JP6382727B2 - 情報処理装置、及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、及び情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、及び情報処理方法に関する。
従来、高速道路等の有料道路の料金所において、車両から道路の利用料金を収受するためにETCシステム(Electronic Toll Collection System)が用いられている。ETCシステムは、料金所側に設けられた路側の装置群と、車両側に搭載された、ETCカード(ICカード)が装着された車載器と、の間で無線通信を行うことで、車載器が搭載された車両の道路の使用料金を算出し、収受する。
路側の装置群と、車載器と、の間で行われる無線通信としては、限られた通信範囲内で、高速に通信する無線方式である狭域無線通信が用いられる。
特開2012−244471号公報 特開2011−211514号公報 特開2005−223400号公報
しかしながら、従来技術において、路側の装置群に含まれる無線装置のアンテナの健全性を測定するためには、路側からの電波範囲を測定する以外難しかった。
実施形態の情報処理装置は、車両検知装置と、無線装置と、位置特定部と、記憶部と、判定部と、を備える。車両検知装置は、車両が第1の領域を通過した時に、車両の検知時刻と、前記車両の速度と、を検知する。無線装置は、前記車両に搭載された車載器からの受信信号受信時刻と、信号強度と、を判定する。位置特定部は、前記車両の前記検知時刻と前記受信信号の受信時刻との差である時間と、当該車両の速度と、に基いて、前記受信信号の受信時の前記車両の前端部の位置を示した位置情報を特定する。記憶部は、第1の期間に第1の領域を通過した車両に搭載された車載器毎に、信号強度と、位置情報と、を対応付けて記憶する。判定部は、記憶部に記憶された、第1の期間に第1の領域を通過した車両に搭載された車載器による、信号強度及び位置情報と対応付けられた車載器の数に基づいて、無線装置に異常が生じているか否かを判定する。
図1は、実施形態の無線通信状況解析システムの構成例を示す図である。 図2は、実施形態の無線装置のアンテナと、車両検知装置と、の位置関係を例示した図である。 図3は、実施形態の車両情報記憶部のテーブル構造例を示した図である。 図4は、実施形態の3Dモデル生成部による三次元ヒストグラムの生成手順を例示した図である。 図5は、実施形態のアンテナの状態変化が生じた場合の三次元ヒストグラムの第1の遷移例を示した図である。 図6は、実施形態のアンテナの状態変化が生じた場合の三次元ヒストグラムの第1の遷移例を示した図である。 図7は、実施形態のアンテナの状態変化が生じた場合の三次元ヒストグラムの第2の遷移例を示した図である。 図8は、実施形態のアンテナの状態変化が生じた場合の三次元ヒストグラムの第2の遷移例を示した図である。 図9は、実施形態のアンテナの状態変化が生じた場合の三次元ヒストグラムの第3の遷移例を示した図である。 図10は、実施形態のアンテナの状態変化が生じた場合の三次元ヒストグラムの第3の遷移例を示した図である。 図11は、実施形態の車載器の状態変化が生じた場合の、仮想的な三次元空間における、当該車載器を示す座標と、三次元ヒストグラムと、の関係を例示した図である。 図12は、実施形態の無線通信状況解析システムで行われる処理手順を示したシーケンス図である。 図13は、実施形態の監視装置における、無線装置の異常検出処理の手順を示すフローチャートである。
実施形態にかかる無線通信状況解析システムについて説明する。
図1は、本実施形態の無線通信状況解析システムの構成例を示す図である。図1に示されるように、無線通信状況解析システムは、無線装置50と、監視装置100と、車両検知装置150と、ETC(Electronic Toll Collection System)制御装置180と、で構成されている。本実施形態は、情報処理装置を、監視装置100に適用した例について説明するが、その他の装置に適用しても良い。
