JP6379566B2 - 電源モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、例えば二次電池その他の電池等の蓄電素子を備えてなる電源モジュールに関する。
二次電池は、一次電池の置きかえ用途はもとより、携帯電話、IT機器などの電子機器の電源として広く普及している。とりわけ、リチウムイオン二次電池に代表される非水電解質二次電池は、高エネルギー密度であることから、電気自動車などの産業用大型電気機器への応用も進められており、この場合、高出力化、大容量化を意図して電源モジュールとしての使用が一般的になっている。
電源モジュールは、等間隔で配列された複数の非水電解質二次電池が筐体に収納された構成を有する。そして、非水電解質二次電池のそれぞれの電極端子が接続されることにより、高電圧、大容量の一個の電源として機能している(例えば特許文献1、図1等を参照)。
特開2005−322647号公報
以上のような構成を有する従来の電源モジュールにおいては、非水電解質二次電池同士は間隔を開けて配置されることにより、筐体内における放熱経路を確保して、装置全体の過熱を防ぐようにしている。
しかしながら、非水電解質二次電池は充放電を繰り返すことにより内部でガスが生成され、電極体及び電解液を収容する外装である収容容器が膨張する。これにより、非水電解質二次電池同士の間隔が減少、あるいは接触することとなり、放熱効果が低下してしまう虞があった。
また、電源モジュールにおいては、配列された電池全体の外形を一定に保つ為、列の両端をエンドプレートで挟み込み配列方向に締結することが行われているが、収容容器が膨張した場合、配列された電池も一体として膨張することとなり、エンドプレートを含めた締結用の部材、さらには筐体に対して負荷がかかることとなってしまう。
このように、従来の電源モジュールにおいては、非水電解質二次電池その他蓄電素子の膨張に起因する不具合があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、単セルとしての蓄電素子の膨張に起因する不具合の発生を抑制して信頼性の高い電源モジュールを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の側面は、配列された複数の蓄電素子と、
隣接する前記蓄電素子間に配置される緩衝具とを備え、
前記緩衝具は、
隣接する一方の前記蓄電素子の中間部に接触する第1の接触面と、
隣接する他方の前記蓄電素子の両端側に接触する第2の接触面とを有し、
前記第1の接触面と前記第2の接触面が、前記隣接する蓄電素子の配列方向から見て、離隔して配置されている、
電源モジュールである。
本発明の第2の側面は、前記緩衝具は、
前記第1の接触面を含む第1の接触部と、
前記第2の接触面を含む第2の接触部と、
前記第1の接触部と前記第2の接触部とを接続する接続部とを有し、
前記第1の接触部及び前記第2の接触部は、前記接続部を介して配置されている、
本発明の第1の側面の電源モジュールである。
本発明の第3の側面は、前記一対の蓄電素子の配列方向に直交する方向から見て、
前記第1の接触部と前記第2の接触部は離隔している、
本発明の第2の側面の電源モジュールである。
本発明の第4の側面は、前記第1の接触面及び前記第2の接触面の少なくともいずれか一方は湾曲面とされている、
本発明の第1から第3のいずれかの側面の電源モジュールである。
以上のような本発明は、蓄電素子を有する電源モジュールにおいて蓄電素子の膨張に起因する不具合の発生を抑制して信頼性を高めることが可能になるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る電源モジュールの構成を模式的に示す分解斜視図 (a)本発明の実施の形態1に係る電源モジュールにおける緩衝具の構成を正面側から示す斜視図(b)本発明の実施の形態1に係る電源モジュールにおける緩衝具の構成を背面側から示す斜視図 (a)本発明の実施の形態1に係る電源モジュールにおける緩衝具の構成を示す平面図(b)本発明の実施の形態1に係る電源モジュールにおける緩衝具の構成を示す側面図 従来の電源モジュールにおける非水電解質二次電池の膨張状態を説明するための図 本発明の実施の形態1に係る電源モジュールにおける緩衝具の作用効果を説明するための図 (a)本発明の実施の形態2に係る電源モジュールにおける緩衝具の構成を示す斜視図(b)本発明の実施の形態2に係る電源モジュールにおける緩衝具の構成を示す平面図 (a)本発明の実施の形態3に係る電源モジュールにおける緩衝具の構成を示す斜視図(b)本発明の実施の形態3に係る電源モジュールにおける緩衝具の構成を示す平面図 (a)本発明の実施の形態4に係る電源モジュールにおける緩衝具の構成を示す斜視図(b)本発明の実施の形態4に係る電源モジュールにおける緩衝具の構成を示す側面図 (a)本発明の実施の形態5に係る電源モジュールにおける緩衝具の構成を示す斜視図(b)本発明の実施の形態5に係る電源モジュールにおける緩衝具の構成を示す側面図 (a)本発明の実施の形態に係る電源モジュールにおける緩衝具の他の構成例を示す斜視図(b)本発明の実施の形態に係る電源モジュールにおける緩衝具の他の構成例を示す斜視図 (a)本発明の実施の形態に係る電源モジュールにおける緩衝具の他の構成例を示す斜視図(b)本発明の実施の形態に係る電源モジュールにおける緩衝具の他の構成例を示す斜視図 本発明の実施の形態に係る電源モジュールの他の構成例を模式的に示す分解斜視図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
(1.電源モジュール)
図1は、本発明の実施の形態1に係る電源モジュール1の構成を示す分解斜視図であり、図2(a)及び(b)は電源モジュール1において用いられる緩衝具40の構成を示す正面側及び背面側からみた斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態1の電源モジュールは、外形矩形の角柱形状を有する複数の非水電解質二次電池10と、非水電解質二次電池10が載置されるベースフレーム20と、ベースフレーム20及び非水電解質二次電池10を収納する、筐体30とから主に構成される。
非水電解質二次電池10は、アルミニウム製の開口箱状の容器本体11と、容器本体11と同一材料による板状の蓋部12から構成される収容容器を有し、収容容器内に電極体及び電解液を収容している。また、蓋部12の主面上には内部の電極体と接続される正負の電極端子13、収容容器の内圧が所定値以上になると開放される安全弁14、及び製造時に非水電解質二次電池10に注入される電解液の注液口を封止する封止栓15が設けられている。
非水電解質二次電池10は、容器本体11の幅広の側面である幅広面11a同士が対向するようにベースフレーム20上に配列される。
次に、ベースフレーム20は、非水電解質二次電池10を載置するための凹部21が形成された、合成樹脂製の枠状の部材である。凹部21は非水電解質二次電池10の容器本体11の底面に対応した形状を有し、ベースフレーム20上に載置される非水電解質二次電池10が等間隔で配列されるように位置決めする手段である。
また、筐体30は金属又は合成樹脂製の中空の六面体の容器であり、後述する緩衝具40とともに複数の非水電解質二次電池10を収容する。
なお、非水電解質二次電池10の配列方向は、図1に示すX軸、Y軸及びZ軸の直交座標系においてX軸と平行な直線上にあり、非水電解質二次電池10及び筐体30の各面は、X軸、Y軸及びZ軸とそれぞれ平行に位置する。以下の説明に際しては、図中矢印の方向を基準にし、X軸の矢印の方向を、奥から手前、Y軸の矢印の方向を、右から左、並びにZ軸の矢印の方向を下から上とする。
次に、隣接する非水電解質二次電池10の幅広面11aの間、並びに筐体30の内壁と非水電解質二次電池10の幅広面11aとの間には、緩衝具40が配置されている。緩衝具40は上下に延び、非水電解質二次電池10の幅広面11aに接する3つの板状の接触部41、42及び43と、左右に延びて接触部41、42及び43を接続する接続部44とを備える。
以上の構成において、電源モジュール1は本発明の電源モジュールに相当し、非水電解質二次電池10は本発明の蓄電素子に相当し、緩衝具40は本発明の緩衝具に相当する。
このような構成を有する、電源モジュール1は、緩衝具40を備えたことを特徴とする。以下、緩衝具40の構成を詳細に説明するとともに、これにより本発明の緩衝具の一実施の形態について説明を行う。
(2.緩衝具)
図2(a)は本実施の形態1にかかる緩衝具40の構成を、正面側から見た斜視図であり、図2(b)は背面側から見た斜視図であり、図3(a)、図3(b)はそれぞれ緩衝具40の平面図及び側面図である。
上記各図に示すように、緩衝具40は、非水電解質二次電池10の配列方向である図中X軸に対して上下方向にて直交するY軸に沿って延びる外形板状の部材である3つの接触部41、42及び43と、図中X軸に対して左右方向にて直交するY軸に沿って延びる外形板状の部材である接続部44とを有する。なお、接触部41、42及び43並びに接続部44の材質としては、ポリカーボネート等の耐熱性、耐衝撃性、耐圧縮性を有する合成樹脂、セラミックその他の絶縁性材料が好ましい。また、放熱効果あるいは構造強度強化のために、金属材料を使用することもできる。
