JP2009118351A - 通信装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】QoS通信のために適した周波数チャネルを選択する技術を提供する
【解決手段】通信装置において、複数の周波数チャネルの各々について周辺の無線装置が送信するパケットを受信する受信手段と、受信したパケットに含まれるサービス品質制御能力の有無に関する情報と該パケットが受信された周波数チャネルとを関連付けたテーブルを生成する生成手段と、サービス品質制御能力が有ることを示す情報と関連付けられていない周波数チャネルが少なくとも1つ存在する場合は、当該チャネルのうち無線装置の数が少ないチャネルを通信に使用する周波数チャネルに選択する選択手段と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の周波数チャネルを選択的に使用可能な通信装置において、使用する周波数チャネルを決定する技術に関するものである。
複数のコンピュータやプリンタ等の周辺機器を、電波により無線接続した無線LAN(Local Area Network)が普及している。例えば、インフラストラクチャモードで動作している無線LANでは、アクセスポイントに予め設定された周波数チャネルを用いて無線通信が実行される。しかし、同じ周波数チャネルを利用する機器が多くなると、トラフィックが増大し、通信速度が著しく低下する。一方、近年、IEEE802.11eやWMM(Wi-Fi Multimedia)に代表されるマルチメディア通信規格の通信需要が増えてきている。
ところで、アクセスポイントからは、自己の存在を周囲の無線端末に報知するためにビーコンを周期的に送出している。そこで、例えば特許文献1には、周囲に存在する複数のアクセスポイントのビーコンを受信して、そこに含まれる「負荷レベル」と「隣接リスト」より、最良のアクセスポイントを選択する技術が開示されている。
また、特許文献2には、通信を始める前に通信チャネルの状態に関する情報を取得し、制御をする技術が開示されている。具体的には、データ通信を開始する前に、移動局装置から「データ量」、「優先度」を表す情報を取得し、当該情報に対応可能な空きスロットの有無を検出し、スロットを割り当てる回線制御装置が開示されている。
特開2006−203941号公報 特開2002−44719号公報
しかしながら、上述のマルチメディア通信をするために適したチャネル決定方法が無く、ユーザの望む速度・品質でのデータ通信ができない状態が発生していた。特に、複数のチャネルの各々が既に使用されている場合には、サービス品質制御が必要な通信(QoS通信)のために適した周波数チャネルを選択することができないという問題があった。
本発明は上述の問題点に鑑みなされたものであり、QoS通信のために適した周波数チャネルを選択する技術を提供することを目的とする。
上述の問題点を解決するため、本発明に係る通信装置は以下の構成を備える。すなわち、複数の周波数チャネルの各々について、周辺の無線装置が送信するパケットを受信する受信手段と、受信したパケットに含まれるサービス品質制御能力の有無に関する情報と該パケットが受信された周波数チャネルとを関連付けたテーブルを生成する生成手段と、前記テーブルを参照し、サービス品質制御能力が有ることを示す情報と関連付けられていない周波数チャネルが少なくとも1つ存在する場合は、当該チャネルのうち無線装置の数が少ないチャネルを通信に使用する周波数チャネルに選択する選択手段と、を備える。
上述の問題点を解決するため、本発明に係る通信装置の制御方法は以下の構成を備える。すなわち、複数の周波数チャネルの各々について、周辺の無線装置が送信するパケットを受信する受信工程と、受信したパケットに含まれるサービス品質制御能力の有無に関する情報と該パケットが受信された周波数チャネルとを関連付けたテーブルを生成する生成工程と、前記テーブルを参照し、サービス品質制御能力が有ることを示す情報と関連付けられていない周波数チャネルが少なくとも1つ存在する場合は、当該チャネルのうち無線装置の数が少ないチャネルを通信に使用する周波数チャネルに選択する選択工程と、を備える。
本発明によれば、QoS通信のために適した周波数チャネルを選択する技術を提供することができる。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態はあくまで例示であり、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
本発明に係る通信装置の第1実施形態として、無線LAN規格(IEEE802.11シリーズ準拠)システムのアクセスポイント(以下、AP)装置に適用する場合を例に挙げて説明する。