無線装置50は、アンテナ10を外部に備えた上、機能的構成として、送受信部51と、強度測定部52と、デジタル・アナログ変換部53と、通信制御部54と、を備えている。
アンテナ10は、車両に搭載された車載器との間で狭域無線通信(DSRC:Dedicated Short Range Communication)を利用した無線通信で、データの送受信を行う。本実施形態では、車載器との間で、例えば5.8GHz帯のDSRC無線通信による電波の送受信を行なうが、この周波数帯に制限するものではない。
ところで、狭域無線通信は、限られた通信範囲で高速に通信する無線方式である。例えば、料金所のETCシステムにおいては、アンテナの通信範囲は、車両進入方向に4m、車幅方向に3mという、極めて狭い範囲の電波圏を形成し、当該範囲内で通信を行う。このため、ETCシステム内に設けられたアンテナ各々について、通信可能な範囲を管理する必要がある。当該管理手法としては、アンテナが送信する電波を実際に測定することで、アンテナが形成する電波圏の範囲を管理する手法がある。また、アンテナと車載器との間の通信の異常は、アンテナの異常によるものに限らず、車載器や車両形状や道路の形状など様々な要因が考えられる。このため、アンテナと車載器との間の通信に異常が生じた場合に、アンテナの異常と特定できず、原因の推定が難しい。
また、通信エラーの発生回数と走行車両台数から、アンテナが設けられた、特定のレーンの通信で異常が生じているか否かを推測することが多いが、エラー率でしか認識できないため、アンテナがどのような状況か推測するのが難しい。
また、アンテナを具体的に検査する場合、当該アンテナが設けられた料金所のレーンの通行止めを行い、路側からのアンテナの電波範囲を測定する以外に、アンテナの健全性を把握することができなかった。そこで、本実施形態では、アンテナに異常が生じた場合に、アンテナの異常の種類の検出、または当該アンテナが設けられたレーンの状況の把握手法について説明する。
送受信部51は、アンテナ10から信号を送信する。また、送受信部51は、アンテナ10から信号を受信する。また、送受信部51は、アンテナ10からの受信信号を、デジタル・アナログ変換部53及び強度測定部52に提供する。
強度測定部52は、アンテナ10が受信した車載器からの受信信号の電界強度(通信状態)を測定する。
デジタル・アナログ変換部53は、アナログの受信信号をデジタルの受信信号へ変換する。また、デジタル・アナログ変換部53は、強度測定部52による電界強度の測定結果もデジタル化する。
本実施形態の無線装置50は、デジタルに変換された車載器の受信信号から、車載器IDと、当該車載器が搭載された車両の種類と、を抽出する。
通信制御部54は、シリアル又はパラレルインターフェースによりETC制御装置180と接続され、当該ETC制御装置180との間のデータの送受信を制御する。
そして、通信制御部54は、抽出した車載器IDと、車両の種類と、電界強度の計測結果である、受信信号の信号強度と、受信信号の受信時刻と、を、ETC制御装置180に送信する。
車両検知装置150は、車両検知センサ151と、速度センサ152と、通信制御部153と、を備え、アンテナ10と通信可能な領域(以下、通信可能領域と称す)に進入する車両を検知し、検知結果をETC制御装置180に通知する。
車両検知センサ151は、例えば赤外線センサ等を用いて、通信可能領域に侵入する車両を検出する。本実施形態では、車両の前端部が、所定の位置を通過したタイミングで車両を検知する。当該所定の位置は、通信可能領域内の位置であって、車載器の位置を特定するための基準とする。
速度センサ152は、アンテナ10と通信可能な領域に侵入する車両の速度を計測する。
通信制御部153は、シリアル又はパラレルインターフェースによりETC制御装置180と接続され、当該ETC制御装置180との間のデータの送受信を制御する。例えば、通信制御部153は、車両検知センサ151による検知結果と、速度センサ152による計測結果である車両の速度と、車両の検知時刻と、ETC制御装置180に通知する。
