JP6378045B2 - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

光走査装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6378045B2
JP6378045B2 JP2014223936A JP2014223936A JP6378045B2 JP 6378045 B2 JP6378045 B2 JP 6378045B2 JP 2014223936 A JP2014223936 A JP 2014223936A JP 2014223936 A JP2014223936 A JP 2014223936A JP 6378045 B2 JP6378045 B2 JP 6378045B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
signal
unit
scanning
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014223936A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016090757A (ja
Inventor
和剛 松本
和剛 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2014223936A priority Critical patent/JP6378045B2/ja
Publication of JP2016090757A publication Critical patent/JP2016090757A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6378045B2 publication Critical patent/JP6378045B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

この発明は、被走査体を光ビームで往復走査する光走査装置及びこれを備える画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機といった画像形成装置に備えられる光走査装置の中には、感光体ドラムなどの被走査体を往復走査するものがある。光走査装置では、光源から出射された光ビームが、走査運動する走査体に反射されることで、被走査体が往復走査される。このような光走査装置では、周囲の温度変化などによって走査体の走査運度の駆動特性に変化が生じ、走査運動の範囲が変化してしまうことがある。走査運動の範囲が変化すると、潜像の書き込み位置にずれが生じて画質が低下するという問題が生じる。
このため、走査範囲の両端部にBD(Beam Detect)センサを備え、BDセンサが光ビームを検出したタイミングに基づいて、走査体の走査運動を制御する技術が知られている。
ところが、このようなBDセンサを備えた光走査装置において、光源の発光特性の温度依存性、走査体の反射面の反射率の変化、レンズ特性の温度依存性などによって、走査範囲を走査する光ビームのスポットの形状や径が変化するスポット変化が起こることがある。光ビームのスポット変化が起こると、BDセンサによる光ビームの検出タイミングがずれる虞があり、走査体の走査運動の範囲を正確に制御することができない。
そこで、BDセンサのそれぞれが2個の光検出素子を有し、2個の光検出素子の検出値に基づいて走査体の走査運動の範囲を制御する光走査装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この技術の光走査装置によれば、光ビームのスポット変化が起こっても、BDセンサによる光ビームの検出タイミングのずれが抑制される。また、この従来の光走査装置では、光走査装置を小型化、コストダウン、消費電力・発熱・騒音の低減化、並びに1枚目の画像形成の所要時間を短縮化するために、走査体の駆動装置としてMEMS(Micro Electro Mechanical System)が用いられている。この従来の光走査装置は、電磁形であり、MEMSは、1つの巻線に対して双方向に電流を流すバイポーラ駆動される。このため、この従来の光走査装置では、MEMSの駆動電圧の極性に基づいて、走査方向が識別されている。
特開2011−7840号公報
しかし、光走査装置に静電形のMEMSを用いた場合、MEMSは、電極に対して常に一定方向の電圧を加えるユニポーラ駆動され、MEMSの駆動電圧の極性が一定であるため、従来の光走査装置における識別方法では、走査方向を識別できない。BDセンサが走査されたときの走査方向を識別できないと、走査体の走査運動の範囲を正確に制御することができない。このため、従来の光走査装置では、静電形のMEMSを用いることができず、さらなる小型化、コストダウン、消費電力・発熱・騒音の低減化、並びに1枚目の画像形成の所要時間の短縮化の妨げになっていた。
この発明の目的は、電磁形及び静電形のいずれのMEMSを用いた場合でも、走査方向を識別でき、走査体の走査運動の範囲を正確に制御できる光走査装置及びこれを備える画像形成装置を提供することにある。
