JP6373981B2 - 抽出または注入飲料用の使い捨てカプセルの容器要素への充填のためのユニットおよび方法。 - Google Patents

抽出または注入飲料用の使い捨てカプセルの容器要素への充填のためのユニットおよび方法。 Download PDF

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Description

本発明は、抽出または注入飲料用の使い捨てカプセルの容器要素に一回の分量の製品を充填するユニットおよび方法に関する。
抽出または注入飲料を製造する機械において用いられる既知のカプセルは、最も簡単な態様では、
穿孔可能なまたは穿孔された底部と、縁部を有する上部開口部と、を有する硬質(rigid)のカップ状の外部容器(必ずしもそうである必要はないが、通常円錐台形状である)と、
外部容器に収容される抽出または注入飲料に対する一回の分量の製品と、
硬質の容器の開口部を(密閉して)密封するためにウェブから得られ、(必ずしもそうである必要はないが、通常)圧力をかけて、液体を供給するノズルによって穿孔されるように設計される、ある長さのシートと、
を備える。
必ずしもそうである必要はないが、通常、密封シートは柔らかい材料のウェブから得られる。
カプセルは、一つ以上の硬質なまたは柔らかいフィルタ要素を備えるものでもよい。
例えば、第一フィルタ(備えられている場合)が、硬質の容器の底部に配置されていてもよい。
また、第二フィルタ(備えられている場合)が、一片の密封シートと一回の分量の製品との間に置かれていてもよい。
一回の分量の製品は、硬質のカップ状の外部容器またはフィルタ要素に直接接触するものでもよい。
このように構成されたカプセルは、飲料を生産する機械における特定のスロットに入れられて用いられる。
当該技術分野においては、特に、簡単で効果的な方法で、硬質のカップ状容器またはフィルタ要素への充填を行うとともに、高い生産性を維持する必要がある。
これに関連して、進行方向に移動する複数の平行な列の硬質のカップ状容器に同時に充填可能な充填ユニットを有する、従来の包装機があることに留意すべきである。
この包装機では、硬質のカップ状容器の各列が、一般に容器の内側で製品を降下可能なスクリューフィーダ(ネジ式送り装置)を備える専用の充填装置に関連付けられる。
したがって、このタイプのユニットは非常に高価かつ複雑となる。それは、互いから独立しており連係して動作しなければならない、複数の装置および駆動器(各スクリュー装置に対して一つ)を備えるからである。
さらに、要素における、この構成/配置から得られる機械の全体的な信頼性は必然的に制約を受ける。故障の頻度が装置および駆動器の数に当然に結び付くものだからである。
また、スクリューフィーダ装置には、目詰りが生じる、汚れる、および適量に分ける精度が低いということに起因する欠点が生じる場合がある。詳しくは、スクリューフィーダの終端部分は、通常、製品を保持できない。そのため、その製品が落下して機械が汚れることになる。
この分野における作業者は、特に簡単で、信頼性が高く、安価で、高い全体の生産性を確保する、抽出または注入飲料用の使い捨てカプセルの容器要素(硬質のカップ状容器)への充填のためのユニットおよび方法に対する強いニーズを有している。
したがって、本発明の目的は、比較的簡単かつ安価に製造可能であり、特に信頼性が高い抽出または注入飲料用の使い捨てカプセルの容器要素(硬質のカップ状容器)への充填のためのユニットおよび方法を提供することによって上記のニーズを満たすことにある。
本発明の他の目的は、高い生産性を保証することができる抽出または注入飲料用の使い捨てカプセルを包装するための機械を提供することにある。
上記の目的に関連する本発明の技術的特徴は、添付の特許請求の範囲に明確に記載されており、その利点は、好ましい実施形態を示す添付の図面を参照した以下の詳細な説明からより明らかとなろう。実施形態は、本発明を限定するものではない。
本発明の好ましい実施形態にかかる充填ユニットを備えている、抽出または注入飲料用の使い捨てカプセルの容器要素を包装するための機械の概略図である。 図1の機械によって生産することができる飲料用の使い捨てカプセルの概略図である。 図1の使い捨てカプセルへの充填のためのユニットの対応する平面図を示す。 図1の使い捨てカプセルへの充填のためのユニットの対応する平面図を示す。 一部の部品を他の部品が見えやすいよう切断した、図3および図4の充填ユニットの充填ステーションの断面図である。 一部の部品を他の部品が見えやすいよう切断した、図5の充填ステーションの部材の、それぞれの断面図である。 一部の部品を他の部品が見えやすいよう切断した、図5の充填ステーションの部材の、それぞれの断面図である。 図1の充填ユニットの詳細な平面図である。 本発明にかかる充填ユニットの充填ステーションにおいて実行される、本発明にかかる方法の一部の動作工程を概略的に示している。 本発明にかかる充填ユニットの充填ステーションにおいて実行される、本発明にかかる方法の一部の動作工程を概略的に示している。 本発明にかかる充填ユニットの充填ステーションにおいて実行される、本発明にかかる方法の一部の動作工程を概略的に示している。 本発明にかかる充填ユニットの充填ステーションにおいて実行される、本発明にかかる方法の一部の動作工程を概略的に示している。
添付図面を参照して、符号1は、抽出または注入飲料用の使い捨てカプセル3の容器要素にコーヒー、茶、牛乳、チョコレートまたはこれらの組み合わせ等の粉末状、果粒状または葉状の一回の分量33の固体製品を充填するためのユニットを示している。
充填ユニット1は、使い捨てカプセル3の容器要素に粉末状の製品好ましくはコーヒーを充填するのに特に好適である。
より具体的には、図2に示す通り、抽出または注入飲料用の使い捨てカプセル3は、限定するものではないが最小限の態様では、(通常、接頭円錐形を形成している)硬質カップ状容器2と、硬質容器2に収容される一回の分量33の抽出または注入製品と、硬質容器2の上部開口部31を閉じるための蓋34と、を備える。容器2は、基部30と、鍔32を有する上部開口部31と、を備える。
なお、このタイプのカプセル3は、一つ以上のフィルタ要素または製品保持要素(簡単化のため図示せず)を有することができることを記載しておく。
図2に示すカプセル3においては、硬質カップ状容器2が、一回の分量33の製品が充填される容器要素を構成している。
本発明にかかる充填ユニットを用いて、他のタイプのカプセルに、例えば、一回の分量33の製品が硬質容器に連結されたフィルタ要素内に収容されるとともに保持されているカプセルや、硬質容器は底部で閉じられておりまた開けることができるカプセルに、充填することもできる。
言い換えれば、図示しないカプセルにおいては、フィルタ要素が、一回の分量33の製品を収容するとともに保持しており、フィルタ要素が連結される硬質容器と組み合わされて、容器要素を構成することができる。
以下の説明においては、硬質カップ状容器2を説明するが、容器要素がフィルタ要素(または一回の分量33の製品を収容するよう設計されたカプセルの他の部材)と、フィルタ要素が接続される硬質容器と、によって構成されるカプセルに対しても、本発明を適用できることは理解されよう。
なお、充填ユニット1は、所定量の抽出または注入製品(一回の分量33)を収容するよう設計された硬質カップ状容器2の移送(つまり移動)のためのライン4と、充填ステーションSRと、を備えることを記載しておく。