ETC制御装置180は、制御部181と、車種情報記憶部182と、第1の通信制御部183と、第2の通信制御部184と、を備えている。車種情報記憶部182は、ハードディスクドライブ装置(HDD)等の記憶媒体に格納されている。
第1の通信制御部183は、シリアル又はパラレルインターフェースにより無線装置50及び車両検知装置150と接続され、当該無線装置50及び車両検知装置150との間でデータの送受信を制御する。
第2の通信制御部184は、通信ネットワーク190を介して、監視装置100との間でデータの送受信を制御する。
制御部181は、ETC制御装置180全体を制御すると共に、機能構成として、位置特定部185を備えている。
車種情報記憶部182は、車両の種類と、当該車両の種類における車両の前端部から車載器まで距離と、を対応付けて記憶している。
位置特定部185は、車両に搭載された車載器とアンテナ10とが通信可能となった時の車載器の位置を特定する。本実施形態の位置特定部185は、車両の検知時刻と受信信号の受信時刻との差である時間と、当該車両の時速Vと、により、受信信号の受信時の車両の前端部の位置を特定できる。そして、位置特定部185は、受信信号の受信時の車両の前端部の位置と、当該車両の種類における車両の前端部から車載器まで距離と、から、受信信号の受信時の車載器の位置を特定する。
図2は、本実施形態の無線装置のアンテナ10と、車両検知装置150と、の位置関係を例示した図である。図2に示されるアンテナ10、及び車両検知装置150は、車両200が有料道路に進入する際に通過する入口料金所、又は車両200が有料道路から退出する際に通過する出口料金所に設けられている。
そして、車両検知装置150が、車両検知装置150の設置された基準位置を通過する車両200を検知した場合に、ETC制御装置180に、車両200を検出したことを示す情報(車両の検知時刻及び車両の速度)を通知する。そして、ETC制御装置180が、無線装置50に車両200が通過する旨を通知する。これにより、無線装置50が備えるアンテナ10と、車両200に搭載された車載器250との間で通信を開始する。
本実施の形態では、車両検知装置150が車両200を検知した時刻から、アンテナ10と車載器250との間の通信が開始されるまでの時刻までの時間と、車両200の速度Vと、から通信が開始された時の車両200の前端部の位置を特定できる。さらに、車両200の前端部から車載器250までの距離Mに基づいて、通信が開始された時の車載器250の位置Lを特定できる。本実施形態では、車両検知装置150が配置された位置を基準“0”として、通信が開始された時の車載器250の位置Lを算出する。
図1に戻り、第2の通信制御部は、通信ネットワーク190を介して、監視装置100に対して、車載器IDと、信号強度と、車載器位置と、を送信制御する。
監視装置100は、制御部101と、通信制御部102と、車両情報記憶部103と、基準情報記憶部104と、表示部105と、を備えている。車両情報記憶部103及び基準情報記憶部104は、ハードディスクドライブ装置(HDD)等の記憶媒体に格納されている。
通信制御部102は、通信ネットワーク190を介して、ETC制御装置180との間でデータの送受信を制御する。
車両情報記憶部103は、アンテナ10の動作を判定するために設定された所定の期間内に、通信可能領域に侵入した車両に搭載された車載器250毎の情報を記憶する。
図3は、本実施形態の車両情報記憶部103のテーブル構造例を示した図である。図3に示されるように、本実施形態の車両情報記憶部103は、所定の期間内に、通信可能領域に侵入した車両に搭載された車載器毎に、車載器IDと、信号強度と、車載器位置と、を対応付けて記憶する。
基準情報記憶部104は、無線装置50のアンテナ10が正常であることが確認された時に、通信可能領域を通過した車両の車載器毎に、車載器IDと、信号強度と、車載器位置と、を対応付けて記憶する。
本実施形態においては、車両情報記憶部103に記憶された情報と、基準情報記憶部104に記憶された情報と、を比較することで、アンテナ10の異常であるか否かの検出を行う。
制御部101は、監視装置100全体を制御すると共に、機能構成として、3Dモデル生成部111と、表示制御部112と、登録部113と、異常判定部114と、を備えている。