次に、特に図3(a)に示すように、接触部41、42及び43は接続部44に沿って間隔を開けて配置されており、更に、接触部41及び42は、接続部44の一方の主面44yに接合面41b及び42bにてそれぞれ接合されており、接触部43は、接続部44の他方の主面44xに接合面43bにて接合されている。
これにより、接触部41及び42と接触部43とは接続部44を間に挟んで交互に配置され、図3(a)(b)に示すように、隣接する2つの非水電解質二次電池10の一方である単セル10aに対しては、そのY軸方向両端側に接触部41の接触面41a及び接触部42の接触面42aが接触し、他方の単セル10bに対しては、そのY軸方向中間部に接触部43の接触面43aが接触している。これにより、緩衝具40は、単セル10a及び10bに挟持され、配列されたセル全体が筐体30に収容された際に、個々の単セルの配置及び配列されたセル全体の形状を安定に保つようにしている。
この構成において、接触面43aと接触面41a及び42aとは、図中X軸方向である非水電解質二次電池10の配列方向から見て、離隔して配置されている。なお、接触面41a及び42aと接触面43aとは、互いに色を違えておくことが望ましい。これにより、緩衝具40の向きを容易に区別することができ、電源モジュール1の組立て時に生産性を高めることができる。
また、特に図3(a)に示すように、接触部41の接合面41b及び接触部42の接合面42bと単セル10aとの間には空隙C1が、接触部43の接合面43bと電池10bとの間には空隙C2がそれぞれ形成される。空隙C1と空隙C2は接続部44に沿って交互に位置しており、これにより、単セル10a及び10bの間、並びに外部空間と連通して、単セル10aと10bとの間に放熱経路を形成し、単セル10a及び10bの過熱を防ぐようにしている。
以上の構成において、接触部41及び42は本発明の第2の接触部に相当し、接触面41a及び42aは本発明の第2の接触面に相当する。また、接触部43は本発明の第1の接触部に相当し、接触面43aは本発明の第1の接触面に相当する。また、接続部44は本発明の接続部に相当する。
このような本実施の形態1の電源モジュール1における緩衝具40の機能について上記各図と、図4及び5を更に参照して、説明を行う。
はじめに、従来の電源モジュールにおいても、単セル間の配置の安定及び放熱経路の確保のために、図4に示すように、隣接する単セル10a及び10bの間にシリコンゴムやポリエチレンその他合成樹脂製の緩衝具200を配置することは行われていた。しかしながら、単セル10a及び10bが膨張すると、緩衝具200は、元の形状からの膨張部10a1と10b1の間で圧縮され、放熱経路となるセル間の空隙Cxは縮小して、外気の流通が阻害されてしまう。
これは、電源モジュールを構成する単セルである非水電解質二次電池が同一寸法、同一形状であって、膨張時に変形の程度がもっとも大きくなる箇所同士が対向していることに起因するものであった。
そこで、本実施の形態1の緩衝具40は上述した構成の接触部41〜43を備えたことにより、隣接する単セル間において、緩衝具とセルの側面の接触位置を、隣接するセル毎に入れ替わるようにしている。具体的には、図3(a)に示すように、単セル10a及び10bである非水電解質二次電池10の幅広面11a及び11bの長手方向であるY軸に沿って、緩衝具40は、幅広面11a及び11bに交互に接触している。まず、接触部41が接触面41aにて一方の単セル10aの幅広面11aと接触する一方、接触面41aの裏面である接合面41bと他方の単セル10bの幅広面11bは空隙C1をもって離隔している。次に、接触部41に隣接する接触部43においては、接触面43aが他方の単セル10bの幅広面11bと接触する一方、接触面43aの裏面である接合面43bは一方の単セル10aの幅広面11aと空隙C2をもって離隔している。更に、接触部43に隣接する接触部42においては、接触面42aが一方の単セル10aの幅広面11aと接触する一方、接触面42aの裏面である接合面42bは他方の単セル10bの幅広面11bと空隙C1をもって離隔している。
このような緩衝具40を挟持した単セル10a及び10bは、図5に示すように、接触部41〜43の配置に対応して、互いに異なる形態の変形を生じさせる。すなわち、接触部41及び42に接触する単セル10aの幅広面11aは、接触面41a及び42aにより押圧されるため左右両端側の膨張が抑えられる一方で、中間部が接触部43との間に生じる空隙C2に向かって変形して膨張部10a2を生じる。