この発明の光走査装置は、被走査体の潜像形成領域を含む走査範囲を光ビームで往復走査する。光走査装置は、光源、走査体、第1BDセンサ及び第2BDセンサ、走査方向識別部、第1BD信号出力部及び第2BD信号出力部、及び制御部を備える。光源は、光ビームを出射する。走査体は、光源から出射された光ビームを反射して走査範囲を走査するように走査運動する。第1BDセンサ及び第2BDセンサは、潜像形成領域外かつ走査範囲内の第1端部及び第2端部に配置される。第1BDセンサ及び第2BDセンサは、第1光検出素子及び第2光検出素子をそれぞれ有する。第1光検出素子及び第2光検出素子は、走査方向に沿って互いに隣接配置されて、検出した光ビームの光量に応じた検出値を出力する。走査方向識別部は、第1BDセンサ及び第2BDセンサのそれぞれが走査されたときの走査方向を識別する。第1BD信号出力部及び第2BD信号出力部は、第1BDセンサ及び第2BDセンサのそれぞれについて、第1光検出素子の検出値、第2光検出素子の検出値、及び走査方向識別部が識別した走査方向に基づいて、BD信号を出力する。制御部は、BD信号が出力されたタイミングに基づいて走査運動を制御する。走査方向識別部は、第1BDセンサが走査されたタイミング及び第2BDセンサが走査されたタイミングに基づいて走査方向を識別する。
この構成では、第1BDセンサが光ビームによって走査されると、第1光検出素子と第2光検出素子との間を走査中に、第1光検出素子の出力値と第1光検出素子の出力値との大小関係が入れ替わる。この2つの出力値の大小関係が入れ替わるタイミングは、光ビームのスポット変化が起こっても、ほとんど変わらない。このため、第1光検出素子の検出値、第2光検出素子の検出値、及び走査方向識別部が識別した走査方向に基づいて、BD信号を出力することで、光ビームのスポット変化による影響が抑制され、正確なタイミングでBD信号が出力される。
また、第1BDセンサが走査されたタイミング及び第2BDセンサが走査されたタイミングに基づいて走査方向が識別されるので、走査体の駆動電圧の極性を利用せずに、走査方向を識別できる。また、複雑な処理が必要とならず、構成を簡略化できる。例えば、走査方向の識別は、第1BDセンサが走査されたタイミングと第2BDセンサが走査されたタイミングとの順序、又は、それぞれの走査タイミングの時間間隔に基づいて識別される。
上述の構成において、走査方向識別部は、第1BDセンサと第2BDセンサとの検出順序に基づいて走査方向を識別することができる。
この構成では、第1BDセンサと第2BDセンサとの検出順序に基づいて走査方向が識別されるので、走査体の駆動電圧の極性を利用せずに、走査方向を識別できる。また、複雑な処理が必要とならず、構成を簡略化できる。
また、第1BD信号出力部及び第2BD信号出力部のそれぞれは、第1信号生成部、第2信号生成部、及び選択部を有するように構成することができる。第1信号生成部は、第1光検出素子の検出値を電圧値に変換する第1電圧変換部、第2光検出素子の検出値を電圧値に変換する第2電圧変換部、第1電圧変換部が出力した電圧値に所定のバイアス電圧を加える第1バイアス部、及び第1バイアス部が出力した電圧値と第2電圧変換部が出力した電圧値とを比較して比較結果に応じた信号を出力する第1比較部を含む。第2信号生成部は、第1光検出素子の検出値を電圧値に変換する第3電圧変換部、第2光検出素子の検出値を電圧値に変換する第4電圧変換部、第4電圧変換部が出力した電圧値に所定のバイアス電圧を加える第2バイアス部、及び第3電圧変換部が出力した電圧値と第2バイアス部が出力した電圧値とを比較して比較結果に応じた信号を出力する第2比較部を含む。選択部は、第1信号生成部の出力信号又は第2信号生成部の出力信号のいずれかを走査方向識別部が識別した走査方向に基づいて選択し、選択した方の出力信号に基づいてBD信号を出力する。
この構成では、一方の光検出素子の出力値に係る電圧値にバイアス電圧を加えることで、第1光検出素子の出力値や第2光検出素子の出力値にノイズが混じった場合でも、第1光検出素子の出力値と第2光検出素子の出力値との大小関係が入れ替わるタイミングのずれが、より抑制される。また、第1光検出素子の出力値と第2光検出素子の出力値との大小関係が入れ替わるタイミングが複数ある場合でも、走査方向をも考慮して、タイミングのずれをより小さくできる。
また、走査方向識別部は、第1BDセンサの検出値に基づく信号が入力した後に、第2BDセンサの検出値に基づく最初の信号が入力したとき、第1BDセンサから第2BDセンサへ向かう第1走査方向に走査されたと識別し、第2BDセンサの検出値に基づく2度目の信号が入力したとき、第2BDセンサから第1BDセンサへ向かう第2走査方向に走査されたと識別するように構成することができる。
この構成では、走査範囲内の第1端部に第1BDセンサが配置され、第2端部に第2BDセンサが配置されて、走査範囲が往復走査されるので、第1BDセンサによる光ビームの検出と第2BDセンサによる光ビームの検出とが2回ずつ交互に繰り返される。このことから、第1BDセンサの検出値に基づく信号の入力時から起算して、第2BDセンサの検出値に基づく信号の入力回数に応じて、走査方向が識別される。
さらに、走査方向識別部は、第2BDセンサの検出値に基づく信号が入力した後に、第1BDセンサの検出値に基づく最初の信号が入力したとき、第2BDセンサから第1BDセンサへ向かう第2走査方向に走査されたと識別し、第1BDセンサの検出値に基づく2度目の信号が入力したとき、第1BDセンサから第2BDセンサへ向かう第1走査方向に走査されたと識別するように構成することができる。
この構成では、走査範囲内の第1端部に第1BDセンサが配置され、第2端部に第2BDセンサが配置されて、走査範囲が往復走査されるので、第1BDセンサによる光ビームの検出と第2BDセンサによる光ビームの検出とが2回ずつ交互に繰り返される。このことから、第2BDセンサの検出値に基づく信号の入力時から起算して、第1BDセンサの検出値に基づく信号の入力回数に応じて、走査方向が識別される。
また、走査方向識別部は、カウンタ回路で構成されることが好ましい。
