JP6383942B2 - 熱交換器 - Google Patents

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Description

本発明は、コルゲートフィンと偏平伝熱管とを交互に積層して構成されるパラレルフロータイプの熱交換器に関するものである。
従来、空気などの気体と水や冷媒などの流体との間の熱交換を行なうため、コルゲートフィンと偏平伝熱管とを交互に積層し、偏平伝熱管の両端は上下一対の略水平方向に配置されたヘッダーに挿入されて構成されるパラレルフロータイプの熱交換器がある(例えば、特許文献1参照)。
図7、図8は、従来の熱交換器の概略正面図である。図7、図8に示す熱交換器は、冷媒が流入する入口管7を備えた中空状の上側ヘッダー2と、下側ヘッダー3と、上側ヘッダー2と下側ヘッダー3との間に連通状態で挿入され、かつ、その長手方向に相互に所定の間隔を保って並設された複数の偏平伝熱管4と、複数の偏平伝熱管4の相互間の上下方向に連続して屈曲した状態で配設され、その屈曲面の外側を対応する両隣りの偏平伝熱管4のフラット面にろう付けされたコルゲートフィン5と、左右両端のサイドプレート6からなっている。冷媒が流出する出口管8は、上側ヘッダー2と下側ヘッダー3のいずれかに設けられている。
図7に示す熱交換器では、上側ヘッダー2は複数の冷媒流路2a〜2cに分割され、下側ヘッダー3は複数の冷媒流路3a、3bに分割されている。そして、冷媒凝縮時において冷媒が上昇流となる部分(冷媒蒸発時において冷媒が下降流となる部分)の偏平伝熱管4の本数が、冷媒凝縮時において冷媒が下降流となる部分(冷媒蒸発時において冷媒が上昇流となる部分)の偏平伝熱管4の本数と同数(7本)となるように、冷媒流路2a〜2c、3a、3bを分割している。
このため、図7に示す熱交換器1を凝縮器として用いる場合には、入口管7から流入した冷媒は、上側ヘッダー2の冷媒流路2aを介して、上下方向に複数回(偏平伝熱管4を7本ずつ上下に2回ずつ)蛇行した後、上側ヘッダー2の冷媒流路2cを介して、最後に出口管8から流出するようになっている。
また、図8に示す熱交換器では、上側ヘッダー2は複数の冷媒流路2a〜2dに分割され、下側ヘッダー3は複数の冷媒流路3a〜3dに分割されている。そして、冷媒凝縮時において冷媒が上昇流となる部分の偏平伝熱管4の本数(2本)が、冷媒凝縮時において冷媒が下降流となる部分の偏平伝熱管4の本数(5本)よりも少なくなるように、相互の分割位置をズラして、複数の冷媒流路2a〜2d、3a〜3dを分割している。
このため、図8に示す熱交換器を凝縮器として用いる場合には、入口管7から流入した冷媒は、上側ヘッダー2の冷媒流路2aを介して、伝熱が良好な下方向に偏平伝熱管4を5本ずつ計4回、伝熱が劣る上方向に偏平伝熱管4を2本ずつ計3回の上下に合計7回蛇行した後、下側ヘッダー3の冷媒流路3dを介して、最後に出口管8から流出するようになっている。
特開2001−141382号公報
しかしながら、前記従来の構成の熱交換器を空気調和機の熱交換器として用いると、その構造上、熱交換器で熱交換した後の空気(吹出し空気)に、温度の高低の左右ばらつきが生じ、空気調和機の利用者の快適性が損なわれてしまうという課題があった。
つまり、図4、図5のいずれの熱交換器でも、凝縮器として用いた場合、冷媒入口側すなわち紙面に向かって右側に流入する冷媒は、過熱ガスなので温度が高く、冷媒出口側すなわち紙面に向かって左側から流出する冷媒は、過冷却液なので温度が低くなる。このため、熱交換器の右側の領域を通過した空気の温度は、他の領域を通過した空気より温度が高くなり、熱交換器の左側の領域を通過した空気の温度は、他の領域を通過した空気より温度が低くなるので、吹出し空気の左右の温度差が大きくなるという課題があった。
この発明は、上述の課題を解消すべくなされたもので、凝縮器として使用した場合にも、吹出し空気の左右方向の温度分布を改善した熱交換器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の熱交換器は、熱交換器に流入する流体が最初に流れる複数の入口偏平伝熱管群は、熱交換器の前面に向かって左右対称に配置され、熱交換器から流出する流体が最後に流れる出口偏平伝熱管群は、熱交換器の前面の中央部に配置され、複数の入口偏平伝熱管群を流れた流体は、前記出口偏平伝熱管群で合流するものである。
あるいは、第1の熱交換部と第2の熱交換部とを備え、第1の熱交換部は複数の入口偏平伝熱管群を備え、第2の熱交換部は第2の熱交換部に流入する流体が最初に流れる複数の第2熱交換部流入偏平伝熱管群と出口偏平伝熱管群と備え、複数の第2熱交換部流入偏平伝熱管群は第2の熱交換部の前面に向かって左右対称に配置され、出口偏平伝熱管群は第2の熱交換部の前面の中央部に配置され、複数の第2熱交換部流入偏平伝熱管群を流れた流体は、出口偏平伝熱管群で合流することを特徴とするものである。
