JP6379465B2 - 植字付き文字板及びその製造方法、並びに腕時計 - Google Patents

植字付き文字板及びその製造方法、並びに腕時計 Download PDF

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Description

本発明は、植字付き文字板及びその製造方法、並びに腕時計に関する。
従来より、腕時計などにおいて文字板の視認側の表面には、時字やロゴなどの装飾が施される。時字などを、単なる刻印や印刷などではなく、文字板本体とは別個の部材である植字部材を文字板本体に固定することによって構成した植字付き文字板が知られている。このような植字付き文字板は、例えば、次のように製造される。文字板本体に取り付け孔を形成し、植字部材の裏面側に設けられた脚部を取り付け孔に挿入する。植字部材の脚部の先端部を取り付け孔に配置し、脚部の先端部をカシメ端子で押し付ける。これによって、先端部を押し拡げて外方へ膨出させて、植字部材を文字板本体に固定する(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−337184号公報
このようなカシメ工法による植字付き文字板においては、文字板本体に機械的な圧力が加わり、それに起因して文字板本体に残留歪みが生じやすく、また、植字部材と文字板本体との固定が不安定である。文字板本体の残留歪みは、文字板本体の強度(特に耐衝撃性)の低下を招く。これらの問題は、特に、植字部材が金属製で、文字板本体が樹脂製の場合において顕著である。安定した固定強度を得るためには、カシメの圧力及び位置を高精度に再現することは勿論、文字板本体の形状的安定性、植字部材の脚部の径の大きさ及び長さなどの全ての部品の寸法の高精度化及び作業の高精度化が必須であり、現実的には、その達成は困難である。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、文字板本体に加わった機械的な圧力に起因する文字板本体の残留歪みを防止でき、各部材の精度のばらつきを吸収でき、植字部材と文字板本体との高い固定強度を実現できる植字付き文字板を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の植字付き文字板は、
板状の文字板本体であって厚み方向に貫通する取り付け孔を備える文字板本体と、
前記文字板本体の視認側の面である表面側に配置される植字本体、及び前記植字本体に連結される脚部であって前記取り付け孔を介して前記文字板本体の裏面側に位置する脚部を備える植字部材と、
前記文字板本体の裏面側において前記脚部にレーザー溶接による熱接合されることにより、前記植字部材を前記文字板本体に固定する植字固定部材と、を備え、
前記文字板本体は、前記取り付け孔の周辺に、貫通孔又は凹凸を設けた断熱領域を備える、ことを特徴とする。
本発明によれば、文字板本体に加わった機械的な圧力に起因する文字板本体の残留歪みを防止でき、各部材の精度のばらつきを吸収でき、植字部材と文字板本体との高い固定強度を実現できる。
本発明の実施形態に係る植字付き文字板を視認側の表面から見た上面図である。 第1実施形態の植字付き文字板1を示す図であり、(a)は植字部材を下方から見た斜視図、(b)は植字付き文字板を裏面側から見た部分拡大図、(c)は(b)の縦断面図である。 第2実施形態の植字付き文字板1Aを示す図であり、(a)は植字付き文字板を裏面側から見た部分拡大図、(b)は(a)の縦断面図である。 第3実施形態の植字付き文字板1Bを示す図であり、(a)は植字付き文字板を裏面側から見た部分拡大図、(b)は(a)の縦断面図である。 第4実施形態の植字付き文字板1Cを示す図であり、(a)は植字付き文字板を裏面側から見た部分拡大図、(b)は文字板本体のみを示す図である。 第5実施形態の植字付き文字板1Dを示す部分拡大断面図である。 第6実施形態の植字付き文字板1Eを示す図であり、(a)は脚部の部分拡大斜視図、(b)は植字付き文字板の部分拡大断面図である。 第7実施形態の植字付き文字板1Fを示す図であり、(a)は脚部を先端部側から見た部分拡大斜視図、(b)は植字付き文字板の部分拡大断面図である。 第8実施形態の植字付き文字板1Gを示す部分拡大断面図である。 (a)は(b)に関する参考図であり、(b)はレーザー光の照射方向を変えた例を示す部分拡大断面図である。 (a)〜(d)は、環状の固定部材連続体を用いた植字付き文字板の製造方法を順次示す上面図である。 図11(c)の部分拡大図である。