また、接触部43に接触する単セル10bの幅広面11bは、接触面43aの押圧により中間部の膨張が抑えられる一方で、左右両端側は接触部41及び42との間にそれぞれ生じる空隙C1に向かって変形して膨張部10b2及び10b3を生じる。
その結果、単セル10aと10bの間には、互いにかみ合うような凹凸が生じ、蛇行した態様の空隙Cwが形成される。空隙Cwにおいては、幅広面11aと11bとの表面距離は図中Y軸方向に沿って平均化されており、放熱経路として外気の流通が確保されている。
更に、緩衝具40は、単セル10a及び10bの表面に生ずる膨張の位置を異ならせることにより、それぞれの単セルに属する膨張部同士の干渉を回避させる。すなわち、各膨張部10b2、10b3及び10a2は、それぞれ対向する単セルの、変形が小さい面と組をなすことにより、隣接する単セル全体における変形の影響が相殺されている。これにより、緩衝具40を間に挟んでなる電源モジュール1においては、単セルである非水電解質二次電池10がそれぞれ膨張した場合であっても、それぞれの単セルに大きな負荷をかけることなく、セル全体の外形の変形を抑制することが可能となっている。
以上のように、本発明の実施の形態1の電源モジュール1によれば、緩衝具とセルの側面の接触位置を、隣接するセル毎に入れ替わらせる緩衝具40を備えたことにより、単セルとしての非水電解質二次電池の膨張に起因する不具合の発生を抑制して、高い信頼性を獲得することが可能となる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る電源モジュールは、実施の形態1の構成において、緩衝具40に代えて、図6(a)の斜視図及び図6(b)の平面図に示す緩衝具50を備えたことを特徴とする。以下、図6(a)(b)を参照して説明を行う。ただし、図1、図2等と同一又は相当する構成については、同一符号を付し詳細な説明は省略する。以下の実施の形態の説明も同様である。
本実施の形態2における緩衝具50は、実施の形態1の緩衝具40の接触部41〜43及び接続部44とそれぞれ材質、配置を同じくする接触部51〜53及び接続部54を備え、更に、緩衝具40との相違点として、接触部51〜53において、接触面51a〜53aと側面の境界が湾曲してなる曲面51a1〜53a1を有する。
実施の形態1においては、接触部41〜43の図中X−Y平面に平行な断面形状を矩形としたが、接触面と側面との境界の角張の程度によっては、非水電解質二次電池10の表面に食い込み、傷や亀裂等を生じさせ、表面の強度を局所的に低下させる虞がある
上記構成としたことにより、単セルである非水電解質二次電池10に接触面51a〜53aが強く圧接された場合、接触面51a〜53aから滑らかに連続して曲面51a1〜53a1が接触することで、幅広面11a及び11bの表面を緩やかな変化で変形させることができる。
これにより、本実施の形態2の緩衝具50及びこれを用いた電源モジュールは、実施の形態1の効果を奏しつつ、単セルとしての非水電解質二次電池10の表面強度が局所的に低下することを抑制することが可能となる。なお、上記の説明においては、接触面51a〜53aはいずれも曲面51a1〜53a1が形成されるものとしたが、接触面51a及び52aと、接触面53aのいずれか一方のみに、曲面が形成される構成であるとしてもよい。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る電源モジュールは、実施の形態1の構成において、緩衝具40に代えて、図7(a)の斜視図及び図7(b)の平面図に示す緩衝具60を備えたことを特徴とする。以下、図7(a)(b)を参照して説明を行う。
本実施の形態3における緩衝具60は、実施の形態1の緩衝具40との相違点として、接触部61〜63において、図中Y軸方向、すなわち単セルとしての非水電解質二次電池10の幅広面11a及び11bの左右に沿って凸に湾曲した接触面61a〜63aを有する。なお、接触面61a〜63aは本発明の湾曲面に相当する。また、接続部64は実施の形態1の接続部44と同一の構成を有する。
特に図7(b)に示すように、接触部61〜63は、その左右方向の厚み、すなわち非水電解質二次電池10の幅広面11aの長手方向に沿った図中Y軸方向の寸法が中央部分で最大となり、左右両端に向かうに従って徐々に厚みを減じるように変化した構成を有する。
本実施の形態3は、上記構成としたことにより、以下の作用効果を奏する。すなわち、通常時において、緩衝具60は非水電解質二次電池10の幅広面11a及び11bに対して接触面61a〜63a中央の稜線部分で接触する。そして、非水電解質二次電池10が膨張した際には、接触面61a〜63aは、幅広面11a及び11bそれぞれに圧接して、これを自らの曲面に沿わせるように緩やかに変形させつつ、徐々に接触面積を拡大する。