この構成では、第1BDセンサの検出値に基づく信号及び第2BDセンサの検出値に基づく信号のうち一方をリセット端子に接続し、他方を入力端子に接続することで、第1BDセンサと第2BDセンサとの検出順序に基づく走査方向の識別を、簡単な処理で行うことができる。
この発明の画像形成装置は、被走査体、及び上述のいずれかの構成の光走査装置を備える。
この構成では、第1BDセンサが光ビームによって走査されると、第1光検出素子と第2光検出素子との間を走査中に、第1光検出素子の出力値と第1光検出素子の出力値との大小関係が入れ替わる。この2つの出力値の大小関係が入れ替わるタイミングは、光ビームのスポット変化が起こっても、ほとんど変わらない。このため、第1光検出素子の検出値、第2光検出素子の検出値、及び走査方向識別部が識別した走査方向に基づいて、BD信号を出力することで、光ビームのスポット変化による影響が抑制され、正確なタイミングでBD信号が出力される。
また、第1BDセンサと第2BDセンサとの検出順序に基づいて走査方向が識別されるので、走査体の駆動電圧の極性を利用せずに、走査方向を識別できる。また、複雑な処理が必要とならず、構成を簡略化できる。
この発明によれば、電磁形及び静電形のいずれのMEMSを用いた場合でも、走査方向を識別でき、走査体の走査運動の範囲を正確に制御することができる。
この発明の第1実施形態に係る光走査装置を備える画像形成装置の概略の構成を示す図である。 光源の定常APC(Automatic Power Control)への移行シーケンスを示す図である。 光走査装置の概略構成を示すブロック図である。 (A)は第1BD信号出力部の第1信号生成部及び第2信号生成部の回路図であり、(B)は第2BD信号出力部の第1信号生成部及び第2信号生成部の回路図である。 (A)はA方向走査時の第1コンパレータの入力電圧・出力信号の波形を示す図であり、(B)はA方向走査時の第2コンパレータの入力電圧・出力信号の波形を示す図であり、(C)はB方向走査時の第1コンパレータの入力電圧・出力信号の波形を示す図であり、(D)はB方向走査時の第2コンパレータの入力電圧・出力信号の波形を示す図である。 MEMSミラーの走査運動による走査位置と時間との関係を示す図である。 (A)は走査方向がB方向であることを識別する走査方向識別部の回路図であり、(B)は走査方向がA方向であることを識別する走査方向識別部の回路図である。 (A)(B)は第2実施形態に係る光走査装置に備えられる走査方向識別部の回路図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る光走査装置10を備える画像形成装置1は、光走査装置10の他に、感光体ドラム2、並びに、図示しない、帯電装置、現像装置、転写装置、及び定着装置を備えている。感光体ドラム2は、光走査装置10によって走査される被走査体の一例である。
帯電装置は、感光体ドラム2の周面を所定電位に帯電させる。感光体ドラム2は、所定方向に回転する。光走査装置10は、感光体ドラム2の周面をレーザ光で露光することで、感光体ドラム2の周面の潜像形成領域に静電潜像を形成する。現像装置は、感光体ドラム2の周面にトナーを供給することで、静電潜像をトナー像に顕像化する。転写装置は、感光体ドラム2の周面上のトナー像を用紙へ転写する。定着装置は、トナー像を用紙に固着させる。レーザ光は、光ビームの一例である。
光走査装置10は、MEMSミラー11、光源12、BDセンサ13,14、MEMS駆動部15、及び走査制御部16を備えている。
光源12は、MEMSミラー11へ向けてレーザ光を出射する。
MEMSミラー11は、感光体ドラム2に対して離接する方向に振動する走査運動をしつつ、光源12から出射されたレーザ光を感光体ドラム2へ向けて反射する。
MEMSミラー11が走査運動することで、光源12から出射されたレーザ光の反射方向が変更され、光源12から出射されたレーザ光によって、感光体ドラム2の潜像形成領域E1を含む走査範囲E2が往復走査される。MEMSミラー11は、この発明の走査体である。
BDセンサ13,14は、感光体ドラム2の潜像形成領域E1の外側であって走査範囲E2内に配置されている。MEMSミラー11から感光体ドラム2を見る方向において左側のBDセンサ13は、走査範囲E2の第1端部に配置され、右側のBDセンサ14は、走査範囲E2の第2端部に配置されている。
BDセンサ13からBDセンサ14へ向かう第1走査方向を、A方向とする。BDセンサ14からBDセンサ13へ向かう第2走査方向を、B方向とする。
BDセンサ13は、フォトダイオード131,132を有し、BDセンサ14は、フォトダイオード141,142を有している。フォトダイオード131とフォトダイオード132とは、A方向に沿って互いに隣接配置され、A方向においてフォトダイオード131はフォトダイオード132の上流側に配置されている。同様に、フォトダイオード141とフォトダイオード142とは、A方向に沿って互いに隣接配置され、A方向においてフォトダイオード141はフォトダイオード142の上流側に配置されている。フォトダイオード131,132,141,142のそれぞれは、検出したレーザ光の光量に応じた検出値を出力する光検出素子である。
MEMS駆動部15は、MEMSミラー11の走査運動を制御する。走査制御部16は、MEMS駆動部15を含む光走査装置10の各部機器を統括的に制御する。
MEMS駆動部15は、静電形であり、ユニポーラ駆動され、MEMSミラー11を振動させる駆動電圧の極性が一定である。このため、MEMSミラー11を振動させる駆動電圧の極性からは、走査方向を識別できない。
走査制御部16は、BDセンサ13,14から入力した信号に基づいてPWM信号を生成し、MEMS駆動部15へ出力する。MEMS駆動部15は、PWM信号に基づいてMEMSミラー11の走査運動の方向を切り替える。走査制御部16は、走査範囲E2の走査角度が所定角度に一定化するように、PWM信号を出力する。
