JP6375189B2 - 合成樹脂製容器 - Google Patents

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本発明は、歯科用液体を塗布具の先端に付着せしめて患部に塗布する際に使用される合成樹脂製容器に関する。
歯科用接着液或いは消毒液の如き歯科用液体は、一般に、少量の歯科用液体を密封収容した包装体或いは包装部から歯科用液体を排出し、塗布具の先端に付着せしめて患部に塗布される。下記特許文献1には、歯科用液体を収容した包装部(コンパートメント)と封止部(ブレークゾーン)を介して包装部に隣接するポケット部とを備えた容器が開示されている。ポケット部には塗布具の先端が収容されている。歯科用液体を患部に塗布する際には、包装部を押圧して歯科用液体に圧力を及ぼすことによって封止部を開封し、包装部内に収容されていた歯科用液体をポケット部に流動せしめて塗布具の先端に付着せしめ、そして塗布具の先端をポケット部から離脱せしめて患部に適用する。
特開平11−146902号公報
而して、上記特許文献1に開示されている容器には、使用勝手が良好でなく、(1)塗布具の先端をポケット部から離脱せしめる際には、一方の手で容器を保持し他方の手で塗布具を把持して操作することが必要であり、片手での操作ができない、(2)ポケット部から塗布具の先端を離脱せしめる際に塗布具の先端が容器の壁面に接触し塗布具の先端から歯科用液体の相当部分が除去されてしまう虞が少なくない、(3)歯科用液体が包装部からポケット部に適切に流動せしめられたか否かを明確に確認できない、(4)第一の包装部に収容されている第一の歯科用液体と第二の包装部に収容されている第二の歯科用液体を混合してポケット部に流動せしめる形態の場合には第一の歯科用液体と第二の歯科用液体とが適切に混合されたか否かを明確に確認できないという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、使用勝手が少なくとも部分的に改良された、歯科用液体を塗布具の先端に付着せしめて患部に塗布する際に使用される合成樹脂製容器を提供することである。
本発明者等は鋭意検討の結果、底壁とこの底壁から上方に延びる側壁とによって、上面は開放されている空間が規定されており、かかる空間は横方向に隣接して位置する包装体収納部と塗布具挿入部とを有する独特な形態の容器によって、上記主たる技術的課題を達成することができることを見出した。
即ち、本発明によれば、上記主たる技術的課題を達成する歯科用液体を塗布具の先端に付着せしめて患部に塗布する際に使用される合成樹脂製容器として、
底壁と該底壁から上方に延びる側壁とによって、上面は開放されている空間が規定されており
空間は横方向に隣接して位置する包装体収納部と塗布具挿入部とを有し、該包装体収納部と該塗布具挿入部との間には幅狭部が存在し、
該包装体収納部は、該幅狭部に隣接して位置する主部と該幅狭部から離間した端部とを有し、該主部の横断面形状は矩形状であり、該端部の横断面形状は該幅狭部から遠ざかる方向に向かって幅が漸次低減せしめられた形状であり
包装体収納部に歯科用液体を収容した包装体を収納し該側壁を押圧することによって該包装体に押圧力を加えることによって該包装体に収容された歯科用液体が該空間内に排出され
塗布具挿入部に塗布具を挿入することによって該塗布具の先端部に歯科用液体を付着せしめることができる、
ことを特徴とする容器が提供される。
包装体収納部の下端部は横断面積が低減せしめられており、該包装体が該下端部内に進入することが阻止され、歯科用液体は該包装体から該包装体収納部の該下端部に排出され、該塗布具挿入部の下端部に流動するのが好都合である。好適には、該空間の底面は該包装体収納部側から該塗布具挿入部側に向かって下方に傾斜している。該側壁は少なくとも一部分が透明乃至半透明であるのが好都合である。好適実施形態においては、該包装体収納部には異なった歯科用液体を収容した2個以上の包装体が収納され、2個以上の包装体から排出された液体を混合して使用できる。上述した合成樹脂製容器は、上面には該容器の下端部の横断面形状に対応した横断面形状を有する陥没部が形成されている容器支持具と組み合わせられ、該陥没部に該容器の下端部を嵌入することによって該容器が直立状態に支持される。
本発明の合成樹脂製容器によれば、包装体収納部に歯科用液体を収容した包装体を収納し、片手で容器の側壁を押圧することによって包装体に押圧力を加えることによって包装体に収容された歯科用液体を包装体収納部に排出して塗装具挿入部に流動せしめ、しかる後に片手で塗布具挿入部に塗布具を挿入することによって塗布具の先端部に歯科用液体を付着せしめることができる。塗布具挿入部は塗布具の先端の大きさに応じて適宜の大きさに設定することができ、それ故に塗布具の先端が壁面に接触することは充分に回避することができ、塗布具の先端に付着した歯科用液体が除去されてしまうことは充分確実に回避することができる。容器の側壁が透明乃至半透明の場合には、包装体からの歯科用液体の流出を明確に確認することができ、そしてまた包装体収納部に第一の包装体と第二の包装体とが収納される場合には第一の包装体から流出した歯科用液体と第二の包装体から流出した第二の歯科用液体との混合を明確に確認することができる。
