネットワークを識別するための無線識別子がいまだ設定されていない未設定デバイスが第1種デバイスである場合に、前記機能実行装置の周囲に存在する1個以上のアクセスポイントをサーチして、前記1個以上のアクセスポイントによって利用されるN個の無線識別子を取得するサーチ処理であって、前記第1種ネットワークは、第1の周波数を有する搬送波が利用される無線ネットワークであり、前記第1種デバイスは、前記第1の周波数を有する搬送波を利用不可能であると共に、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数を有する搬送波を利用可能であるデバイスである、前記サーチ処理と、
    前記機能実行装置のメモリであって、前記機能実行装置が所属している前記第1の無線ネットワークを識別するための前記第1の無線識別子が記憶されている前記メモリから、前記第1の無線識別子を取得する識別子取得処理と、
    前記第1の無線識別子に基づいて、前記N個の無線識別子の中から第2の無線識別子を選択する選択処理であって、前記第2の無線識別子は、前記第2の周波数を有する搬送波が利用される第2種ネットワークを識別するための無線識別子である、前記選択処理と、
    前記第2の無線識別子が選択される場合に、前記第2の無線識別子によって識別される第2の無線ネットワークに前記未設定デバイスを所属させるために、前記第2の無線識別子を前記未設定デバイスに設定するための第1の設定処理と、
    を実行させる、コンピュータプログラム。
  15. 機能実行装置のためのコンピュータプログラムであって、
    コンピュータに、以下の各処理、即ち、
    第1の無線識別子が既に設定されている設定済みデバイスが所属している第1の無線ネットワークが第1種ネットワークであり、かつ、無線ネットワークを識別するための無線識別子が未だ設定されていない前記機能実行装置が第1種デバイスである場合に、前記機能実行装置の周囲に存在する1個以上のアクセスポイントをサーチして、前記1個以上のアクセスポイントによって利用されるN個の無線識別子を取得するサーチ処理であって、前記第1種ネットワークは、第1の周波数を有する搬送波が利用される無線ネットワークであり、前記第1種デバイスは、前記第1の周波数を有する搬送波を利用不可能であると共に、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数を有する搬送波を利用可能であるデバイスである、前記サーチ処理と、
    前記設定済みデバイスから、前記設定済みデバイスが所属している前記第1の無線ネットワークを識別するための前記第1の無線識別子を取得する識別子取得処理と、
    前記第1の無線識別子に基づいて、前記N個の無線識別子の中から第2の無線識別子を選択する選択処理であって、前記第2の無線識別子は、前記第2の周波数を有する搬送波が利用される第2種ネットワークを識別するための無線識別子である、前記選択処理と、
    前記第2の無線識別子が選択される場合に、前記第2の無線識別子によって識別される第2の無線ネットワークに前記機能実行装置を所属させるために、前記第2の無線識別子を前記機能実行装置に設定するための第1の設定処理と、
    を実行させる、コンピュータプログラム。
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