図2に示すように、光走査装置10が駆動すると、定常APCへの移行シーケンスにおいて、光源12が発光し、BDセンサ13とBDセンサ14とで合計4回、レーザ光が検出されるまで発光し続ける。
左側のBDセンサ13で2回、右側のBDセンサ14で2回、検出されるようになると、定常APCへ以降し、BDセンサ13,14によってレーザ光が検出されるであろうタイミングの直前に光源12が発光する。BDセンサ13,14によってレーザ光が検出されると、光源12は消灯する。
図3に示すように、走査制御部16は、第1BD信号出力部22、第2BD信号出力部23、走査方向識別部24、及び駆動制御部25を備えている。駆動制御部25は、計時部26、比較部27、記憶部28、及びPMW制御部29を備えている。PMW制御部29は、メモリ29Mを有している。
走査方向識別部24は、BDセンサ13,14のそれぞれが走査されたときの走査方向を識別する。
第1BD信号出力部22は、BDセンサ13について、フォトダイオード131の検出値、フォトダイオード132の検出値、及び走査方向識別部24が識別した走査方向に基づいて、BD信号を出力する。同様に、第2BD信号出力部23は、BDセンサ14について、フォトダイオード141の検出値、フォトダイオード142の検出値、及び走査方向識別部24が識別した走査方向に基づいて、BD信号を出力する。
駆動制御部25は、第1BD信号出力部22及び第2BD信号出力部23のそれぞれからの、BD信号が出力されたタイミングに基づいてMEMSミラー11の走査運動を制御する。
第1BD信号出力部22は、第1信号生成部31、第2信号生成部32、及び選択部33を有する。第2BD信号出力部23は、第1信号生成部34、第2信号生成部35、及び選択部36を有する。
図4(A)に示すように、第1BD信号出力部22の第1信号生成部31は、アンプ311、アンプ312、クランプ回路313、及び第1コンパレータ314を含む。
アンプ311は、フォトダイオード131の出力電流の整流及び電流−電圧変換を行い、検出値即ち電流値を電圧値に変換する。アンプ312は、フォトダイオード132の出力電流の整流及び電流−電圧変換を行い、検出値即ち電流値を電圧値に変換する。クランプ回路313は、アンプ311が出力した電圧に所定の基準バイアス電圧VSを加える。
第1コンパレータ314は、クランプ回路313によって基準バイアス電圧VSが加えられた後の電圧値とアンプ312が出力した電圧値とを比較して、比較結果に応じた信号を出力する。即ち、第1コンパレータ314は、クランプ回路313によって基準バイアス電圧VSが加えられた後の電圧値の方が、アンプ312が出力した電圧値よりも大きい場合は、High信号を出力する。また、第1コンパレータ314は、アンプ312が出力した電圧値の方がクランプ回路313によって基準バイアス電圧VSが加えられた後の電圧値よりも大きい場合は、Low信号を出力する。アンプ311は、この発明の第1電圧変換部に相当する。アンプ312は、この発明の第2電圧変換部に相当する。第1コンパレータ314は、この発明の第1比較部に相当する。クランプ回路313は、この発明の第1バイアス部に相当する。
第1BD信号出力部22の第2信号生成部32は、アンプ321、アンプ322、クランプ回路323、及び第2コンパレータ324を含む。
アンプ321は、フォトダイオード131の出力電流の整流及び電流−電圧変換を行い、検出値即ち電流値を電圧値に変換する。アンプ322は、フォトダイオード132の出力電流の整流及び電流−電圧変換を行い、検出値即ち電流値を電圧値に変換する。クランプ回路323は、アンプ322が出力した電圧に所定の基準バイアス電圧VSを加える。
第2コンパレータ324は、アンプ321が出力した電圧値とクランプ回路323によって基準バイアス電圧VSが加えられた後の電圧値とを比較して、比較結果に応じた信号を出力する。即ち、第2コンパレータ324は、クランプ回路323によって基準バイアス電圧VSが加えられた後の電圧値の方が、アンプ321が出力した電圧値よりも大きい場合は、High信号を出力する。また、第2コンパレータ324は、アンプ321が出力した電圧値の方がクランプ回路323によって基準バイアス電圧VSが加えられた後の電圧値よりも大きい場合は、Low信号を出力する。アンプ321は、この発明の第3電圧変換部に相当する。アンプ322は、この発明の第4電圧変換部に相当する。第2コンパレータ324は、この発明の第2比較部に相当する。クランプ回路323は、この発明の第2バイアス部に相当する。
第1コンパレータ314の出力信号、及び第2コンパレータ324の出力信号は、選択部33に入力される。
図4(B)に示すように、第2BD信号出力部23の第1信号生成部34は、第1BD信号出力部22の第1信号生成部31と同様に構成される。第2BD信号出力部23の第2信号生成部35は、第1BD信号出力部22の第2信号生成部32と同様に構成される。但し、第2BD信号出力部23の第1信号生成部34では、アンプ311は、右側のBDセンサ14のフォトダイオード141の出力電流の整流及び電流−電圧変換を行い、検出値即ち電流値を電圧値に変換し、アンプ312は、右側のBDセンサ14のフォトダイオード142の出力電流の整流及び電流−電圧変換を行い、検出値即ち電流値を電圧値に変換する。また、第2BD信号出力部23の第2信号生成部35では、アンプ321は、右側のBDセンサ14のフォトダイオード141の出力電流の整流及び電流−電圧変換を行い、検出値即ち電流値を電圧値に変換し、アンプ322は、右側のBDセンサ14のフォトダイオード142の出力電流の整流及び電流−電圧変換を行い、検出値即ち電流値を電圧値に変換する。なお、図4(B)では、説明の便宜上、図4(A)と同様の構成については同じ符号を使用している。
