JP6378310B2 - 調整可能な計量投与キャップ - Google Patents

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Description

本発明は、容器の計量投与キャップ(dosing cap)に関し、より詳細には、容器から様々な量の流体を供給するように調整可能である計量投与キャップに関する。
1つの態様において、本発明は、入口と、入口と流体連通するマニホールドと、マニホールドと流体連通する第1の出口と、マニホールドと流体連通する第2の出口とが画定される上側ハウジング部分を備える計量投与キャップを提供する。計量投与キャップは、第1の出口と流体連通する第1の室と、第2の出口と流体連通する第2の室とを有する下側ハウジング部分も備える。蓋が、第1の位置と第2の位置との間で可動であり、蓋が第1の位置にある場合、蓋は第1の室と流体連通する。蓋が第2の位置にある場合、蓋は第1の室及び第2の室と流体連通する。
別の態様において、本発明は、供給キャップ(dispensing cap)であって、該供給キャップは、第1の室を画定する第1のハウジング部分と、前記第1のハウジングに結合されるとともに出口を画定する蓋であって、第1の位置と第2の位置との間で可動な蓋と、前記第1の室と流体連通する第2の室を画定する第2のハウジング部分であって、前記第2の室から隔離される第3の室を更に画定する第2のハウジング部分とを備え、前記蓋が前記第1の位置にある場合、前記出口は、前記第2の室と流体連通して第1の体積の流体を供給し、前記蓋が前記第2の位置にある場合、前記出口は、前記第2の室及び前記第3の室と流体連通して第2の体積の流体を供給する、供給キャップを提供する。
別の態様において、本発明は、供給キャップを操作する方法であって、該方法は、前記計量投与キャップを、ノズルと第1の計量室(measuring chamber)とを流体的に接続する第1の位置と、前記ノズルと前記第1の計量室及び第2の計量室の双方とを流体的に接続する第2の位置との間で選択的に作動させるステップと、前記第1の計量室及び前記第2の計量室のうちの一方又は双方に保持されている化学物質を供給するステップと、流体貯留器と、前記供給キャップによって画定され前記第1の計量室及び前記第2の計量室と流体連通する保持室とを流体連通させることにより、供給を行いながら前記供給キャップを補充するステップとを含む、方法を提供する。
別の態様において、本発明は、供給キャップであって、該供給キャップは、入口と、該入口と流体連通するマニホールドと、該マニホールドと流体連通する第1の出口と、前記マニホールドと流体連通する第2の出口とを画定する上側ハウジング部分と、前記第1の出口と流体連通する第1の室と、前記第2の出口と流体連通する第2の室とを有する下側ハウジング部分と、第1の位置と第2の位置との間で可動な蓋であって、該蓋が前記第1の位置にある場合、該蓋は前記第1の室と流体連通し、該蓋が第2の位置にある場合、該蓋は前記第1の室及び前記第2の室と流体連通する蓋とを備える、供給キャップを提供する。
別の態様において、本発明は、供給キャップであって、該供給キャップは、少なくとも1つの室を画定する第1のハウジング部分と、前記第1のハウジング部分に結合される第2のハウジング部分と、前記少なくとも1つの室から該供給キャップを介して供給される第1の流体投与量に対応する第1の位置と第2の流体投与量に対応する第2の位置とに、該第1の位置と該第2の位置との間で、前記第2のハウジング部分に対して可動であるアクチュエーターであって、前記第1の投与量は、前記第2の投与量とはサイズが異なるアクチュエーターと、前記第2のハウジング部分及び前記アクチュエーターの一方のインジケーターであって、該キャップを倒立させた場合に該キャップから供給される流体量又は相対流体量を示すインジケーターと、前記第2のハウジング部分及び前記アクチュエーターの他方に画定される開口とを備え、前記インジケーターは、前記アクチュエーターの前記第1の位置では前記開口を通して視認可能であり、前記アクチュエーターの前記第2の位置では、前記開口を通して視認可能でない、供給キャップを提供する。
別の態様において、本発明は、第1の室及び第2の室を画定するハウジングであって、該第1の室は該第2の室と流体連通するハウジングと、前記ハウジングに連結されるとともに出口を支持するアクチュエーターであって、該アクチュエーターは、前記ハウジングの回りを第1の位置と第2の位置との間で可動であるアクチュエーターと、前記アクチュエーターから前記第2の室の壁まで延びる部材であって、前記壁は、前記アクチュエーターによって前記第1の位置と前記第2の位置との間で可動であり、前記第2の室の容積を選択的に調整する部材とを備える、供給キャップを提供する。
本発明の他の態様は、詳細な説明及び添付の図面を考察することによって明らかとなるであろう。
容器及び本発明を具現する供給キャップの斜視図である。 図1の容器及び供給キャップの断面図である。 供給キャップの斜視図である。 第1の位置にある蓋を示す、線4−4に沿った図3のキャップの断面図である。 第2の位置にある蓋を示す、線5−5に沿った図3のキャップの断面図である。 線6−6に沿った図3のキャップの断面図である。 供給キャップの上側ハウジング部分の斜視図である。 図7の上側ハウジング部分の上面図である。 供給キャップの下側ハウジング部分の斜視図である。 線10−10に沿った図9の下側ハウジング部分の部分断面図である。 本発明を具現する別の供給キャップの斜視図である。 線12−12に沿った図11のキャップの断面図である。 図11のキャップのハウジングの斜視図である。 図13のハウジングの上面図である。 線15−15に沿った図13のハウジングの断面図である。 線16−16に沿った図13のハウジングの断面図である。 容器に結合された、本発明を具現する別の供給キャップの斜視図である。 図17のキャップ及び容器の側面図である。 図17及び図18のキャップの斜視図である。 キャップの下方から見た、図19のキャップの斜視図である。 キャップベースと、インサートと、ハウジングと、キャップに連結されたアクチュエーターとを示す、図19のキャップの分解斜視図である。 図21のインサートの斜視図である。 アクチュエーターの下側の斜視図である。 2つの流体室を有する貯留器を示す、キャップの一部の断面斜視図である。 線25−25に沿った図19のキャップの断面斜視図である。 線26−26に沿った図19のキャップの断面斜視図である。 第1の位置にあるアクチュエーターを示す、線27−27に沿った図17のキャップ及び容器の断面斜視図である。 