以下、本発明に係る植字付き文字板を備える腕時計の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
図1及び図2を参照しながら、本発明に係る植字付き文字板の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る植字付き文字板を視認側の表面から見た上面図である。図2は、第1実施形態の植字付き文字板1を示す図であり、(a)は植字部材を下方から見た斜視図、(b)は植字付き文字板を裏面側から見た部分拡大図、(c)は(b)の縦断面図である。なお、図2(a)においては、文字板本体2の図示を省略している。
図1及び図2に示すように、第1実施形態の植字付き文字板1は、文字板本体2と植字部材3と植字固定部材4とを備える。
文字板本体2は、ほぼ円形の薄い板状の部材であり、例えばポリカーボネート(PC)などの樹脂から形成されている。なお、文字板本体2を形成する材料は、ポリカーボネート以外の樹脂でもよく、あるいは、樹脂以外の例えば薄い板状の金属でもよい。
文字板本体2は、ほぼ中央部に、厚み方向に貫通する軸孔21を備えると共に、周縁部に、厚み方向に貫通する複数の取り付け孔22(図2参照)を備える。
文字板本体2の表面(視認側の面)の周縁部には、時計の1時から12時に対応する位置にそれぞれ(計12個の)時字用の植字部材3が配置され、装着されている。植字部材3は、例えば金属から形成されている。なお、植字部材3が設けられる位置や形状、数などは、ここに例示したものに限定されない。
図2に示すように、植字部材3は、植字本体31と脚部32とを備える。植字本体31は、文字板本体2の表面側に露出して配置される。脚部32は、植字本体31につき2個設けられている。脚部32は、植字本体31の裏面側に連結されており、取り付け孔22を介して文字板本体2の裏面側に位置する。脚部32は、文字板本体2の裏面側に少し突出する長さを有する。
取り付け孔22は、文字板本体2に装着される植字部材3の脚部32に対応して、文字板本体2の厚み方向に貫通して設けられている。2個1対の取り付け孔22は、文字板本体2の周縁部に周方向に等間隔をあけて、12対設けられている。
植字固定部材4は、文字板本体2の裏面側において植字部材3の脚部32にレーザー溶接により接合されることにより、植字部材3を文字板本体2に固定する。植字固定部材4は、例えば、矩形板状の金属から形成されている。文字板本体2の裏面側において、1対の脚部32の側面同士は、所定間隔をあけている。植字固定部材4は、その両端部44が植字部材3の脚部32の側部に当接又は近接した状態で、脚部32に接合される。
ここで、「当接する」とは、2部材が接触していることを意味する。「近接する」とは、2部材が厳密には接触していないが十分に近くに配置されており、レーザー溶接により2部材を接合可能な位置関係にあることを意味する。
1個の植字固定部材4は、1個のスポット溶接部Pによって1個の脚部32に接合される。この場合、スポット溶接部Pの個数を最小にできるため、製造効率が高い。
図2(c)に示すように、レーザー溶接用のレーザー光Lは、文字板本体2の厚み方向に平行に照射される。レーザー光Lの焦点は、植字固定部材4の端部と植字部材3の脚部32の側部とが当接又は近接する位置が好ましい。
レーザー光Lの波長は、例えば1064mm〜10640mmである。レーザー光Lは、基本的には連続波発振によるが、パルス発振の場合には、パルス幅は50ms以上である。
第1実施形態によれば、例えば以下の効果が奏される。植字固定部材4は、植字部材3の脚部32にレーザー溶接により接合される。そのため、文字板本体2に機械的な圧力が加わりにくいため、機械的な圧力に起因する文字板本体2の残留歪みを防止できる。また、各部材の精度のばらつきを吸収でき、植字部材3と文字板本体2との高い固定強度を実現できる。
[第2実施形態]
次に、図3を参照しながら、本発明に係る植字付き文字板の第2実施形態について説明する。図3は、第2実施形態の植字付き文字板1Aを示す図であり、(a)は植字付き文字板を裏面側から見た部分拡大図、(b)は(a)の縦断面図である。第2実施形態は、第1実施形態と比べて主として、植字固定部材4の端部44の形状及びスポット溶接部Pの個数について異なる。以下においては、特に第1実施形態と異なる点について説明する。