登録部113は、アンテナ10の動作を判定するために設定された所定の期間内に、ETC制御装置180から受信した車載器IDと、信号強度と、車載器位置と、を対応付けて車両情報記憶部103に登録する。これにより、所定の期間内に、通信可能領域を通過した車両の車載器に関する情報が蓄積される。
3Dモデル生成部111は、車両情報記憶部103に記憶された情報から、三次元ヒストグラムを生成する。
図4は、本実施形態の3Dモデル生成部111による三次元ヒストグラムの生成手順を例示した図である。図4の(A)に示されるように、信号強度及び車載器位置に対応付けられた車載器の台数の分布を導出する。そして、3Dモデル生成部111は、信号強度をY(縦)方向とし、車載器位置をX(横)方向とし、車載器の台数をZ(高さ)方向と定義することで、図4の(B)に示されるように、車載器の台数の分布を表した、三次元空間上の棒グラフを生成する。そして、3Dモデル生成部111は、図4の(B)に示される三次元空間上の棒グラフから、図4の(C)に示される三次元ヒストグラムを生成する。
また、3Dモデル生成部111は、基準情報記憶部104に記憶された情報から、三次元ヒストグラムを生成する。なお、基準情報記憶部104に記憶された情報から生成された三次元ヒストグラムを、基準三次元ヒストグラムと称する。なお、生成手順は、車両情報記憶部103の場合と同様とする。
異常判定部114は、車両情報記憶部103に記憶された情報から生成された三次元ヒストグラムと、基準情報記憶部104に記憶された情報から生成された基準三次元ヒストグラムと、を比較する。本実施形態の異常判定部114は、三次元ヒストグラムと基準三次元ヒストグラムとの重心間の距離が、所定の閾値以上離れている場合に、アンテナ10で状態変化が生じていると判定する。
例えば、異常判定部114は、車両情報記憶部103に記憶されている、車載器位置及び受信強度の平均値を、三次元ヒストグラム(山)の重心(X1,Y1)とする。
同様に、異常判定部114は、基準情報記憶部104に記憶されている、車載器位置及び受信強度の平均値を、基準三次元ヒストグラム(山)の重心(X0,Y0)とする。
そして、異常判定部114は、基準情報記憶部104の基準三次元ヒストグラムに基づいた重心(X0,Y0)と、車両情報記憶部103の三次元ヒストグラムに基づいた重心(X1,Y1)と、の間のマハラノビスの距離を求め、当該距離が所定の閾値以上か否かを判定する。そして、当該所定の閾値以上の場合に、アンテナ10の状態変化が生じていると推定する。
図5、図6は、アンテナ10の状態変化が生じた場合の三次元ヒストグラムの第1の遷移例を示した図である。図6に示される例では、基準三次元ヒストグラム601が、線701、702、703、704、705の順に台数が増加することで山を形成している。そして、所定の期間に車両情報記憶部103に蓄積された情報によると、基準三次元ヒストグラム601から、三次元ヒストグラム602に遷移していることが確認できている。そして、異常判定部114は、基準情報記憶部104に基づいた、基準三次元ヒストグラム601と、車両情報記憶部103に基づいた三次元ヒストグラム602と、の間のマハラノビスの距離が、所定の閾値以上離れていると判定する。
そして、異常判定部114は、アンテナ10と通信を開始した時の車載器位置がアンテナ10に近づいている(X1−X0>0)と共に、アンテナ10と通信を開始した時の信号強度が増加(Y1−Y0>0)した変化を検出する。
このような変化を検出した場合に、異常判定部114は、経年劣化などによりアンテナ10の送信アンプに劣化が生じていると判定する。つまり、アンテナ10の送信アンプが劣化したことで、車載器がアンテナ10から送信される信号の検知が遅れる。その結果、車載器との間の通信の開始がアンテナ10に近づくと共に、三次元ヒストグラムの受信強度が高い状態となっていると考えられる。
