JP6375729B2 - 駆動装置、画像形成装置及び駆動装置の制御方法 - Google Patents

駆動装置、画像形成装置及び駆動装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の電力先に接続される電源装置を備える駆動装置、該駆動装置を備える画像形成装置及び駆動装置の制御方法に関する。
近年、画像形成装置では、複合機などで付加価値を高めるため、高速化や機能の追加を行っている。そして機能の多様化によって、消費電力が増大し不足分を補うように複数の電源より電力を供給するために電源線を複数化している方式が既に知られている。
しかし、従来の画像形成装置では、設置された複数の電源線全てを接続した状態でなければ、起動しない状態、若しくは故障と判断され稼動が停止する状態になることがあった。よって意図しない電源線の抜けや利用者の都合によりコンセントが確保できない等の電源線の接続本数が制限されている状態では、画像形成装置の利用はできずに利便性を損ねるという問題があった。
例えば、特許文献1,2には、複数の電源線を備えており、一部電源線の接続忘れや脱落による装置の動作不良や制限モードでの動作になる場合、接続されていない旨をユーザーやサービスマン(使用者等)へ通知することができる画像形成装置が提案されている。これらの画像形成装置では、電源線の未接続がある場合、ユーザーが再設定することで装置が停止状態(ダウンタイム)から回復させる対応を取ることが可能になる。
しかし、上述の画像形成装置において、意図しない電源線の抜けがある場合や利用者の都合により全てのコンセント数を確保できない場合、接続されていない旨を使用者等に通知にするに留まり、電源線が外部電源と繋がっていない状態では動作しなかった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、複数ある電源線の内の一部が外部電源と繋がっていない状態であっても、いずれか一本でも接続することによって電源供給先の起動及び稼動の継続が可能とすることができる電源装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様によれば、
複数の電力供給先と、外部電源に夫々接続され、かつ前記複数の電力供給先への電力供給経路にある複数の電源線と、前記複数の電力供給先の駆動を制御する制御手段と、前記制御手段へ電力を供給する電源装置と、を備える駆動装置であって、
前記電源装置は、前記制御手段に電力を供給する電源手段、及び外部電源に夫々接続され、かつ前記複数の電力供給先への電力供給経路にある複数の電源線の何れかと、前記電源手段とを接続可能な切替手段、を有し、
前記制御手段は、前記複数の電力供給先の全てを駆動させる全駆動モードと、前記外部電源に接続された電源供給経路からの電力供給先を駆動させ未接続の電源供給経路からの電力供給先を駆動させない部分駆動モードとのいずれかの駆動モードを切り替え可能であり、
前記電源供給経路は前記複数の電源線の前記外部電源への接続状態を検知する複数の接続検知手段を備え、
前記制御手段は、前記複数の電源線の全てで前記外部電源との接続状態が検知された時は前記全駆動モードを選択し、前記複数の電源線のうちいずれかで前記外部電源との未接続状態が検知された時は前記部分駆動モードを選択し、選択された駆動モードで、前記電力供給先を駆動させる。
本発明の一態様によれば、複数ある電源線の内の一部が外部電源と繋がっていない状態であっても、いずれか一本でも接続することによって電源供給先の起動及び稼動の継続が可能となる。