上記の構成によって、凝縮器として使用した場合に、吹出し空気の左右の温度分布の不均一性が低減できる。
本発明の実施の形態1における熱交換器を備えた室内機の横断面図 本発明の実施の形態1における熱交換器の概略正面図 本発明の実施の形態1の熱交換器を備えたヒートポンプ空気調和機の冷凍サイクル図 本発明の実施の形態2における熱交換器を備えた室内機の横断面図 本発明の実施の形態2における熱交換器の(a)第1の熱交換部(b)第2の熱交換部の概略正面図 本発明の実施の形態3における熱交換器の(a)第1の熱交換部(b)第2の熱交換部の概略正面図 従来の熱交換器の概略正面図 別の従来の熱交換器の概略正面図
第1の発明は、水平方向に設けられた上側ヘッダーと、前記上側ヘッダーに平行に設けられた下側ヘッダーと、前記上側ヘッダーと前記下側ヘッダーとの間に設けられた複数の
偏平伝熱管と、前記複数の偏平伝熱管の間に設けられたコルゲートフィンとを備えた熱交換器であって、前記上側ヘッダーと前記下側ヘッダーの内部を、それぞれ、仕切板で複数の部屋に分割して、少なくとも、当該熱交換器に流入する流体が最初に流れる複数の入口偏平伝熱管群と、当該熱交換器から流出する流体が最後に流れる出口偏平伝熱管群とを形成し、前記複数の入口偏平伝熱管群は当該熱交換器の前面に向かって左右対称に配置され、前記出口偏平伝熱管群は当該熱交換器の前面の中央部に配置され、前記複数の入口偏平伝熱管群を流れた流体は、前記出口偏平伝熱管群で合流するものである。
これによれば、凝縮器として用いられる場合に、熱交換器に流入する高温の過熱ガスは、熱交換器の左右に配置された入口偏平伝熱管群に分かれて流れ、その後、熱交換器を流出する低温の過冷却液として、熱交換器の中央部を配置された出口偏平伝熱管群を合流して流れるので、熱交換器と熱交換した空気の温度は、左右方向で不均一となることがなく、空調調和機の利用者の快適性を損ねることがない。
第2の発明は、水平方向に設けられた第1の上側ヘッダーと、前記第1の上側ヘッダーに平行に設けられた第1の下側ヘッダーと、前記第1の上側ヘッダーと前記第1の下側ヘッダーとの間に設けられた複数の第1の偏平伝熱管と、前記複数の第1の偏平伝熱管の間に設けられた第1のコルゲートフィンとが設けられた第1の熱交換部と、前記第1の上側ヘッダーに平行に設けられた第2の上側ヘッダーと、前記第2の上側ヘッダーに平行に設けられた第2の下側ヘッダーと、前記第2の上側ヘッダーと前記第2の下側ヘッダーとの間に設けられた複数の第2の偏平伝熱管と、前記複数の第2の偏平伝熱管の間に設けられた第2のコルゲートフィンとが設けられ第2の熱交換部とを備えた熱交換器であって、前記第1の上側ヘッダーと前記第1の下側ヘッダーの内部を、それぞれ、仕切板で複数の部屋に分割して、少なくとも、当該熱交換器に流入する流体が最初に流れる複数の入口偏平伝熱管群を形成し、前記第2の上側ヘッダーと前記第2の下側ヘッダーの内部を、それぞれ、仕切板で複数の部屋に分割して、少なくとも、前記第2の熱交換部に流入する流体が最初に流れる複数の第2熱交換部流入偏平伝熱管群と、当該熱交換器から流出する流体が最後に流れる出口偏平伝熱管群とを形成し、前記複数の第2熱交換部流入偏平伝熱管群は前記第2熱交換部側熱交換部の前面に向かって左右対称に配置され、前記出口偏平伝熱管群は前記第2の熱交換部の前面の中央部に配置され、前記複数の第2熱交換部流入偏平伝熱管群を流れた流体は、前記出口偏平伝熱管群で合流するものである。
これによれば、凝縮器として用いられる場合に、第2の熱交換部に流入する比較的高温の流体は、第2の熱交換部の左右に分かれて配置された第2熱交換部流入偏平伝熱管群に分かれて流れ、その後、第2の熱交換部を流出する比較的低温の流体として、第2の熱交換部の中央部を配置された出口偏平伝熱管群を流れるので、第2の熱交換部で熱交換した空気は、温度が左右方向で不均一となることがない。また、第2の熱交換部を通過した空気は、第1の熱交換部を流れる高温の過熱ガスによって加熱された空気と合流するため、より左右方向で温度が不均一となることがない。このため、空調調和機の利用者の快適性を損ねることがない。
第3の発明は、第2の発明において、前記第1の上側ヘッダーと前記第1の下側ヘッダーの内部を、それぞれ、仕切板で複数の部屋に分割して、前記第1の熱交換部に流入する流体が最初に流れる複数の第1熱交換部流出偏平伝熱管群をさらに形成し、前記複数の第1熱交換部流出偏平伝熱管群は前記第1の熱交換部の前面に向かって左右対称に配置され、前記入口偏平伝熱管群は前記第1の熱交換部の前面の中央部に配置され、前記入口偏平伝熱管群を流れた流体は、前記複数の第1熱交換部流出偏平伝熱管群に分流するものである。
