JP6430459B2 - タービンのシーリング構造 - Google Patents

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Description

本発明は、タービンのシーリング構造に関し、より詳細には、固定体に配置されるブラシシール、ラビリンスシールの構造、および回転体に配置されるバケットチップ(bucket tip)部位の接触部の形状を改善して、回転体の軸方向の動きにもバケットチップ部位のシーリング力を維持することができるタービンのシーリング構造に関する。
一般的に、タービン(turbine)は、ガス(gas)、スチーム(steam)などの流体の熱エネルギーを機械エネルギーの回転力に変換する動力発生装置で、流体によって軸回転するように複数の回転翼(bucket)を含むロータ(rotor)と、ロータの周りを囲んで設けられ、複数の固定翼(diaphram)が備えられたケーシング(casing)とを含む。
ここで、ガスタービンは、圧縮機セクションと燃焼器とタービンセクションとを含んで構成され、圧縮機セクションの回転によって外部空気が吸入、圧縮された後に燃焼器に送られ、燃焼器で圧縮空気と燃料との混合によって燃焼が行われる。燃焼器で発生した高温・高圧のガスは、タービンセクションを通過しながらタービンのロータを回転させて発電機を駆動させる。
スチームタービンの場合、高圧タービンセクションと中圧タービンセクションおよび低圧タービンセクションを直列または並列に連結してロータを回転させるが、直列構造からなる場合には、高圧タービンセクションと中圧タービンセクションおよび低圧タービンセクションが1つのロータを共有する。
スチームタービンにおいて、それぞれのタービンは、ケーシング内部のロータを中心として固定翼と回転翼とを備えており、スチームが固定翼と回転翼を通過しながらロータを回転させて発電機を駆動させることができる。
この時、ガスタービンとスチームタービンは、固定体(固定翼)に対して回転体(バケット)が相対的に回転する構造であるので、固定体と回転体との間の間隙に高温・高圧の流体の漏洩が発生し、このような流体の漏洩は、動力損失によるエネルギー効率低下の一因となっており、前記回転体と固定体との間の間隙で発生する流体の漏洩を減少させるための努力が持続的に行われている。
流体の漏洩を最小化するためには、優先的に固定体と回転体との間の間隙を最小化しなければならないが、間隙を狭めるにも様々な制約が発生する。
例えば、間隙が狭すぎる場合には、回転体が軸回転する時、回転体と固定体が互いに干渉を起こしてラビング(rubbing)による振動が発生し、これはタービンに重大な損傷を起こす。
一方、スチームタービンは、ボイラから流入する高温のスチームが回転体と固定体に熱を加えるため、運転および起動停止時、位置によって数mmから数十mmまで膨張または収縮する。この時、回転体と固定体は、素材の特性が異なって膨張するだけでなく、タービンの構造によって膨張する方向も異なって回転体と固定体が運転中に干渉を起こしてラビングが発生したりする。
図1A〜図1Cには、従来の回転体のうちのバケットチップ部位と固定体1のケーシング部位との間のシーリング構造が開示される。従来より、このような固定体1と回転体との間のシーリング強化のために多様な努力が試みられてきた。そのような努力から、ラビリンスシールの配置構造変更、バケットチップ部位の形状変更などの結果物が導出された。
まず、図1Aをみると、バケットチップ部位5は平坦部を形成し、固定体1のシーリング構造は、中央部にブラシシール4を固定する支持体2を配置し、両側にラビリンスシール3を配置する構造が示されている。ところが、このような従来の構造は、回転体の激しい軸方向の動きによってバケットチップ部位5とラビリンスシール3およびブラシシール4の間の位置がずれると、流体の漏洩を遮断できない問題がある。
また、図1Bをみると、バケットチップ部位5の他の形状として突起部を形成し、固定体1のシーリング構造は、中央部にブラシシール4を配置し、両側にラビリンスシール3を配置する構造が示されている。これも、回転体の激しい軸方向の移動が発生すると、バケットチップ部位5とラビリンスシール3およびブラシシール4の間の位置がずれるにつれ、流体の漏洩を遮断できないといった問題が発生することがある。これに加えて、ラビリンスシール3の歯形部がバケットチップ部位5の突起部に衝突して破損する問題が生じ得る。
そして、図1Cをみると、図1Bに開示されたラビリンスシール3の破損問題を改善するために、バケットチップ部位5のラビリンスシールの歯形部7を配置した構造が示される。この場合、回転体の激しい軸方向の動きが発生すると、ブラシシール4とラビリンスシールの歯形部7が互いに衝突して、いずれも摩耗や破損する問題が発生することがある。これは、長期的にはシーリング能力の低下を誘発し、窮極的にタービンの出力低下を発生させる。