図5(A)〜図5(D)では、フォトダイオード131,132のそれぞれについての第1コンパレータ314、第2コンパレータ324への入力電圧が縦軸に記載され、時間が横軸に記載されている。また、A方向において上流側に配置されているフォトダイオード131の検出値が電流−電圧変換等されて第1コンパレータ314、第2コンパレータ324へ入力する電圧値が符号V1で示され、A方向において下流側に配置されているフォトダイオード132の検出値が電流−電圧変換等されて第1コンパレータ314、第2コンパレータ324へ入力する電圧値が符号V2で示されている。なお、図5(A)〜図5(D)では、左側のBDセンサ13の検出値について記載されているが、右側のBDセンサ14の検出値についても同様である。
図5(A)及び図5(B)に示すように、A方向走査時には、上流側のフォトダイオード131の検出値を増幅及び変換等した電圧値V1が、下流側のフォトダイオード132の検出値を増幅及び変換等した電圧値V2よりも先に入力され、一旦上昇した後に低下していく波形が描かれる。電圧値V2についても、電圧値V1に遅れて同様の波形が描かれる。第1コンパレータ314は、電圧値V1の方が電圧値V2よりも高いときにHigh信号を出力し、低いときにLow信号を出力する。第2コンパレータ324は、電圧値V2の方が電圧値V1よりも高いときにHigh信号を出力し、低いときにLow信号を出力する。
第1信号出力部22で検出したいタイミングは、第1コンパレータ314の入力電圧と第2コンパレータ324の入力電圧とがともに変化しながら、2つの入力電圧の大小関係が入れ替わるタイミングである。このタイミングは、フォトダイオード131とフォトダイオード132との間のいずれかの位置をレーザ光が走査するタイミングであり、図5(A)では入力電圧曲線の交点C1で示され、図5(B)では交点C2で示される。図5(C)では交点C3で示され、図5(D)では交点C4で示される。
第1コンパレータ314の入力電圧と第2コンパレータ324の入力電圧との大小関係が入れ替わるタイミングが複数ある場合に、2つの入力電圧がともに変化しながら大小関係が入れ替わるタイミングを検出する理由は、つぎの通りである。即ち、図5(A)の交点C5、図5(B)の交点C6、図5(C)の交点C7、図5(D)の交点C8のように、電圧値V1及び電圧値V2のいずれかが変化せずに大小関係が入れ替わるタイミングでは、電圧値V1の波形及び電圧値V2の波形の立ち上がり又は立ち下がり近辺の急峻ではない鈍った波形と基準バイアス電圧VSとを比較することになること、このため光量が変動したときには両者の波形の交点のずれも大きくなってしまうこと、及びコンパレータの出力がオープンコレクタ方式の場合に電圧値V1の波形及び電圧値V2の波形の立ち上がり角度が鈍くなることから、ジッタが大きくなるためである。
このように、第1コンパレータ314の入力電圧と第2コンパレータ324の入力電圧とがともに変化しながら、2つの入力電圧の大小関係が入れ替わるタイミングはずれが小さいので、このタイミングを検出することで正確なタイミングでBD信号が出力される。
また、一方のフォトダイオードから出力される電圧値にクランプ回路によって基準バイアス電圧VSが加えられるがレーザ光が入射しないときの出力レベルがクランプされるだけであって他のレベルは元のままに保たれるので、光量変動があっても交点のタイミングのずれは、より抑制される。
コンパレータ314,324の出力信号は、2つの入力電圧の大小関係が入れ替わるときに、HighからLow、又はLowからHighへ切り替わる。このため、上述の交点C1〜C4では、コンパレータ314,324の出力信号は、立ち下がるか、又は立ち上がる。コンパレータ314,324の出力信号が立ち下がるタイミングをBD信号のアクティブエッジとした場合、図5(A)〜図5(D)では、図5(A)の交点C1、及び図5(D)の交点C4が、出力信号が立ち下がるタイミングでジッタが小さくなる。
選択部33,36は、第1コンパレータ314の出力信号又は第2コンパレータ324の出力信号のいずれかを走査方向識別部24が識別した走査方向に基づいて選択し、選択した方の出力信号に基づいてBD信号を出力する。即ち、A方向走査時には、第1コンパレータ314の出力信号を選択し、第1コンパレータ314の出力信号が立ち下がるタイミングでBD信号を出力する。同様に、B方向走査時には、第2コンパレータ324の出力信号を選択し、第2コンパレータ324の出力信号が立ち下がるタイミングでBD信号を出力する。
つぎに、BDセンサ13,14の走査方向を識別する方法について説明する。
BDセンサ13,14のそれぞれが走査された方向は、BDセンサ13が走査されたタイミング及びBDセンサ14が走査されたタイミングに基づいて、識別することができる。一例として、BDセンサ13が走査されたタイミングとBDセンサ14が走査されたタイミングとの順序に基づいて走査方向を識別できる。
図6に示すように、走査範囲E2内の第1端部に左側のBDセンサ13が配置され、第2端部に右側のBDセンサ14が配置されて、走査範囲E2が往復走査されるので、左側のBDセンサ13によるレーザ光の検出と右側のBDセンサ14によるレーザ光の検出とが、2回ずつ交互に繰り返される。このことから、左側のBDセンサ13の検出値に基づく信号の入力時から起算して、右側のBDセンサ14の検出値に基づく信号の入力回数に応じて、走査方向が識別される。また、右側のBDセンサ14の検出値に基づく信号の入力時から起算して、左側のBDセンサ13の検出値に基づく信号の入力回数に応じて、走査方向が識別される。