アクチュエーターが第1の位置にあるキャップを示す、線28−28に沿った図19のキャップの断面斜視図である。 第2の位置にあるアクチュエーターを示す、キャップの側面図である。 容器と、アクチュエーターが第2の位置にあるキャップとを示す断面斜視図である。 第2の位置にあるアクチュエーターを示す、キャップの断面斜視図である。 図31のキャップの断面を示す側面図である。 本発明を具現する別の容器及びキャップの斜視図である。 キャップベースと、アクチュエーターと、キャップハウジングすなわち貯留器とを示す、線34−34に沿った図33の容器及びキャップの断面斜視図である。 第1の位置にあるアクチュエーターを示す、図33の容器及びキャップの側面図である。 第2の位置にあるアクチュエーターを示す、図33の容器及びキャップの側面図である。 線37−37に沿った図35の容器及びキャップの断面図である。 線38−38に沿った図36の容器及びキャップの断面図である。 本発明を具現する別のキャップの断面斜視図である。 キャップベースと、貯留器と、第1の位置にあるアクチュエーターとを示す、線40−40に沿った図39のキャップの断面図である。 第2の位置にあるアクチュエーターを示す、図39のキャップの断面図である。
本発明の実施形態を詳細に説明する前に、本発明は、以下の説明に記載又は添付の図面に図示されている構造の詳細及び部品の構成にその適用形態を限定されないことを理解されたい。本発明は、他の実施形態が考えられ、種々の方法で実施又は実行可能である。
図1は、容器100内に配置されている化学物質を供給するための計量投与キャップ、すなわち化学物質分配キャップ104を備える、化学物質容器100を示している。化学物質としては、例えば、医療目的で投与される(administered)流体又は粉体を挙げることができる。図2及び図3を参照すると、キャップ104は、長手軸108を規定し、蓋、すなわちキャップアクチュエーター112(以下、専ら説明のためにアクチュエーター112と称する)と、中間キャップ、すなわちキャップベース116(図2)と、キャップベース116に結合される第1のハウジング部分、すなわち上側ハウジング部分120と、第1のハウジング部分120に結合される第2のハウジング部分、すなわち下側ハウジング部分124とを備える。図示の実施形態では、キャップベース116は、螺合によって容器100に脱離可能に結合されている。
図4及び図5を参照すると、アクチュエーター112は、キャップベース116に連結され、キャップベース116に対して第1の位置(図4)と第2の位置(図5)との間で可動である。いくつかの実施形態において、アクチュエーター112は、アクチュエーター112が長手軸108に沿って並進するようにキャップベース116に対して摺動可能である。他の実施形態において、アクチュエーター112は、キャップベース116に回動可能に結合してもよい。アクチュエーター112は、オリフィスすなわちノズル128と、アクチュエーター112を第1の位置と第2の位置との間で動かすために使用者が把持又は操作するようになっている作動用表面132と、ノズル128と管端部140との間に延びるプランジャー、すなわち細長い管136とを有する。図示の実施形態では、管136は、キャップ104の長手軸108と同心である。管136の内部は、ノズル128と流体連通し、管136は、開口144と、管端部140の外縁部の回りに延びるシール148とを有する。本明細書で用いるとき、「流体連通」という用語は、流体又は粉体等の固体粒子状物質を2つの空間の間で移送することができることを指す。
図6〜図8に示すように、上側ハウジング部分120は、窓すなわち入口156と、入口156と流体連通する保持室160と、保持室160と流体連通する第1の出口164と、保持室160と流体連通する第2の出口168とを有する(図6)。第1の出口164及び第2の出口168は、ここではまとめてマニホールドとして称する場合がある。マニホールドは、保持室160から第1の出口164及び第2の出口168への流体の流れを促すことができる。マニホールドは、本明細書に開示される1つ又は複数の更なる実施形態に設けることができる。図示の実施形態では、入口156は、開位置と閉位置との間で可動であるフラップ172を有する(図6)。また、図示の上側ハウジング部分120は、略円筒形の外壁176(一部が僅かにテーパー状になって示されている)と、細長い管136の一部の回りに延びる内壁180とを更に有する(図6)。図6に示すように、保持室160は、キャップベース116及び外壁176が画定する壁と、細長い管136及び内壁180が画定する壁との間の容積部によって画定される。
ここで図9及び図10を参照すると、下側ハウジング部分124は、第1の出口164(図7)と流体連通する第1の計量室188と、第2の出口168と流体連通する第2の計量室192とを有する。いくつかの実施形態において、下側ハウジング部分124は、円筒形の外壁196と、外壁196と同心の円筒形の内壁200と、外壁196と内壁200との間に延びる2つの仕切り204とを有する。第2の計量室192は、内壁200内の容積部によって概ね画定される。内壁200の仕切り204間の部分には、ポート208がある。上側ハウジング部分120の第2の出口168は仕切り204間に受け入れられる。ポート208は、第2の出口168と第2の計量室192との流体連通をもたらす。第1の計量室188は、仕切り204間の空間を除外した外壁196と内壁200との間の容積部によって画定される。
いくつかの実施形態において、第2の計量室192は、長手軸108上にセンタリングされ、第1の計量室188は、第2の計量室192の回りに少なくとも部分的に延在する。第1の計量室188と第2の計量室192とは、略同じ容積を有する。他の実施形態において、第1の計量室188と第2の計量室192とは、異なる態様で構成してもよいし、異なる容積を有してもよい。
再度図4を参照すると、アクチュエーター112が第1の位置にある場合、管端部140は、第2の計量室192内に位置付けられ、シール148が下側ハウジング部分124の内壁200に係合するようになっている。この位置では、管136の内部は、開口144と、上側ハウジング部分120の内壁180と下側ハウジング部分124の内壁200との間の空隙部212とを介して、第1の計量室188と流体連通する。シール148は、第2の計量室192と管136の内部との連通を阻止する。
図5に示すように、開口144は、アクチュエーター112を第2の位置(第1の位置の鉛直方向上方として示す)に動かしても、管136の内部と第1の計量室188との流体連通を維持するサイズである。さらに、管端部140が第2の計量室192から脱離され、シール148が内壁200から係脱するので、第2の計量室192も、内壁180と内壁200との間の空隙部212と、シール148と内壁200との間の空隙部214とを介して、管136の内部と流体連通する。したがって、第2の位置では、計量室188、192の双方がノズル128と連通する。