本発明の一実施形態の電源線を2本有した画像形成装置のAC電力制御回路図である。 図1の画像形成装置の2つの電源線が商用電源に接続された状態を示す図である。 図1の画像形成装置の第2電源線のみ商用電源に接続された状態を示す図である。 図1の画像形成装置の第1電源線のみ商用電源に接続された状態を示す図である。 本発明の画像形成装置に使用される熱定着装置のある実施形態の概要図である。 本発明において電源線本数が増加したある実施形態の電源の概要を説明する図である。 本発明において切替装置にSSRを用いた画像形成装置の回路図である。 本発明の画像形成装置における操作部の概略図である。 ウォームアップ時におけるモード切替制御のフローチャートである。 本発明の画像形成装置の一例の概略図である。 印刷動作時におけるモード切替制御のフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態の電源線を2本有した画像形成装置のAC電力制御回路図である。本画像形成装置の電源を制御する駆動装置として、電源線1,2、メインスイッチ(SW)3、制御手段としての制御部9とAC制御板6,10及び操作部14を有する。また、図1では、電力供給先として加熱手段である2つの定着ヒータ16,17がAC制御板6,10に接続されている。定着ヒータ16,17によって加熱された定着ローラ15の温度を検知する温度検知部13が、制御部9に接続されている。メインスイッチ3は、画像形成装置に設置されたユーザーなど人が動作する電源スイッチと連動するスイッチであって、電源線上に設置された複数のメインスイッチ3はすべて連動して同時オン、オフ動作が行われる。
切替手段4及び主電源部5は電源装置200を構成する。主電源部5は、切替手段であるC接点のリレー4の共通端子(以下、COM端子)に接続される。リレー4のノーマルクローズ端子(以下、N.C端子)にはメインスイッチ3を介して第1電源線1が接続される。リレー4のノーマルオープン端子(以下、N.O端子)にはメインスイッチ3を介して第2電源線2が接続される。
切替手段(リレー)4は、電源線1,2のいずれかと主電源部5とを接続可能であって、商用電源(外部電源)に接続されたいずれかの電源線1,2を主電源部5へと接続させ、電源線1又は2から供給された電流(電力)によって主電源部(電源手段)5が動作するように、接続切替動作を行う。主電源部5は、複数の電源線が外部電源と接続されている場合であっても、1つ電源線と接続することで全体の制御が可能となり、主電源部5の電力は制御部9へ供給される。
電源線1,2及びAC制御板6,10は、外部電源(商用電源)に夫々接続され、かつ複数の電力供給先(定着ヒータ16,17)への電力を供給する電力供給経路である。商用電源に接続される第1電源線1の入力部(以下、入力A、電源入力手段)は、連動するメインスイッチ3を経由して、定着ヒータ16に電力を供給する第1AC制御板6に接続されている。第1AC制御板6は、第1ゼロクロス回路7と第1定着制御部8とを有する。第1ゼロクロス回路7は、接続検知手段として機能し、入力Aに入力された交流電圧が0Vを横切る点(ゼロクロス)を入力状態(接続状態)として検知可能であり、検知結果を第1ゼロクロス回路7が第1ゼロクロス信号7aを制御部9へ通知する。
同様に、商用電源に接続される第2電源線2の入力部(以下、入力B、電源入力手段)の出力は、連動するメインスイッチ3を経由して、定着ヒータ17に電力を供給する第2AC制御板10に接続されている。第2AC制御板10は、第2ゼロクロス回路11と第2定着制御部12とを有する。第2ゼロクロス回路11は、接続検知手段として機能し、入力Bのゼロクロスを検知可能であり、検知結果を第2ゼロクロス回路11が第2ゼロクロス信号11aを制御部9へ通知する。
第1AC制御板6と第2AC制御板10とを制御するための制御部9は主電源部5から出力された電力を駆動源と用いて機能する。制御部9は、接続された電源線の数により、制御内容を調整する。
具体的には、制御部9は、第1AC制御板6内部の第1ゼロクロス回路7及び第2AC制御板10内部の第2ゼロクロス回路11で検知され通知されるゼロクロス信号7a,11aを元に、電源線1,2が接続されているかどうかの判断を行う。そして、その検知された入力状況(接続情報)を操作部14の表示手段14Dに表示させる。また、制御部9は、ゼロクロス信号7a,11a及び操作部14から与えられた出力に応じて、制御を全駆動モードと部分駆動モードに切り替えて、供給先制御部である定着制御部8,12を制御させて定着ヒータ16,17のON/OFFを制御する。
