JP6380950B2 - 製本装置 - Google Patents
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Description
図1に示す製本装置Bについて説明する。製本装置Bは、製本処理部40と断裁処理部20と、収納部50で構成されている。製本処理部40は、部揃えされたシート束の背部に接着剤を添着して綴じ処理する。断裁処理部20は、綴じは処理されたシート束の縁辺を断裁する。収納部50は、製本処理されたシート束(製本シート)を収納する。
図1の装置は製本処理部40を、画像形成装置Aから送られたシートを集積する集積トレイ42と、集積したシート束に接着剤を添着する接着剤塗布手段43と、接着剤を添着したシート束に表紙シートを綴じ合わせる表紙綴じ手段44が配置されている。
上記製本処理経路33には、表紙綴じ手段43(折りロール46)の下流側にシートを断裁する断裁処理部20(以下「断裁部」と云う)と、下部シート束搬送手段10と、シート束を下流側のスタッカ(収納部)50に収納する排紙搬送手段(ローラ対)48が配置されている。(図2参照)
製本処理経路33の断裁位置Cpの上流側で製本処理されたシートを搬送する搬送機構10について説明する。図2に示すように製本処理経路33には、折りロール対46(46a、46b)、束姿勢偏向手段(後述するグリップ手段11)がこの順に配置されている。この折りロール対46と束姿勢偏向手段11は、製本処理経路33に沿ってシート束を下流側に移送する機能を備えている。
上記ユニットフレーム15を経路方向に位置移動するシフト手段25の構成について図2に従って説明する。上述のように第1、第2グリップ部材10a、10bを搭載したユニットフレーム15は、装置ハウジング30に製本処理経路33と同一の方向に移動可能となるようにガイドレール部材(不図示)に支持されている。
図2に示す断裁機構について説明する。断裁機構20は、断裁縁プレス手段17と断裁手段(切断刃22など)で構成されている。上記断裁縁プレス手段17は、搬送機構(グリップ手段)10で断裁位置Cpに送られたシート束を断裁可能に保持する。この断裁縁プレス手段17は、加圧部材19とこれを付勢する付勢スプリング(不図示)と、加圧解除部材(牽引部材、スクリューネジ部材など)で構成する。
断裁刃22の下流側には排紙ローラ(排紙手段)48と収納スタッカ50が配置されている。この収納スタッカ50は図1に示すように装置ハウジング30に引出状に配置され、装置フロント側(図1紙面手前側)に引出可能に構成されている。装置フロント側に引き出した状態で上面方向から使用者が視認できるようになっている。
上述のグリップ手段10の制御について説明する。図7に図1の画像形成システムの制御構成を示す。この制御構成において、グリップ手段10は、製本処理されたシートを「折りロール46から下流側の断裁位置Cpに角度姿勢を異ならせて搬送し、断裁処理後に下流側の排紙手段48に搬送する(断裁処理モードのとき)」か、または「折りロール46から角度姿勢を異ならせることなく下流側の排紙手段48に搬送する(非断裁処理モードのとき)」、図7の画像形成システムの制御構成については後述するが、そのグリップ手段10の制御について説明する。
このとき制御手段55は以下の何れかを実行する。
(1)折りロール46の回転量からシートの移動量を算出し、予め設定されているグリップ部材10によるグリップ位置にシートを搬送して停止する(後述する図6の実施形態)。
(2)製本処理経路33にシートのストッパ(係止部材)を配置し、このストッパにシートを突き当て停止させる。
例えば図3(a)に示す状態、グリップ部材10は製本処理経路33から退避し、切断刃22は経路を遮るように刃受部材21と係合する。そして上流側の折りロール46a、46bを離間してシートを切断刃22(ストッパ部材)の上に落下させる。
次に図6に示す実施形態におけるグリップ手段の制御について説明する。同図の実施形態は、製本処理経路33に折りロール対46(または折りロールと異なる搬送ローラ対)と、その下流にグリップ部材10(図3のシート束搬送手段と同一の構成)が配置してある。そして後述の制御手段は、ローラ対46(上記折りロール対または搬送ローラ対)で製本処理されたシートを所定位置に搬送した状態で停止させる。図6(a)に示すグリップ手段は、前述の図3に示すグリップ機構と同一である。
次に図1のシステムにおける制御構成を図7に基づいて説明する。図1に示すような画像形成装置Aと製本装置Bとを連結したシステムでは、例えば画像形成装置Aに備えられた制御CPU53に入力手段52と、モード設定手段54を設ける。そして製本装置Bの制御部には制御CPU(制御手段)55を設け、この制御CPU55は製本処理実行プログラムをROM57から呼び出して製本処理経路33における各処理を実行する。