移送ライン4は、第一移動経路Pに沿って延設されるとともに、第一移動経路Pに沿って連なって配置される硬質容器2を支持するための複数の収容部5を有する。
好ましくは、第一移動経路Pは水平面内にある閉回路である。
支持収容部5は一つずつ次々と配置されているが、必ずしも連続的に配置されている必要はない。
さらに、支持収容部5はそれぞれ、対応する延設の垂直軸を有する。
なお、移送ライン4は、第一経路Pに沿って移動するよう支持収容部5が接続される移送要素39を備えることを記載しておく。
なお、移送要素39は、垂直軸回りに回転して移送要素39を移動させる移動手段17の周囲のループ状の閉回路であることを記載しておく。
好ましくは、移送要素39は、チェーン40である。チェーン40は、対応する垂直軸回りに連続的に互いにヒンジ状に連結されて無限ループを形成する複数のリンクを備える。
なお、リンクのうちの少なくとも一つは、少なくとも一つの支持収容部5を備えており、少なくとも一つの支持収容部5は、上方へ面する開口部31が配置されている対応する硬質容器2に対する垂直軸を有することを記載しておく。
なお、チェーン40は、対応する支持収容部5を有する両リンクと、支持収容部5が備えられていない接続リンクと、を備えることができ、接続リンクは支持収容部5が備えられているリンク間に配置されていることを記載しておく。
したがって、好ましくは、ある所定の数のリンクはそれぞれの支持収容部5を備えている。
必ずしもそうである必要はないが、好ましくは、移送要素39が連続的に移動することができるよう、移動手段17は、垂直軸回りに連続的に回転する。
以下に、硬質カップ状容器2の充填のためのステーションSRを説明する。
硬質カップ状容器2の充填のためのステーションSRは、
一回の分量33の製品を受け取るよう設計された少なくとも第一閉じ込め収容部S1と、
第一閉じ込め収容部S1の内側に一回の分量33を形成するためのサブステーションST1であって、第一閉じ込め収容部S1の内側の一回の分量33を形成するよう所定量の製品を放出するための装置6を有するサブステーションST1と、
少なくとも第一閉じ込め収容部S1から一回の分量33の製品を受け取るよう設計された少なくとも第二閉じ込め収容部S2と、
一回の分量33の製品を第一閉じ込め収容部S1から第二閉じ込め収容部S2に転送するためのサブステーションST2と、
第一閉じ込め収容部S1を形成サブステーションST1と転送サブステーションST2との間、および転送サブステーションST2と形成サブステーションST1との間で移動させるための装置7と、
第二閉じ込め収容部S2から一回の分量33の製品を移送ライン4によって移送された硬質カップ状容器2に放出するためのサブステーションST3と、
第二閉じ込め収容部S2を転送サブステーションST2と放出サブステーションST3との間、および放出サブステーションST3と転送サブステーションST2との間で移動させるためのさらなる装置8と、
を備える。
硬質カップ状容器2の充填ステーションSRの部品を構成するすべての上述の部材を、添付図面を特に参照してより詳細に説明する。
なお、第一閉じ込め収容部S1を移動させるための装置7は、実質的に鉛直方向である回転の第一軸X1回りに回転するとともに、回転の第一軸X1回りに回転される第一閉じ込め収容部S1が接続される第一要素9を備えていることを記載しておく。
好ましくは、第一回転要素9は、回転駆動のためのそれぞれの手段に接続されたホイール9aを備える。
より具体的には、好ましくは、充填ステーションSRは複数の第一収容部S1を備える。
第一収容部S1は、ともに回転する第一回転要素9に(より正確にはホイール9aに)放射状に接続される。
第一収容部S1は、第一回転要素9に直接形成される、特にホイール9aに直接形成されることが好ましい。
なお、第一収容部S1は、円弧に沿って、好ましくは第一軸X1の点を中心とする円周に沿って配置されている。
さらに好ましくは、第一収容部S1は、互いから等角状に第一軸X1の点を中心とする円周に沿って配置されている。
なお、一回の分量の形成サブステーションST1と転送サブステーションST2と周期的に(回転の際に)係合するよう、それぞれの第一収容部S1は、第二移動経路P1に沿って好ましくは第一軸X1を回転軸とする円に沿って移動可能であることも記載しておく。
あるいは、第一収容部S1は、第一回転要素9に対して径方向に移動可能なロッド(図示せず)を用いて第一回転要素9に接続される。
それぞれの第一収容部S1は、空洞18の側壁および底壁Fによって好ましくは形成される。好ましくは、空洞18は円筒状の空洞である。
また、さらに好ましくは、空洞18は、(回転の第一軸X1と平行な)延設の垂直軸を有する。
ここでまた、好ましくは、充填ステーションSRは、それぞれの第一収容部S1に対して、
第一収容部S1の底壁Fを定義している下部位置と、第一収容部S1の空間を完全に占めるつまり空洞18の上部を閉じる上部位置と、の間で移動可能なピストン13と、
上述の下部位置と上部位置との間でピストン13を移動させるよう構成されたピストン13の移動手段14と、
を備える。
移動手段14の例は、電気モータ、圧縮空気作動装置、カム装置および他の従来技術の装置である。
なお、記載「ピストン13は完全に空間を占める」とは、ピストン13は第一収容部S1の内側に一回の分量33が存在できないような位置に位置することを意味する。なお、完全に上にある位置におけるピストンは、また製品を供給しないよう機能でき、一回の分量が遮断されることを記載しておく。また、空間を調整するためにも用いられる(以下により詳細に説明する)。
好ましくは、充填ステーションSRは、それぞれのピストン13に対して独立した移動手段14を備える。その結果、それぞれのピストンは互いに独立して移動できる。
好ましくは、空洞18は貫通空洞であるとともに、ピストン13は空洞18の内側で直線的に移動可能であり、これにより、第一収容部S1の空間(下部位置)を変更し、第一収容部S1(上部位置)から一回の分量33を押し出す。
形成サブステーションST1および転送サブステーションST2は、第一軸X1回りの回転の際に第一閉じ込め収容部S1と周期的に係合するよう、第一回転要素9の周囲に沿って配置されている。
より具体的には、形成サブステーションST1および転送サブステーションST2は、第一収容部S1の第二移動経路P1に沿って充填ステーションSRのフレーム29に対して所定の位置に配置されている。
これに関連して、第一回転要素9が完全に回転する間に、第一収容部S1のそれぞれが形成サブステーションST1および転送サブステーションST2に配置されることを記載しておく。
好ましくは、第二移動経路P1は閉経路である。好ましくは、第二移動経路P1は第一軸X1の周囲の円形状経路である。
さらに好ましくは、第二経路P1は水平面内にある。
以下に、一回の分量33を形成するためのサブステーションST1を説明する。
一回の分量33を形成するためのサブステーションST1は、一回の分量33を形成するための領域R1に配置される。
なお、一回の分量33を形成するためのサブステーションST1に関して、そのサブステーションには、一回の分量33を形成するための領域R1に配置された閉じ込め収容部S1の内側に(一回の分量33を構成する)所定量の製品を放出するよう設計された放出装置6が備えられていることを記載しておく。