図7、図8は、アンテナ10の状態変化が生じた場合の三次元ヒストグラムの第2の遷移例を示した図である。そして、異常判定部114は、基準情報記憶部104に基づいた、基準三次元ヒストグラム601と、車両情報記憶部103に基づいた三次元ヒストグラム801と、の間のマハラノビスの距離が、所定の閾値以上離れていると判定する。
そして、異常判定部114は、アンテナ10と通信を開始した時の車載器位置がアンテナ10に近づいている(X1−X0>0)と共に、アンテナ10と通信を開始した時の信号強度が減少(Y1−Y0<0)した変化を検出する。
このような変化を検出した場合に、異常判定部114は、経年劣化などによりアンテナ10の受信アンプに劣化が生じていると判定する。つまり、アンテナ10の受信アンプが劣化したことで、アンテナ10が車載器から受信する信号の検知が遅れる。その結果、車載器との間の通信の開始がアンテナ10に近づくと共に、三次元ヒストグラムの受信強度が低い状態となっていることと考えられる。
図9、図10は、アンテナ10の状態変化が生じた場合の三次元ヒストグラムの第3の遷移例を示した図である。そして、異常判定部114は、基準情報記憶部104に基づいた、基準三次元ヒストグラム601と、車両情報記憶部103に基づいた三次元ヒストグラム1001と、の間のマハラノビスの距離が、所定の閾値以上離れていると判定する。
そして、異常判定部114は、アンテナ10と通信を開始した時の車載器位置がアンテナ10に近づいている(X1−X0>0)と共に、アンテナ10と通信を開始した時の信号強度はほぼ変化していない(Y1−Y0≒0)ことを検出する。
このような変化を検出した場合に、異常判定部114は、アンテナ10の角度が、地震など振動で変化したと判定する。例えば、信号強度がほぼ変化せずに、(X1−X0>0)となった場合は、アンテナ10の角度が浅くなったと判定し、(X1−X0<0)となった場合は、アンテナ10の角度が深くなったと判定する。
また、本実施形態の異常判定部114は、車載器の通信異常の判定を行っても良い。つまり、ある車載器の通信開始したときの位置と受信強度と、が三次元ヒストグラムの山に近ければ近いほど、他の多くの車載器と同じ通信品質であることが示される。換言すれば、三次元ヒストグラムの山の高いところから外れた場合に、特異な通信品質を有する車載器と考えられる。ただし、車載器位置及び受信強度による座標が、三次元ヒストグラムの山から遠い場合であっても、リトライを繰り返した結果であって、正常な通信品質を有する場合もある。このため、三次元ヒストグラムの山から外れた車載器を異常と判定するのではなく、当該車載器が特異な通信品質を有しているか否かを推測する。
本実施形態の異常判定部114は、三次元ヒストグラムの山から外れた車載器の位置座標、及び受信強度による位置座標(X2、Y2)と、三次元ヒストグラムの重心(X0、Y2)との間のマハラノビスの距離を求め、当該距離が所定の閾値を超えた場合に、以下に示す条件に基づいて、車載器の異常の種類を判定する。
図11は、実施形態の車載器の状態変化が生じた場合の、仮想的な三次元空間における、当該車載器を示す座標と、三次元ヒストグラムと、の関係を例示した図である。なお、仮想的な三次元空間は、上述した空間と同様とする。
X2>X0及びY2>Y0の場合(例えば、図11の位置1203)に、異常判定部114は、車載器側の受信感度が劣化していると判定する。他の例としては、X2>X0及びY2<Y0の場合(例えば、図11の位置1202)に、異常判定部114は、車載器側の送信出力が劣化していると判定する。他の例としては、X2<X0及びY2<Y0の場合(例えば、図11の位置1204)に、異常判定部114は、車載器側の受信感度が高すぎると判定する。
本実施形態は、三次元ヒストグラムと基準三次元ヒストグラムとの間の重心間の距離に基づいて、異常を判定する例について説明した。しかしながら、本実施形態は上述した手法に制限するものではなく、車両情報記憶部103に記憶された、車載器位置及び信号強度と対応付けられた車載器の台数と、基準情報記憶部104に記憶された、車載器位置及び信号強度と対応付けられた車載器の台数と、の違いに基づいて、無線装置50のアンテナに異常が生じているか否かを判定できればよい。
