JP6383295B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6383295B2 JP6383295B2 JP2015007550A JP2015007550A JP6383295B2 JP 6383295 B2 JP6383295 B2 JP 6383295B2 JP 2015007550 A JP2015007550 A JP 2015007550A JP 2015007550 A JP2015007550 A JP 2015007550A JP 6383295 B2 JP6383295 B2 JP 6383295B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- game
- sorting
- game ball
- opening
- ball
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
本発明は、上記した問題点を解決すべく、軽量かつコンパクトな構造であっても、遊技球の振り分けを良好に行うことができる振分装置を備えた遊技機を提供することを目的とする。
すなわち、本発明に係る遊技機(パチンコ機P)は、遊技球が流下する遊技領域120と、前記遊技領域120に設けられ、前記遊技領域120を流下する遊技球を導入口31から受け入れて、第1の領域(第1始動入賞口150)と第2の領域(第2始動入賞口160A)とに交互に振り分ける振分装置1と、を備えている。この前記振分装置1は、前記導入口31の下方に配置された前後方向の回動軸70に支持され、前記導入口31から受け入れた遊技球を受ける受け部(羽根部12)を有するとともに、前記受け部で受けた遊技球の自重によって回動可能に形成された振分部材(振分回転体10)と、前記回動軸70の下方に配置された前後方向の揺動軸80に支持され、前記振分部材に連結されて前記振分部材の回動に伴い揺動可能に形成された補助部材(リンク部材20)と、前記補助部材の少なくとも一部に当接して、前記補助部材の揺動範囲を規制するための規制部(左壁部51A、右壁部51B)と、を備えている。
このように形成することにより、補助部材が規制部に当接して跳ね返って係合部材24が動いても、間隙Cがその移動を吸収することができ、係合部材24の移動によって連結片13が動いてしまい振分部材が回動して元の位置に戻ってしまうのを防ぐことができる。
(パチンコ機Pの外部構成)
本実施の形態に係る遊技機は、遊技媒体として遊技球を使用するパチンコ機Pである。特に図示していないが、一般的に、パチンコ機Pが設置される遊技場においては、島と呼ばれる遊技機の設置領域に、複数台のパチンコ機Pが並べて配設されるとともに、遊技球を貸し出すための遊技球貸出装置(特に図示しておらず)が各パチンコ機Pに隣接して設置される。また、各パチンコ機Pは対応する遊技球貸出装置に接続されている。
遊技球貸出装置は、紙幣の投入や遊技球の貸し出しに必要な価値情報が記憶される記憶媒体(カード)の挿入が可能となっている。そして、遊技球貸出装置に紙幣を投入(又は、カードを挿入)した上で、パチンコ機Pに対して所定の操作を行うことにより、遊技球貸出装置から遊技球の貸し出しを受けることができるようになっている。
また、図1に示すように、前扉Dの外周には、種々の色や発光パターンで発光することにより演出を行う演出ランプ230が設けられている。なお、この演出ランプ230は、特に図示していないが、複数色の発光が可能なLEDにより構成されている。
この遊技領域120は、図3に示すように、パチンコ機Pに対向する遊技者から見て左側の領域である第1遊技領域121と、パチンコ機Pに対向する遊技者から見て右側の領域である第2遊技領域122とから構成されている。これら2つの遊技領域120は、発射装置の発射強度により、遊技球の進入可能性が異なるようになっている。具体的には、発射装置の発射強度が所定の強度未満(発射装置により発射される遊技球が遊技領域120の最高地点に到達しない程度の強度)の場合には、遊技球は第1遊技領域121に進入する。これに対して、発射装置の発射強度が所定の強度以上(発射装置により発射される遊技球が遊技領域120の最高地点に到達可能な強度)の場合には、遊技球は第2遊技領域121に進入する。
そして、第1始動入賞口150へ遊技球が入球すると、第1特別図柄表示装置300において、所定時間にわたり特別図柄の変動表示が行われ、第2始動入賞口160(第2始動入賞口160A及び第2始動入賞口160B)へ遊技球が入球すると、第2特別図柄表示装置310において、所定時間にわたり特別図柄の変動表示が行われる。また、この間、演出表示装置210では変動演出が行われる。そして、所定時間の経過後、第1特別図柄表示装置300又は第2特別図柄表示装置310の変動表示が停止し、大当たり抽選の結果を示す特別図柄が停止表示される。所定の特別遊技が当選している場合には当該特別遊技に対応付けられた特別図柄が停止表示され、ハズレの場合にはハズレに対応付けられた所定の図柄が停止表示される。演出表示装置210においても図柄変動を停止させて、抽選結果に応じた図柄を停止表示させる。特別遊技に対応付けられた特別図柄が停止表示された場合には、特別遊技が開始される。
なお、一般入賞口140、第1始動入賞口150及び第2始動入賞口160Aに入球した遊技球も、遊技盤110の背面側に導かれ回収される。
なお、演出表示装置210は、液晶表示装置に限定されるものではなく、たとえば、外周に図柄が付された複数のドラムを用いて各種表示を行うドラム式の表示装置等を用いてもよい。
また、演出を行う装置としては、これらに限定されるものではなく、たとえば、種々のタイミングや態様で可動する演出役物装置等を備えてもよい。
次に、振分装置1の構造について詳述する。なお、振分装置1及び振分装置1を構成する各構成部品についての、前後(正面背面)、左右(側面)、上下(平面底面)の方向は、振分装置1を遊技盤110に固定した状態でパチンコ機Pを正面視したときの方向を示すものとする。