図1においてAC電源による回路を用いているが、昨今DC電源にて駆動する装置があり、ゼロクロス回路を用いず、直接制御部(例えば制御部9)にて電源線の接続を判断することで対応が可能である。
図2は、図1の画像形成装置100の第1電源線1及び第2電源線2が商用電源に接続された状態を示す。
第1電源線1及び第2電源線2共に商用電源が接続された場合は、入力A及び入力Bは供給有りの状態となり、入力Bにより、リレー4のコイル41が通電して、ノーマルオープン(N.O)端子とCOM端子が接続される。従って、主電源部5は、入力Bから電力(電流)が供給されることになる。
また、入力A及び入力Bによりゼロクロス回路7及び11がゼロクロス信号7a及び11aを出力して、制御部9は定着ヒータ16及び17の点灯制御を行う。
図3は、本発明の図1の画像形成装置100の第2電源線2のみ商用電源に接続された状態を示す。図3では、第1電源線1が商用電源(外部電源、コンセント)と繋がっていない状態として商用電源から抜けている状態を表しているが、「電源線が外部電源と繋がっていない(接続されていない)」とは、電源線のコンセントが抜けている状態及び電源線が駆動装置(画像形成装置)の本体から外れている状態を含む。第2電源線2のみ商用電源に接続された場合は、入力Aは供給無し、入力Bは供給有りの状態となり、入力Bにより、リレー4のコイル41が通電して、ノーマルオープン(N.O)端子とCOM端子が接続される。従って、主電源部5は、入力Bから電力(電流)が供給(入力)されることになる。
入力Aから電力が供給されない為、第1ゼロクロス回路7からの第1ゼロクロス信号7aが出力されないことを、制御部9が検知して定着ヒータ16の点灯を行わない。入力Bにより第2ゼロクロス回路11が第2ゼロクロス信号11aを出力したことを、制御部9が検知して定着ヒータ17の点灯を行う。
この場合、制御部9は入力Aの供給が無いことを操作部14の表示手段14Dに表示する。
図4は、図1の画像形成装置100における第1電源線1のみ商用電源に接続された状態を示す。第1電源線1のみ商用電源に接続された場合は、入力Aは供給有り、入力Bは供給無しの状態となり、入力Bから電力が供給されない為、リレー4のコイル41は通電されず、接点は動作せずにノーマルクローズ(N.C)端子に接続される。従って、主電源部5の入力は、入力Aから供給されることになる。
入力Aにより第1ゼロクロス回路7が第1ゼロクロス信号7aを出力したことを、制御部9が検知して第1定着ヒータ16の点灯を行う。入力Bからの電力が供給されない為、第2ゼロクロス回路11からの第2ゼロクロス信号11aは出力されないことを、制御部9が検知して定着ヒータ17の点灯を行わない。
この場合、制御部9は入力Bの供給が無いことを操作部14の表示手段14Dに表示する。
図5は、本発明の画像形成装置100に使用される熱定着装置のある実施形態の概要を示す。図5において、熱定着装置20は、定着ローラ15と、加圧ローラ18と、定着ヒータ16,17と、温度検出手段13とを有する。定着ローラ15と加圧ローラ18とは、互いに圧接されて圧接部(定着NIP)を形成しながら、互いに逆方向に回転駆動される。定着ヒータ16,17は、定着ローラ15の内部にそれぞれ配置され定着ローラ15を加熱する。温度検出手段13は、定着ローラ15の表面温度を検知する接触型サーミスタ又は非接触型のサーモパイルで構成される。
定着ローラ15は第1定着ヒータ16又は第2定着ヒータ17のどちらか一方、もしくは両方が駆動することによって加熱される。記録媒体である転写紙(用紙)Pは定着ローラ15と加圧ローラ18との圧接部を通過する際に、定着ローラ15と加圧ローラ18による加熱及び加圧によってトナー像が溶融されて定着される。
図6は、本発明において、電源線本数が増加したある実施形態の電源の概要を説明する図である。本発明の図1〜図4では、電源線2本にて説明しているが、図6の様にリレー24,25を追加して、複数のリレー接続を構成することで電源線(電源線21,23)の本数を追加することができる。
