JP2009063490A - 植字付き文字板及び植字部材の固定構造 - Google Patents

植字付き文字板及び植字部材の固定構造 Download PDF

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慎一 田中
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政昭 北原
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Abstract

【課題】文字板本体の強度が比較的弱い場合でも、植字部材を確実に固定させることのできる植字付き文字板及び植字部材の固定構造を提供する。
【解決手段】板状の文字板本体2の視認側の面に装着された植字部材3は、文字板本体2の視認側の面とは反対の裏面側から植字固定部材4によって文字板本体2に固定されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、植字付き文字板及び植字部材の固定構造に関する。
文字板の視認側の面には時字やロゴ等の装飾が施されるが、この時字等を単なる刻印や印刷等ではなく、文字板本体とは別個の部材である植字部材を文字板本体に装着することによって構成される文字板が知られている。
従来、このような植字部材(表示部品)は、文字板本体に取付孔を形成し、この取付孔に植字部材の裏面側に設けた脚部を挿入し、この脚部の先端部分を変形させることで取付孔に固定しており、表示部品の脚部の先端を取付孔内に留め、この脚部の先端を剣先丸ポンチで叩くことによって先端部を押し拡げて外方へ膨出させ、この膨出部を取付孔の内壁面に押圧固定する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような手法によって植字部材を固定する場合には、接着剤等で固定する場合と比較して、植字部材を文字板本体に対して強固に固定することができ、外部から強い衝撃が加わっても植字部材が文字板本体から外れにくくなる。
特開2000−275360号
このような従来の手法では、植字部材の脚部の先端部分を叩いて変形させる必要があるため、植字部材を文字板本体に固定する際に文字板本体にかなり大きな衝撃が加わることとなる。しかし、従来文字板本体は金属で形成されていたため、かなり強度があり、文字板本体の取付孔に挿入された脚部の先端部分を強く叩いて固定する場合にも文字板本体に割れやひびが生じることはなかった。
しかしながら、例えば腕時計等、小型の時計に用いられる文字板等の場合には、文字板本体を薄く形成せざるを得ない。また、特に近時、時刻情報を含む標準電波を受信するアンテナ構造体を備え、アンテナ構造体により受信された標準電波に基づいて自動的に現在時刻を修正する機能を有する電波時計や文字板側に太陽光を集めるソーラーパネルを配置して太陽光により発電するソーラー発電式の時計が普及している。
このような電波時計やソーラー発電式の時計においては、電波や光が文字板を透過するようにするため、一般に、文字板本体がプラスチック等の樹脂で形成されている。このような文字板本体は、従来の文字板に比べて強度が低く、植字部材を確実に固定するために強く叩くと文字板本体に割れやひびが生じるおそれがある。
他方で、植字部材を文字板本体に緩く固定した上で接着剤で接着固定することも考えられるが、このような手法で固定した場合には強度に欠け、外部からの衝撃を受けたときや、比較的大きな植字部材を固定する場合には、植字部材が外れやすい等の問題があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、文字板本体の強度が比較的弱い場合でも、植字部材を確実に固定させることのできる植字付き文字板及び植字部材の固定構造を提供することを目的としている。
この発明は、上記課題を解決するために、
請求項1に記載の発明は、
板状の文字板本体と、
前記文字板本体の視認側の面に装着された植字部材と、
前記植字部材を、前記文字板本体の前記視認側の面と反対の裏面側で前記文字板本体に固定する植字固定部材と、
を備えていることを特徴とする植字付き文字板である。
請求項2に記載の発明は、
前記植字部材は、少なくとも1つの脚部を備えており、
前記植字固定部材は、前記脚部と結合して、前記植字部材を前記文字板本体に固定させることを特徴とする請求項1に記載の植字付き文字板である。
請求項3に記載の発明は、
前記脚部は、前記植字部材に複数備えられ、
前記植字固定部材は、この複数の脚部と同時に結合することにより前記植字部材を前記文字板本体に固定するものであることを特徴とする請求項2に記載の植字付き文字板である。
請求項4に記載の発明は、
前記脚部は、前記植字部材に複数備えられ、
前記植字固定部材は、この複数の脚部に対応して複数備えられているとともに、前記各植字固定部材は前記複数の脚部とそれぞれ独立して結合することにより前記植字部材を前記文字板本体に固定するものであることを特徴とする請求項2に記載の植字付き文字板である。
請求項5に記載の発明は、
