JP6381948B2 - 錠剤の表裏判定方法、錠剤の表裏判定装置、錠剤の割線検出装置及び錠剤印刷装置 - Google Patents
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Description
すなわち、従来の錠剤印刷装置では、割線を有する錠剤(割線錠)の表裏を判別するために、検出用ラインセンサカメラにより撮像された画像データを解析することで、通常は一方の面に設けられる割線が検出できるようになっている。
特許請求の範囲、及び明細書にいう「閾値を超える」という文言は、必ずしも輝度値の数としての大小に関わるものでなく、限界値としてのある値を超過する意味を含むものである。
また、ループの形状は特に限定せず、円形の他、例えば三角形、四角形、その他の多角形、楕円形、異形等、様々に設定できる。更に、「多重ループ」は、各ループが同心(中心が共通)であってもよいし、同心でなくてもよい。
本発明に係る錠剤の割線検出装置の作用を説明する。
錠剤の割線検出装置によれば、撮像した画像データ上の錠剤の中心を検出し、画像データ上において、中心を中心とする直径が異なる複数の同心円に沿う部分のノイズを除去し、ノイズを除去した画像データ上において、閾値(しきい値:限界値)を超える輝度値の変動部分が錠剤の中心線の近傍に位置するときに有として割線の有無を検出することにより、割線錠の片面、又は両面に形成されている割線を検出できる。
図1ないし図8を参照する。
錠剤印刷装置Pは、医薬品等の錠剤の形状の良否を判定し、錠剤の表裏を判別して表裏の一方又は両方の面に印刷をし、錠剤が良品であるか不良であるかの選別をすることができるものである。錠剤印刷装置Pは、主フレーム8を備えている。主フレーム8の上部には、上部フレーム80が固定されている。主フレーム8の上部側及び上部フレーム80には、錠剤供給部である錠剤供給装置4が配設されている。
錠剤印刷装置Pの作用を説明する。以下の説明では、錠剤印刷装置Pにより、全体に斑模様がある除放性錠剤であって、片面に割線がある円形の割線錠Toに対し表裏両面に異なる印刷を行う場合を例にとり、作業(工程)及び制御の流れを説明する。また、錠剤印刷装置Pの構造については、図1ないし図8を主に参照し、制御については図9ないし図13(又は図14)を主に参照する。
錠剤供給装置4の一次ホッパー40からボールフィーダ41へ割線錠To(片面に割線がある割線錠)が送られ、ここで整列された割線錠Toは、シュート42を通り供給ドラム43へ送られる。供給ドラム43は、矢印方向へ回転しながら、割線錠Toを各錠剤保持部431に順次収容して吸着し、これを保持する(図3参照)。
第1の印刷用撮像装置11により第一搬送ドラム1上の割線錠Toの撮像を行う。この撮像信号は、第1の印刷用画像処理装置14へ送られ、画像データに変換されて、図10に示すような以下の処理が行われる。
割線錠Toがあれば次のステップS22に移行し、割線錠Toがなければ、その箇所は不良と判定(ステップS26)し、以降はこの箇所を追跡して、錠剤無しと判定された箇所が不良錠剤排除装置31の排除部に来たときに排除動作を行う。
割線錠Toの画像データの面積を算出する等して欠けがあるかどうかを判定し、欠けがなければ次のステップS23に移行し、欠けがあれば、この割線錠Toは不良錠剤と判定され(ステップS26)、以降、後の不良錠剤排除装置31で排除するために追跡される。
割線錠Toの画像データにおいて、割線錠Toの中心Cを検出する(図15、図16等参照)。
(2-4)錠剤形状判別処理(図10:ステップS24)
ここで割線の検出にあたっては、図13に示すような以下の処理が行われる。
この処理の前に、予め設定され記憶されている三重(さんじゅう)の同心円を上記検出した中心に合わせて錠剤Toの画像データに重ねる処理を行う(図15、図16等参照)。
