JP6380859B2 - タービンの多段シーリング構造 - Google Patents

タービンの多段シーリング構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6380859B2
JP6380859B2 JP2016220565A JP2016220565A JP6380859B2 JP 6380859 B2 JP6380859 B2 JP 6380859B2 JP 2016220565 A JP2016220565 A JP 2016220565A JP 2016220565 A JP2016220565 A JP 2016220565A JP 6380859 B2 JP6380859 B2 JP 6380859B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing
peripheral surface
stage
pair
tooth profile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016220565A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017125492A (ja
Inventor
チュン、ホン、ヤング
Original Assignee
ドゥサン ヘヴィー インダストリーズ アンド コンストラクション カンパニー リミテッド
ドゥサン ヘヴィー インダストリーズ アンド コンストラクション カンパニー リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ドゥサン ヘヴィー インダストリーズ アンド コンストラクション カンパニー リミテッド, ドゥサン ヘヴィー インダストリーズ アンド コンストラクション カンパニー リミテッド filed Critical ドゥサン ヘヴィー インダストリーズ アンド コンストラクション カンパニー リミテッド
Publication of JP2017125492A publication Critical patent/JP2017125492A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6380859B2 publication Critical patent/JP6380859B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D11/00Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
    • F01D11/02Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages by non-contact sealings, e.g. of labyrinth type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/44Free-space packings
    • F16J15/447Labyrinth packings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2250/00Geometry
    • F05D2250/20Three-dimensional
    • F05D2250/28Three-dimensional patterned
    • F05D2250/283Three-dimensional patterned honeycomb

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)