前記文字板本体には、前記複数の脚部に対応して前記視認側から前記裏面側に貫通する複数の孔が形成され、
前記文字板本体の裏面には、前記複数の孔に亘るとともに前記植字固定部材の形状に沿う凹部が形成されており、
前記植字固定部材は前記凹部内に配置されているようになっていることを特徴とする請求項3に記載の植字付き文字板である。
請求項6に記載の発明は、
前記文字板本体には、前記複数の脚部に対応して前記視認側から前記裏面側に貫通する複数の孔が形成され、
前記文字板本体の裏面には、前記複数の孔に対応して前記植字固定部材の形状に沿う複数の凹部が形成されており、
前記各植字固定部材は前記各凹部内に配置されているようになっていることを特徴とする請求項4に記載の植字付き文字板である。
請求項7に記載の発明は、
板状の装飾部材と、
前記装飾部材の視認側の面に装着される植字部材と、
前記植字部材を、前記装飾部材の前記視認側の面と反対の裏面側で前記装飾部材に固定する植字固定部材とを備えていることを特徴とする植字部材の固定構造である。
この発明によれば、樹脂製の文字板や、文字板の厚みが薄い等により、文字板本体の強度が比較的弱い場合でも、文字板本体の割れやひび等を生じることなく、植字部材を確実に固定させることができる。
以下、本発明に係る植字付き文字板の実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
まず、図1から図7を参照しつつ、本発明に係る植字付き文字板の第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態における植字付き文字板を視認側から見た上面図であり、図2は、本実施形態における植字付き文字板の分解斜視図である。
図1に示すように、本実施形態において、植字付き文字板(以下、単に「文字板」と称する。)1は、文字板本体2と、文字板本体2上に配置される植字部材3と、植字部材3を文字板本体2の視認側の面とは反対の裏面側から文字板本体2に固定する植字固定部材4と、を備えている。
文字板本体2は、ほぼ円形の薄い板状の部材であり、例えばポリカーボネート(PC)等の樹脂で形成されている。文字板本体2のほぼ中央部には軸孔21が設けられている。なお、文字板1を形成する材料はここに例示したものに限定されない。ポリカーボネート以外の樹脂でもよいし、樹脂でなく、例えば薄い板状の金属でもよい。
文字板本体2の視認側の面の周縁部には、時計の1時から12時に対応する位置にそれぞれ時字用の植字部材3aが配置、装着されている。また、軸孔21と時計の12時の位置に配置される時字用の植字部材3aとの間には、「ABC」のロゴを表すロゴ用の植字部材3bが配置、装着されている。時字用の植字部材3a及びロゴ用の植字部材3bは、例えば金属で形成されている。なお、時字用の植字部材3a及びロゴ用の植字部材3bの設けられる位置や形状、数等はここに例示したものに限定されない。
図2に示すように、植字部材3(時字用の植字部材3a及びロゴ用の植字部材3b)は、文字板本体2の表面に露出する植字本体部31と、植字本体部31の文字板本体2に取り付けられる側に設けられた2本の脚部32とを有している。
脚部32は、文字板本体2の厚みとほぼ等しい長さに形成されており、図3(a)及び図3(c)に示すように、各脚部32の先端部近傍には、係止用リブ33が2段設けられている。各係止用リブ33の脚部32の端部側は、脚部32の端部に向かって径が細くなるように側面視テーパ形状に形成されているとともに、係止用リブ33の植字本体部31側の端面は植字本体部31の下面とほぼ平行となるように形成されている(図6及び図7参照)。なお、係止用リブ33の形状はここに例示したものに限定されない。
文字板本体2には、文字板本体2に装着される時字用の植字部材3a及びロゴ用の植字部材3bの脚部32に対応して、文字板本体2の視認側(図2における上側)から裏面側(図2における下側)に貫通する貫通孔22が2つずつ12対ほぼ等間隔に形成されている。貫通孔22は、植字部材3の脚部32の係止用リブ33の最大径よりも径が大きくなるように形成されている。
図4は、文字板本体2を裏面側から見た下面図であり、図5は、図1におけるv−v線断面図である。
図4及び図5に示すように、文字板本体2の裏面には、時字用の植字部材3a及びロゴ用の植字部材3bの配置される位置に対応する位置に、それぞれ凹部23が設けられている。各凹部23は、1つの植字部材3の脚部32に対応して設けられた2つの貫通孔22に亘るとともに、後述する植字固定部材4の形状に沿うように形成されている。
また、凹部23の深さは、後述する植字固定部材4の厚みとほぼ等しくなるように形成されている。これにより、植字固定部材4が凹部23内に配置された際、植字固定部材4の端面と文字板本体2の裏面とがほぼ面一となるようになっている。文字板1を実際に時計等の機器の内部に配置する場合には、文字板1は時計の電子部品等、時計モジュールが収納されているモジュールハウジングHの上に配置される。このため、文字板本体2の裏面に植字固定部材4の厚みとほぼ等しい深さの凹部23を設けて植字固定部材4の端面と文字板本体2の裏面とがほぼ面一とすることにより、モジュールハウジングHとの間に凹凸がなく無駄な空間がないように配置することができる。