本発明に従って構成された合成樹脂製容器の好適実施形態を示す正面図。 図1に示す合成樹脂製容器の平面図。 図1に示す合成樹脂性容器の底面図。 図1の線IV−IVにおける断面図。 図1に示す合成樹脂製容器を、容器支持具に支持された状態で示す斜面図。 図5に示す容器支持具の平面図。 図6の線VII−VIIにおける断面図。 図1に示す合成樹脂製容器に適用される包装体の斜面図。 図1に示す合成樹脂製容器に適用される塗布具の斜面図。
以下、添付図面を参照して、本発明に従って構成された合成樹脂製容器並びにかかる合成樹脂製容器に適用される包装体及び塗布具について、更に詳細に説明する。
図1乃至図4を参照して説明すると、全体を番号2で示す本発明に従って構成された合成樹脂製容器に使用する合成樹脂は、特に限定されず公知の樹脂を採用可能であるが、透明性の良好なものが好ましい。
例を示すならば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、並びにエチレン、プロピレン、及びブテン等から選ばれる少なくとも2種類以上のオレフィン系モノマーを共重合した共重合体等のオレフィン系ポリマー;
ポリメチルメタクリレート等に代表されるポリ(メタ)アクリル酸、及び2種類以上の(メタ)アクリレート系モノマーを共重合した共重合体等の(メタ)アクリル系モノマー;
ポリスチレン,ポリ(アクリロニトリル−スチレン),ポリ(ブタジエン−スチレン),ABSポリマー等のスチレン系ポリマー;
ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩素化塩化ビニル、及び2種類以上の塩化ビニル系モノマー、又は酢酸ビニル系モノマー等を共重合した共重合体等の軟質ビニル系ポリマー;
ナイロン6,ナイロン66,ナイロン610,ナイロン612,ナイロン11,ナイロン12,ナイロン46等のアミド系ポリマー;
ポリエチレンテレフタレート等の不飽和ポリエステル樹脂;
テレフタル酸ジメチル、1,4−ブタンジオール、ポリ(オキシテトラメチレン)グリコールを原料とし、エステル交換や重縮合反応で製造する熱可塑性エラストマー;
ポリテトラフルオロエチレン、ポリトリフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、並びにテトラフルオロエチレン、トリフルオロエチレン、及びフッ化ビニル等から選ばれる少なくとも2種類以上のフッ素系モノマーを共重合した共重合体等のフッ素系ポリマー;
その他、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリエーテルスルホン、ポリフェニレンオキサイド、ポリフェニレンスルファイド、ポリスルホン;
等が好ましく使用できる。中でも、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレン、並びにエチレン、プロピレン、及びブテン等から選ばれる少なくとも2種類以上のオレフィン系モノマーを共重合した共重合体等のオレフィン系ポリマーは、生体に対する安全性や素材の透明性、柔軟性の特性が本発明の用途に最適であり、特に好ましい。
容器2の成形方法は、射出成形、圧縮成形又はブロー成型等の適宜な方法で成形することができる。容器2の色調は使用用途に合わせて適宜着色することが可能であり、光感受性の歯科材料を内容物として使用する場合には、材料の感受性を抑制するため、可視光の領域である400〜800nm、特に400〜500nmの波長を70%以上カットできる色調とすることが好ましい。かような容器2は底壁4とこの底壁4の周縁から上方に延びる筒状側壁6とを有し、底壁4と側壁6とによって上面は開放された空間が規定されている。容器2は図2及び図3において左右方向に延びる中心軸線に関して上下対称であり、図1乃至図4と共に図5を参照することによって明確に理解されるとおり、上記空間は図1乃至図3において横方向に隣接して位置する包装体収容部8と塗布具挿入部10とを有する。包装体収容部8と塗布具挿入部10との間には幅狭部12が存在する。