図7(A)及び図7(B)に示すように、具体的には、走査方向識別部24は、2個の1bitのカウンタ回路で構成されている。
図7(A)に示すように、1bitのカウンタ回路において、第2BD信号出力部23から出力されたBD信号がリセット端子に入力され、第1BD信号出力部22から出力されたBD信号が入力端子に入力される。なお、走査方向を識別する際には、第1BD信号出力部22及び第2BD信号出力部23は、第1信号生成部31及び第2信号生成部32のうち予め設定されたいずれかから出力された信号が選択されて走査方向識別部24へ出力される。
右側のBDセンサ14の検出値に基づく信号が入力した後に、左側のBDセンサ13の検出値に基づく最初の信号が入力したとき、右側のBDセンサ14から左側のBDセンサ13へ向かうB方向に走査されたと識別され、左側のBDセンサ13の検出値に基づく2度目の信号が入力したとき、左側のBDセンサ13から右側のBDセンサ14へ向かうA方向に走査されたと識別される。
図7(B)に示すように、他の1bitのカウンタ回路において、第1BD信号出力部22から出力されたBD信号がリセット端子に入力され、第2BD信号出力部23から出力されたBD信号が入力端子に入力される。左側のBDセンサ13の検出値に基づく信号が入力した後に、右側のBDセンサ14の検出値に基づく最初の信号が入力したとき、A方向に走査されたと識別され、右側のBDセンサ14の検出値に基づく2度目の信号が入力したとき、B方向に走査されたと識別される。
このように、左側のBDセンサ13と右側のBDセンサ14との検出順序に基づいて、走査方向の識別を、簡単な処理で行うことができる。
走査方向識別部24が識別した走査方向は、選択部33,36へ出力される。上述のように、選択部33は、フォトダイオード131の検出値、フォトダイオード132の検出値、及び走査方向識別部24が識別した走査方向に基づいて、BD信号を出力する。選択部36についても同様である。選択部33,36から出力されたBD信号は、計時部26に入力する。
計時部26は、入力したBD信号の時間間隔を計測し、計測結果を比較部27へ出力する。
比較部27は、予め設定されている基準時間間隔を記憶部28から読み出す。比較部27は、計時部26から入力した時間間隔を、予め設定されている基準時間間隔と比較し、MEMSミラーの走査運動の範囲が予め設定された基準範囲となるように補正値を算出し、補正値をPWM制御部29へ出力する。
PWM制御部29は、記憶部28に格納されているルックアップテーブルを参照し、比較部27から入力した補正値に応じて、PWM信号のデューティ比を調整するPWM制御値を取得する。PWM制御部29は、PWM制御値をメモリ29Mに一時的に記憶させる。PWM制御部29は、図示しない本体制御部から制御信号を受け取ると、メモリ29MからPWM制御値を読み出して、デューティ比を調整してPWM信号を出力する。
これによって、走査範囲E2の走査角度が所定角度に一定化するように補正される。
光走査装置10によれば、走査方向の識別にMEMSミラー11の駆動電圧の極性を利用していないので、電磁形及び静電形のいずれのMEMSを用いた場合でも、走査方向を識別でき、MEMSミラー11の走査運動の範囲を正確に制御することができる。
図8(A)及び図8(B)に示すように、第2実施形態に係る光走査装置10Aでは、左側のBDセンサ13のBD信号及び右側のBDセンサ14のBD信号のそれぞれの走査方向の識別のために、2個のnビットのカウンタ回路が用いられ、BDセンサ13,14のそれぞれが走査されたタイミングの時間間隔即ちBD信号が出力される時間間隔に基づいて走査方向が識別される。nは2以上の正の整数である。
左側のBDセンサ13のBD信号について、B方向にBDセンサ13を走査したタイミングから、走査方向を折り返してA方向にBDセンサ13を走査するタイミングまでの時間よりも、A方向にBDセンサ13を走査したタイミングから、B方向にBDセンサ13を走査するタイミングまでの時間の方が、間に潜像形成領域があるので、非常に長くなる。
このため、BDセンサ13のBD信号が入力したタイミングの間隔に基づいて、間隔が短い2つのBD信号の組み合わせを特定することができる。これによって、間隔が短い一組のBD信号のうち、先に検出されたBD信号のタイミングを、B方向にBDセンサ13が走査されたタイミングであると特定し、後で検出されたBD信号のタイミングを、A方向にBDセンサ13が走査されたタイミングであると特定できる。BDセンサ14についても同様である。具体的には、つぎのように構成される。
図8(A)に示すように、nビットのカウンタ回路において、左側のBDセンサ13のBD信号をリセット端子に入力させ、クロック信号を入力端子に入力させて、最上位ビットを出力させることで、つぎに左側のBDセンサ13のBD信号が入力するまでの時間間隔を計る。これによって、出力が0のときは、時間間隔が短く、BD信号はA方向のスタート位置で検出されたBD信号であると識別され、出力が1のときは、時間間隔が長く、BD信号はB方向のエンド位置で検出されたBD信号であると識別される。
図8(B)に示すように、他のnビットのカウンタ回路において、右側のBDセンサ14のBD信号をリセット端子に入力させ、クロック信号を入力端子に入力させて、最上位ビットを出力させることで、つぎに右側のBDセンサ14のBD信号が入力するまでの時間間隔を計る。これによって、出力が0のときは、時間間隔が短く、BD信号はB方向のスタート位置で検出されたBD信号であると識別され、出力が1のときは、時間間隔が長く、BD信号はA方向のエンド位置で検出された検出信号であると識別される。
