JP2016042682A - 通信システム、通信制御方法及びプログラム - Google Patents

通信システム、通信制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信システムがMACアドレスを用いて端末との通信を制限する。【解決手段】本発明は、端末と通信を行う通信システムであって、前記通信の可否を識別するための識別情報を記憶する記憶手段と、前記端末を示す送信元情報と前記端末に固有に割り当てられた端末固有情報とを含む通信データを、前記端末から受信する通信手段と、前記端末との前記通信の可否を制御する制御手段と、前記送信元端末に固有に割り当てられた情報であって前記端末固有情報と同一又は異なる推定情報を推定する推定手段と、を有し、前記制御手段は、前記端末の前記識別情報と前記送信元情報とを比較して前記通信の可否を制御し、比較した結果が一致しない場合、更に前記推定情報を用いて前記通信の可否を制御する、通信システムを提供する。【選択図】図7

Description

本発明は、通信システム、通信制御方法及びプログラムに関する。
無線LAN(Local Area Network)の標準規格の策定を行うIEEE(The Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11タスクグループにより規定された、IEEE802.11a、IEEE802.11g、IEEE802.11nなどの無線LAN技術は、世界的に、オフィスまたは家庭で普及している。
IEEE802.11aは、5[GHz]の周波数帯域を用いて通信をおこなう仕様である。IEEE802.11gは、2.4[GHz]の周波数帯域を用いて通信をおこなう仕様である。IEEE802.11nは、送信側および受信側にて複数のアンテナを組み合わせることにより、データ送受信の帯域を広げることにより無線通信を行うための仕様である。該無線通信を行う技術は、MIMO(Multiple Input Multiple Output)と呼ばれる。
IEEE802.11a/g/nの仕様においては、その接続形態は、インフラストラクチャーモードとアドホックモードの2つに分けられる。
インフラストラクチャーモードは、アクセスポイントを中心に、無線LAN端末であるステーションが存在し、あるステーションと他のステーションとの間のデータ伝送を、アクセスポイント経由で行うものである。オフィス、家庭などの環境において、多く使用されており、一般的な接続形態である。
アドホックモードは、アクセスポイントが存在せず、ステーション間でのデータ伝送は、ステーション同士で直接行うものである。従って、アクセスポイントの使用を必要としない。ただし、アドホックモードは、IEEE802.11a/g/n仕様においては、補助的な機能としての位置付けを越えていない。例えば、IEEE802.11gにおける、インフラストラクチャーモードでの最大伝送レートが54[Mbps]であるのに対し、アドホックモードでは11[Mbps]に制限されている。また、インフラストラクチャーモードでは、暗号方式としてWEP(Wired Equivalent Privacy)、WPA(Wi-Fi Protected Access)をサポートしているのに対し、アドホックモードではWEP(Wired Equivalent Privacy)のみしかサポートしていない。また、インフラストラクチャーモードでの接続が一般的であることが想定されているため、アドホックモードで接続する際には、その設定が複雑になっている。このような状況から、アドホックモードでの接続形態は、普及していない。
ところが、近年の技術動向から、パソコン、携帯電話、デジタルカメラ、プリンタなどから、キーボードやヘッドフォンに至るまで、無線LAN通信機能を搭載した通信装置、すなわち、Wi−Fi対応機器が増えており、アクセスポイントなしで、各通信装置の間でデータ伝送をする必要性が高くなっている。
このような状況において、無線LAN製品の普及促進を図ることを目的とした業界団体であるWi−Fi Allianceは、2009年10月に、Wi−Fi端末間で直接通信する仕様「Wi−Fi CERTIFIED Wi−Fi Direct」(以下、「Wi−Fi Direct」という)を発表した。該Wi−Fi Directの仕様については仕様書が策定されている(例えば、非特許文献1参照)。
Wi−Fi Directは、基本概念として、各Wi−Fi対応機器がソフトウェアアクセスポイント機能を搭載し、ネットワークに参加する複数台のWi−Fi対応機器の中で、いずれか一台の通信装置が、実際にソフトウェアアクセスポイントとして動作する。なお、実際にソフトウェアアクセスポイントとして動作する通信装置の決定方法については、Wi−Fi Directの仕様に、Group Owner Negotiationとして定義されている。
ソフトウェアアクセスポイントを使用することにより、IEEE802.11gでの最大伝送レートが、従来のインフラストラクチャーモードと同じ54[Mbps]を実現でき、また、暗号方式も、WPAをサポートできる。
また、Wi−Fi Directの仕様では、ソフトウェアアクセスポイントは、WPS(Wi-Fi Protected Setup)機能を用いることが規定されている。WPS機能は、従来複雑であった、無線LANの接続の際に事前に必要となる、SSID(Service Set Identifier)の設定、暗号キーの設定を、簡単に行うためのしくみである。WPS機能を有するソフトウェアアクセスポイント機能を搭載することにより、Wi−Fi Directにおける各通信装置間でのデータ伝送を行うための設定は、簡単になる。
Wi−Fi Directの仕様においては、ある一つのネットワークに参加する各通信装置を、P2P Deviceとして定義し、そのネットワークを、P2P Groupとして定義している。P2P Groupにおいて、実際にソフトウェアアクセスポイントの機能を用いるP2P Deviceを、P2P Group Ownerとして定義し、P2P Group Owner以外のP2P Deviceを、P2P Clientとして定義している。
ここで、上述の通り、P2P Group Ownerはソフトウェアアクセスポイントとして動作することから、Wi−Fi Directの仕様に対応していない通信装置は、P2P Group Ownerを通常のアクセスポイントとして認識することが出来る。すなわち、Wi−Fi Directの仕様では、Wi−Fi Directの仕様に対応した通信装置に加えて、Wi−Fi Directの仕様に対応していない通信装置の両方の通信装置も、P2P Group Ownerに接続させることが可能である。
無線LANのネットワークは電波の届く範囲であれば、物理的にはどこからでも通信可能である。そこで、無線LANの不正利用を防止するために、正規の利用者以外は利用できないようにする必要がある。正規の利用者以外の通信装置の通信を制限する方法の一つとして、通信装置ごとの固有情報であるMACアドレスを予めアクセスポイントやサーバに登録することで通信を制限するMACアドレスフィルタリングという技術が既に知られている(例えば、特許文献1参照)。
図1は、従来のMACアドレスフィルタリングの技術の例を示す図である。アクセスポイントには、予め通信を許可する端末のMACアドレスを登録しておく。アクセスポイントは、端末から受信した通信パケットに含まれるMACアドレスと登録されたMACアドレスとを比較し、両者が一致する場合は端末との通信を許可し、一致しない場合は通信を拒否する。