Description

本発明は、タービンの多段シーリング構造に関し、より詳細には、タービンのラビリンスシールと連動するハニカムシールを多段に構成し、バリアビームまたはバリア溝を加工して流体障壁の形成を誘導することにより、タービンの固定体と回転体との間への流体の漏洩を効果的に抑制することができるタービンの多段シーリング構造に関する。
一般的に、タービン(turbine)は、ガス(gas)、スチーム(steam)などの流体の熱エネルギーを機械エネルギーの回転力に変換する動力発生装置で、流体によって軸回転するように複数の回転翼(bucket)を含むロータ(rotor)と、ロータの周りを囲んで設けられ、複数の固定翼(diaphram)が備えられたケーシング(casing)とを含む。
ここで、ガスタービンは、圧縮機と燃焼器とタービンとを含んで構成され、圧縮機の回転によって外部空気が吸入、圧縮された後に燃焼器に送られ、燃焼器で圧縮空気と燃料との混合によって燃焼が行われる。燃焼器で発生した高温・高圧のガスは、タービンを通過しながらタービンのロータを回転させて発電機を駆動させる。
スチームタービンの場合、高圧タービンと中圧タービンおよび低圧タービンを直列または並列に連結してロータを回転させるが、直列構造からなる場合には、高圧タービンと中圧タービンおよび低圧タービンが1つのロータを共有する。
スチームタービンにおいて、それぞれのタービンは、ケーシング内部のロータを中心として固定翼と回転翼とを備えており、スチームが固定翼と回転翼を通過しながらロータを回転させて発電機を駆動させることができる。
この時、ガスタービンとスチームタービンは、固定体(固定翼)に対して回転体(ロータ)が相対的に回転する構造であるので、固定体と回転体との間の間隙に高温・高圧の流体の漏洩が発生し、このような流体の漏洩は、動力損失によるエネルギー効率低下の一因となっており、前記回転体と固定体との間の間隙で発生する流体の漏洩を減少させるための努力が持続的に行われている。
流体の漏洩を最小化するためには、優先的に固定体と回転体との間の間隙を最小化しなければならないが、間隙を狭めるにも様々な制約が発生する。
例えば、間隙が狭すぎる場合には、回転体が軸回転する時、回転体と固定体が互いに干渉を起こしてラビング(rubbing)による振動が発生し、これはタービンに重大な損傷を起こす。
一方、スチームタービンは、ボイラから流入する高温のスチームが回転体と固定体に熱を加えるため、運転および起動停止時、位置によって数mmから数十mmまで膨張または収縮する。この時、回転体と固定体は、素材の特性が異なって膨張するだけでなく、タービンの構造によって膨張する方向も異なって回転体と固定体が運転中に干渉を起こしてラビングが発生したりする。
最近は、ガスタービンとスチームタービンにおいて、ブラシシール(brush seal)、ハニカムシール(honeycomb seal)とラビリンスシール(labyrinth seal)を適用してシーリング(sealing)して固定体と回転体との間の間隙を低減し、柔軟に互いに接触する形態でシーリングする技術が使用されている。
このようなハニカムシールとラビリンスシールを用いるシーリング方式は、図1を参照すれば、タービンの固定体4上にハニカムシール3を配置し、ハニカムシール3に隣接して対向するようにタービンの回転体1上にラビリンスシール2を配置する。この時、図面に示された矢印のような流体の漏洩を防止するために、ハニカムシール3とラビリンスシール2との間の間隙を狭め、ラビリンスシール2の歯形(tooth)の個数を増加させる。
ハニカムシール3とラビリンスシール2とが当接しないように間隙を狭めると、流体の漏洩空間が縮小し、ラビリンスシール2の歯形の個数を増加させると、流体が歯形を通過する度に油圧が減少して漏洩流体の流れは鈍化する。これによって、タービンの回転体1と固定体4との間の間隙に流体の漏洩を防止したり最小化する。
ところが、従来のシーリング方式の場合、ハニカムシール3とラビリンスシール2との間の一定間隙を形成したとしても、タービンの作動過程で振動、素材の熱膨張などによって間隙が変更され、ラビング(rubbing)によるシーリングの磨耗率が高くなる。これは窮極的に、ブレードやタービン部品の損傷につながることがあり、シーリングの磨耗によってシーリング能力が低下し、流体の流失が発生してタービンの出力効率が低下する問題がある。
したがって、回転体1と固定体4との間のシーリング間隙をタービンの作動環境に合わせて適当に離隔させてもシーリング能力が維持できる装置が要求される。
米国特許出願公開第2006/0249911号明細書
本発明は、上記の従来技術の問題を解決するためになされたものであって、その目的は、タービンのラビリンスシールと連動するハニカムシールを多段に構成し、バリアビームまたはバリア溝を加工して流体障壁の形成を誘導することにより、タービンの固定体と回転体との間への流体の漏洩を効果的に抑制することができるタービンの多段シーリング構造を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明は、タービンの多段シーリング構造に関し、固定体の内周面上に配置され、少なくとも3段以上の互いに異なる高さを有する環状の多段シーリング部と、回転体の外周面上で前記多段シーリング部を対向して配置され、固定体と回転体との間の間隔で前記多段シーリング部の互いに異なる高さに対応する相対高さを有し、複数の歯形が形成された環状の多段歯形部とを含むことができる。