また、本実施形態において、文字板本体2の裏面側には、文字板本体2の貫通孔22に挿入された植字部材3の脚部32と結合して植字部材3を文字板本体2の裏面側で文字板本体2に固定する植字固定部材4が設けられている。
本実施形態において植字固定部材4は、ナイロンで形成されている。なお、植字固定部材4を形成する材料は、ある程度の柔軟性を有し割れにくいものであれば適用可能であり、ナイロンに限定されない。例えば、ポリアセタール(PolyOxyMethylene−ポリオキシメチレン:POM)等であってもよい。
図3(b)及び図3(d)に示すように、各植字固定部材4は、凹部23の形状とほぼ等しい形状に形成されており、各植字固定部材4は各凹部23内にそれぞれ配置される。このように、植字固定部材4が凹部23の形状とほぼ等しい形状となっていることにより、植字固定部材4が凹部23内に配置された際に、植字固定部材4の回転、がたつきを防止することができる。これにより、植字固定部材4によって固定される植字部材3の文字板本体2上での回転、がたつきを防ぐことができる。
また、植字固定部材4は、前述のように凹部の深さとほぼ等しい厚みに形成されており、植字固定部材4を凹部内に配置した際、植字固定部材4の端面と文字板本体2の裏面とがほぼ面一となるようになっている。
また、各植字固定部材4には、文字板本体2の貫通孔22に対応する位置に2つの係止孔41が形成されている。
図6は、図5において一点鎖線で示した箇所の拡大図であり、図7は、植字部材3と植字固定部材4との関係を示す説明図である。
図6及び図7に示すように、係止孔41は、植字部材3の脚部32の径よりも大きく係止用リブ33の最大径よりも僅かに小さい径となるように形成されている。
図7に示すように、植字固定部材4の係止孔41には植字部材3の脚部32が圧入されるようになっており、係止孔41は、脚部32の係止用リブ33が圧入されることにより係止用リブ33の形状に合わせて変形可能となっている。植字固定部材4の各係止孔41にそれぞれ係止用リブ33が圧入されることにより植字固定部材4は2つの脚部32と同時に結合する。そして、これにより植字固定部材4は植字部材3を文字板本体2に固定する。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態において、まず、文字板本体2の凹部23内にそれぞれ植字固定部材4を配置する。このとき、植字固定部材4の端面と文字板本体2の裏面とがほぼ面一となり、文字板1をモジュールハウジングH上にほぼ平行に載置可能となる。次に、植字部材3(時字用の植字部材3a及びロゴ用の植字部材3b)を文字板本体2の所定位置に配置し、それぞれの脚部32を対応する貫通孔22に挿入する。これにより脚部32の先端部に形成された係止用リブ33が植字固定部材4の係止孔41を押し拡げながら圧入され、係止孔41が係止用リブ33の形状に合わせて変形する。
これにより、植字固定部材4の各係止孔41に各脚部32の係止用リブ33がそれぞれ結合し、脚部32が係止孔41から抜けないように固定される。また、2つの脚部32がそれぞれ植字固定部材4に固定されることにより、植字部材3ががたついたり回転したりすることなく文字板本体2の上に固定される。なお、文字板本体2に植字部材3を固定する際の組み付け順序はここに示したものに限定されない。
以上のように、本実施形態によれば、植字部材3(時字用の植字部材3a及びロゴ用の植字部材3b)を、文字板本体2の視認側の面と反対の裏面側に配置された植字固定部材4を介して文字板本体2に固定する。このため、植字部材の脚部の先端部分を叩いて変形させることによって文字板本体の係止孔に固定する従来の手法と比較して、植字部材3を文字板本体2に固定する際に文字板本体2に加わる圧力や衝撃が小さい。また、植字固定部材4の係止孔41と係止用リブ33とを結合させて植字部材3の固定を行うため、植字部材3のがたつき等を生じることがない。これにより、文字板本体2が樹脂等で形成された比較的強度の弱い割れやすいものである場合でも、文字板本体2に負担をかけず、かつ、確実に植字部材3を固定することができる。
また、植字部材3には複数の脚部32が設けられており、植字固定部材4は、これらの脚部32と同時に結合するものであるため、植字部材3を安定して固定することができる。
さらに、文字板本体2の裏面に複数の貫通孔22に亘るように形成された凹部23は、植字固定部材4に沿う形状となっているので、植字固定部材4を凹部23内に配置することにより、植字固定部材4が凹部23内でがたついたり回転したりするのを抑えることができる。このため、植字固定部材4に植字部材3の脚部32を結合させることにより、植字部材3が文字板本体2上でがたついたり回転したりするのを防止することができる。
また、植字部材3は、脚部32を植字固定部材4の係止孔41に圧入することにより固定されているのみであり、接着固定等をしていないため、植字部材3だけを交換したい場合には、脚部32を文字板本体2の裏面側から押し出す等により、文字板本体2を傷つけることなく取り外すことが可能であり、経済性に優れている。