図7は、本発明において、切替手段にSSR(ソリッド・ステート・リレー)を用いた電源装置200−1を含む画像形成装置の回路図を示す。ここでは、本発明において切替手段にSSRを用いた回路で、画像形成装置100が稼動している状態から途中で未接続である電源線の接続を可能とする、一実施形態を説明する。
図7において、電源入力手段としての入力A,Bとして、電源線1,2にそれぞれ接続された第1電源部29、第2電源部30とが備えられており、切替手段としての切替装置32が配置されている。切替装置32において、第2電源線2と第2電源部30の接続をON/OFFするノーマルクローズ型のリレー31と、主電源部5への入力接続を第1電源線1か第2電源線2のどちらか1つに切り替えを行う切替装置32とを有している。
切替装置32は、遅延回路33と、比較回路34と、SSR35と、SSR36とを有している。遅延回路33は、第1電源部29と比較回路34との間にあって第1電源部29からの信号伝達を遅延させる抵抗・コンデンサーを含む。比較回路34は、第1電源部29と第2電源部30との入力を比較する。なお、比較回路34は、第1電源部29と第2電源部30の電圧差を、電源部出力又は抵抗分圧などにより発生させることによって、コンパレータを用いても良い。SSR35は、比較回路34からの信号により第1電源線1と主電源部5との接続のON/OFFを行う。SSR36は、第2電源部30からの信号により第2電源線2と主電源部5との接続のON/OFFを行う。
入力部A,Bにおいて、第1電源線1のみが接続された場合、第1電源部29が起動する。第1電源部29の出力は切替装置32の比較回路34に入力され、比較回路34は第1電源部29の入力が有りの状態、且つ第2電源部30の入力が無しの状態のみSSR35の動作を行う。そして、SSR35が動作して入力Aより主電源部5に電源が供給され本画像形成装置が稼動する。リレー31は比較回路34の出力により動作して第2電源線2と第2電源部30との接続は切断される。
本画像形成装置100が稼動後に第2電源線2が接続されると、リレー31の接点と第2AC制御板10に電源が供給される。上述の比較回路34からの出力により、リレー31の接点は切断され第2電源線2と第2電源部30とは接続されていないため、第2電源部30及びSSR36は動作しない。第2AC制御板10は、第2電源線2が接続されたことにより第2ゼロクロス回路11が動作し第2ゼロクロス信号11aを制御部9へ送る。制御部9は、第2ゼロクロス信号11aを受け第2電源線2が接続されたことを判断し、第2定着ヒータ17の動作を開始する。
第2電源線2のみが接続された場合、第2電源部30が起動する。第2電源部30の出力は切替装置32の比較回路34及びSSR36に入力される。第2電源部30の信号により比較回路34の出力は、SSR35及びリレー31が動作しない状態に確定される。SSR36が動作して入力Bより主電源部5に電源を供給し本画像形成装置が稼動する。
本画像形成装置が稼動後に第1電源線1が接続されると、第1電源部29が起動し遅延回路33を通して比較回路34に信号が入力される。ここで、比較回路34は、第2電源部30からの信号によりSSR35及びリレー31の動作を停止させた状態を保つ。第1AC制御板6は、第1電源線1が接続されたことにより第1ゼロクロス回路7が動作し第1ゼロクロス信号7aを制御部9へ送る。制御部9は、第1ゼロクロス信号7aを受け第1電源線1が接続されたことを判断し、第1定着ヒータ16の動作を開始する。
電源線1,2両方が接続されている場合、両電源部29,30が起動する。第1電源部29,30からの入力信号(電源信号)が切替装置32の比較回路34に入力される。第2電源部30の信号により比較回路34の出力は、SSR35及びリレー31が動作しない状態に確定される。第1電源部29の信号は、遅延回路33によって第2電源部30の信号が確定された後に比較回路34に入力される。
