JP6376062B2 - 固体電解質層の製造方法 - Google Patents

固体電解質層の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6376062B2
JP6376062B2 JP2015138795A JP2015138795A JP6376062B2 JP 6376062 B2 JP6376062 B2 JP 6376062B2 JP 2015138795 A JP2015138795 A JP 2015138795A JP 2015138795 A JP2015138795 A JP 2015138795A JP 6376062 B2 JP6376062 B2 JP 6376062B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solid electrolyte
electrolyte layer
particles
heat treatment
flux
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015138795A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017019694A (ja
Inventor
坂口 琢哉
琢哉 坂口
小野 之良
之良 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2015138795A priority Critical patent/JP6376062B2/ja
Publication of JP2017019694A publication Critical patent/JP2017019694A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6376062B2 publication Critical patent/JP6376062B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)

Description

本発明は、固体電解質層の製造方法に関する。
難燃性の固体電解質を用いた固体電解質層を有する金属イオン二次電池(例えば、リチウムイオン二次電池等。以下において「全固体電池」ということがある。)は、安全性を確保するためのシステムを簡素化しやすい等の長所を有している。
全固体電池で用いられる固体電解質層に関する技術として、例えば特許文献1には、基本組成Li7+X−Y(La3−X、A)(Zr2−Y、T)O12(但し、AはSr、Caのうち1種以上、TはNb、Taのうち1種以上、0≦X≦1.0、0≦Y<0.75を満たす)を主成分とする母材と、ホウ酸リチウム及び酸化アルミニウムを含む添加成分とを混合し、成形した成形体を900℃以下で焼結する焼結工程を含む、ガーネット型イオン伝導性酸化物の製造方法が開示されている。また、特許文献2には、結晶質のリチウムイオン伝導性物質とフラックスとしてLi (B1−y、Az+2− δ(式中、AはC、Al、Si、Ga、Ge、In、Snのうち少なくとも1種以上の元素であり、yは0≦y<1を満たし、zは(B1−y、A)の平均価数であり、x、z、δはx+z=δ/2の関係式を満たす。)とを含む原料体を形成する形成工程と、原料体を、フラックスの融点以上、かつ、リチウムイオン伝導性物質とフラックスとが化合物を生成する温度以下の温度で加熱する加熱工程と、を含む固体電解質の製造方法が開示されている。この特許文献2には、結晶質のリチウムイオン伝導性物質とフラックスとの合計に対する結晶質のリチウムイオン伝導性物質の体積割合を33〜50%とすることも開示されている。
特開2015−41573号公報 特開2013−37992号公報
特許文献1に開示されている方法で固体電解質層を製造すると、母材の一部が粒成長する一方、粒成長しない母材もあるため、異なる粒子径の固体電解質が混在している固体電解質層が得られる。同様に、特許文献2に開示されている方法で固体電解質層を製造すると、加熱工程によって結晶質のリチウムイオン伝導性物質が粒成長する一方、粒成長しない母材もあるため、異なる粒子径の固体電解質が混在している固体電解質層が得られる。固体電解質層内に大小さまざまな粒子径の固体電解質が混在していると、リチウムイオンの伝導パスが限定されるため、局所的にリチウムイオンの流れが集中し、その結果、金属リチウムが析出して短絡が発生する虞がある。すなわち、特許文献1や特許文献2に開示されている技術で製造した固体電解質層は、上記短絡に対する耐性(以下において、「耐Li短絡性」と称することがある。)が不足していた。さらに、原料体の全体積に占めるフラックスの体積の割合が高いため、特許文献2に開示されている技術で製造した固体電解質層は、リチウムイオン伝導性が不十分であった。