Wi−Fi Direct規格では、P2P Group Ownerと、P2P Deviceとの間でローカルネットワークを形成するため、P2P Group Ownerと、P2P Deviceとの間の通信に、MACアドレスとは異なるP2Pインターフェースアドレス又はP2Pデバイスアドレスを用いるように規定されている。
そうすると、正規の利用者以外の通信装置がP2P Group Ownerと通信することを防止するためにMACアドレスフィルタリングの技術を適用しても、通信装置がWi−Fi Direct規格に対応した端末の場合、MACアドレスとは異なるP2Pインターフェースアドレスを用いて通信を行うことから、正規の利用者以外の通信を拒否することが困難であるという問題があった。
開示の技術は上記に鑑みてなされたもので、Wi−Fi Directの仕様に対応した通信システム及び端末において、通信システムがMACアドレスを用いて端末との通信を制限することを目的とする。
開示の実施形態の通信システムは、端末と通信を行う通信システムであって、前記通信の可否を識別するための識別情報を記憶する記憶手段と、前記端末を示す送信元情報と前記端末に固有に割り当てられた端末固有情報とを含む通信データを、前記端末から受信する通信手段と、前記端末との前記通信の可否を制御する制御手段と、前記送信元端末に固有に割り当てられた情報であって前記端末固有情報と同一又は異なる推定情報を推定する推定手段と、を有し、前記制御手段は、前記端末の前記識別情報と前記送信元情報とを比較して前記通信の可否を制御し、比較した結果が一致しない場合、更に前記推定情報を用いて前記通信の可否を制御する。
開示の技術によれば、Wi−Fi Directの仕様に対応した通信システム及び端末において、通信システムがMACアドレスを用いて端末との通信を制限することができる。
従来のMACアドレスフィルタリングの技術の例である。 実施例に係る無線ネットワーク構成の一例である。 通信システムのハードウェア構成の一例である。 実施例1における機能ブロック構成の一例である。 識別情報の登録シーケンスの一例である。 実施例1における接続シーケンスの一例である。 通信可否判断におけるフローチャートの一例である。 識別情報の一例である。 P2Pインターフェースアドレス、P2Pデバイスアドレスの一例である。 G/Lビットを反転させて推定情報を生成する一例である。 情報処理装置のハードウェア構成の一例である。 実施例2における機能ブロック構成の一例である。 実施例2における接続シーケンスの一例である。 実施例3における機能ブロック構成の一例である。 実施例3における接続シーケンスの一例である。 実施例4における機能ブロック構成の一例である。 実施例5における機能ブロック構成の一例である。 実施例6におけるネットワーク構成の一例である。 実施例7におけるネットワーク構成の一例である。
以下、図面を参照して実施例について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
1.概要
2.ハードウェア構成
3.機能
4.処理フロー
[実施例1]
(1.概要)
図2は、無線ネットワーク構成の一例を示す図である。通信システム1と端末2とが、アクセスポイントを介さずに無線ネットワーク3を通じて接続されている。端末2は1台であってもよく、3台以上でもよい。
本実施例では、Wi−Fi Direct規格に沿った無線通信方式を用いることを前提として説明するが、他の無線通信方式に従った無線通信を行う場合にも適用できる。例えば、P2Pインターフェースアドレス901やP2Pデバイスアドレス902に相当するアドレスを用いて処理が行われる無線通信方式にも適用できる。
本実施例では、通信システム1がP2P Group Ownerであり、端末2がP2P Clientであるとする。通信システム1はWi−Fi Direct規格に対応している前提とするが、端末2は必ずしもWi−Fi Direct規格に対応していなくてもよい。その理由は、Wi−Fi Direct規格においては、P2P Group Ownerはソフトウェアアクセスポイントとして動作するため、Wi−Fi Direct規格に対応していない端末2は、P2P Group Ownerを通常のアクセスポイントとして認識出来るためである。
ここで、MACアドレス801、P2Pインターフェースアドレス901、P2Pデバイスアドレス902について説明する。
MACアドレス801は、48ビット長のアドレスである。最初の24ビットはベンダを識別するIDであり、OUI(Organizationally Unique Identifier)と呼ばれる。残り24ビットは、各ベンダにおいて、製品毎に重複しないように管理するIDである。
MACアドレス801は、IEEE802.3仕様に規定されている通りG/Lビットを有する。G/Lビットは、Global/Localビットの略であり、前記OUIに含まれている。G/Lビットが0の場合、該MACアドレス801はグローバルでユニークなアドレスであることを示し、G/Lビットが1の場合、該MACアドレス801はローカルなネットワークに用いるアドレスであることを示す。MACアドレス801のG/Lビットは、通常は0が設定される。本実施例では、MACアドレス801のG/Lビットは0である前提として説明する。
P2Pインターフェースアドレス901は、MACアドレス801と同一のフォーマットから構成される48ビット長のアドレスであり、Wi−Fi Directの仕様に対応した通信装置の場合、MACアドレス801とは異なる値が設定される。P2Pインターフェースアドレス901は、同一のP2P Group内に閉じて用いられるアドレスであり、同一のP2P Groupに属する通信システム1と端末2の間の通信パケットにおいて、お互いを識別するために用いられる。すなわち、通信システム1から端末2へ送信される通信パケットの送信元アドレスには、通信システム1のP2Pインターフェースアドレス901が付与されており、端末2から通信システム1へ送信される通信パケットの送信元アドレスには、端末2のP2Pインターフェースアドレス901が付与される。
P2Pデバイスアドレス902は、MACアドレス801と同一のフォーマットから構成される、48ビット長のアドレスである。P2Pデバイスアドレス902は、Wi−Fi Directの仕様に対応した通信装置の場合、通信機器のMACアドレス801のG/Lビットを1にした値が設定される。MACアドレス801のG/Lビットは通常は0が設定されるため、P2Pデバイスアドレス902のG/Lビットを0に設定することで、MACアドレス801を導出することが可能である。
Wi−Fi Directの仕様に対応していない通信装置がP2P Group Ownerと通信する場合、送受信する通信パケットのうち、P2Pインターフェースアドレス901、P2Pデバイスアドレス902が設定される箇所にはMACアドレス801が設定される。
ここで、本実施例の動作を簡単に説明する。ユーザは通信システム1との通信を許可する端末2のMACアドレス801(以下、識別情報412という)を予め通信システム1に登録しておく。なお、通信システム1に登録する識別情報412は、通信を許可しない端末2のMACアドレス801としてもよいが、本実施例では通信を許可する端末2のMACアドレス801を識別情報412として登録する前提で説明する。
通信システム1は、端末2から接続要求を受け付けると、端末2からの通信パケットに含まれるP2Pインターフェースアドレス901と識別情報412とを比較する。アドレスが一致する場合、通信を許可してもよい端末2であると判断し通信を継続する。