図3に示すように、第2実施形態の植字付き文字板1Aにおいては、植字固定部材4の両端部44は、植字部材3の脚部32から離れる方向に凹んだ円弧形状(半円弧形状)を有する。植字固定部材4の両端部44は、脚部32の側部(側面)に周方向に約半周に亘って当接又は近接している。植字固定部材4の両端部44と脚部32の側部(側面)とが当接又は近接する範囲が大きいので、1個の脚部32は、3個のスポット溶接部Pによって植字固定部材4に接合される。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が奏される他、例えば、以下の効果が奏される。第2実施形態においては、1個の脚部32は、3個(複数)のスポット溶接部Pによって植字固定部材4に接合される。そのため、植字固定部材4と脚部32との接合強度が高く、ひいては、植字部材3と文字板本体2との固定強度が高い。
[第3実施形態]
次に、図4を参照しながら、本発明に係る植字付き文字板の第3実施形態について説明する。図4は、第3実施形態の植字付き文字板1Bを示す図であり、(a)は植字付き文字板を裏面側から見た部分拡大図、(b)は(a)の縦断面図である。第3実施形態は、第2実施形態と比べて主として、植字固定部材4Aの形状について異なる。以下においては、特に第2実施形態と異なる点について説明する。
図4に示すように、第3実施形態の植字付き文字板1Bにおいては、植字固定部材4Aは、板状の固定部材本体41と、固定孔42とを備える。固定孔42は、固定部材本体41に設けられ、植字部材3の脚部32を配置可能な円形の孔である。固定孔42は、1個の固定部材本体41に、脚部32に対応する位置に2個設けられる。脚部32は、固定孔42の内周に全周に亘って当接又は近接する。植字固定部材4Aは、脚部32が固定孔42に配置された状態で、脚部32に接合される。脚部32の側部(側面)と固定孔42の内周とが当接又は近接する範囲が大きいので、1個の脚部32は、4個のスポット溶接部Pによって植字固定部材4Aに接合される。
第3実施形態によれば、第2実施形態と同様の効果が奏される他、例えば、以下の効果が奏される。第3実施形態においては、1個の脚部32は、4個(複数)のスポット溶接部Pによって植字固定部材4Aに接合される。そのため、植字固定部材4Aと脚部32との接合強度が高く、ひいては、植字部材3と文字板本体2との固定強度が高い。また、脚部32の位置が植字固定部材4Aに対してずれそうになったとしても、脚部32は、植字固定部材4Aの固定孔42に引っ掛かる。そのため、植字固定部材4Aと脚部32との接合強度は高い。
[第4実施形態]
次に、図5を参照しながら、本発明に係る植字付き文字板の第4実施形態について説明する。図5は、第4実施形態の植字付き文字板1Cを示す図であり、(a)は植字付き文字板を裏面側から見た部分拡大図、(b)は文字板本体のみを示す図である。第4実施形態は、第3実施形態と比べて主として、文字板本体2が断熱領域23を備える点について異なる。以下においては、特に第3実施形態と異なる点について説明する。
図5に示すように、第4実施形態の植字付き文字板1Cにおいては、文字板本体2は、取り付け孔22の周辺に、断熱性が高い断熱領域23を備える。断熱領域23は、文字板本体2を厚み方向に見たときに植字固定部材4Aと重なる領域に設けられていることが好ましい。断熱領域23は、例えば、文字板本体2に対して、通気性を高めたり、表面積を増やしたりすることで形成される。その具体的手段としては、文字板本体2に微小の貫通孔を設けたり、微小の凹凸を設けたり、フィンを設置したりすることが挙げられる。
第4実施形態によれば、第3実施形態と同様の効果が奏される他、例えば、以下の効果が奏される。第4実施形態においては、文字板本体2は、取り付け孔22の周辺に、断熱性が高い断熱領域23を備える。そのため、レーザー溶接によって文字板本体2に加わる熱は、断熱領域23によって、文字板本体2への影響を低減できる。
[第5実施形態]