<概要>
第1実施形態では、他のアクセスポイントから送信されるビーコンに含まれる情報に基づいて、使用するアクセスポイントを決定する。具体的には、大量のトラフィックとなるQoS通信が実行されるアクセスポイントが使用している周波数チャネルを可能な限り使用しないような周波数チャネルの選択を行う。そのため、QoS通信を利用可能なように設定されたアクセスポイント装置が使用している周波数チャネルを使用しないような周波数チャネルの選択を行う。
<装置構成>
図1は、第1実施形態に係る通信装置の内部ブロック図である。
101は中央演算処理装置(CPU)、102はRAM、103はROM、104は有線通信部、105は無線通信部、106はパラメータ設定部、109はバスである。
CPU101は、ROM103に格納された制御プログラムを実行することにより、通信装置100の各部を制御する。RAM102は、後述する通信パラメータの一時記憶に利用されるほか、CPU101のワークメモリとして利用される。
パラメータ設定部106は、通信パラメータの設定を行う機能部であり、CPU101により決定された通信パラメータを設定する。あるいは、有線通信部104を介してユーザから入力された通信パラメータを設定する。なお、有線通信部104は、例えばインターネットなどの外部ネットワークに接続している。
無線通信部105は、他の無線通信装置(一般的にはステーション)と無線通信を行う機能部である。なお、無線通信部105はパラメータ設定部106により設定された通信パラメータに基づき動作する。
<装置の動作>
以下では、CPU101が、無線通信部105で使用する周波数チャネルを決定する手順について説明する。なお、ここでは、2.4GHz帯の無線LANに割り当てられた13個のチャネル(1ch〜13ch)から通信に使用する1つのチャネルを選択するものとする。また、通信装置100の周辺には、既に、いくつかのアクセスポイント装置が上述の13個のチャネルの何れかを使用して動作しているものとする。
なお、以降では、サービス品質制御能力の有る(QoS通信を利用可能なように設定された)アクセスポイントを”QAP”と呼び、そうでないアクセスポイントを”nAP”と呼ぶ。
図2は、第1実施形態に係る通信装置における周波数チャネル決定の動作フローチャートである。例えば、通信装置100の電源ON、あるいは、有線通信部104を介したユーザからの指示をトリガに以下のフローが開始される。
なお、以下のフローは通信装置100内のCPU101が周波数チャネル決定のためのプログラムを実行することにより実現される。
ステップS201では、周囲のアクセスポイント装置から送信されているビーコンを取得するために、CPU101はパラメータ設定部106を制御し使用チャネルを設定する。例えば、チャネル番号の昇順にビーコンを取得する場合、最初に”1ch”に設定する。
ステップS202では、無線通信部105は、ステップS201で設定されたチャネルにおいて、所定の期間信号の受信を待ち受け、周囲のアクセスポイント装置から送信されているビーコンを取得したか否かを判定する。なお、所定の期間としては、例えばビーコンの送信周期が設定される。受信した場合はステップS203に進み、受信しなかった場合はステップS205に進む。
ステップS203では、CPU101は、RAM102に、ステップS202で受信した情報をテーブルとして書込む。ここで、テーブルには周波数チャネル毎のアクセスポイントの個数が、”QAP”と”nAP”の何れかに関連付けられて格納される。
なお、個数を決定する際の、個々のアクセスポイントの識別は、ビーコンのヘッダに含まれる”送信局アドレス”を利用する。また、”QAP”と”nAP”との識別は、ビーコンの”Capability Information”に含まれる”QoS bit”を使用する。”QoS bit”は、ビーコン信号を送出した無線端末で、QoS通信が可能かどうかを示す。
ステップS204では、ステップS201〜S203でチェックしていない周波数チャネルがまだ存在しているか否かを判定する。まだ、チェックしていない周波数チャネルがあればステップS201に進み、全ての周波数チャネルについてチェックが完了した場合はステップS206に進む。つまり、13個のチャネルを確認するまでステップS201〜S203を繰り返す。
ステップS205では、ステップS202においてビーコンが受信されなかったチャネルを、通信装置100が使用する周波数チャネルとして決定する。そして、CPU101は、無線通信部105を制御し、当該周波数チャネルでビーコンの送出を開始する。