このように、第1電源部29の信号及び第2電源部30の信号が同時に入力され、SSR35及びSSR36が両方動作することを防止している。第2電源部30の信号はSSR36に入力され、SSR36が動作して主電源部5に電源を供給し本画像形成装置100が稼動する。
図8は、本発明の画像形成装置100における操作部14の概略図を示す。操作部14は、入力キーやスイッチ等の操作入力手段および液晶表示パネルのディスプレイである表示手段14Dを備えており、上述の電源の入力状態を含む装置の状態や、利用可能な用紙サイズや、複写倍率等の表示を行うと共に、操作入力手段により操作者の操作を受け付けることができる。図8では、表示手段14Dは「未接続の電源線があること」を表示した状態を示している。また操作部14の表示手段14Dに表示する状態表示情報については、動画像データ(実写、アニメーション)、静止画像データ、音声ガイダンスなどの方法を用いたりするのも良い。
図8は押しボタン式を備える操作部14を表しているが、本発明の操作部14は、表示手段として、液晶画面に触れることで入力が可能な液晶タッチパネルとしてもよい。
図1及び図8を参照して、制御部9は、いずれかのゼロクロス信号7a,11aの入力が無い場合、未接続の電源線があることを操作部14の表示手段14Dにて表示する。
図9はウォームアップ時(起動時)におけるモード切替制御のフローチャートを示す。下記、本発明のウォームアップ時におけるモード切替制御の実施例の概要を説明する。
図9において、まず、スタートのステップS100でメインスイッチ3がオンされる。切替装置4は、入力された電力線(商用電源が接続された電力線)が主電源部5へ接続するように適宜切り替わる。切替装置4はそのように予め構成されている。この結果、主電源部5へ電力が供給される(S101)。そして、主電源部5は、切替装置4から供給された電力(電流)を駆動源として、画像形成装置100の起動として、制御部9を起動させる(S102)。
S103で、制御部9は、入力Aにより第1ゼロクロス回路(接続検知手段)7で検知された第1ゼロクロス信号7aが出力されるか、判断する。S103でYESであれば、制御部9は、入力Bにより第2ゼロクロス回路(接続検知手段)11で検知された第2ゼロクロス信号11aが出力されるか、判断する(S104)。
ステップS103及びS104の検知状態に判断によって、制御部9は定着制御部(供給先制御部)8,12を制御させて、定着ヒータ16,17の点灯フラグのセット/リセットを行う。具体的には、S103でNOの場合は、第1電源線1の入力部(入力A)へ接続されていないので、部分駆動モードとして、入力Aからの定着ヒータ(第1定着ヒータ)16の点灯フラグをリセットし、定着ヒータ17の点灯フラグをセットする(S108)。また、S104でNOの場合は、第2電源線2の入力部(入力B)へ接続されていないので、部分駆動モードとして、入力Bからの定着ヒータ(第2定着ヒータ)17の点灯フラグをリセットし、定着ヒータ17の点灯フラグをリセットする(S106)。また、S103,S104で、全てのゼロクロス信号7a,11aが検知された場合、全駆動モードであるとして、S105で定着ヒータ16,17の点灯フラグを全てセットする。
その後、接続された定着ヒータの総電力に合わせて定着立ち上がり異常判定時間を設定する。ここで、一般的にヒータ電力以外の条件(機内外温度、定着ローラの熱係数、入力電圧等)が同一場合、定着立ち上がり時間はヒータ電力に反比例の関係が成立する。よって、いずれかのゼロクロス信号7a,11aが検知されない場合(S103,S104でNO)、未接続状態の電源線が存在すると判断して、定着立ち上がり時異常判定時間の変更(延長)を行う。
一例として、S103,S104でYESであって、S105で全駆動モードとして定着ヒータ16,17の点灯フラグを両方セットする場合に、例えば1000Wである定着ヒータを2本使用の画像形成装置100で異常判定時間が1分の場合、定着ヒータ1本でウォームアップを行った場合は、定着立ち上がり異常判定時間を2分に設定する。即ち、S107及びS109で、定着立ち上がりの異常判定時間を予め決められた2本用の時間から、変更(延長)する。