一方、P2Pインターフェースアドレス901と識別情報412が一致しない場合、通信システム1は、端末2から受信した通信パケットに含まれるP2Pデバイスアドレス902を取得し、P2Pデバイスアドレス902のG/Lビットを0に設定したアドレス(以下、推定情報1001という)を導出し、前記識別情報412と比較する。比較した結果、アドレスが一致する場合は通信を継続する。一致しない場合は、通信が許可されていない端末2であると判断し、通信システム1は端末2に通信拒否を通知する。
本実施例では、端末2のP2Pインターフェースアドレス901は送信元情報の一例である。また、端末2のP2Pデバイスアドレス902は端末固有情報の一例である。
(2.ハードウェア構成)
図3は、通信システム1のハードウェア構成の一例を示す図である。通信システム1は、コントローラー200、有線ネットワークI/F210、操作パネル220、記録メディアI/F230、無線ネットワークI/F240を含む。通信システム1は、例えば、Wi−Fi Direct規格に準拠したプリンタ、TV(Television)又はPC(Personal Computer)等である。
コントローラー200は、CPU201、ROM202、RAM203、NVRAM204を有する。ROM202には、各種のプログラムやプログラムによって利用されるデータ等が記憶されている。RAM203は、プログラムをロードするための記憶領域や、ロードされたプログラムのワーク領域等として用いられる。NVRAM204には、各種の設定情報等が記憶される。
有線ネットワークI/F210は、NIC(Network Interface Card)211を有する。NIC211は、例えばLAN(Local Area Network)又はWAN(Wide Area Network)に接続され、通信システム1が他の装置と通信する場合に用いてもよい。
操作パネル220は、通信システム1の電源のON/OFFや、通信システム1の動作設定といったユーザからの各種入力を受け付ける操作部221と、通信システム1の動作状況やユーザへのメッセージを表示する表示部222を有する。
記録メディアI/F230は、記憶媒体232に格納されたプログラム又はデータを読込むドライブ装置231を有する。プログラムを記録した記憶媒体232をドライブ装置231にセットすることで、プログラムを記憶媒体232からドライブ装置231を介してRAM203にロードすることが出来る。なお、記憶媒体232とは、非一時的(non−transitory)な記憶媒体232を言う。記憶媒体232の例としては、磁気記憶媒体、光ディスク、光磁気記憶媒体、不揮発性メモリなどがある。
無線ネットワークI/F240は、ベースバンド部241、RF部242、送受信部243、アンテナ244を有する。ベースバンド部241は、無線を通じて端末2と送受信するIPパケットから構成されるデジタルデータと、電気信号との間で変換を行う。RF部242は、ベースバンド部241にて生成された電気信号の周波数と無線の電波の周波数との間で変換を行う。送受信部243は、RF部242にて生成された無線の電波の電力増幅を行う。また、受信した電波を増幅してRF部242に渡す。アンテナ244は、電波の送信や受信を行う。
(3.機能)
図4は、実施例1における機能ブロック構成の一例を示す図である。図4を用いて、通信システム1が実現する機能について説明する。
通信システム1は、通信手段421と、制御手段422と、記憶手段411と、識別情報412と、受信手段431と、推定手段432とを有する。
記憶手段411は、識別情報412をNVRAM204に記憶する。なお、NVRAM204ではなく、RAM203に記憶するようにしてもよい。
識別情報412は、通信システム1とのアクセスを許可する端末2のMACアドレス801である。ユーザは、例えば識別情報412を操作部から入力することで、識別情報412を通信システム1に登録するようにしてもよいし、記憶媒体232を介して通信システム1に登録するようにしてもよい。
図8に、識別情報412の具体例を示す。例えば、通信システム1へのアクセスを許可してもよい端末2が2台存在し、それぞれのMACアドレス801が00:11:22:33:44:55、11:22:33:44:55:66であるとする。ユーザが該MACアドレス801を操作部から入力すると、識別情報412として00:11:22:33:44:55及び11:22:33:44:55:66がNVRAM204に記憶される。なお、NVRAM204ではなく、RAM203に記憶するようにしてもよい。
通信手段421は、無線ネットワーク3を介して端末2と通信パケットの送受信を行う。また、端末2のP2Pインターフェースアドレス901及びP2Pデバイスアドレス902を、端末2から受信した通信パケットから抽出する。P2Pインターフェースアドレス901及びP2Pデバイスアドレス902を抽出した後、端末2との通信を許可するか否かの判断を制御手段422に依頼すると共に、端末2のP2Pインターフェースアドレス901を制御手段422に渡す。
制御手段422は、端末2との通信を許可するか否かの判断依頼及び端末2のP2Pインターフェースアドレス901を通信手段421から受け取ることで動作を開始する。制御手段422は、通信手段421から受け取った端末2のP2Pインターフェースアドレス901をキーに識別情報412を検索する。識別情報412に該P2Pインターフェースアドレス901が存在した場合、制御手段422は、該端末2は通信が許可された端末2であると判断し、通信手段421に対して通信システム1との通信を許可する旨を通知する。
識別情報412に該P2Pインターフェースアドレス901が存在しない場合、制御手段422は、推定手段432に対し、該端末2の図10に示される推定情報1001の導出を依頼する。推定手段432の動作は後述する。制御手段422は、推定手段432より推定情報1001を受信すると、該推定情報1001をキーに識別情報412を検索する。識別情報412に該推定情報1001が存在した場合、制御手段422は、該端末2は通信が許可された端末2であると判断し、通信手段421に対して通信システム1との通信を許可する旨を通知する。一方、識別情報412に該推定情報1001が存在しない場合、制御手段422は、該端末2は通信が許可されていない端末2であると判断し、通信手段421に対して通信システム1との通信を許可しない旨を通知する。
受信手段431は、推定手段432からの指示により、通信手段421からP2Pデバイスアドレス902を取得する。
推定手段432は、制御手段422から推定情報1001の導出を依頼されることで動作を開始する。推定手段432は、受信手段431からP2Pデバイスアドレス902を受け取り、P2Pデバイスアドレス902に含まれるG/Lビットの値を確認する。P2Pデバイスアドレス902のG/Lビットが1である場合、G/Lビットの値を0に反転させたP2Pデバイスアドレス902を推定情報1001とし、制御手段422に通知する。P2Pデバイスアドレス902のG/Lビットが0である場合は特に処理を行わず、P2Pデバイスアドレス902の値をそのまま推定情報1001とし、制御手段422に通知する。
図10を用いて、G/Lビットを反転させて推定情報1001を生成する方法を示す。G/LビットはP2Pデバイスアドレス902の第一オクテットの右から2番目のビットである。例えば、端末2のP2Pデバイスアドレス902が13:22:33:44:55:66(16進数表記)である場合、第一オクテットは13であり、2進数表記にすると、00010011になる。該第一オクテットの右から2番目の値は1であるため、G/Lビットは1であることが確認出来る。次に、G/Lビットを0に反転すると、第一オクテットは2進数表記で00010001となる。この値を16進数表記にすると、11になる。以上より、P2Pデバイスアドレス902が13:22:33:44:55:66である場合の推定情報1001は、11:22:33:44:55:66である。