米国特許第6439844号明細書
本発明は、上記の従来技術の問題を解決するためになされたものであって、その目的は、固定体に配置されるブラシシール、ラビリンスシールの構造、および回転体に配置されるバケット部位の接触部の形状を改善して、回転体の軸方向の動きにもバケットチップ部位のシーリング力を維持することができる装置を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明は、タービンのシーリング構造に関し、回転体の周りに沿って環状に形成された陥没部と、固定体の結合溝に固定される環状のパッキンボディと、前記パッキンボディの中央部に配置されるブラシシールの支持部材と、一端部は前記支持部材に固定され、他端部は前記陥没部内に配置されるブラシシールと、前記パッキンボディの少なくとも一側部に配置される歯形部とを含むことができる。
また、本発明の実施形態では、前記支持部材は、断面が四角形状であり、一側は前記パッキンボディの内側に固定され、他側は前記回転体方向に伸張する。
また、本発明の実施形態では、前記回転体上で前記陥没部の両側端に一対の段付部が形成され、前記回転体の軸方向の移動時、前記ブラシシールが前記段付部に密着して流体の流れを遮断することができる。
また、本発明の実施形態では、前記支持部材は、前記パッキンボディの固定溝に載置され、内側に断面が円形の第1中溝部が形成された第1ベースと、一側は断面が円形の円形部に形成されて前記第1中溝部に配置され、他側は断面が四角形の伸張部に形成されて前記ブラシシールを支持するように提供される第1回動本体とを含むことができる。
また、本発明の実施形態では、前記第1ベース上で前記第1回動本体の伸張部が配置される部位は、互いに異なる方向に傾斜した一対の傾斜部が形成される。
また、本発明の実施形態では、前記支持部材は、前記第1回動本体の回動を支持するように、前記第1回動本体に提供される貫通ホールに挿入され、両端部が前記パッキンボディに連結される第1回動シャフトをさらに含むことができる。
また、本発明の実施形態では、前記第1回動本体は、前記パッキンボディの内側周りに沿って円周方向に複数に分割配置される。
また、本発明の実施形態では、前記複数の第1回動本体の間に流体の漏洩が遮断されるように、前記第1回動本体の伸張部の両側には第1インターパッキン部が配置される。
また、本発明の実施形態では、前記回転体上で前記陥没部の両側端に一対の段付部が形成され、前記回転体の軸方向の移動時、前記ブラシシールが前記段付部に密着して流体の流れを遮断することができる。
また、本発明の実施形態では、前記一対の段付部の上端にそれぞれ互いに異なる方向に傾斜した一対の微細傾斜部が形成され、前記回転体の軸方向の移動時、前記ブラシシールが前記微細傾斜部に密着して流体の流れを遮断することができる。
また、本発明の実施形態では、前記一対の微細傾斜部のいずれか一側の傾斜度は、対向する前記第1ベースの傾斜部のいずれか一側の傾斜度と同一である。
また、本発明の実施形態では、前記支持部材は、前記パッキンボディの固定溝に載置され、内側に断面が扇形の第2中溝部が形成された第2ベースと、一側はラウンド部に形成されて前記第2中溝部に配置され、他側は断面が四角形の伸張部に形成されて前記ブラシシールを支持するように提供される第2回動本体とを含むことができる。
また、本発明の実施形態では、前記支持部材は、前記第2回動本体の回動を支持するように、前記第2回動本体に提供される貫通ホールに挿入され、両端部が前記パッキンボディに連結される第2回動シャフトをさらに含むことができる。
また、本発明の実施形態では、前記支持部材は、前記第2ベースの第2中溝部の両側に形成された載置溝と、前記載置溝を眺める方向に曲線状に突出し、前記第2回動本体の両側に配置されるガイドバーと、前記ガイドバーと前記載置溝の内部に配置される弾性体とをさらに含むことができる。
また、本発明の実施形態では、前記第2回動本体は、前記パッキンボディの内側周りに沿って円周方向に複数に分割配置される。
また、本発明の実施形態では、前記複数の第2回動本体の間に流体の漏洩が遮断されるように、前記第2回動本体の伸張部の両側には第2インターパッキン部が配置される。
また、本発明の実施形態では、前記回転体上で前記陥没部の両側端に一対の段付部が形成され、前記回転体の軸方向の移動時、前記ブラシシールが前記段付部に密着して流体の流れを遮断することができる。
また、本発明の実施形態では、前記一対の段付部の上端にそれぞれ互いに異なる方向に傾斜した一対の微細傾斜部が形成され、前記回転体の軸方向の移動時、前記ブラシシールが前記微細傾斜部に密着して流体の流れを遮断することができる。