また、本発明の実施形態では、前記多段シーリング部は、固定体の内周面上に一定間隔離隔して配置され、環状に形成される一対の第1シーリング部と、固定体の内周面上に前記第1シーリング部と隣接して配置され、前記第1シーリング部より相対的に低い高さを有し、環状に形成される一対の第2シーリング部と、固定体の内周面上に前記一対の第2シーリング部の間に配置され、前記第1シーリング部より相対的に高い高さを有し、環状に形成される第3シーリング部とを含むことができる。
また、本発明の実施形態では、前記多段歯形部は、回転体の外周面上で前記第1シーリング部を対向して配置され、前記第1シーリング部の高さに対応する相対高さに形成された環状の第1歯形部と、回転体の外周面上で前記第2シーリング部を対向して配置され、前記第2シーリング部の高さに対応する相対高さに形成された環状の第2歯形部と、回転体の外周面上で前記第3シーリング部を対向して配置され、前記第3シーリング部の高さに対応する相対高さに形成された環状の第3歯形部とを含むことができる。
また、本発明の実施形態では、前記多段シーリング部は、固定体と回転体との間で漏洩流体の流れを妨げるように、前記第1シーリング部上で漏洩流体の流れ方向側に形成される第1バリア溝をさらに含むことができる。
また、本発明の実施形態では、前記多段シーリング部は、固定体と回転体との間で漏洩流体の流れを妨げるように、前記第3シーリング部上で漏洩流体の流れ方向側に形成される第2バリア溝をさらに含むことができる。
また、本発明の実施形態では、前記第3歯形部との形成空間で漏洩流体の流れを妨げるように、前記第3シーリング部より相対的に低い高さに形成され、前記第3シーリング部の中央側に配置されるバリアビームをさらに含むことができる。
また、本発明の実施形態では、固定体の内周面上に配置され、少なくとも2段以上の互いに異なる高さを有する環状の多段シーリング部と、固定体の内周面上で前記多段シーリング部の中央側に配置されるバリアユニットと、回転体の外周面上で前記多段シーリング部または前記バリアユニットを対向して配置され、固定体と回転体との間の間隔で前記多段シーリング部または前記バリアユニットの互いに異なる高さに対応する相対高さを有し、複数の歯形が形成された環状の多段歯形部とを含むことができる。
また、本発明の実施形態では、前記多段シーリング部は、固定体の内周面上に一定間隔離隔して配置され、環状に形成される一対の第1シーリング部と、固定体の内周面上に前記第1シーリング部と隣接して配置され、前記第1シーリング部より相対的に低い高さを有し、環状に形成される一対の第2シーリング部とを含むことができる。
また、本発明の実施形態では、前記バリアユニットは、一側が固定体の外周面上で前記一対の第2シーリング部の間に配置される本体部と、漏洩流体の流れ方向を切り替えて前記多段歯形部との形成空間で流体障壁が形成されるように、前記本体部の他側に形成される突出部と、漏洩流体の流れを妨げるように、前記本体部の中央側に形成された陥没部とを含むことができる。
また、本発明の実施形態では、前記バリアユニットは、前記突出部と前記多段歯形部との間の形成空間で漏洩流体の流れを妨げるように、前記突出部の中央側に配置されるクラウン部をさらに含むことができる。
また、本発明の実施形態では、前記突出部および前記陥没部は、前記本体部上で漏洩流体の流れ方向側に形成される。
本発明によれば、タービンのケーシング、固定翼などの固定体に配置されるハニカムシールを多段階層的に実現し、ハニカムシールと連動するタービンのシャフト、回転翼などの回転体に配置されるラビリンスシールも多段階層的に実現することにより、タービンの固定体と回転体との間における漏洩流体の流れに屈曲を形成してその流れを抑制することができる。
また、ハニカムシールの中央側にバリアビームを配置してラビリンスシールとの形成空間で流体障壁が形成されるようにすることにより、漏洩流体の流れを妨げ、後続に流入する漏洩流体の流れも同じく鈍化させることができる。
さらに、漏洩流体の流入方向側ハニカムシールの垂直方向に沿って複数のバリア溝を加工することにより、漏洩流体がバリア溝によって流れ抵抗を受け、これは結果的に、ラビリンスシールとの形成空間で微細な流体渦流を形成して、同じく流体障壁のような効果を発揮することができる。
これは窮極的に、流体の漏洩による出力損失を最小化させることが可能なため、タービンの効率を向上させることができ、シーリングの寿命および取替周期を延長させて、タービンの維持および補修費用を節減させる効果を期待することができる。
従来のタービンのシーリング構造を示す図である。 本発明であるタービンの多段シーリング構造の第1実施形態を示す図である。 図2に示された発明の他の実施形態を示す図である。 図2に示された発明のさらに他の実施形態を示す図である。 本発明であるタービンの多段シーリング構造の第2実施形態を示す図である。 図5に示された発明の他の実施形態を示す図である。 図5に示された発明のさらに他の実施形態を示す図である。 図5に示された発明のさらに他の実施形態を示す図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明に係るタービンの多段シーリング構造の好ましい実施形態を詳細に説明する。