以上、通信システム1の機能を説明したが、識別情報412は通信システム1とのアクセスを許可する端末2のMACアドレス801ではなく、通信システム1とのアクセスを許可しない端末2のMACアドレス801としてもよい。この場合、制御手段422は、P2Pインターフェースアドレス901又は推定情報1001が識別情報412に存在する場合に通信手段421に対して端末2との通信を許可しない旨を通知し、P2Pインターフェースアドレス901又は推定情報1001が識別情報412に存在しない場合に通信手段421に対して端末2との通信を許可する旨を通知するように動作する。
(4.処理フロー)
[識別情報の登録]
図5は、識別情報412の登録シーケンスの一例を示す図である。
ステップS501で、例えばユーザは、通信システム1との通信を許可する端末2のMACアドレス801を登録する。なお、ユーザが一度に複数のMACアドレス801を登録できるようにしてもよい。
ステップS502で、通信システム1は、通信システム1との通信を許可する端末2のMACアドレス801を、NVRAM204に記憶する。なお、NVRAM204ではなく、RAM203に記憶するようにしてもよい。
[接続シーケンス]
図6は、実施例1における接続シーケンスの一例を示す図である。ステップS601乃至S607の各信号は、WiFi Directの仕様で規定されている信号である。なお、前述の通り、WiFi Directの仕様は、無線通信における暗号化キーの交換をWPSの仕様を用いるように規定している。
IEEE802.11規格は、MACアドレスフィルタリングを行う場合、ステップS605のAssociation Request及びステップS606のAssociation Responseの間で実施するように規定している。よって、本実施例では、通信システム1がAsscoation Requestを受信した後でステップS610の通信可否判断を行い、判断結果をS607のAssociation Responseで端末2に返すようにしている。
ステップS601で、複数のP2P Deviceが、お互いの存在を検出するFind Phase、複数のP2P DeviceからP2P Group Ownerを選出する。これを、Group Owner Negotiationという。ステップS601により、端末2と通信システム1が形成するP2P Groupにて、P2P Group Ownerが決定される。本実施例では、通信システム1がP2P Group Ownerとして動作する前提とする。
ステップS602乃至ステップS607は、WPSの処理シーケンスの一部である。ステップS602乃至ステップS607の各信号には、各信号の送信元を示すアドレスとしてP2Pインターフェースアドレス901が設定されている。例えば、端末2が通信システム1に送信するProbe Request、Authentication Request、Assocation Requestには、送信元を示すアドレスに端末2のP2Pインターフェースアドレス901が設定されている。
ステップS606で、端末2は、通信システム1に対してAsscoation Requestを送信する。ここで、Asscoation Requestには、端末2のP2Pデバイスアドレス902が含まれている。
ステップS610で、通信システム1は、ステップS606のAsscoation Requestに含まれる端末2のP2Pインターフェースアドレス901及びP2Pデバイスアドレス902を元に、端末2との通信可否を判断する。具体的な判断方法は後述する。
ステップS607で、通信システム1は、端末2に対してAssociation Responseを返す。ステップS610で、端末2との接続を許可すると判断した場合、通信システム1は、Association Responseに通信許可を設定する。ステップS610で、端末2との接続を許可しないと判断した場合、通信システム1は、Association Responseに通信拒否を設定する。
[通信可否判断のフローチャート]
図7は、通信可否判断におけるフローチャートの一例を示す図である。
ステップS701で、制御手段422は、端末2のP2Pインターフェースアドレス901が識別情報412として登録されているMACアドレス801のいずれかと一致するかどうかを検索する。一致する場合、通信を許可する端末2であると判断し、ステップS709の処理に移る。一致しない場合、ステップS702の処理に移る。
ステップS702で、制御手段422は、ユーザに対し、P2Pデバイスアドレス902を用いた通信可否判定を実施するかどうかを確認する。ユーザに確認する方法としては、表示部にメッセージを表示し、ユーザは該メッセージに従って該判定を実施するかどうかを操作部で指示するようにしてもよい。また、該判定を実施するかどうかは、ユーザが予め通信システム1に設定するようにしてもよいし、通信が発生する度に、表示部を介してユーザに確認するようにしてもよい。ユーザがP2Pデバイスアドレス902を用いた通信可否判定を実施することを選択した場合、ステップS703の処理に移る。ユーザがP2Pデバイスアドレス902を用いた通信可否判定を実施しないことを選択した場合、端末2との通信を許可しないと判断し、ステップS708の処理に移る。なお、ステップS702の処理を行わずに、ステップS701からステップS703に移るようにしてもよい。
ステップS703で、推定手段432は、受信手段431を介して通信手段421より端末2のP2Pデバイスアドレス902を取得する。P2Pデバイスアドレス902の取得が完了すると、推定手段432は、P2Pデバイスアドレス902から推定情報1001を導出する。
ステップS704は、制御手段422は、ユーザに対し、ユーザが自ら通信可否判定を実施するかどうかを確認する。ユーザに確認する方法としては、表示部にメッセージを表示し、ユーザは該メッセージに従って該判定を実施するかどうかを操作部で指示するようにしてもよい。また、該判定を実施するかどうかは、ユーザが予め通信システム1に設定するようにしてもよいし、通信が発生する度に、表示部を介してユーザに確認するようにしてもよい。ユーザから通信可否判定の指示を受けるように設定されている場合は、ステップS705の処理に移り、ユーザから通信可否判定の指示を受けるように設定されていない場合は、ステップS707の処理に移る。
ステップS705で、制御手段422は、表示部に端末2のアドレス等の情報を表示する。ここで、表示部に表示する情報は、端末2のP2Pインターフェースアドレス901と、推定情報1001と、端末2のP2Pインターフェースアドレス901又は推定情報1001が識別情報412に登録されているか否かを示す情報とを含んでもよい。
ステップS706で、ユーザは、ステップS705で表示部に表示した情報を元に、端末2との通信を許可するかどうかを操作部に入力する。制御手段422は、操作部の入力に従って、端末2との通信を許可するかどうかを判断する。端末2との通信を許可する場合は、ステップS709の処理を行い、端末2との通信を許可しない場合は、ステップS708の処理を行う。
ステップS708で、通信手段421は、Association Responseに通信拒否を設定し、端末2に送信する。
ステップS709で、通信手段421は、Association Responseに通信許可を設定し、端末2に送信する。
図8、図9及び図10を用いてステップS701、ステップS703及びステップS707の処理の具体例を説明する。
図8に示すように、識別情報412に登録されているMACアドレス801は、00:11:22:33:44:55、11:22:33:44:55:66である。また、図9に示すように、端末2aのP2Pのインターフェースアドレスは00:11:22:33:44:55であり、端末2bのP2Pインターフェースアドレス901は、13:22:33:44:c5:66である。