これにより、幅広面11a及び11bに対しては、接触面61a〜63aのそれぞれの中央がより深く食い込むとともに接触面61a〜63aのそれぞれの両端が滑らかに湾曲させることとなり、図5に示す空隙Cwの深さ、すなわちX軸方向における変形の程度をより小さく抑えて、セル全体の変形を更に抑制することが可能となる。また、空隙Cwの形状をより滑らかな曲面として形成することができ、放熱流路としての性能を向上させることが可能となる。
このように、本実施の形態3の緩衝具60及びこれを用いた電源モジュールは、実施の形態1の効果を更に向上させて、高い信頼性を獲得することが可能となる。
なお、上記の説明においては、接触面61a〜63aの厚みは徐々に変化して曲面を形成するとしたが、厚みが段階的に変化する構成としてもよく、同様の効果を奏する。また、上記の説明においては、接触部61〜63はいずれも厚みを減じるように変化するものとしたが、接触部61及び62と、接触部63のいずれか一方のみが厚みを変化する構成であるとしてもよい。
また、上記の説明においては、接触面61a〜63aと側面の境界は実施の形態1の緩衝具40と同様、屈曲して角を有するものとして示したが、実施の形態2の緩衝具50と同様、曲面として構成されていてもよい。この場合、実施の形態2の、非水電解質二次電池10の表面強度の局所的な低下を抑制する効果を合せて奏することができる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4に係る電源モジュールは、実施の形態1の構成において、緩衝具40に換えて、図8(a)の斜視図及び図8(b)の側面図に示す緩衝具70を備えたことを特徴とする。以下、図8(a)(b)を参照して説明を行う。
本実施の形態4における緩衝具70は、実施の形態1の緩衝具40との相違点として、接触部71〜73において、図中Z軸方向、すなわち単セルとしての非水電解質二次電池10の幅広面11a及び11bの上下に沿って凸に湾曲した接触面71a〜73aを有する。なお、接触面61a〜63aは本発明の湾曲面に相当する。また、接続部74は実施の形態1の接続部44と同一の構成を有する。
特に図8(b)に示すように、接触面71a〜73aを含む接触部71〜73は、その上下方向の厚み、すなわち非水電解質二次電池10の高さに沿った図中Z軸方向の寸法が、中央部分で最大となり、上下両端に向かうに従って徐々に厚みを減じるように変化した構成を有する。
本実施の形態4は、上記構成としたことにより、以下の作用効果を奏する。すなわち、非水電解質二次電池10は、図1に示すように外形矩形の角柱形状であって、使用による収容容器の変形は、主に幅広面11a及び11bの重心近傍、又は収容される電極体の中央に対応する箇所において最も大きくなる。これは、図4の平面図に示す非水電解質二次電池10の左右方向、つまりY軸に沿った中央部分の他、非水電解質二次電池10の高さ方向、つまりZ軸に沿った中央部分にもあてはまる。
本実施の形態3は、この点に着目して、接触部71〜73が、幅広面11aの高さ方向の中央部分に、接触面71a〜73a中央の稜線部分にて接触する構成としている。
これにより、実施の形態3と同様、幅広面11a及び11bに対しては、接触面71a〜73aのそれぞれの中央がより深く食い込むとともに上下端を滑らかに湾曲させることとなり、図5に示す空隙Cwの高さ方向、すなわち図の表裏を貫くZ軸方向の寸法をより小さく抑えて、セル全体の変形を更に抑制するとともに、空隙Cwの形状を滑らかな曲面として形成し、放熱流路としての性能を向上させることが可能となる。
このように、本実施の形態4の緩衝具70及びこれを用いた電源モジュールは、実施の形態1の効果を更に向上させて、高い信頼性を獲得することが可能となる。
なお、上記の説明においては、接触部71〜73の厚みは中央部分で最大となるとしたが、これは非水電解質二次電池10の幅広面11a及び11bの変形が最大となる位置が、接触部71〜73の中央部分と正対することに基づく。しかしながら、非水電解質二次電池10の幅広面11a及び11bの変形が最大になる位置は、非水電解質二次電池10の収容容器の形状や、収容される電極体の形状等に依存する。したがって、接触部71〜73の厚みが最大となる位置は、収容容器の変形が最大となる箇所に対向する位置とすることがもっとも好適であり、接触部71〜73の中央部分に限定されるものではない。