放出装置6は、好ましくは、底部に製品の送出部19を有する(使用時には製品が充填されている)ホッパ38を備える。なお、送出部19は、第一収容部S1が形成領域R1に配置される毎に第一収容部S1の内側に製品を放出して、第一収容部S1の上方に一回の分量33を形成するための領域R1において製品の層を形成するように構成されていることを記載しておく。
より具体的には、ホッパ38の送出部19は、第一収容部S1の第二移動経路P1の一部を占めるよう形成されている。
より具体的には、送出部19は、第一軸X1を中心とする円弧状である。
なお、好ましい実施形態において、ホッパ38の送出部19は、一時的に領域R1に位置するすなわち送出部19の下方に対向している複数の第一収容部S1に製品を放出することも記載しておく。ピストン13は、それぞれの第一収容部S1が一回の分量33を形成するための領域R1を通過するとき、底部位置にある。
言い換えれば、形成領域R1における第一収容部S1の通過の速度と、ホッパ38の送出部19が占める第一収容部S1の第二移動経路P1の前記一部の大きさと、に応じた充填時間において、ホッパ38の下方に通過している第一収容部S1には製品が充填される。
なお、他の面では、第一収容部S1に収容される製品すなわち個々の一回の分量33を除いて、一回の分量33の製品を形成するための領域R1から製品が出て行かないよう配置される水平器22を、放出装置6が有することも記載しておく。
基本的に、水平要素22およびピストン13により、第一収容部S1に収容される一回の分量33が決定される。
本発明により、一回の分量33を形成するための領域R1において移動手段14を用いてピストン13の下部位置を変更することによって、第一収容部S1に収容される製品の量を変更することができる、あるいは言い換えれば、一回の分量33を変更することができる。
好ましくは、図示する実施形態においては、充填ステーションSRは一回の分量33を圧縮するためのサブステーションST4を備える。
一回の分量33を圧縮するためのサブステーションST4は、第一収容部S1の第二移動経路P1に沿った形成サブステーションST1と転送サブステーションST2との間の圧縮領域R4に配置される。サブステーションST4は、任意選択的であり、省略することができる。
より具体的には、第一収容部S1の内側で、ピストン13と位相を合わせて、製品を圧縮するように設計された圧縮手段11を、圧縮サブステーションST4を有する。
以下に、圧縮手段11をより詳細に説明する。
説明する例において、圧縮手段11は圧縮要素28を備える。
図示する好ましい実施形態における圧縮要素28は、圧縮円板23を備える。
なお、圧縮要素28は、充填ステーションSRのフレーム29に接続される(担持される)ことを記載しておく。
圧縮要素28は、圧縮領域R4において第一収容部S1の上部に配置される。
なお、圧縮要素28は上部面と下部面とを備えることを記載しておく。好ましくは、下部面は平面である。
なお、圧縮領域R4において、ピストン13が下部位置と上部位置との間の中間である圧縮位置へ上昇したとき製品を圧縮するよう、第一収容部S1の内側に配置される一回の分量33の上部接触要素を圧縮要素28の下部面が構成することを記載しておく。
言い換えれば、ピストン13を移動させるための手段14は、下部位置から中間位置にピストン13を移動させるように、すなわち、一回の分量33を圧縮するよう圧縮領域R4においてピストン13を圧縮要素28に向かわせるように、設計されている。
なお、ある実施形態では、圧縮要素28は、フレーム29に対して固定されていることを記載しておく。
あるいは、他の実施形態では、圧縮要素28は、第三回転軸X3回りに回転するよう、充填ステーションSRのフレーム29に回転可能に担持される(支持される)。
なお、ある実施形態では、圧縮要素28は、第三軸X3回りに自由に回転可能であることを記載しておく。
一方、図示しないさらに他の実施形態では、圧縮要素28に機能的に接続されて圧縮要素28を第三軸X3回りに回転させるよう駆動する駆動システムを、充填ステーションSRは備える。
なお、この実施形態においては、駆動ユニットが第一回転要素9と同期して駆動されることを記載しておく。
圧縮要素28を駆動するためのユニットを備えることにより、圧縮要素28および第一回転要素9が適当な相対的回転速度で、第一収容部S1の内側の一回の分量33と圧縮領域R4における圧縮要素28との間の接触の速度を最小限にすることができるという利点が得られる。
以下に、充填ステーションSRを、第二収容部S2、転送サブステーションST2および放出サブステーションST3を参照しながら説明する。
なお、充填ステーションSRは、好ましくは、第二収容部S2に関連付けられた(接続された)第二回転要素10を備えることを記載しておく。
なお、一般的には、第二回転要素10は、転送サブステーションST2と放出サブステーションST3との間、および放出サブステーションST3と転送サブステーションST2との間で第二収容部S2を移動させる上述のさらなる装置8を構成することを記載しておく。
第二回転要素10は、第二軸X2回りに回転するよう構成される。好ましくは、第二軸は第一軸X1と平行である。より好ましくは、第二軸X2は鉛直方向である。
好ましくは、充填ステーションSRは複数の第二収容部S2を備える。
なお、第二収容部S2は第二回転要素10に接続されて、第二回転要素10によって回転されることを記載しておく。
なお、第二回転要素10は、好ましくは、第二収容部S2が接続される、第二軸X2回りに回転するように構成される第二ホイール10aを備えることを記載しておく。
なお、限定するものではない例では、図示する実施形態における第二収容部S2は第三円形経路P2に沿って移動されることを記載しておく。
一般的には、第三経路P2は閉経路である。
好ましくは、第三経路P2は(水平)面内にある。
なお、より具体的には、それぞれの第二収容部S2は、第二軸X2回りにまたは一般的には第三経路P2の周囲を完全に一回転する間に、(転送領域R2における)転送ステーションST2へと、そして(放出領域R3における)放出ステーションST3へと、移動されることを記載しておく。
転送領域R2においては、第二収容部S2が第一収容部S1の上方に、好適には直上に配置される。
より詳細には、第二収容部S2が転送領域R2において第一収容部S1の上方に配置されると、ピストン13が上方へ駆動され、一回の分量33の製品が第一収容部S1から第二収容部S2に押し出される。
なお、第二収容部S2に関して、好ましくは、この収容部が貫通収容部であることを記載しておく。
より具体的には好ましくは、第二収容部S2は貫通空洞によって(好ましくは孔の態様で)形成される。好ましくは、空洞は円筒状である。
なお、第二収容部S2の側壁は貫通空洞の側壁によって形成されることを記載しておく。
好ましくは、第二収容部S2は、ロッド27を用いて第二回転要素10に接続される。
図示しない実施形態では、第二収容部S2は、第二回転要素10に、すなわち第二ホイール10aに、固定される。
このため、この実施形態では、第二収容部S2の径方向の位置は第二軸X2に対して一定である。
好ましくは、この実施形態では、第二収容部S2の平面で見た大きさは第一収容部S1の平面で見た大きさより大きい(このため一回の分量33の製品は第一収容部S1の空間を完全に占めるが、転送後、一回の分量33の製品は第二収容部S2の空間を完全には占めない)。