本発明によれば、バケットチップ部位に、従来と異なって陥没部を構成して、固定体のブラシシールを陥没部に配置させることで、バケットの軸方向の動きがあっても、ブラシシールが陥没部両側の段付部に接触して漏洩流体の流れを遮断するようになって、シーリング能力が維持可能になる。
また、ブラシシールの両側にはラビリンスシールを配置して、バケットの両側におけるシーリング能力を補強することができる。
さらに、固定体に配置されるブラシシールを一定角度に回動可能に構成し、バケットの陥没部両側の段付部に傾斜面を構成して、バケットの軸方向動きの発生時、ブラシシールと傾斜面との接触でシーリング能力が維持可能になる。
これは、窮極的にタービンのシーリング能力の向上による出力損失を防止することができ、部品の使用寿命を延ばすのに役立つ。
従来のタービンのバケットチップ部位のシーリング構造を示す図である。 従来のタービンのバケットチップ部位のシーリング構造を示す図である。 従来のタービンのバケットチップ部位のシーリング構造を示す図である。 本発明であるタービンのシーリング構造の第1実施形態を示す図である。 図2に示された発明の作動状態図である。 本発明であるタービンのシーリング構造の第2実施形態を示す図である。 図4に示された発明の作動状態図である。 図4に示された発明のA−A'投影方向に対する断面図である。 本発明であるタービンのシーリング構造の第3実施形態を示す図である。 図7に示された発明の作動状態図である。 図7に示された発明のB−B'投影方向に対する断面図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明に係るタービンのシーリング構造の好ましい実施形態を詳細に説明する。
図2は、本発明であるタービン10のシーリング構造の第1実施形態を示す図であり、図3は、図2に示された発明の作動状態図である。図2および図3を参照すれば、本発明の第1実施形態では、陥没部110と、パッキンボディ30と、支持部材40と、ブラシシール41と、歯形部31とを含んで構成される。
まず、前記陥没部110は、回転体の周りに沿って環状に形成される。ここで、回転体は、好ましくは、バケット100のチップ部位であってもよいが、必ずしもこれに限定されるものではなく、ガスタービンまたはスチームタービンの内側に配置されて回転する部品のいずれの部位も可能である。本発明の実施形態では、バケット100のチップ部位に限定して説明する。
回転体のバケット100は、回転体の円周方向に沿って配置され、これによってバケット100のチップ部位に形成された前記陥没部110も、バケット100のチップ部位上で環状形態に実現できる。図2には軸方向断面図が示されており、バケット100のチップ部位に加工された前記陥没部110の形状を確認することができる。
前記パッキンボディ30は、固定体20の結合溝21に固定される。前記パッキンボディ30も、円周方向に形成された固定体20の結合溝21に沿って環状形態に実現できる。本発明の実施形態では、前記パッキンボディ30の断面がH形態で表現されたが、その断面が必ずしもこれに限定されるものではなく、タービン10の固定体20に形成された結合溝21の多様な形態に対応して変更可能である。前記パッキンボディ30の両側の載置段部32が固定体20の結合溝21に載置されながら固定体20に結合固定される。
前記支持部材40は、前記パッキンボディ30の中央部の固定溝33に配置され、前記ブラシシール41を固定する。この時、支持部材40の一側は前記パッキンボディ30の内側に固定され、他側は前記回転体方向に伸張する。本発明の第1実施形態では、前記支持部材40の断面を最も単純な四角形形態で表現したが、必ずしもこの形状に限定されるものではなく、タービン10の構造に応じて他の形状にも変更可能である。そして、前記支持部材40は、前記固定溝33に溶接、ボルト締結などの多様な方法で結合できる。
そして、前記ブラシシール41は、一端部は前記支持部材40に固定され、他端部は前記陥没部110内に配置される。
前記歯形部31は、前記パッキンボディ30の少なくとも一側部に配置される。すなわち、前記歯形部31は、前記パッキンボディ30のいずれか一側(通常、流体の漏洩が発生する側)または両側ともに設けられる。本発明の実施形態では、前記パッキンボディ30の両側ともに設けることでシーリング能力を強化する。また、前記歯形部31は、ラビリンスシールで実現できるが、必ずしもこれに限定されるものではない。
以下、図3を参照すれば、タービン10が作動してケーシングの内部で回転体が回転すると、回転体は正確に定位置でのみ回転するのではなく、流体との衝撃、各種振動などによって軸方向の動きが発生する。これによって、前記ブラシシール41とバケット100のチップ部位の位置が変更される。