[第1実施形態]
図2は、本発明であるタービンの多段シーリング構造10の第1実施形態を示す図であり、図3は、図2に示された発明の他の実施形態を示す図であり、図4は、図2に示された発明のさらに他の実施形態を示す図である。
図2〜図4を参照すれば、本発明であるタービンの多段シーリング構造10の第1実施形態は、多段シーリング部40と、多段歯形部50とを含んで構成される。
前記多段シーリング部40は、ケーシング、固定翼などの固定体20の内周面上に配置され、少なくとも3段以上の互いに異なる高さを有する環状形状に構成される。このような前記多段シーリング部40は、ハニカムシール(honeycomb seal)であってよく、第1シーリング部41と、第2シーリング部42と、第3シーリング部43とで構成される。
前記第1シーリング部41は、固定体20の内周面上に一定間隔離隔して一対で配置され、環状形状に構成される。そして、前記第2シーリング部42は、固定体20の内周面上に前記一対の第1シーリング部41の間に配置され、前記第1シーリング部41より相対的に低い高さを有する一対の環状形状に構成される。
また、前記第3シーリング部43は、固定体20の内周面上に前記一対の第2シーリング部42の間に配置され、前記第1シーリング部41より相対的に高い高さを有し、環状形状に構成される。
前記第1シーリング部41、前記第2シーリング部42および前記第3シーリング部43は、前記のような高さの差によって、図2のように特定空間を形成する。ここで、前記多段シーリング部40は、必ずしも3段に限定されるものではなく、適用環境によって様々な段の互いに異なる高さを有する複数段のハニカムシールなどで実現できる。
次に、前記多段歯形部50は、シャフト、回転翼などの回転体30の外周面上で前記多段シーリング部40を対向して配置され、固定体20と回転体30との間の間隔で前記多段シーリング部40の互いに異なる高さに対応する相対高さを有し、複数の歯形が形成された環状形態で構成される。このような前記多段歯形部50は、ラビリンスシール(labyrinth seal)であってよく、第1歯形部51と、第2歯形部52と、第3歯形部53とで構成される。
前記第1歯形部51は、回転体30の外周面上で前記第1シーリング部41を対向して配置され、前記第1シーリング部41の高さに対応する相対高さに形成された環状形状に構成される。そして、前記第2歯形部52は、回転体30の外周面上で前記第2シーリング部42を対向して配置され、前記第2シーリング部42の高さに対応する相対高さに形成された環状形状に構成される。
また、前記第3歯形部53は、回転体30の外周面上で前記第3シーリング部43を対向して配置され、前記第3シーリング部43の高さに対応する相対高さに形成された環状形状に構成される。
前記第1歯形部51、前記第2歯形部52および前記第3歯形部53はそれぞれ、前記第1シーリング部41、前記第2シーリング部42および前記第3シーリング部43との相対高さの差によって、図2のように流体の漏洩を抑制可能な特定空間を形成する。
漏洩流体は、多様な高さに構成された前記多段シーリング部40と前記多段歯形部50との間を屈曲して流れなければならないので、その流れは鈍化、停滞する。これは流体の漏洩を抑制する作用をする。
ここで、前記多段歯形部50は、必ずしも3段に限定されるものではなく、前記多段シーリング部40の複数の段数または適用環境によって様々な段の互いに異なる高さを有する複数段のラビリンスシールなどで実現できる。
ここで、本発明の他の実施形態では、図3のように、第1バリア溝41aと、第2バリア溝43aとをさらに含んで構成される。
まず、前記第1バリア溝41aは、固定体20と回転体30との間で漏洩流体の流れを妨げるように、前記第1シーリング部41上で漏洩流体の流れ方向側に環状形状に構成される。そして、前記第2バリア溝43aは、固定体20と回転体30との間で漏洩流体の流れを妨げるように、前記第3シーリング部43上で漏洩流体の流れ方向側に環状形状に構成される。
具体的には、前記第1バリア溝41aは、前記第1シーリング部41上で漏洩流体の流入方向側に垂直に複数の段に加工される。これは3Dプリンタ技術などで実現できる。漏洩流体は最初に前記第1バリア溝41aで流れ抵抗を受けて、前記第1シーリング部41と前記第1歯形部51との間の狭い通路を通過する時、その流れの鈍化を経験する。
以後、その流れが弱くなった漏洩流体は、前記第2シーリング部42と前記第2歯形部52との間に形成された狭い通路に流入する。この時、漏洩流体の流れは、前記第1シーリング部41と前記第2シーリング部42との間の相対的な高さの差によって屈曲して流動しなければならないので、その流れはもう一度鈍化を経験する。
前記第2シーリング部42と前記第2歯形部52との間の通路を通過した漏洩流体は、前記第3シーリング部43上に垂直方向に複数の段に加工された前記第2バリア溝43aと前記第2歯形部52との間の形成空間Cで再び流れ抵抗を受ける。ここで、前記第3シーリング部43も3Dプリンタ技術などで実現できる。
