JP6383736B2 - 極端紫外光生成装置 - Google Patents

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Description

本開示は、極端紫外光生成装置に関する。
近年、半導体プロセスの微細化に伴って、半導体プロセスの光リソグラフィにおける転写パターンの微細化が急速に進展している。次世代においては、70nm〜45nmの微細加工、さらには32nm以下の微細加工が要求されるようになる。このため、例えば32nm以下の微細加工の要求に応えるべく、波長13nm程度の極端紫外(EUV)光を生成する極端紫外(EUV)光生成装置と縮小投影反射光学系(Reduced Projection Reflective Optics)とを組み合わせた露光装置の開発が期待されている。
EUV光生成装置としては、ターゲット物質にレーザ光を照射することによって生成されるプラズマを用いたLPP(Laser Produced Plasma:レーザ励起プラズマ)方式の装置と、放電によって生成されるプラズマを用いたDPP(Discharge Produced Plasma)方式の装置と、軌道放射光を用いたSR(Synchrotron Radiation)方式の装置との3種類の装置が提案されている。
概要
本開示の1つの観点に係る極端紫外光生成装置は、チャンバと、チャンバ内の所定領域に向けてターゲットを出力するように構成されたターゲット供給部と、ターゲット供給部と上記所定領域との間のターゲットの軌道に向かう第1の方向にガスを噴出する第1のガス供給部と、上記所定領域にパルスレーザ光を集光するように構成された集光光学系と、所定領域において生成される極端紫外光を第2の方向に反射して集光する反射面を有するEUV集光ミラーと、EUV集光ミラーの反射面に沿ってガスを流す第2のガス供給部と、を備え、第1の方向は、第2の方向と反対方向の方向成分を有してもよい。
本開示の他の1つの観点に係る極端紫外光生成装置は、チャンバと、チャンバ内の所定領域に向けてターゲットを出力するように構成されたターゲット供給部と、ターゲット供給部と上記所定領域との間のターゲットの軌道に向かう第1の方向にガスを噴出する第1のガス供給部と、上記所定領域にパルスレーザ光を集光するように構成された集光光学系と、集光光学系と所定領域との間のパルスレーザ光の光路を囲むサブチャンバであって、所定領域に向かう第3の方向にパルスレーザ光を通過させるように所定領域に向けられた開口を有するサブチャンバと、サブチャンバにガスを供給する第3のガス供給部と、を備え、第1の方向は、第3の方向と反対方向の方向成分を有してもよい。
本開示の他の1つの観点に係る極端紫外光生成装置は、チャンバと、チャンバ内の所定領域に向けてターゲットを出力するように構成されたターゲット供給部と、ターゲット供給部と上記所定領域との間のターゲットの軌道に向かう第1の方向にガスを噴出する第1のガス供給部と、上記所定領域にパルスレーザ光を集光するように構成された集光光学系と、を備え、ターゲット供給部は、所定領域に向かう第4の方向にターゲットを出力するように構成され、第1の方向は、第4の方向と同一方向の方向成分を有してもよい。
本開示のいくつかの実施形態を、単なる例として、添付の図面を参照して以下に説明する。
図1は、例示的なLPP式のEUV光生成システムの構成を概略的に示す。 図2は、第1の実施形態に係るEUV光生成システムの構成を示す一部断面図である。 図3は、ターゲット供給部から出力されるターゲットの軌跡のシミュレーション結果を示すグラフである。 図4は、第2の実施形態に係るEUV光生成システムの構成を示す一部断面図である。 図5は、ターゲット供給部から出力されるターゲットの別の条件による軌跡のシミュレーション結果を示すグラフである。 図6Aは、第3の実施形態に係るEUV光生成システムの構成を示す一部断面図である。 図6Bは、第3の実施形態に係るEUV光生成システムの構成を示す一部断面図である。 図7Aは、第3の実施形態におけるガス制御部の動作を示すフローチャートである。 図7Bは、図7Aに示される距離Lの計測の処理の詳細を示すフローチャートである。 図7Cは、図7Aに示されるチャンバ内の圧力制御の処理の詳細を示すフローチャートである。 図8は、第4の実施形態に係るEUV光生成システムの構成を示す一部断面図である。 図9は、制御部の概略構成を示すブロック図である。
実施形態
<内容>
1.概要
2.用語の説明
3.EUV光生成システムの全体説明
3.1 構成
3.2 動作
4.ガス供給部を含むEUV光生成装置
4.1 構成
4.2 動作
5.排気装置の配置
6.ターゲットの軌跡変更制御
7.複数の第1のガス供給部
8.制御部の構成
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。以下に説明される実施形態は、本開示のいくつかの例を示すものであって、本開示の内容を限定するものではない。また、各実施形態で説明される構成及び動作の全てが本開示の構成及び動作として必須であるとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
1.概要
LPP式のEUV光生成装置においては、ターゲット供給部がターゲットを出力し、プラズマ生成領域に到達させてもよい。ターゲットがプラズマ生成領域に到達した時点で、レーザ装置がターゲットにパルスレーザ光を照射することにより、ターゲットがプラズマ化し、このプラズマからEUV光が放射され得る。
放射されたEUV光は、EUV集光ミラーにより反射されて集光され得る。EUV集光ミラーの周辺には、例えばターゲット物質のデブリ除去を目的としたガスが供給されることがある。しかしながら、EUV集光ミラーの周辺に供給されたガスが、ターゲット供給部とプラズマ生成領域との間のターゲットの軌道に到達すると、ターゲットがガスに流されて所望の軌道から外れてしまうことがあり得る。そして、ターゲットがプラズマ生成領域に到達できなくなることがあり得る。
