JP6374326B2 - ノッキング検出装置 - Google Patents
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Description
このFFT解析は、例えば図4に示すように、ノッキングセンサの出力を、所定サンプリング周期(例えば15.6μsec)毎にサンプリングして、所定個数(例えば26個)のサンプリングデータを蓄積し、その蓄積したサンプリングデータを用いてFFT演算を行うものである。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ノッキングの発生を精度良く検出できるノッキング検出装置を提供することである。
このように、サンプリングデータとして同一の固定値を用いると、そのサンプリングデータを用いて周波数解析を行った場合に、周波数解析は固定値の影響を受けにくいので好適である。
さらに、本第1態様では、前記同一の固定値として、前記出力信号の振幅の中央値を用いる。
つまり、固定値として例えば0「ゼロ」を用いると、0に持ち替えたタイミングを含めた周波数解析演算において、演算誤差が発生する。一方、固定値として、出力信号の振幅の中央値を用いる場合には、固定値として0「ゼロ」を用いた場合に比べて、演算誤差が発生しない。
よって、本第1態様のように、出力信号の振幅の中央値である固定値を設定すると、周波数解析の際に固定値を用いる影響を受けにくいという利点がある。
(3)本発明の第3態様では、前記エンジンの状態に応じて、前記データ取得期間を設定する。
ここで、エンジンの状態とは、例えば、エンジンの回転状態、油温(エンジンオイル等の温度)、水温(冷却水温)、吸入空気の温度など、エンジンの運転(稼働)に影響を与える各種の構成の状態のことである。
このエンジンの状態が変化すると、ノッキングやノイズ(例えば着座ノイズ)の発生のタイミング(発生の時期や期間)が変化するので、エンジンの状態に応じて、データ取得期間を設定すると、より精度良くノッキングの検出ができる。
なお、エンジンの状態の変化は、例えばクランク角度センサや、油温センサ等の各種のセンサにより判断することができる。
(4)本発明の第4態様では、前記エンジンの回転状態に応じて、前記データ取得期間を設定する。
エンジンの回転状態(回転数:回転速度)が変化すると、ノッキングやノイズ(例えば着座ノイズ)の発生のタイミング(発生の時期や期間)が変化する。例えばエンジンの回転数が増加すると、そうでない場合に比べて、ノッキングや着座ノイズの発生時期が早くなり、また、発生期間が短くなる。
従って、エンジンの回転状態に応じて、データ取得期間を設定すると、より精度良くノッキングの検出ができる。
なお、エンジンの回転状態の変化は、エンジンの回転状態を検出する各種のセンサ(例えば回転数センサ等)によって検出できるが、それ以外に、エンジンの点火信号から算出することができるので、本第4態様の場合には、各種のセンサ信号を用いなくても、エンジンの回転状態を判断できるという利点がある。
(5)本発明の第5態様では、前記複数個のサンプリングデータに対応した所定期間には、ノイズを除去するために設けられたノイズ除去期間が設定されており、前記所定期間におけるサンプリングデータを取得した後に、該サンプリングデータのうち前記ノイズ除去期間に対応したサンプリングデータを前記固定値に設定して、前記周波数解析を行う。
(6)本発明の第6態様では、前記エンジンの状態に応じて、前記ノイズ除去期間を設定する。
(7)本発明の第7態様では、前記エンジンの回転状態に応じて、前記ノイズ除去期間を設定する。
なお、エンジンの回転状態の変化は、エンジンの回転状態を検出する各種のセンサ(例えば回転数センサ等)によって検出できるが、それ以外に、エンジンの点火信号から算出することができるので、本第7態様の場合には、各種のセンサ信号を用いなくても、エンジンの回転状態を判断できるという利点がある。
図1に示す様に、エンジン1は、エンジン本体3と、エンジン本体3に空気を導入する吸気管5と、吸入空気量を検出するエアフローメータ7と、吸入空気量を調整するスロットルバルブ9と、スロットルバルブ9の開度を検出するスロットル開度センサ11と、燃焼室13内に空気を導入する吸気マニホールド15と、燃料を吸気マニホールド15内に噴射する燃料噴射弁17と、エンジン本体3から(燃焼後の)空気を排出する排気マニホールド19と、排気マニホールド19から排出される排気から空燃比を検出する空燃比センサ(又は酸素センサ)21などを備えている。