これによれば、第1の熱交換部に流入する高温の過熱ガスは、第1の熱交換部の中央部
に配置された入口偏平伝熱管群に流れ、その後、第1の熱交換部を流出する比較的低温の流体として、第1の熱交換部の左右に分かれて配置された第1熱交換部出口偏平伝熱管群に分かれて流れるので、さらに、熱交換器と熱交換した空気の温度が、左右方向で不均一となることがない。
第4の発明は、第1〜3のいずれか1つの発明において、前記入口偏平伝熱管群から前記出口偏平伝熱管群までの伝熱管群は、前記伝熱管群を形成する偏平伝熱管の本数が順次、減少するものである。
これによれば、流体流路の下流側になるほど、流路断面積を小さくできるので、流体流路の下流側になるほど流速が低下することを緩和できる。このため、流体の熱伝達率の低下を抑制し、高い熱交換器性能を維持できる。
第5の発明は、第1〜4のいずれか1つの発明において、当該熱交換器を凝縮器として用いた場合に、前記入口偏平伝熱管群と前記出口偏平伝熱管群とでは、流体が上方から下方に流れるものである。
これによれば、伝熱性能の優れた下降流となる偏平伝熱管の本数を、上昇流となる偏平伝熱管の本数より多くできるので、熱交換器性能を向上することができる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施形態の熱交換器の適用例として、一般家庭で使用されている空気調和機の室内機で説明を行う。図1は本発明の実施の形態1の熱交換器を備えた室内機の横断面図である。図2は、本発明の実施の形態1における熱交換器の概略正面図である。なお、以下の説明では、室内機において、室内の壁にとりつける側を背面とし、背面に対向する側を前面として説明する。
室内機30は外殻を形成するケーシング40を備え、その内部に本発明の第1の実施形態の熱交換器である熱交換器1を備えている。熱交換器1は、室内機30の側方からみて、横流ファン44の前方上方を覆うように傾斜して配置されている。ケーシング40の前面と天面には吸込口41が、前面と底面とで形成される角部には吹出口42が設けられている。ケーシング40内には、吸込口41から吹出口42にかけて空気流通路43が形成されている。
また、室内機30は、吸込口41から取り入れられた空気を、熱交換器1で熱交換して室内に吹き出すための横流ファン44を備えている。横流ファン44は、空気流通路43内の熱交換器1の下部に、回転軸が室内機30の幅方向と平行となるように配置されている。
空気調和機が運転を開始すると、横流ファン44が回転し、横流ファン44の旋回動による空気のかきだし作用によって、空気流通路43内における横流ファン44の上流が低圧になる。これにより生じる吸込力によって、空気は、吸込口41から室内機30内へ流入し、熱交換器1を通過した後、横流ファン44で増速され、吹出口42から室内(冷・暖房対象空間)へと吹き出される。
空気流は、熱交換器1を通過する際に、熱交換器1を構成する偏平伝熱管内の冷媒と熱交換することで、冷風または温風となる。
ここで、熱交換器1について詳しく説明する。熱交換器1は、鉛直方向に対して傾斜して配置されている。熱交換器1は、冷媒の流通路となる複数本の偏平伝熱管13が並列状に配置されている。つまり、複数本の偏平伝熱管13は、長手方向が鉛直方向に対して傾斜して配置されている。
また、各偏平伝熱管13の両端には、筒状の中空の上側ヘッダー2と下側ヘッダー3が連通接続されている。上側ヘッダー2と下側ヘッダー3は、それぞれ長手方向が水平方向となるように配置されている。
隣接する偏平伝熱管13の間に、空気との間で吸放熱するコルゲートフィン14を備えている。コルゲートフィン14は、帯状の板材を波形に屈曲成形したものである。熱交換器1の空気が流通する方向に垂直な面を前面とすると、熱交換器1の前面の左右方向の両端のコルゲートフィン14の外側には、サイドプレート(図示せず)が設けられている。
図2に模式的に示すように、上側ヘッダー2と下側ヘッダー3は、それぞれ、左右対称位置に配置された仕切板10により複数の部屋に仕切られている。具体的には、上側ヘッダー2は、風上側から見て(図2の紙面に向かって)右側に配置され上側ヘッダー右室2Aと、中央に配置される上側ヘッダー中央室2Bと、左側に配置される上側ヘッダー左室2Cとに仕切られている。上側ヘッダー右室2Aには、入口管7Rが設けられ、上側ヘッダー左室2Cには、入口管7Lが設けられている。また、下側ヘッダー3は、風上側から見て右側に配置され下側ヘッダー右室3Aと、中央に配置される下側ヘッダー中央室3Bと、左側に配置される下側ヘッダー左室3Cとに仕切られている。下側ヘッダー中央室3Bには、出口管8が設けられている。