本開示の1つの観点によれば、EUV光生成装置が、ターゲットの軌道に向けてガスを噴出するガス供給部を備えてもよい。これにより、ターゲットがプラズマ生成領域に到達できるようにしてもよい。
2.用語の説明
本願において使用される幾つかの用語を以下に説明する。
ターゲットの「軌道」は、ターゲット供給部から出力されるターゲットの理想的な経路、あるいは、ターゲット供給部の設計に従ったターゲットの経路であってもよい。
ターゲットの「軌跡」は、ターゲット供給部から出力されたターゲットの実際の経路であってもよい。
「プラズマ生成領域」は、EUV光を生成するためのプラズマの生成が開始される所定領域を意味し得る。
パルスレーザ光の「光路軸」は、パルスレーザ光の光路の中心軸を意味し得る。
3.EUV光生成システムの全体説明
3.1 構成
図1に、例示的なLPP式のEUV光生成システムの構成を概略的に示す。EUV光生成装置1は、少なくとも1つのレーザ装置3と共に用いられてもよい。本願においては、EUV光生成装置1及びレーザ装置3を含むシステムを、EUV光生成システム11と称する。図1に示し、かつ、以下に詳細に説明するように、EUV光生成装置1は、チャンバ2、ターゲット供給部26を含んでもよい。チャンバ2は、密閉可能であってもよい。ターゲット供給部26は、例えば、チャンバ2の壁を貫通するように取り付けられてもよい。ターゲット供給部26から供給されるターゲット物質の材料は、スズ、テルビウム、ガドリニウム、リチウム、キセノン、又は、それらの内のいずれか2つ以上の組合せを含んでもよいが、これらに限定されない。
チャンバ2の壁には、少なくとも1つの貫通孔が設けられていてもよい。その貫通孔には、ウインドウ21が設けられてもよく、ウインドウ21をレーザ装置3から出力されるパルスレーザ光32が透過してもよい。チャンバ2の内部には、例えば、回転楕円面形状の反射面を有するEUV集光ミラー23が配置されてもよい。EUV集光ミラー23は、第1及び第2の焦点を有し得る。EUV集光ミラー23の表面には、例えば、モリブデンとシリコンとが交互に積層された多層反射膜が形成されていてもよい。EUV集光ミラー23は、例えば、その第1の焦点がプラズマ生成領域25に位置し、その第2の焦点が中間集光点(IF)292に位置するように配置されるのが好ましい。EUV集光ミラー23の中央部には貫通孔24が設けられていてもよく、貫通孔24をパルスレーザ光33が通過してもよい。
EUV光生成装置1は、EUV光生成制御部5、ターゲットセンサ4等を含んでもよい。ターゲットセンサ4は、撮像機能を有してもよく、ターゲット27の存在、軌跡、位置、速度等を検出するよう構成されてもよい。
また、EUV光生成装置1は、チャンバ2の内部と露光装置6の内部とを連通させる接続部29を含んでもよい。接続部29内部には、アパーチャが形成された壁291が設けられてもよい。壁291は、そのアパーチャがEUV集光ミラー23の第2の焦点位置に位置するように配置されてもよい。
さらに、EUV光生成装置1は、レーザ光進行方向制御部34、レーザ光集光ミラー22、ターゲット27を回収するためのターゲット回収部28等を含んでもよい。レーザ光進行方向制御部34は、レーザ光の進行方向を規定するための光学素子と、この光学素子の位置、姿勢等を調整するためのアクチュエータとを備えてもよい。
3.2 動作
図1を参照に、レーザ装置3から出力されたパルスレーザ光31は、レーザ光進行方向制御部34を経て、パルスレーザ光32としてウインドウ21を透過してチャンバ2内に入射してもよい。パルスレーザ光32は、少なくとも1つのレーザ光経路に沿ってチャンバ2内を進み、レーザ光集光ミラー22で反射されて、パルスレーザ光33として少なくとも1つのターゲット27に照射されてもよい。
ターゲット供給部26は、ターゲット27をチャンバ2内部のプラズマ生成領域25に向けて出力するよう構成されてもよい。ターゲット27には、パルスレーザ光33に含まれる少なくとも1つのパルスが照射されてもよい。パルスレーザ光が照射されたターゲット27はプラズマ化し、そのプラズマから放射光251が放射され得る。EUV集光ミラー23は、放射光251に含まれるEUV光を、他の波長域の光に比べて高い反射率で反射してもよい。EUV集光ミラー23によって反射されたEUV光を含む反射光252は、中間集光点292で集光され、露光装置6に出力されてもよい。なお、1つのターゲット27に、パルスレーザ光33に含まれる複数のパルスが照射されてもよい。
EUV光生成制御部5は、EUV光生成システム11全体の制御を統括するよう構成されてもよい。EUV光生成制御部5は、ターゲットセンサ4によって撮像されたターゲット27のイメージデータ等を処理するよう構成されてもよい。また、EUV光生成制御部5は、例えば、ターゲット27を出力するタイミングの制御、ターゲット27の出力方向の制御の内少なくとも一つを制御するよう構成されてもよい。さらに、EUV光生成制御部5は、例えば、レーザ装置3の発振タイミングの制御、パルスレーザ光32の進行方向の制御、パルスレーザ光33の集光位置の制御の内少なくとも一つを制御するよう構成されてもよい。上述の様々な制御は単なる例示に過ぎず、必要に応じて他の制御が追加されてもよい。
4.ガス供給部を含むEUV光生成装置
4.1 構成
図2は、第1の実施形態に係るEUV光生成システム11の構成を示す一部断面図である。以下の説明において、Y方向はターゲット27の移動方向とほぼ一致し、本開示における第4の方向に相当していてもよい。Z方向は、パルスレーザ光33の進行方向とほぼ一致し、本開示における第3の方向に相当していてもよい。Z方向は、また、EUV集光ミラー23によって反射された反射光252の進行方向とほぼ一致し、本開示における第2の方向に相当していてもよい。X方向は、Y方向及びZ方向の両方に垂直な方向であって、図2における紙面に垂直な方向であってもよい。
図2は、ターゲット27の軌道とパルスレーザ光33の光路軸との両方を含む面における断面を示している。ターゲット27の軌道とパルスレーザ光33の光路軸との両方を含む面は、YZ面に平行な面であってもよい。