はじめに、端末2aが通信システム1にアクセスした場合を想定する。制御手段422は、端末2aのP2Pインターフェースアドレス901である00:11:22:33:44:55が識別情報412に登録されているMACアドレス801のいずれかと一致するかを検索する。識別情報412には、MACアドレス801として00:11:22:33:44:55が登録されているため、制御手段422は、端末2aは通信を許可する端末2であると判断する。
次に、端末2bが通信システム1にアクセスした場合を想定する。制御手段422は、端末2bのP2Pインターフェースアドレス901である13:22:33:44:c5:66が識別情報412に登録されているMACアドレス801のいずれかと一致するかを検索する。識別情報412には、MACアドレス801として13:22:33:44:c5:66は登録されていないため、制御手段422は、識別情報412とP2Pインターフェースアドレス901は一致していないと判断する。
次に、推定手段432は、端末2bのP2Pデバイスアドレス902である13:22:33:44:55:66を取得する。推定手段432は、P2Pデバイスアドレス902のG/Lビットを0に反転させることで推定情報1001を導出する。図10に示すように、端末2bのP2Pデバイスアドレス902である13:22:33:44:55:66のG/Lビットを0に反転させたアドレスは、11:22:33:44:55:66である。
次に、制御手段422は、推定情報1001である11:22:33:44:55:66が識別情報412に登録されているMACアドレス801のいずれかと一致するかを検索する。識別情報412には、MACアドレス801として11:22:33:44:55:66が登録されているため、制御手段422は、端末2bは通信を許可する端末2であると判断する。
以上、本実施例によれば、Wi−Fi Directの仕様に対応した通信システム1及び端末2において、通信システム1が予め登録されたMACアドレス801に基づいて端末2との通信を許可するか否かの判断をすることができる。MACアドレス801は端末2の筐体等に記載されており、ユーザが容易に把握することが出来る一方、P2Pインターフェースアドレス901やP2Pデバイスアドレス902は必ずしも筐体等に記載されるものではない。よって、通信システム1に登録する端末2のアドレスをMACアドレス801とすることで、ユーザは効率的かつ迅速に通信システム1との通信を許可又は拒否したい端末2のアドレスを登録することが出来る。
また、本実施例によれば、通信システム1は、端末2がWi−Fi Directの仕様に対応しているか否かに関わらず、端末2との通信を許可するか否かの判断をすることができる。
なお、本実施例では、通信手段421と、制御手段422と、記憶手段411と、受信手段431と、推定手段432とを全て一つの通信機器に備えるようにしてもよい。これにより、小規模なネットワークを構築する場合に、最小限の通信機器で構築することができるとの効果が得られる。
[実施例2]
(1.概要)
実施例2について図面に基づいて説明する。なお、既に説明した実施形態と同一構成部分についての説明は省略する。
実施例2は、実施例1の通信システム1を、図12に示す情報処理装置1201及び通信機器1211により構成するようにしたものである。通信機器A1211a及び通信機器B1211bは、それぞれP2P Group Ownerとして動作しており、端末2との通信を終端する。情報処理装置1201は、識別情報412を記憶しており、通信機器1211からの要求に応じて識別情報412を通信機器1211に送信する。なお、本実施例では通信機器1211が2台(通信機器A1211a及び通信機器B1211b)存在することを前提として説明するが、通信機器1211は1台でもよく、3台以上であってもよい。
(2.ハードウェア構成)
通信機器1211のハードウェア構成は、図3と同一であるため説明は省略する。
図11は、情報処理装置1201のハードウェア構成の一例を示す図である。情報処理装置1201は、CPU201、ROM202、RAM203、NIC211、HDD1101、操作部221、表示部222、ドライブ装置231、記憶媒体232を含む。HDD1101は、情報処理装置1201が動作するための各種プログラム及びプログラムによって利用されるデータ等が格納されている。CPU201、ROM202、RAM203、NIC211、操作部221、表示部222、ドライブ装置231、記憶媒体232は、実施例1の通信システム1と同一であるため説明は省略する。情報処理装置1201は、例えば、サーバやPC(Personal Computer)等である。
(3.機能)
図12は、実施例2における機能ブロックの一例を示す図である。実施例1と同一の機能ブロックについては図4と同じ符号を付与し、説明は省略する。
情報処理装置1201は、記憶手段411と、識別情報412とを有する。
通信機器A1211a及び通信機器B1211bは、通信手段421と、制御手段422と、受信手段431と、推定手段432とを有する。
(4.処理フロー)
[接続シーケンス]
図13は、実施例2における接続シーケンスの一例を示す図である。
ステップS606は、実施例1における図6と同一であるため説明は省略する。
ステップS1301で、通信機器1211は、情報処理装置1201に対し識別情報412を要求する。
ステップS1302で、通信機器1211から識別情報412の要求を受けた情報処理装置1201は、要求を受けた通信機器1211に対し登録されている全ての識別情報412を送信する。例えば、図8に示す識別情報412が情報処理装置1201に記憶されている場合、識別情報412応答に00:11:22:33:44:55及び11:22:33:44:55:66の2つのMACアドレス801を含めて通信機器1211に送信する。
ステップS1320で、通信機器1211は、情報処理装置1201から受け取った識別情報412を元に、通信可否判断を行う。
ステップS607は、実施例1における図6と同一であるため説明は省略する。
[通信可否判断のフローチャート]
実施例2における通信可否判断におけるフローチャートは、実施例1における図7と同一であるため説明は省略する。
以上、本実施例によれば、Wi−Fi Directの仕様に対応した通信システム1及び端末2において、通信システム1が予め登録されたMACアドレス801に基づいて端末2との通信を制限するか否かの判断をすることができる。MACアドレス801は端末2の筐体等に記載されており、ユーザが容易に把握することが出来る一方、P2Pインターフェースアドレス901やP2Pデバイスアドレス902は必ずしも筐体等に記載されるものではない。よって、通信システム1に登録する端末2のアドレスをMACアドレス801とすることで、ユーザは効率的かつ迅速に通信システム1との通信を許可又は拒否したい端末2のアドレスを登録することが出来る。
また、本実施例によれば、通信システム1は、端末2がWi−Fi Directの仕様に対応しているか否かに関わらず、端末2との通信を許可するか否かの判断をすることができる。
また、本実施例によれば、識別情報412を情報処理装置1201で保持させたことにより、通信機器1211が複数存在する場合に、それぞれの通信機器1211に対して識別情報412を登録する必要が無く、システム運用を効率的に行うことが可能となる。さらに、通信システム1に通信装置を新たに追加する場合、識別情報412を設定する手間が省けるため、システムの拡張を容易に行うことが可能となる。
[実施例3]