なお、本実施形態では、植字固定部材4が、植字部材3の複数の脚部32と同時に結合するものである場合を例として説明したが、植字固定部材4はこれに限定されない。
例えば、図8(a)及び図8(b)に示すように、植字固定部材43を植字部材3の複数の脚部32に対応して複数備え、脚部32を各植字固定部材43の係止孔44に圧入することにより、各植字固定部材43を複数の脚部32とそれぞれ独立して結合させて、植字部材3を文字板本体25(図9参照)に固定する構成としてもよい。なお、図8(a)では、時字用の植字部材3aを例として挙げているが、ロゴ用の植字部材でも同様である。
この場合には、図9に示すように、文字板本体25の裏面に、各貫通孔26に対応して植字固定部材の形状に沿う複数の凹部27を形成する。そして、各植字固定部材43を各凹部27内に配置して、植字部材3の各脚部32をそれぞれ各植字固定部材43と結合させることによって植字部材3を文字板本体25に固定する。
例えば、植字部材3が大きいものである場合等には、複数の脚部32を1つの植字固定部材4で固定するのでは強度が弱くなることがあり得る。このような場合に、植字固定部材43を1つの植字部材3に対して脚部32の数に応じて複数設け、植字固定部材43を各脚部32にそれぞれ独立して結合させることにより、十分な強度を確保でき、植字部材3を安定して固定することができる。そして、この場合でも、各植字固定部材43は植字固定部材43の形状に沿う凹部27内に配置されるので、植字固定部材43のがたつきを防止でき、これに固定される植字部材3のがたつき、回転を防ぐことができる。
その他、本発明が上記実施形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
[第2の実施形態]
次に、図10から図14を参照しつつ、本発明に係る植字付き文字板の第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態は、植字部材の脚部及び植字固定部材の構成が第1の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態と異なる点について説明する。
図10は、本実施形態における植字付き文字板を視認側から見た上面図であり、図11は、本実施形態における植字付き文字板の分解斜視図である。
本実施形態において、植字付き文字板(以下、単に「文字板」と称する。)5は、第1の実施形態と同様に、文字板本体51と、文字板本体51上に配置される植字部材52と、植字部材52を文字板本体51に固定する植字固定部材53と、を備えている。
図10及び図11に示すように、文字板本体51のほぼ中央部には軸孔55が設けられており、文字板本体51の視認側の面の周縁部には、時計の1時から12時に対応する位置にそれぞれ時字用の植字部材52aが配置、装着されている。また、軸孔55と時計の12時の位置に配置される時字用の植字部材52aとの間には、「ABC」のロゴを表すロゴ用の植字部材52bが配置、装着されている。
図12(a)に示すように、植字部材52(時字用の植字部材52a及びロゴ用の植字部材52b)は、第1の実施形態と同様、植字本体部60と2本の脚部61とを有している。
脚部61は、文字板本体51の厚みとほぼ等しい長さに形成されており、図12(a)に示すように、各脚部61の周面は、ローレット加工が施されたローレット加工部62となっている。なお、本実施形態では各脚部61の周面全体にローレット加工が施されている場合を例としているが、ローレット加工は脚部61の端部近傍のみに施されていてもよい。なお、図12(a)では、時字用の植字部材52aを例として挙げているが、ロゴ用の植字部材52bも同様の構成となっている。
文字板本体51には、各植字部材52の脚部61に対応して、文字板本体51の視認側(図11における上側)から裏面側(図11における下側)に貫通する貫通孔56が2つずつ12対ほぼ等間隔に形成されている。貫通孔56は、植字部材52の脚部61の径よりも径が大きくなるように形成されている(図14参照)。
図13は、図10におけるxiii−xiii線断面図である。
文字板本体51の裏面には、各植字部材52の配置される位置に対応する位置に、それぞれ凹部57が設けられている。各凹部57は、1つの植字部材52の脚部61に対応して設けられた2つの貫通孔56に亘るとともに、植字固定部材53の形状に沿うように形成されている。
また、凹部57の深さは、後述する植字固定部材53の厚みとほぼ等しくなるように形成されている。これにより、植字固定部材53が凹部57内に配置された際、植字固定部材53の端面と文字板本体51の裏面とがほぼ面一となるようになっている。
また、本実施形態において、文字板本体51の裏面側には、文字板本体51の貫通孔56に挿入された植字部材52の脚部61と結合して植字部材52を文字板本体51の裏面側で文字板本体51に固定する植字固定部材53が設けられている。