すなわち、漏洩流体は、前記第3シーリング部43上に垂直方向に形成された複数段の前記第2バリア溝43aによって微細な渦流が発生し、これは前記第2歯形部52との形成空間Cで流体障壁を形成する。これによって、流体の漏洩は抑制される。
もちろん、このような形成空間Cを通過した漏洩流体は、再び前記第3シーリング部43と前記第3歯形部53との間の狭い通路を含めて後続の狭い通路を屈曲して通過しなければならないので、従来の単純なハニカムシールとラビリンスシールとの間の配置構造に比べて流体の漏洩遮断効果はより上昇する。
次に、本発明のさらに他の実施形態では、図4を参照すれば、固定体20と同じ材質の金属バリアビーム80をさらに含むことができる。前記バリアビーム80は、前記第3歯形部53との形成空間で漏洩流体の流れを妨げるように、前記第3シーリング部43より相対的に低い高さに形成され、前記第3シーリング部43の中央側に環状形状に構成される。
前記第2バリア溝43aによって形成された流体障壁Dで流れが鈍化した漏洩流体は、前記第3シーリング部43と前記第3歯形部53との間の狭い間隔および前記バリアビーム80の間の形成空間Eでもう一度その流れが妨げられる。結果的に、漏洩流体は、前記第3シーリング部43と前記第3歯形部53および前記バリアビーム80の間に形成される狭い通路で停滞が発生し、これは後発の微細な流体障壁を形成する。
すなわち、本発明の第1実施形態では、前記多段シーリング部40上に形成された複数段の前記第1、第2バリア溝41a、43aと前記バリアビーム80によって流体の流れ抵抗および流体障壁を通した鈍化、停滞を発生させて、従来のハニカムシールとラビリンスシールとの間のシーリング構造に比べてよりシーリング能力が向上した効果を期待することができる。
[第2実施形態]
図5は、本発明であるタービンの多段シーリング構造10の第2実施形態を示す図であり、図6は、図5に示された発明の他の実施形態を示す図であり、図7は、図5に示された発明のさらに他の実施形態を示す図であり、図8は、図5に示された発明のさらに他の実施形態を示す図である。
図5〜図8を参照すれば、本発明であるタービンの多段シーリング構造10の第2実施形態では、多段シーリング部40と、バリアユニット60、70と、多段歯形部50とを含んで構成される。
前記多段シーリング部40は、ケーシング、固定翼などの固定体20の内周面上に配置され、少なくとも2段以上の互いに異なる高さを有する環状形状に構成される。このような前記多段シーリング部40は、ハニカムシール(honeycomb seal)であってよく、第1シーリング部41と、第2シーリング部42とで構成される。
前記第1シーリング部41は、固定体20の内周面上に一定間隔離隔して一対で配置され、環状形状に構成される。そして、前記第2シーリング部42は、固定体20の内周面上に前記一対の第1シーリング部41の間に配置され、前記第1シーリング部41より相対的に低い高さを有する一対の環状形状に構成される。
前記第1シーリング部41および前記第2シーリング部42は、前記のような高さの差によって、図5のように特定空間を形成する。ここで、前記多段シーリング部40は、必ずしも2段に限定されるものではなく、適用環境によって様々な段の互いに異なる高さを有する複数段のハニカムシールなどで実現できる。
次に、前記多段歯形部50は、シャフト、回転翼などの回転体30の外周面上で前記多段シーリング部40を対向して配置され、固定体20と回転体30との間の間隔で前記多段シーリング部40の互いに異なる高さに対応する相対高さを有し、複数の歯形が形成された環状形態で構成される。このような前記多段歯形部50は、ラビリンスシール(labyrinth seal)であってよく、第1歯形部51と、第2歯形部52とで構成される。
前記第1歯形部51は、回転体30の外周面上で前記第1シーリング部41を対向して配置され、前記第1シーリング部41の高さに対応する相対高さに形成された環状形状に構成される。そして、前記第2歯形部52は、回転体30の外周面上で前記第2シーリング部42を対向して配置され、前記第2シーリング部42の高さに対応する相対高さに形成された環状形状に構成される。
前記第1歯形部51および前記第2歯形部52はそれぞれ、前記第1シーリング部41および前記第2シーリング部42との相対高さの差によって、図5のように流体の漏洩を抑制可能な特定空間を形成する。
漏洩流体は、多様な高さに構成された前記多段シーリング部40と前記多段歯形部50との間を屈曲して流れなければならないので、その流れは鈍化、停滞する。これは流体の漏洩を抑制する作用をする。
ここで、前記多段歯形部50は、必ずしも2段に限定されるものではなく、前記多段シーリング部40の複数の段数または適用環境によって様々な段の互いに異なる高さを有する複数段のラビリンスシールなどで実現できる。
次に、前記バリアユニット60は、固定体20の内周面上で前記多段シーリング部40の中央側に環状形状に配置される。このような前記バリアユニット60は、本体部61と、突出部65と、陥没部63と、クラウン部66とを含んで構成される。また、前記バリアユニット60は、固定体20の材質と同じ金属材質で実現できる。