そこで本発明は、従来よりも短絡の発生を抑制する固体電解質層を製造することが可能な、固体電解質層の製造方法を提供することを課題とする。
本発明者は、鋭意検討の結果、融剤の融点以上かつ酸化物固体電解質の融点未満の温度で保持する第1熱処理工程と、該第1熱処理工程後に、融剤の凝固温度で保持する第2熱処理工程とを経て固体電解質層を製造することにより、固体電解質の粒径を均一化された固体電解質層を製造することが可能になり、従来よりも短絡の発生を抑制することが可能になることを知見した。本発明は、当該知見に基づいて完成させた。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段をとる。すなわち、
本発明は、酸化物固体電解質と融剤とを含む混合体を、融剤の融点以上かつ酸化物固体電解質の融点未満の温度で保持する第1熱処理工程と、該第1熱処理工程後に、融剤の凝固温度で保持する第2熱処理工程とを有し、酸化物固体電解質がLiLaZr12であり、融剤がLiBOである、固体電解質層の製造方法である。
第1熱処理工程を行ってから第2熱処理工程を行うことにより、粒成長した酸化物固体電解質粒子同士の間に存在していた未成長の酸化物固体電解質粒子が上記粒成長した固体電解質粒子に取り込まれ、固体電解質層を構成する電解質粒子の径が均一化される。その結果、リチウムイオンの流れが局所的に集中する事態が抑制され、金属リチウムが析出し難くなる。したがって、このような過程を経て製造された固体電解質を用いることにより、金属リチウムの析出に起因する短絡の発生を抑制することが可能になる。
本発明によれば、従来よりも短絡の発生を抑制する固体電解質層を製造することが可能な、固体電解質層の製造方法を提供することができる。
本発明の固体電解質層の製造方法を説明するフローチャートである。 本発明の固体電解質層の製造方法を説明する図である。 本発明の固体電解質層の製造方法における温度変化を説明する図である。 従来の固体電解質層の製造方法を説明するフローチャートである。 従来の固体電解質層の製造方法を説明する図である。 従来の固体電解質層の製造方法における温度変化を説明する図である。 実施例の熱処理条件を説明する図である。 比較例の熱処理条件を説明する図である。 実施例により作製した固体電解質層の断面を示す画像である。 比較例により作製した固体電解質層の断面を示す画像である。 実施例により作製した固体電解質層の断面を示す画像である。 比較例により作製した固体電解質層の断面を示す画像である。 実施例により作製した固体電解質層を備える全固体電池の耐Li短絡性試験結果を示す図である。 比較例により作製した固体電解質層を備える全固体電池の耐Li短絡性試験結果を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明について説明する。なお、以下に示す形態は本発明の例であり、本発明は以下に示す形態に限定されない。
図1は、本発明を説明するフローチャートであり、図2は本発明の各工程を説明する概念図である。図1及び図2を適宜参照しつつ、本発明について以下に説明する。
図1及び図2に示したように、本発明の固体電解質層の製造方法S10は、混合体作製準備工程(S11)と、成形工程(S12)と、第1熱処理工程(S13)と、第2熱処理工程(S14)と、を有している。
混合体作製準備工程(以下において、「S11」と称することがある。)は、酸化物固体電解質であるLiLaZr12粒子と、融剤であるLiBO粒子とを含む混合体を作製する準備を行う工程である。S11は、LiLaZr12粒子及びLiBO粒子を含む混合体の原料を調整可能であれば、その形態は特に限定されない。S11は、例えば、体積比でLiLaZr12:LiBO=90:10となるように秤量したLiLaZr12粒子及びLiBO粒子と、バインダーと、有機溶剤とを混ぜることにより、ペースト状の組成物を作製する工程、とすることができる。S11で使用可能なバインダーとしては、アクリル系やポリビニルアルコール(PVA)系のバインダー等を例示することができる。また、S11で使用可能な有機溶剤としては、ブタノールや酢酸ブチル等を例示することができる。
成形工程(以下において、「S12」と称することがある。)は、S11で作製した組成物を用いて、成形された混合体を作製する工程である。S12は、LiLaZr12粒子及びLiBO粒子を含む、成形された混合体を作製可能であれば、その形態は特に限定されない。S12は、例えば、ドクターブレード法により、S11で作製したペースト状の組成物を樹脂フィルムの表面に塗布した後、これを乾燥させることにより有機溶剤を除去し、その後、樹脂フィルムをはがすことにより、成形された混合体を作製する工程、とすることができる。