操作においては、まず、化学物質が重力によって容器100から入口156を介して保持室160に流入することができるように、容器100を略倒立(すなわち上下逆)向きに動かすことにより、供給キャップ104を準備する。化学物質は、保持室160を入口156の高さ又は別の所定高さまで満たす。次に、化学物質が重力によって保持室160から第1の計量室188及び第2の計量室192の双方に流れることができるように、容器100を略直立(すなわち正しい上下)向きに動かす。化学物質は、第1の計量室188及び第2の計量室192を所望の高さまで満たす。入口156のフラップ172は、容器100が倒立向きと直立向きとの間の水平向きにある場合、開位置から閉位置に動くように構成され、化学物質が供給キャップ104を通って流れ出ないようになっている。
使用者は、アクチュエーター112を第1の位置又は第2の位置のいずれかに動かすことによって、投与される所望の投与量を選択する。すなわち、アクチュエーター112が第1の位置にある場合(図4)、第1の計量室188の容積に相当する第1の投与量の化学物質がノズル128から供給される。その一方で、アクチュエーター112が第2の位置にある場合(図5)、第1の計量室188と第2の計量室192との合計容積に相当する第2の投与量の化学物質、すなわちより多い投与量の化学物質がノズル128から供給される。所望の投与量の選択後、容器100を倒立させて、化学物質がノズル128から流れ出ることを可能にする。容器100を倒立させると保持室160に化学物質が補充され、それにより、計量室188、192のうちの一方又は双方から今回の投与量を除去するのに伴って、次の投与量についてキャップ104を準備する。図示の実施形態では、ノズルがいずれの位置にあっても、計量室188、192の双方を同時に充填することができる。この実施形態では、第2の計量室192内の化学物質は、アクチュエーター112を第2の位置に動かすまで、第2の計量室192と保持室160との間でしか流れることができない。
計量投与キャップ104は、投与量を供給するたびに次の投与量について保持室160を連続して準備する。これにより、使用者が計量投与間で(between doses)アクチュエーター112を作動させる必要なく、キャップ104が同一投与量を繰り返し供給することが可能になる。さらに、計量室188及び192を準備するために最初に倒立させた後、使用者は、任意の時点でいずれの投与量サイズも利用可能である。使用者が投与量サイズの切換えを望む場合、キャップ104は、使用者が計量室188、192を再準備することを必要としない。すなわち、キャップ104を倒立させるごとに計量室188、192の双方が準備され、各投与量の投与後、使用者は、次の投与量について第1の投与量サイズ又は第2の投与量サイズのいずれも利用可能である。これにより、誤った投与量サイズが当初選択された場合でもその投与量の化学物質を破棄してキャップ104を再準備することが必要ないので、投与量選択が簡単になるとともにミスが最小限に抑えられる。
図11〜図16は、別の実施形態の供給キャップ504を示している。以下に記載のことを除き、供給キャップ504は、図1〜図10に関して記載した供給キャップ104と同じであり、共通の要素は、図1〜図10の参照符号を基にして400を加えた参照符号が付されている。
図11及び図12に示すように、供給キャップ504は、ノズル528を選択的に覆うように可動であるカバー514を含む蓋512を備える。さらに、図12及び図13に示すように、上側ハウジング部分及び下側ハウジング部分は、単一のハウジング526として一体に形成されている。ハウジング526は、ハウジング526の周縁部の回りに延在する第1の計量室588と、キャップ504の長手軸508と位置合わせされる略円筒形の部分によって画定される第2の計量室592とを有する。図15及び図16を参照すると、第2の計量室592は、第1の計量室588の下方に延在する。第1の計量室588(図16)及び第2の計量室592の双方が、保持室560と流体連通する。詳細には、ポート608が、保持室560と第2の計量室592との流体連通をもたらす。入口すなわち開口556が、保持室560と流体連通する。
蓋512が第1の位置にある場合、管536は、開口544と、ハウジング526の内壁580と第2の計量室592の上方との間に画定される空間、すなわち空隙部612とだけを介して、第1の計量室588と流体連通する。開口544は、アクチュエーター512を第2の位置に動かしても、管536の内部と第1の計量室588との流体連通を維持するサイズである。管536が第2の計量室592から脱離されるので、第2の計量室592も、開口544と、空隙部612と、管536の端部と計量室592を画定する壁との間の空隙部(図示せず)とを介して、管536の内部と流体連通する。概して、使用者は、第2の計量室588をノズル528と選択的に流体連通させるには、図1〜図10の供給キャップ104の操作と略同じように蓋512を操作する。
図17〜図32は、別のボトル又は容器600及び本発明を具現する計量投与キャップ604を示している。ハンドル606が、容器600の操作を容易にする。図17〜図23を参照すると、キャップ604は、長手軸Aを規定し、中間キャップ、すなわちキャップベース608と、インサート610と、ハウジング612と、キャップベース608に可動に結合される蓋、すなわちキャップアクチュエーター616(以下、専ら説明のために「アクチュエーター616」と称する)とを備える。
図27及び図30に示すように、キャップベース608は、螺合によって容器600に脱離可能に結合されている。図21、図24、及び図26を参照すると、図示のキャップベース608は、周方向側壁620と、長手軸Aに沿って延びる環状突出部628を有する上面624とを画定する、略円筒形の本体を含む。側壁620は、アクチュエーター616用の停止部を支持及び画定する環状フランジ632と、このフランジから上方に延びるスロット付きリッジ636とを有する。図示のように、キャップベース608は、キャップベース608の外側の回りで周方向に離間するいくつかの(例えば4つの)スロット付きリッジ636を有する。延長部すなわちタブ640(以下、説明のために「タブ640」と称する)が、側壁620と上面624との接合部(すなわち上面624の周縁部)のところで軸Aに沿って上方に延び、アクチュエーター616を支持する。キャップベース608の上面624には、穴644が軸A上に配置される。