本実施形態において植字固定部材53は、金属で形成されている。なお、植字固定部材53を形成する材料は、ある程度の強度を有し割れにくいものであれば適用可能であり、金属に限定されない。
各植字固定部材53は、凹部57の形状とほぼ等しい形状に形成されており、各植字固定部材53は各凹部57内にそれぞれ配置される。このように、植字固定部材53が凹部57の形状とほぼ等しい形状となっていることにより、植字固定部材53が凹部57内に配置された際に、植字固定部材53の回転、がたつきを防止することができる。これにより、植字固定部材53によって固定される植字部材52の文字板本体51上での回転、がたつきを防ぐことができる。
また、植字固定部材53は、前述のように凹部の深さとほぼ等しい厚み形成されており、植字固定部材53を凹部内に配置した際、植字固定部材53の端面と文字板本体51の裏面とがほぼ面一となるようになっている。
また、図12(b)に示すように、各植字固定部材53には、文字板本体51の貫通孔56に対応する位置に2つの係止孔64が形成されている。さらに、各係止孔64にはスリット65が設けられている。このように係止孔64にスリット65を設けることにより、植字固定部材53を金属で形成してもある程度の柔軟性を持たせることができる。
図14は、図13において一点鎖線で示した箇所の拡大図である。
図14に示すように、係止孔64は、植字部材52の脚部61のローレット加工部62の径とほぼ等しい径となるように形成されている。
植字固定部材53の係止孔64には植字部材52の脚部61が圧入されるようになっており、係止孔64は、脚部61が圧入されるとスリット65部分が拡がるとともに、ローレット加工部62が係止孔64の内側面と密着する。このように植字固定部材53の各係止孔64にそれぞれローレット加工部62が圧入されることにより、植字固定部材53は2つの脚部61と同時に結合する。そして、これにより植字固定部材53は植字部材52を文字板本体51に固定する。
なお、その他の構成は、第1の実施形態に示したものとほぼ同様であるため、その説明を省略する。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態において、まず、文字板本体51の凹部57内にそれぞれ植字固定部材53を配置する。このとき、植字固定部材53の端面と文字板本体51の裏面とがほぼ面一となり、文字板5をモジュールハウジングH上に平行に載置可能となる。次に、植字部材52(時字用の植字部材52a及びロゴ用の植字部材52b)を文字板本体51の所定位置に配置し、それぞれの脚部61を対応する貫通孔56に挿入する。これにより脚部61に形成されたローレット加工部62が植字固定部材53の係止孔64のスリット65を押し拡げながら圧入され、係止孔64の内側面とローレット加工部62とが密着する。
これにより、植字固定部材53の各係止孔64に各脚部61がそれぞれ結合し、脚部61が係止孔64から抜けないように固定される。また、2つの脚部61がそれぞれ植字固定部材53に固定されることにより、植字部材52ががたついたり回転したりすることなく文字板本体51の上に固定される。
以上のように、本実施形態によれば、植字部材52(時字用の植字部材52a及びロゴ用の植字部材52b)を、文字板本体51の視認側の面と反対の裏面側に配置された植字固定部材53を介して文字板本体51に固定する。また、植字固定部材53の係止孔64とローレット加工部62とを結合させて植字部材52の固定を行うため、植字部材52のがたつき等を生じることがない。このため、植字部材52を文字板本体51に固定する際に文字板本体51に加わる圧力や衝撃が小さく、文字板本体51が樹脂等で形成された比較的強度の弱い割れやすいものである場合でも、文字板本体51に負担をかけず、かつ、確実に植字部材52を固定することができる。
また、植字部材52には複数の脚部61が設けられており、植字固定部材53は、これらの脚部61と同時に結合するものであるため、植字部材52を安定して固定することができる。
さらに、文字板本体51の裏面に複数の貫通孔56に亘るように形成された凹部57は、植字固定部材53に沿う形状となっているので、植字固定部材53を凹部57内に配置することにより、植字固定部材4が凹部23内でがたついたり回転したりするのを抑えることができる。このため、植字固定部材53に植字部材52の脚部61を結合させることにより、植字部材52が文字板本体51上でがたついたり回転したりするのを防止することができる。
また、植字部材52は、脚部61を植字固定部材53の係止孔64に圧入することにより固定されているのみであり、接着固定等をしていないため、植字部材52だけを交換したい場合には、脚部61を文字板本体51の裏面側から押し出す等により、文字板本体51を傷つけることなく取り外すことが可能であり、経済性に優れている。
なお、本実施形態では、植字固定部材53が、植字部材52の複数の脚部61と同時に結合するものである場合を例として説明したが、植字固定部材53はこれに限定されない。