以下図8及び図9に示すフローチャートに従って製本処理モードの排紙動作について説明する。図示のフローチャートは「製本シートの束厚さが所定値以上のとき製本モードに応じてグリップ位置を変更する」場合を示す。またグッリプ位置はシートの中心に設定された標準位置と、この標準位置から所定距離離れた変位位置とし、その変位量は予め実験により定め、記憶手段56に準備する。
B 製本装置
Cp 断裁位置
10 下部シート束搬送手段
10a 第1グリップ部材
10b 第2グリップ部材
11 束姿勢偏向手段(グリップ手段)
15 ユニットフレーム
20 断裁処理部(断裁部)
22 切断刃
23 カッタ作動部材
25 シフト手段
33 製本処理経路
34 表紙搬送経路
36 ラック
37 ピニオン
38 ブラケット
40 製本処理部
42 集積トレイ
43 接着剤塗布手段
44 表紙綴じ手段
46 折りロール対(46a、46b)
48 排紙搬送手段(ローラ対)
50 収納部(収納スタッカ)
Claims (12)
- 接着剤を添着したシート束を製本処理した後に断裁して収納部に送る装置であって、
接着剤を添着したシート束をくるみ製本か若しくは天糊製本する製本処理部と、
前記製本処理部から収納部にシート束を搬出する搬送経路と、
製本処理されたシート束の縁辺を断裁する断裁処理部と、
前記搬送経路の前記製本処理部と断裁処理部との間に配置されたシート束を搬送する搬送機構と、
前記搬送機構に配置され、シート束を回転可能にグリップするグリップ手段と、
前記グリップ手段を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、天糊製本されたシート束と、くるみ製本されたシート束のグリップ位置を異ならせることを特徴とする製本装置。 - 請求項1に記載の装置であって、さらに
前記製本処理部でくるみ製本するモードと天糊製本するモードを設定する製本処理モード設定手段を備え、
前記制御手段は、前記製本処理モード設定手段で天糊製本するモードに設定されたときのグリップ位置設定値と、くるみ製本するモードに設定されたときのグリップ位置設定値を異ならせることを特徴とする製本装置。 - 前記グリップ位置設定値は、予め設定され記憶手段に記憶されていることを特徴とする請求項2に記載の製本装置。
- 前記制御手段は、前記記憶手段から取得したグリップ位置設定値を、製本処理されたシート束の断裁量に応じて位置補正する補正手段を備えていることを特徴とする請求項3に記載の製本装置。
- 前記制御手段は、天糊製本のときのシート束のグリップ位置が、くるみ製本のときのシート束のグリップ位置より搬送方向下流側となる位置とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の製本装置。
- 前記制御手段は、
天糊製本のときのシート束のグリップ位置を、くるみ製本のときのシート束のグリップ位置より、接着剤が添着されているシート背部に近い位置に設定することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の製本装置。 - 前記搬送機構は、天糊製本されたシート束の搬送速度を、くるみ製本されたシート束の搬送速度より、低速度とすることを特徴とする請求項1に記載の製本装置。
- 前記制御手段は、
シート束の束厚さ及び/又はシート枚数に応じて予め設定した所定値以上のとき、
天糊製本されたシート束と、くるみ製本されたシート束のグリップ位置を異ならせることを特徴とする請求項1に記載の製本装置。 - 前記搬送機構は、
前記グリップ手段と、
前記グリップ手段に向けてシート束を移送する搬送手段と、
前記搬送手段とグリップ手段とを相対的に位置移動するグリップ位置変更手段と、
から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の製本装置。 - 前記グリップ手段は、
製本処理されたシート束を挟圧する一対のグリップ部材と、
この一対のグリップ手段を相対的に接近及び離反させる駆動源と、
で構成されていることを特徴とする請求項1又は9に記載の製本装置。 - 前記グリップ位置変更手段は、
前記搬送経路に経路方向に位置移動可能に配置された一対のグリップ部材と、
このグリップ部材を搬送方向に位置移動する駆動手段と、
で構成されていることを特徴とする請求項9に記載の製本装置。 - 前記グリップ位置変更手段は、
前記グリップ手段の上流側に配置されたシート束搬送手段と、
前記シート束搬送手段でグリップ手段に搬送するシート束の送り量を設定する搬送制御手段と、
で構成されていることを特徴とする請求項9に記載の製本装置。
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