第1熱処理工程(以下において、「S13」と称することがある。)は、S12で成形した混合体を、LiBOの融点(700℃)以上かつLiLaZr12の融点(1300℃)未満の温度で所定時間に亘って保持する工程である。S13は、特許文献1における焼結工程や特許文献2における加熱工程に相当する工程である。S13の保持時間は、融剤が溶けて酸化物固体電解質粒子が成長することが可能であれば特に限定されず、例えば、1時間以上100時間以下とすることができる。S13は、例えば、S12で成形した混合体を、900℃で30時間に亘って保持する工程、とすることができる。S13により、ほとんどのLiLaZr12粒子は粒成長して大きくなる一方、粒成長していないLiLaZr12粒子も残存している。
第2熱処理工程(以下において、「S14」と称することがある。)は、S13の後に、LiBOの凝固温度(600〜757℃)で所定時間に亘って保持する工程である。S14を行うことにより、粒成長したLiLaZr12粒子同士の間に存在していた細かいLiLaZr12粒子が粒成長したLiLaZr12粒子に取り込まれ、混合体を構成する電解質粒子の径が均一化される。S14の保持時間は、電解質粒子の径を均一化することが可能な時間であれば特に限定されず、例えば、1時間以上30時間以下とすることができる。S14は、例えば、S13を経た混合体を、600℃で5時間に亘って保持する工程、とすることができる。S14を経た混合体は、その後、所定の温度(例えば室温)まで冷却される。
S12が終了してからS14が終了した後までの、混合体の温度変化の概要を、図3に示す。図3に示したように、S12が終了した後に、混合体は、LiBOの融点以上かつLiLaZr12の融点未満の温度へと加熱され、当該温度で所定の時間に亘って保持される(S13)。その後、混合体の温度は、LiBOの凝固温度へと下げられ、当該凝固温度で所定の時間に亘って保持される(S14)。S14が終了した後、混合体は所定の温度(例えば室温)まで冷却される。このように、本発明では、第1熱処理工程を行った後に、第1熱処理工程よりも低温で混合体を保持する第2熱処理工程を行う。このような形態にすることにより、粒成長した酸化物固体電解質粒子同士の間に存在していた細かい酸化物固体電解質粒子が粒成長した酸化物固体電解質粒子に取り込まれ、固体電解質層を構成する電解質粒子の径が均一化されるので、従来よりも短絡の発生を抑制する固体電解質層を製造することが可能になる。なお、本発明により製造される固体電解質層における、LiLaZr12及びLiBOの含有量は、体積%で、LiLaZr12については例えば60%以上、中でも70%以上、特に80%以上であることが好ましく、LiBOについては、例えば40%以下、中でも30%以下、特に20%以下であることが好ましい。また、本発明により製造される固体電解質層の厚さは、全固体電池の構成によって大きく異なるが、例えば、0.1μm以上1mm以下であることが好ましく、1μm以上100μm以下であることがより好ましい。
本発明と従来技術との相違点を明確にするため、図4〜図6を適宜参照しつつ、従来の固体電解質層の製造方法について簡単に説明する。図4は従来の固体電解質層の製造方法を説明するフローチャートであり、図5は従来の固体電解質層の製造方法の各工程を説明する図であり、図6は成形工程が終了してから第1熱処理工程が終了した後の混合体の温度変化の概要を説明する図である。
図4及び図5に示したように、従来の固体電解質層の製造方法S90は、混合体作製準備工程(S91)と、成形工程(S92)と、第1熱処理工程(S93)と、を有している。混合体作製工程(S91)は上記S11と同様の工程であり、成形工程(S92)は上記S12と同様の工程であり、第1熱処理工程(S93)は上記S13と同様の工程である。本発明及び従来の固体電解質層の製造方法は、上記S14を有しているか否かの点で相違している。それゆえ、従来の固体電解質層の製造方法では、図6に示したように、第1熱処理工程で所定の時間に亘って保持された混合体は、融剤の凝固温度で所定の時間に亘って保持されることなく、温度が低下していく。このようにして作製された従来の固体電解質層は、固体電解質層に含まれている電解質粒子の大きさが不均一であるため、耐Li短絡性が不足している。
これに対し、本発明はS14を有しているので、固体電解質層に含まれている電解質粒子の大きさを均一化することが可能になり、その結果、耐Li短絡性を向上させることが可能になる。