図21、図22、図25、及び図27〜図31を参照すると、インサート610は、キャップベース608及びハウジング612に結合されるとともに、キャップベース608とハウジング612との間に配置される。インサート610は、軸Aに沿って延びるとともに軸Aと位置合わせされる細長い導管、すなわちチムニー又はカラム648(説明のために「カラム648」と称する)を有する。カラム648は、キャップベース608に接続及び係合する環状リム652を頂部に有する。また、インサート610は、(例えば、カラム648の下に向かって略中間点において)カラム648から下方に垂下されるスカート656と、スカート656の端壁664間の室入口660とを有する。リムは、キャップベース608とスカート656とが(例えば、共成形等によって)1つのピースとして成形される場合、キャップベース608と一体に形成することができる。リムは、キャップベース608の径方向に離間するリップ668と協働して、キャップベース608の内部をシールする。図示のように、スカート656は、カラム648の回りに部分的に、およそ270度延び、スカート656には、段付き部分672が部分的に画定される。
図25〜図28及び図30〜図32は、インサート610とハウジング612とが協働して、主室すなわち保持室676を画定することを示している。保持室676は、窓すなわちハウジング入口680(以下、説明のために「ハウジング入口680」と称する)を介して、容器600の内部と流体連通する。概して、保持室676は、ハウジング612の壁とインサート610の壁との間の第1の容積部によって画定される。ハウジング612は、スカート656の環状リム652が配置され、保持室676をハウジング612の残りの部分から隔離する環状チャネル684を有する。インサート610とハウジング612とは、1つのピースとすることもできるし、ともに結合される別個のピースとすることもできる。
図19〜図21及び図24〜図28は、ハウジング612が、第1のハウジング部分、すなわち上側ハウジング部分688と、第1のハウジング部分688と一体に形成される(例えば、共に成形される)第2のハウジング部分、すなわち下側ハウジング部分692とを有することを示しているが、ハウジング部分688、692は、(例えば、溶接、キー形状部、スナップ形状部等を介して)ともに結合される別個の要素とすることができる。図示のように、インサート610は、第1のハウジング部分688の内壁に沿って長手方向に延びるテーパー付き楔状部696によって、適所に保持される。第1のハウジング部分688の壁にはハウジング入口680が形成され、使用時、容器600からの流体が保持室676に流入することができるようになっている。図24に示すように、入口680は、第1のハウジング部分688の外壁の回りに部分的に延び、側方から見ると略矩形状で画定されるが、入口680は他の形状で画定することができる。
図20、図24〜図28、及び図30〜図32を参照すると、第2のハウジング部分692は、断面が半円形である半円筒形状を有する(図24を参照)。第2のハウジング部分692は、貯留器壁708によって互いから隔離され、ハウジング612のプラットフォーム712によって部分的に蓋をされる第1の計量室700及び第2の計量室704を有する。各計量室は、軸Aの回りで部分的に湾曲しているが、これらの室には他の形状も考えられ、本明細書で検討される。また、第1の計量室700及び第2の計量室704のそれぞれが、インサート610の室入口660を介して保持室676と流体連通する。
第1の計量室700は、第1の容積よりも小さく、第1の所望の流体投与量に相当するように予め決められている第2の容積を有する。第2の計量室704は、第1の容積よりも小さい第3の容積を有する。第3の容積は、第2の容積よりも大きく若しくは小さくするか、又は第2の容積と同じとすることができる。以下で詳細に説明するように、第2の容積及び第3の容積は、第2の所望の流体投与量に相当するように予め決められている。図24及び図25を参照すると、第2の計量室704は、軸A上に配置された中央室セクション716と、軸方向に向いた空隙部724を介して中央室セクション716と流体連通する環状室セクション720とによって画定される。
図17〜図21、及び図23は、キャップ604を組み立てた場合にキャップベース608を略覆う円筒形の本体、すなわちシュラウド728を有するアクチュエーター616を示している。アクチュエーター616は、スロット付きリッジ636と摺動によって嵌合又は係合する細長い突出部732によってキャップベース608に摺動可能に取り付けられる。また、アクチュエーター616は、キャップベース608上の突出部と相補的である、離間した環状突出部736を有する。ともに結合されると、キャップベース608とアクチュエーター616との取付けは、キャップベース608からのアクチュエーター616の完全な脱離を妨げ、アクチュエーター616がキャップベース608に対して少量(例えば、5ミリメートル〜15ミリメートル)動くことができるようになっている。
アクチュエーター616は、本体の側部を貫通する開口740を有し、アクチュエーター616がキャップベース608に結合されると、側壁620の一部が開口740を通して露出するようになっている。また、図示のように、アクチュエーター616は、アクチュエーター616の縁部に(例えば、薄いブリッジ要素748を介して(図18を参照))ヒンジ結合され、キャップ604を使用していない場合にアクチュエーター616の頂部を選択的に封鎖するカバー744を有する。
図17、図19、及び図21は、アクチュエーター616の頂部外側に、カバー744を収容する凹部752と、凹部752の中央に配置され、キャップ604からの物質すなわち流体の流れ出しを容易にする注ぎ口、すなわち出口756とがあることを示している。図示のように、出口756は、円形であるが、容器の前側部に向かって(すなわち図17では左方へ、容器のハンドル606がある側とは反対側の方へ)テーパー状になっている。図21及び図23、図25及び図27を参照すると、出口756は、軸方向に位置合わせされた通路760に流体接続している。通路760は、シュラウド728から延びる円筒形のポスト、すなわち出口カラム764(説明のために「出口カラム764」と称する)によって画定される。出口カラム764の内端部は、第2の計量室704の上端部に近接してハウジング612の環状凹部772と解除可能に係合する(スナップ嵌めされる)環状突出部768を有する。また、出口カラム764は、下端部に近接して壁776を有し、第2の計量室704から通路760への直接の流体連通を阻止する。