(1.概要)
実施例3について図面に基づいて説明する。なお、既に説明した実施形態と同一構成部分についての説明は省略する。
実施例3は、実施例1の通信システム1を、情報処理装置1201及び通信機器1211により構成するようにしたものである。通信機器A1211a及び通信機器B1211bは、それぞれP2P Group Ownerとして動作しており、端末2との通信を終端する。情報処理装置1201は、識別情報412を記憶しており、通信機器1211からの要求に応じて識別情報412を通信機器1211に送信する。また、通信機器1211からの要求に応じて、推定情報1001の導出を行う機能を有する。
なお、本実施例では通信機器1211が2台(通信機器A1211a及び通信機器B1211b)存在する前提として説明するが、通信機器1211は1台でもよく、3台以上であってもよい。
(2.ハードウェア構成)
実施例3における通信機器1211のハードウェア構成は、図3と同一であるため説明は省略する。また、情報処理装置1201のハードウェア構成は、図11と同一であるため説明は省略する。
(3.機能)
図14は、実施例3における機能ブロックの一例を示す図である。実施例1と同一の機能ブロックについては図4と同じ符号を付与し、説明は省略する。
情報処理装置1201は、記憶手段411と、識別情報412と、推定手段432と、受信手段431とを有する。
通信機器A1211a及び通信機器B1211bは、通信手段421と、制御手段422とを有する。
(4.処理フロー)
[接続シーケンス]
図15は、実施例3における接続シーケンスの一例を示す図である。
ステップS606は、実施例1における図6と同一であるため説明は省略する。
ステップS1301は、実施例2における図13と同一であるため説明は省略する。
ステップS1302は、実施例2における図13と同一であるため説明は省略する。
ステップS1520で、通信機器1211は、ステップS1302で情報処理装置1201から受け取った識別情報412を元に、通信可否判断を行う。通信を許可する場合、又はP2Pデバイスアドレス902を用いた通信可否判定を実施しない場合は、ステップS1501乃至ステップS1504の処理を省略し、ステップS1521の処理を行う。
ステップS1501では、通信機器1211は、情報処理装置1201に対し推定情報1001の導出を要求する。
ステップS1502で、通信機器1211から識別情報412の要求を受けた情報処理装置1201は、要求を受けた通信機器1211に対し、推定情報1001の導出対象の端末2のP2Pデバイスアドレス902を送信するように通信機器1211に要求する。
ステップS1503で、情報処理装置1201からP2Pデバイスアドレス902の要求を受けた通信機器1211は、情報処理装置1201に対し、端末2のP2Pデバイスアドレス902を通知する。
ステップS1510で、情報処理装置1201は、ステップS1503で受信したP2Pデバイスアドレス902から推定情報1001を導出する。
ステップS1504では、情報処理装置1201は、ステップS1501で要求を受けた通信機器1211に対し、ステップS1510で導出した推定情報1001を送信する。
ステップS1521で、通信機器は、ステップS1504で受信した推定情報1001を元に、通信可否判断を行う。また、ステップS1520でP2Pデバイスアドレス902を用いた通信可否判定を実施しない場合は、通信を拒否すると判断する。
ステップS607は、実施例1における図6と同一であるため説明は省略する。
なお、通信機器は、ステップS1501の推定情報導出要求にP2Pデバイスアドレス902を含めるようにして情報処理装置1201に送信してもよい。ステップS1502及びS1503の処理を省略することができ、ネットワーク負荷の軽減及び処理の高速化が実現できる。
[通信可否判断のフローチャート]
実施例3における通信可否判断におけるフローチャートは、実施例1における図7と同一であるため説明は省略する。なお、図15におけるステップS1520は図7のステップS701及びステップS702の処理に該当し、図15におけるステップS1510は図7のステップS703の処理に該当する。また、図15におけるステップS1521は図7のステップS704乃至ステップS709の処理に該当する。
以上、本実施例によれば、Wi−Fi Directの仕様に対応した通信システム1及び端末2において、通信システム1が予め登録されたMACアドレス801に基づいて端末2との通信を制限するか否かの判断をすることができる。MACアドレス801は端末2の筐体等に記載されており、ユーザが容易に把握することが出来る一方、P2Pインターフェースアドレス901やP2Pデバイスアドレス902は必ずしも筐体等に記載されるものではない。よって、通信システム1に登録する端末2のアドレスをMACアドレス801とすることで、ユーザは効率的かつ迅速に通信システム1との通信を許可又は拒否したい端末2のアドレスを登録することが出来る。
また、本実施例によれば、通信システム1は、端末2がWi−Fi Directの仕様に対応しているか否かに関わらず、端末2との通信を許可するか否かの判断をすることができる。
また、本実施例によれば、識別情報412を情報処理装置1201で保持させることにより、通信機器1211が複数存在する場合に、それぞれの通信機器1211に対して識別情報412を登録する必要が無く、システム運用を効率的に行うことが可能となる。さらに、通信システム1に通信装置を新たに追加する場合、識別情報412を設定する手間が省けるため、システムの拡張を容易に行うことが可能となる。さらに、通信機器1211は、通信手段421及び制御手段422を有するようにすればよいため、通信機器1211のソフトウェア構成を最小化することができ、コストを抑えることが出来る。
[実施例4]
(1.概要)
実施例4について図面に基づいて説明する。なお、既に説明した実施形態と同一構成部分についての説明は省略する。
実施例4は、実施例1の通信システム1を、複数の通信機器1211により構成するようにしたものである。通信機器A1211a乃至通信機器C1211cは、それぞれP2P Group Ownerとして動作しており、端末2との通信を終端する。また、通信機器1211のいずれか1台は、識別情報412を記憶しており、他の通信機器1211からの要求に応じて識別情報412を通信機器1211に送信する。
なお、本実施例では通信機器1211が3台存在する前提として説明するが、通信機器1211は2台であってもよく、4台以上であってもよい。
(2.ハードウェア構成)
実施例4における通信機器1211のハードウェア構成は、図3と同一であるため説明は省略する。
(3.機能)
図16は、実施例4における機能ブロックの一例を示す図である。実施例1と同一の機能ブロックについては図4と同じ符号を付与し、説明は省略する。
通信機器A1211aは、通信手段421と、制御手段422と、記憶手段411と、識別情報412と、受信手段431と、推定手段432とを有する。
通信機器B1211b及び通信機器C1211cは、通信手段421と、制御手段422と、受信手段431と、推定手段432とを有する。
(4.処理フロー)
[接続シーケンス]
実施例4における接続シーケンスは、図13と同一であるため説明は省略する。なお、図13における情報処理装置1201は通信機器A1211aに該当し、図13における通信機器1211は通信機器B1211b又は通信機器C1211cに該当する。
[通信可否判断のフローチャート]
実施例4における通信可否判断におけるフローチャートは、実施例2と同一であるため説明は省略する。