図3は、RAM102に記憶されるテーブルの例を示す図である。この例では、全ての周波数チャネルにおいてアクセスポイントが存在しているが、QAPは存在しないチャネルがいくつか存在する。図3では、全ての周波数チャネルにおいてアクセスポイントが存在しているので、ステップS205に進むことは無く、ステップS206に進む。
ステップS206では、RAM102に記憶されているテーブルの解析を行い、QAPが存在しない周波数チャネルが存在するか否かを判断する。QAPが存在しない周波数チャネルが少なくとも1つあればステップS207に進む。一方、全ての周波数チャネルにQAPが存在する場合は、ステップ208に進む。
ステップS207では、QAPが存在しないチャネルの内でnAPの数が最も少ないチャネルを使用する周波数チャネルとして決定する。そして、CPU101は、無線通信部105を制御し、当該周波数チャネルでビーコンの送出を開始する。
ステップS208では、QAPの数が最も少ないチャネルを使用する周波数チャネルとして決定する。そして、CPU101は、無線通信部105を制御し、当該周波数チャネルでビーコンの送出を開始する。
つまり、図3に示したテーブルの場合には、ステップS207において、QAPが存在しないチャネルの内、nAPの数が最も少ない”1ch”あるいは”2ch”が使用する周波数チャネルとして決定される。
以上説明したように、第1実施形態に係る通信装置によれば、大量のトラフィックとなるQoS通信が実行されるアクセスポイントが使用している周波数チャネルを可能な限り避けるように周波数チャネルを決定する。その結果、より少量のトラフィックのみ使用されている周波数チャネルを選択することが可能となる。
なお、上述の説明ではテーブルに書込むデータを生成するために、”Capability Information”に含まれる”QoS bit”を利用した。しかし、他のデータ、例えば、”WMM Information Element”に含まれる”QoS Info”、あるいは、”QoS CapabilityInformation Element”に含まれる”QoS Info”を用いるよう構成してもよい。
(変形例1)
変形例1では、上述の第1実施形態と同様、本発明を無線LANシステムにおけるアクセスポイント装置に適用する場合について説明する。なお、装置構成については第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
<概要>
変形例1では、周囲のアクセスポイント装置の数だけでなく、それらのアクセスポイント装置と通信しているステーション(STA)装置の数についても考慮する。
<装置の動作>
図4は、変形例1に係る通信装置における周波数チャネル決定の動作フローチャートである。例えば、通信装置100の電源ON、あるいは、有線通信部104を介したユーザからの指示をトリガに以下のフローが開始される。
なお、以下のフローは通信装置100内のCPU101が周波数チャネル決定のためのプログラムを実行することにより実現される。
ステップS401では、周囲のアクセスポイント装置から送信されているビーコンを取得するために、CPU101はパラメータ設定部106を制御し使用チャネルを設定する。例えば、チャネル番号の昇順にビーコンを取得する場合、最初に”1ch”に設定する。
ステップS402では、無線通信部105は、ステップS401で設定されたチャネルにおいて、所定の期間信号の受信を待ち受け、周囲のアクセスポイント装置から送信されているビーコンを取得したか否かを判定する。なお、所定の期間としては、例えばビーコンの送信周期が設定される。受信した場合はステップS403に進み、受信しなかった場合はステップS405に進む。
ステップS403では、CPU101は、RAM102に、ステップS402で受信した情報をテーブルとして書込む。ここで、テーブルには周波数チャネル毎のアクセスポイントの個数が、”QAP”と“nAP”と”QSTA”とに分けて格納される。なお、QSTAは、QAPの基でサービス品質が保証された通信(QoS通信)を行う能力のあるSTAのことである。
なお、”QAP”の個数を決定する際の、個々のアクセスポイントの識別は、ビーコンのヘッダに含まれる”送信局アドレス”を利用する。また、”QSTA”の個数の決定には、ビーコンの”QBSS Load Element”に含まれる”Station Count”を利用する。さらに、”QAP”と”nAP”との識別は、ビーコンの”Capability Information”に含まれる”QoS bit”を使用する。”QoS bit”は、ビーコン信号を送出した無線端末で、QoS通信が可能かどうかを示す。