なお、一般に、全固体電池の固体電解質層には、リチウムイオン伝導性及び耐Li短絡性が要求される。局所的なリチウムイオンの流れが発生する原因としては、固体電解質層の貫通孔、及び、固体電解質層を構成する電解質の不均一が挙げられる。特許文献1や特許文献2に開示されている技術は、融剤を用いているので、固体電解質層の貫通孔の低減に対しては効果を有すると考えられる。しかしながら、これらの技術では、リチウムイオンの流れが集中することへの対策がなされていないため、耐Li短絡性が不足していた。そこで本発明では、貫通孔を低減するために融剤を使用し、かつ、電解質粒子の粒径を均一化させるために第2熱処理工程を行う。これにより、リチウムイオンの流れが局所的に集中することが抑制されるので、耐Li短絡性を向上させることが可能になる。
実施例及び比較例の結果を示しつつ、本発明について説明を続ける。
1.固体電解質層の製造
[実施例]
体積比で酸化物固体電解質:融剤=90:10となる量の、酸化物固体電解質(LiLaZr12)及び融剤(LiBO(以下において、「LBO」と称する。))を秤量し、バインダー(IBM−2、積水化学製)及び有機溶剤(2−ブタノール、ナカライテスク製)と混ぜることにより、ペースト状の組成物を作製した(混合体作製準備工程)。なお、ペースト状の組成物に占める、LiLaZr12(以下において、「LLZO」と称することがある。)及びLBOの合計の割合は、22mass%であった。
このようにして作製したペースト状の組成物を、ドクターブレード法にて樹脂フィルム上に塗布した後、これを乾燥させることにより有機溶剤を除去し、その後、樹脂フィルムを剥がした。これにより、LLZO、LBO、及び、バインダーからなる成形された混合体を作製した(成形工程)。その後、図7に示す条件で、混合体に大気中で熱処理を実施することにより(第1熱処理工程、第2熱処理工程)、実施例の固体電解質層を製造した。
[比較例]
図8に示す条件で、大気中で熱処理を実施した(第2熱処理工程は行わない)ほかは、実施例と同様にして、比較例の固体電解質層を製造した。
2.断面観察
走査型電子顕微鏡(JSM−6610LA、JEOL製)を用いて、実施例の固体電解質層、及び、比較例の固体電解質層のそれぞれを観察した。実施例の固体電解質層の断面SEM像(倍率300倍)を図9に、比較例の固体電解質層の断面SEM像(倍率300倍)を図10に、実施例の固体電解質層の断面SEM像(倍率1000倍)を図11に、比較例の固体電解質層の断面SEM像(倍率1000倍)を図12に、それぞれ示す。
図10及び図12に示したように、比較例の固体電解質層では、大きい電解質粒子(LLZO粒子)の間に細かい電解質粒子(LLZO粒子)が存在していた。これに対し、図9及び図11に示したように、実施例の固体電解質層では、大きい電解質粒子同士が接触している、又は、大きい電解質粒子に挟まれた隙間が狭く、当該隙間には比較例の固体電解質層で確認された小さい電解質粒子が存在していなかった。これは、600℃で5時間に亘って保持した第2熱処理工程によって、融剤中の小さいLLZO粒子が大きなLLZO粒子に取り込まれたためと考えられる。この現象は、従来の熱処理条件(900℃で30時間に亘って保持した後に徐冷)で、保持時間や保持温度を変えても起きなかった現象であり、融剤の凝固温度付近で保持することでのみ起きた現象である。
3.耐Li短絡性試験
直径11mm且つ厚さ100μmの、実施例の固体電解質層及び比較例の固体電解質層をそれぞれ3個作製した。そして、それぞれの上下面にLiを蒸着し、以下に示す条件(A→B→C→D)で電流を流すことにより、短絡する電流値を調査した。短絡する電流値は、具体的には、急激に電圧が低下した場合の電流値とした。なお、AとBとの間、BとCとの間、及び、CとDとの間では、正極及び負極を逆にした。実施例の固体電解質層に対する試験結果の一例を図13に、比較例の固体電解質層に対する試験結果の一例を図14に、それぞれ示す。
A:10μA/cmで60分間に亘って通電した後、正極及び負極を逆にして10μA/cmで60分間に亘って通電する1サイクル。
B:50μA/cmで60分間に亘って通電した後、正極及び負極を逆にして50μA/cmで60分間に亘って通電する1サイクル。
C:100μA/cmで60分間に亘って通電した後、正極及び負極を逆にして100μA/cmで60分間に亘って通電する1サイクル。
D:500μA/cmで60分間に亘って通電した後、正極及び負極を逆にして500μA/cmで60分間に亘って通電する1サイクル。
実施例の固体電解質層は、n=3のうち2個が100μA/cmまで短絡しなかったが、比較例の固体電解質層は、n=3のうち3個とも50μA/cmで短絡した。この結果から、本発明によれば、従来よりも短絡の発生を抑制する固体電解質層を製造可能であることが分かった。
また、実施例の固体電解質層及び比較例の固体電解質層のリチウムイオン伝導率を測定したところ、実施例の固体電解質層は4×10−4S/cmであったのに対し、比較例の固体電解質層は2×10−4S/cmであった。この結果から、本発明で製造した固体電解質層は、従来法で製造した固体電解質層よりも優れたリチウムイオン伝導性を有することが分かった。