また、上記の説明においては、接触面71a〜73aの厚みは徐々に変化して曲面を形成するとしたが、厚みが段階的に変化する構成としてもよく、同様の効果を奏する。また、上記の説明においては、接触部71〜73はいずれも厚みを減じるように変化するものとしたが、接触部71及び72と、接触部73のいずれか一方のみが厚みを変化する構成であるとしてもよい。
また、上記の説明においては、接触面71a〜73aと側面の境界は実施の形態1の緩衝具40と同様、屈曲して角を有するものとして示したが、実施の形態2の緩衝具50と同様、曲面として構成されていてもよい。
更に、実施の形態4と実施の形態3を組み合わせた構成として、本発明の第1の接触面及び第2の接触面は、幅方向及び上下方向の双方において厚みが変化するものとしてもよい。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5に係る電源モジュールは、実施の形態1の構成において、緩衝具40に換えて、図9(a)の斜視図及び図9(b)の側面図に示す緩衝具80を備えたことを特徴とする。以下、図9(a)(b)を参照して説明を行う。
本実施の形態3における緩衝具80は、実施の形態1の緩衝具40との相違点として、接触部41〜43を接続する接続部44に換えて、管状のサブ接続部84a〜84cから構成された接続部84を有する。各図に示すように、サブ接続部84a〜84cは、図中Z−X平面による断面形状が円形であって、両端を連通する貫通孔84a1〜84a3をそれぞれ有し、非水電解質二次電池10の上下方向、すなわち図中Z軸に沿って配列されることで、全体として板状の形状を有する。
本実施の形態5は、上記構成としたことにより、以下の作用効果を奏する。すなわち、サブ接続部84a〜84cは断面円形であって、単セルとしての非水電解質二次電池10の配列方向において、接触部41〜43の接合面41b〜43bに対して線接触している。これにより、接続部84は、単セル間の圧力が加わる図中Y軸方向において平板状の接続部44よりも大きな強度を有することとなっており、単セルの膨張により、接触部41〜43を介して圧力が加わった際にも接続部84が折損、屈曲又は湾曲等する虞を低減して、空隙Cwの蛇行した形状を安定に保つことを可能とする。
更に、サブ接続部84a〜84cは、貫通孔84a1〜84a3がそれぞれ独立した放熱経路として働き、接触部41〜43を介して単セルから伝わる熱を放出させることができる。
このように、本実施の形態5の緩衝具80及びこれを用いた電源モジュールは、実施の形態1の効果を更に向上させて、高い信頼性を獲得することが可能となる。
なお、上記の説明においては、接続部84は3つのサブ接続部84a〜84cから構成されるものとしたが、サブ接続部の個数は単数、2つ又は4つ以上の任意であってよい。また、サブ接続部84a〜84cは、断面形状が円形であるとしたが、長円形、楕円形であってもよく、断面が円形の場合と同様の効果を奏する。また、サブ接続部84a〜84cは、それぞれ貫通孔84a1〜84a3を有するものとしたが、貫通孔は一部のサブ接続部にのみ設けるか、設けない構成としてもよい。少なくとも一つのサブ接続部において貫通孔が設けられていれば、上記放熱の効果は奏せられる。
更に、上記の説明においては、接触部41〜43は実施の形態1の緩衝具40の接触部と同一の構成として説明を行ったが、接続部84の構成は、実施の形態2〜4と組み合わせて実施してもよい。
以上のように、本発明の実施の形態による電源モジュールは、隣接する単セルとしての非水電解質二次電池10の間に配置され、一方の単セルに接触する接触部41及び43、他方の単セルに接触する接触部42及びこれら接触部41〜43を接続する接続部44を有する緩衝具40他を備えたことにより、単セルとしての非水電解質二次電池の膨張に起因する不具合の発生を抑制して、高い信頼性を獲得することが可能となる。
しかしながら、本発明は、上記の各実施の形態に限定されるものではない。
上記の各実施の形態においては、本発明の緩衝具は、接触部41〜43に示すように、いずれも同一形状、同一寸法の第1の接触部及び第2の接触部として実施されるものとして説明を行ったが、第1の接続部と第2の接続部は異なる構成としてもよい。
具体的には、本発明の第1の接触部及び第2の接触部は、図10(a)の緩衝具90の接触部93並びに接触部91及び92として示すように、厚み、すなわち非水電解質二次電池10の配列方向に沿った図中X軸方向の寸法が、互いに異なる構成を有するものとしてもよい。特に、膨張時に変形の程度が最も大きくなる幅広面11aの中央部分と接触する接触部93の厚みHを接触部91及び92の厚みhより大きくすることにより、接続部94の変形の虞を低減して、確実に空隙を確保することができる。