上側ヘッダー右室2Aと下側ヘッダー右室3Aの間には、複数の偏平伝熱管13が連通接続されており右側下降領域D1Rを形成している。同様に、上側ヘッダー左室2Cと下側ヘッダー左室3Cの間には左側下降領域D1Lが、上側ヘッダー中央室2Bと下側ヘッダー右室3Aの間には右側上昇領域U1Rが、上側ヘッダー中央室2Bと下側ヘッダー左室3Cの間には左側上昇領域U1Lが、上側ヘッダー中央室2Bと下側ヘッダー中央室3Bの間には中央下降領域D1Cが、それぞれ形成されている。
左側下降領域D1Lと右側下降領域D1R、左側上昇領域U1Lと右側上昇領域U1Rは、それぞれほぼ対象形である。また、それぞれを構成する偏平伝熱管13の本数については、(左側下降領域D1Lと右側下降領域D1Rの合計本数)>(左側上昇領域U1Lと右側上昇領域U1Rの合計本数)>(中央下降領域D1Cの本数)となるように構成されている。
熱交換器1が凝縮器として用いられるとき、冷媒は、上側ヘッダー2に接続された左側の入口管7Lと右側の入口管7Rの2箇所から熱交換器1に流入する。そして、上側ヘッダー左室2Cと上側ヘッダー右室2Aをそれぞれ経て、まず左側下降領域D1Lと右側下降領域D1Rを下降する。そして、下側ヘッダー左室3Cと下側ヘッダー右室3Aでそれぞれ折り返し、次に左側上昇領域U1Lと右側上昇領域U1Rを上昇する。さらに、上側ヘッダー中央室2B内で合流し折り返し、中央の中央下降領域D1Cを下降する。その後、下側ヘッダー中央室3Bに接続された出口管8から流出する。
したがって、以上のように構成された熱交換器1が凝縮器として用いられるときには、冷媒入口の高温な過熱ガスは、左側下降領域D1Lと右側下降領域D1Rに分かれて流れ、また冷媒出口の低温な過冷却液は、中央の中央下降領域D1Cを流れるので、熱交換器1を通過し、熱交換した空気の温度は、左右のアンバランスはあまりなく、空調調和機の
利用者の快適性を損ねることがない。
また、冷媒は、入口管7Lと入口管7Rから流入してすぐ、左側下降領域D1Lまたは右側下降領域D1Rを下降し、最後に中央下降領域D1Cも下降して流れ、出口管8から流出するので、伝熱性能が劣る上昇流の回数(およびその偏平伝熱管13の本数)より伝熱性能が優れた下降流の回数(およびその偏平伝熱管13の本数)が多く、熱交換器1の性能を向上させることができる。
さらに、熱交換器1を凝縮器として用いるとき、冷媒は下流側ほど密度が小さくなり、下流側ほど冷媒流速が小さくなるが、本実施の形態では、偏平伝熱管13の本数について、(左側下降領域D1Lと右側下降領域D1Rの合計本数)>(左側上昇領域U1Lと右側上昇領域U1Rの合計本数)>(中央下降領域D1Cの本数)となるように構成しているので、下流側ほど冷媒流路面積を小さくして、冷媒流速が小さくなるのを緩和して、熱伝達率の低下を抑え、優れた熱交換器能力を維持することができる。
前述のように構成された熱交換器1を備えた室内機30をヒートポンプ空気調和機に搭載して冷暖房運転を行う場合の動作について説明する。
図3は、実施の形態1の熱交換器1を備えたヒートポンプ空気調和機の冷凍サイクル図である。
ヒートポンプ空気調和機の構成について説明する。冷媒を圧縮する圧縮機31、冷房暖房運転時の冷媒回路を切り替える四方弁32、冷房時には凝縮器となり暖房時には蒸発器となる冷媒と外気の熱を交換する室外熱交換器33、室外熱交換器33内を流れる冷媒と外気の熱交換を促進する室外ファン38、冷媒を減圧する絞り装置34、冷媒と室内空気の熱を交換し冷房時には蒸発器となり暖房時には凝縮器となる熱交換器1、熱交換器1内を流れる冷媒と室内空気の熱交換を促進する横流ファン44、圧縮機31の吸い込み側に設けられたアキュムレータ36を備えている。
室外機52は圧縮機31、四方弁32、室外熱交換器33、絞り装置34、アキュムレータ36、室外ファン38を備え、室内機30とは、液側接続管53とガス側接続管54で接続されている。
この様に構成された、ヒートポンプ空気調和機について動作を説明する。まず、冷房運転時には、圧縮機31によって圧縮された冷媒は高温高圧の冷媒となって四方弁32を通って室外熱交換器33に送られる。そして、室外ファン38によって外気と熱交換を促進して放熱し、高圧の液冷媒となり絞り装置34に送られる。絞り装置34では減圧されて低温低圧の二相冷媒となり、液側接続管53を通って、熱交換器1に送られる。
横流ファン44によって吸い込まれた室内空気は熱交換器1を通って冷媒と熱交換し、冷媒は室内空気の熱を吸熱し蒸発気化して低温のガス冷媒となる。つまり、熱交換器1は蒸発器として用いられる。このとき冷媒によって吸熱された室内空気は温度湿度が低下して横流ファン44によって室内に吹き出され室内を冷房する。