例えば、図15(a)及び図15(b)に示すように、植字固定部材67を植字部材52の複数の脚部61に対応して複数備え、脚部61を各植字固定部材67の係止孔68に圧入することにより、各植字固定部材67を複数の脚部61とそれぞれ独立して結合させて、植字部材52を文字板本体に固定する構成としてもよい。なお、図15(a)では、時字用の植字部材52aを例として挙げているが、ロゴ用の植字部材でも同様である。また、図15(b)では係止孔68にスリット69が設けられている場合を例示しているが、スリット69はなくてもよい。
この場合には、文字板本体の裏面に、各貫通孔に対応して植字固定部材の形状に沿う複数の凹部を形成する。そして、各植字固定部材67を各凹部内に配置して、植字部材52の各脚部61をそれぞれ各植字固定部材67と結合させることによって植字部材52を文字板本体に固定する。
このような構成とすることによって、植字部材52が大きいものである場合等、複数の脚部61を1つの植字固定部材53で固定するのでは強度が弱くなる場合でも、十分な強度を確保でき、植字部材52を安定して固定することができる。そして、この場合でも、各植字固定部材67は植字固定部材67の形状に沿う凹部内に配置されるので、植字固定部材67のがたつきを防止でき、植字部材52のがたつき、回転を防ぐことができる。
なお、本実施形態においては、植字部材52の脚部61にローレット加工部62を設ける構成としたが、脚部61に施される加工は脚部61の抜け落ちを防止する滑り止めの役割を果たすものであればよく、ローレット加工に限定されない。
また、本実施形態においては、植字固定部材53の係止孔にスリット65を設ける構成を例として説明したが、スリット65は必須の構成要素ではく、スリット65を設けない構成とすることもできる。
その他、本発明が上記実施形態に限らず適宜変更可能であるのは第1の実施形態と同様である。
[第3の実施形態]
次に、図16から図21を参照しつつ、本発明に係る植字付き文字板の第3の実施形態について説明する。なお、第3の実施形態は、植字部材の脚部及び植字固定部材の構成が第1の実施形態及び第2の実施形態と異なるものであるため、以下においては、特に第1の実施形態及び第2の実施形態と異なる点について説明する。
図16は、本実施形態における植字付き文字板を視認側から見た上面図であり、図17は、本実施形態における植字付き文字板の分解斜視図である。
本実施形態において、植字付き文字板(以下、単に「文字板」と称する。)7は、第1の実施形態と同様に、文字板本体71と、文字板本体71上に配置される植字部材72と、植字部材72を文字板本体71に固定する植字固定部材73と、を備えている。
図16及び図17に示すように、文字板本体71のほぼ中央部には軸孔75が設けられており、文字板本体71の視認側の面の周縁部には、時計の1時から12時に対応する位置にそれぞれ時字用の植字部材72aが配置、装着されている。また、軸孔75と時計の12時の位置に配置される時字用の植字部材72aとの間には、「ABC」のロゴを表すロゴ用の植字部材72bが配置、装着されている。
図18(a)に示すように、植字部材72(時字用の植字部材72a及びロゴ用の植字部材72b)は、第1の実施形態と同様、植字本体部78と1本の脚部79とを有している。
脚部79は、文字板本体71の視認側表面から後述する凹部77までの厚みとほぼ等しい長さに形成されている。なお、図18(a)では、時字用の植字部材72aを例として挙げているが、ロゴ用の植字部材72bも同様の構成となっている。
文字板本体71には、各植字部材72の脚部79に対応して、文字板本体71の視認側(図17における上側)から裏面側(図17における下側)に貫通する貫通孔76が各植字部材72に対応して1つずつ12個ほぼ等間隔に形成されている。貫通孔76は、植字部材72の脚部79の径よりも径が大きくなるように形成されている(図21参照)。
図20は、図16におけるxx−xx線断面図である。
文字板本体71の裏面には、各植字部材72の配置される位置に対応する位置に、それぞれ凹部77が設けられている。各凹部77は、植字固定部材73の形状に沿うように形成されている。
また、凹部77の深さは、後述する植字固定部材73の厚みとほぼ等しくなるように形成されている。これにより、植字固定部材73が凹部77内に配置された際、植字固定部材73の端面と文字板本体71の裏面とがほぼ面一となるようになっている。
また、本実施形態において、文字板本体71の裏面側には、文字板本体71の貫通孔76に挿入された植字部材72の脚部79と結合して植字部材72を文字板本体71の裏面側で文字板本体71に固定する植字固定部材73が設けられている。本実施形態において植字固定部材73は、金属で形成されている。
各植字固定部材73は、凹部77の形状とほぼ等しい形状に形成されており、各植字固定部材73は各凹部77内にそれぞれ配置される。このように、植字固定部材73が凹部77の形状とほぼ等しい形状となっていることにより、植字固定部材73が凹部77内に配置された際に、植字固定部材73の回転、がたつきを防止することができる。これにより、植字固定部材73によって固定される植字部材72の文字板本体71上での回転、がたつきを防ぐことができる。