ステップS404では、ステップS401〜S403でチェックしていない周波数チャネルがまだ存在しているか否かを判定する。まだ、チェックしていない周波数チャネルがあればステップS401に進み、全ての周波数チャネルについてチェックが完了した場合はステップS406に進む。つまり、13個のチャネルを確認するまでステップS401〜S403を繰り返す。
ステップS405では、ステップS402においてビーコンが受信されなかったチャネルを、通信装置100が使用する周波数チャネルとして決定する。そして、CPU101は、無線通信部105を制御し、当該周波数チャネルでビーコンの送出を開始する。
図5は、変形例1におけるRAM102に記憶されるテーブルの例を示す図である。この例では、全ての周波数チャネルにおいてQAPが存在しているが、QSTAは存在しないチャネルがいくつか存在する。図5では、全ての周波数チャネルにおいてアクセスポイントが存在しているので、ステップS405に進むことは無く、ステップS406に進む。
ステップS406では、RAM102に記憶されているテーブルの解析を行い、QAPが存在しない周波数チャネルが存在するか否かを判断する。QAPが存在しない周波数チャネルが少なくとも1つあればステップS407に進む。一方、全ての周波数チャネルにQAPが存在する場合は、ステップ408に進む。
ステップS407では、QAPが存在しないチャネルの内でnAPの数が最も少ないチャネルを使用する周波数チャネルとして決定する。そして、CPU101は、無線通信部105を制御し、当該周波数チャネルでビーコンの送出を開始する。
ステップS408では、QAPが存在するチャネルの内でQSTAの数が最も少ないチャネルを使用する周波数チャネルとして決定する。そして、CPU101は、無線通信部105を制御し、当該周波数チャネルでビーコンの送出を開始する。
つまり、図5に示したテーブルの場合には、ステップS408において、QSTAの数が最も少ない”9ch”あるいは”11ch”が使用する周波数チャネルとして決定される(選択手段)。
以上説明したように、変形例1に係る通信装置によれば、大量のトラフィックとなるQoS通信が実行され得る周波数チャネルを可能な限り避けるように周波数チャネルを決定する。
なお、ここでは、ステップS408においてQSTAの数のみに基づいて判定を行った。しかし、例えば、QAPの数およびQSTAの数の双方に基づいて判定を行っても良い。
(変形例2)
変形例2では、上述の第1実施形態と同様、本発明を無線LANシステムにおけるアクセスポイント装置に適用する場合について説明する。なお、装置構成については第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
<概要>
変形例2では、周囲のアクセスポイント装置の数だけでなく、それらのアクセスポイント装置を通信しているステーション(STA)装置の数についても考慮する。
<装置の動作>
図6は、変形例2に係る通信装置における周波数チャネル決定の動作フローチャートである。例えば、通信装置100の電源ON、あるいは、有線通信部104を介したユーザからの指示をトリガに以下のフローが開始される。
なお、以下のフローは通信装置100内のCPU101が周波数チャネル決定のためのプログラムを実行することにより実現される。
ステップS601では、周囲のアクセスポイント装置から送信されているビーコンを取得するために、CPU101はパラメータ設定部106を制御し使用チャネルを設定する。例えば、チャネル番号の昇順にビーコンを取得する場合、最初に”1ch”に設定する。
ステップS602では、無線通信部105は、ステップS601で設定されたチャネルにおいて、所定の期間信号の受信を待ち受け、周囲のアクセスポイント装置から送信されているビーコンを取得したか否かを判定する。なお、所定の期間としては、例えばビーコンの送信周期が設定される。受信した場合はステップS603に進み、受信しなかった場合はステップS605に進む。
ステップS603では、CPU101は、RAM102に、ステップS602で受信した情報をテーブルとして書込む。ここで、テーブルには周波数チャネル毎のアクセスポイントの個数が、”QAP”と”QSTA”とに分けて格納される。
なお、”QAP”の個数を決定する際の、個々のアクセスポイントの識別は、ビーコンのヘッダに含まれる”送信局アドレス”を利用する。また、”QSTA”の個数の決定には、ビーコンの”QBSS Load Element”に含まれる”Station Count”を利用する。さらに、”QAP”と”nAP”との識別は、ビーコンの”Capability Information”に含まれる”QoS bit”を使用する。”QoS bit”は、ビーコン信号を送出した無線端末で、QoS通信が可能かどうかを示す。