この時、回転体のバケット100のチップ部位上で前記陥没部110の両側端に一対の段付部120が形成され、回転体の軸方向の移動時、前記ブラシシール41が前記段付部120に密着して流体の流れを遮断する。そして、前記ブラシシール41の両側には前記歯形部31が形成されていて、流体の漏洩をより抑制することができる。
次に、図4は、本発明であるタービン10のシーリング構造の第2実施形態を示す図であり、図5は、図4に示された発明の作動状態図であり、図6は、図4に示された発明のA−A'投影方向に対する断面図である。
図4〜図6を参照すれば、本発明の第2実施形態では、陥没部110と、パッキンボディ30と、支持部材50と、ブラシシール59と、歯形部31とを含んで構成される。
まず、前記陥没部110は、回転体の周りに沿って環状に形成される。ここで、回転体は、好ましくは、バケット100のチップ部位であってもよいが、必ずしもこれに限定されるものではなく、ガスタービンまたはスチームタービンの内側に配置されて回転する部品のいずれの部位も可能である。本発明の実施形態では、バケット100のチップ部位に限定して説明する。
回転体のバケット100は、回転体の円周方向に沿って配置され、これによってバケット100のチップ部位に形成された前記陥没部110も、バケット100のチップ部位上で環状形態に実現できる。図4には軸方向断面図が示されており、バケット100のチップ部位に加工された前記陥没部110の形状を確認することができる。
前記パッキンボディ30は、固定体20の結合溝21に固定される。前記パッキンボディ30も、円周方向に形成された固定体20の結合溝21に沿って環状形態に実現できる。本発明の実施形態では、前記パッキンボディ30の断面がH形態で表現されたが、その断面が必ずしもこれに限定されるものではなく、タービン10の固定体20に形成された結合溝21の多様な形態に対応して変更可能である。前記パッキンボディ30の両側の載置段部32が固定体20の結合溝21に載置されながら固定体20に結合固定される。
前記支持部材50は、前記パッキンボディ30の中央部に配置され、前記ブラシシール59を固定する。このような前記支持部材50は、第1ベース51と、第1回動本体52と、第1回動シャフト54と、第1インターパッキン部58とを含んで構成される。
まず、前記第1ベース51は、前記パッキンボディ30の固定溝33に載置され、内側に断面が円形の第1中溝部51aが形成される。前記第1ベース51は、前記固定溝33に溶接、ボルト締結などの多様な方法で結合できる。
そして、前記第1回動本体52は、一側は断面が円形の円形部52aに形成されて前記第1中溝部51aに配置され、他側は断面が四角形の伸張部52bに形成されて前記ブラシシール59を支持するように提供される。
この時、前記第1回動シャフト54は、前記第1回動本体52が一定角度の範囲内で回動可能となるように、前記第1回動本体52に加工された貫通ホールに挿入され、両端部が前記パッキンボディ30に連結されて提供される。図6を参照すれば、前記第1回動シャフト54が前記第1回動本体52を貫通し、前記パッキンボディ30に両側端部が連結された状態を確認することができる。
そして、前記第1回動本体52の回動干渉を防止するために、前記第1ベース51上で前記第1回動本体52の伸張部52bが配置される部位は、互いに異なる方向に傾斜した傾斜部51bが形成される。
この時、両側の傾斜部51bは、同一角度の傾斜度Φをもって傾斜してもよいし、互いに異なる角度の傾斜度Φをもって傾斜してもよい。これは、バケット100の軸方向の動きがより大きく発生する側、流体の漏洩方向などを考慮して決定することができる。
例えば、漏洩流体の流れが右側から左側に進行するならば、傾斜度Φの値を傾斜度Φの値より小さくして、前記ブラシシール59が前記段付部120に接触する時により垂直に近く維持して流体の流れを遮断することができる。
他の例としては、バケット100の軸方向の動きが前記ブラシシールの垂直軸を基準として右側により多く発生すると、傾斜度Φの値を大きくして、前記ブラシシール59が傾斜できる範囲を拡大してバケット100の軸方向の動きに対応させる。
次に、前記第1回動本体52は、前記パッキンボディ30の内側周りに沿って円周方向に複数に分割配置される。図6を参照すれば、環状のバケット100の形状に応じて配置された前記陥没部110に対応して、前記第1回動本体52も、複数に分割されて円周方向に配置された構造を確認することができる。
このような分割構造は、前記第1回動本体52の回動を可能にするためである。すなわち、前記第1回動シャフト54が回転可能となるためには直線形でなければならないが、前記第1回動本体52が円周方向に配置され、前記ブラシシール59が配置される部分はシーリング維持のためにラウンドされていなければならないので、分割構造を適用して、前記第1回動シャフト54が配置される部分は直線形に構成し、前記ブラシシール59が配置される部分はラウンド形に構成する。