このような構成によっても、A方向のスタート位置及びエンド位置の走査タイミング、並びに、B方向のスタート位置及びエンド位置の走査タイミングが検出され、これらのタイミングに基づいて、MEMS駆動部15の駆動電圧が制御され、MEMSミラー11の走査運動の範囲が補正される。
上述の実施形態のそれぞれの技術的特徴を互いに組み合わせることで、新たな実施形態を構成することが考えられる。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成装置
2 感光体ドラム(被走査体)
10,10A 光走査装置
11 MEMSミラー(走査体)
12 光源
13,14 BDセンサ
131,132,141,142 フォトダイオード(光検出素子)
15 MEMS駆動部
16 走査制御部
22 第1BD信号出力部
23 第2BD信号出力部
31,34 第1信号生成部
32,35 第2信号生成部
33,36 選択部

Claims (8)

  1. 被走査体の潜像形成領域を含む走査範囲を光ビームで往復走査する光走査装置であって、
    光ビームを出射する光源と、
    前記光源から出射された光ビームを反射して前記走査範囲を走査するように走査運動する走査体と、
    前記潜像形成領域外かつ前記走査範囲内の第1端部及び第2端部に配置された第1BDセンサ及び第2BDセンサであって走査方向に沿って互いに隣接配置されて検出した光ビームの光量に応じた検出値を出力する第1光検出素子及び第2光検出素子をそれぞれ有する第1BDセンサ及び第2BDセンサと、
    前記第1BDセンサ及び前記第2BDセンサのそれぞれが走査されたときの走査方向を識別する走査方向識別部と、
    前記第1BDセンサ及び前記第2BDセンサのそれぞれについて、前記第1光検出素子の検出値、前記第2光検出素子の検出値、及び前記走査方向識別部が識別した前記走査方向に基づいてBD信号を出力する第1BD信号出力部及び第2BD信号出力部と、
    前記BD信号が出力されたタイミングに基づいて前記走査運動を制御する制御部と、を備え、
    前記走査方向識別部は、前記第1BDセンサが走査されたタイミング及び前記第2BDセンサが走査されたタイミングに基づいて前記走査方向を識別する光走査装置。
  2. 前記走査方向識別部は、前記第1BDセンサと前記第2BDセンサとの検出順序に基づいて前記走査方向を識別する、請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記走査方向識別部は、前記第1BDセンサ及び前記第2BDセンサのそれぞれが走査されたタイミングの時間間隔に基づいて前記走査方向を識別する、請求項1に記載の光走査装置。
  4. 前記第1BD信号出力部及び前記第2BD信号出力部のそれぞれは、
    前記第1光検出素子の検出値を電圧値に変換する第1電圧変換部、前記第2光検出素子の検出値を電圧値に変換する第2電圧変換部、前記第1電圧変換部が出力した電圧値に所定のバイアス電圧を加える第1バイアス部、及び前記第1バイアス部が出力した電圧値と前記第2電圧変換部が出力した電圧値とを比較して比較結果に応じた信号を出力する第1比較部を含む第1信号生成部と、
    前記第1光検出素子の検出値を電圧値に変換する第3電圧変換部、前記第2光検出素子の検出値を電圧値に変換する第4電圧変換部、前記第4電圧変換部が出力した電圧値に所定のバイアス電圧を加える第2バイアス部、及び前記第3電圧変換部が出力した電圧値と前記第2バイアス部が出力した電圧値とを比較して比較結果に応じた信号を出力する第2比較部を含む第2信号生成部と、
    前記第1信号生成部の出力信号又は前記第2信号生成部の出力信号のいずれかを前記走査方向識別部が識別した前記走査方向に基づいて選択し、選択した方の出力信号に基づいてBD信号を出力する選択部と、を有する、請求項1から3のいずれかに記載の光走査装置。
  5. 前記走査方向識別部は、
    前記第1BDセンサの検出値に基づく信号が入力した後に、前記第2BDセンサの検出値に基づく最初の信号が入力したとき、前記第1BDセンサから前記第2BDセンサへ向かう第1走査方向に走査されたと識別し、前記第2BDセンサの検出値に基づく2度目の信号が入力したとき、前記第2BDセンサから前記第1BDセンサへ向かう第2走査方向に走査されたと識別する、請求項1から4のいずれかに記載の光走査装置。
  6. 前記走査方向識別部は、
    前記第2BDセンサの検出値に基づく信号が入力した後に、前記第1BDセンサの検出値に基づく最初の信号が入力したとき、前記第2BDセンサから前記第1BDセンサへ向かう第2走査方向に走査されたと識別し、前記第1BDセンサの検出値に基づく2度目の信号が入力したとき、前記第1BDセンサから前記第2BDセンサへ向かう第1走査方向に走査されたと識別する、請求項1から5のいずれかに記載の光走査装置。
  7. 前記走査方向識別部は、カウンタ回路で構成される、請求項1から6のいずれかに記載の光走査装置。
  8. 被走査体と、
    請求項1から7のいずれかに記載の光走査装置とを備える、画像形成装置。
JP2014223936A 2014-11-04 2014-11-04 光走査装置及び画像形成装置 Active JP6378045B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014223936A JP6378045B2 (ja) 2014-11-04 2014-11-04 光走査装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014223936A JP6378045B2 (ja) 2014-11-04 2014-11-04 光走査装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016090757A JP2016090757A (ja) 2016-05-23