点火時期制御装置31は、ノッキングセンサ41とノッキング制御装置43とが、接続ケーブル45を介して、電気的及び機械的に分離不可能に一体に構成されている。なお、ノッキングセンサ41とノッキング制御装置43とは、電気的に接続されていればよく、分離可能であってもよい。また、ノッキング制御装置43は、内燃機関用制御装置37に含まれていてもよい。
c)次に、ノッキング制御装置43の電気的構成について説明する。
フィルター回路53は、ノッキングセンサ41から出力される信号のうち、ノッキングの検出に不要な高周波成分を除去するバンドパスフィルタである。このフィルター回路53にてフィルタリングされたノッキング信号が、MPU57(詳しくはA/D変換部61)に出力される。
内燃機関用制御装置37では、例えばエンジン回転数や吸入空気量などに基づいて、点火時期の基準となる基準点火時期を決定する。この基準点火時期とは、エンジン1毎のばらつきや気候変化等を考慮したときにも当該エンジン1が破損しないような十分なマージンを持って設定された点火時期を、エンジン1の運転状態毎に複数設定したマップを用いた上で、このマップと現在の運転状態とを対応(照合)して設定されるベースとなる点火時期(即ち、ノッキング制御装置43によって調整される対象の点火時期)である。
基準点火信号(A)を受信するノッキング制御装置43(詳しくはMPU57)では、ノッキングセンサ41からの信号(ノッキング信号)を受信し、そのノッキング信号に基づいて、ノッキングの発生の有無を検出する。
具体的には、例えば、ノッキングが発生していない場合には、所定期間毎に、点火時期を最大進角に至るまで徐々に進角させ、ノッキングが発生すると基準点火時期に戻すように、補正点火時期を設定する。
エンジン1が回転している場合には、エンジン1の振動によって、ノッキングセンサ41からは常時信号(ノッキング信号)が出力される。
そして、上述したノッキング検出期間(従って全サンプリング期間)にて得られたノッキング信号に基づいて、ノッキングを検出するために周知のFFT演算が行われる。
ところが、通常、ノッキングセンサ41の出力のうち、ノッキングによる信号の変動は、サンプリング期間(即ちノッキング検出期間)の前半が多いが、後半になると、バルブの着座などによるノイズが多くなる。
なお、前記図3に示すように、全サンプリング期間の前半が、サンプリングデータ(X0〜X31)を取得するデータ取得期間であり、残りのサンプリングデータ(X32〜X63)に対応する期間が、固定値設定期間である。
<補正点火時期算出処理>
まず、点火時期制御部67にて実施される処理のうち、基準点火信号(A)から補正点火信号(B)を算出する処理について説明する。なお、この補正点火時期算出処理は、特許第5432398号公報に記載の補正点火時期算出処理と同じであるので、簡単に説明する。
図6のフローチャートに示す様に、ステップ(S)100では、タイマー記憶変数Nをリセット(0に設定)する。
続くステップ120では、タイマーTの初期値T(0)を0に設定する。
続くステップ160では、基準点火信号(A)が入力したか否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ170に進み、一方否定判断されると待機する。
続くステップ180では、再度基準点火信号(A)が入力したか否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ190に進み、否定判断されると待機する。
続くステップ200では、今回(N回目)、基準点火信号(A)が入力した時間を、タイマーT(N)として記憶する。
続くステップ230では、回転数格納/ノックウィンドウ変数Sをカウントアップする。
続くステップ250では、ノック検知ウィンドウKNW(S)の演算を行う。
続くステップ280では、エンジン回転数の「RPNS(S)/RPNS(S−1)」の演算、即ち、今回(S回目)のエンジン回転数RPNS(S)を前回(S−1回目)のエンジン回転数RPNS(S−1)で割ることにより、エンジン回転数の変動の大きさを示すエンジン回転数の偏差(回転数偏差)ΔRPNを算出する。
一方、ステップ330では、ノッキングが発生していないので、点火時期(補正点火時期TIG)が最大進角TIGMか否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ340に進み、一方否定判断されるとステップ350に進む。
一方、ステップ350では、補正点火時期TIGが最大進角TIGMではないので、点火時期を所定値ΔTIG分進角させる。
次に、ノッキング判定部にて実施されるノッキング検出処理について説明する。なお、このノッキング検出処理は、特許第5432398号公報に記載のノッキング検出処理と、下記のS470、S475の処理以外は基本的に同様な処理である。