以上、本実施例によれば、Wi−Fi Directの仕様に対応した通信システム1及び端末2において、通信システム1が予め登録されたMACアドレス801に基づいて端末2との通信を制限するか否かの判断をすることができる。MACアドレス801は端末2の筐体等に記載されており、ユーザが容易に把握することが出来る一方、P2Pインターフェースアドレス901やP2Pデバイスアドレス902は必ずしも筐体等に記載されるものではない。よって、通信システム1に登録する端末2のアドレスをMACアドレス801とすることで、ユーザは効率的かつ迅速に通信システム1との通信を許可又は拒否したい端末2のアドレスを登録することが出来る。
また、本実施例によれば、通信システム1は、端末2がWi−Fi Directの仕様に対応しているか否かに関わらず、端末2との通信を許可するか否かの判断をすることができる。
また、本実施例によれば、識別情報412を複数の通信装置のうちいずれか1台に保持させることにより、通信機器1211が複数存在する場合に、それぞれの通信機器1211に対して識別情報412を登録する必要が無く、システム運用を効率的に行うことが可能となる。さらに、通信システム1に通信装置を新たに追加する場合、識別情報412を設定する手間が省けるため、システムの拡張を容易に行うことが可能となる。さらに、識別情報412を保持しない通信機器1211は、通信手段421及び制御手段422を有するようにすればよいため、通信機器1211のソフトウェア構成を最小化することができ、コストを抑えることが出来る。さらに、実施例2及び3のように情報処理装置1201を設置する必要が無いため、コストを抑えることが出来る。
[実施例5]
(1.概要)
実施例5について図面に基づいて説明する。なお、既に説明した実施形態と同一構成部分についての説明は省略する。
実施例5は、実施例1の通信システム1を、複数の通信機器1211により構成するようにしたものである。通信機器A1211a乃至通信機器C1211cは、それぞれP2P Group Ownerとして動作しており、端末2との通信を終端する。また、通信機器1211のいずれか1台は、識別情報412を記憶しており、他の通信機器1211からの要求に応じて識別情報412を通信機器1211に送信する。また、他の通信機器1211からの要求に応じて、推定情報1001の導出を行う機能を有する。
なお、本実施例では通信機器1211が3台存在する前提として説明するが、通信機器1211は2台であってもよく、4台以上であってもよい。
(2.ハードウェア構成)
実施例5における通信機器1211のハードウェア構成は、図3と同一であるため説明は省略する。
(3.機能)
図17は、実施例5における機能ブロックの一例を示す図である。実施例1と同一の機能ブロックについては図4と同じ符号を付与し、説明は省略する。
通信機器A1211aは、通信手段421と、制御手段422と、記憶手段411と、識別情報412と、受信手段431と、推定手段432とを有する。
通信機器B1211b及び通信機器C1211cは、通信手段421と、制御手段422とを有する。
(4.処理フロー)
[接続シーケンス]
実施例5における接続シーケンスは、図15と同一であるため説明は省略する。なお、図15における情報処理装置1201は通信機器A1211aに該当し、図15における通信機器1211は通信機器B1211b又は通信機器C1211cに該当する。
[通信可否判断のフローチャート]
実施例4における通信可否判断におけるフローチャートは、実施例3と同一であるため説明は省略する。
以上、本実施例によれば、Wi−Fi Directの仕様に対応した通信システム1及び端末2において、通信システム1が予め登録されたMACアドレス801に基づいて端末2との通信を制限するか否かの判断をすることができる。MACアドレス801は端末2の筐体等に記載されており、ユーザが容易に把握することが出来る一方、P2Pインターフェースアドレス901やP2Pデバイスアドレス902は必ずしも筐体等に記載されるものではない。よって、通信システム1に登録する端末2のアドレスをMACアドレス801とすることで、ユーザは効率的かつ迅速に通信システム1との通信を許可又は拒否したい端末2のアドレスを登録することが出来る。
また、本実施例によれば、通信システム1は、端末2がWi−Fi Directの仕様に対応しているか否かに関わらず、端末2との通信を許可するか否かの判断をすることができる。
また、本実施例によれば、識別情報412を複数の通信装置のうちいずれか1台に保持させることにより、通信機器1211が複数存在する場合に、それぞれの通信機器1211に対して識別情報412を登録する必要が無く、システム運用を効率的に行うことが可能となる。さらに、通信システム1に通信装置を新たに追加する場合、識別情報412を設定する手間が省けるため、システムの拡張を容易に行うことが可能となる。さらに、識別情報412を保持しない通信機器1211は、通信手段421及び制御手段422を有するようにすればよいため、通信機器1211のソフトウェア構成を最小化することができ、コストを抑えることが出来る。さらに、実施例2及び3のように情報処理装置1201を設置する必要が無いため、コストを抑えることが出来る。
[実施例6]
図18は実施例6におけるネットワーク構成の一例を示す図である。
本実施例は、実施例2又は3の通信システム1において、P2P Group Ownerである通信機器1211が形成するネットワーク内に情報処理装置1201が設置され、端末2は該ネットワークに接続する。すなわち、通信機器1211に接続した端末2は、通信機器1211及び情報処理装置1201が形成するネットワークに属することになり、通信機器1211のみならず情報処理装置1201にもアクセスすることが出来る。なお、通信機器1211が複数存在する場合、全ての通信機器1211が同一のネットワークを構成するようにしてもよい。
以上、本実施例によれば、Wi−Fi Directの仕様に対応した通信システム1及び端末2において、通信システム1が予め登録されたMACアドレス801に基づいて端末2との通信を制限するか否かの判断をすることができる。MACアドレス801は端末2の筐体等に記載されており、ユーザが容易に把握することが出来る一方、P2Pインターフェースアドレス901やP2Pデバイスアドレス902は必ずしも筐体等に記載されるものではない。よって、通信システム1に登録する端末2のアドレスをMACアドレス801とすることで、ユーザは効率的かつ迅速に通信システム1との通信を許可又は拒否したい端末2のアドレスを登録することが出来る。
また、本実施例によれば、通信システム1は、端末2がWi−Fi Directの仕様に対応しているか否かに関わらず、端末2との通信を許可するか否かの判断をすることができる。
また、本実施例によれば、識別情報412を複数の通信装置のうちいずれか1台に保持させることにより、通信機器1211が複数存在する場合に、それぞれの通信機器1211に対して識別情報412を登録する必要が無く、システム運用を効率的に行うことが可能となる。さらに、通信機器1211に接続した端末2は、情報処理装置1201にもアクセスすることが出来るため、情報処理装置1201に格納された、例えば画像やHTMLファイルといったデータにアクセスすることが可能となる。
[実施例7]
図19は実施例7におけるネットワーク構成の一例を示す図である。
本実施例は、実施例2又は3の通信システム1において、P2P Group Ownerである通信機器1211が形成するネットワークBとは異なるネットワークであるネットワークAに情報処理装置1201が設置され、端末2はネットワークBに接続する。すなわち、通信機器1211に接続した端末2は、通信機器1211が形成するネットワークBに属することになり、ネットワークAに属する情報処理装置1201にはアクセスすることが出来ない。