図2に示されるように、チャンバ2の内部には、集光光学系22aと、EUV集光ミラー23と、ターゲット回収部28と、EUV集光ミラーホルダ81と、プレート82及びプレート83と、サブチャンバ20とが設けられてもよい。図2に示されるように、チャンバ2には、ターゲット供給部26と、配管61と、配管63と、配管66と、排気装置39とが取り付けられてもよい。
チャンバ2の外部には、レーザ装置3と、レーザ光進行方向制御部34aと、EUV光生成制御部5と、調節弁62と、調節弁64と、調節弁67と、ガス供給源65と、ガス供給源68とが設けられてもよい。
ターゲット供給部26は、リザーバ51と、圧力調節器54とを有していてもよい。リザーバ51は、溶融されたターゲットの材料を、内部に貯蔵してもよい。リザーバ51に備えられた図示しないヒータによって、ターゲットの材料がその融点以上の温度に維持されてもよい。リザーバ51の一部が、チャンバ2の壁面に形成された貫通孔2aを貫通しており、リザーバ51の先端がチャンバ2の内部に位置していてもよい。リザーバ51の上記先端はターゲットを出力するノズルとなっていてもよく、このノズルには、開口52が形成されていてもよい。
圧力調節器54は、EUV光生成制御部5から出力される制御信号に応じて、図示しない不活性ガスボンベからリザーバ51内部に供給される不活性ガスの圧力を調節してもよい。不活性ガスがリザーバ51内のターゲット物質を加圧することにより、開口52から液体のターゲット物質の噴流が出力されてもよい。
リザーバ51には加振素子53が取り付けられていてもよい。EUV光生成制御部5から出力される駆動信号に応じて、加振素子53は周期的に伸縮し、リザーバ51に振動を与えてもよい。リザーバ51に与えられた振動は、開口52から出力されたターゲット物質の噴流に伝達されてもよい。これにより、ターゲット物質の噴流が液滴状に分離し、複数のターゲット27に変化し得る。
レーザ装置3は、COレーザ装置を含んでいてもよい。レーザ装置3は、パルスレーザ光を出力してもよい。
レーザ光進行方向制御部34aは、高反射ミラー341及び342を含んでもよい。高反射ミラー341は、ホルダ343によって支持されていてもよい。高反射ミラー342は、ホルダ344によって支持されていてもよい。
集光光学系22aは、軸外放物面ミラー221及び平面ミラー222を含んでもよい。軸外放物面ミラー221は、ホルダ223によって支持されてもよい。平面ミラー222は、ホルダ224によって支持されてもよい。ホルダ223及び224は、プレート83に固定されてもよい。EUV集光ミラー23は、EUV集光ミラーホルダ81を介してプレート82に固定されていてもよい。プレート82及びプレート83は、チャンバ2に固定されてもよい。
サブチャンバ20は、チャンバ2の内部に位置していてもよい。サブチャンバ20の内部には、プレート83及び集光光学系22aが収容されていてもよい。サブチャンバ20は、EUV集光ミラー23を貫通する中空の円錐部70を有していてもよい。円錐部70の底面側と頂点側とはそれぞれ開口していてもよい。パルスレーザ光33が円錐部70の底面側の開口71から頂点側の開口72を通り、プラズマ生成領域25に到達できるようになっていてもよい。すなわち、円錐部70を含むサブチャンバ20は、集光光学系22aとプラズマ生成領域25との間のパルスレーザ光33の光路を囲んでいてもよい。
円錐部70の周囲には、外円錐部73が位置していてもよい。外円錐部73は、円錐部70との間に隙間を有してもよい。外円錐部73は、EUV集光ミラー23を貫通しており、EUV集光ミラー23の反射面側において、外方に広がる返し部74を有してもよい。円錐部70の外面には、返し部74との間に隙間を有する返し部75が固定されていてもよい。外円錐部73と円錐部70との間の隙間と、返し部74と返し部75との間の隙間とが繋がってガス通路となっていてもよい。
ガス供給源65は、調節弁62及び配管61を介してサブチャンバ20内に接続されていてもよい。ガス供給源65、調節弁62及び配管61は、本開示における第3のガス供給部を構成してもよい。
ガス供給源65は、さらに、調節弁64及び配管63を介して外円錐部73と円錐部70との間の隙間のガス通路に接続されていてもよい。ガス供給源65、調節弁64及び配管63は、本開示における第2のガス供給部を構成してもよい。第2のガス供給部を構成するガス供給源65は、第3のガス供給部を構成するガス供給源と共通であってもよい。
排気装置39は、チャンバ2の内部を排気する真空ポンプを含んでもよい。排気装置39の動作が制御されることにより、チャンバ2の内部が所定範囲の圧力に維持されてもよい。
ガス供給源68は、調節弁67及び配管66を介してチャンバ2内に接続されていてもよい。配管66の先端には、ノズル69が設けられていてもよい。ガス供給源68、調節弁67、配管66及びノズル69は、本開示における第1のガス供給部を構成してもよい。調節弁67は、本開示における流量変更機構を構成してもよい。第1のガス供給部において、ガス供給源68の代わりに、第2又は第3のガス供給部を構成するガス供給源と共通のガス供給源65が用いられてもよい。なお、本開示において、ガス供給源68は水素ガスを供給するものとして説明するが、不活性ガスが用いられてもよい。
4.2 動作
EUV光生成制御部5は、ターゲット供給部26がターゲット27を出力するように、ターゲット供給部26に制御信号を出力してもよい。
ターゲット供給部26は、複数の液滴状のターゲット27を順次出力してもよい。ターゲット回収部28は、ターゲット27の軌道の延長線上に配置され、プラズマ生成領域25を通過したターゲット27を回収してもよい。
EUV光生成制御部5は、トリガ信号をレーザ装置3に出力してもよい。レーザ装置3は、トリガ信号に従って、パルスレーザ光を出力してもよい。
レーザ光進行方向制御部34aに含まれる高反射ミラー341は、レーザ装置3によって出力されたパルスレーザ光31の光路に配置されてもよい。高反射ミラー341は、パルスレーザ光31を高い反射率で反射してもよい。
高反射ミラー342は、高反射ミラー341によって反射されたパルスレーザ光の光路に配置されてもよい。高反射ミラー342は、パルスレーザ光を高い反射率で反射し、この光をパルスレーザ光32として集光光学系22aに導いてもよい。