画像データ上において、最も径小の同心円1(図で符号は省略)の近傍の画像のノイズをフィルタ処理により除去する。
ここで行われるフィルタ処理は、例えば移動平均処理、すなわち同心円上の画素毎に前後の指定した区間内の平均値に置き換える処理を行うことによって、ノイズの除去が行われ、表面のざらつきや細かな汚れを除去した画像を得ることができるものである。
画像データ上において、中間の同心円2(図で符号は省略)の近傍の画像のノイズをフィルタ処理により除去する。
(2-4-3)同心円3のフィルタ処理によるノイズ除去(図13:ステップ243)
画像データ上において、最も径大の同心円3(図で符号は省略)の近傍の画像のノイズをフィルタ処理により除去する。
画像データ上において、最も径小の同心円1の近傍の画像の微分処理を行う。
画像データ上において、中間の同心円2の近傍の画像の微分処理を行う。
画像データ上において、最も径大の同心円3の近傍の画像の微分処理を行う。
上記同心円C1、C2、C3の微分処理したデータを合成して、各同心円近傍の画像のノイズ除去を行う。なお、領域のエッジでは、画素の輝度値の変化が大きいため、画素値の変化に対して微分を求めれば、明暗(濃淡)の変化が分かり、エッジの検出を行うことができる。
図15及び図16を参照する。
ステップS241〜ステップS247でノイズを除去した画像データ上において、同心円C1、C2、C3に沿う部分の輝度値を測定する。まず、図15(a)のように、割線7がある表面(おもて面)を見ている場合は、その輝度値の変動部分(ピーク)が閾値を超えており、更に変動部分が輝度値の測定部である同心円C1、C2、C3の近傍にあり、且つ割線錠Toの中心線の近傍(図15(b)では120°及び300°近傍)に位置する。すなわち、この場合は、見ている面(表面:おもて面)には割線ありとされ、次のステップS249へ移行する。
ステップS248で割線ありとされた場合、割線の角度(又は傾き)が検出される。割線の角度が検出できたときは、割線ありと判定される(図13:ステップ250)。また、割線の角度が検出できなかったときは、割線なしと判定される(ステップS251)。
ステップS24による処理を通過した割線錠Toは、良品錠剤と判定され、次のステップS3に移行する。
ステップS22で不良と判定された割線錠は、以降、後の不良錠剤排除装置31で排除するために追跡される。
ステップS2で割線錠Toがあると判定されているときは、次のステップS4に移行し、割線錠Toがないと判定されているときは、後述するステップS6(第1の検査用画像処理)に移行する。
ステップS2で割線錠Toの表面に割線があると判定され、割線の角度が検出できたときは、次のステップS5に移行し、第1の印刷用制御装置15で記憶されている印刷パターンから適合する印刷パターンを選択する。
第1の印刷装置12によって、上記選択した印刷パターンを割線錠ToのA面に印刷する(図7参照)。図7では、A面に割線がある割線錠Toには、割線を挟んだ位置に平行になるように、割線錠Toに関連する情報(本実施の形態では、「AB」と「123」としている。)を表す文字を印刷している。
第1の検査用撮像装置13による第一搬送ドラム1上の印刷後の割線錠Toの撮像を行う。撮像信号は、第1の検査用画像処理装置17へ送られ、画像データに変換されて、図11に示す以下の処理が行われる。
割線錠Toがあれば、次のステップ62に移行し、割線錠Toがなければ、その箇所は不良と判定され(ステップS65)、以降はこの箇所を追跡して、錠剤無しと判定された箇所が不良錠剤排除装置31の排除部に来たときに排除動作を行う。
割線錠Toに欠けや汚れがなければ、次のステップS63に移行し、欠けや汚れがあれば不良錠剤と判定され(ステップS65)、後の不良錠剤排除装置31で排除するために追跡される。
割線錠Toの画像と予め記憶されている基準となる画像データとを対比(又は比較)して、規格通りに印刷がされていれば、良品錠剤と判定され(ステップS64)、規格通りの印刷がされていなければ不良錠剤と判定される(ステップS65)。