なお、第二収容部S2の平面で見た大きさが第一収容部S1の平面で見た大きさより大きいことにより、使用時において、第一収容部S1から十分に大きい転送領域R2における第二収容部S2へと一回の分量33の転送が可能になることを記載しておく。これは、第一回転要素9および第二回転要素10の回転速度が特に高い場合、特に重要である。要するに、上述の面により、第二収容部S2が第一収容部S1と確実に重なるので、第一収容部S1から第二収容部S2への一回の分量33の転送を、第一回転要素および第二回転要素の所定の回転角で行うことができる。なお、移送ホイール上のS2を固定する(S1とS2との間の直径の差が大きい場合)ことも、径方向に移動可能とする(直径の差が小さい場合)ことも、またあるいは、完全に追従させるようS2を2つの方向に移動可能とし、この場合、直径を同じとすることもできることを記載しておく。
図示する実施形態では、それぞれの第二収容部S2は、第二回転要素10に対して、すなわち第二ホイール10aに対して移動可能である。
より具体的には、好ましくは、それぞれの第二収容部S2は、第二軸X2に対して直角の面内で移動可能である。
さらに好ましくは、それぞれの第二収容部S2は、第二軸X2に対して少なくとも径方向に移動可能である。
なお、第二収容部S2が第二軸X2に対して直角の面内で移動可能であることにより、転送領域R2の延設範囲を延長することができることを記載しておく。言い換えれば、第二収容部S2が第一収容部S1に重なっている領域を広げることができる。
なお、第一収容部S1から第二収容部S2への一回の分量33の転送は瞬間的ではなく、第一回転要素9および第二回転要素10のある回転角内で実行されることを記載しておく。
なお、これに関連して、第二収容部S2が第二回転要素10に対して径方向に移動可能であるということにより、回転要素(9,10)の一方または両方の回転の際に第一収容部S1に追従することができ、その結果、一回の分量33を第一収容部S1から第二収容部S2に転送するのに十分に大きい第一回転要素9および第二回転要素10の回転角の間、第二収容部S2を第一収容部S1に重ねることができることを記載しておく。
図示する実施形態における第二収容部S2の平面で見た大きさを、第二収容部S2が第二回転要素10にすなわち第二ホイール10aに固定される実施形態(図示せず)と比較して低減することができる。
第一収容部S1から第二収容部S2への一回の分量33の転送の際に、ピストン13は一回の分量33を支持する。
図示しない他の代替的な実施形態において、それぞれの第二収容部S2は、第二回転要素10に対してすなわち第二ホイール10aに対して、径方向と、第二軸X2と平行な軸すなわち垂直軸回りの回転と、の両方で移動可能である。好適には、カム手段により、第二収容部S2を径方向と、第二回転要素10に対するすなわち第二ホイール10aに対する回転と、に移動させることができる。
この図示しないさらになる代替的な実施形態において、それぞれの第二収容部S2は水平面内に二つの自由度を有し、これにより、第二収容部S2が転送領域R2において第一収容部S1に完全に追従することができる。
言い換えれば、それぞれの第二収容部S2は、転送領域R2において対応する第一収容部S1に正確に重ねられる。この図示しないさらになる代替的な実施形態において、第一収容部S1および第二収容部S2の平面で見た大きさを等しくすることができる。
なお、第二回転要素10および移送要素39の位置に関しては、図示する例では、平面図で見て支持収容部5の第一経路Pの一部が第二収容部S2の第三経路P2の一部に重なるように、第二回転要素10および移送要素39が配置されることを記載しておく。
好ましくは、支持収容部5と第二収容部S2との間の経路の重なり合う部分は、経路の曲線部分(好ましくは円弧)である。
なお、この面では、第二収容部S2から硬質カップ状容器2への一回の分量33の放出は、経路の重なり合う部分で行われる。
このため、放出サブステーションST3は経路の重なる部分に配置される。
図示しない実施形態では、第二収容部S2から硬質カップ状容器2への一回の分量33の転送を、支持収容部5の第一移動経路Pの直線部分で、すなわち硬質カップ状容器2の移動ライン4の直線部分で行うこともできる。
好ましくは、この実施形態では、硬質カップ状容器2との第二収容部S2の重なりを十分に大きいライン4の直線的な範囲で維持するよう、第二収容部S2は第二ホイール10aに対して少なくとも径方向に移動可能である。
言い換えれば、この実施形態では、第二ホイール10a/第二回転要素10に対する第二収容部S2の(少なくとも径方向の)移動により、第二回転要素10の回転の際に、移送ライン4に供給された硬質カップ状容器2と第二収容部S2が重なった状態を、一回の分量33が下方に位置する硬質カップ状容器2に第二収容部S2から放出されるのに十分に長い直線的な範囲で、確実に維持することができる。
なお、充填ステーションSRはまた、一回の分量33の上部ストップを構成する転送領域R2にある上部接触要素25(以下により詳細に説明する)を備えることを記載しておく。
好ましくは、上部接触要素25は実質的に平面状のプレートである。
なお、上部接触要素25は充填ステーションSRのフレーム29に固定される、つまり、第二回転要素10とは一体的に回転しない。
より具体的には、上部接触要素25は転送領域R2において第二収容部S2の上方に配置される。
以下に、上部接触要素25の機能を説明する。
充填ステーションSRはまた、転送サブステーションST2と放出サブステーションST3との間で第三経路P2に沿って配置された支持要素24を備える。
なお、支持要素24は、支持要素24が配置される第三経路P2の一部において、それぞれの第二収容部S2に対する基部を形成していることを記載しておく。このことは、本発明にかかる充填ユニットの動作および本発明にかかる方法の以下の説明からより明らかとなろう。
充填ステーションSRは、図示する実施形態では、好適には一つ以上の押圧要素26を備えることができる。押圧要素26は、任意選択的であり、省略することができる。なお、要素26は基本的に(ロータリー)排出装置であることを記載しておく。
押圧要素26は、放出サブステーションST3において第二収容部S2上で移動可能であり、動作する。
図示する実施形態において、充填ステーションSRは、それぞれの第二収容部S2に関連付けられた押圧要素26を備える。
このため、図示する実施形態では、充填ステーションSRは、複数の押圧要素26を備えており、それぞれの第二収容部S2に一つの押圧要素が対応している。
なお、押圧要素26は、ともに回転するよう第二回転要素10と一体的である。
さらに、押圧要素26は、第二収容部S2の上方の外側に位置する上昇位置と、第二収容部S2の下方に突出する降下位置と、の間で移動可能である。好適には、押圧要素26は、上昇位置から降下位置への移動の際に第二収容部S2の清掃を行うことができるような大きさにすることができる。充填ステーションSRは、上昇位置と降下位置との間で押圧要素26を移動させるための駆動手段(例えばカム駆動手段)を備える。
好適には、上昇位置から降下位置へと移動する押圧要素26は、第二収容部S2の側壁の側部と接触し、これにより側壁を清掃する。
なお、以下により詳細に説明する方法で、押圧要素26は、放出サブステーションST3において上昇位置から降下位置に移動される(その後に、あるいはその際に、製品が放出される)ことを記載しておく。
なお、実施形態では、第二収容部S2から硬質カップ状容器2への一回の分量33の転送を促進するために、押圧要素26は、上部から下方へ、外側に向かって第二収容部S2の内側に配置された一回の分量33を押圧する。