同様に、本発明の第1の接触部及び第2の接触部は、図10(b)の緩衝具100の接触部103並びに接触部101及び102として示すように、横幅、すなわち非水電解質二次電池10の幅広面11aの長手方向に沿った図中Y軸方向の寸法が、互いに異なる構成を有するものとしてもよい。この場合も、図10(a)の構成例と同様、幅広面11aの中央部分と接触する接触部103の幅Wを接触部101及び102の幅wより大きくすることが好ましい。
更に、本発明の第1の接触部及び第2の接触部は、図11(a)の緩衝具110の接触部113並びに接触部111及び112として示すように、高さ、すなわち非水電解質二次電池10の幅広面11aの上下方向に沿った図中Z軸方向の寸法が、互いに異なる構成を有するものとしてもよい。この場合も、図10各図の構成例と同様、幅広面11aの中央部分と接触する接触部113の高さHを接触部111及び112の幅hより大きくすることが好ましい。なお、接続部94、104及び114は実施の形態1の接続部44とそれぞれ同一の構成を有する。
また、図10(a)〜図11(a)の各構成においても、厚み、横幅、高さが大きくなるものはいずれも中央部分に位置する第1の接触部に相当する接触部93〜113であるとしたが、これは、非水電解質二次電池10の幅広面11aの変形が最大となる位置が、接触部71〜73の中央部分と正対することに基づく。
しかしながら、実施の形態4にて説明したのと同様、非水電解質二次電池10の幅広面11aの変形が最大になる位置は、非水電解質二次電池10の収容容器の形状や、収容される電極体の形状等に依存し、必ずしも幅広面11aの中央に限定されない。したがって、本発明の第1の接触部又は第2の接触部のうち、各部の寸法がより大きくなるものが配置される位置は、収容容器の変形が最大となる箇所に対向する位置とすることがもっとも好適である。
また、上記の各実施の形態においては、本発明の緩衝具は、接触部41〜43に示すように、一つの第1の接触部と二つの第2の接触部との組合せから構成されるものとして説明を行ったが、隣接する一方の前記蓄電素子の中間部に接触する第1の接触面と、隣接する他方の前記蓄電素子の両端側に接触する第2の接触面とを備えた構成であれば、これら接触面をそれぞれ有する第1の接触部及び第2の接触部の具体的な構成によって限定されない。
例えば、図11(b)に示す緩衝具120は、実施の形態1の接続部44と同一の接続部124と、二つの第1の接触部としての接触部123a及び123bと、二つの第2の接触部としての接触部121及び122とを有する。図10他の構成例と同様、膨張時に変形の程度が最も大きくなる幅広面11aの中間部と接触する接触部の本数を増やすことにより、接続部の変形の虞を低減して、確実に空隙を確保することができる。
更に、上記の各実施の形態においては、図1に例示するように、本発明の蓄電素子としての非水電解質二次電池10はいずれも同一寸法であるとしたが、本発明の電源モジュールは、配列された複数の蓄電素子において、少なくとも隣接する一対の蓄電素子がその間隙に緩衝具を配置する構成であればよく、蓄電素子の個別の構成、性能、用途等によって限定されるものではない。すなわち、配列される蓄電素子は外形寸法、収容容器の耐圧その他特性が異なるものを含んでいてもよく、例えば、互いに形状が異なる矩形の底面である角柱形状、底面が三角形、又は五角形以上の多角形である角柱形状であっても、円筒形状であるものを含んでいてもよい。
電源モジュールにおいて、そのような多種の蓄電素子が配列された場合であっても、上述した図10〜図11の構成例の緩衝具を適用することにより、蓄電素子毎の変形のばらつきを補償して、蓄電素子間の放熱経路を確実に確保することができる。
また、本発明の緩衝具は、電源モジュールにおける蓄電素子の位置合わせに利用するようにしてもよい。
一例として、図12に示す電源モジュール2は、接続部131〜133の下端が非水電解質二次電池10の底面より更に下方に延出した緩衝具130と、ベースフレーム20の凹部21に隣接するとともに、接続部131〜133の位置に対応して形成された凹部22〜24を備えたことを特徴とする。
凹部22〜24に接続部131〜133が挿入されることによりベースフレーム20に対して非水電解質二次電池10と緩衝具130の双方を位置決めすることができ、製造容易で生産性に優れた電源モジュールを得ることができる。