ここで、前記第1インターパッキン部58は、前記複数の第1回動本体52の間に流体の漏洩を遮断させるために、前記第1回動本体52の伸張部52bの両側に配置される。
このような前記第1インターパッキン部58は、ラビリンスシール58aとハニカムシール58bとから構成される。すなわち、いずれか1つの第1回動本体52の一側にラビリンスシール58aが配置され、その対向側の第1回動本体52の一側にハニカムシール58bが配置されて、複数の第1回動本体52の間における流体の漏洩を防止する。
次に、前記ブラシシール59は、一端部は前記支持部材50に固定され、他端部は前記陥没部110内に配置される。
前記歯形部31は、前記パッキンボディ30の少なくとも一側部に配置される。すなわち、前記歯形部31は、前記パッキンボディ30のいずれか一側(通常、流体の漏洩が発生する側)または両側ともに設けられる。本発明の実施形態では、前記パッキンボディ30の両側ともに設けることでシーリング能力を強化する。また、前記歯形部31は、ラビリンスシールで実現できるが、必ずしもこれに限定されるものではない。
以下、図5を参照すれば、タービン10が作動してケーシングの内部で回転体が回転すると、回転体は正確に定位置でのみ回転するのではなく、流体との衝撃、各種振動などによって軸方向の動きが発生する。これによって、前記ブラシシール59とバケット100のチップ部位の位置が変更される。
この時、回転体のバケット100のチップ部位上で前記陥没部110の両側端に一対の段付部120が形成され、また、前記一対の段付部120の上端にそれぞれ互いに異なる方向に傾斜した微細傾斜部130が形成される。
回転体の軸方向の移動時、前記ブラシシール59が前記段付部120または前記微細傾斜部130に密着して流体の流れを遮断する。まずは前記ブラシシール59は前記段付部120に接触して一次的に流体の漏洩を遮断するはずであるが、仮に回転体の軸方向の移動が激しく発生すると、前記第1回動本体52が一方向に回動しながら、前記微細傾斜部130に接触する。
ここで、前記第1ベース51の傾斜部51bの傾斜度およびその対向側の前記微細傾斜部130の傾斜度がΦまたはΦに一致して構成することによって、前記第1回動本体52は前記微細傾斜部130に完全に密着して流体の漏洩を防止する。
また、図面に示していないが、他の実施形態では、一定角度に回転した前記ブラシシール59が原位置に復帰できるようにするために、前記第1回動シャフト54の周りに沿って環状のスプリングを配置して、前記第1回動シャフト54が回転した反対方向に弾性力によって回転するように誘導してもよい。
そして、前記ブラシシール59の両側には前記歯形部31が形成されていて、流体の漏洩をより抑制することができる。
次に、図7は、本発明であるタービン10のシーリング構造の第3実施形態を示す図であり、図8は、図7に示された発明の作動状態図であり、図9は、図7に示された発明のB−B'投影方向に対する断面図である。
図7〜図9を参照すれば、本発明の第3実施形態では、陥没部110と、パッキンボディ30と、支持部材60と、ブラシシール69と、歯形部31とを含んで構成される。
まず、前記陥没部110は、回転体の周りに沿って環状に形成される。ここで、回転体は、好ましくは、バケット100のチップ部位であってもよいが、必ずしもこれに限定されるものではなく、ガスタービンまたはスチームタービンの内側に配置されて回転する部品のいずれの部位も可能である。本発明の実施形態では、バケット100のチップ部位に限定して説明する。
回転体のバケット100は、回転体の円周方向に沿って配置され、これによってバケット100のチップ部位に形成された前記陥没部110も、バケット100のチップ部位上で環状形態に実現できる。図7には軸方向断面図が示されており、バケット100のチップ部位に加工された前記陥没部110の形状を確認することができる。
前記パッキンボディ30は、固定体20の結合溝21に固定される。前記パッキンボディ30も、円周方向に形成された固定体20の結合溝21に沿って環状形態に実現できる。本発明の実施形態では、前記パッキンボディ30の断面がH形態で表現されたが、その断面が必ずしもこれに限定されるものではなく、タービン10の固定体20に形成された結合溝21の多様な形態に対応して変更可能である。前記パッキンボディ30の両側の載置段部32が固定体20の結合溝21に載置されながら固定体20に結合固定される。
前記支持部材60は、前記パッキンボディ30の中央部の固定溝33に配置され、前記ブラシシール69を固定する。このような前記支持部材60は、第2ベース61と、第2回動本体62と、第2回動シャフト64と、第2インターパッキン部68とを含んで構成される。