また、植字固定部材73は、前述のように凹部の深さとほぼ等しい厚み形成されており、植字固定部材73を凹部内に配置した際、植字固定部材73の端面と文字板本体71の裏面とがほぼ面一となるとともに、植字固定部材73の上面(図17において上側の面)が植字部材72の脚部79の先端部と接するように構成されている。
本実施形態において、植字部材72の脚部79と植字固定部材73との結合は、植字部材72の脚部79の端部と植字固定部材73の上面とを接触させた上で高周波を当てることにより接着させるスポット溶接の手法により行われる。なお、植字部材72の脚部79と植字固定部材73との結合の手法は、ここに例示したものに限定されない。
図21は、図20において一点鎖線で示した箇所の拡大図である。
図21に示すように、植字部材72の脚部79と植字固定部材73との結合部分は、スポット溶接によるスポット溶接部80となっている。植字部材72の脚部79と植字固定部材73とがスポット溶接されることにより植字固定部材73は植字部材72の脚部79とに結合する。そして、これにより植字固定部材73は植字部材72を文字板本体71に固定する。
なお、その他の構成は、第1の実施形態及び第2の実施形態に示したものとほぼ同様であるため、その説明を省略する。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態において、まず、文字板本体71の凹部77内にそれぞれ植字固定部材73を配置する。このとき、植字固定部材73の端面と文字板本体71の裏面とがほぼ面一となり、文字板7をモジュールハウジングH上に平行に載置可能となる。次に、植字部材72(時字用の植字部材72a及びロゴ用の植字部材72b)を文字板本体71の所定位置に配置し、それぞれの脚部79を対応する貫通孔76に挿入する。そして、植字部材72の脚部79の端部と植字固定部材73の上面とを接触させた上で高周波を当てることによりスポット溶接を行う。
これにより、植字固定部材73に脚部79がそれぞれ結合し、脚部79が貫通孔76から抜けないように固定される。また、脚部79がスポット溶接により植字固定部材73に固定されることにより、植字部材72ががたついたり回転したりすることなく文字板本体71の上に固定される。
以上のように、本実施形態によれば、植字部材72(時字用の植字部材72a及びロゴ用の植字部材72b)を、文字板本体71の視認側の面と反対の裏面側に配置された植字固定部材73を介して文字板本体71に固定する。また、植字固定部材73と植字部材72の脚部79の端部とをスポット溶接により結合させて植字部材72の固定を行うため、植字部材72のがたつき等を生じることがない。このため、植字部材72を文字板本体71に固定する際に文字板本体71に加わる圧力や衝撃が小さく、文字板本体71が樹脂等で形成された比較的強度の弱い割れやすいものである場合でも、文字板本体71に負担をかけず、かつ、確実に植字部材72を固定することができる。
また、植字部材72の脚部79と植字固定部材73とをスポット溶接により結合させるので、植字部材72を安定して固定することができる。
さらに、文字板本体71の裏面に複数の貫通孔76に亘るように形成された凹部77は、植字固定部材73に沿う形状となっているので、植字固定部材73を凹部77内に配置することにより、植字固定部材4が凹部23内でがたついたり回転したりするのを抑えることができる。このため、植字固定部材73に植字部材72の脚部79を結合させることにより、植字部材72が文字板本体71上でがたついたり回転したりするのを防止することができる。
なお、第1の実施形態及び第2の実施形態では植字部材に2つの脚部を設け、第3の実施形態では植字部材に1つの脚部を設ける構成としたが、脚部の数はこれに限定されない。
また、上記各実施形態では、文字板本体の裏面に形成される凹部は、植字固定部材に沿う形状となっている場合を例としたが、凹部はこれに限定されない。例えば、植字固定部材が四角形の場合に凹部が楕円形となっていてもよい。なお、凹部及び植字固定部材は、植字固定部材が凹部内でがたついたり回転したりするのを抑えることができる形状となっていることが好ましい。
また、上記各実施形態では、文字板本体に植字部材を装着する場合を例として説明したが、植字部材を装着する対象は文字板本体に限定されず、植字部材の固定構造を文字板本体以外の部材に植字部材を装着する場合に適用してもよい。
例えば、図22に示すように、時計本体100の上に装着されるベゼル部材91の視認側に植字本体部97が露出するように植字部材92を配置してもよい。この場合、例えば、第1の実施形態に示したように、植字本体部97のベゼル部材91に取り付けられる側に、2段の係止用リブ99が設けられた脚部32を設けるとともに、ベゼル部材91の裏面側であって植字部材92に対応する位置に貫通孔95及び凹部96を形成する。また、凹部96内に植字部材92の脚部32を固定する植字固定部材93を配置する。そして、植字固定部材93に脚部32を圧入することによって植字部材92をベゼル部材91に固定する。