更に、本発明の緩衝具は、緩衝具40に示すように、第1の接触部及び第2の接触部としての接触部41〜43及びこれら接触部を接続する接続部としての接続部44を有するものとして説明を行ったが、隣接する一方の蓄電素子の中間部に接触する第1の接触面と、隣接する他方の前記蓄電素子の両端側に接触する第2の接触面とを有し、第1の接触面と第2の接触面が、隣接する蓄電素子の配列方向から見て、離隔して配置されている関係にあればよい。したがって、第1の接触面及び第2の接触面は、上記各実施の形態のように、外観上異なる部材の組合せにより構成されていても良いし、同一部材の異なる部位として構成されていてもよく、これら各接触面を含む部材の具体的な構成に限定されるものではない。
また、上記の説明においては、本発明の第1の接触面及び第2の接触面としての接触面41a〜43aは、いずれも矩形であるとして説明を行ったが、本発明の第1の接触面及び第2の接触面は、隣接する蓄電素子の各表面に接触して、蓄電素子の膨張に伴う表面形状の変化により空隙を形成することができれば、その形状によって限定されるものではない。したがって、長円形、楕円形、多角形その他任意の形状をとることができ、これら接触面を含む第1の接触部及び第2の接触部もまた、角柱、円柱、半円柱その他任意の形状であってもよい。
また、電源モジュール1等の筐体30、ベースフレーム20の材質については合成樹脂、金属等任意の材料であってよい。また、非水電解質二次電池10の収容容器の材料はアルミニウム製であるとしたが、アルミニウム合金、ステンレスその他任意の金属又は金属化合物、樹脂、アルミニウムラミネートを材料とするものであってもよい。
更に、非水電解質二次電池10における電極端子13、安全弁14並びに注液口及び封止栓15の位置は蓋部12上であるとしたが、これら各部の位置は収納容器の任意の位置であってよい。
更に、上記の説明においては、電源モジュール1等は筐体30内に複数の非水電解質二次電池10と緩衝具40を収容するものとしたが、本発明の電源モジュールは、エンドプレートにより非水電解質二次電池10を拘束するタイプのものにおいて実現してもよい。
また、上記の説明においては、本発明の蓄電素子は、リチウムイオン二次電池に代表される非水電解質二次電池10であるとしたが、電気化学反応により充放電可能な電池であれば、ニッケル水素電池その他各種の二次電池を用いてもよい。また、一次電池であってもよい。更にキャパシタであってもよい。要するに、本発明の蓄電素子は発電要素と電解液を収容容器内に封入してなる電気を蓄積可能な素子であれば、起電力を発生させるための具体的な方式によって限定されるものではない。
要するに、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲内であれば、以上説明したものを含め、上記実施の形態に種々の変更を加えたものとして実施してもよい。
以上のような本発明は、蓄電素子を有する電源モジュールにおいて蓄電素子の膨張に起因する不具合の発生を抑制して信頼性を高めることが可能になるという効果を奏し、例えば二次電池を有する電源モジュールにおいて有用である。
1 電源モジュール
10 非水電解質二次電池
10a、10b 単セル
11 容器本体
11a、11b 幅広面
12 蓋部
13 電極端子
14 安全弁
15 封止栓
20 ベースフレーム
30 筐体
40 緩衝具
41〜43 接触部
41a〜43a 接触面
41b〜43b 接合面
44 接続部
44x、44y 主面

Claims (4)

  1. 電極体を収容する収容容器を各々有する、配列された複数の蓄電素子と、
    隣接する前記蓄電素子間に配置される緩衝具とを備え、
    前記緩衝具は、
    隣接する一方の前記蓄電素子の中間部に接触する第1の接触面と、
    隣接する他方の前記蓄電素子の両端側に接触する第2の接触面とを有し、
    前記第1の接触面と前記第2の接触面が、前記隣接する蓄電素子の配列方向から見て、
    離隔して配置されている、
    電源モジュール。
  2. 前記緩衝具は、
    前記第1の接触面を含む第1の接触部と、
    前記第2の接触面を含む第2の接触部と、
    前記第1の接触部と前記第2の接触部とを接続する接続部とを有し、
    前記第1の接触部及び前記第2の接触部は、前記接続部を介して配置されている、
    請求項1に記載の電源モジュール。
  3. 前記一対の蓄電素子の配列方向に直交する方向から見て、
    前記第1の接触部と前記第2の接触部は離隔している、
    請求項2に記載の電源モジュール。
  4. 前記第1の接触面及び前記第2の接触面の少なくともいずれか一方は湾曲面とされている、
    請求項1から3のいずれかに記載の電源モジュール。
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