Claims (1)

  1. 酸化物固体電解質と融剤とを含む混合体を、前記融剤の融点以上かつ前記酸化物固体電解質の融点未満の温度で熱処理する熱処理工程と、
    前記熱処理工程後に、前記融剤の凝固温度で保持する保持工程と、を有し、
    前記酸化物固体電解質がLiLaZr12であり、かつ、前記融剤がLiBOである、固体電解質層の製造方法。
JP2015138795A 2015-07-10 2015-07-10 固体電解質層の製造方法 Active JP6376062B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015138795A JP6376062B2 (ja) 2015-07-10 2015-07-10 固体電解質層の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015138795A JP6376062B2 (ja) 2015-07-10 2015-07-10 固体電解質層の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017019694A JP2017019694A (ja) 2017-01-26
JP6376062B2 true JP6376062B2 (ja) 2018-08-22

Family

ID=57887589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015138795A Active JP6376062B2 (ja) 2015-07-10 2015-07-10 固体電解質層の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6376062B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7008420B2 (ja) * 2017-03-29 2022-01-25 マクセル株式会社 複合固体電解質、その製造方法、および全固体電池

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5131854B2 (ja) * 2008-12-18 2013-01-30 独立行政法人産業技術総合研究所 リチウムイオン伝導性酸化物およびその製造方法、並びに該酸化物により構成された固体電解質
JP5919673B2 (ja) * 2011-08-10 2016-05-18 株式会社豊田中央研究所 固体電解質及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017019694A (ja) 2017-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6596194B2 (ja) 固体イオンキャパシタ
WO2011128976A1 (ja) 固体電解質材料、リチウム電池および固体電解質材料の製造方法
JP2019518311A5 (ja)
KR20140127801A (ko) 표면평탄화 첨가제를 갖는 전해액을 이용하는 방법 및 에너지 저장 장치
US20140084223A1 (en) Conductive paste and glass frit for solar cell electrodes and method of manufacturing thereof
WO2013031508A1 (ja) リチウムイオン伝導性ガラスセラミックスおよびその製造方法
CN104919552B (zh) 铝电解电容器用电极材料的制造方法及铝电解电容器用电极材料
DE112015004696T5 (de) Sekundärbatterie mit nicht-wässrigem Elektrolyt und Verfahren zu ihrer Herstellung
JP5435519B2 (ja) リチウムイオン二次電池負極電極用被覆層付き金属箔及びその製造方法、リチウムイオン二次電池負極用電極及びその製造方法、リチウムイオン二次電池
WO2011148824A1 (ja) 非水電解質電池、およびその製造方法
JP5392402B2 (ja) 固体電解質材料、リチウム電池および固体電解質材料の製造方法
KR20140148498A (ko) 전극 집전체용 알루미늄 합금호일, 그 제조 방법 및 리튬 이온 이차전지
FR3109670A1 (fr) Procédé de fabrication d’un ensemble électrode poreuse et séparateur, un ensemble électrode poreuse et séparateur, et microbatterie contenant un tel ensemble
US20190267616A1 (en) Lithium ion battery electrode with uniformly dispersed electrode binder and conductive additive
JP6376062B2 (ja) 固体電解質層の製造方法
TW201610193A (zh) Cu-Ga合金濺鍍靶及其製造方法
Hu et al. Dendrite‐Free Zinc Anodes Enabled by Exploring Polar‐Face‐Rich 2D ZnO Interfacial Layers for Rechargeable Zn‐Ion Batteries
JP6185414B2 (ja) 固体電池用の固体電解質部材の製造方法
JP2014007037A (ja) 非水電解質二次電池の製造方法,および,その方法により製造された非水電解質二次電池
JP6376061B2 (ja) 固体電解質層の製造方法
US20150211108A1 (en) Sputtering target and producing method thereof
JP6597172B2 (ja) 電極複合体の製造方法、電極複合体および電池
US12100800B2 (en) Solid state electrolytes
JP2017228453A (ja) 全固体電池
JP5648978B2 (ja) 非水電解質電池、及び非水電解質電池の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171026

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180626

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180709

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6376062

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151