集光光学系22aに含まれる軸外放物面ミラー221は、パルスレーザ光32の光路に配置されてもよい。軸外放物面ミラー221は、パルスレーザ光32を平面ミラー222に向けて反射してもよい。平面ミラー222は、軸外放物面ミラー221によって反射されたパルスレーザ光を、パルスレーザ光33としてプラズマ生成領域25又はその近傍に向けて反射してもよい。パルスレーザ光33は、軸外放物面ミラー221の反射面形状に従い、プラズマ生成領域25又はその近傍において集光されてもよい。
プラズマ生成領域25又はその近傍において、1つのターゲット27に、パルスレーザ光33が照射されてもよい。液滴状のターゲット27にパルスレーザ光33が照射されると、液滴状のターゲット27がプラズマ化し、EUV光が生成され得る。
ガス供給源65は、配管を介して調節弁62に接続されてもよい。調節弁62は、配管61に供給される水素ガスの流量を変更できるように構成されていてもよい。配管61が、サブチャンバ20内に開口し、ウインドウ21付近に水素ガスを供給してもよい。サブチャンバ20内に水素ガスが供給されることにより、サブチャンバ20内の圧力は、チャンバ2内で且つサブチャンバ20外における圧力より高くなってもよい。サブチャンバ20内に供給された水素ガスは、円錐部70の頂点側の開口72からプラズマ生成領域25の周辺に向けて流れ出てもよい。
サブチャンバ20内に水素ガスを供給してチャンバ2内よりも高圧とすることにより、サブチャンバ20内にターゲット物質のデブリが進入することを抑制し得る。また、サブチャンバ20内の集光光学系22aやウインドウ21にターゲット物質のデブリが堆積したとしても、水素ガスによってデブリをエッチングして除去することができる。
ガス供給源65は、配管を介して調節弁64に接続されてもよい。調節弁64は、配管63に供給される水素ガスの流量を変更できるように構成されていてもよい。配管63が、円錐部70と外円錐部73との隙間に形成されたガス通路に接続され、当該ガス通路に水素ガスを供給してもよい。水素ガスは、返し部74と返し部75との間の隙間から、EUV集光ミラー23の反射面に沿って、EUV集光ミラー23の中央部から外周側へ向けて放射状に流れてもよい。
EUV集光ミラー23の反射面に沿って水素ガスを流すことにより、ターゲット物質のデブリがEUV集光ミラー23の反射面に到達することを抑制し得る。また、EUV集光ミラー23の反射面にターゲット物質のデブリが堆積したとしても、水素ガスによってデブリをエッチングして除去することができる。
上述のように、水素ガスが円錐部70の頂点側の開口72からプラズマ生成領域25の周辺に向けて流れ出ることにより、ターゲット27が、水素ガスの流れに押される可能性がある。また、上述のように、水素ガスがEUV集光ミラー23の中央部から外周側へ向けて放射状に流れることにより、ターゲット27が、水素ガスの流れに押される可能性がある。どちらの場合にも、ターゲット27の軌跡が図2の軌跡T1に示されるようにZ方向にずれてしまい、プラズマ生成領域25に到達できないことが考えられる。
そこで、ガス供給源68、調節弁67、配管66及びノズル69を含む第1のガス供給部が設けられてもよい。ガス供給源68は、配管を介して調節弁67に接続されてもよい。調節弁67は、配管66に供給される水素ガスの流量を変更できるように構成されていてもよい。ノズル69が、ターゲット27の軌道に向けて水素ガスを噴出してもよい。
ノズル69による水素ガスの噴出方向は、−Z方向の方向成分を含んでもよい。ノズル69による水素ガスの噴出方向が−Z方向の方向成分を含むことにより、ターゲット27の軌跡を、図2の軌跡T2に示されるように−Z方向に押し戻すことができる。ノズル69による水素ガスの噴出方向は、本開示における第1の方向に相当し得る。ここで、ノズル69による水素ガスの噴出方向が−Z方向の方向成分を含むとは、ノズル69による水素ガスの噴出方向と−Z方向とのなす角が90°未満であることを意味する。
ノズル69による水素ガスの噴出方向は、さらに、Y方向の方向成分を含んでもよい。ノズル69による水素ガスの噴出方向がY方向の方向成分を含むことにより、プラズマ生成領域25に向かうターゲット27が減速することを抑制し得る。但し、本開示は、ノズル69による水素ガスの噴出方向がY方向の方向成分を含む場合には限定されない。ノズル69による水素ガスの噴出方向がY方向と垂直であってもよいし、−Y方向の方向成分を含んでもよい。
図3は、ターゲット供給部26から出力されるターゲット27の軌跡のシミュレーション結果を示すグラフである。図3において、曲線C1は、ノズル69による水素ガスの供給をしない場合のシミュレーション結果を示す。曲線C2は、ターゲット供給部26によるターゲット27の出力方向と同一方向に水素ガスを噴出した場合のシミュレーション結果を示す。曲線C3〜曲線C5は、ターゲット供給部26によるターゲット27の出力方向に対して30[deg]の角度で、3種類の噴出流量で水素ガスを噴出した場合のシミュレーション結果を示す。図3において、横軸は、ターゲット供給部26の開口52が形成されたノズルからプラズマ生成領域25の中心までの距離を1とした場合の、ノズルからの距離の相対値を示す。図3において、縦軸は、プラズマ生成領域25の中心を0とした場合のターゲット27のZ方向の位置を示す。
曲線C1に示されるように、ノズル69による水素ガスの供給をしない場合には、ターゲット27の軌跡はZ方向に約18μmずれる可能性がある。ターゲット27の大きさにもよるが、ターゲット27の軌跡のずれは、ターゲットの直径のオーダーに相当する可能性がある。
曲線C2に示されるように、ターゲット27の出力方向と同一方向に水素ガスを噴出した場合には、ターゲット27の軌跡のずれを改善することはできない可能性がある。
曲線C3〜曲線C5に示されるように、ターゲット27の出力方向に対して30[deg]の角度で水素ガスを噴出した場合には、ターゲットの軌跡を−Z方向に戻すことができる。プラズマ生成領域25の近傍におけるターゲット27のずれが小さくなるように、噴出流量を調整することが望ましい。また、水素ガスの噴出方向を、ターゲット27の出力方向に対して、0[deg]より大きく、180[deg]より小さい範囲で調整してもよい。