続けて図20、図24〜図28、及び図30〜図32を参照すると、スカート656下におけるスカート656とプラットフォーム712との間の領域は、移送室780を画定する。移送室780は、第1の計量室700及び第2の計量室704のうちの一方又は双方から流体すなわち物質を受け取り、また、注ぎ口を用いて供給するためにその流体すなわち物質を通路760に送る。図27、図28、及び図30〜図32に示すように、通路760は、出口カラム764内の空隙部784を介して移送室780と流体連通する。図示の空隙部784は、軸Aに沿って細長く、出口カラム764の回りに環状に離間しているが、他の形状及び構成が可能であり、本明細書で検討される。
図17、図18、図27、及び図29〜図32を参照すると、アクチュエーター616は、第1の投与量に対応する第1の位置(図17、図18、図27)と、第2の投与量に対応する第2の位置(図29〜図32)との間で、キャップベース608に対して可動である。アクチュエーター616は、アクチュエーター616を第1の位置と第2の位置との間で動かすために使用者が把持又は操作することができる作動用表面788を有する。図示の作動用表面788は、使用者と作動用表面788との間の摩擦を増大させてアクチュエーター616を動かしやすくする、複数のバンプすなわち突出部792を有する。また、側壁620には、投与量を示す印796(例えば、ボトル、バケツ等)を刻印するか又は別様に設けることができ、それにより、アクチュエーター616の位置によって印796を視認可能にすることができる。
図17、図18、及び図27を参照すると、アクチュエーター616が第1の位置にある場合、出口カラム764の端部は、ハウジング612の環状内壁と係合し、それにより、第1の計量室700のみが、空隙部784を介して出口756と流体連通する。図示のように、流体すなわち物質は、第1の計量室700から第1の計量室700の開口した上端部を通って移送室780に流入し、次に、出口756に達する前に空隙部784を通って通路760に流入する。環状突出部768及び環状凹部772によって画定されるシールは、アクチュエーター616が第1の位置にある場合、第2の計量室704と管通路760の内部との連通を阻止する。
図29〜図32に示すように、アクチュエーター616が第2の位置(第1の位置の鉛直方向上方として示す)に動かされると、出口カラム764がハウジング612の環状凹部772から係脱し、それにより、第2の計量室704内の流体すなわち物質が、ハウジング612と出口カラム764との間にこの時点で形成される間隙を通って流れることができる。第2の位置では、流体すなわち物質は、流体すなわち物質を容器600から供給するために計量投与キャップ604を備えた容器600を倒立させた場合、第1の計量室700及び第2の計量室704の双方から流れる。
上記説明及び図面から理解されるように、容器600及び供給キャップ604の操作は、図1〜図10に関して記載した容器100及び供給キャップ104の操作と同じである。したがって、容器600及び供給キャップ604の操作は、簡略にのみ説明する。
流体(液体又は粉体)が重力によって容器600からハウジング入口680を介して保持室676に流入することができるように、まず容器600を略倒立(すなわち上下逆)向きに動かすことにより、供給キャップ604を準備する。流体は、(この組立体を倒立させた場合に)最も高い高さであるハウジング入口680の高さまで、又はいくつかの場合、別の所定高さまで保持室676を満たす。次に、流体が重力によって保持室676から室入口660を通って第1の計量室700及び第2の計量室704の双方に流れるように、容器600を略直立(すなわち正しい上下)向きに動かす。流体は、第1の計量室700及び第2の計量室704を満たす。容器600及びキャップ604がこの時点で略正立又は完全に正立しているので、流体は、出口カラム764を通って計量投与されない。
使用者は、アクチュエーター616を第1の位置又は第2の位置のいずれかにすることによって、投与される所望の投与量を選択する。すなわち、アクチュエーター616が第1の位置にある場合、第1の計量室700の第2の容積に相当する第1の投与量の流体が出口756から供給される。その一方で、アクチュエーター616が第2の位置にある場合、第1の計量室700と第2の計量室704との合計容積に従って、第2の投与量、すなわちより多い投与量の流体が出口756から供給される。所望の投与量の選択後、容器600を倒立させ、それにより、流体は、少なくとも第1の計量室700から移送室780を通って出口カラム764に流入し、最終的に出口756を通って流れる。アクチュエーター616が第2の位置にある場合、流体は、室700及び室704の双方から移送室780を通って流れる。
容器600を倒立させると保持室676に流体が補充され、それにより、計量室700、704のうちの一方又は双方から今回の投与量を除去するのに伴って、次の投与量についてキャップ604を準備する。アクチュエーター616が第1の位置にあっても第2の位置にあっても、計量室700、704の双方を同時に充填することができる。キャップ604は、供給される流体の量に関係なく、投与量が供給されるたびに次の投与量について保持室676を連続して準備する。これにより、使用者が計量投与間でアクチュエーター616を作動させる必要なく、キャップ604が同一投与量を繰り返し供給することが可能になる。さらに、計量室700、704を準備するために最初に倒立させた後、使用者は、任意の時点でいずれの投与量サイズも利用可能である。使用者が投与量サイズの切換えを望む場合、キャップ604は、使用者が計量室700、704を再準備することを必要としない。すなわち、キャップ604を倒立させるごとに計量室700、704の双方が準備され、各投与量の投与後、使用者は、次の投与量について第1の投与量サイズ又は第2の投与量サイズのいずれも利用可能である。これにより、誤った投与量サイズが当初選択された場合でもその投与量の流体を破棄してキャップ604を再準備することが必要ないので、投与量選択が簡単になるとともにミスが最小限に抑えられる。
図33〜図38は、別のボトル又は容器800及び本発明を具現する計量投与キャップ804を示している。ハンドル806が、容器800の操作を容易にする。キャップ804は、長手軸Bを画定し、中間キャップ、すなわちキャップベース808と、ハウジング812と、キャップベース808に可動に結合される蓋、すなわちキャップアクチュエーター816(以下、専ら説明のために「アクチュエーター816」と称する)とを備える。