なお、通信機器1211が複数存在する場合、ネットワークBは、通信機器1211ごとに異なるネットワークとなるように形成するようにしてもよい。すなわち、通信機器1211が2台存在する場合、1台目の通信機器1211はネットワークBを形成し、2台目の通信機器1211はネットワークBとは異なるネットワークCを形成するようにしてもよい。
以上、本実施例によれば、Wi−Fi Directの仕様に対応した通信システム1及び端末2において、通信システム1が予め登録されたMACアドレス801に基づいて端末2との通信を制限するか否かの判断をすることができる。MACアドレス801は端末2の筐体等に記載されており、ユーザが容易に把握することが出来る一方、P2Pインターフェースアドレス901やP2Pデバイスアドレス902は必ずしも筐体等に記載されるものではない。よって、通信システム1に登録する端末2のアドレスをMACアドレス801とすることで、ユーザは効率的かつ迅速に通信システム1との通信を許可又は拒否したい端末2のアドレスを登録することが出来る。
また、本実施例によれば、通信システム1は、端末2がWi−Fi Directの仕様に対応しているか否かに関わらず、端末2との通信を許可するか否かの判断をすることができる。
また、本実施例によれば、識別情報412を複数の通信装置のうちいずれか1台に保持させることにより、通信機器1211が複数存在する場合に、それぞれの通信機器1211に対して識別情報412を登録する必要が無く、システム運用を効率的に行うことが可能となる。さらに、通信機器1211に接続した端末2が情報処理装置1201にアクセスし、識別情報412等を書き換えることは困難となるため、セキュリティを向上させることが出来る。
以上複数の実施例で述べたシーケンス及びフローチャートは、矛盾の無い限り順序を入れ替えてもよい。
以上、複数の実施例に係る通信システム1について説明したが、本発明は各実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。
以上、複数の実施例の全部又は一部は、プログラムによって実装され得る。このプログラムは、記憶媒体232に格納することができる。
1 通信システム
2 端末
3 無線ネットワーク
411 記憶手段
412 識別情報
421 通信手段
422 制御手段
431 受信手段
432 推定手段
901 P2Pインターフェースアドレス
902 P2Pデバイスアドレス
1001 推定情報
1201 情報処理装置
1211 通信機器
特開2004―187114号公報
Wi−Fi Peer−to−Peer(P2P)Technical Specification Version 1.4

Claims (15)

  1. 端末と通信を行う通信システムであって、
    前記通信の可否を識別するための識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記端末を示す送信元情報と前記端末に固有に割り当てられた端末固有情報とを含む通信データを、前記端末から受信する通信手段と、
    前記端末との前記通信の可否を制御する制御手段と、
    前記端末に固有に割り当てられた情報であって前記端末固有情報と同一又は異なる推定情報を推定する推定手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記端末の前記識別情報と前記送信元情報とを比較して前記通信の可否を制御し、比較した結果が一致しない場合、更に前記推定情報を用いて前記通信の可否を制御する通信システム。
  2. 前記識別情報は、前記端末との接続を許可する情報である、請求項1の通信システム。
  3. 前記識別情報は、前記端末との接続を拒否する情報である、請求項1の通信システム。
  4. 前記制御手段は、前記比較した結果が一致しない場合、前記推定情報の値に関わらず前記通信を拒否する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信システム。
  5. 前記制御手段は、前記比較した結果が一致しない場合、前記推定情報を含む情報を利用者に通知し、前記通信の可否の判断に関して前記利用者の指示を仰ぐ、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の通信システム。
  6. 前記推定手段は、前記端末固有情報に含まれるビット値を変更することで前記推定情報を推定し、
    前記制御手段は、前記比較した結果が一致しない場合、前記識別情報と前記推定情報とを比較することで前記通信の可否を制御する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の通信システム。
  7. 前記通信手段と、前記制御手段と、前記推定手段と、前記記憶手段と、前記識別情報とを有する機器を含む、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の通信システム。
  8. 前記通信手段と、前記制御手段と、前記推定手段とを有する通信機器と、
    前記記憶手段と、前記識別情報とを有する情報処理装置と、
    を含む、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の通信システム。
  9. 前記通信手段と、前記制御手段とを有する通信機器と、
    前記推定手段と、前記記憶手段と、前記識別情報とを有する情報処理装置と、
    を含む、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の通信システム。
  10. 前記通信手段と、前記制御手段と、前記推定手段と、前記記憶手段と、前記識別情報とを有する通信機器と、
    前記通信手段と、前記制御手段と、前記推定手段とを有する前記通信機器とは異なる通信機器と、
    を含む、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の通信システム。
  11. 前記通信手段と、前記制御手段と、前記推定手段と、前記記憶手段と、前記識別情報とを有する通信機器と、
    前記通信手段と、前記制御手段とを有する前記通信機器とは異なる通信機器と、
    を含む、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の通信システム。
  12. 前記端末と前記通信機器と前記情報処理装置とが同一のネットワークに属する、請求項8又は9の通信システム。
  13. 前記端末と前記通信機器とが同一のネットワークに属し、前記情報処理装置は前記ネットワークとは異なるネットワークに属する、請求項8又は9の通信システム。
  14. 端末と通信を行う通信システムの通信制御方法であって、
    前記通信の可否を識別するための識別情報を記憶する記憶ステップと、
    前記端末を示す送信元情報と前記端末に固有に割り当てられた端末固有情報とを含む通信データを、前記端末から受信する通信ステップと、
    前記端末との前記通信の可否を制御する制御ステップと、
    前記端末に固有に割り当てられた情報であって前記端末固有情報と同一又は異なる推定情報を推定する推定ステップと、を有し、
    前記制御ステップは、前記端末の前記識別情報と前記送信元情報とを比較し、比較した結果が一致しない場合、前記推定情報を用いて前記通信の可否を制御する通信制御方法。
  15. 通信システムに、請求項14の通信制御方法を実行させるプログラム。
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