第一搬送ドラム1の各錠剤保持部101内の割線錠Toと第二搬送ドラム2の各錠剤保持部201が相対向したときに、各錠剤保持部101側で割線錠Toが解放され、各錠剤保持部201側で吸着されることで、割線錠Toは裏返されて移行する(図4参照)。
第2の印刷用撮像装置21により第二搬送ドラム2上の割線錠Toの撮像を行う。撮像信号は、第2の印刷用画像処理装置24へ送られ、画像データに変換されて、上記(2)の第1の印刷用画像処理と同様の処理が行われる。
ステップS7で割線錠Toがあると判定されたときは、次のステップS9に移行し、割線錠Toがないと判定されたときは、後述するステップS11(第2の検査用画像処理)に移行する。
割線錠To表面に割線があると判定され、割線の角度が検出できたときは、次のステップS10に移行し、第2の印刷用制御装置25で記憶されている印刷パターンから適合する印刷パターンを選択する。
第2の印刷装置22によって、上記選択した印刷パターンを割線錠ToのB面に印刷する(図8参照)。図8では、B面に割線がある割線錠Toには、割線を挟んだ位置に平行になるように、割線錠Toに関連する情報(本実施の形態では「AB」と「123」)を表す文字を印刷している。なお、B面に割線がない割線錠Toには、当該割線錠ToのA面にあると想定される割線の角度と無関係に画一的な角度で、同じく割線錠Toに関連する情報(本実施の形態では「CD」)を表す文字を印刷している。
第2の検査用撮像装置23による第二搬送ドラム2上の印刷後の割線錠Toの撮像を行う。撮像信号は、第2の検査用画像処理装置27へ送られ、画像データに変換されて、上記(6)の第1の検査用画像処理と同様の処理が行われる。
良品総合判定処理においては、図12に示す処理が行われる。
割線錠Toの両面に印刷を行う設定であれば、次のステップS122に移行し、両面に印刷を行う設定でなければ、ステップS122〜ステップS124を省略してステップS125に移行する。
割線錠Toの面の形状により、印刷パターンを切り換える設定であれば、次のステップS123に移行し、切り換える設定でなければ、ステップS123〜ステップS124を省略してステップS125に移行する。
割線錠ToがA面、B面で違う形状の設定であれば、次のステップS124に移行し、違う形状の設定でなければ、ステップS124を省略してステップS125に移行する。
割線錠Toが、A面、B面で同じ形状と判定されなかった場合、次のステップS125に移行する。割線錠ToがA面、B面で違う形状の設定であるにも関わらず、A面、B面で同じ形状と判定された場合、当該割線錠Toは不良錠剤と判定され(ステップS128)、以降は、不良錠剤排除装置31で排除するために追跡される。
A面が検査良品であれば、次のステップS126へ移行し、検査良品でなければ、当該錠剤は不良錠剤と判定される(ステップS128)。
B面が検査良品であれば、当該割線錠Toは良品錠剤であると判定され(ステップS127)、検査良品でなければ、当該割線錠Toは不良錠剤と判定される(ステップS128)。
ステップS12の処理の結果を基に、割線錠Toの良否が判定される(ステップS127、ステップS128)。
割線錠Toが不良の場合、追跡されている当該不良の割線錠Tbが不良錠剤排除装置31の位置に搬送されてきたときに、不良錠剤排除装置31によって排除される(図6参照)。
また、割線錠Toが良品の場合、追跡されている良品の割線錠Tgは良品錠剤排出装置5により排出され、包装工程等の次工程へ送られる。
これにより、割線錠の表裏両面に異なるパターンを印刷するような場合でも、表裏の判別に間違いが生じにくい(割線が片側の面のみにある場合)ので、印刷不良による不良錠剤の発生を防止することができる。
図14、図18及び図19を参照する。