また、ガス冷媒は、ガス側接続管54を通過して四方弁32に入り、アキュムレータ36を経て圧縮機31に戻る。
一方、暖房運転の運転時には、圧縮機31によって圧縮された冷媒は高温高圧の冷媒となって四方弁32を通り、ガス側接続管54に送られる。横流ファン44によって吸い込まれた室内空気は熱交換器1を通って冷媒と熱交換し、冷媒は室内空気へ熱を放熱し凝縮
して高圧の液冷媒となる。つまり、熱交換器1は凝縮器として用いられる。このとき室内空気は冷媒の熱を吸熱し温度が上昇した状態で横流ファン44によって室内に吹き出され室内を暖房する。その後、冷媒は液側接続管53を通って絞り装置34に送られ、絞り装置34において減圧されて低温低圧の二相冷媒となり、室外熱交換器33に送られて、室外ファン38によって外気と熱交換を促進して蒸発気化し、四方弁32を経てアキュムレータ36を通って圧縮機31へ戻される。この様にして、冷暖房運転がなされる。
なお、本ヒートポンプ空気調和機では、四方弁32により冷媒回路内を流れる冷媒の方向を切り換えているので、熱交換器1を凝縮器として用いるときには、入口管7L、7Rから流入し、出口管8から流出するのに対して、熱交換器1を蒸発器として用いるときには、出口管8から流入し、入口管7L、7Rから流入することとなる。このように、本実施の形態では、入口管7L、7R、出口管8の名称は、熱交換器1を凝縮器として用いた場合を基準とした。また、左側下降領域D1L、右側下降領域D1R、中央下降領域D1C、左側上昇領域U1L、右側上昇領域U1Rにおける、上昇、下降の名称も、熱交換器1を凝縮器として用いた場合を基準とした。
また、本実施の形態では、熱交換器1を室内機に適用するものとして説明したが、室外機に適用してよい。つまり、室外熱交換器33として熱交換器1を採用してもよい。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態の熱交換器について説明する。なお、本実施の形態では、実施の形態1と異なるところのみを説明し、実施の形態1で説明した構成については、説明は割愛する。図4は、本発明の実施の形態2における熱交換器を備えた室内機の横断面図であり、図5は、本発明の実施の形態2における熱交換器の(a)第1の熱交換部(b)第2の熱交換部の概略正面図である。
図4において、熱交換器11は、横流ファン44が発生させる空気の流れ方向において、風下側に位置する第1の熱交換部1aと風上側に位置する第2の熱交換部1bとを備えている。第1の熱交換部1aと第2の熱交換部1bとは平行に、空気の流れ方向に対して2列で配置されている。
第1の熱交換部1aは、水平方向に設けられた第1の上側ヘッダー2aと、第1の上側ヘッダー2aと平行に設けられた第1の下側ヘッダー3aと、第1の上側ヘッダー2aと第1の下側ヘッダー3aとの間に設けられた複数本の偏平伝熱管13と、複数本の偏平伝熱管13の間に設けられたコルゲートフィン14とを備えている。
第2の熱交換部1bは、水平方向に設けられた第2の上側ヘッダー2bと、第2の上側ヘッダー2bと平行に設けられた第2の下側ヘッダー3bと、第2の上側ヘッダー2bと第2の下側ヘッダー3bとの間に設けられた複数本の偏平伝熱管13と、複数本の偏平伝熱管13の間に設けられたコルゲートフィン14とを備えている。
第1の上側ヘッダー2aの両端には、入口管7L、7Rが設けられている。第2の下側ヘッダー3bには出口管8が設けられている。第1の下側ヘッダー3aと第2の下側ヘッダー3bとは、連結管A−L、A−Rによって連通接続されている。
図5に模式的に示すように、第2の下側ヘッダー3bは、左右対称位置に配置された仕切板10により複数の部屋に仕切られている。具体的には、第2の下側ヘッダー3bは、風上側から見て右側に配置され第2の下側ヘッダー右室3bAと、中央に配置される第2の下側ヘッダー中央室3bBと、左側に配置される第2の下側ヘッダー左室3bCとに仕切られている。第1の下側ヘッダー3aの内部と第2の下側ヘッダー右室3bA、第1の
下側ヘッダー3aの内部と第2の下側ヘッダー左室3bCとは、それぞれ、連結管A−R、A−Lにより、連通接続されている。第2の下側ヘッダー中央室3bBには、出口管8が設けられている。
第1の上側ヘッダー2aと第1の下側ヘッダー3aとの間には、複数の偏平伝熱管13が連通接続されており、第1の熱交換部1aの全面に第1の中央下降領域D1Cを形成している。
第2の上側ヘッダー2bと第2の下側ヘッダー右室3bAの間には、複数の偏平伝熱管13が連通接続されており右側上昇領域U1Rを形成している。同様に、第2の上側ヘッダー2bと第2の下側ヘッダー左室3bCの間には左側上昇領域U1Lが形成されている。また、第2の上側ヘッダー2bと第2の下側ヘッダー中央室3bBの間には第2の中央下降領域D2Cが形成されている。