このように異常判定時間が設定された後、ステップS110で、設定した異常判定時間の期間、リロード処理を実行する。リロード処理において、定着ヒータ16,17点灯フラグ状態に従って定着ヒータ16,17の点灯及び消灯を行う。
そして、S111で異常判定時間内に定着ローラ15の温度が目標温度に到達したかどうか確認し、到達した場合(YES)、ウォームアップ終了となる。一方、異常判定時間内に定着ローラ15の温度が目標温度に到達しなかった場合(NO)、異常として操作部14の表示手段14Dに定着ローラ温度が目標温度に到達していないことを表示する(S113)。
このように、複数の電源線のうち、印刷開始前或いは起動時にいずれか1本の電源線の抜けていても、商用電源に接続されたいずれかの電源線によって電源装置が駆動するよう切替手段が動作することで、使用者の指示がなくても、画像形成装置100の起動が可能となる。従って、電源線の抜けにより故障と判断され、装置が停止するダウンタイムがなくなり、利便性の向上を図ることができる。さらに、いずれか1本の電源線の抜けている場合は、駆動モードとして制御部9により部分駆動モードが選択され、全駆動モードが選択されるときよりも立ち上がり時間を長く設定する。これにより、部分的な駆動であっても目標温度により確実に到達できるようになり、質の高いウォームアップ動作ができるようになる。
図10は、画像形成装置100の一例の全体概略図である。図10のような画像形成装置100において、印刷中、用紙Pはいくつかのローラにより搬送され、ドラム部60に形成されたトナー像が用紙Pに転写された後、図5における熱定着装置20にて定着される。搬送に利用される紙送りローラ51,52、搬送ローラ53、レジストローラ54、55等の各ローラは、搬送制御部50を介して、図1の制御部9へ電気的に接続されている。
ここで、後述の図11にように制御部9による駆動モードの切り替えにより、印刷時におけるCPMダウン動作が実施されることがある。CPMとは、単位時間当たりの画像形成枚数(Copies Per Minutes)である。CPMダウンとは一般的に、所定のCPM枚数より少ない動作にて稼動し、装置の処理能力不足を補うことを目的としている。例えば、CPMダウン時、用紙Pは、レジストローラ54,55を先端とした各ローラ(紙送りローラ51,52、搬送ローラ53等)の回転を止めて、用紙Pの搬送を一旦停止させる。そして、定着温度やデータ転送など、次処理が可能となる条件が整った時点で各ローラを回転させ、用紙Pの搬送を再開させる。あるいは、各ローラの回転速度を調整することで、用紙搬送速度を低下させることにより、CPMダウンすることも有用である。または、ドラム部60の画像形成速度を変化させてもよい。
図11は印刷時(稼働時)のモード切替制御のフローチャートである。下記、本発明の印刷動作中の途中におけるモード切替制御の実施例の概要を説明する。本実施形態では、図10に示すように、電流供給先として、定着ヒータ16,17の他に、搬送に係る各ローラ及び画像形成に係るドラム部60が制御部9に接続されている。
まず、図9のようなウォームアップを経て印刷を開始する。印刷動作中、電源部の入力部A,Bへの接続に変化(電源線の一部抜け又は新たな接続)があった場合は、切替装置4は、入力された電力線(商用電源が接続された電力線)が主電源部5へ接続するように適宜切り替わる。この結果、主電源部5へ電力の供給が維持される(S201)。そして、制御部9は、接続状態の変化を操作部14の表示手段14D(図8参照)へ表示させる(S202)。
その後図9と同様に、S203,S204で、制御部9は、入力Aにより第1ゼロクロス回路7で検知される第1ゼロクロス信号7a及び入力Bによる第2ゼロクロス回路11で検知される第2ゼロクロス信号11aが出力されるか、判断する。