JP6378045B2 true JP6378045B2 (ja) 2018-08-22

Family

ID=56019563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014223936A Active JP6378045B2 (ja) 2014-11-04 2014-11-04 光走査装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6378045B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6655377B2 (ja) 2015-12-16 2020-02-26 株式会社東芝 光走査装置及び光走査方法
DE102017105058A1 (de) 2017-03-09 2018-09-13 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Bestimmung einer Position und/oder Oszillationsfrequenz eines Mikrospiegels

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006013340A1 (de) * 2006-03-23 2007-09-27 Carl Zeiss Optronics Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum Entdecken von optischen Systemen in einem Geländebereich
KR101299455B1 (ko) * 2008-09-09 2013-08-22 삼성전자주식회사 광주사유니트, 이를 채용한 화상형성장치 및 이 광주사유니트의 동기신호 보정방법
JP2011007840A (ja) * 2009-06-23 2011-01-13 Sharp Corp 光走査装置、および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016090757A (ja) 2016-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6655377B2 (ja) 光走査装置及び光走査方法
JP2008074098A (ja) 画像形成装置用のレーザ光制御装置及び画像形成装置
JP6178641B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2013233686A (ja) レーザー駆動装置および画像形成装置
RU2339176C2 (ru) Устройство формирования изображения и способ управления для него
JP6378045B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
US9791802B2 (en) Scanning optical device and image forming apparatus
JP2015221542A (ja) 画像形成装置
JP5792960B2 (ja) 画像形成装置
US9575430B2 (en) Multi-beam optical scanning apparatus and image forming apparatus
JP2016151676A5 (ja)
JP6628976B2 (ja) 走査タイミング検出装置、光走査装置及び画像形成装置
JP5858720B2 (ja) 光学走査装置
JP6470100B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP6378046B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2013059906A (ja) レーザ光出射装置、及び該レーザ光出射装置を備える画像形成装置
JP2013148668A (ja) 光走査装置
JP2013145277A (ja) 画像形成装置、制御方法、及びプログラム
US10061120B2 (en) Optical scanner
JP2006305811A (ja) 画像形成装置
JP2011075593A (ja) 光走査装置、および画像形成装置
JP2016212243A (ja) 画像形成光走査装置、画像形成装置および画像形成装置光走査プログラム
JP5789567B2 (ja) 光ビーム制御装置及び画像形成装置
JP2011007840A (ja) 光走査装置、および画像形成装置
JP5705195B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170925

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180703

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180726

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6378045

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150