5.排気装置の配置
図4は、第2の実施形態に係るEUV光生成システム11の構成を示す一部断面図である。第2の実施形態に係るEUV光生成システム11は、チャンバ2に対する排気装置の接続位置が第1の実施形態と異なってもよい。
第2の実施形態において、ターゲット回収部28は、プラズマ生成領域25に向けられた開口部28aを有する筒28bと、筒28bに接続されたターゲットキャッチャー28cと、を含んでもよい。筒28b及びターゲットキャッチャー28cは、チャンバ2の外部に位置し、開口部28aにおいてチャンバ2と筒28bとが接続されていてもよい。ターゲット回収部28は、プラズマ生成領域25及び開口部28aを通過したターゲット27をターゲットキャッチャー28cにおいて回収するように構成されてもよい。筒28bの側面に、排気管39aが接続されてもよい。排気装置39は、筒28bの内部を、排気管39aを通して排気するように構成されてもよい。
その他の点については第1の実施形態と同様でよい。
図5は、ターゲット供給部26から出力されるターゲット27の別の条件による軌跡のシミュレーション結果を示すグラフである。図5において、曲線C6は、ターゲット27の軌道よりもZ方向側の位置で排気する場合のシミュレーション結果を示す。曲線C7は、図4に示されるようにターゲット27の軌道の近傍位置で排気する場合のシミュレーション結果を示す。曲線C8は、ターゲット27の軌道よりも−Z方向側の位置で排気する場合のシミュレーション結果を示す。図5において、横軸は、ターゲット供給部26の開口52が形成されたノズルからプラズマ生成領域25の中心までの距離を1とした場合の、ノズルからの距離の相対値を示す。図5において、縦軸は、プラズマ生成領域25の中心を0とした場合のターゲット27のZ方向の位置を示す。
図5に示されるように、ターゲット27の軌道の近傍位置又はターゲット27の軌道よりも−Z方向側の位置で排気する場合に比べて、ターゲット27の軌道よりもZ方向側の位置で排気すると、ターゲット27の軌跡がZ方向側にずれてしまう可能性がある。なお、ターゲット27の軌道の近傍位置で排気する場合と、ターゲット27の軌道よりも−Z方向側の位置で排気する場合とでは、ターゲット27の軌跡に大きな差はない可能性がある。
第2の実施形態によれば、第1の実施形態と比べて、チャンバ2内におけるZ方向のガスの流れが抑制され、ターゲット27の軌跡に沿ったY方向のガスの流れが促進され得る。これにより、ターゲット27の軌跡がZ方向にずれることが抑制され、ターゲット27の軌跡が安定し得る。また、第2の実施形態によれば、第1の実施形態と比べて、ノズル69による水素ガスの噴出量を低減し得る。
6.ターゲットの軌跡変更制御
図6A及び図6Bは、第3の実施形態に係るEUV光生成システム11の構成を示す一部断面図である。図6Aは、ターゲット27の軌道とパルスレーザ光33の光路軸との両方を含む面における断面を示している。ターゲット27の軌道とパルスレーザ光33の光路軸との両方を含む面は、YZ面に平行な面であってもよい。図6Bは、ターゲット27の軌道を含み、且つ、パルスレーザ光33の光路軸に垂直な面における断面を示している。ターゲット27の軌道を含み、且つ、パルスレーザ光33の光路軸に垂直な面は、XY面に平行な面であってもよい。図6Bにおいては、配管66の一部の図示が省略されている。
第3の実施形態に係るEUV光生成システム11においては、ガス制御部50が、ターゲットセンサ4の検出結果に基づき、ノズル69によって噴出される水素ガスの流量を制御するように構成されてもよい。なお、図6A及び図6Bにおいて、ガス制御部50がそれぞれ2箇所に図示されているが、ガス制御部50は1つにまとまっていてもよい。
第3の実施形態において、ターゲットセンサ4は、プラズマ生成領域25に向けられていてもよい。チャンバ2には、プラズマ生成領域25に向けられた発光部45が取り付けられていてもよい。ターゲットセンサ4及び発光部45は、プラズマ生成領域25を挟んで互いに反対側に配置されていてもよい。ターゲットセンサ4及び発光部45の一方が、プラズマ生成領域25からみてX方向の位置に配置され、ターゲットセンサ4及び発光部45の他方が、プラズマ生成領域25からみて−X方向の位置に配置されてもよい。
チャンバ2にはウインドウ21a及び21bが取り付けられていてもよい。ウインドウ21aは、発光部45とプラズマ生成領域25との間に位置していてもよい。ウインドウ21bは、プラズマ生成領域25とターゲットセンサ4との間に位置していてもよい。
ターゲットセンサ4は、イメージセンサ41と、転写光学系42と、容器43と、シャッタ44とを含んでもよい。容器43はチャンバ2の外部に固定され、この容器43内に、イメージセンサ41、転写光学系42及びシャッタ44が固定されてもよい。転写光学系42は、プラズマ生成領域25及びその周辺の像をイメージセンサ41の受光部に転写してもよい。シャッタ44は、ターゲット27がプラズマ生成領域25に到達する直前のわずかな時間だけ開いている他は、閉じていてもよい。発光部45は、光源46と、集光光学系47と、容器48とを含んでもよい。容器48はチャンバ2の外部に固定され、この容器48内に、光源46及び集光光学系47が固定されてもよい。
光源46の出力光は、集光光学系47によって、プラズマ生成領域25及びその周辺に、照射され得る。ターゲット27が発光部45による光の光路に到達した後で、且つプラズマ生成領域25に到達する直前のタイミングで、ターゲットセンサ4は、イメージセンサ41によって、プラズマ生成領域25及びその周辺の像の光強度分布を検出してもよい。ターゲットセンサ4は、この光強度分布のデータを、ガス制御部50に出力してもよい。ターゲット27がプラズマ生成領域25に到達するタイミングで、パルスレーザ光がプラズマ生成領域25に到達し、プラズマが生成され得る。パルスレーザ光がプラズマ生成領域25に到達する直前に、シャッタ44が閉じられてもよい。