表示制御部112は、三次元ヒストグラムと、異常判定部114による判定結果と、を表示する。これらが表示されることで、管理者は、アンテナ10にどのような異常が生じた可能性があるのかを認識することができる。
また、本実施形態は、三次元ヒストグラム、及び異常判定部114による判定結果の両方を表示することに制限するものではなく、いずれか一方のみを表示しても良い。例えば、表示制御部112が、判定結果を表示せず、基準情報記憶部104に基づいた、基準となる三次元ヒストグラム601と、車両情報記憶部103に基づいた三次元ヒストグラム1001と、を表示しても良い。管理者は、当該表示から、アンテナ10又は車載器に異常があるか否かを推測できる。
また、三次元ヒストグラムは、通信可能領域を通過した車載器に基づいて生成される情報であり、当該車載器を搭載された車両の種類や、車両の速度等に応じて変化する。このため、管理者は、三次元ヒストグラムを参照することで、通信可能領域を通過した車載器、換言すれば車両の傾向の変化を把握することができる。
次に、無線通信状況解析システムで行われる処理手順について説明する。
図12は、本実施形態の無線通信状況解析システムで行われる処理手順を示したシーケンス図である。
まず、車両検知装置150が、車両検知センサ151により車両を検出する(ステップS1301)。そして、車両検知装置150の通信制御部153が、車両の検出時刻及び車両の速度を、ETC制御装置180に送信する(ステップS1302)。
そして、ETC制御装置180の第1の通信制御部183は、車両検知装置150から車両の検出を示す情報(車両の検出時刻及び車両の速度)を受信した場合に、無線装置50に信号の送信指示を通知する(ステップS1303)。
これにより、無線装置50の送受信部51は、アンテナ10から信号を送信する(ステップS1304)。そして、無線装置50の送受信部51は、アンテナ10を介して、車載器から、車載器ID及び当該車載器が搭載された車両の種類を含む信号を受信する(ステップS1305)。
さらに、強度測定部52は、受信した信号の信号強度を測定する(ステップS1306)。そして、デジタル・アナログ変換部53は、受信した信号、及び信号強度の計測結果をデジタルに変換する。
そして、通信制御部54は、信号に含まれていた車載器ID且つ車両の種類、信号強度、及び信号の受信時刻を、ETC制御装置180に送信する(ステップS1307)。
ETC制御装置180の位置特定部185は、受信した情報(例えば車両の検出時刻、信号の受信時刻、車両の速度、及び車両の種類(に基づく前端部から車載器までの位置))に基づいて、通信開始時の車載器の位置を特定する(ステップS1308)。
そして、ETC制御装置180の第2の通信制御部184は、信号強度、車載器ID、及び車載器位置を、監視装置100に送信する(ステップS1309)。
監視装置100は、受信した車載器位置等を、車両情報記憶部103に記憶する(ステップS1310)。
上述したシーケンスにより、通過した車両に搭載された車載器に関する情報が、車両情報記憶部103に蓄積されていく。
次に、本実施形態の監視装置100における、無線装置50の異常検出処理について説明する。
図13は、本実施形態の監視装置100における上述した処理の手順を示すフローチャートである。図13に示す手順は、例えば、管理者からの異常検出の表示操作がなされた場合に行われる等が考えられる。
まず、監視装置100の3Dモデル生成部111が、車両情報記憶部103から、所定の期間に格納された、車載器ID、信号強度、及び車載器位置を読み出す(ステップS1401)。
次に、3Dモデル生成部111が、車両情報記憶部103から読み出された、車載器ID、信号強度、及び車載器位置に基づいて三次元ヒストグラムを生成する(ステップS1402)。
次に、3Dモデル生成部111が、基準情報記憶部104から、アンテナ10が正常なときの車載器ID、信号強度、及び車載器位置を読み出す(ステップS1403)。
そして、3Dモデル生成部111が、基準情報記憶部104から読み出された、車載器ID、信号強度、及び車載器位置に基づいて、基準となる三次元ヒストグラム(以下、基準三次元ヒストグラムと称す)を生成する(ステップS1404)。