そして、S203,S204で、いずれかのゼロクロス信号7a,11aが検知されない場合、部分駆動モードであるとして、S207,S209で、電源線が未接続な入力からの定着ヒータ16,17の点灯フラグをリセットさせる。そして、S208,S210でCPMダウンフラグのセットを行う。具体的なCPMダウンとして、図10に示した搬送制御部50により、各ローラによる用紙の搬送を一旦停止したり、搬送速度を低下させたりする。或いは、ドラム部でのトナー像の作成速度を低下させてもよい。このようなCPMダウンフラグのセットにより、画像形成装置100の処理速度を低下させ、処理能力不足を補う。
また、S203,S204で、全てのゼロクロス信号7a,11aが検知された場合、全駆動モードであるとして、S205で定着ヒータ16,17の点灯フラグを全てセットし、S206でCPMダウンフラグをリセットする。
そして、印刷動作として、定着ヒータ16,17の点灯フラグ及びCPMダウンフラグの状態によって適宜、所定の動作を行う(S211)。
このように起動中或いは稼働中に複数の電源線のうちいずれか1本の電源線が抜けても或いは電源線が追加接続されても、商用電源に接続されたいずれか1本の電源線により電源装置が動作するよう切替手段が動作するため画像形成装置の起動或いは駆動を継続させることが可能となる。従って、電源線の抜けにより故障と判断され、装置が停止するダウンタイムがなくなり、利便性の向上を図ることができる。さらに、いずれか1本の電源線が外部電源と繋がっていない場合は、制御部でのモード切替えにより部分駆動モードが選択され、全駆動モードが選択されるときよりもCPMをダウンさせて処理速度を低下させることで、品質を落とすことなく印刷動作を継続できるようになる。
なお、本発明の電源装置は、画像形成装置を製造時に画像形成装置本体に一体的に組み込んでもよい。あるいは、切替手段4及び主電源部5を一体的にモジュール化して電源装置として構成し、単体で流通可能にしてもよい。例えば、既存の複数の電源線全てを接続した状態でなければ、起動や稼動しない状態になる画像形成装置に、モジュール化した本発明の電源装置を追加して接続させ、制御部のプログラムを書き換えることで、一部の電源線が外部電源と繋がっていない状態であっても、使用者の指示なしで動作させることが可能となる。
本発明は、上述の実施形態及び添付の図面により限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲により規定される。従って、特許請求の範囲に記載された本発明の技術的思想を外れない範囲内で、当該技術分野の通常の知識を有している者には様々な形態の置換、変形及び変更が可能で、これらもまた本発明の範囲に属する。
1 電源線(電源供給経路)
2 電源線(電源供給経路)
4 切替手段(リレー、電源装置)
5 主電源部(電源手段、電源装置)
6 第1AC制御板(電源供給経路)
7 第1ゼロクロス回路(接続検知手段)
7a 第1ゼロクロス信号
8 第1定着制御部(供給先制御部)
9 制御部(制御装置)
10 第2AC制御板(電源供給経路)
11 第2ゼロクロス回路(接続検知手段)
11a 第2ゼロクロス信号
12 第2定着制御部(供給先制御部)
13 温度検知手段
14 操作部
14D 表示手段
15 定着ローラ
16 定着ヒータ(第1定着ヒータ、加熱装置、電力供給先)
17 定着ヒータ(第2定着ヒータ、加熱装置、電力供給先)
18 加圧ローラ
20 熱定着装置
29 第1電源部
30 第2電源部
31 リレー(切替手段)
32 切替装置(切替手段)
33 遅延回路(切替手段)
34 比較回路(切替手段)
35 SSR (切替手段)
36 SSR (切替手段)
100 画像形成装置
200,200−1 電源装置
A 第1電源線の入力部(電源入力手段)
B 第2電源線の入力部(電源入力手段)
P 用紙(転写紙、記録媒体)
特開2008−039800号公報 特開2007−316245号公報

Claims (8)

  1. 複数の電力供給先と、
    外部電源に夫々接続され、かつ前記複数の電力供給先への電力供給経路にある複数の電
    源線と、
    前記複数の電力供給先の駆動を制御する制御手段と、
    前記制御手段へ電力を供給する電源装置と、を備える駆動装置であって、
    前記電源装置は、