チャンバ2には、さらに、圧力センサ38が取り付けられてもよい。圧力センサ38は、チャンバ2内の圧力を検出し、圧力の検出値をガス制御部50に出力してもよい。本開示において、ガス制御部50は、EUV光生成制御部5とは別のものとして説明されるが、ガス制御部50は、EUV光生成制御部5に含まれるものでもよい。ガス制御部50は、チャンバ2内の圧力の検出値に基づいて、チャンバ2の内部が所定範囲の圧力に維持されるように排気装置39を制御してもよい。
その他の点については第2の実施形態と同様でよい。
図7Aは、第3の実施形態におけるガス制御部50の動作を示すフローチャートである。ガス制御部50は、以下の処理によって、ノズル69から噴射される水素ガスの流量及びチャンバ2内の圧力を制御してもよい。
まず、S10において、ガス制御部50は、EUV光生成制御部5からターゲット軌跡制御命令を受信したか否かを判定してもよい。ガス制御部50は、ターゲット軌跡制御命令を受信していない場合、ターゲット軌跡制御命令を受信するまで待機してもよい。ガス制御部50は、ターゲット軌跡制御命令を受信した場合、処理をS20に進めてもよい。
S20において、ガス制御部50は、ターゲットセンサ4を用いて、ターゲット27とプラズマ生成領域25との距離Lを計測してもよい。この処理の詳細については、図7Bを参照しながら後述する。
次に、S30において、ガス制御部50は、EUV光生成制御部5に、レーザ光照射NGを示す信号を出力してもよい。この信号に基づいて、EUV光生成制御部5は、レーザ装置3に対するトリガ信号の出力を停止してもよい。
次に、S40において、ガス制御部50は、調節弁67を制御することにより、距離Lが0に近づくように、ノズル69から出力される水素ガスの流量を調節してもよい。例えば、ターゲット27がプラズマ生成領域25よりもZ方向側にずれている場合には、ノズル69から出力される水素ガスの流量を増加させてもよい。ターゲット27がプラズマ生成領域25よりも−Z方向側にずれている場合には、ノズル69から出力される水素ガスの流量を減少させてもよい。
次に、S50において、ガス制御部50は、排気装置39を制御することにより、チャンバ2内の圧力が所定範囲内となるように、排気装置39による排気量を調節してもよい。この処理の詳細については、図7Cを参照しながら後述する。
次に、S60において、ガス制御部50は、ターゲットセンサ4を用いて、ターゲット27とプラズマ生成領域25との距離Lを計測してもよい。この処理は、S20の処理と同じ処理でよい。この処理の詳細については、図7Bを参照しながら後述する。
次に、S70において、ガス制御部50は、計測された距離Lを所定の閾値と比較することにより、距離Lが許容範囲内か否かを判定してもよい。距離Lの許容範囲は、例えば、ターゲット27の直径の10%とされてもよい。すなわち、ターゲット27の直径が約20μmである場合には、以下の範囲を距離Lの許容範囲としてもよい。
−2μm≦L≦2μm
距離Lが許容範囲内でない場合には、ガス制御部50は、処理をS30に戻し、S30以降の処理を繰り返すことにより、ノズル69から出力される水素ガスの流量をさらに調節してもよい。距離Lが許容範囲内である場合には、ガス制御部50は、処理をS80に進めてもよい。
S80において、ガス制御部50は、EUV光生成制御部5に、レーザ光照射OKを示す信号を出力してもよい。この信号に基づいて、EUV光生成制御部5は、レーザ装置3に対するトリガ信号の出力を開始してもよい。
次に、S90において、ガス制御部50は、EUV光生成制御部5からターゲット軌跡制御の中止命令を受信したか否かを判定してもよい。ガス制御部50は、ターゲット軌跡制御の中止命令を受信していない場合、処理をS40に戻し、S40以降の処理を繰り返してもよい。ガス制御部50は、ターゲット軌跡制御の中止命令を受信した場合、本フローチャートによる処理を終了してもよい。
図7Bは、図7Aに示される距離Lの計測の処理の詳細を示すフローチャートである。図7Bに示される処理は、図7Aに示されるS20又はS60のサブルーチンとして、ガス制御部50によって行われてもよい。
まず、S21において、ガス制御部50は、ターゲットセンサ4から出力された光強度分布のデータを取り込んでもよい。
次に、S22において、ガス制御部50は、光強度分布のデータに基づいて、ターゲット27の中心位置Dを算出してもよい。例えば、光強度分布のデータがターゲット27の形状を示す円を含んでいる場合には、その円の中心位置を算出してもよい。また、光強度分布のデータが所定時間にわたるターゲット27の移動軌跡を示す帯の形状を含んでいる場合には、その帯の中心線の位置を算出してもよい。ターゲット27の中心位置Dは、Z方向における中心位置であってもよい。
次に、S23において、ガス制御部50は、プラズマ生成領域25の中心位置Cとターゲット27の中心位置Dとの距離Lを、以下の式により算出してもよい。
L=D−C
プラズマ生成領域25の中心位置Cは、Z方向における中心位置であってもよい。
その後、本フローチャートによる処理を終了してもよい。
図7Cは、図7Aに示されるチャンバ内の圧力制御の処理の詳細を示すフローチャートである。図7Cに示される処理は、図7Aに示されるS50のサブルーチンとして、ガス制御部50によって行われてもよい。
まず、S51において、ガス制御部50は、圧力センサ38から出力されたチャンバ2の圧力Pの検出値を取り込んでもよい。
次に、S52において、ガス制御部50は、目標の圧力Ptとチャンバ2内の圧力Pとの差ΔPを、以下の式により算出してもよい。
ΔP=P−Pt
目標の圧力Ptは、5Pa以上、20Pa以下の範囲で決められた値であってもよい。
次に、S53において、ガス制御部50は、上述の差ΔPが0に近づくように排気装置39を制御してもよい。例えば、チャンバ2内の圧力Pが目標の圧力Ptより高い場合には、排気装置39による排気量を増加させてもよい。チャンバ2内の圧力Pが目標の圧力Ptより低い場合には、排気装置39による排気量を減少させてもよい。
その後、本フローチャートによる処理を終了してもよい。