更に詳述すると、図3に明確に図示するとおり、底壁4は、図3において左から右に向かって順次、略正方形状である片端部14、この片端部14から離隔するに従って幅が漸次低減する台形状である介在部16、横長矩形状である細長部18及びこの細長部18から離隔するに従って幅が漸次低減する形状、好ましくは二等辺三角形状である他端部20を有する。底壁4、従って容器2の底面は、図1に明確に図示するとおり、包装体収容部8から塗布具挿入部10に向かって、即ち図1において右から左に向かって漸次下方に傾斜せしめられている。側壁6は底壁4の周縁から上方に延び、壁6の下端部の形状は底壁4の周縁の形状に対応している。しかしながら、側壁6における包装体収容部8乃至幅狭部12の半部(図1乃至図3において右側半部)を規定する部分においては下端部に、上方に向かって外側(図2及び図3において中心軸線から上方及び下方に離隔する方向)に傾斜、換言すれば下方に向かって内側(図2及び図3において上方及び下方から中心軸線に向かう方向)に傾斜、する傾斜壁部22が存在する。従って、上記包装体収容部8の下端部、即ち傾斜壁部22によって規定される部位は下方に向かって横断面積が漸次低減されている。図2と共に図5を参照することによって理解されるとおり、上記塗布具挿入部10の横断面形状は、底壁4の上記片端部14の形状に対応した略正方形状であり、幅狭部12における上記傾斜壁部22よりも上方の部分の横断面形状は、図2において左から右に向かって漸次幅狭になる台形状と左から右に向かって漸次幅広になる台形状とを組み合わせた形状であり、包装体収容部8における上記傾斜壁部22よりも上方の部分の横断面形状は、幅狭部12に隣接して位置する主部8aが横長矩形状であり、幅狭部12から離間した端部8bが底壁4の他端部20の形状に対応した形状、好ましくは二等辺三角形状である。幅狭部12における傾斜壁部22が存在する部分においては、図1において下方に向かって幅が漸次狭くなると共に図1において左方に向かって幅が漸次狭くなっている。かような容器2は、側壁6の少なくとも一部分が透明乃至半透明であるのが好都合であり、全体が透明乃至半透明であるのが特に好適である。そして、側壁6、特に側壁6の幅狭部12、端部8b及び傾斜壁部22は、比較的薄肉(例えば厚さ0.1〜1mm、好ましくは0.2〜0.7mm)であり比較的小さい力によって変形され得ることが望ましい。
図5には、上記容器2と共に、容器支持具24が実線で図示され、包装体26及び塗布具28が二点鎖線で図示されている。図5と共に図6及び図7を参照して説明すると、図示の容器支持具24は全体として直方体形状であり、その上面には上記容器2の下端部即ち底壁4の横断面形状に対応した横断面形状を有する陥没部30が形成されている。図7を参照することによって明確に理解される如く、陥没部30の底面は、上記容器2の底壁4の傾斜に対応せしめて、図7において右から左に向かって漸次下方に傾斜せしめられている。かような容器支持具24は適宜の金属材料、セラミックス、木材、ガラス、合成樹脂或いは合成ゴム等から形成することができる。図5と共に図8を参照して説明を続けると、図示の包装体26はピロー包装体と称されているそれ自体は周知のフィルム製包装体であり、3縁部、即ち上縁部32及び下縁部34と共に片側縁部36が密封され、内部には歯科用液体(図示を省略している)が収容されている。包装体26の材質は、ポリエチレン、ナイロン、ポリエチレンテレフタラート、ポリプロピレン、アルミニウム等の公知のフィルム及びそれらをラミネート加工したものが使用できる。包装体26に押圧力を加えた場合、下縁部34の密封が解除されて収容されている歯科用液体が下縁部を通して排出されるようになすために、シール時の圧接強さ及び温度を変更したり、シール幅を変更しりして下縁部34の密封強度が上縁部32及び片側縁部36の密封強度よりも低減されているのが好都合である。図5と共に図9に図示する塗布具28もそれ自体は周知の形態であり、例えば、細長い棒状本体の先端には多数の毛状片等から形成することができる液体保持部38が配設されている。
次に、上述した容器2、容器支持具24、包装体26及び塗布具28の使用様式について、主として図5を参照して説明する。最初に、例えば、2液混合型の歯科用接着液を患部に塗布する場合には、2個の包装体26、即ち第一の歯科用接着液を収容した包装体26と第二の歯科用接着液を収容した包装体26とを、容器2の包装体収納部8内に収納する。傾斜壁22の存在に起因して包装体収納部8の下端部は横断面積が低減せしめられている故に、包装体26は傾斜壁22よりも上方の部分に収納され、包装体収納部8の下端には包装体26が存在しない空間が確保される。次いで、容器2の包装体収納部8を規定している側壁6の上下方向中間部を相互に接近する方向に押圧して、包装体収納部8内に収納されている2個の包装体26に押圧力を加える。容器2の包装体収納部8は横長矩形状の主部8aと共に片端縁に向かって幅が漸次低減する二等辺三角形状の端部8bを有する故に、容器2の包装体収納部8を規定している側壁6は充分容易に相互に接近する方向に変位せしめられ、充分容易に包装体26に押圧力を加えることができる。