次に、図6を参照しながら、本発明に係る植字付き文字板の第5実施形態について説明する。図6は、第5実施形態の植字付き文字板1Dを示す部分拡大断面図である。第5実施形態は、第1実施形態と比べて主として、植字固定部材4Bが薄肉部43を備える点について異なる。以下においては、特に第1実施形態と異なる点について説明する。
図6に示すように、第5実施形態の植字付き文字板1Dにおいては、植字固定部材4Bは、植字部材3の脚部32に当接又は近接する部分に、薄肉部43を備える。薄肉部43は、文字板本体2の裏面に当接しないように薄くなっている。薄肉部43においては、文字板本体2の裏面に対向する面は、脚部32に向かって文字板本体2の裏面から徐々に離れている。薄肉部43においては、文字板本体2の裏面に対向する面との反対面と、文字板本体2の裏面との距離は、実質的に変化しない。
第5実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が奏される他、例えば、以下の効果が奏される。第5実施形態においては、植字固定部材4Bは、植字部材3の脚部32に当接又は近接する部分に、薄肉部43を備える。そのため、レーザー溶接により植字固定部材4B及び脚部32に加わる熱は、文字板本体2に伝わりにくい。従って、熱による文字板本体2への影響を低減できる。
[第6実施形態]
次に、図7を参照しながら、本発明に係る植字付き文字板の第6実施形態について説明する。図7は、第6実施形態の植字付き文字板1Eを示す図であり、(a)は脚部の部分拡大斜視図、(b)は植字付き文字板の部分拡大断面図である。第6実施形態は、第1実施形態と比べて主として、脚部32Aが係合溝部33を備える点について異なる。以下においては、特に第1実施形態と異なる点について説明する。
図7に示すように、第6実施形態の植字付き文字板1Eにおいては、脚部32Aは、その側部に、植字固定部材の端部44が係合可能な係合溝部33を備える。係合溝部33は、脚部32Aの側部を切り欠いた形状を有する。植字固定部材4Cの両端部44は、文字板本体2の裏面に対向しない面側が、文字板本体2の裏面側に凹んだ形状を有する。植字固定部材4Cの端部44は、係合溝部33に挿入されて、係合される。
なお、第6実施形態において、植字固定部材4Cの端部44は、係合溝部33に係合することができれば、様々な形状を採用することができる。植字固定部材4Cの厚みは、端部44及びその間において均一であってもよい。
第6実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が奏される他、例えば、以下の効果が奏される。第6実施形態においては、脚部32Aは、その側部に、植字固定部材4Cの端部44が係合可能な係合溝部33を備える。そのため、レーザー光Lは、植字固定部材4Cによって遮光され、文字板本体2に到達しにくい。従って、熱による文字板本体2への影響を低減できる。また、植字固定部材4Cは、脚部32Aに強固に接合される。
[第7実施形態]
次に、図8を参照しながら、本発明に係る植字付き文字板の第7実施形態について説明する。図8は、第7実施形態の植字付き文字板1Fを示す図であり、(a)は脚部を先端部側から見た部分拡大斜視図、(b)は植字付き文字板の部分拡大断面図である。第7実施形態は、第1実施形態と比べて主として、脚部32Bが小径部35と大径部34とを備える点について異なる。以下においては、特に第1実施形態と異なる点について説明する。
図8に示すように、第7実施形態の植字付き文字板1Fにおいては、脚部32Bは、その先端部に円柱状の小径部35を備えると共に、基端部側に円柱状の大径部34を備える。大径部34は、小径部35よりも大径を有し、小径部35との段差面34aを形成する。植字固定部材4は、その端部44が段差面34a及び小径部35の側面に当接又は近接した状態で、脚部32Bに接合される。
第7実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が奏される他、例えば、以下の効果が奏される。第7実施形態においては、脚部32Bは、その先端部に円柱状の小径部35を備えると共に、基端部側に円柱状の大径部34を備える。そのため、レーザー光Lは、植字固定部材4によって遮光され、文字板本体2に到達しにくい。従って、熱による文字板本体2への影響を低減できる。また、第7実施形態における脚部32Bは、第6実施形態における脚部32Aよりも、加工が容易である。
[第8実施形態]