また、左側上昇領域U1Lと右側上昇領域U1Rは、それぞれほぼ対象形で、偏平伝熱管の本数については、(第1の中央下降領域D1Cの本数)>(左側上昇領域U1Lと右側上昇領域U1Rの合計本数)>(第2の中央下降領域D2Cの本数)となるように構成されている。
熱交換器11が凝縮器として用いられるとき、冷媒は、風下側の列の第1の熱交換部1aの第1の上側ヘッダー2aに接続された左側の入口管7Lと右側の入口管7Rの2箇所から熱交換器11に流入する。そして、第1の上側ヘッダー2aを経て、第1の熱交換部1aの全体を第1の中央下降領域D1Cとして下降する。そして、第1の熱交換部1aの第1の下側ヘッダー3aから、連結管A−L、A−Rを経由して、風上側の列の第2の熱交換部1bの第2の下側ヘッダー左室3bC、第2の下側ヘッダー右室3bAのそれぞれに流入する。次に、左側上昇領域U1Lと右側上昇領域U1Rを上昇し、第2の上側ヘッダー2b内で合流し、折り返して、中央の第2の中央下降領域D2Cを下降する。その後、第2の下側ヘッダー中央室3bBに接続された出口管8から流出する。
以上のように構成された熱交換器11が凝縮器として用いられるときには、冷媒入口の高温な過熱ガスは、風下側の列の第1の熱交換部1aの全体に渡る第1の中央下降領域D1Cを流れ、また冷媒出口の低温な過冷却液は、風上側の列の第2の熱交換部1bの中央の第2の中央下降領域D2Cを流れるので、風上側の列の第1の熱交換部1aから、風下側の列の第2の熱交換部1bを通り抜け、熱交換した空気の温度は、左右のアンバランスはあまりなく、空調調和機の利用者の快適性を損ねることがない。
また、冷媒は、入口管7Lと入口管7Rから流入してまず、第1の中央下降領域D1Cを下降し、最後に第2の中央下降領域D2Cも下降して流れ、出口管8から流出するので、伝熱性能が劣る上昇流の回数(およびその偏平伝熱管13の本数)より伝熱性能が優れた下降流の回数(およびその偏平伝熱管13の本数)が多く、熱交換器11の性能を向上させることができる。
さらに、偏平伝熱管13の本数について、(第1の中央下降領域D1Cの本数)>(左側上昇領域U1Lと右側上昇領域U1Rの合計本数)>(第2の中央下降領域D2Cの本数)となるように構成しているので、下流側ほど冷媒流路面積を小さくして、冷媒流速が小さくなるのを緩和して、熱伝達率の低下を抑え、優れた熱交換器能力を維持することができる。
なお、図4では、熱交換器11は室内機30の側方からみて、横流ファン44の前方上方を覆うように傾斜して配置されているとして説明しているが、第1の熱交換部1aを横
流ファン44の後方側に傾斜させ、第2の熱交換部1bを横流ファン44の前方側に傾斜させ、第1の上側ヘッダー2aと第2の上側ヘッダー2bとを近接させて配置し、逆V字型をなして、横流ファン44の上方を覆うようにしてもよい。
このような形態でも、第1の熱交換部1aと第2の熱交換部1bとは同じ空気流通路43内に配置されているので、第1の熱交換部1aで加熱された空気と、第2の熱交換部1bで加熱された空気とが合流することで、より左右のアンバランスを解消できる。
(実施の形態3)
本発明の第3の実施の形態の熱交換器について説明する。なお、本実施の形態では、実施の形態1、2と異なるところのみを説明し、実施の形態1、2で説明した構成については、説明は割愛する。図6は、本発明の実施の形態3における熱交換器の(a)第1の熱交換部(b)第2の熱交換部の概略正面図である。
図6に模式的に示すように、第1の上側ヘッダー2aには、入口管7が設けられている。第2の下側ヘッダー3bには出口管8が設けられている。第1の上側ヘッダー2aと第2の上側ヘッダー2bとは、連結管A−L、A−Rによって連通接続されている。
また、第1の上側ヘッダー2a第2の上側ヘッダー2b、第2の下側ヘッダー3bは、それぞれ、左右対称位置に配置された仕切板10により複数の部屋に仕切られている。
具体的には、第1の上側ヘッダー2aは、風上側から見て右側に配置され第1の上側ヘッダー右室2aAと、中央に配置される第1の上側ヘッダー中央室2aBと、左側に配置される第1の上側ヘッダー左室2aCとに仕切られている。第2の上側ヘッダー2bは、風上側から見て右側に配置され第2の上側ヘッダー右室2bAと、中央に配置される第2の上側ヘッダー中央室2bBと、左側に配置される第2の上側ヘッダー左室2bCとに仕切られている。第2の下側ヘッダー3bは、風上側から見て右側に配置され第2の下側ヘッダー右室3bAと、中央に配置される第2の下側ヘッダー中央室3bBと、左側に配置される第2の下側ヘッダー左室3bCとに仕切られている。