押圧力が加えられた包装体26はその下縁部34の密封が解除され、包装体26に収容されていた第一の歯科用接着液及び第二の歯科用接着液が容器2の包装体収納部8の下端部に排出される。そして、包装体収納部8の下端部に排出された第一の歯科用接着液と第二の歯科用接着液は、容器2の底面が包装体収納部8から塗布具挿入部12に向かって下方に傾斜せしめられている故に、塗布具挿入部10に流動せしめられる。また、液粘度が低い場合等は液の排出、流動の際に必要充分に混合される。容器2の側壁6の少なくとも一部分(好ましくは全部分)が透明乃至半透明である場合には、包装体26からの第一の歯科用接着液及び第二の歯科用接着液の排出、第一の歯科用接着液と第二の歯科用接着液体の混合、並びに第一の歯科用接着液及び第二の歯科用接着液の包装体収納部8から塗布具挿入部10への流動を目視により確認することができる。次いで、図5に図示する如く、容器2の下端部を容器支持具24の陥没部30内に嵌入する。かくすると、容器2の下端部が容器支持具24に支持され、容器2は直立状態に自立する。しかる後においては、図5に図示する如く、塗布具28を容器2の塗布具挿入部10内に挿入し、その先端に配設されている液体保持部38に流動した第一の歯科用接着液及び第二の歯科用接着液を必要に応じて混合し、混合した接着液を保持する塗布具28を塗布具挿入部10から引き出して液体保持部38を患部に適用する。容器2の塗布具挿入部10の横断面積は塗布具28の液体保持部38の外径よりも充分に大きく設定することができる故に、塗布具挿入部10から塗布具28の液体保持部38を引き出す際に液体保持部38が容器2の側壁6に接触せしめられて保持した液体が除去されてしまうことは充分確実に回避される。
以上の態様は、2液混合型の歯科用接着液、すなわち2個の包装体26を使用した場合の例示を示したが、この包装体26は1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。従来技術では、第一の歯科用液体と第二の歯科用液体とが一つの容器に納められているため、第一の歯科用液体と第二の歯科用液体との組み合わせを変更することができなかったが、本発明の容器を使用すれば、包装体26の中身を変えることにより、混合する液の組み合わせを自由に変えることも可能となる。
2:容器
4:底壁
6:側壁
8:包装体収納部
8a:包装体収納部の主部
8b:包装体収納部の端部
10:塗布具挿入部
12:幅狭部
22:傾斜壁
24:容器支持部
26:包装体
28:塗布具
30:容器支持部の陥没部

Claims (6)

  1. 歯科用液体を塗布具の先端に付着せしめて患部に塗布する際に使用される合成樹脂製容器にして、
    底壁と該底壁から上方に延びる側壁とによって、上面は開放されている空間が規定されており
    空間は横方向に隣接して位置する包装体収納部と塗布具挿入部とを有し、該包装体収納部と該塗布具挿入部との間には幅狭部が存在し、
    該包装体収納部は、該幅狭部に隣接して位置する主部と該幅狭部から離間した端部とを有し、該主部の横断面形状は矩形状であり、該端部の横断面形状は該幅狭部から遠ざかる方向に向かって幅が漸次低減せしめられた形状であり
    包装体収納部に歯科用液体を収容した包装体を収納し該側壁を押圧することによって該包装体に押圧力を加えることによって該包装体に収容された歯科用液体が該空間内に排出され
    塗布具挿入部に塗布具を挿入することによって該塗布具の先端部に歯科用液体を付着せしめることができる、
    ことを特徴とする容器。
  2. 該包装体収納部の下端部は横断面積が低減せしめられており、該包装体が該下端部内に進入することが阻止され、歯科用液体は該包装体から該包装体収納部の該下端部に排出され、該塗布具挿入部の下端部に流動する、請求項記載の容器。
  3. 該空間の底面は該包装体収納部側から該塗布具挿入部側に向かって下方に傾斜している、請求項1又は2記載の容器。
  4. 該側壁の少なくとも一部は透明乃至半透明である、請求項1からまでのいずれかに記載の容器。
  5. 該包装体収納部には異なった歯科用液体を収容した2個の包装体が収納され、2個の包装体から排出された液体が混合される、請求項1からまでのいずれかに記載の容器。
  6. 請求項1からまでのいずれかに記載の容器と容器支持具との組み合わせにして、該容器支持具の上面には該容器の下端部の横断面形状に対応した横断面形状を有する陥没部が形成されており、該陥没部に該容器の下端部を嵌入することによって該容器が直立状態に支持される、ことを特徴とする組み合わせ。
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