次に、図9を参照しながら、本発明に係る植字付き文字板の第8実施形態について説明する。図9は、第8実施形態の植字付き文字板1Gを示す部分拡大断面図である。第8実施形態は、第1実施形態と比べて主として、植字固定部材4Dの表面と脚部32の先端部とが当接した状態で植字固定部材4Dが脚部32に接合されている点について異なる。以下においては、特に第1実施形態と異なる点について説明する。
図9に示すように、第8実施形態の植字付き文字板1Gにおいては、植字固定部材4Dの表面(文字板本体2の側の面)と脚部32の先端部とが当接している。この状態で、植字固定部材4Dは、脚部32に接合されている。
第8実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が奏される。植字付き文字板1の全体の厚みに制約が無い場合には、このような接合形態が強度的にも効果的である。
[第1方法]
次に、図10を参照しながら、植字付き文字板1の製造方法の第1方法としての植字固定部材4と脚部32との接合方法について説明する。図10の(a)は(b)に関する参考図であり、(b)はレーザー光の照射方向を変えた例を示す部分拡大断面図である。
植字固定部材4や脚部32の構成によっては、図10(a)に示すように、レーザー光Lを文字板本体2の厚さ方向に平行に照射してレーザー溶接を行う場合に、レーザー光Lが文字板本体2に到達しやすい。レーザー光Lは、加工点(スポット溶接部P)で焦点を結ぶが、再び拡がった部位でもエネルギーが生じるため、その場合、文字板本体2の強度や外観を劣化させやすい。
これに対して、図10(b)に示すように、第1方法においては、植字部材3の脚部32及び植字固定部材4を文字板本体2の裏面側に配置した状態で、レーザー光Lを文字板本体2の厚み方向に対して傾斜した方向に照射して、レーザー溶接を行う。厚み方向に対する傾斜角度は、例えば30〜50度である。これにより、植字固定部材4を植字部材3の脚部32に接合させる。
第1方法によれば、レーザー光Lは、植字固定部材4や脚部32に当たりやすいので、文字板本体2には到達しにくい。
[第2方法]
次に、図11及び図12を参照しながら、植字付き文字板1の製造方法の第2方法について説明する。図11(a)〜(d)は、環状の固定部材連続体を用いた植字付き文字板の製造方法を順次示す上面図である。図12は、図11(c)の部分拡大図である。
第2方法は、複数の植字固定部材4が環状に連結して構成される固定部材連続体40を用いることで、植字付き文字板1の製造の効率化を図るものである。
詳述すると、図11(c)及び図12に示すように、環状の固定部材連続体40は、複数の隣接する植字固定部材4が連結部45によって連結されて構成される。複数の植字固定部材4は、文字板本体2の裏面側の所定位置に配置されるように配置されている。連結部45は、円弧形状を有する。固定部材連続体40の状態においては、植字固定部材4と連結部45とは一体的に構成されており、後述するように固定部材連続体40から連結部45を除去することで、周方向に離間して配列する複数の植字固定部材4が得られる。
図11(a)に示すように、文字板本体2の表面側の所定位置に複数(12個)の植字部材3が配置される。
図11(b)に示すように、植字部材3の脚部32を文字板本体2の裏面側に配置した状態(図12、図2参照)で、複数の植字固定部材4がそれぞれ所定位置に配置されるように固定部材連続体40を文字板本体2の裏面側に配置する。
図11(c)及び図12に示すように、レーザー光を照射してレーザー溶接を行い、これにより植字固定部材4を植字部材3の脚部32に接合させる。
図11(d)に示すように、固定部材連続体40から連結部45(図12参照)を除去して、複数の植字固定部材4を文字板本体2の裏面側に残存させる。固定部材連続体40から連結部45を除去するには、例えば植字固定部材4と連結部45との境界にレーザー光を照射して切断する。
切断用のレーザー光の波長は、例えば溶接用のレーザー光と同じく1064mm〜10640mmである。パルス発振の場合には、パルス幅は10ns以下で、繰り返し周波数は0.5−500kHzである。切断用のレーザー光は、ピークエネルギーの高い発振のものを用いる。