ステップS604では、ステップS601〜S603でチェックしていない周波数チャネルがまだ存在しているか否かを判定する。まだ、チェックしていない周波数チャネルがあればステップS601に進み、全ての周波数チャネルについてチェックが完了した場合はステップS606に進む。つまり、13個のチャネルを確認するまでステップS601〜S603を繰り返す。
ステップS605では、ステップS602においてビーコンが受信されなかったチャネルを、通信装置100が使用する周波数チャネルとして決定する。そして、CPU101は、無線通信部105を制御し、当該周波数チャネルでビーコンの送出を開始する。
図7は、変形例2におけるRAM102に記憶されるテーブルの例を示す図である。この例では、全ての周波数チャネルにおいてQAPが存在しているが、nAPおよびQSTAは存在しないチャネルがいくつか存在する。図7では、全ての周波数チャネルにおいてアクセスポイントが存在しているので、ステップS605に進むことは無く、ステップS606に進む。
ステップS606では、RAM102に記憶されているテーブルの解析を行い、QAPが存在しない周波数チャネルが存在するか否かを判断する。QAPが存在しない周波数チャネルが少なくとも1つあればステップS607に進む。一方、全ての周波数チャネルにQAPが存在する場合は、ステップ608に進む。
ステップS607では、QAPが存在しないチャネルの内でnAPの数が最も少ないチャネルを使用する周波数チャネルが唯一か否かを判定する。唯一であればステップS609に進み、複数あればステップS610に進む。
ステップS608では、QAPが存在するチャネルの内でQSTAの数が最も少ないチャネルを使用する周波数チャネルが唯一か否かを判定する。唯一であればステップS609に進み、複数あればステップS610に進む。
ステップS609では、ステップS607あるいはステップS608で検出されたチャネルを使用する周波数チャネルとして決定する。そして、CPU101は、無線通信部105を制御し、当該周波数チャネルでビーコンの送出を開始する。
ステップS610では、ステップS607あるいはステップS608で検出されたチャネルのうち、いずれかのチャネルを使用する周波数チャネルとして決定する。そして、CPU101は、無線通信部105を制御し、当該周波数チャネルでビーコンの送出を開始する。
図7に示したテーブルの場合には、ステップS608において、QSTAの数が最も少ない”4ch”および”8ch”が検出される。その後、ステップS610において、nAPの数が最も少ない”8ch”が使用する周波数チャネルとして決定される。
(変形例3)
変形例3では、上述の第1実施形態と同様、本発明を無線LANシステムにおけるアクセスポイント装置に適用する場合について説明する。なお、装置構成については第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
<概要>
変形例3では、周囲のアクセスポイント装置から送信されるビーコンの代わりに、周囲のアクセスポイント装置あるいはステーション装置から送信されるデータパケットを受信する。そして、データパケットに含まれる優先度情報を考慮して使用する周波数チャネルを決定する。なお、当該手法は、例えば、上述の実施形態および変形例において、周波数チャネルの候補が複数存在する場合に、その候補の中からより望ましいチャネルを選択する際に実行される。
<装置の動作>
図8は、変形例3に係る通信装置における周波数チャネル決定の動作フローチャートである。当該フリーは、例えば、第1実施形態のステップS207に引き続いて実行される。ここでは、ステップS207において、”1ch”および”2ch”が候補として検出された場合の、その後の動作について説明する。
ステップS801では、周囲のアクセスポイント装置あるいはステーション装置から送信されているデータパケットを取得するために、CPU101はパラメータ設定部106を制御し使用チャネルを設定する。例えば、チャネル番号の昇順にデータパケットを取得する場合、最初に”1ch”に設定する。
ステップS802では、無線通信部105は、ステップS801で設定されたチャネルにおいて、少なくとも1つのデータパケットを取得するまで待ちうける。なお、所定の期間データパケットを受信しなかった場合は当該チャネルを使用する周波数チャネルとして決定しても良い。