押圧要素26を有する放出サブステーションST3は、スクリューフィーダを有するステーションよりも非常に清潔である。
図示しない実施形態では、放出領域R3に一つの押圧要素26が備えられる。
この一つの押圧要素26は、第二収容部S2から硬質容器2へと一回の分量33を放出する工程の終了時にまたはその際に、清掃を行うよう第二収容部S2の側壁と接触するように移動可能である。
なお、充填ユニット1の全体に関して、ユニット1はまた、第一収容部S1および第二収容部S2をそれぞれ移動させる装置(7,8)の駆動および制御のための(一つ以上の電子カードによって形成される)ユニットを備えることを記載しておく。
駆動・制御ユニットはまた、移送要素39の進行方向移動および充填ステーションSRの移動要素(例えばピストン13、押圧要素26)を制御するよう構成される。
なお、以下に説明する動作が実行されるよう、駆動・制御ユニットは、接続されている上述のすべての要素を移動させる工程を調整し制御することを記載しておく。
本発明にかかる充填ユニット1は、例えば上述したタイプの飲料の抽出または注入のための使い捨てのカプセルを包装するよう設計される(図1に示す)包装機100の一部を好適に構成することができる。包装機100はさらに移送要素39によって実行される第一経路Pに沿って配置された複数のステーションを備える。複数のステーションは、移送要素39および充填ステーションSRと(好ましくは連続的に)同期して動作するように構成されている。複数のステーションには少なくとも、
移送要素39の対応する収容部5へ硬質容器2を送り出すためのステーションSAと、
蓋34で硬質容器(特に硬質容器2の上部開口部31)を封止するためのステーションSCと、
移送ライン39のそれぞれの収容部5からカプセル3を取り出す取り出しステーションと、
が含まれる。
上に挙げたステーション(SA,SR,SC,SU)に加えて、包装機100はさらなるステーション、例えば一つ以上の計量ステーション、一つ以上の清掃ステーション、一つ以上の制御ステーション、包装されるカプセルのタイプに応じて、フィルタ要素を追加するための一つ以上のステーションを備えることができる。
本発明の範囲を分かりやすくするために、充填ユニット1特に充填ステーションSRの動作を以下に簡潔に説明する。特に、硬質カップ状容器2への充填を添付図面に図示する実施形態を参照して説明する。
第一回転要素9の移動(回転)の際に、一回の分量33の製品が充填されるよう設計された第一収容部S1は、一回の分量33を形成するための領域R1にすなわち一回の分量33を形成するためのステーションST1の近傍に配置される。
なお、第一収容部S1に落下して第一収容部を満たす一回の分量33を形成するための領域R1に、ホッパ38が製品を供給することを記載しておく。
好ましくは、第一回転要素9の移動は連続的なタイプの移動である。あるいは、第一回転要素9の移動はステップタイプ(段階的)である。
より具体的には、第一収容部S1は、一回の分量33を形成するための領域R1の送出部において完全に充填される。
なお、一回の分量33を形成するための領域R1の送出部において、第一収容部S1が完全に充填されるよう、あるいは言い換えれば、水平器22によって一回の分量33の面が形成されるよう、水平器22により、製品(例えば粉末または葉)の超過部分を取り除くことができる。
好適には、充填ユニット1は、一回の分量33を圧縮する工程を実行することができる。圧縮工程は、任意選択的であり、省略することができる。
もし圧縮工程が含まれている場合、圧縮工程において、第一収容部S1が−第一回転要素9の回転によって−圧縮サブステーションST4に配置されたとき、第一収容部S1の内側の一回の分量33の製品は圧縮を受ける。
より詳細には、ピストン13が下部位置から圧縮位置へと上昇すると、第一収容部S1の内側の一回の分量33の製品はピストン13によって上方に押圧され、その結果、一回の分量33の上部は圧縮円板23の下部面と接触し、そしてその一回の分量33は第一収容部S1の内側で圧縮される。ピストン13がさらに上昇すると、すなわち圧縮円板23へ近付くよう移動すると、一回の分量33が圧縮されることは明らかであろう。
第一回転要素9がさらに回転すると、第一収容部S1は、転送サブステーションST2がある転送領域R2に配置される。
なお、第二回転要素10の回転により、第一収容部S1から一回の分量33を受けるための転送領域R2に第二収容部S2は配置されることを記載しておく。
これに関連して、図9〜図12は、側面図で、転送領域R2において実行される一連の動作を示している。
なお、好ましくは、第一回転要素9および第二回転要素10は、第一収容部S1から第二収容部S2への一回の分量33の製品の転送の際に移動していることを記載しておく。
これに関連して、動作サイクルの際に、第一回転要素9および第二回転要素10は、好ましくは、連続的に駆動される。
なお、転送領域/サブステーション(R2/ST2)において、第一収容部S1から第二収容部S2に一回の分量33を転送するよう、第一収容部S1の底部Fを構成する降下位置から上昇位置へとピストン13は移動されることを記載しておく。
それぞれの第一および第二回転要素(9,10)の回転速度に応じた時間に転送を実行するために、第二収容部S2および第一収容部S1は転送領域R2において(異なる高さで)重なり合う。
図9〜図11の図面では、第二収容部S2は第一収容部S1の上方に配置されている。
なお、第一収容部S1から第二収容部S2への転送の際に、つまり転送領域R2においては、平面図では、平面で見て第一収容部S1によって占められる領域は、平面で見て第二収容部S2によって占められる領域の内側に配置されている(しかしながら、第一収容部S1および第二収容部S2は異なる高さに配置されており、添付の図9〜図11に示す通り、第二収容部S2が第一収容部S1より高く位置している)ことを記載しておく。
一回の分量33の製品を第一収容部S1から第二収容部S2に転送する工程は、ピストン13を用いて、一回の分量33を第一収容部S1から第二収容部S2に押し出す工程を含んでいる(図10)。
次のピストン13の押し込み動作(図11に示す)において一回の分量33の製品が第二収容部S2からこぼれることを実質的に防止する一回の分量33の製品のための上部ストップを、転送領域R2にある上部接触要素25は構成している。
上部接触要素25は、機械のフレーム29に固定される、つまり、第二回転要素10とは一体的に回転しない。
第一収容部S1から突き出た位置におけるピストン13は、一時的に、第二収容部S2の底部を構成する、つまり、製品を第二収容部S2の内側で支持することができる。
第二回転要素10がさらに回転すると、第二収容部S2が支持要素24の底部と確実に接触することになる。
したがって、支持要素24は、第二収容部S2の底部を構成していたピストン13と入れ換わる。
この時点では、ピストン13が第一収容部S1に入るように降下している。
第一回転要素9がさらに回転した後、第一収容部S1は、一回の分量33を形成するステーションST1に再び配置され、そこでは、ピストン13が再び第一収容部S1の底部を構成する下部位置をとる。
支持要素24は、機械のフレーム29に固定される、つまり、第二回転要素10とは一体的に回転しない。
このため、第二収容部S2の内側に配置された一回の分量33は、第二回転要素10の所定の角度移動量の間、支持要素24によって下方から支持され、第三経路P2に沿って第二収容部S2から移動される。