ステップS241a、S242a、S243a、S244a、S245a、S246a、ステップS247aで、上記S241〜S247と同様の処理を行い、ノイズを除去した画像データ上において、同心円C1、C2、C3、C4に沿う部分の輝度値を測定する。
なお、図18(a)に示すように、同心円C1、C2、C3、C4のうち、径小側の二本の同心円C1、C2は錠剤Tcの明るい色調の部分に位置しており、径大側の二本の同心円C3、C4はやや暗い色調の部分に位置している。
8 主フレーム
80 上部フレーム
4 錠剤供給装置
40 一次ホッパー
41 ボールフィーダ
42 シュート
43 供給ドラム
430 外周面
431 錠剤保持部
432 制御通気路
1 第一搬送ドラム
100 外周面
101 錠剤保持部
102 制御通気路
11 第1の印刷用撮像装置
12 第1の印刷装置
13 第1の検査用撮像装置
14 第1の印刷用画像処理装置
15 第1の印刷用制御装置
16 第1の印刷用データ作成装置
17 第1の検査用画像処理装置
2 第二搬送ドラム
200 外周面
201 錠剤保持部
202 制御通気路
21 第2の印刷用撮像装置
22 第2の印刷装置
23 第2の検査用撮像装置
24 第2の印刷用画像処理装置
25 第2の印刷用制御装置
26 第2の印刷用データ作成装置
27 第2の検査用画像処理装置
3 取出ドラム
301 錠剤保持部
302 制御通気路
31 不良錠剤排除装置
310 ノズル装置
311 エアノズル
312 ダクト
5 良品錠剤排出装置
50 搬送部
6 機械制御部
To 割線錠
Tg 良品錠剤
Tb 不良錠剤
Tc、Tw ツートーンカラー錠剤
7 割線
C1、C2、C3、C4 同心円
Claims (9)
- 撮像した画像データ上の錠剤において設定された多重ループに沿う部分の輝度値を測定する工程と、
閾値を超える前記輝度値の値、又は閾値を超える前記輝度値の変動部分の錠剤表面における分布を基準として錠剤の表裏を判定する工程とを備える
錠剤の表裏判定方法。 - 撮像した画像データ上の錠剤の中心を検出する工程と、
前記画像データ上において前記中心を中心とする直径が異なる複数の同心円に沿う部分の輝度値を測定する工程と、
前記画像データ上において、閾値を超える前記輝度値の変動部分が錠剤の中心線の近傍に位置するときに有として割線の有無を検出する工程と、
割線がある面又はない面を表として表裏を判定する工程とを備える
錠剤の表裏判定方法。 - 撮像した画像データ上の錠剤の中心を検出する工程と、
前記画像データ上において前記中心を中心とする直径が異なる複数の同心円に沿う部分のノイズを除去する工程と、
前記画像データ上においてノイズを除去した部分の輝度値を測定する工程と、
前記画像データ上において、閾値を超える前記輝度値の変動部分が錠剤の中心線の近傍に位置するときに有として割線の有無を検出する工程と、
割線がある面又はない面を表として表裏を判定する工程とを備える
錠剤の表裏判定方法。 - 撮像した画像データ上の錠剤の中心を検出する工程と、
前記画像データ上で、前記中心を中心とする直径が異なる三つの同心円を設定する工程と、
前記中心を中心とする三つの同心円において第1の同心円の近傍の画像データをフィルタ処理してノイズを除去する工程と、
前記中心を中心とする三つの同心円において第2の同心円の近傍の画像データをフィルタ処理してノイズを除去する工程と、
前記中心を中心とする三つの同心円において第3の同心円の近傍の画像データをフィルタ処理してノイズを除去する工程と、
前記第1の同心円の近傍の画像データを微分処理する工程と、
前記第2の同心円の近傍の画像データを微分処理する工程と、
前記第3の同心円の近傍の画像データを微分処理する工程と、
前記第1の同心円、第2の同心円、及び第3の同心円の各微分処理データを合成してノイズを除去する工程と、
前記各処理によりノイズを除去した部分の輝度値を測定する工程と、