前記本体部61の一側は、固定体20の外周面上で前記一対の第2シーリング部42の間に配置される。前記本体部61の一側は、安定して固定体20に載置されるように、前記本体部61の中央側に比べて水平方向に伸張して広い接触面積を有する形態で加工される。また、前記本体部61の一側は、固定体20の内周面に溶接接合できる。もちろん、必ずしもこれに限定されるものではなく、ボルト締結方式で分離型に結合されてもよい。
次に、前記陥没部63は、漏洩流体の流れを妨げるように、前記本体部61の中央側に形成される。図5を参照すれば、前記本体部61の中央側が両方向で陥没した形態を確認することができる。
前記第2シーリング部42と前記第2歯形部52との間の狭い通路を通過した漏洩流体は、前記陥没部63で一時的な孤立現象を経験する。これは漏洩流体の流れを妨げて、結果的には、前記第2シーリング部42と前記第2歯形部52および前記陥没部63が形成する空間Aで流体の流れ抵抗を起こす。これは漏洩流体の流れを鈍化、停滞させる。
ここで、前記突出部65は、漏洩流体の流れ方向を切り替えて前記多段歯形部50との形成空間Aで流体障壁が形成されるように、前記本体部61の他側に形成される。
再び図5を参照すれば、前記本体部61の他側に前記突出部65が形成されており、図5に示された矢印の流れ(漏洩流体の流れ)をみると、前記陥没部63に乗って流れる漏洩流体は、前記突出部65でその流れ方向が切り替えられて前記第2歯形部52方向に旋回する。
これは窮極的に、前記第2歯形部52との形成空間Aで流体障壁を形成し、漏洩流体の流れは大きな抵抗にぶつかる。すなわち、前記バリアユニット60が前記一対の第2シーリング部42に配置されることにより、固定体20と回転体30との間における流体の漏洩はより確実に遮断される。
一方、図6を参照すれば、本発明の他の実施形態では、前記バリアユニット60は、ラウンド部62、64と、クラウン部66とをさらに含んで構成される。
まず、前記ラウンド部62、64は、前記本体部61の一側から前記陥没部63につながる部位と、前記陥没部63から前記突出部65につながる部位に形成される。このような前記ラウンド部62、64が形成されることにより、漏洩流体はスムーズに前記陥没部63に沿って流れてから、前記突出部65でその方向が切り替えられ、前記第2歯形部52との形成空間Aで流体障壁を形成する。
ここで、前記クラウン部66は、前記突出部65と前記多段歯形部50、詳しくは前記第3歯形部53との間の形成空間で漏洩流体の流れを妨げるように、前記突出部65の中央側に加工される。前記突出部65と前記第2歯形部52との間の形成空間A上の流体障壁を通過した漏洩流体は、前記クラウン部66と前記第3歯形部53との間を通過する時、もう一度さらにその流れの屈曲切り替えを経験し、これは漏洩流体の流れをより停滞させる。
さらに付加的に、このような前記クラウン部66は、タービンの作動過程中、固定体20と回転体30との間の間隔に変化がある時、前記第3歯形部53が前記バリアユニット60に衝突して磨耗することを防止する機能も果たす。すなわち、タービンの作動中、回転体30が放射方向振動時、前記第3歯形部53が前記クラウン部66の内側溝に挿入可能で、前記第3歯形部53の流動幅が確保されて破損が防止される。
以後、前記クラウン部66を通過した漏洩流体は、前記本体部61の反対中央側に形成された陥没部63においても、同じ流体障壁による流体の流れ抵抗を受けるので、二重のシーリング効果を得ることができる。
一方、図7および図8を参照すれば、本発明のさらに他の実施形態では、前記バリアユニット70において、前記突出部75および前記陥没部73が前記本体部71上で漏洩流体の流れ方向側にのみ形成される(図8においては、さらに、ラウンド部72、74が、前記本体部71の一側から前記陥没部73につながる部位と、前記陥没部73から前記突出部75につながる部位に形成される)。この場合、図7および図8に示された形成空間Bでのみ流体の流れ抵抗および流体障壁による鈍化、停滞を経験する。
すなわち、本発明の第2実施形態では、前記多段シーリング部40上に配置される前記バリアユニット60、70を用いて流体の流れ抵抗を誘導し流体障壁を形成することにより、漏洩流体の流れを鈍化、停滞させて、従来の一般的なハニカムシールとラビリンスシール構造に比べてシーリング能力を向上させる。
以上の事項は、タービンの多段シーリング構造の特定の実施形態を示したに過ぎない。
したがって、以下の特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨を逸脱しない限度内で本発明が多様な形態に置き換え、変形可能であることを、当該技術分野における通常の知識を有する者は容易に把握できるという点を明らかにする。
10:タービンの多段シーリング構造
20:固定体
30:回転体
40:多段シーリング部
41:第1シーリング部
42:第2シーリング部
43:第3シーリング部
41a:第1バリア溝
43a:第2バリア溝
50:多段歯形部
51:第1歯形部
52:第2歯形部
53:第3歯形部
60、70:バリアユニット
61、71:本体部
62、64、72、74:ラウンド部
63、73:陥没部
65、75:突出部
66:クラウン部
80:バリアビーム