第2方法によれば、以下の効果が奏される。固定部材連続体40を文字板本体2の裏面側の所定位置に配置させることで、複数の植字固定部材4をそれぞれ所定位置に配置させることができる。植字固定部材4を脚部32に接合した後、固定部材連続体40から連結部45を除去することで、複数の植字固定部材4を所定位置に配置した状態で文字板本体2の裏面側に残存させることができる。その結果、植字付き文字板1を容易に得ることができる。
以上のように構成される植字付き文字板1は、文字板本体2と植字部材3と植字固定部材4とを備える。
文字板本体2は、板状であって、厚み方向に貫通する取り付け孔22を備える。
植字部材3は、文字板本体2の視認側の面である表面側に配置される植字本体31、及び植字本体31に連結される脚部32であって取り付け孔22を介して文字板本体2の裏面側に位置する脚部32を備える。
植字固定部材4は、文字板本体2の裏面側において脚部32に接合されることにより、植字部材3を文字板本体2に固定する。植字固定部材4は、植字部材3の脚部32にレーザー溶接により接合される。
これにより、植字付き文字板1においては、文字板本体に加わった機械的な圧力に起因する文字板本体の残留歪みを防止でき、各部材の精度のばらつきを吸収でき、植字部材と文字板本体との高い固定強度を実現できる。
また、文字板本体2は、取り付け孔22の周辺に、断熱性が高い断熱領域を備える。
これにより、植字付き文字板1においては、レーザー溶接によって文字板本体2に加わる熱は、断熱領域23によって、熱による文字板本体2への影響を低減できる。
また、植字固定部材4は、その端部44が植字部材3の脚部32の側部に当接又は近接した状態で、脚部32に接合される。
これにより、植字付き文字板1においては、文字板本体2に機械的な圧力が加わりにくいため、機械的な圧力に起因する文字板本体2の残留歪みを防止できる。また、各部材の精度のばらつきを吸収でき、植字部材3と文字板本体2との高い固定強度を実現できる。
また、植字固定部材4は、植字部材3の脚部32に当接又は近接する部分に、文字板本体2の裏面に当接しないように薄くなっている薄肉部43を備える。
これにより、植字付き文字板1においては、レーザー溶接により植字固定部材4B及び脚部32に加わる熱は、文字板本体2に伝わりにくいため、熱による文字板本体2への影響を低減できる。
また、脚部32は、その側部に、植字固定部材4の端部44が係合可能な係合溝部33を備える。
これにより、植字付き文字板1においては、レーザー光Lは、植字固定部材4Cによって遮光され、文字板本体2に到達しにくいため、熱による文字板本体2への影響を低減できる。
また、植字固定部材4Aは、脚部32を配置可能な固定孔42を備えており、脚部32が固定孔42に配置された状態で脚部32に接合される。
これにより、植字付き文字板1においては、脚部32の位置が植字固定部材4Aに対してずれそうになったとしても、脚部32は、植字固定部材4Aの固定孔42に引っ掛かるため、植字固定部材4Aと脚部32との接合強度は高い。
また、脚部32Bは、その先端部に小径部35を備えると共に、基端部側に小径部35よりも大径な大径部34であって小径部35との段差面を形成する大径部34を備える。
また、植字固定部材4は、その端部44が段差面34a及び小径部35の側面に当接又は近接した状態で、脚部32Bに接合される。
これにより、植字付き文字板1においては、レーザー光Lは、植字固定部材4によって遮光され、文字板本体2に到達しにくいため、熱による文字板本体2への影響を低減できる。また、植字付き文字板1においては、加工が容易であるため、製造性を高めることができる。
また、植字付き文字板1の製造方法では、植字部材3の脚部32及び植字固定部材4を文字板本体2の裏面側に配置した状態で、レーザー光を文字板本体2の厚み方向に対して傾斜した方向に照射して、レーザー溶接を行い、これにより植字固定部材4を植字部材3の脚部32に接合させる。
これにより、植字付き文字板1の製造方法では、植字固定部材4や脚部32に当たりやすいので、文字板本体2には到達させにくい構造にし、文字板本体2の強度や外観の劣化を抑制することができる。
また、植字付き文字板1の製造方法では、複数の植字固定部材4が文字板本体2の裏面側の所定位置に配置され、このように配置された複数の隣接する植字固定部材4が連結部45によって連結されて構成される環状の固定部材連続体40を用いる。