以上の処理により、ターゲット27がプラズマ生成領域25を通過するように、ノズル69による水素ガスの流量を調整することができる。
第3の実施形態において、ターゲットセンサ4がプラズマ生成領域25からみてX方向又は−X方向の位置に配置される場合について説明したが、本開示はこれに限定されない。ターゲットセンサ4は、プラズマ生成領域25とターゲット27とのZ方向のずれを計測できる位置であれば、別の位置に配置されてもよい。
第3の実施形態において、ターゲットセンサ4及び発光部45が、プラズマ生成領域25を挟んで互いに反対側に配置される場合について説明したが、本開示はこれに限定されない。ターゲットセンサ4及び発光部45が、プラズマ生成領域25からみてほぼ同じ側に配置され、ターゲットセンサ4が、発光部45によって光を照射されたターゲットの反射光を検出してもよい。
第3の実施形態において、調節弁67を制御する場合について説明したが、本開示はこれに限定されない。ガス制御部50が、調節弁62及び調節弁64あるいはその一方を制御することにより、ターゲット27の軌道に流れる水素ガスの流量を調節してもよい。この場合、調節弁67を制御しなくてもよい。
7.複数の第1のガス供給部
図8は、第4の実施形態に係るEUV光生成システム11の構成を示す一部断面図である。図8は、ターゲット27の軌道を含み、且つ、パルスレーザ光33の光路軸に垂直な面における断面を示している。ターゲット27の軌道を含み、且つ、パルスレーザ光33の光路軸に垂直な面は、XY面に平行な面であってもよい。図8に示されるように、第4の実施形態においては、複数の第1のガス供給部が設けられてもよい。複数の第1のガス供給部は、それぞれ、ターゲット27の軌道に向けて水素ガスを噴出してもよい。
ガス供給源68、調節弁67、配管66及びノズル69を含む第1のガス供給部が、−Z方向の方向成分及びY方向の方向成分を含む方向に、水素ガスを噴出してもよい。
ガス供給源68a、調節弁67a、配管66a及びノズル69aを含む別の第1のガス供給部が、−Z方向の方向成分、Y方向の方向成分及びX方向の方向成分を含む方向に、水素ガスを噴出してもよい。
ガス供給源68b、調節弁67b、配管66b及びノズル69bを含むさらに別の第1のガス供給部が、−Z方向の方向成分、Y方向の方向成分及び−X方向の方向成分を含む方向に、水素ガスを噴出してもよい。
複数の第1のガス供給部によって供給される水素ガスの流量をそれぞれ制御することにより、Z方向だけでなく、X方向におけるターゲットの位置も調整し得る。なお、図8においては、配管66、66a、66bの各一部の図示が省略されている。また、調節弁67、67a、67b及びターゲットセンサ4、9と、ガス制御部50とを接続する信号ラインが省略されている。
図8に示されるように、第4の実施形態においては、ターゲットセンサ4及びターゲットセンサ9が設けられてもよい。ターゲットセンサ9は、プラズマ生成領域25よりY方向にずれた位置に配置されていてもよい。チャンバ2には、さらに、発光部95が取り付けられていてもよい。ターゲットセンサ9及び発光部95は、プラズマ生成領域25を挟んで互いに反対側に配置されていてもよい。
チャンバ2にはウインドウ21c及び21dが取り付けられていてもよい。ウインドウ21cは、発光部95とプラズマ生成領域25との間に位置していてもよい。ウインドウ21dは、プラズマ生成領域25とターゲットセンサ9との間に位置していてもよい。
ターゲットセンサ9は、イメージセンサ91と、転写光学系92と、容器93と、シャッタ94とを含んでもよい。発光部95は、光源96と、集光光学系97と、容器98とを含んでもよい。ターゲットセンサ9は、プラズマ生成領域25よりY方向にずれた位置に配置されている他は、ターゲットセンサ4と同様の構成及び機能を有してよい。発光部95は、発光部45と同様の構成及び機能を有してよい。
これにより、ガス制御部50は、ターゲットセンサ4のデータに基づいてターゲット27のZ方向の位置を算出するだけでなく、ターゲットセンサ9のデータに基づいてターゲット27のX方向の位置を算出し得る。ガス制御部50は、ターゲット27のX方向の位置に基づいて、複数の第1のガス供給部を制御することにより、ターゲット27のX方向の位置を所望の範囲内に調整し得る。
他の点については、第3の実施形態と同様でよい。
第4の実施形態において、複数の第1のガス供給部を制御する場合について説明したが、本開示はこれに限定されない。ターゲットセンサ9によってターゲット27のX方向のずれが検出された場合に、ターゲット27のX方向のずれを修正するための代替構成がとられてもよい。この代替構成としては、例えば、ターゲット供給部26のX方向の位置を調整するX軸ステージが用いられてもよい。
8.制御部の構成
図9は、制御部の概略構成を示すブロック図である。
上述した実施の形態におけるEUV光生成制御部5及びガス制御部50等の制御部は、コンピュータやプログラマブルコントローラ等汎用の制御機器によって構成されてもよい。例えば、以下のように構成されてもよい。
(構成)
制御部は、処理部1000と、処理部1000に接続される、ストレージメモリ1005と、ユーザインターフェイス1010と、パラレルI/Oコントローラ1020と、シリアルI/Oコントローラ1030と、A/D、D/Aコンバータ1040とによって構成されてもよい。また、処理部1000は、CPU1001と、CPU1001に接続された、メモリ1002と、タイマー1003と、GPU1004とから構成されてもよい。
(動作)
処理部1000は、ストレージメモリ1005に記憶されたプログラムを読み出してもよい。また、処理部1000は、読み出したプログラムを実行したり、プログラムの実行に従ってストレージメモリ1005からデータを読み出したり、ストレージメモリ1005にデータを記憶させたりしてもよい。
パラレルI/Oコントローラ1020は、パラレルI/Oポートを介して通信可能な機器1021〜102xに接続されてもよい。パラレルI/Oコントローラ1020は、処理部1000がプログラムを実行する過程で行うパラレルI/Oポートを介した、デジタル信号による通信を制御してもよい。