Claims (8)

  1. 固定体の内周面上に配置され、少なくとも3段以上の互いに異なる高さを有する環状の多段シーリング部であり、前記固定体の内周面上に一定間隔離隔して配置され、環状に形成される一対の第1シーリング部と、前記固定体の内周面上に前記一対の第1シーリング部と隣接して配置され、前記一対の第1シーリング部より相対的に低い高さを有し、環状に形成される一対の第2シーリング部と、前記固定体の内周面上に前記一対の第2シーリング部の間に配置され、前記一対の第1シーリング部より相対的に高い高さを有し、環状に形成される第3シーリング部とを含む、前記多段シーリング部と、
    回転体の外周面上で前記多段シーリング部に対向して配置され、固定体と回転体との間の間隔で前記多段シーリング部の互いに異なる高さに対応する相対高さを有し、複数の歯形が形成された環状の多段歯形部であり、前記回転体の外周面上で前記一対の第1シーリング部に対向して配置され、前記一対の第1シーリング部の高さに対応する相対高さに形成された環状の第1歯形部と、前記回転体の外周面上で前記一対の第2シーリング部に対向して配置され、前記一対の第2シーリング部の高さに対応する相対高さに形成された環状の第2歯形部と、前記回転体の外周面上で前記第3シーリング部に対向して配置され、前記第3シーリング部の高さに対応する相対高さに形成された環状の第3歯形部とを含む、前記多段歯形部と、
    前記第3歯形部との形成空間で漏洩流体の流れを妨げるように、前記第3シーリング部より相対的に低い高さに形成され、前記第3シーリング部の中央側に配置されるバリアビームとを含むタービンの多段シーリング構造。
  2. 前記多段シーリング部は、
    固定体と回転体との間で漏洩流体の流れを妨げるように、前記一対の第1シーリング部上で漏洩流体の流れ方向側に形成される第1バリア溝をさらに含む、請求項1に記載のタービンの多段シーリング構造。
  3. 前記多段シーリング部は、
    固定体と回転体との間で漏洩流体の流れを妨げるように、前記第3シーリング部上で漏洩流体の流れ方向側に形成される第2バリア溝をさらに含む、請求項1または2に記載のタービンの多段シーリング構造。
  4. 固定体の内周面上に配置され、少なくとも2段以上の互いに異なる高さを有する環状の多段シーリング部と、
    固定体の内周面上で前記多段シーリング部の中央側に配置されるバリアユニットと、
    回転体の外周面上で前記多段シーリング部および前記バリアユニットに対向して配置され、固定体と回転体との間の間隔で前記多段シーリング部および前記バリアユニットの互いに異なる高さに対応する相対高さを有し、複数の歯形が形成された環状の多段歯形部とを含み、
    前記バリアユニットは、
    一側が固定体の内周面上で前記多段シーリング部の中央側に配置される本体部と、
    漏洩流体の流れ方向を切り替えて前記多段歯形部との形成空間で流体障壁が形成されるように、前記本体部の他側に形成される突出部と、
    漏洩流体の流れを妨げるように、前記本体部の中央側に形成された陥没部とを含む、タービンの多段シーリング構造。
  5. 前記多段シーリング部は、
    固定体の内周面上に一定間隔離隔して配置され、環状に形成される一対の第1シーリング部と、
    固定体の内周面上に前記一対の第1シーリング部と隣接して配置され、前記一対の第1シーリング部より相対的に低い高さを有し、環状に形成される一対の第2シーリング部とを含む、請求項4に記載のタービンの多段シーリング構造。
  6. 前記バリアユニットの前記本体部の一側、前記固定体の周面上で前記一対の第2シーリング部の間に配置される、請求項5に記載のタービンの多段シーリング構造。
  7. 前記バリアユニットは、
    前記突出部と前記多段歯形部との間の形成空間で漏洩流体の流れを妨げるように、前記突出部の中央側に配置されるクラウン部をさらに含む、請求項6に記載のタービンの多段シーリング構造。
  8. 前記突出部および前記陥没部は、前記本体部上で漏洩流体の流れ方向側に形成される、請求項6に記載のタービンの多段シーリング構造。
JP2016220565A 2016-01-11 2016-11-11 タービンの多段シーリング構造 Active JP6380859B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020160003210A KR101695125B1 (ko) 2016-01-11 2016-01-11 터빈의 다단 실링 구조
KR10-2016-0003210 2016-01-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017125492A JP2017125492A (ja) 2017-07-20
JP6380859B2 true JP6380859B2 (ja) 2018-08-29