図示のように、キャップベース808は、螺合によって容器800に脱離可能に結合されている。図34、図37、及び図38を参照すると、図示のキャップベース808は、ねじ部上方の周方向側壁820と、側壁820の内部に位置する隆起した環状フランジ824とを画定する略円筒形の本体を含む。側壁820は、アクチュエーター816用の停止部を支持及び画定する環状リム828を有し、環状リム832が、キャップベース808に対するアクチュエーター816の取付けを容易にする。
ハウジング812は、環状外壁836及び環状内壁840を有する。環状外壁836は、キャップベース808に結合され(例えば、一体に形成され)、ハウジング812の外側を画定する。環状外壁836は、環状内壁840と協働して、外壁836に画定される1つ又は複数のハウジング入口848を介して容器800と流体連通する蓄積室、すなわち保持室844を画定する。概して、保持室844は、ハウジング812の壁間の第1の容積によって画定される。内壁840は、外壁836を内壁840に接続するプラットフォーム852から上方に延びる。プラットフォーム852は、ハウジング812の一方の側に配置される室入口856を有する。また、内壁840は、出口通路860を画定する。
続けて図37及び図38を参照すると、アクチュエーター816は、側壁820の内面と係合し、また注ぎ口、すなわち出口864を有する円筒形の本体を含む。キャップベース808のリムは、アクチュエーター816の外縁部に配置されるアクチュエーターアーム872間でアクチュエーター816に画定される環状凹部868に入れ子になる。アクチュエーター816は、(上述した接続部と同じ又は異なる)好適な接続部によってキャップベース808に摺動可能に取り付けられる。出口864は、望まれる場合に流体を供給するように出口通路860と流体連通する複数の空隙部876(2つのみを図示)によって画定される。
また、キャップ804は、キャップ804の調整可能な計量室884を画定するようにハウジング812の下端部に結合される、可撓ベローズ880を有する。可撓ベローズ880は、外壁836に固定(例えば、接着又は溶接)され、閉鎖端部を有する。ロッド取付け部888が、この閉鎖端部から軸方向内方に延びる。ベローズ880には、ロッド取付け部888を介して、ベローズロッドすなわちベローズ部材890が結合される。ロッドすなわち部材890は、軸Bに沿ってベローズ880からアクチュエーター816まで延び(軸B上にあるものとして示す)、アクチュエーター816を動かすと、計量室884の容積を調整することができるようになっている。図示のように、計量室884は、出口通路860を介してハウジング入口848及び出口864と常に流体連通する。計量室884は、保持室844に関する第1の容積よりも小さく若しくは大きくするか、又は第1の容積と同じとすることができる第2の容積を有する。第2の容積は、所望の流体投与量に相当するように予め決められている。
図33〜図38を参照すると、アクチュエーター816は、第1の位置(図35及び図37)と第2の位置(図36及び図38)との間でキャップベース808に対して可動である。アクチュエーター816は、内壁840の上端部に結合され、流体が保持室844から直接出口通路860に入ることができないようになっている。アクチュエーター816は、アクチュエーターアーム872に、アクチュエーター816を第1の位置と第2の位置との間で動かすために使用者が把持又は操作することができる作動用表面894を有する。図示しないが、作動用表面894は、使用者と作動用表面894との間の摩擦を増大させる表面形状部(例えば、バンプ、突出部等)を有することができる。
アクチュエーター816を第1の位置に付勢するように、キャップベース808とアクチュエーター816との間にばね896が結合及び配置され、流体が供給された場合、計量室884が第2の最大可能容積に戻るようになっている。操作時、アクチュエーター816は、使用者がアクチュエーター816を第2の位置に動かすまで第1の位置に留まる。
流体(液体又は粉体)が重力によって容器800からハウジング入口848を介して保持室844に流入することができるように、まず容器800を略倒立(すなわち上下逆)向きに動かすことにより、キャップ804を準備する。流体は、(この組立体を倒立させた場合の)最も高い高さであるハウジング入口848の高さまで、又はいくつかの場合、別の所定高さまで保持室844を満たす。次に、流体が重力によって保持室844から室入口856を通って計量室884に流れるように、容器800を略直立(すなわち正しい上下)向きに動かす。流体は、計量室884を満たす。容器800及びキャップ804がこの時点で正立しているので、流体は、出口通路860を通って計量投与されない。
使用者は、アクチュエーター816を第1の位置若しくは第2の位置にする、又はこれらの2つの位置の間の別の位置のいずれかにすることによって、投与される所望の投与量を選択する。図35及び図37を参照すると、アクチュエーター816が第1の位置にある場合、容器800を再度倒立させると、第2の最大可能体積の流体すなわち物質が計量室884から出口通路860を通って出口864に流れることができる。図36及び図38に示すように、アクチュエーター816が第2の位置(第1の位置の鉛直方向上方として示す)に動かされる場合、アクチュエーター816は、ロッド890を引っ張り、ロッド890が更にベローズ880に作用してベローズ880を上方に圧縮する。この動作は、計量室884の容積を減少させ、余剰の流体をハウジング入口848から押し出す。
一般に、第2の容積が第1の容積よりも小さい場合、又は計量室884の容積をこの室の充填後に調整した場合、余剰の流体が出口864から流れる可能性がある。流体を供給するために容器800を再度倒立させると、計量室884によって規定される流体の体積が出口通路860を介して出口864を通って供給される。換言すれば、アクチュエーター816が第1の位置にある場合、計量室884の第2の最大容積に従い、第1の投与量の流体が出口864から供給される。その一方で、アクチュエーター816が第2の位置にある場合、第2の投与量、すなわちより少ない投与量が出口864から供給される。図示のキャップ804は、アクチュエーター816の2つの別個の位置を有するが、キャップベース808とアクチュエーター816との間の移動量の調整によって、これらの2つの位置の間に限りない融通性をもたらすことができる。