第1の上側ヘッダー中央室2aBには、入口管7が設けられている。第1の上側ヘッダー右室2aAと第2の上側ヘッダー右室2bA、第1の上側ヘッダー左室2aCと第2の上側ヘッダー左室2bCとは、それぞれ、連結管A−R、A−Lにより、連通接続されている。第2の下側ヘッダー中央室3bBには、出口管8が設けられている。
第1の上側ヘッダー中央室2aBと第1の下側ヘッダー3aとの間には、複数の偏平伝熱管13が連通接続されており第1の中央下降領域D1Cを形成している。第1の上側ヘッダー右室2aAと第1の下側ヘッダー3aの間には、複数の偏平伝熱管13が連通接続されており第1の右側上昇領域U1Rを形成している。同様に、第1の上側ヘッダー左室2aCと第1の下側ヘッダー3aの間には、第1の左側上昇領域U1Lが形成されている。
同様に、第2の上側ヘッダー右室2bAと第2の下側ヘッダー右室3bAの間には、右側下降領域D1Rが、第2の上側ヘッダー左室2bCと第2の下側ヘッダー左室3bCの間には、左側下降領域D1Lがそれぞれ形成されている。また、第2の上側ヘッダー中央室2bBと第2の下側ヘッダー右室3bAの間には、第2の右側上昇領域U2Rが、第2の上側ヘッダー中央室2bBと第2の下側ヘッダー左室3bCの間には、第2の左側上昇領域U2Lがそれぞれ形成されている。また、第2の上側ヘッダー中央室2bBと第2の下側ヘッダー中央室3bBの間には、第2の中央下降領域D2Cが形成されている。
また、第1の熱交換部1aにおいて、第1の左側上昇領域U1Lと第1の右側上昇領域U1Rはそれぞれ対象形に設けられている。また、第2の熱交換部1bにおいて、左側下降領域D1Lと右側下降領域D1R、第2の左側上昇領域U2Lと第2の右側上昇領域U2Rは、それぞれほぼ対象形で設けられている。
偏平伝熱管13の本数については、(第1の中央下降領域D1Cの本数)>(第1の左側上昇領域U1Lと第1の右側上昇領域U1Rの合計本数)>(第1の左側下降領域D1Lと第1の右側下降領域D1Rの合計本数)>(第2の左側上昇領域U2Lと第2の右側上昇領域U2Rの合計本数)>(第2の中央下降領域D2Cの本数)となるように構成されている。
熱交換器11が凝縮器として用いられるとき、冷媒は、風下側の列の第1の熱交換部1aの第1の上側ヘッダー2aに接続された入口管7から第1の上側ヘッダー中央室2aBに流入する。そして、第1の上側ヘッダー中央室2aBを経て、まず中央の第1の中央下降領域D1Cを下降する。そして、第1の下側ヘッダー3aで折り返し、次に、第1の左側上昇領域U1Lと第1の右側上昇領域U1Rを上昇する。その後、風下側の列の第1の熱交換部1aの第1の上側ヘッダー左室2aCと第1の上側ヘッダー右室2aAから、連結管A−L、A−Rを経由して、風上側の列の第2の熱交換部1bの第2の上側ヘッダー左室2bCと第2の上側ヘッダー右室2bAにそれぞれ流入する。さらに、冷媒は、それぞれ、左側下降領域D1Lと右側下降領域D1Rを下降し、第2の下側ヘッダー左室3bC内と第2の下側ヘッダー右室3bA内で折り返し、第2の左側上昇領域U2Lと第2の右側上昇領域U2Rを上昇する。さらに、第2の上側ヘッダー中央室2bB内で合流し、折り返し、中央の第2の中央下降領域D2Cを下降する。その後、第2の下側ヘッダー中央室3bBに接続された出口管8から流出する。
以上のように構成された熱交換器11が凝縮器として用いられるときには、冷媒入口の高温な過熱ガスは、風下側の列の第1の熱交換部1aの中央部の第1の中央下降領域D1Cを流れ、また冷媒出口の低温な過冷却液は、風上側の列の第2の熱交換部1bの中央の第2の中央下降領域D2Cを流れるので、風上側の列の第1の熱交換部1aから、風下側の列の第2の熱交換部1bを通り抜け、熱交換した空気の温度は、左右のアンバランスはあまりなく、空調調和機の利用者の快適性を損ねることがない。
また、冷媒は、入口管7から流入してまず、第1の中央下降領域D1Cを下降し、最後に第2の中央下降領域D2Cも下降して流れ、出口管8から流出するので、伝熱性能が劣る上昇流の回数(およびその偏平伝熱管13の本数)より伝熱性能が優れた下降流の回数(およびその偏平伝熱管13の本数)が多く、熱交換器11の性能を向上させることができる。
さらに、偏平伝熱管13の本数について、(第1の中央下降領域D1Cの本数)>(第1の左側上昇領域U1Lと第1の右側上昇領域U1Rの合計本数)>(第1の左側下降領域D1Lと第1の右側下降領域D1Rの合計本数)>(第2の左側上昇領域U2Lと第2の右側上昇領域U2Rの合計本数)>(第2の中央下降領域D2Cの本数)となるように構成しているので、下流側ほど冷媒流路面積を小さくして、冷媒流速が小さくなるのを緩和して、熱伝達率の低下を抑え、優れた熱交換器能力を維持することができる。