閾値を超える前記輝度値の変動部分が錠剤の中心線の近傍に位置するときに有として割線の有無を検出する工程と、
割線がある面又はない面を表として表裏を判定する工程とを備える
錠剤の表裏判定方法。 - 前記割線を検出した場合、前記割線の角度を検出する工程を備える
請求項2、3又は4の錠剤の表裏判定方法。 - 撮像した画像データ上の錠剤において設定された多重ループに沿う部分の輝度値を測定する手段と、
閾値を超える前記輝度値の値、又は閾値を超える前記輝度値の変動部分の錠剤表面における分布を基準として錠剤の表裏を判定する手段とを備える
錠剤の表裏判定装置。 - 撮像した画像データ上の錠剤の中心を検出する手段と、
前記画像データ上において、前記錠剤の前記中心を中心とする直径が異なる複数の同心円に沿う部分のノイズを除去する手段と、
前記画像データ上においてノイズを除去した部分の輝度値を測定する手段と、
閾値を超える前記輝度値の変動部分が錠剤の中心線の近傍に位置するときに有として割線の有無を検出する手段とを備える
錠剤の割線検出装置。 - 錠剤供給部と、
外周面に多数の錠剤保持部を有し、該錠剤保持部に前記錠剤供給部から錠剤が移される第一搬送ドラムと、
外周面に多数の錠剤保持部を有し、該錠剤保持部に前記第一搬送ドラムの前記錠剤保持部から錠剤が反転して移される第二搬送ドラムと、
外周面に多数の錠剤保持部を有し、該錠剤保持部に前記第二搬送ドラムの前記錠剤保持部から錠剤が反転して移される取出ドラムと、
前記第一搬送ドラムの外周面近傍に配され、前記第一搬送ドラムの回転により搬送されている前記錠剤保持部内の錠剤を撮像する第1の印刷用撮像装置と、
前記第一搬送ドラムの回転方向において、前記第1の印刷用撮像装置より下手側の外周面近傍に配され、前記第一搬送ドラムの回転により搬送されている前記錠剤保持部内の錠剤に印刷する第1の印刷装置と、
前記第一搬送ドラムの回転方向において、前記第1の印刷装置より下手側の外周面近傍に配され、前記第一搬送ドラムの回転により搬送されている前記錠剤保持部内の印刷済みの錠剤を撮像する第1の検査用撮像装置と、
前記第二搬送ドラムの外周面近傍に配され、前記第二搬送ドラムの回転により搬送されている前記錠剤保持部内の錠剤を撮像する第2の印刷用撮像装置と、
前記第二搬送ドラムの回転方向において、前記第2の印刷用撮像装置より下手側の外周面近傍に配され、前記第二搬送ドラムの回転により搬送されている前記錠剤保持部内の錠剤に印刷する第2の印刷装置と、
前記第二搬送ドラムの回転方向において、前記第2の印刷装置より下手側の外周面近傍に配され、前記第二搬送ドラムの回転により搬送されている前記錠剤保持部内の印刷済みの錠剤を撮像する第2の検査用撮像装置と、
撮像した画像データ上の錠剤の中心を検出する手段と、
前記画像データ上において、前記中心を中心とする直径が異なる複数の同心円に沿う部分のノイズを除去する手段と、
前記画像データ上においてノイズを除去した部分の輝度値を測定する手段と、閾値を超える前記輝度値の変動部分が錠剤の中心線の近傍に位置するときに有として割線の有無を検出する手段とを有する錠剤の割線検出装置と、
不良錠剤と判定された錠剤を排除する不良錠剤排除装置と、不良錠剤と判定されなかった錠剤を良品として排出する良品錠剤排出装置とを備える
錠剤印刷装置。 - 錠剤供給部と、
外周面に多数の錠剤保持部を有し、該錠剤保持部に前記錠剤供給部から錠剤が移される第一搬送ドラムと、
外周面に多数の錠剤保持部を有し、該錠剤保持部に前記第一搬送ドラムの前記錠剤保持部から錠剤が反転して移される第二搬送ドラムと、
外周面に多数の錠剤保持部を有し、該錠剤保持部に前記第二搬送ドラムの前記錠剤保持部から錠剤が反転して移される取出ドラムと、
前記第一搬送ドラムの外周面近傍に配され、前記第一搬送ドラムの回転により搬送されている前記錠剤保持部内の錠剤を撮像する第1の印刷用撮像装置と、