言い換えれば、第二収容部S2の内側の一回の分量33の製品は、第二回転要素10の所定の角度移動量の間、支持要素24上をスライドし、支持要素によって支持される。
なお、支持要素24が終端するところには、放出サブステーションST3があることを記載しておく。
放出サブステーションST3においては、放出サブステーションST3において第二収容部S2の下方に配置される硬質カップ状容器2に、一回の分量33が第二収容部S2から放出される。
放出サブステーションST3は、第二収容部S2の第三移動経路P2の所定の部分に沿って延設されている。
なお、好ましくは、第二要素10が回転中に、移送ライン4を作動させながら、つまり第二収容部S2と硬質カップ状容器2との両方が移動しながら、放出工程が実行されることを記載しておく。
以下に放出工程を説明する。
なお、放出の際に、第二収容部S2はカップ状の容器2と重ねられ、このため、上部から下方へ落下させ押し込むことにより、一回の分量33を第二収容部S2からカップ状の容器2へと転送することができることを記載しておく。
好ましい実施形態では、第二収容部S2がカップ状の容器2と重なっており、かつ支持要素24が終端してもはや一回の分量33が支持されなくなったとき、第二収容部S2からカップ状の容器2への一回の分量33の放出は、重力により一回の分量33を単に落下させることにより達成される。
さらに、清掃作用を働かせるために、この放出工程の際にまたは直後に、第二収容部S2の側壁を掻き落とすよう、押圧要素26は−上部から下方へ−第二収容部S2を貫通する。
重力による単純な力が一回の分量33を転送するのに不十分な場合、第二収容部S2からの一回の分量33の取り出しを促進し、硬質カップ状容器2の内側での落下すなわち放出を可能にするよう、押圧要素26は押し込み作用を−上部から下方へ−第二収容部S2の内側の製品の一回の分量33に働かせることもできる。
なお、この面では、押圧要素26は−上部から−第二収容部S2の内側を貫通し、一回の分量33を硬質カップ状容器2に向かって上部から下方へと押し出すことを記載しておく。
したがって、押圧要素26の作用はこの場合実質的に二つの目的を有する。第二収容部S2の清掃と、一回の分量33の飲料の分離、したがって第二収容部S2から硬質カップ状容器2への落下と、である。
次に、押圧要素26は、第二回転要素10の回転によって転送サブステーションST2に向かって移動される第二収容部S2から外れ、新しい一回の分量33の製品を受けるよう、再び上昇位置に向かって移動される。
好ましくは、第二回転要素10はまた、上述したすべての工程の際に、実質的に連続的に駆動される。
あるいは、第一回転要素9と第二回転要素10との両方を、段階的に動作させることもできる。第一回転要素9および第二回転要素10が段階的に駆動(ステップ駆動)される実施形態においては、第一回転要素9および第二回転要素10が静止している状態で、一回の分量33を第一収容部S1から第二収容部S2に転送する工程が実行される。
硬質カップ状容器2への放出後、硬質カップ状容器の内側の一回の分量33は、移送ライン4の移動によって、例えば(詳細には説明しない)封止ステーションSCを含む以降のステーションに向かって移動される。
なお、本発明にかかる充填ユニット1は、構造の点から特に簡単であり、同時に非常に融通性が高く、種々のタイプの製品やカプセルに容易に適合可能である。
本発明にかかる方法もまた、抽出または注入飲料用の使い捨てのカプセルの容器要素への充填に関して定義される。上述の通り、語「容器要素」は、図示のタイプの硬質容器、および硬質カップ状容器2に接続される一回の分量の製品の濾過または保持のための要素を意味するものとする。
本発明にかかる方法は以下の工程を含んでいる。
一連の容器要素(例えば硬質カップ状容器2)を第一移動経路Pに沿って移動させる工程と、
所定の一回の分量33の製品を、一回の分量33を形成する領域R1において第二移動経路P1に沿って移動可能な第一閉じ込め収容部S1に、放出する工程と、
第一閉じ込め収容部S1を一回の分量33を形成する領域R1から転送領域R2に移動させる工程と、
一回の分量33の製品を転送領域R2において第一閉じ込め収容部S1から第二閉じ込め収容部S2に転送する工程と、
第三移動経路P2に沿って第二閉じ込め収容部S2を転送領域R2から放出領域R3へと移動させる工程と、
放出領域R3において、一回の分量33の製品を第二閉じ込め収容部S2から、第一移動経路Pに沿って進行方向に移動する容器要素2(例えば硬質カップ状容器2)に転送する工程と、
である。
この方法では、第一移動経路Pに沿って一連の容器要素を移動させる工程は、好ましくは、水平面内にある閉ループである第一経路Pに沿って容器要素を移動させる工程を含む。
好ましくは、一連の容器要素は連続的な動作で移動される。
さらに、製品の第一閉じ込め収容部S1を転送領域R2に移動させる工程は、鉛直方向の第一軸X1回りに第一収容部S1を回転させる工程を含む。
他の面では、製品の第二閉じ込め収容部S2を転送領域R2から放出領域R3に移動させる工程は、鉛直方向の第二軸X2回りに第二閉じ込め収容部S2を回転させる工程を含む。
さらに他の面では、一回の分量33の製品を第一収容部S1から第二収容部S2に転送する工程において、第二収容部S2および第一収容部S1は重ねられている(異なる高さに配置されている)。
好ましくは、一回の分量33の製品を第一収容部S1から第二収容部S2に転送する工程において、第二収容部S2は第一収容部S1の上方に配置されている。
好ましくは、一回の分量の飲料を第一収容部S1から第二収容部S2に転送する工程は、(好ましくはピストン13を用いて)一回の分量33を第一収容部S1から第二収容部S2に押し出す工程を含んでいる。
好ましくは、押し出す工程は、底部から上方に向かって一回の分量33を押し出す工程を含む。
他の面では、第一収容部S1を形成領域R1から転送領域R2に移動させる工程の際に、方法は、一回の分量33を第一収容部S1の内側で圧縮する工程を含む。
好ましくは、圧縮する工程は、(好ましくはピストン13を用いて)一回の分量33を圧縮要素28に押し付ける工程を含む。圧縮要素は、好ましくは、垂直軸回りに従動的に(in an idle fashion)または電動式に回転可能な定位置にある(fixed)圧縮円板23を備える。
上述した方法は、特に簡単であり、そして一回の分量33の製品を形成し、迅速かつ信頼性が高い方法で抽出または注入飲料用の使い捨てのカプセル3の硬質カップ状容器2等の容器要素に一回の分量33の製品を充填することができる。
なお、転送の工程に関して、放出領域R3において、一回の分量33の製品を第二閉じ込め収容部S2から、第一移動経路Pに沿って進行方向に移動し放出領域R3に位置している容器要素2に転送することを記載しておく。
なお、転送の際に、第二閉じ込め収容部S2および容器要素2は重ねられ、同期して移動されることを記載しておく。
より具体的には、転送する工程は、第二収容部S2をカップ状の容器2に重ね、下方に位置する硬質カップ状容器に一回の分量の製品を第二収容部S2から放出するよう、重なりを維持しながら第二収容部S2とカップ状の容器2とを同時にかつ位相を合わせて移動させる工程を含む。
言い換えれば、第三移動経路P2に沿って第二閉じ込め収容部S2を移動させる工程は、放出領域R3において移送ラインと平行に第二収容部S2を移動させる工程を含む。
以下に本発明のさらなる面を説明する。