振分装置1は、図4に示すように、遊技球を振り分けるための振分回転体10と、振分回転体10に連結されるリンク部材20と、振分回転体10及びリンク部材20を収納するハウジング30とを備えている。また、ハウジング30は、振分回転体10及びリンク部材20の正面側に配置される表カバー40と、振分回転体10及びリンク部材20の背面側に配置される裏カバー50と、表カバー40及び裏カバー50との間に配置されるベース板60とから構成されている。そして、表カバー40、裏カバー50及びベース板60を組み合わせることにより、遊技球を受け入れる導入口31と、受け入れた遊技球を通過させる第1球通路34及び第2球通路35と、受け入れた遊技球を振分装置1の外部に排出する第1球出口36及び第2球出口37が形成されるようになっている。
側壁部42は、図8に示すように、回動軸70に支持される振分回転体10の側方を覆うように形成された左右対称の2つの壁部であり、2つの側壁部42の上端部の隙間が、振分装置1の導入口31を構成するものとなる。また、仕切部43は、2つの側壁部42の下端部の中間に位置しており、2つの側壁部42により囲まれた空間の出口を、第1流路32及び第2流路33の二股に分けている。球受け部44は、第1流路32及び第2流路33のほぼ真下に設けられたU字型の樋部材であり、第1球通路34及び第2球通路35を構成するものとなる。
また、前記凹部51の上側には、図7に示すように、回動軸70の後端を受ける軸孔53が形成され、凹部51の下側には、揺動軸80の後端を受ける軸孔54が形成されている。
また、図7に示すように、ベース板60の背面には、揺動軸80の前端を受ける軸孔64が形成されている。
なお、裏カバー50の前後方向の厚みは、表カバー40の前後方向の厚みよりも薄く形成されており、遊技球の径よりも小さいものとなっている。さらに、裏カバー50の前後方向の厚みは、遊技盤110の厚みと同じ程度に形成されている。これにより、遊技盤110の裏側であって振分装置1の上側となる位置に、演出用の可動役物などを配置する場合に、振分装置1が邪魔にならない。
次に、振分装置1による遊技球の振り分けについて詳述する。
振分回転体10は、常態において、図8又は図9に示すように、正面視したとき振分羽根12Aが右側に傾倒した状態となる回動位置で静止する(停止して動かない)か、もしくは、図10(B)に示すように、振分羽根12Aが左側に傾倒した状態となる回動位置で静止している。振分羽根12Aが右側に傾倒した静止状態においては、リンク部材20の突起部23が凹部51の左壁部51A(図11参照)に当接してリンク部材20が最も左側まで回動した状態となっており、振分羽根12Aが左側に傾倒した静止状態においては、リンク部材20の突起部23が凹部51の右壁部51B(図11参照)に当接してリンク部材20が最も右側まで回動した状態となっている。なお、図11(A)は、振分回転体10を正面視した図であり、図11(B)は、図11(A)を背面視した図である。そして、このような静止状態においては、図8に示すように、振分羽根12Aの左側と受け羽根12Bの上側との間に形成される空間部、又は振分羽根12Aの右側と受け羽根12Cの上側との間に形成される空間部のいずれかが、導入口31に臨むこととなる。
10 振分回転体(振分装置) 11 円板部
12 羽根部(受け部) 12A 振分羽根
12B 受け羽根 12C 受け羽根
13 連結片 15 長孔(開口部)
20 リンク部材(補助部材) 20A 調整部
21 揺動部 22 軸止部
23 突起部 24 係合部材
25 軸孔
30 ハウジング 31 導入口
32 第1流路 33 第2流路
34 第1球通路 35 第2球通路
36 第1球出口 37 第2球出口
40 表カバー 41 装飾板
42 側壁部 43 仕切部
44 球受け部 45 軸孔
50 裏カバー 51 凹部
51A 左壁部(規制部) 51B 右壁部(規制部)
52 開口部 53,54 軸孔
60 ベース板 61 開口部
62 開口部 63 樋部
64 軸孔
70 回動軸 80 揺動軸
150 第1始動入賞口(第1の領域)160A 第2始動入賞口(第2の領域)
Claims (2)
- 遊技球が流下する遊技領域と、
前記遊技領域に設けられ、前記遊技領域を流下する遊技球を導入口から受け入れて、第1の領域と第2の領域とに交互に振り分ける振分装置と、を備えた遊技機であって、
前記振分装置は、
前記導入口の下方に配置された前後方向の回動軸に支持され、前記導入口から受け入れた遊技球を受ける受け部を有するとともに、前記受け部で受けた遊技球の自重によって回動可能に形成された振分部材と、
前記回動軸の下方に配置された前後方向の揺動軸に支持され、前記振分部材に連結されて前記振分部材の回動に伴い揺動可能に形成された補助部材と、
前記補助部材の少なくとも一部に当接して、前記補助部材の揺動範囲を規制する規制部と、を備え、
前記補助部材が前記規制部に当接することにより、前記振分部材が、前記導入口から受け入れた遊技球を前記第1の領域に流下させることができる第1の回動位置と、前記遊技球を前記第2の領域に流下させることができる第2の回動位置とに停止するように形成されていることを特徴とする遊技機。 - 前記振分部材は、前記受け部の下方に延設された連結片を備え、前記補助部材は、前記連結片に形成された開口部に係合可能な係合部材を備え、前記振分部材と前記補助部材とは、前記係合部材を前記開口部に係合させて連結され、