なお、植字部材92をベゼル部材91に固定する手法はこれに限定されず、第2の実施形態又は第3の実施形態で示した手法によってもよい。
その他、本発明が上記実施形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
本発明の第1の実施形態に係る植字付き文字板を視認側から見た上面図である。 図1に示す植字付き文字板の概略構成を示す分解斜視図である。 図3は、第1の実施形態に係る植字付き文字板の植字部材及び植字固定部材を示す斜視図であり、(a)は時字用の植字部材、(b)はこれを固定する植字固定部材、(c)はロゴ用の植字部材、(d)はこれを固定する植字固定部材を示している。 図1に示す植字付き文字板の文字板本体を裏面側から見た下面図である。 図1のv−v線断面図である。 図5における一点鎖線部分の拡大断面図である。 植字部材と植字固定部材との関係を示す説明図である。 図8は、第1の実施形態に係る植字付き文字板の植字部材及び植字固定部材の一変形例を示す斜視図であり、(a)は時字用の植字部材、(b)はこれを固定する植字固定部材を示している。 図8に示す植字部材及び植字固定部材を適用する場合の文字板本体を裏面側から見た下面図である。 本発明の第2の実施形態に係る植字付き文字板を視認側から見た上面図である。 図10に示す植字付き文字板の概略構成を示す分解斜視図である。 図12は、第2の実施形態に係る植字付き文字板の植字部材及び植字固定部材を示す斜視図であり、(a)は時字用の植字部材、(b)はこれを固定する植字固定部材を示している。 図10のxiii−xiii線断面図である。 図13における一点鎖線部分の拡大断面図である。 図15は、第2の実施形態に係る植字付き文字板の植字部材及び植字固定部材の一変形例を示す斜視図であり、(a)は時字用の植字部材、(b)はこれを固定する植字固定部材を示している。 本発明の第3の実施形態に係る植字付き文字板を視認側から見た上面図である。 図16に示す植字付き文字板の概略構成を示す分解斜視図である。 図18は、第3の実施形態に係る植字付き文字板の植字部材及び植字固定部材を示す斜視図であり、(a)は時字用の植字部材、(b)はこれを固定する植字固定部材を示している。 図16に示す植字付き文字板の文字板本体を裏面側から見た下面図である。 図16のxx−xx線断面図である。 図20における一点鎖線部分の拡大断面図である。 本発明に係る植字部材の固定構造をベゼル部材に適用した例を示す一部切り欠き断面図である。
符号の説明
1 文字板(植字付き文字板)
2 文字板本体
3 植字部材
3a 時字用の植字部材
3b ロゴ用の植字部材
4 植字固定部材
22 貫通孔
23 凹部
31 植字本体部
32 脚部
33 係止用リブ
41 係止孔
62 ローレット加工部
65 スリット
80 スポット溶接部

Claims (7)

  1. 板状の文字板本体と、
    前記文字板本体の視認側の面に装着された植字部材と、
    前記植字部材を、前記文字板本体の前記視認側の面と反対の裏面側で前記文字板本体に固定する植字固定部材と、
    を備えていることを特徴とする植字付き文字板。
  2. 前記植字部材は、少なくとも1つの脚部を備えており、
    前記植字固定部材は、前記脚部と結合して、前記植字部材を前記文字板本体に固定させることを特徴とする請求項1に記載の植字付き文字板。
  3. 前記脚部は、前記植字部材に複数備えられ、
    前記植字固定部材は、この複数の脚部と同時に結合することにより前記植字部材を前記文字板本体に固定するものであることを特徴とする請求項2に記載の植字付き文字板。
  4. 前記脚部は、前記植字部材に複数備えられ、
    前記植字固定部材は、この複数の脚部に対応して複数備えられているとともに、前記各植字固定部材は前記複数の脚部とそれぞれ独立して結合することにより前記植字部材を前記文字板本体に固定するものであることを特徴とする請求項2に記載の植字付き文字板。
  5. 前記文字板本体には、前記複数の脚部に対応して前記視認側から前記裏面側に貫通する複数の孔が形成され、
    前記文字板本体の裏面には、前記複数の孔に亘るとともに前記植字固定部材の形状に沿う凹部が形成されており、
    前記植字固定部材は前記凹部内に配置されているようになっていることを特徴とする請求項3に記載の植字付き文字板。
  6. 前記文字板本体には、前記複数の脚部に対応して前記視認側から前記裏面側に貫通する複数の孔が形成され、
    前記文字板本体の裏面には、前記複数の孔に対応して前記植字固定部材の形状に沿う複数の凹部が形成されており、
    前記各植字固定部材は前記各凹部内に配置されているようになっていることを特徴とする請求項4に記載の植字付き文字板。
  7. 板状の装飾部材と、
    前記装飾部材の視認側の面に装着される植字部材と、
    前記植字部材を、前記装飾部材の前記視認側の面と反対の裏面側で前記装飾部材に固定する植字固定部材とを備えていることを特徴とする植字部材の固定構造。
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