まず、前記第2ベース61は、前記パッキンボディ30の固定溝33に載置され、内側に断面が扇形の第2中溝部61cが形成される。前記第2ベース61は、前記固定溝33に溶接、ボルト締結などの多様な方法で結合できる。
そして、前記第2回動本体62は、一側はラウンド部62aに形成されて前記第2中溝部61cに配置され、他側は断面が四角形の伸張部62bに形成されて前記ブラシシール69を支持するように提供される。
この時、前記第2回動シャフト64は、前記第2回動本体62が一定角度の範囲内で回動可能となるように、前記第2回動本体62に加工された貫通ホールに挿入され、両端部が前記パッキンボディ30に連結されて提供される。図9を参照すれば、前記第2回動シャフト64が前記第2回動本体62を貫通し、前記パッキンボディ30に両側端部が連結された状態を確認することができる。
そして、前記第2回動本体62の回動干渉を防止するために、前記第2ベース61上で前記第2回動本体62の伸張部62bが配置される部位は、互いに異なる方向に傾斜した傾斜部61aが形成される。
この時、両側の傾斜部61aは、同一角度の傾斜度Φをもって傾斜する。ただし、必ずしもこれに限定されるものではなく、互いに異なる角度の傾斜度Φをもって傾斜してもよい。これは、バケット100の軸方向の動きがより大きく発生する側、流体の漏洩方向などを考慮して決定することができる。
次に、前記第2回動本体62は、前記パッキンボディ30の内側周りに沿って円周方向に複数に分割配置される。図9を参照すれば、環状のバケット100の形状に応じて配置された前記陥没部110に対応して、前記第2回動本体62も、複数に分割されて円周方向に配置された構造を確認することができる。
このような分割構造は、前記第2回動本体62の回動を可能にするためである。すなわち、前記第2回動シャフト64が回転可能となるためには直線形でなければならないが、前記第2回動本体62が円周方向に配置され、前記ブラシシール69が配置される部分はシーリング維持のためにラウンドされていなければならないので、分割構造を適用して、前記第2回動シャフト64が配置される部分は直線形に構成し、前記ブラシシール69が配置される部分はラウンド形に構成する。
ここで、前記第2インターパッキン部68は、前記複数の第2回動本体62の間に流体の漏洩を遮断させるために、前記第2回動本体62の伸張部62bの両側に配置される。
このような前記第2インターパッキン部68は、ラビリンスシール68aとハニカムシール68bとから構成される。すなわち、いずれか1つの第2回動本体62の一側にラビリンスシール68aが配置され、その対向側の第2回動本体62の一側にハニカムシール68bが配置されて、複数の第2回動本体62の間における流体の漏洩を防止する。
次に、前記ブラシシール69は、一端部は前記支持部材60に固定され、他端部は前記陥没部110内に配置される。
前記歯形部31は、前記パッキンボディ30の少なくとも一側部に配置される。すなわち、前記歯形部31は、前記パッキンボディ30のいずれか一側(通常、流体の漏洩が発生する側)または両側ともに設けられる。本発明の実施形態では、前記パッキンボディ30の両側ともに設けることでシーリング能力を強化する。また、前記歯形部31は、ラビリンスシールで実現できるが、必ずしもこれに限定されるものではない。
以下、図8を参照すれば、タービン10が作動してケーシングの内部で回転体が回転すると、回転体は正確に定位置でのみ回転するのではなく、流体との衝撃、各種振動などによって軸方向の動きが発生する。これによって、前記ブラシシール69とバケット100のチップ部位の位置が変更される。
この時、回転体のバケット100のチップ部位上で前記陥没部110の両側端に一対の段付部120が形成され、また、前記一対の段付部120の上端にそれぞれ互いに異なる方向に傾斜した微細傾斜部130が形成される。
回転体の軸方向の移動時、前記ブラシシール69が前記段付部120または前記微細傾斜部130に密着して流体の流れを遮断する。まずは前記ブラシシール69は前記段付部120に接触して一次的に流体の漏洩を遮断するはずであるが、仮に回転体の軸方向の移動が激しく発生すると、前記第1回動本体52が一方向に回動しながら、前記微細傾斜部130に接触する。
ここで、前記第2ベース61の傾斜部61aの傾斜度およびその対向側の前記微細傾斜部130の傾斜度がΦに一致して構成することによって、前記第2回動本体62は前記微細傾斜部130に完全に密着して流体の漏洩を防止する。そして、前記ブラシシール69の両側には前記歯形部31が形成されていて、流体の漏洩をより抑制することができる。
一方、本発明の第3実施形態では、前記支持部材60は、載置溝61bと、ガイドバー65と、弾性体66とをさらに含んで構成される。前記載置溝61bは、前記第2ベース61の第2中溝部61cの両側に加工されて提供され、前記ガイドバー65は、前記第2回動本体62の両側に突出し、前記載置溝61bを眺める方向に曲線状に加工されて配置される。この時、前記弾性体66は、前記ガイドバー65と前記載置溝61bの内部に配置される。