本発明によれば、コルゲートフィンを有するパラレルフロー熱交換器において、吹出し空気の左右方向の温度分布を改善できる。このため、本発明の熱交換器は、家庭用の空気調和機のみならず、業務用の空気調和機等に適用できる。
1、11 熱交換器
1a 第1の熱交換部
1b 第2の熱交換部
2 上側ヘッダー
2a 第1の上側ヘッダー
2b 第2の上側ヘッダー
2A 上側ヘッダー右室
2B 上側ヘッダー中央室
2C 上側ヘッダー左室
2aA 第1の上側ヘッダー右室
2aB 第1の上側ヘッダー中央室
2aC 第1の上側ヘッダー左室
2bA 第2の上側ヘッダー右室
2bB 第2の上側ヘッダー中央室
2bC 第2の上側ヘッダー左室
3 下側ヘッダー
3a 第1の下側ヘッダー
3b 第2の下側ヘッダー
3bA 第2の下側ヘッダー右室
3bB 第2の下側ヘッダー中央室
3bC 第2の下側ヘッダー左室
3A 下側ヘッダー右室
3B 下側ヘッダー中央室
3C 下側ヘッダー左室
4、13 偏平伝熱管
5、14 コルゲートフィン
6 サイドプレート
7、7L、7R 入口管
8 出口管
10 仕切板
30 室内機
31 圧縮機
32 四方弁
33 室外熱交換器
34 絞り装置
36 アキュムレータ
38 室外ファン
40 ケーシング
41 吸込口
42 吹出口
43 空気流通路
44 横流ファン
52 室外機
53 液側接続管
54 ガス側接続管
A−L、A−R 連通管
D1C 中央下降領域(第1の中央下降領域)
D2C 第2の中央下降領域
D1L 左側下降領域
D1R 右側下降領域
U1L 左側上昇領域(第1の左側上昇領域)
U2L 第2の左側上昇領域
U1R 右側上昇領域(第1の右側上昇領域)
U2R 第2の右側上昇領域

Claims (2)

  1. 水平方向に設けられた第1の上側ヘッダーと、前記第1の上側ヘッダーに平行に設けられた第1の下側ヘッダーと、前記第1の上側ヘッダーと前記第1の下側ヘッダーとの間に設けられた複数の第1の偏平伝熱管と、前記複数の第1の偏平伝熱管の間に設けられた第1のコルゲートフィンとが設けられた第1の熱交換部と、前記第1の上側ヘッダーに平行に設けられた第2の上側ヘッダーと、前記第2の上側ヘッダーに平行に設けられた第2の下側ヘッダーと、前記第2の上側ヘッダーと前記第2の下側ヘッダーとの間に設けられた複数の第2の偏平伝熱管と、前記複数の第2の偏平伝熱管の間に設けられた第2のコルゲートフィンとが設けられ第2の熱交換部とを備えた熱交換器であって、前記第2の下側ヘッダーの内部を、仕切板で複数の部屋に分割して、少なくとも、前記第2の熱交換部に流入する流体が最初に流れる複数の第2熱交換部流入偏平伝熱管群と、当該熱交換器から流出する流体が最後に流れる出口偏平伝熱管群とを形成し、前記複数の第2熱交換部流入偏平伝熱管群は前記第2熱交換部側熱交換部の前面に向かって左右対称に配置され、前記出口偏平伝熱管群は前記第2の熱交換部の前面の中央部に配置され、前記複数の第2熱交換部流入偏平伝熱管群を流れた流体は、前記出口偏平伝熱管群で合流することを特徴とする熱交換器。
  2. 水平方向に設けられた第1の上側ヘッダーと、前記第1の上側ヘッダーに平行に設けられた第1の下側ヘッダーと、前記第1の上側ヘッダーと前記第1の下側ヘッダーとの間に設けられた複数の第1の偏平伝熱管と、前記複数の第1の偏平伝熱管の間に設けられた第1のコルゲートフィンとが設けられた第1の熱交換部と、前記第1の上側ヘッダーに平行に設けられた第2の上側ヘッダーと、前記第2の上側ヘッダーに平行に設けられた第2の下側ヘッダーと、前記第2の上側ヘッダーと前記第2の下側ヘッダーとの間に設けられた複数の第2の偏平伝熱管と、前記複数の第2の偏平伝熱管の間に設けられた第2のコルゲートフィンとが設けられ第2の熱交換部とを備えた熱交換器であって、前記第1の上側ヘッダーを、仕切板で複数の部屋に分割して、少なくとも、当該熱交換器から流出する流体が最後に流れる複数の第1の出口偏平伝熱管群を形成し、前記第2の上側ヘッダーと前記第2の下側ヘッダーの内部を、それぞれ、仕切板で複数の部屋に分割して、少なくとも、前記第2の熱交換部に流入する流体が最初に流れる複数の第2熱交換部流入偏平伝熱管群と、当該熱交換器から流出する流体が最後に流れる第2の出口偏平伝熱管群とを形成し、前記複数の第2熱交換部流入偏平伝熱管群は前記第2熱交換部側熱交換部の前面に向かって左右対称に配置され、前記第2の出口偏平伝熱管群は前記第2の熱交換部の前面の中央部に配置され、前記複数の第2熱交換部流入偏平伝熱管群を流れた流体は、前記出口偏平伝熱管群で合流することを特徴とする熱交換器。
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