図1〜図32に関する記載と同様に、容器800を倒立させると保持室844に流体が補充され、それにより、計量室884から今回の投与量を除去するのに伴って、次の投与量についてキャップ804を準備する。これにより、使用者が計量投与間でアクチュエーター816を作動させる必要なく、キャップ804が同一投与量又は使用者選択投与量を繰り返し供給することが可能になる。使用者が投与量サイズの切換えを望む場合、キャップ804は、使用者が計量室884を再準備することを必要としない。これにより、誤った投与量サイズが当初選択された場合でもその投与量の流体を破棄してキャップ804を再準備することが必要ないので、投与量選択が簡単になるとともにミスが最小限に抑えられる。
図39〜図41は、本発明を具現する別の計量投与キャップ904を示している。以下に記載のことを除き、計量投与キャップ904は、図33〜図38に関して記載した計量投与キャップ804と同じであり、同様の要素には同じ参照符号が付されている。
図39〜図41を参照すると、キャップ904は、計量室912を画定するカップ908と、計量室912に収容される流体の体積を調整するようにカップ908に対して可動であるバッフルプレート916とを備える。図示のように、カップ908は、図33〜図38に関して記載したベローズ880の代わりに、キャップ904の下端部においてハウジング812に取り付けられる。カップ908は、容器800と選択的に流体連通する複数の空隙部920を有し、所望の投与量サイズが計量室912の最大容積よりも小さい場合、計量室912からの流体が容器800に逆流することができるようになっている。
バッフルプレート916は、ロッドすなわち部材890に結合され、所望の投与量サイズに基づきカップ908内の空隙部920を選択的に露呈するように、ロッドすなわち部材890とともに動く。図示のバッフルプレート916は、カップ908の内部と係合する周方向壁924と、ロッドすなわち部材890が接続される中央開口928とを有する。また、バッフルプレート916は、バッフルプレート916を貫く流体連通をもたらす離間する穴932(例えば、軸Bと同心)を有し、体積調整が望まれる場合、バッフルプレート916上方の流体がバッフルプレート916を通って下方へ流れることができるようになっている。
図示のように、計量室912は、出口通路860を介してハウジング入口848及び出口864と常に流体連通する。計量室912は、保持室844に関する第1の容積よりも小さく若しくは大きくするか、又は第1の容積と同じとすることができる第2の容積を有する。第2の容積は、所望の流体投与量に相当するように予め決められている。
アクチュエーター816は、第1の位置(図39及び図40)と第2の位置(図41)との間でキャップベース808に対して可動である。図示しないが、アクチュエーター816を第1の位置、第2の位置、又は中間位置に付勢するように、キャップベース808とアクチュエーター816との間にばねを結合及び配置することができる。操作時、アクチュエーター816は、使用者がアクチュエーター816を動かすまで選択した位置に留まる。
流体(液体又は粉体)が重力によって容器800からハウジング入口848を介して保持室844に流入することができるように、まず容器800を略倒立(すなわち上下逆)向きに動かすことにより、キャップ904を準備する。流体は、(この組立体を倒立させた場合の)最も高い高さであるハウジング入口848の高さまで、又はいくつかの場合、別の所定高さまで保持室844を満たす。次に、流体が重力によって保持室844から室入口856を通って計量室912に流れるように、容器800を略直立(すなわち正しい上下)向きに動かす。流体は、計量室912を満たす。容器800及びキャップ904がこの時点で正立しているので、流体は、出口通路860を通って計量投与されない。
使用者は、アクチュエーター816を第1の位置若しくは第2の位置、又は第1の位置と第2の位置との間の別の位置のいずれかにすることによって、投与される所望の投与量を選択する。図39及び図40を参照すると、アクチュエーター816が第1の位置にある場合、容器800を再度倒立させると、第2の最大可能体積の流体すなわち物質が計量室912から出口通路860を通って出口864に流れることができる。より具体的には、流体は、容器800を正立させた場合及び容器800を倒立させた場合、穴932を介してバッフルプレート916を通って流れることができる。バッフルプレート916がカップ908内の空隙部920を遮るか又は塞ぐので、流体は、空隙部920を通って容器800に逆流することができない。
図41に示すように、アクチュエーター816は、第2の位置に(第1の位置の鉛直方向上方として示す)動かされる場合、ロッド890を引っ張り、ロッド890が更にバッフルプレート916に作用してバッフルプレート916を上方に動かす。所定距離(例えば、アクチュエーター816の第2の位置に対応する)のところで、この動作は、カップ908の壁を通した計量室912から容器800への流体流を可能にすることにより、計量室912の容積を減少させる。所望の投与量に達した場合(例えば、所定時間の経過又はアクチュエーター816が時間に比例して動いた距離に基づく)、アクチュエーター816は、第1の位置に戻って空隙部920を閉鎖し、カップ908から容器800への流体流を停止する。その後、容器800を再度倒立させて流体を供給する場合、計量室912によって規定され、場合によってはアクチュエーター816の動作により低減した流体体積が、出口通路860を介して出口864を通って供給される。図示のキャップ904は、アクチュエーター816の2つの別個の位置に関して記載したが、キャップベース808とアクチュエーター816との間の移動量の調整及びカップ908内の空隙部920のサイズ及び場所の調整、並びにバッフルプレート916の移動の調整によって、これらの2つの位置の間に限りない融通性をもたらすことができる。
図17〜図41に関して記載した実施形態に鑑みると、容器を倒立させてひっくり返し、出口の場所及び向きによって部分的に規定される所定向きにおいて流体を供給するので、供給される流体は、保持室の代わりに出口に向かって流れ、それにより正確な投与量を供給することができる。
本発明の種々の特徴及び利点は添付の特許請求の範囲に記載されている。

Claims (23)

  1. 第1の室を画定する第1のハウジング部分と、
    前記第1のハウジング部分に結合されるとともに出口を画定する蓋であって、前記第1のハウジング部分に対して第1の位置と第2の位置との間で可動な蓋と、
    前記第1の室と流体連通する第2の室を画定し、前記第2の室から隔離される第3の室を更に画定する第2のハウジング部分と、を備え、
    前記蓋が前記第1の位置にある場合、前記出口は、前記第2の室と流体連通して第1の体積の流体を供給し、
    前記蓋が前記第2の位置にある場合、前記出口は、前記第2の室及び前記第3の室と流体連通して第2の体積の流体を供給