前記開口部の内縁と前記係合部材との間には、前記補助部材が前記規制部に当接したときの反動で跳ね返った場合でも、前記係合部材が前記開口部の内縁に接触しない程度の間隙が設けられていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015007550A JP6383295B2 (ja) | 2015-01-19 | 2015-01-19 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015007550A JP6383295B2 (ja) | 2015-01-19 | 2015-01-19 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016131674A JP2016131674A (ja) | 2016-07-25 |
JP6383295B2 true JP6383295B2 (ja) | 2018-08-29 |
Family
ID=56434863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015007550A Active JP6383295B2 (ja) | 2015-01-19 | 2015-01-19 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6383295B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5824238B2 (ja) * | 2011-05-02 | 2015-11-25 | 株式会社平和 | パチンコ機 |
JP6093167B2 (ja) * | 2012-12-06 | 2017-03-08 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP6108390B2 (ja) * | 2013-05-16 | 2017-04-05 | 株式会社平和 | 弾球遊技機 |
-
2015
- 2015-01-19 JP JP2015007550A patent/JP6383295B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016131674A (ja) | 2016-07-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6249704B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2007195675A (ja) | 遊技機 | |
JP2019084270A (ja) | 遊技機 | |
JP2016168100A (ja) | 遊技機 | |
JP6383295B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2013000134A (ja) | 役物装置、並びに遊技機 | |
JP6193296B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6137618B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2016154709A (ja) | 遊技機 | |
JP4562173B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP4840764B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4632411B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP4632410B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6273230B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4632268B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP4697716B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2012157426A (ja) | 遊技機 | |
JP2010214162A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6193295B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6317290B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4775868B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP4632461B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP4632269B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6125236B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2006051095A (ja) | 弾球遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171016 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180713 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180731 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180803 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6383295 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |