JP5087218B2 - 二次電池とその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は二次電池とその製造方法に関し、特に隔壁を介して連接した各電槽に発電要素を収容して相互に接続した二次電池における内部抵抗の低減化を図ったものに関する。
上記二次電池の従来の構成例を、図4を参照して説明する。二次電池1は、幅の狭い短側面と幅の広い長側面を有する直方体状の電槽4をその短側面を隔壁5として共用して相互に連接してなる扁平な角形電槽3を備え、各電槽4の上面開口は一体の蓋体6にて一体的に閉鎖されている。両端の電槽4の外側の短側面と各電槽4、4間の隔壁5の上部に接続用の貫通穴7が形成されている。各電槽4内には、正極板と負極板をセパレータを介して積層して構成された極板群8とその両側に接合された集電板10a、10bとから成る発電要素11が電解液とともに収容され、単電池2が構成されている。なお、極板群8の正極板と負極板は互いに反対側の側部に突出されて正極板と負極板のリード部9a、9bとされ、リード部9a、9bの側端縁にそれぞれに集電板10a、10bが接合されている。
集電板10a、10bの上部には貫通穴7に嵌入する接続突部12が突設され、隣接する電槽4、4間で集電板10aと10bの接続突部12同士がスポット溶接にて接続されている。そのスポット溶接は電槽4の上面開口から行われる。また、両端の電槽4の外側の短側面の貫通穴7には正極又は負極の接続端子13が装着され、その接続端子13と集電板10a、10bの接続突部12がスポット溶接にて接続されている。かくして、角形電槽3に内蔵された複数の単電池2が直列接続され、両端の接続端子13間に出力される(例えば、特許文献1参照)。なお、図4において、24は各電槽4、4間の内圧を均等にする連通路、25は温度センサの装着穴であり、その他に各電槽4の内圧が一定以上になったときに圧力を開放する安全弁(図示せず)などが装着されている。
ところが、図4に示す構成では、正極板及び負極板からそれぞれのリード部9a、9b及び集電板10a、10bまでの通電経路は短いが、図5に矢印で示すように、集電板10a、10b同士はその上端部の接続突部12の先端間の1箇所で接続されているので、接続経路が迂回して通電経路が長くなり、また接続箇所が1箇所だけであるため、内部抵抗が高くなるという問題がある。また、接続経路の迂回に伴って、白抜矢印で示すように、集電板10a、10bの接続部に近い部分と遠い部分で電流分布が不均一になり、極板群8全体が均一に発電能力を発揮せず、ロスが大きいという問題がある。
このような問題を解決するための構成として、図6、図7に示すように、隔壁5の上部に設けた貫通穴7を通して集電板10a、10bの上部を接続するだけでなく、角形電槽3の少なくとも一方の側壁14の下部に、隔壁5の両側でそれぞれ電槽4内に臨むように開口31を設け、接続突部34と接続片部35を有する一対の導電性接続板33を設け、隔壁5の下部に形成した貫通穴32を通して接続突部34を溶接36にて互いに接続するとともに接続片部35を開口31に臨ませ、各電槽4内に発電要素11を収容した状態で集電板10a、10bが接続片部35の内面に当接するように構成し、隔壁5の両側の接続片部35にそれぞれ溶接電極40を当ててそれらの間に溶接電流を流すことで集電板10a、10bと接続片部35を溶接37にて接続し、その後開口31を各電槽4を隔離した状態で封止板38で封止した構成が提案されている(例えば、特許文献2参照)。なお、39は貫通穴32と接続突部34との間に介在させたシール材である。また、10cは集電板10a、10bにおけるリード部9a、9bとの接合部である。
特開2001−93503号公報 特開2003−282043号公報
ところが、図6、図7に示した構成では、集電板10a、10bを上部だけでなく、下部でも接続しているので、内部抵抗の低減及び極板群を流れる電流分布の均一化を、ある程度図ることができるが、上部の接続部では集電板10a、10b同士を直接溶接にて接続しているが、下部の接続部では、一対の導電性接続板33を介して接続しているので、溶接37による集電板10a、10bと接続片部35の接続抵抗、導電性接続板33の通電抵抗、及び溶接36による接続突部34、34間の接続抵抗が加算された抵抗が発生するので、下部での接続抵抗が比較的大きく、内部抵抗の低減及び極板群を流れる電流分布の均一化に十分な効果が発揮されないという問題がある。
具体的な数値例で説明すると、接続突部12同士を溶接した上部の接続部の各単電池2当たりの抵抗は0.03mΩであるのに対して、下部の接続部における集電板10a、10bと接続片部35の接続抵抗が0.05mΩ、導電性接続板33の通電抵抗が0.05mΩ、接続突部34同士を溶接した溶接36の各単電池2当たりの抵抗が0.03mΩで、計0.13mΩとなり、上部の接続部に対して下部の接続部の抵抗が非常に大きいものとなる。また、導電性接続板33の幅を大きくして接続突部34を複数(2個)設けた場合でも抵抗は0.08mΩ、さらに接続片部35を集電板10a、10bの両側で溶接するようにしても抵抗は0.68mΩとなり、やはり上部の接続部に対して下部の接続部の抵抗は大きいものになってしまう。
本発明は、上記従来の課題を解決し、内部抵抗の低減化及び極板群を流れる電流分布の均一化を図ることができる二次電池とその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の二次電池は、複数の電槽が隔壁を介して連接され、正極板と負極板をセパレータを介して積層した極板群とその両側に接合された正負の集電板からなる発電要素が各電槽に収容され、隣接する電槽の隔壁両側の集電板同士が接続された二次電池において、隔壁の複数箇所に貫通穴を設け、集電板に各貫通穴に嵌入して先端同士が当接する複数の接続突部を突出形成し、極板群の両側に突出された各極板のリード部における、集電板の接続突部に対応する部位に溶接作業用の切欠部を設け、電槽両側壁の隔壁隣接部におけるリード部の切欠部に対応する部位に溶接作業用の開口を設け、前記開口と前記切欠部とを、前記開口と前記切欠部とを通して溶接電極が前記電槽を貫通できるように設け、接続突部同士を溶接したものである。
この構成によると、集電板に設けた複数の接続突部を、電槽間の隔壁に形成した複数の貫通穴に嵌入させ、接続突部の先端同士を溶接しているので、極板群の両側に接合された集電板同士が複数箇所で直接溶接にて接続された構成となり、また各接続経路が迂回しないため短くかつその接続経路上での接続箇所が少ないので、内部抵抗を大幅に低減することができ、さらに集電板同士が複数の接続経路で接続されているので、極板群を流れる電流分布の均一化を図ることができ、極板群全体が均一に発電能力を発揮することで、高出力・高性能の二次電池を実現することができる。
また、極板群の両側に突出された各極板のリード部における、集電板の接続突部に対応する部位に溶接作業用の切欠部を設け、電槽両側壁の隔壁隣接部におけるリード部の切欠部に対応する部位に溶接作業用の開口を設けているので、極板群における各極板のリード部に対向する部分で隔壁両側の集電板同士を容易かつ確実に溶接することができる。
また、集電板における各極板のリード部に対向する部分に複数の接続突部を配設すると、上記作用効果が一層発揮されるとともに、集電板を極板群の上方に延出して接続突部を設けなくてもよいので、電槽の高さ寸法を小さくし、二次電池の配置スペースの省スペースを図ることができる。
また、本発明の二次電池の製造方法は、正極板と負極板をセパレータを介して積層した極板群を作成する工程と、複数の接続突部を突出成形された集電板を極板群の両側に接合して発電要素を作製する工程と、複数箇所に貫通穴が形成されている隔壁を介して連接されている複数の電槽に発電要素を収容して集電板に突出形成されている接続突部を貫通穴に嵌入させる工程と、接続突部の先端同士を溶接する工程とを有するものであり、上記二次電池を生産性良く製造することができる。
また、溶接工程は、レーザービーム溶接等を適用することもできるが、溶接電極を、電槽両側壁の隔壁隣接部に形成された開口と極板群両側の各極板のリード部に形成された切欠部を通して電槽を貫通させ、溶接電極を両端支持した状態で押圧して行うと、溶接電極を確実に支持した状態でスポット溶接にて効率的に溶接できて好適である。
本発明の二次電池及びその製造方法によれば、集電板に設けた複数の接続突部を、電槽間の隔壁に形成した複数の貫通穴に嵌入させ、接続突部の先端同士を溶接しているので、極板群の両側に接合された集電板同士が複数箇所で直接溶接にて接続された構成となり、かつ各接続経路が迂回しないため短くかつその接続経路上での接続箇所が少ないので、内部抵抗を低減することができ、さらに集電板が複数の接続経路で接続されているので、極板群を流れる電流分布の均一化を図ることができ、極板群全体が均一に発電能力を発揮することで、高出力・高性能の二次電池を実現することができる。