シリアルI/Oコントローラ1030は、シリアルI/Oポートを介して通信可能な機器1031〜103xに接続されてもよい。シリアルI/Oコントローラ1030は、処理部1000がプログラムを実行する過程で行うシリアルI/Oポートを介した、デジタル信号による通信を制御してもよい。
A/D、D/Aコンバータ1040は、アナログポートを介して通信可能な機器1041〜104xに接続されてもよい。A/D、D/Aコンバータ1040は、処理部1000がプログラムを実行する過程で行うアナログポートを介した、アナログ信号による通信を制御してもよい。
ユーザインターフェイス1010は、オペレータが処理部1000によるプログラムの実行過程を表示したり、オペレータによるプログラム実行の中止や割り込み処理を処理部1000に行わせたりするよう構成されてもよい。
処理部1000のCPU1001はプログラムの演算処理を行ってもよい。メモリ1002は、CPU1001がプログラムを実行する過程で、プログラムの一時記憶や、演算過程でのデータの一時記憶を行ってもよい。タイマー1003は、時刻や経過時間を計測し、プログラムの実行に従ってCPU1001に時刻や経過時間を出力してもよい。GPU1004は、処理部1000に画像データが入力された際、プログラムの実行に従って画像データを処理し、その結果をCPU1001に出力してもよい。
パラレルI/Oコントローラ1020に接続される、パラレルI/Oポートを介して通信可能な機器1021〜102xは、レーザ装置3、露光装置6、他の制御部等であってもよい。
シリアルI/Oコントローラ1030に接続される、シリアルI/Oポートを介して通信可能な機器1031〜103xは、ターゲットセンサ4、ターゲット供給部26等であってもよい。
A/D、D/Aコンバータ1040に接続される、アナログポートを介して通信可能な機器1041〜104xは、圧力センサ38等の各種センサであってもよい。
以上のように構成されることで、制御部は各実施形態に示された動作を実現可能であってよい。
上記の説明は、制限ではなく単なる例示を意図したものである。従って、添付の特許請求の範囲を逸脱することなく本開示の実施形態に変更を加えることができることは、当業者には明らかであろう。
本明細書及び添付の特許請求の範囲全体で使用される用語は、「限定的でない」用語と解釈されるべきである。例えば、「含む」又は「含まれる」という用語は、「含まれるものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。「有する」という用語は、「有するものとして記載されたものに限定されない」と解釈されるべきである。また、本明細書及び添付の特許請求の範囲に記載される修飾句「1つの」は、「少なくとも1つ」又は「1又はそれ以上」を意味すると解釈されるべきである。

Claims (6)

  1. チャンバと、
    前記チャンバ内の所定領域に向けてターゲットを出力するように構成されたターゲット供給部と、
    前記ターゲット供給部と前記所定領域との間のターゲットの軌道に向かう第1の方向にガスを噴出する第1のガス供給部と、
    前記所定領域にパルスレーザ光を集光するように構成された集光光学系と、
    前記所定領域において生成される極端紫外光を第2の方向に反射して集光する反射面を有するEUV集光ミラーと、
    前記EUV集光ミラーの反射面に沿ってガスを流す第2のガス供給部と、
    備え、
    前記第1の方向は、前記第2の方向と反対方向の方向成分を有する、
    端紫外光生成装置。
  2. チャンバと、
    前記チャンバ内の所定領域に向けてターゲットを出力するように構成されたターゲット供給部と、
    前記ターゲット供給部と前記所定領域との間のターゲットの軌道に向かう第1の方向にガスを噴出する第1のガス供給部と、
    前記所定領域にパルスレーザ光を集光するように構成された集光光学系と、
    前記集光光学系と前記所定領域との間のパルスレーザ光の光路を囲むサブチャンバであって、前記所定領域に向かう第3の方向にパルスレーザ光を通過させるように前記所定領域に向けられた開口を有する前記サブチャンバと、
    前記サブチャンバにガスを供給する第3のガス供給部と、
    備え、
    前記第1の方向は、前記第3の方向と反対方向の方向成分を有する、
    端紫外光生成装置。
  3. チャンバと、
    前記チャンバ内の所定領域に向けてターゲットを出力するように構成されたターゲット供給部と、
    前記ターゲット供給部と前記所定領域との間のターゲットの軌道に向かう第1の方向にガスを噴出する第1のガス供給部と、
    前記所定領域にパルスレーザ光を集光するように構成された集光光学系と、
    を備え、
    前記ターゲット供給部は、前記所定領域に向かう第4の方向にターゲットを出力するように構成され、
    前記第1の方向は、前記第4の方向と同一方向の方向成分を有する、
    端紫外光生成装置。
  4. 前記所定領域に向けられた開口部を有する筒を含み、前記所定領域及び前記開口部を通過したターゲットを回収するターゲット回収部と、
    前記筒の側面に接続された排気管を含み、前記筒の内部を、前記排気管を通して排気する排気装置と、
    をさらに備える、請求項1〜請求項3のいずれか一項記載の極端紫外光生成装置。
  5. 前記第1のガス供給部によって噴出されるガスの流量を変更する流量変更機構と、
    前記ターゲットが通過する位置を検出するターゲットセンサと、
    前記ターゲットセンサによる検出結果に基づいて前記流量変更機構を制御する制御部と、
    をさらに備える、請求項1〜請求項3のいずれか一項記載の極端紫外光生成装置。
  6. 前記ターゲットセンサは、
    イメージセンサと、
    前記所定領域及びその周辺の像を前記イメージセンサに転写する転写光学系と、
    前記イメージセンサと前記所定領域との間に位置するシャッタと、
    を有する、請求項記載の極端紫外光生成装置。
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