図7に示す様に、ステップ400にて、ノック検知フラグKNSをクリア(0に設定)する。
続くステップ430では、ステップ250にて演算したノック検知ウィンドウKNWに対応する期間内にあるか否か(換言すれば、ノック検知ウィンドウKNW内であるか否か)をノックウィンドウ測定タイマーの値に基づき判定する。ここで肯定判断されるとステップ440に進み、一方否定判断されると前記ステップ430に戻って同様な処理を繰り返す。
続くステップ450では、ステップ250にて演算したノック検知ウィンドウKNWに対応する期間が経過したか否か(換言すれば、ノック検知ウィンドウKNW外であるか否か)をノックウィンドウ測定タイマーの値に基づき判定する。ここで肯定判断されるとステップ460に進み、一方否定判断されると前記ステップ440に戻って同様な処理を繰り返す。
続くステップ470では、ノック検知ウィンドウKNWに対応する期間(即ちノッキング検出期間)内のサンプリングデータ、即ち、全サンプリング期間に対応するサンプリングデータに基づいて、FFT演算を行う。
<FFT関連処理>
次に、FFT演算に関する処理について説明するが、ここでは、本処理について、「(1)全体の処理ルーチン(FFT全体処理)」と「(2)A/Dサンプリング処理」と「(3)FFT演算処理」とに分けて順次説明する。
本処理は、15.6μsec毎に実施される割り込み処理である。なお、本処理は、前記図7のステップ430にて、ノック検知ウィンドウKNWに対応する期間内に実施される処理である。
続くステップ530では、FFT演算を行うための残りの32個のサンプリングデータの値を、固定値の0に設定する。
(2)A/Dサンプリング処理
本処理は、前記図8のステップ500の処理である。
続くステップ610では、A/D回数をカウントアップし、一旦本処理を終了する。
本処理は、前記図8のステップ530の処理であり、ここでは64個のサンプリングデータを用いて、FFT演算を行う。
本実施例1では、全サンプリング期間のうち、前半のデータ取得期間、即ち、ノッキング信号からサンプリングデータを取得するデータ取得期間にて、例えば32個のサンプリングデータを取得する。また、全サンプリング期間のうち、後半の固定値設定期間に対応する例えば32個のサンプリングデータを、予め決められた固定値(例えば0)に設定する。
また、本実施例1では、ノッキング信号からサンプリングを取得する期間は、全サンプリング期間の半分のデータ取得期間で済むので、サンプリング等の処理の負担が少なくて済み、処理時間を短縮できるという利点がある。
本実施例1の変形例では、固定値として、ノッキング信号の振幅の中央値を用いることができる。
固定値として例えば0「ゼロ」を用いると、0に持ち替えたタイミングを含めた周波数解析演算において、演算誤差が発生する。一方、固定値として、出力信号の振幅の中央値を用いる場合には、固定値として0「ゼロ」を用いた場合に比べて、演算誤差が発生しない。よって、出力信号の振幅の中央値である固定値を設定すると、周波数解析の際に固定値を用いる影響を受けにくいという利点がある。
つまり、エンジンの回転状態(回転数:回転速度)が変化すると、ノイズ(例えば着座ノイズ)の発生のタイミング(時期、期間)が変化する。例えばエンジンの回転数が増加すると、そうでない場合に比べて、着座ノイズの発生時期が早くなり、発生期間が短くなる。
具体的には、エンジンの回転数とデータ取得期間との関連を示すマップをマイコンに保持して、エンジンの回転数に応じてデータ取得期間を設定することができる。
本実施例2は、前記実施例1とは、FFT演算に用いるサンプリングデータの設定方法が異なっているので、相違点を中心にして本実施例2を説明する。
図10に示すように、例えば、サンプリング周期15.6μsec、サンプリング数(実効サンプリング数)64、サンプリング時間1msec、FFT周波数分解能1kHzという条件でFFT演算を行う場合を考える。
ところが、64個のサンプリングデータを得る間に、ノイズ発生領域(ノイズが発生する期間)がある場合には、その範囲のサンプリングデータはノイズの影響を受けてしまう。その結果、ノイズを含む全てのサンプリングデータを用いてFFT演算を行うと、その演算結果もノイズの影響を受けてしまう。
b)次に、本実施例2のMPU57にて実施される制御処理のうち、FFT関連処理の(1)FFT全体処理について説明する。
本処理は、15.6μsec毎に実施される割り込み処理である。