以下、本発明の二次電池の一実施形態について、図1、図2を参照しながら説明する。なお、本実施形態における二次電池の全体構成は、図4を参照して説明した従来例と基本的に同じであり、同一の構成要素については同一の参照符号を付して説明を省略し、主として相違点について説明する。
図1、図2において、8は、正極板と負極板をセパレータを介して積層したニッケル水素二次電池における極板群で、正極板は水酸化ニッケルを主成分とする正極活物質をニッケルの発泡メタルに充填して構成され、負極板は水素吸蔵合金を主成分とする負極活物質をニッケルのパンチングメタルに塗着して構成されている。この極板群8の両側には正極板と負極板のリード部9a、9bが突出して配置されており、これらのリード部9a、9bにそれぞれ正負の集電板10a、10bが接合されて発電要素11が構成され、この発電要素11が角形電槽3の各電槽4内に挿入されて収容されている。なお、集電板10a、10bはニッケルメッキ鋼板などの金属板にて構成され、その長手方向に適当間隔あけた複数適所にリード部9a、9bとの接合部10cが設けられている。
角形電槽3の両側壁14の下部には、隔壁5の両側でそれぞれ電槽4内に臨むように開口15が形成されている。また、隔壁5における開口15の上下方向略中央に対応する位置に、上部の貫通穴7と同様の貫通穴16が形成されている。そして、極板群8の両側に接合されている集電板10a、10bには、隔壁5上部の貫通穴7に嵌入する接続突部12と同様に、貫通穴16に嵌入する接続突部17が突出形成されている。また、この接続突部17は、接続突部12と同様に隔壁5の両側から嵌入させた状態で先端同士が互いに当接するように構成されている。
極板群8の両側のリード部9a、9bには、集電板10a、10bの接続突部17に対応する部位に、溶接作業を行う空間を接続突部17の背部にあけるための切欠部18が形成されている。なお、集電板10a、10bのリード部9a、9bに対する接合部10cは、この切欠部18の上下両側に適当な間隔をあけて配設されている。また、接続突部17の基部外周と隔壁5の貫通穴16外周部との間にはシール材19が配設され、電槽4、4間が密閉隔離されている。
接続突部17の先端間は溶接20にて接続されている。この溶接20は、図2に仮想線で示すように、接続突部17の先端内面に当接する突部21aが中間に突設された溶接電極21を、両側壁14の開口15及びリード部9a、9bの切欠部18を通して角形電槽3を貫通させ、溶接電極21を両端支持した状態で押圧し、その状態で溶接電極21に所定の溶接電流を流すことで、接続突部17の先端部がスポット溶接されて形成されている。また、溶接後、開口15は各電槽4を隔離した状態で封止板22で封止される。
以上の構成の二次電池1の製造方法においては、正極板と負極板をセパレータを介して積層した極板群8を作成する。その際、正極板と負極板のリード部9a、9bには、所要箇所に切欠部18を予め形成しておく。次に、複数の接続突部12、17が突出成形された集電板10a、10bを極板群8の両側に接合して発電要素11を作成する。集電板10a、10bとしては、接続突部17形成部位の上下に容易に弾性屈曲できる部分を設けた構成にしたものが好適である。次に、角形電槽3の各電槽4に発電要素11をその上面開口から挿入して収容する。各電槽4、4間の隔壁5の上部と下部には複数の貫通穴7、16が形成されており、発電要素11を挿入すると、貫通穴7に接続突部12が、貫通穴16に接続突部17がそれぞれ集電板10a、10bの弾性変形によって弾性的に嵌入し、その先端同士が当接する。次いで、隔壁5上部の貫通穴7に嵌入した接続突部12、12の先端同士を、電槽4の上部開口からスポット溶接して接続するとともに、隔壁5下部の貫通穴16に嵌入した接続突部17、17の先端同士を、上記のような溶接電極21を用いてスポット溶接して接続する。その後、角形電槽3の両側壁14の開口15を封止板22にて封止し、各電槽4に所定量の電解液を注入した後蓋体6にて上面開口を閉鎖し、付属器具を装着することで二次電池1が完成する。
以上の構成によれば、集電板10a、10bに設けた複数の接続突部12、17を、電槽4、4間の隔壁5に形成した複数の貫通穴7、16に嵌入させ、接続突部12、17の先端同士を溶接しているので、極板群8の両側に接合された集電板10a、10b同士が複数箇所で直接溶接にて接続された構成となるとともに、各接続経路が迂回せず、接続経路が短く、かつ各接続経路での接続(溶接)箇所が1箇所だけであるので、内部抵抗を大幅に低減することができ、かつ集電板10a、10bが複数箇所で接続されているので、極板群8を流れる電流分布の均一化を図ることができ、極板群8全体が均一に発電能力を発揮することで、高出力・高性能の二次電池を実現することができる。
上記実施形態の説明では、集電板10a、10bの上端部を極板群8の上端より上方に延出させ、その上端部に設けた接続突部12を隔壁5の上部に形成した貫通穴7に嵌入させてその先端同士を溶接接続するとともに、隔壁5の下部に形成した貫通穴16に、集電板10a、10bの下部に設けた接続突部17を嵌入させてその先端同士を溶接接続した構成を示したが、隔壁5の貫通穴16及び集電板10a、10bの接続突部17はそれぞれ隔壁5と集電板10a、10bの任意の位置に形成できるので、集電板10a、10b間の接続のために、集電板10a、10bの上部を極板群8の上端より上方に延出させる必要はなく、図3に示すように、集電板10a、10bを極板群8の高さ寸法に対応した長さに設定し、その上部と下部に接続突部17を設け、それに対応して隔壁5に貫通穴16を形成しても良い。
このような構成によれば、上部の接続突部12までの接続経路に比べて上部の接続経路が短くなるとともに、接続突部17から集電板10a、10bとリード部9a、9bとの各接合部10cまでの距離を一層均等化することができるので、より一層上記作用効果を奏することができるとともに、さらに各電槽4における極板群8上の空間を、ガス放出に必要なスペースを残して可及的に小さくすることができるので、各電槽4及び角形電槽3の高さ寸法を低くすることができ、二次電池1の設置スペースの省スペース化を図ることができる。
本発明の二次電池によれば、集電板に設けた複数の接続突部を、電槽間の隔壁に形成した複数の貫通穴に嵌入させ、接続突部の先端同士を溶接しているので、極板群の両側に接合された集電板同士が複数箇所で直接溶接にて接続された構成となるとともに、各接続経路が短くかつその接続経路上での接続箇所が少ないので、内部抵抗を大幅に低減することができ、さらに集電板が複数箇所で接続されているので、極板群を流れる電流分布の均一化を図って極板群全体に均一に発電能力を発揮させることができ、各種二次電池、特に高出力・高性能を要請される駆動電源用の二次電池に有効に利用できる。
本発明の二次電池の一実施形態における要部構成を示す縦断面図。 図1のA−A矢視拡大断面図。 同実施形態の変形構成例の要部構成を示す縦断面図。 従来例の二次電池の部分縦断面図。 同従来例における通電経路の説明図。 他の従来例の要部構成を示す縦断面図。 図6のB−B矢視拡大断面図。
符号の説明
1 二次電池
4 電槽
5 隔壁
7、16 貫通穴
9a、9b リード部
10a、10b 集電板
11 発電要素
12、17 接続突部
14 側壁
15 開口
18 切欠部
20 溶接
21 溶接電極

Claims (3)

  1. 複数の電槽が隔壁を介して連接され、正極板と負極板をセパレータを介して積層した極板群とその両側に接合された正負の集電板からなる発電要素が各電槽に収容され、隣接する電槽の隔壁両側の集電板同士が接続された二次電池において、隔壁の複数箇所に貫通穴を設け、集電板に各貫通穴に嵌入して先端同士が当接する複数の接続突部を突出形成し、極板群の両側に突出された各極板のリード部における、集電板の接続突部に対応する部位に溶接作業用の切欠部を設け、電槽両側壁の隔壁隣接部におけるリード部の切欠部に対応する部位に溶接作業用の開口を設け、前記開口と前記切欠部とを、前記開口と前記切欠部とを通して溶接電極が前記電槽を貫通できるように設け、接続突部同士を溶接したことを特徴とする二次電池。
  2. 集電板における各極板のリード部に対向する部分に複数の接続突部を配設したことを特徴とする請求項1記載の二次電池。
  3. 正極板と負極板をセパレータを介して積層した極板群を作成する工程と、複数の接続突部を突出成形された集電板を極板群の両側に接合して発電要素を作成する工程と、複数箇所に貫通穴が形成されている隔壁を介して連接されている複数の電槽に発電要素を収容して集電板に突出形成されている接続突部を貫通穴に嵌入させる工程と、接続突部の先端同士を溶接する溶接工程とを有することを特徴とする二次電池の製造方法であって、
    前記溶接工程は、溶接電極を、電槽両側壁の隔壁隣接部に形成された開口と極板群両側の各極板のリード部に形成された切欠部を通して電槽を貫通させ、前記溶接電極を両端支持した状態で押圧して行うことを特徴とする二次電池の製造方法
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