JP6378864B2 - 引戸捕捉装置、および引戸ストッパー - Google Patents
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また、本明細書において、「閉状態」「閉じた状態」とは、引戸3が完全に閉じた状態をいい、「開状態」「開いた状態」とは、引戸3が完全に開いた状態をいうものとする。
戸閉側の一番低い段差部24Aには、左右2つ(合計4つ)の固定用穴21Aがそれぞれ形成されている。これらの固定用穴21Aには、詳細は後述するばね受け部材30の固定用突起31Aがそれぞれ挿入される。
また、中央部の左右の段差部24Bには、その下面(図3および図4の紙面上では、上面)から下側に向かって突出する誘導突起21Bがそれぞれ形成されている。これらの誘導突起21Bには、詳細は後述するストッパー40の誘導長穴44(図3および図5参照)がそれぞれ挿入される。
図6は、図4の状態からばね受け部材30にストッパー40およびストッパー用ばね50を組み付けた分解斜視図、図7は、図5の状態から、ばね受け部材30を引戸ストッパー本体20に組み付けた分解斜視図である。
図8は、引戸3が完全に閉じられた状態であって、支持軸5Aが捕捉溝43の中で捕捉された状態を示す図、図9は、図8から引戸3を戸開側へ少し移動させた状態であって、支持軸5Aが幅狭部41Bに係合・捕捉された状態を示す図、図10は、図9から引戸3をさらに戸開側へ移動させた状態であって、支持軸5Aの捕捉が解除される状態を示す図である。また、図11は、図8のA−A断面図である。
なお、図8〜図10では、説明を容易にするために、ストッパー40を断面で示し、誘導突起21Bと誘導長穴44との位置関係が分かるようにしている。
一方、支持軸5Aを戸開側から戸閉側へと入り込ませる力については、第1傾斜面45が緩やかな傾斜で形成されているので、小さな力を徐々に作用させるだけでよい。そのため、戸閉時において、支持軸5Aの右端部T3は、幅狭部41Bを超えて戸閉側へ移動し易くなる。
また、誘導長穴44が捕捉アーム41の先端部41C側に配置されているので、基端部41Aからの長さを長く確保することで、誘導長穴44部分に大きなモーメント力を作用させることができ、捕捉アーム41の先端部41Cを拡開させる力が小さくてすむ。
例えば、本実施の形態の引戸捕捉装置8では、引戸レール4側に引戸ストッパー10を設け、引戸3側に支持軸5Aを設けているが、これに限定されるものではない。例えば、本実施形態とは逆に、引戸レール4側に支持軸5Aを設け、引戸3側に引戸ストッパー10を設けるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、引戸捕捉装置8を収納棚1の上側に設けているが、下側に設けるようにしてもよい。
なお、図13において、支持軸85Aの断面形状は、円形のみならず、楕円形状や角部のない丸みを有する形状にすることもできる。
2 収納棚本体
2B 天面部
2C 底面部
3 引戸
4、6 引戸レール
5 上側ガイド部
5A 支持軸(被捕捉部材)
5B ばね
7 下側ガイド部
7A 走行ローラ
8、78、88 引戸捕捉装置
10、70 引戸ストッパー
20 引戸ストッパー本体
21 側壁部
21A 固定用穴
21B 誘導突起
21C 内側面
22 取付部
22A 嵌合穴
23 スライド溝部
23A スライド溝
24A、24B 段差部
30 ばね受け部材
31 側壁部
31A 固定用突起
32 取付部
32A 嵌合突部
32B 取付穴
33 ばね受け
34 スライド溝部
40 ストッパー
41 捕捉アーム
41A 基端部
41B 幅狭部
41C 先端部
42 スライド部
42A 連結部
42B 側面部
43 捕捉溝
44 誘導長穴
45 第1傾斜面
46 第2傾斜面
50 ストッパー用ばね
51A 一端部
51B 他端部
L 移動距離
T1 左端部
T2 中央部
T3 右端部
W1 拡開方向
Claims (6)
- 引戸側に被捕捉部材を設け、引戸レール側に前記被捕捉部材を捕捉する引戸ストッパーを設け、前記引戸の閉状態を保持する引戸捕捉装置であって、
前記引戸ストッパーは、
引戸ストッパー本体と、
前記被捕捉部材を捕捉し、前記引戸ストッパー本体に対して前記引戸の開閉方向へ移動可能に構成され、開方向へ移動したときに前記被捕捉部材と協働して捕捉を強制的に解除或いは捕捉力を低減する低減手段を有するストッパーと、
前記ストッパーを戸閉方向へと付勢するストッパー用ばねと
を備え、
前記ストッパーは、2つの捕捉アームを有し、これらの捕捉アームの基端部側が連結されると共に先端部側が開放された略U字形状に形成され、前記捕捉アームの先端部側から前記被捕捉部材が入り込む捕捉溝が設けられており、前記捕捉アームの弾性で前記被捕捉部材を挟み込むことで前記被捕捉部材を捕捉し、前記捕捉アームの先端部側を前記低減手段で強制的に拡開することで前記被捕捉部材の捕捉が解除或いは捕捉力が低減されるように構成したことを特徴とする引戸捕捉装置。 - 前記低減手段は、前記引戸ストッパー本体に誘導突起または誘導長穴のいずれか一方を有し、前記捕捉アームに前記誘導突起または誘導長穴が挿入される誘導長穴または誘導突起のいずれか他方を有し、前記ストッパーの開方向への移動によって前記誘導突起が前記誘導長穴に沿って相対的に移動することで、前記捕捉アームが強制的に拡開するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の引戸捕捉装置。
- 前記捕捉アームの前記誘導長穴または前記誘導突起のいずれか他方を、前記ストッパーの先端部側に配置し、前記捕捉アームの先端部と基端部との間には、前記捕捉溝の幅寸法を狭くした幅狭部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の引戸捕捉装置。
- 前記被捕捉部材は、その断面形状において中央部がくびれたひょうたん型に形成され、前記被捕捉部材の前記中央部のくびれに前記幅狭部が入り込むようにして前記被捕捉部材を捕捉することを特徴とする請求項3に記載の引戸捕捉装置。
- 前記捕捉アームの捕捉溝側の内側面には、前記幅狭部よりも戸開側に第1傾斜面が形成され、前記幅狭部よりも戸閉側に前記第1傾斜面よりも急傾斜な第2傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の引戸捕捉装置。
- 前記誘導長穴の傾斜角度は、前記第2傾斜面の傾斜角度よりも緩やかに形成されていることを特徴とする請求項5に記載の引戸捕捉装置。
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JP2013146504A JP6378864B2 (ja) | 2013-07-12 | 2013-07-12 | 引戸捕捉装置、および引戸ストッパー |
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JP2013146504A JP6378864B2 (ja) | 2013-07-12 | 2013-07-12 | 引戸捕捉装置、および引戸ストッパー |
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JP2015017461A JP2015017461A (ja) | 2015-01-29 |
JP6378864B2 true JP6378864B2 (ja) | 2018-08-22 |
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Family Applications (1)
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-
2013
- 2013-07-12 JP JP2013146504A patent/JP6378864B2/ja active Active
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