図12に示すように、本処理では、ステップ700にて、前記実施例1と同様なA/Dサンプリング処理を行う。
続くステップ730では、前記64個のサンプリングデータのうち、ノイズ発生領域の例えばX21〜X30の10個のサンプリングデータの値を固定値(例えば0)とする。
本実施例2では、FFT演算に必要な個数のサンプリングデータに対応した全サンプリング期間には、ノイズを除去するために設けられた(ノイズ発生領域に対応した)ノイズ除去期間が設定されている。そして、全サンプリング期間におけるサンプリングデータを取得した後に、ノイズ除去期間に対応したサンプリングデータを固定値に変更し、固定値を含む全てのサンプリングを用いてFFT演算を行って周波数解析を行う。
例えば、図13に示すように、エンジンの回転状態(回転数:回転速度)が変化すると、ノイズ(例えば着座ノイズ)の発生のタイミング(時期、期間)が変化する。具体的には、エンジンの回転数が増加すると、そうでない場合に比べて、例えば、着座ノイズの発生時期が早くなって、前記図11に示すように、全サンプリング期間の前半にて、ノッキング信号の振動に重なるようにノイズが発生することがある。
ここで、どのサンプリングデータがノイズ除去期間のサンプリングデータに該当するかは、エンジン回転数に対応して定まる例えば着座ノイズが発生する回転角となる時間から求めることができる。
MPUのFFT演算部が、ノッキング検出装置、周波数解析部、固定値設定部の一例に相当する。
(1)例えば、前記各実施例では、ノッキング制御装置にてノッキングの制御を行う装置について説明したが、本発明は、内燃機関用制御装置によってノッキングを制御する装置に適用できる。つまり、ノッキング制御装置にて検出されたノッキング信号等を用いて、内燃機関用制御装置にて、ノッキングを抑制する適切な点火時期を決定し、その点火時期を示す信号をイグナイタに出力するようにしてもよい。なお、この場合には、ノッキング制御装置では、イグナイタに対して点火時期を制御する信号を出力しない。
(3)さらに、本発明は、2サイクルのエンジンに適用することもできる。
31…点火時期制御装置
37…内燃機関用制御装置(ECU)
41…ノッキングセンサ
43…ノッキング制御装置
57…MPU
Claims (8)
- ノッキングセンサの出力信号のサンプリングデータに基づいて、エンジンのノッキングを検出するノッキング検出装置において、
複数個のサンプリングデータを用いて、前記出力信号の周波数解析を行う周波数解析部と、
前記周波数解析に用いられる複数個のサンプリングデータのうち、所定個数のサンプリングデータを予め決められた同一の固定値に設定する固定値設定部と、
を備え、
前記同一の固定値として、前記出力信号の振幅の中央値を用いることを特徴とするノッキング検出装置。 - 前記複数個のサンプリングデータに対応した所定期間として、前記出力信号からサンプリングデータを取得するデータ取得期間と、前記データ取得期間とは重ならない固定値設定期間とが設定されており、
前記データ取得期間におけるサンプリングデータを取得した後に、該データ取得期間に取得したサンプリングデータと、前記固定値設定期間に対応して前記固定値に設定されたサンプリングデータとを用いて、前記周波数解析を行うことを特徴とする請求項1に記載のノッキング検出装置。 - 前記エンジンの状態に応じて、前記データ取得期間を設定することを特徴とする請求項2に記載のノッキング検出装置。
- 前記エンジンの回転状態に応じて、前記データ取得期間を設定することを特徴とする請求項2又は3に記載のノッキング検出装置。
- 前記複数個のサンプリングデータに対応した所定期間には、ノイズを除去するために設けられたノイズ除去期間が設定されており、
前記所定期間におけるサンプリングデータを取得した後に、該サンプリングデータのうち前記ノイズ除去期間に対応したサンプリングデータを前記固定値に設定して、前記周波数解析を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のノッキング検出装置。 - 前記エンジンの状態に応じて、前記ノイズ除去期間を設定することを特徴とする請求項5に記載のノッキング検出装置。
- 前記エンジンの回転状態に応じて、前記ノイズ除去期間を設定することを特徴とする請求項5又は6に記載のノッキング検出装置。
- 前記周波数解析部は、前記複数個のサンプリングデータを用いて、FFT演算を行うことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のノッキング検出装置。
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