ステップS803では、CPU101は、RAM102に、ステップS802で受信した情報を第1テーブルとして書込む。ここで、第1テーブルには、受信されたパケット情報がQoS通信のデータパケットと通常のデータパケットとに分けて格納される。なお、QoS通信のデータパケットか否かは、データパケットのMACヘッダに含まれる”Frame Control Field”内の”Type”および”Subtype”を利用することが出来る。なお、受信されたパケット情報の情報としては、単位時間当たりのトラフィック量、ステーション数などが利用可能である。
ステップS804では、ステップS801〜S803でチェックしていない周波数チャネルがまだ存在しているか否かを判定する。まだ、チェックしていない周波数チャネルがあればステップS801に進み、全ての周波数チャネルについてチェックが完了した場合はステップS806に進む。つまり、ここでは1chおよび2chの双方を確認するまでステップS801〜S803を繰り返す。
ステップS805では、ステップS803で生成されRAM102に記憶されている第1テーブルの解析を行い、ステップS802においてQoS通信のデータパケットが受信されなかった周波数チャネルが存在するか否かを判定する。そのような周波数チャネルが少なくとも1つあればステップS806に進む。一方、全ての周波数チャネル(ここでは1chおよび2ch)において、QoS通信のデータパケットが受信された場合は、ステップS807に進む。
ステップS806では、QoS通信のデータパケットが受信されなかったチャネルを、通信装置100が使用する周波数チャネルとして決定する。そして、CPU101は、無線通信部105を制御し、当該周波数チャネルでビーコンの送出を開始する。
ステップS807では、周囲のアクセスポイント装置あるいはステーション装置から送信されているデータパケットを取得するために、CPU101はパラメータ設定部106を制御し使用チャネルを設定する。例えば、チャネル番号の昇順にデータパケットを取得する場合、最初に”1ch”に設定する。
ステップS808では、無線通信部105は、ステップS807で設定されたチャネルにおいて、少なくとも1つのデータパケットを取得するまで待ちうける。なお、所定の期間データパケットを受信しなかった場合は当該チャネルを使用する周波数チャネルとして決定しても良い。
ステップS809では、CPU101は、RAM102に、ステップS808で受信した情報を第2テーブルとして書込む。ここで、第2テーブルには、受信されたパケット情報がQoS通信のデータパケットと通常のデータパケットとに分けて格納される。なお、QoS通信のデータパケットか否かは、データパケットのMACヘッダに含まれる”QoS Control”内の”User Priority”を利用することが可能である。これは、当該MACヘッダを有するデータパケットの優先度(Access Category:以下、AC)を示すものである。たとえば、QoS通信では優先度情報として、優先度が高い方から順に、AC_VO(Voice)、AC_VI(Video)、AC_BK(Back Ground)、AC_BE(Best Effort)が設定される。
ステップS810では、ステップS807〜S809でチェックしていない周波数チャネルがまだ存在しているか否かを判定する。まだ、チェックしていない周波数チャネルがあればステップS807に進み、全ての周波数チャネルについてチェックが完了した場合はステップS806に進む。つまり、ここでは1chおよび2chの双方を確認するまでステップS807〜S809を繰り返す。
ステップS811〜ステップS813では、ステップS809で生成されRAM102に記憶されている第2テーブルの解析を行い、優先度の度合いの低い方から順に候補チャネルの各々について当該優先度のデータパケットが存在するか否かを判定する。つまり、AC_BE、AC_BK、AC_VIの順に判定する。そして、存在か確認された時点で、ステップS814に進む。
ステップS814では、ステップS811〜ステップS813で存在が確認されたチャネルを使用する周波数チャネルとして決定する。そして、CPU101は、無線通信部105を制御し、当該周波数チャネルでビーコンの送出を開始する。
このようにして周波数チャネルの決定を行うことにより、通信装置100自身で使用可能なトラフィック量を最大化するような周波数チャネルを決定することが可能になる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置が、供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の技術的範囲に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