そして、異常判定部114は、三次元ヒストグラムと、基準三次元ヒストグラムと、の重心間のマハラノビスの距離が、所定の閾値以上離れているか否かを判定する(ステップS1405)。
そして、異常判定部114が、マハラノビスの距離が、所定の閾値以上離れていないと判定した場合(ステップS1405:No)、正常である旨のメッセージと共に、基準三次元ヒストグラムと三次元ヒストグラムとを表示し(ステップS1406)、終了する。
一方、異常判定部114が、マハラノビスの距離が所定の閾値以上離れていると判定した場合(ステップS1405:Yes)、三次元ヒストグラムと、基準三次元ヒストグラムと、の差に基づいて、アンテナ10で生じた異常の種類を特定する(ステップS1407)。
そして、表示制御部112が、特定された異常の種類を示すメッセージと共に、基準三次元ヒストグラムと三次元ヒストグラムとを表示し(ステップS1408)、終了する。
本実施形態では、所定の期間に通信可能領域を通過した各車両に搭載された車載器がアンテナ10と通信した際の情報を、車両情報記憶部103に蓄積する。そして、蓄積された情報に基づいて生成された三次元ヒストグラムと、アンテナ10が正常な時に蓄積された情報に基づいて生成された基準三次元ヒストグラムと、を比較することで、アンテナ10の異常を判定することとした。
本実施形態では、当該異常の判定手法により、無線装置50のアンテナ10で生じている異常の種類を推定できる。その際に、アンテナが設けられた料金所のレーンの通行止めを行わずに済むため、利便性を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…アンテナ、50…無線装置、51…送受信部、52…強度測定部、53…デジタル・アナログ変換部、54…通信制御部、100…監視装置、101…制御部、102…通信制御部、103…車両情報記憶部、104…基準情報記憶部、105…表示部、111…3Dモデル生成部、112…表示制御部、113…登録部、114…異常判定部、150…車両検知装置、151…車両検知センサ、152…速度センサ、153…通信制御部、180…ETC制御装置、181…制御部、182…車種情報記憶部、183…第1の通信制御部、184…第2の通信制御部、185…位置特定部、190…通信ネットワーク。

Claims (10)

  1. 車両が第1の領域を通過した時に、車両の検知時刻と、前記車両の速度と、を検知する車両検知装置と、
    前記車両に搭載された車載器からの受信信号受信時刻と、信号強度と、を判定する無線装置と、
    前記車両の前記検知時刻と前記受信信号の受信時刻との差である時間と、当該車両の速度と、に基いて、前記受信信号の受信時の前記車両の前端部の位置を示した位置情報を特定する位置特定部と、
    第1の期間に前記第1の領域を通過した車両に搭載された車載器毎に、前記信号強度と、前記位置情報と、を対応付けて記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された、前記第1の期間に前記第1の領域を通過した車両に搭載された車載器による、前記信号強度及び前記位置情報と対応付けられた車載器の数に基づいて、前記無線装置に異常が生じているか否かを判定する判定部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記無線装置が正常であることが確認された時に前記第1の領域を通過した車両に搭載された車載器毎に、前記信号強度と、前記位置情報と、を対応付けて記憶する基準記憶部を、さらに備え、