Family

ID=57517773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016220565A Active JP6380859B2 (ja) 2016-01-11 2016-11-11 タービンの多段シーリング構造

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10837301B2 (ja)
EP (1) EP3190267B1 (ja)
JP (1) JP6380859B2 (ja)
KR (1) KR101695125B1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10557359B2 (en) * 2016-11-03 2020-02-11 United Technologies Corporation Seal assembly
KR101974736B1 (ko) 2017-09-27 2019-05-02 두산중공업 주식회사 블레이드의 실링구조와 이를 포함하는 로터 및 가스터빈
KR102026827B1 (ko) 2018-03-27 2019-09-30 두산중공업 주식회사 가스 터빈 및 그 모니터링 시스템
WO2019203270A1 (ja) * 2018-04-19 2019-10-24 信越ポリマー株式会社 基板収納容器
FR3099788B1 (fr) * 2019-08-06 2021-09-03 Safran Aircraft Engines Abradable de turbine de turbomachine comprenant une face d’usure pourvue de redresseurs de flux
US11555410B2 (en) * 2020-02-17 2023-01-17 Pratt & Whitney Canada Corp. Labyrinth seal with variable seal clearance

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1708044A (en) * 1923-09-12 1929-04-09 Westinghouse Electric & Mfg Co Labyrinth-gland packing
US2242673A (en) * 1938-10-01 1941-05-20 Westinghouse Electric & Mfg Co Turbine gland
US4420161A (en) * 1982-05-10 1983-12-13 General Electric Company Rotor stabilizing labyrinth seals for steam turbines
US5026075A (en) * 1989-02-16 1991-06-25 Westinghouse Electric Corp. Radial seal
US6131911A (en) * 1992-11-19 2000-10-17 General Electric Co. Brush seals and combined labyrinth and brush seals for rotary machines
US5749584A (en) * 1992-11-19 1998-05-12 General Electric Company Combined brush seal and labyrinth seal segment for rotary machines
US6131910A (en) * 1992-11-19 2000-10-17 General Electric Co. Brush seals and combined labyrinth and brush seals for rotary machines
US5599026A (en) * 1995-09-06 1997-02-04 Innovative Technology, L.L.C. Turbine seal with sealing strip and rubbing strip
JP4220631B2 (ja) 1999-09-22 2009-02-04 三菱重工業株式会社 ガスタービン圧縮機のサージング検出方法及び装置
JP2001123803A (ja) * 1999-10-21 2001-05-08 Toshiba Corp シール装置並びに同装置を備えた蒸気タービン及び発電プラント
US6790001B2 (en) * 2002-11-22 2004-09-14 General Electric Company Brush seal arrangement for high pressure applications
US20060249911A1 (en) 2005-05-04 2006-11-09 General Electric Company Abradable and/or abrasive coating and brush seal configuration
JP2008002576A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Hitachi Ltd シール装置
US8382119B2 (en) * 2006-08-15 2013-02-26 General Electric Company Compliant plate seals for turbomachinery
US7419164B2 (en) * 2006-08-15 2008-09-02 General Electric Company Compliant plate seals for turbomachinery
JP2008223660A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Toshiba Corp 軸シール装置およびターボ機械
JP4668976B2 (ja) * 2007-12-04 2011-04-13 株式会社日立製作所 蒸気タービンのシール構造
GB0915616D0 (en) 2009-09-08 2009-10-07 Rolls Royce Plc Surge margin regulation
US9080459B2 (en) * 2012-01-03 2015-07-14 General Electric Company Forward step honeycomb seal for turbine shroud
JP5851890B2 (ja) * 2012-03-08 2016-02-03 三菱重工業株式会社 軸シール装置
US9151174B2 (en) * 2012-03-09 2015-10-06 General Electric Company Sealing assembly for use in a rotary machine and methods for assembling a rotary machine
US20140064909A1 (en) * 2012-08-28 2014-03-06 General Electric Company Seal design and active clearance control strategy for turbomachines
EP2933438A4 (en) * 2012-12-13 2016-12-21 Mitsubishi Hitachi Power Sys ROTATING FLOW MACHINE
KR101442739B1 (ko) * 2014-04-08 2014-09-23 터보파워텍(주) 브러시 실링장치
CN105134305B (zh) * 2014-06-09 2017-04-12 斗山重工业株式会社 刷式密封组件
CN105317470B (zh) * 2014-06-17 2017-06-16 斗山重工业株式会社 刷式密封组件
KR101974736B1 (ko) * 2017-09-27 2019-05-02 두산중공업 주식회사 블레이드의 실링구조와 이를 포함하는 로터 및 가스터빈

Also Published As

Publication number Publication date
US20170198597A1 (en) 2017-07-13
KR101695125B1 (ko) 2017-01-10
JP2017125492A (ja) 2017-07-20
EP3190267A1 (en) 2017-07-12
EP3190267B1 (en) 2022-06-01
US10837301B2 (en) 2020-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6380859B2 (ja) タービンの多段シーリング構造
JP5227114B2 (ja) ラビリンス圧縮シール及びそれを組込んだタービン
JP6088634B2 (ja) タービン用のラビリンスシール
US20170114655A1 (en) Sealing assembly
JP2006291967A (ja) 軸流タービン
EP2453111A2 (en) Labyrinth seals for turbomachinery
KR101812402B1 (ko) 터빈의 복합 실링 구조
JP2013151936A (ja) 後付け可能な、段間の傾斜シール
JP2012137006A (ja) タービン
JP2011140943A (ja) 逆圧力勾配シール機構
EP3159488B1 (en) Sealing assembly and corresponding turbine
JP6712873B2 (ja) シール構造及びターボ機械
JP2010106778A (ja) 蒸気タービンのシール構造および蒸気タービン
KR101695126B1 (ko) 돌기 형상을 이용한 터빈의 실링 강화 구조
JP2008297980A (ja) 軸シール装置
JP2018035717A (ja) シール装置用セグメント並びにそれを備えるタービンロータ及びタービン
JP2013177866A (ja) ターボ機械
JP2005180278A (ja) シール装置およびこれを備えた蒸気タービン
JP2018048565A (ja) 軸流タービンシール装置
KR101638480B1 (ko) 터빈용 브러시 실링장치
JP6485658B2 (ja) 回転体の冷却構造とこれを含むロータおよびターボマシン
JP2014141955A (ja) 回転機械
JP6430459B2 (ja) タービンのシーリング構造
JP2006283595A (ja) 蒸気タービンシール装置
JP2005127198A (ja) タービン及び静翼根元部,動翼根元部のシール構造

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170815

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180703

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180719

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6380859

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250