少なくとも一つの第二閉じ込め収容部S2を移動させるためのさらなる装置8が、第二閉じ込め収容部S2を転送サブステーションST2から放出サブステーションST3に、および放出サブステーションST3から転送サブステーションST2に(好ましくは曲線経路に沿って、さらに好ましくは円形状経路に沿って)移動させるよう構成されている。
なお、第二収容部S2は、さらなる装置8によって、転送サブステーションST2から放出サブステーションST3へと、および放出サブステーションST3から転送サブステーションST2へと回転されることを記載しておく。
言い換えれば、転送サブステーションST2および放出サブステーションST3は第三移動経路P2の異なる空間的領域に配置されている。したがって、第二収容部S2を、転送サブステーションST2から放出サブステーションST3へと、および放出サブステーションST3から転送サブステーションST2へと移動する必要がある。
既に上で説明した通り、移動装置8は、(好適には閉経路、より好適には円形状経路である)第三移動経路P2に沿って第二収容部S2を移動させるために構成される。転送サブステーションST2および放出サブステーションST3は、第三移動経路P2の二つの異なる互いに別の領域を占めている。
なお、移動装置8は、連続的にすなわち実用上一定速度で動作されるよう構成されている。これにより、速い動作速度が得られることを記載しておく。
放出サブステーションST3において第二収容部S2が移送ライン4と重なるよう、移送ライン4は第二収容部S2の第三移動経路P2に対して配置されている。
言い換えれば、上述の相対的な配置により、放出サブステーションST3において第二収容部S2の第三移動経路の一部を、移送ライン4によって移動される硬質カップ状容器2の第一移動経路Pの一部と確実に重ねる。
言い換えれば、移送ライン4の第一移動経路Pは、放出サブステーションST3において第二収容部S2の第三移動経路P2と平行である。
なお、移送ライン4の第一移動経路Pと第二収容部S2の第三移動経路P2とは、放出サブステーションST3において幾何学的形状が同じであることを記載しておく。
なお、言い換えれば、放出サブステーションST3において、移送ライン4の第一移動経路Pと第二収容部S2の第三移動経路P2とは、軌道が同じであるが、高さにおいて互いからオフセットされていることを記載しておく。
このため、第二収容部S2から硬質カップ状容器2に一回の分量の製品を放出する工程が、第二収容部S2が硬質容器2に重なる際に、第二収容部S2と硬質カップ状容器2とが重なりが維持されるよう適切な位相関係で移動される状態で、行われる。

Claims (22)

  1. 使い捨てカプセル(3)の容器要素(2)に、抽出または注入飲料の一回の分量(33)の製品を充填する充填ユニットであって、
    前記容器要素(2)を移送するために第一移動経路(P)に沿って延設され、前記第一移動経路(P)に沿って連なって配置される容器要素(2)のための複数の支持収容部(5)を有するライン(4)と、
    一回の分量(33)の製品を前記容器要素(2)に充填する充填ステーション(SR)と、
    を備え、
    前記充填ステーション(SR)は、
    一回の分量(33)の製品を受け取るように設計されるとともに、第二移動経路(P1)に沿って移動可動である少なくとも一つの第一閉じ込め収容部(S1)と、
    前記少なくとも一つの第一閉じ込め収容部(S1)の内側に一回の分量(33)を形成するサブステーション(ST1)であって、前記少なくとも一つの第一閉じ込め収容部(S1)の内側に、前記一回の分量(33)を形成する所定量の製品を放出する装置(6)が設けられるサブステーション(ST1)と、
    前記少なくとも一つの第一閉じ込め収容部(S1)から前記一回の分量(33)の製品を受け取るように設計されるとともに、第三移動経路(P2)に沿って移動可動である、少なくとも一つの第二閉じ込め収容部(S2)と、
    前記少なくとも一つの第一閉じ込め収容部(S1)から前記少なくとも一つの第二閉じ込め収容部(S2)に、前記一回の分量(33)の製品を転送するサブステーション(ST2)と、
    前記少なくとも一つの第一閉じ込め収容部(S1)を、前記形成するサブステーション(ST1)と前記転送するサブステーション(ST2)との間、および前記転送するサブステーション(ST2)と前記形成するサブステーション(ST1)との間で移動させるための装置(7)と、
    前記少なくとも一つの第二閉じ込め収容部(S2)から、前記一回の分量(33)の製品を、前記移送ライン(4)によって移送された容器要素(2)に放出するサブステーション(ST3)と、
    前記少なくとも一つの第二閉じ込め収容部(S2)を移動させるための更なる装置(8)であって、前記第二閉じ込め収容部(S2)を、前記第三移動経路(P2)に沿って前記転送するサブステーション(ST2)から前記放出するサブステーション(ST3)に、および前記放出するサブステーション(ST3)から前記転送するサブステーション(ST2)に移動させるように設計されており、前記転送するサブステーション(ST2)および前記放出するサブステーション(ST3)は、前記第三移動経路(P2)に沿って互いから所定の距離離れて配置されており、前記第三移動経路(P2)は、前記放出するサブステーション(ST3)において前記移送ライン(4)の前記第一移動経路(P)と平行である、装置(8)と、
    を備える充填ユニット。
  2. 前記第一移動経路(P)は水平面内にある閉路である、
    請求項1に記載の充填ユニット。
  3. 前記少なくとも一つの第一閉じ込め収容部(S1)を移動させるための前記装置(7)は、実質的に鉛直である第一軸(X1)回りに回転する第一要素(9)を備え、前記第一要素(9)には、前記第一軸(X1)回りに回転される前記少なくとも一つの第一閉じ込め収容部(S1)が接続される、
    請求項1又は2に記載の充填ユニット。
  4. 複数の第一閉じ込め収容部(S1)を備え、前記複数の第一閉じ込め収容部(S1)は、前記第一回転要素(9)に放射状に接続されて、前記形成するサブステーション(ST1)および前記転送するサブステーション(ST2)と周期的に係合するように回転される、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の充填ユニット。
  5. 前記形成するサブステーション(ST1)および前記転送するサブステーション(ST2)は、前記第一回転要素(9)の周辺部に配置されており、前記第一閉じ込め収容部(S1)が前記第一軸(X1)回りに回転することにより、周期的に係合する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の充填ユニット。
  6. 前記少なくとも一つの第二閉じ込め収容部(S2)は、平面視で、前記少なくとも一つの第一閉じ込め収容部(S1)の平面視より大きいものであり、前記一回の分量(33)の製品が、前記少なくとも一つの第二閉じ込め収容部(S2)を完全には満たさないものである、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の充填ユニット。
  7. 前記少なくとも一つの第二閉じ込め収容部(S2)を移動させるための更なる装置(8)は、実質的に鉛直である第二軸(X2)回りに回転する第二要素(10)を備え、前記第二要素(10)には、前記第二軸(X2)回りに回転される前記少なくとも一つの第二閉じ込め収容部(S2)が接続される、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の充填ユニット。