このような製造方法では、植字部材3の脚部32を文字板本体2の裏面側に配置した状態で、複数の植字固定部材4がそれぞれ所定位置に配置されるように固定部材連続体40を文字板本体2の裏面側に配置する工程と、レーザー光を照射してレーザー溶接を行い、これにより植字固定部材4を植字部材3の脚部32に接合させる工程と、固定部材連続体40から連結部45を除去して、複数の植字固定部材4を文字板本体2の裏面側に残存させる工程と、を備える。
これにより、植字付き文字板1の製造方法では、固定部材連続体40を文字板本体2の裏面側の所定位置に配置させることで、複数の植字固定部材4をそれぞれ所定位置に配置させることができる。また、植字固定部材4を脚部32に接合した後、固定部材連続体40から連結部45を除去することで、複数の植字固定部材4を所定位置に配置した状態で文字板本体2の裏面側に残存させることができる。その結果、植字付き文字板1を容易に得ることができる。
また、以上のように構成される植字付き文字板1は、腕時計の文字板として構成される。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述した実施形態では、植字部材3において脚部32の個数を2個としたが、1個又は3個以上でもよい。
以上、本発明の各種実施形態について説明したが、これら実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明は、その他の様々な実施形態を採ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換など種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書などに記載された発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。各種実施形態の構成は、適宜に組み合わせることができる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
板状の文字板本体であって厚み方向に貫通する取り付け孔を備える文字板本体と、
前記文字板本体の視認側の面である表面側に配置される植字本体、及び前記植字本体に連結される脚部であって前記取り付け孔を介して前記文字板本体の裏面側に位置する脚部を備える植字部材と、
前記文字板本体の裏面側において前記脚部に接合されることにより、前記植字部材を前記文字板本体に固定する植字固定部材と、を備え、
前記植字固定部材は、前記植字部材の前記脚部にレーザー溶接により接合される、ことを特徴とする植字付き文字板。
[付記2]
前記文字板本体は、前記取り付け孔の周辺に、微小の貫通孔又は微小の凹凸を設けた断熱領域を備える、
ことを特徴とする付記1に記載の植字付き文字板。
[付記3]
前記植字固定部材は、その端部が前記植字部材の前記脚部の側部に当接又は近接した状態で、前記脚部に接合される、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の植字付き文字板。
[付記4]
前記植字固定部材は、前記植字部材の前記脚部に当接又は近接する部分に、前記文字板本体の裏面に当接しないように薄くなっている薄肉部を備える、
ことを特徴とする付記3に記載の植字付き文字板。
[付記5]
前記脚部は、その側部に、前記植字固定部材の端部が係合可能な係合溝部を備える、
ことを特徴とする付記3に記載の植字付き文字板。
[付記6]
前記植字固定部材は、前記脚部を配置可能な固定孔を備えており、前記脚部が前記固定孔に配置された状態で前記脚部に接合される、
ことを特徴とする付記1〜3の何れか1項に記載の植字付き文字板。
[付記7]
前記脚部は、その先端部に小径部を備えると共に、基端部側に前記小径部よりも大径な大径部であって前記小径部との段差面を形成する大径部を備え、
前記植字固定部材は、その端部が前記段差面及び前記小径部の側面に当接又は近接した状態で、前記脚部に接合される、
ことを特徴とする付記1〜4の何れか1項に記載の植字付き文字板。
[付記8]
付記1〜7の何れか1項に記載の植字付き文字板の製造方法であって、
前記植字部材の前記脚部及び前記植字固定部材を前記文字板本体の裏面側に配置した状態で、レーザー光を前記文字板本体の厚み方向に対して傾斜した方向に照射して、レーザー溶接を行い、これにより前記植字固定部材を前記植字部材の前記脚部に接合させる、ことを特徴とする植字付き文字板の製造方法。