前記第一搬送ドラムの回転方向において、前記第1の印刷用撮像装置より下手側の外周面近傍に配され、前記第一搬送ドラムの回転により搬送されている前記錠剤保持部内の錠剤に印刷する第1の印刷装置と、
前記第一搬送ドラムの回転方向において、前記第1の印刷装置より下手側の外周面近傍に配され、前記第一搬送ドラムの回転により搬送されている前記錠剤保持部内の印刷済みの錠剤を撮像する第1の検査用撮像装置と、
前記第二搬送ドラムの外周面近傍に配され、前記第二搬送ドラムの回転により搬送されている前記錠剤保持部内の錠剤を撮像する第2の印刷用撮像装置と、
前記第二搬送ドラムの回転方向において、前記第2の印刷用撮像装置より下手側の外周面近傍に配され、前記第二搬送ドラムの回転により搬送されている前記錠剤保持部内の錠剤に印刷する第2の印刷装置と、
前記第二搬送ドラムの回転方向において、前記第2の印刷装置より下手側の外周面近傍に配され、前記第二搬送ドラムの回転により搬送されている前記錠剤保持部内の印刷済みの錠剤を撮像する第2の検査用撮像装置と、
前記第1の印刷用撮像装置から送られた撮像信号を画像データに変換し、撮像した画像データ上の錠剤の中心を検出する手段と、
前記画像データ上において、前記中心を中心とする直径が異なる複数の同心円に沿う部分のノイズを除去する手段と、
前記画像データ上においてノイズを除去した部分の輝度値を測定する手段と、
閾値を超える前記輝度値の変動部分が錠剤の中心線の近傍に位置するときに有として割線の有無を検出する手段とを有し、結果の信号を出力する第1の印刷用画像処理装置と、
印刷データを内部に持ち、同期信号と、前記第1の印刷用画像処理装置から送られてきた結果信号を基に、内部に持った印刷データを前記第1の印刷装置へ送る第1の印刷用制御装置と、
前記第1の印刷装置の仕様にあわせた印刷データを作成し、前記第1の印刷用制御装置に送る第1の印刷用データ作成装置と、
前記第1の検査用撮像装置から送られてきた撮像信号を画像データに変換し、画像処理によって錠剤の傷、欠け、又は印刷の状態を調べ、結果の信号を出力する第1の検査用画像処理装置と、
前記第2の印刷用撮像装置から送られた撮像信号を画像データに変換し、撮像した画像データ上の錠剤の中心を検出する手段と、
前記画像データ上において、前記中心を中心とする直径が異なる複数の同心円に沿う部分のノイズを除去する手段と、
前記画像データ上においてノイズを除去した部分の輝度値を測定する手段と、
閾値を超える前記輝度値の変動部分が錠剤の中心線の近傍に位置するときに有として割線の有無を検出する手段とを有し、結果の信号を出力する第2の印刷用画像処理装置と、
印刷データを内部に持ち、同期信号と、前記第2の印刷用画像処理装置から送られてきた結果信号を基に、内部に持った印刷データを前記第2の印刷装置へ送る第2の印刷用制御装置と、
前記第2の印刷装置の仕様にあわせた印刷データを作成し、前記第2の印刷用制御装置に送る第2の印刷用データ作成装置と、
前記第2の検査用撮像装置から送られてきた撮像信号を画像データに変換し、画像処理によって錠剤の傷、欠け、又は印刷の状態を調べ、結果の信号を出力する第2の検査用画像処理装置と、
前記同期信号をつくり、錠剤が供給されてから排出されるまで、どの位置にあるかを追跡するとともに、前記第1、第2の印刷用画像処理装置と前記第1、第2の検査用画像処理装置の前記結果の信号を、追跡している錠剤に関連づけ、その結果に基づき、不良と判定された錠剤が、不良錠剤排除装置に到達したとき、排除するように信号を出力し、不良と判定されなかった錠剤は、次の良品錠剤排出装置により排出するように信号を出力する機械制御部と、
不良と判定された信号に基づき、錠剤を不良として排除する不良錠剤排除装置と、
不良と判定されなかった信号に基づき、錠剤を良品として排出する良品錠剤排出装置とを備える
錠剤印刷装置。
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