  8. 複数の第二閉じ込め収容部(S2)を備え、前記複数の第二閉じ込め収容部(S2)は、前記第二回転要素(10)に放射状に接続されて、前記転送するサブステーション(ST2)および前記放出するサブステーション(ST3)と周期的に係合するように回転される、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の充填ユニット。
  9. 前記第二閉じ込め収容部(S2)は、前記第二回転要素(10)に接続され、前記第二回転要素(10)に対して少なくとも径方向に移動可能である、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の充填ユニット。
  10. 前記一回の分量(33)を圧縮するサブステーション(ST4)をさらに備え、前記圧縮するサブステーション(ST4)は、前記少なくとも一つの第一閉じ込め収容部(S1)の前記第二移動経路(P1)に沿って、前記形成するサブステーション(ST1)と前記転送するサブステーション(ST2)との間に配置され、前記少なくとも一つの第一閉じ込め収容部(S1)の内側の前記一回の分量(33)を圧縮するように構成される圧縮手段(11)を有する、
    請求項1から9のいずれか1項に記載の充填ユニット。
  11. 少なくとも一つの押圧要素(26)をさらに備え、前記押圧要素(26)は、前記放出するサブステーション(ST3)において、前記少なくとも一つの第二閉じ込め収容部(S2)から対応する容器要素(2)へと前記一回の分量(33)を押圧するように、上部から下方に向かって移動可能である、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の充填ユニット。
  12. 各押圧要素(26)は対応する第二閉じ込め収容部(S2)と関連付けられており、各押圧要素(26)が、対応する第二閉じ込め収容部(S2)と一体的に更なる移動装置(8)によって移動される、
    請求項1から11のいずれか1項に記載の充填ユニット。
  13. 少なくとも一つの第一閉じ込め収容部(S1)は、空洞(18)の側壁および底壁(F)によって形成されており、前記充填ユニットは、それぞれの第一閉じ込め収容部(S1)ごとに、
    少なくとも一つの第一閉じ込め収容部(S1)の底壁(F)を形成する下部位置と、前記空洞(18)の上部を閉じる上部位置との間を移動可能なピストン(13)と、
    前記下部位置と前記上部位置との間で前記ピストン(13)を移動させるための、前記ピストン(13)を移動させる手段(14)と、
    を備える、請求項1から12のいずれか1項に記載の充填ユニット。
  14. 前記ピストン(13)を移動させる手段(14)は、前記ピストン(13)を圧縮位置に配置するように設計され、一回の分量(33)の製品を圧縮するものであり、前記圧縮位置は、圧縮領域(R4)における、前記下部位置と前記上部位置との中間である、
    請求項1から13のいずれか1項に記載の充填ユニット。
  15. 制御・駆動ユニット(15)を備え、前記制御・駆動ユニット(15)は、前記ピストン(13)を移動させる手段(14)に接続されるとともに、前記転送するサブステーション(ST2)において、前記ピストン(13)を前記下部位置から前記上部位置に移動させるように構成され、前記一回の分量(33)を、前記少なくとも一つの第一閉じ込め収容部(S1)から前記少なくとも一つの第二閉じ込め収容部(S2)に転送する、
    請求項1から14のいずれか1項に記載の充填ユニット。
  16. 抽出または注入飲料用の使い捨てカプセル(3)を包装するように設計される包装機(100)であって、請求項1から15のいずれか1項に記載の充填ユニット(1)と、
    使い捨てカプセル(3)の容器要素(2)を、前記充填ユニット(1)の移送ライン(4)の対応する支持収容部(5)に送出するステーション(SA)と、
    前記容器要素(2)を蓋(34)で閉じるステーション(SC)と、
    前記移送ライン(4)の前記支持収容部(5)から前記カプセル(3)を取り出す送出ステーション(SU)と、
    を備える包装機。
  17. 抽出または注入飲料用の使い捨てカプセル(3)の容器要素(2)に一回の分量(33)の製品を充填する方法において、前記方法は次の工程を備えており、
    第一移動経路(P)に沿って容器要素(2)を移送ライン(4)を移動させる工程と、
    前記一回の分量(33)を形成する領域(R1)において、第二移動経路(P1)に沿って移動可能な第一閉じ込め収容部(S1)に、一回の分量(33)の製品を放出する工程と、
    前記第一閉じ込め収容部(S1)を、前記形成する領域(R1)から転送する領域(R2)に移動させる工程と、
    前記転送する領域(R2)において、前記一回の分量(33)の製品を、前記第一閉じ込め収容部(S1)から第二閉じ込め収容部(S2)に転送する工程と、
    前記第二閉じ込め収容部(S2)を、前記転送する領域(R2)から放出する領域(R3)に第三移動経路(P2)に沿って移動させ、前記放出する領域(R3)において前記移送ライン(4)と平行に移動させる工程と、
    前記放出する領域(R3)において、前記一回の分量(33)の製品を、前記第二閉じ込め収容部(S2)から容器要素(2)に転送する工程であって、前記容器要素(2)は、前記第一移動経路(P)に沿って進行方向に移動し、前記放出する領域(R3)に位置するものである、転送する工程と、
    を含む方法。
  18. 第一移動経路(P)に沿って一連の容器要素(2)を移動させる前記工程は、前記容器要素(2)を、水平面内にある閉ループである第一移動経路(P)に沿って移動させる工程を含む、
    請求項17に記載の方法。
  19. 前記第一閉じ込め収容部(S1)を、前記形成する領域(R1)から転送する領域(R2)に移動させる工程は、実質的に鉛直である第一軸(X1)回りの、前記第一閉じ込め収容部(S1)の回転を含む、
    請求項17又は18に記載の方法。
  20. 前記第二閉じ込め収容部(S2)を前記転送する領域(R2)から前記放出する領域(R3)に移動させる前記工程は、実質的に鉛直である第二軸(X2)回りの、前記第二閉じ込め収容部(S2)の回転を含む、
    請求項17から19のいずれか1項に記載の方法。
  21. 前記一回の分量(33)の製品を前記第一閉じ込め収容部(S1)から前記第二閉じ込め収容部(S2)に転送する前記工程において、前記第二閉じ込め収容部(S2)および前記第一閉じ込め収容部(S1)は重畳されて、異なる高さに配置されており、前記一回の分量(33)の製品を前記第一閉じ込め収容部(S1)から前記第二閉じ込め収容部(S2)に転送する前記工程は、前記一回の分量(33)を前記第一閉じ込め収容部(S1)から前記第二閉じ込め収容部(S2)に上方に押し出す工程を含む、
    請求項17から20のいずれか1項に記載の方法。
  22. 前記第一閉じ込め収容部(S1)を前記形成する領域(R1)から前記転送する領域(R2)に移動させる前記工程の間、前記一回の分量(33)を前記第一閉じ込め収容部(S1)の内側で圧縮する工程を含む、
    請求項17から21のいずれか1項に記載の方法。
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