    前記判定部は、さらに、前記記憶部に記憶されている、前記位置情報及び前記信号強度と対応付けられた前記車載器の数と、前記基準記憶部に記憶されている、前記位置情報及び前記信号強度と対応付けられた前記車載器の数と、の違いに基づいて、前記無線装置に異常が生じているか否かを判定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判定部は、さらに、前記車載器の位置、前記信号強度及び台数の各々を軸とした仮想的な三次元空間における、前記記憶部に記憶された、前記位置情報及び前記信号強度と対応付けられた前記車載器の数の分布に基づいた三次元形状と、当該仮想的な三次元空間における、前記基準記憶部に記憶された、前記位置情報及び前記信号強度と対応付けられた前記車載器の数の分布に基づいた、基準となる三次元形状と、との違いに基づいて、前記無線装置で生じている異常の種類を判定する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記判定部は、前記三次元形状の重心と、前記基準となる三次元形状の重心と、の前記軸毎の位置の違いに基づいて、前記無線装置の送信アンプの劣化、前記無線装置の受信アンプの劣化、及び無線装置のアンテナの角度の変化のうちいずれか一つ以上を判定する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記車載器の位置、前記信号強度及び台数の各々を軸とした仮想的な三次元空間における、前記記憶部に記憶された、前記位置情報及び前記信号強度と対応付けられた前記車載器の数の分布に基づいた三次元形状を表示する表示部を、
    さらに備える請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置で実行される情報処理方法であって、
    車両が第1の領域を通過した時に、車両の検知時刻と、前記車両の速度と、を検知し、
    前記車両に搭載された車載器との間で無線通信を行う無線装置によって、前記車載器からの受信信号受信時刻と、信号強度と、を判定し
    前記車両の前記検知時刻と前記受信信号の受信時刻との差である時間と、当該車両の速度と、に基いて、前記受信信号の受信時の前記車両の前端部の位置を示した位置情報を特定し
    第1の期間に前記第1の領域を通過した車両に搭載された車載器毎に、前記信号強度と、前記位置情報と、を対応付けて記憶部に記憶し、
    前記記憶部に記憶された、前記第1の期間に前記第1の領域を通過した車両に搭載された車載器による、前記信号強度及び前記位置情報と対応付けられた車載器の数に基づいて、前記無線装置に異常が生じているか否かを判定する、
    情報処理方法。
  7. 前記情報処理装置は、前記無線装置が正常であることが確認された時に前記第1の領域を通過した車両に搭載された車載器毎に、前記信号強度と、前記位置情報と、を対応付けて記憶する基準記憶部を、さらに備え、
    前記記憶部に記憶されている、前記位置情報及び前記信号強度と対応付けられた前記車載器の数と、前記基準記憶部に記憶されている、前記位置情報及び前記信号強度と対応付けられた前記車載器の数と、の違いに基づいて、前記無線装置に異常が生じているか否かを判定する、
    請求項に記載の情報処理方法。
  8. さらに、前記車載器の位置、前記信号強度及び台数の各々を軸とした仮想的な三次元空間における、前記記憶部に記憶された、前記位置情報及び前記信号強度と対応付けられた前記車載器の数の分布に基づいた三次元形状と、当該仮想的な三次元空間における、前記基準記憶部に記憶された、前記位置情報及び前記信号強度と対応付けられた前記車載器の数の分布に基づいた、基準となる三次元形状と、との違いに基づいて、前記無線装置で生じている異常の種類を判定する、
    請求項に記載の情報処理方法。
  9. 前記三次元形状の重心と、前記基準となる三次元形状の重心と、の前記軸毎の位置の違いに基づいて、前記無線装置の送信アンプの劣化、前記無線装置の受信アンプの劣化、及び無線装置のアンテナの角度の変化のうちいずれか一つ以上を判定する、
    請求項に記載の情報処理方法。
  10. 前記車載器の位置、前記信号強度及び台数の各々を軸とした仮想的な三次元空間における、前記記憶部に記憶された、前記位置情報及び前記信号強度と対応付けられた前記車載器の数の分布に基づいた三次元形状を表示する、
    請求項に記載の情報処理方法。
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