第1実施形態に係る無線通信装置の内部ブロック図である。 第1実施形態に係る無線通信装置における周波数チャネル決定の動作フローチャートである。 テーブルの例を示す図である。 変形例1に係る無線通信装置における周波数チャネル決定の動作フローチャートである。 変形例1におけるRAM102に記憶されるテーブルの例を示す図である。 変形例2に係る無線通信装置における周波数チャネル決定の動作フローチャートである。 変形例2におけるRAM102に記憶されるテーブルの例を示す図である。 変形例3に係る無線通信装置における周波数チャネル決定の動作フローチャートである。

Claims (8)

  1. 複数の周波数チャネルの各々について、周辺の無線装置が送信するパケットを受信する受信手段と、
    受信したパケットに含まれるサービス品質制御能力の有無に関する情報と該パケットが受信された周波数チャネルとを関連付けたテーブルを生成する生成手段と、
    前記テーブルを参照し、サービス品質制御能力が有ることを示す情報と関連付けられていない周波数チャネルが少なくとも1つ存在する場合は、当該チャネルのうち無線装置の数が少ないチャネルを通信に使用する周波数チャネルに選択する選択手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 全ての周波数チャネルがサービス品質制御能力が有ることを示す情報と関連付けられている場合は、前記選択手段は、サービス品質制御能力が有る無線装置の数が少ない周波数チャネルを通信に使用する周波数チャネルに選択することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通信装置および前記周辺の無線装置は、無線LAN規格に基づく装置であり、
    前記受信手段は、前記周辺の無線装置が送信するビーコンを受信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記通信装置および前記周辺の無線装置は、無線LAN規格に基づく装置であり、
    前記受信手段は、前記周辺の無線装置が送信するデータパケットを受信し、
    前記生成手段は、受信したデータパケットに含まれる優先度情報を前記サービス品質制御能力の有無に関する情報として使用することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記生成手段は、受信したデータパケットに含まれる優先度情報を前記サービス品質制御能力の有無に関する情報として使用し、
    全ての周波数チャネルがサービス品質制御能力が有ることを示す情報と関連付けられている場合、かつ、サービス品質制御能力が有る無線装置の数が少ないチャネルが複数存在する場合に、前記選択手段は、当該複数のチャネルのうち前記優先度情報が示す度合いが低いチャネルを通信に使用する周波数チャネルに選択することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  6. 前記生成手段は、受信したデータパケットに含まれる優先度情報を前記サービス品質制御能力の有無に関する情報として使用し、
    全ての周波数チャネルがサービス品質制御能力が有ることを示す情報と関連付けられている場合、かつ、サービス品質制御能力が有る無線装置の数が少ないチャネルが複数存在する場合に、前記選択手段は、当該複数のチャネルのうちサービス品質制御能力が無い無線装置の数が少ないチャネルを通信に使用する周波数チャネルに選択することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  7. 通信装置の制御方法であって、
    前記複数の周波数チャネルの各々について、周辺の無線装置が送信するパケットを受信する受信工程と、
    受信したパケットに含まれるサービス品質制御能力の有無に関する情報と該パケットが受信された周波数チャネルとを関連付けたテーブルを生成する生成工程と、
    前記テーブルを参照し、サービス品質制御能力が有ることを示す情報と関連付けられていない周波数チャネルが少なくとも1つ存在する場合は、当該チャネルのうち無線装置の数が少ないチャネルを通信に使用する周波数チャネルに選択する選択工程と、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  8. コンピュータに請求項7に記載の通信装置の制御方法を実行させるためのプログラム。
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