[付記9]
請求項1〜7の何れか1項に記載の植字付き文字板の製造方法であって、
複数の前記植字固定部材が前記文字板本体の裏面側の所定位置に配置され、このように配置された複数の隣接する前記植字固定部材が連結部によって連結されて構成される環状の固定部材連続体を用い、
前記植字部材の前記脚部を前記文字板本体の裏面側に配置した状態で、複数の前記植字固定部材がそれぞれ前記所定位置に配置されるように前記固定部材連続体を前記文字板本体の裏面側に配置する工程と、
レーザー光を照射してレーザー溶接を行い、これにより前記植字固定部材を前記植字部材の前記脚部に接合させる工程と、
前記固定部材連続体から前記連結部を除去して、複数の前記植字固定部材を前記文字板本体の裏面側に残存させる工程と、を備える、ことを特徴とする植字付き文字板の製造方法。
[付記10]
請求項1〜7の何れか1項に記載の植字付き文字板を備える腕時計。
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G・・・文字板(植字付き文字板)、2・・・文字板本体、3・・・植字部材、4,4A,4B,4C,4D・・・植字固定部材、21・・・軸孔、22・・・取り付け孔、23・・・断熱領域、31・・・植字本体、32,32A,32B・・・脚部、33・・・係合溝、34・・・大径部34a・・・段差部、35・・・小径部、40・・・固定部材連続体、41・・・固定部材本体、42・・・固定孔、43・・・薄肉部、44・・・端部、45・・・連結部、P・・・スポット溶接部

Claims (5)

  1. 板状の文字板本体であって厚み方向に貫通する取り付け孔を備える文字板本体と、
    前記文字板本体の視認側の面である表面側に配置される植字本体、及び前記植字本体に連結される脚部であって前記取り付け孔を介して前記文字板本体の裏面側に位置する脚部を備える植字部材と、
    前記文字板本体の裏面側において前記脚部にレーザー溶接による熱接合されることにより、前記植字部材を前記文字板本体に固定する植字固定部材と、を備え、
    前記文字板本体は、前記取り付け孔の周辺に、貫通孔又は凹凸を設けた断熱領域を備える、ことを特徴とする植字付き文字板。
  2. 板状の文字板本体であって厚み方向に貫通する取り付け孔を備える文字板本体と、
    前記文字板本体の視認側の面である表面側に配置される植字本体、及び前記植字本体に連結される脚部であって前記取り付け孔を介して前記文字板本体の裏面側に位置する脚部を備える植字部材と、
    前記文字板本体の裏面側において前記脚部にレーザー溶接による熱接合されることにより、前記植字部材を前記文字板本体に固定する植字固定部材と、を備え、
    前記植字固定部材は、その端部が前記植字部材の前記脚部の側部に当接又は近接した状態で、前記脚部にレーザー溶接による熱接合され、前記植字部材の前記脚部に当接又は近接する部分に、前記文字板本体の裏面に当接しないように薄くなっている薄肉部を備える、ことを特徴とする記載の植字付き文字板。
  3. 前記植字固定部材は、その端部が前記植字部材の前記脚部の側部に当接又は近接した状態で、前記脚部にレーザー溶接による熱接合がされ、
    前記脚部は、その側部に、前記植字固定部材の端部が係合可能な係合溝部を備える、ことを特徴とする請求項に記載の植字付き文字板。
  4. 植字付き文字板の製造方法であって、
    複数の植字固定部材が前記文字板本体の裏面側の所定位置に配置され、このように配置された複数の隣接する前記植字固定部材が連結部によって連結されて構成される環状の固定部材連続体を用い、
    植字部材の脚部を前記文字板本体の裏面側に配置した状態で、複数の前記植字固定部材がそれぞれ前記所定位置に配置されるように前記固定部材連続体を前記文字板本体の裏面側に配置する工程と、
    レーザー光を照射してレーザー溶接を行い、これにより前記植字固定部材を前記植字部材の前記脚部に接合させる工程と、
    前記固定部材連続体から前記連結部を除去して、複数の前記植字固定部材を前記文字板本体の裏面側に残存させる工程と、を備える、ことを特徴とする植字付き文字板の製造方法。
  5. 請求項1〜の何れか1項に記載の植字付き文字板を備える腕時計。
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