    複数の電力供給先の駆動を制御する制御手段に対して電力を供給する電源装置であって、
    前記制御手段に電力を供給する電源手段、及び
    外部電源に夫々接続され、かつ前記複数の電力供給先への電力供給経路にある複数の電
    源線の何れかと、前記電源手段とを接続可能な切替手段、を有し、
    前記制御手段は、前記複数の電力供給先の全てを駆動させる全駆動モードと、前記外部電源に接続された電源供給経路からの電力供給先を駆動させ未接続の電源供給経路からの電力供給先を駆動させない部分駆動モードとのいずれかの駆動モードを切り替え可能であり、
    前記電源供給経路は前記複数の電源線の前記外部電源への接続状態を検知する複数の接続検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記複数の電源線の全てで前記外部電源との接続状態が検知された時は前記全駆動モードを選択し、前記複数の電源線のうちいずれかで前記外部電源との未接続状態が検知された時は前記部分駆動モードを選択し、選択された駆動モードで、前記電力供給先を駆動させる、
    駆動装置。
  2. 前記電力供給先が起動中或いは稼働中に、前記切替手段は、前記電源装置へ接続させる、前記外部電源が接続されるいずれかの電源線を切り替え可能であり、
    前記電力供給先が起動中或いは稼働中に、前記接続検知手段は、前記複数の電源線の前記外部電源への接続状態の変化を検知可能であり、前記接続状態の変化を検知した場合に、前記制御手段は前記全駆動モードと前記部分駆動モードとのいずれかの駆動モードを切り替え可能である、
    請求項記載の駆動装置。
  3. 請求項1又は2に記載の駆動装置を有する、
    画像形成装置。
  4. 印刷動作において前記部分駆動モードが選択されるとき、前記全駆動モードが選択されるときよりも、単位時間あたりの画像形成枚数が少ない、
    請求項記載の画像形成装置。
  5. 印刷開始前或いは起動中に前記部分駆動モードが選択されたとき、前記全駆動モードが選択されるときよりも、立ち上がり時間を長く設定する、
    請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 状態を表示する表示手段をさらに備え、
    前記制御手段により、前記複数の電源線のうちいずれかの電源線が接続されていないことを前記表示手段に表示させる、
    請求項3から5のいずれか1項記載の画像形成装置。
  7. 前記電力供給先は、印刷動作で画像が形成される記録媒体を加熱する加熱装置である、
    請求項3から6のいずれか1項記載の画像形成装置。
  8. 複数の電力供給先と、複数の電源線と、切替手段と、電源手段と、制御手段とを備える駆動装置の制御方法であって、
    外部電源に夫々接続され、かつ前記複数の電力供給先への電力供給経路である前記複数の電源線の何れかを、前記切替手段により、前記電源手段へ接続させる工程と、
    前記電源手段により、前記制御手段へ電力を供給する工程と、
    前記制御手段により、前記複数の電力供給先の駆動を制御する工程と、を有し、
    前記制御手段は、前記複数の電力供給先の全てを駆動させる全駆動モードと、前記外部電源に接続された電源供給経路からの電力供給先を駆動させ未接続の電源供給経路からの電力供給先を駆動させない部分駆動モードとのいずれかの駆動モードを切り替え可能であり、
    前記電源供給経路は前記複数の電源線の前記外部電源への接続状態を検知する複数の接続検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記複数の電源線の全てで前記外部電源との接続状態が検知された時は前記全駆動モードを選択し、前記複数の電源線のうちいずれかで前記外部電源との未接続状態が検知された時は前記部分駆動モードを選択し、選択された駆動モードで、前記電力供給先を駆動させる、
    駆動装置の制御方法。
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