図8を参照すれば、前記ブラシシール69が前記微細傾斜部130に接触する時、一側の前記ガイドバー65が一側の前記載置溝61bの内部に投入されるにつれ、前記第2回動本体62の回転を干渉しなくなる。この時、一側の前記弾性体66が圧縮されながら、復元力が蓄積され、これは、前記第2回動本体62を回転反対方向に押して原位置に復帰させる力として作用する。
また、他側の弾性体66は伸張しながら、同じく復元力が蓄積され、これは、前記第2回動本体62を回転反対方向に引いて原位置に復帰させる力として作用する。
このように、本発明の第3実施形態は、回転体、特にバケット100のチップ部位の軸方向の動きに対応してブラシシール69の回動能力を付与することで、シーリング能力をより向上させることができる。
以上の事項は、タービン10のシーリング構造の特定の実施形態を示したに過ぎない。
したがって、以下の特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨を逸脱しない限度内で本発明が多様な形態に置き換え、変形可能であることを、当該技術分野における通常の知識を有する者は容易に把握できるという点を明らかにする。
10:タービン
20:固定体
21:結合溝
30:パッキンボディ
31:歯形部
32:載置段部
[第1実施形態]
40:支持部材
41:ブラシシール
[第2実施形態]
50:支持部材
51:第1ベース
51a:第1中溝部
51b:傾斜部
52:第1回動本体
52a:円形部
52b:伸張部
54:第1回動シャフト
58:第1インターパッキン部
58a:ラビリンスシール
58b:ハニカムシール
59:ブラシシール
[第3実施形態]
60:支持部材
61:第2ベース
61a:傾斜部
61b:載置溝
61c:第2中溝部
62:第2回動本体
62a:ラウンド部
62b:伸張部
64:第2回動シャフト
65:ガイドバー
66:弾性体
68:第2インターパッキン部
68a:ラビリンスシール
68b:ハニカムシール
69:ブラシシール
100:バケット(回転体)
110:陥没部
120:段付部
130:微細傾斜部

Claims (16)

  1. 回転体の周りに沿って環状に形成された陥没部と、
    固定体の結合溝に固定される環状のパッキンボディと、
    前記パッキンボディの固定溝に載置され、内側に断面が円形の第1中溝部が形成された第1ベースと、一側は断面が円形の円形部に形成されて前記第1中溝部に配置され、他側は断面が四角形であり、前記第1中溝部から前記回転体方向に伸張する伸張部に形成され前記伸張部の先端が前記パッキンボディと前記回転体との間で前記陥没部外に配置される第1回動本体と、を含む支持部材と、
    一端部は前記支持部材の前記第1回動本体支持され、他端部は前記陥没部内に配置されるブラシシールと、
    前記パッキンボディの少なくとも一側部に配置される歯形部と、
    を含み、前記支持部材は、前記第1回動本体の回動を支持するように、前記第1回動本体に提供される貫通ホールに挿入され、両端部が前記パッキンボディに連結される第1回動シャフトをさらに含タービンのシーリング構造。
  2. 前記第1ベース上で前記第1回動本体の伸張部が配置される部位は、互いに逆向きに傾斜した一対の傾斜部が形成される、請求項に記載のタービンのシーリング構造。
  3. 前記第1回動本体は、前記パッキンボディの内側周りに沿って円周方向に複数に分割配置される、請求項に記載のタービンのシーリング構造。
  4. 複数の前記第1回動本体の間に流体の漏洩が遮断されるように、前記第1回動本体の伸張部の両側には第1インターパッキン部が配置される、請求項に記載のタービンのシーリング構造。
  5. 前記回転体上で前記陥没部の両側端に一対の段付部が形成され、前記回転体の軸方向の移動時、前記ブラシシールが前記一対の段付部に密着して流体の流れを遮断する、請求項1から4のいずれか一項に記載のタービンのシーリング構造。
  6. 前記一対の段付部の上端にそれぞれ互いに異なる方向に傾斜した一対の微細傾斜部が形成され、前記回転体の軸方向の移動時、前記ブラシシールが前記一対の微細傾斜部に密着して流体の流れを遮断する、請求項に記載のタービンのシーリング構造。
  7. 前記一対の微細傾斜部のいずれか一側の傾斜度は、対向する前記第1ベースの傾斜部のいずれか一側の傾斜度と同一である、請求項に記載のタービンのシーリング構造。
  8. 回転体の周りに沿って環状に形成された陥没部と、
    固定体の結合溝に固定される環状のパッキンボディと、