    前記蓋は、長手軸を有し、前記蓋は、前記第1の位置と前記第2の位置との間で前記長手軸に沿って軸方向に可動である、供給キャップ。
  2. 前記第1の室は、前記第1の室と前記第2の室とを流体的に接続する第1の出口と、前記第1の室と前記第3の室とを流体的に接続する第2の出口とを有する、請求項1に記載の供給キャップ。
  3. 前記供給キャップは、前記出口から前記第2の室及び前記第3の室に向かって延びる出口カラムを更に備え、前記第1の位置では、前記出口カラムは、前記第2の室と流体連通し、前記第2の位置では、前記出口カラムは、前記第2の室及び前記第3の室と流体連通する、請求項1に記載の供給キャップ。
  4. 前記第1の位置では、前記出口カラムの一部が前記第3の室に結合され、前記第2の位置では、前記出口カラムは、前記第3の室から引き抜かれている、請求項3に記載の供給キャップ。
  5. 前記出口カラムの端部には、前記第3の室を画定する壁と係合可能なシールがある、請求項4に記載の供給キャップ。
  6. 前記供給キャップは、前記第1の室に結合される入口を更に備え、前記入口は、前記第1の室を貯留器に流体的に接続するように配置される、請求項1に記載の供給キャップ。
  7. 前記供給キャップは、前記入口に結合されるフラップを更に備え、前記フラップは、前記供給キャップが第1の向きから第2の向きに向け直されるのに応じて、前記第1の室を前記貯留器に流体的に接続するように選択的に開放可能であり、前記フラップは、前記第1の室と前記貯留器との流体連通を妨げるために閉鎖するようになっている、請求項に記載の供給キャップ。
  8. 前記第1のハウジング部分は、前記蓋を支持する、請求項1に記載の供給キャップ。
  9. 前記第2の室と前記第3の室とは、互いに対して同心である、請求項1に記載の供給キャップ。
  10. 前記は、前記第2のハウジング部分に対して可動である、請求項1に記載の供給キャップ。
  11. 前記供給キャップは、長手軸を有し、前記は、前記長手軸に沿って前記第1の位置と前記第2の位置との間で可動である、請求項10に記載の供給キャップ。
  12. 供給キャップを操作する方法であって、
    前記供給キャップを、ノズルと第1の計量室とを流体的に接続する第1の位置と、前記ノズルと前記第1の計量室及び第2の計量室の双方とを流体的に接続する第2の位置との間で選択的に作動させ、
    前記第1の計量室及び前記第2の計量室のうちの一方又は双方に保持されている化学物質を供給し、
    流体貯留器と、前記供給キャップによって画定され、前記第1の計量室及び前記第2の計量室と流体連通する保持室とを流体連通させることにより、供給を行いながら前記供給キャップを補充
    前記供給キャップを選択的に作動させるとき、前記供給キャップの蓋は、前記第1の位置と前記第2の位置との間で前記蓋の長手軸に沿って軸方向に移動される、方法。
  13. 前記供給する工程及び前記補充する工程の間、前記供給キャップは倒立されている、請求項12に記載の方法。
  14. 前記供給キャップを倒立していない位置に配置することにより、前記第1の計量室及び前記第2の計量室を補充し、
    前記保持室から前記第1の計量室及び前記第2の計量室への流体流を可能にする、請求項13に記載の方法。
  15. 入口と、前記入口と流体連通するマニホールドと、前記マニホールドと流体連通する第1の出口と、前記マニホールドと流体連通する第2の出口とを画定する上側ハウジング部分と、
    前記第1の出口と流体連通する第1の室と、前記第2の出口と流体連通する第2の室とを有する下側ハウジング部分と、
    第1の位置と第2の位置との間で可動な蓋であって、前記蓋が前記第1の位置にある場合、前記蓋は前記第1の室と流体連通し、前記蓋が第2の位置にある場合、前記蓋は前記第1の室及び前記第2の室と流体連通する蓋と、を備える、供給キャップ。
  16. 前記蓋は、前記上側ハウジング部分及び前記下側ハウジング部分を少なくとも部分的に通って延在する細長い管を有し、前記細長い管は、前記蓋が前記第1の位置と前記第2の位置との間で動かされると、前記第1の室と、前記第1の室及び前記第2の室の組合せとに選択的に流体連通される、請求項15に記載の供給キャップ。
  17. 前記上側ハウジング部分及び前記下側ハウジング部分は、長手軸を規定し、前記第2の室は、前記長手軸上でセンタリングされ、前記第1の室は、前記第2の室の少なくとも一部の回りに延び、前記細長い管は、前記長手軸上でセンタリングされる、請求項16に記載の供給キャップ。
  18. 前記供給キャップが第1の状態に向けられると、流体は、前記入口を通って前記マニホールドに流入し、前記供給キャップが第2の状態に向けられると、流体は、前記第1の出口を通って前記第1の室に流れるとともに前記第2の出口を通って前記第2の室に流れ、前記供給キャップを前記第1の状態に向け直すと、少なくとも前記第1の室からの流体が、前記蓋を通って流れる、請求項15に記載の供給キャップ。
  19. 前記第1の状態では、前記供給キャップは、上下逆の鉛直向きに向けられ、前記第2の状態では、前記供給キャップは、正しい上下鉛直向きに向けられる、請求項18に記載の供給キャップ。
  20. 下側ハウジング部分及び前記の一方にあり、前記供給キャップを倒立させた場合に前記供給キャップから供給される流体量又は相対流体量を示すインジケーターと、
    前記下側ハウジング部分及び前記の他方に画定される開口と、をさらに備え、
    前記インジケーターは、前記の前記第1の位置では前記開口を通して視認可能であり、前記の前記第2の位置では、前記開口を通して視認可能でない、請求項15に記載の供給キャップ。
  21. 第1の室及び第2の室を画定するハウジングであって、前記第1の室は前記第2の室と流体連通するハウジングと、
    前記ハウジングに連結されると共に出口を支持し、前記ハウジングの回りを第1の位置と第2の位置との間で可動であるアクチュエーターと、
    前記アクチュエーターから前記第2の室の壁まで延びる部材であって、前記壁は、前記第2の室の容積を選択的に調整するように、前記アクチュエーターによって前記第1の位置と前記第2の位置との間で可動である部材と、を備
    前記第2の室は、可撓ベローズを有する、供給キャップ。
  22. 前記壁は、前記第2の室に設けられたバッフルプレートである、請求項21に記載の供給キャップ。
  23. 前記バッフルプレートは、少なくとも1つの穴を有する、請求項22に記載の供給キャップ。
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