    前記パッキンボディの固定溝に載置され、内側に断面が扇形の第2中溝部が形成された第2ベースと、一側はラウンド部に形成されて前記第2中溝部に配置され、他側は断面が四角形であり、前記第2中溝部から前記回転体方向に伸張する伸張部に形成され、前記伸張部の先端が前記パッキンボディと前記回転体との間で前記陥没部外に配置される第2回動本体と、を含む支持部材と、
    一端部は前記支持部材の前記第2回動本体に支持され、他端部は前記陥没部内に配置されるブラシシールと、
    前記パッキンボディの少なくとも一側部に配置される歯形部と、
    を含み、前記支持部材は、前記第2回動本体の回動を支持するように、前記第2回動本体に提供される貫通ホールに挿入され、両端部が前記パッキンボディに連結される第2回動シャフトをさらに含む、タービンのシーリング構造。
  9. 前記支持部材は、
    前記第2ベースの第2中溝部の両側に形成された載置溝と、
    前記載置溝を眺める方向に曲線状に突出し、前記第2回動本体の両側に配置されるガイドバーと、
    前記ガイドバーと前記載置溝の内部に配置される弾性体とをさらに含む、請求項に記載のタービンのシーリング構造。
  10. 前記第2回動本体は、前記パッキンボディの内側周りに沿って円周方向に複数に分割配置される、請求項に記載のタービンのシーリング構造。
  11. 複数の前記第2回動本体の間に流体の漏洩が遮断されるように、前記第2回動本体の伸張部の両側には第2インターパッキン部が配置される、請求項10に記載のタービンのシーリング構造。
  12. 前記回転体上で前記陥没部の両側端に一対の段付部が形成され、前記回転体の軸方向の移動時、前記ブラシシールが前記一対の段付部に密着して流体の流れを遮断する、請求項8から11のいずれか一項に記載のタービンのシーリング構造。
  13. 前記一対の段付部の上端にそれぞれ互いに異なる方向に傾斜した一対の微細傾斜部が形成され、前記回転体の軸方向の移動時、前記ブラシシールが前記一対の微細傾斜部に密着して流体の流れを遮断する、請求項12に記載のタービンのシーリング構造。
  14. 回転体の周りに沿って環状に形成された陥没部と、
    固定体の結合溝に固定される環状のパッキンボディと、
    前記パッキンボディの固定溝に載置され、内側に断面が円形の第1中溝部が形成された第1ベースと、一側は断面が円形の円形部に形成されて前記第1中溝部に配置され、他側は断面が四角形の伸張部に形成された第1回動本体とを含む支持部材と、
    一端部は前記支持部材の前記第1回動本体に支持され、他端部は前記陥没部内に配置されるブラシシールと、
    前記パッキンボディの少なくとも一側部に配置される歯形部と、
    を含み、前記支持部材は、前記第1回動本体の回動を支持するように、前記第1回動本体に提供される貫通ホールに挿入され、両端部が前記パッキンボディに連結される第1回動シャフトをさらに含む、タービンのシーリング構造。
  15. 回転体の周りに沿って環状に形成された陥没部と、
    固定体の結合溝に固定される環状のパッキンボディと、
    前記パッキンボディの固定溝に載置され、内側に断面が円形の第1中溝部が形成された第1ベースと、一側は断面が円形の円形部に形成されて前記第1中溝部に配置され、他側は断面が四角形の伸張部に形成された第1回動本体とを含む支持部材と、
    一端部は前記支持部材の前記第1回動本体に支持され、他端部は前記陥没部内に配置されるブラシシールと、
    前記パッキンボディの少なくとも一側部に配置される歯形部と、
    を含み、前記回転体上の前記陥没部の両側端に一対の段付部が形成され、前記一対の段付部の上端にそれぞれ互いに異なる方向に傾斜した一対の微細傾斜部が形成され、前記一対の微細傾斜部のいずれか一側の傾斜度は、対向する前記第1ベースの傾斜部のいずれか一側の傾斜度と同一である、タービンのシーリング構造。
  16. 回転体の周りに沿って環状に形成された陥没部と、
    固定体の結合溝に固定される環状のパッキンボディと、
    前記パッキンボディの固定溝に載置され、内側に断面が扇形の第2中溝部が形成された第2ベースと、一側はラウンド部に形成されて前記第2中溝部に配置され、他側は断面が四角形の伸張部に形成された第2回動本体とを含む支持部材と、
    一端部は前記支持部材の前記第2回動本体に支持され、他端部は前記陥没部内に配置されるブラシシールと、
    前記パッキンボディの少なくとも一側部に配置される歯形部と、
    を含、前記支持部材は、前記第2回動本体の回動を支持するように、前記第2回動本体に提供される貫通ホールに挿入され、両端部が前記パッキンボディに連結される第2回動シャフトをさらに含む、タービンのシーリング構造。
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